JP4481393B2 - カバーシース式側視型内視鏡 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、側視型内視鏡をカバーシースで覆った状態で体腔内に挿入されるカバーシース式側視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、細長の挿入部を体腔内に挿入することにより、体腔内臓器などを観察したり、必要に応じて処置具チャンネル内に挿通した処置具を用いて各種治療処置の行える医療用の内視鏡が広く利用されている。また、工業分野においても、ボイラ,タービン,エンジン,化学プラントなどの内部の傷や腐蝕などを観察したり検査することのできる工業用内視鏡が広く利用されている。
【0003】
これら内視鏡には光学像を接眼部まで伝送して観察するファイバースコープや撮像手段として固体撮像装置を内視鏡先端部に配設した電子内視鏡がある。また、これら電子内視鏡やファイバースコープには観察光学系及び照明光学系を先端部の先端面に配置した直視型の内視鏡や、観察光学系及び照明光学系を先端部の側面に配置した側視(又は斜視)型の内視鏡がある。
【0004】
近年、症例に一度使用した内視鏡を再度使用する場合、この内視鏡による感染症などを防止するため、内視鏡の洗浄消毒や滅菌処理を行っていた。しかし、一度使用した内視鏡を確実に洗浄、滅菌するには相当の時間がかかるので、内視鏡の使用効率が低下するという問題があった。
【0005】
そこで、内視鏡の使用効率を高くするため、内視鏡自体をカバー(保護チューブ、カバーシースとも言う)で覆い、このカバで覆った状態の内視鏡を検査や処置に用い、検査・処置終了後はカバーを捨てることによって、内視鏡自体を清潔に保つようにしたカバー方式の内視鏡が提案されている。
【0006】
このカバー方式の内視鏡の1例として、例えば特開平3−264036号公報には照明光が保護チューブの内面と外面との間を反射して観察用窓に入射するのを防止し、そのような反射光によるハレーションを解消することを可能にする内視鏡保護装置が示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、保護チューブを内視鏡に被覆するカバー方式の内視鏡では保護チューブを内視鏡に装着する作業が面倒であり、保護チューブと内視鏡本体との間に気泡が入り、光学性能を損なうという問題があった。
【0008】
また、図7に示すように内視鏡101を保護チューブ102内に遊嵌した状態で挿入配置させるカバー方式の内視鏡100では、内視鏡101に設けられているプリズム103及び照明レンズ104と保護チューブ102に設けられている光学窓105との間に隙間106が形成され、前記照明レンズ104から出射された照明光が光学窓105の内側表面等に反射して、前記プリズム103に入射することによって、フレアーやゴーストを発生させる要因になっていた。
【0009】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、装着が容易で、良好な観察を行えるカバーシース式側視型内視鏡を提供することを目的にしている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のカバーシース式側視型内視鏡は、観察窓及び照明窓が隣接して先端部側面に配置された挿入部と、前記挿入部の基端側に設けられた前記挿入部よりも径の太い把持部とを含む側視型内視鏡と、この側視型内視鏡の挿入部を被覆する先端が閉塞して先端部側面に前記観察窓及び前記照明窓に対向する光学窓部を設けたカバーシースと、前記カバーシースの長手方向先端側へ前記側視型内視鏡を付勢する付勢手段と、前記側視型内視鏡の先端部側面に設けた前記観察窓及び前記照明窓を、前記カバーシースの先端部側面に設けた前記光学窓部に密接させる密接手段と、を少なくとも備えるカバーシース式側視型内視鏡において、前記付勢手段は、前記把持部の外周面に形成された押圧される面を、前記挿入部の長手方向先端側へ押圧することにより、前記側視型内視鏡を前記カバーシースの長手方向先端側へ付勢することを特徴とする。
【0012】
この構成によれば、カバーシースに挿通配置された側視型内視鏡に設けられている観察窓及び照明窓が、保護チューブに設けられている光学窓部に密接してフレアーやゴーストの発生が防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1ないし図4は本発明の第1実施形態に係り、図1はカバーシース式側視型内視鏡の構成を示す図、図2は側視型内視鏡、カバーシース及び移動設置手段を説明する図、図3は側視型内視鏡の把持部、カバーシースの把持部カバー部及び付勢手段を説明する図、図4は本実施形態のカバーシース式側視型内視鏡の作用状態を示す図である。なお、図2(a)は側視型内視鏡の挿入部先端部の構成を説明する図、図2(b)はカバーシースの先端部の構成を説明する図である。
【0014】
図1に示すように本実施形態のカバーシース式側視型内視鏡1は、後述する観察光学系及び照明光学系を備えた側視型内視鏡2と、この側視型内視鏡2を被覆する先端が閉塞したカバーシース3とで主に構成されている。
【0015】
前記側視型内視鏡2は、体腔内に挿入される細長で金属パイプ等、硬性なパイプで形成された挿入部21と、この挿入部21の基端部に設けられ術者が把持する把持部22と、この把持部22の基端から延出する可撓性を有するケーブル23とで主に構成されている。
【0016】
前記カバーシース3は、前記挿入部21を被覆するシース本体31と、このシース本体31の基端側に位置して前記把持部22を被覆する把持部カバー部32と、この把持部カバー部32の基端側に設けられ前記ケーブル23を被覆する例えば管状のビニールからなる伸縮自在なベローズ状の被覆チューブ33とで主に構成されている。
【0017】
図2(a)に示すように側視型内視鏡2を構成する挿入部21内には観察光学系を構成する観察像を伝送するイメージガイドファイバ24及び照明光学系を構成する照明光を伝送するライトガイドファイバ25が挿通配置されており、これらファイバ24,25は前記挿入部21,前記把持部22内を挿通して前記ケーブル23内に導かれている。
【0018】
前記ケーブル23は、図示しない基端側でイメージガイドファイバ24を内挿した観察用ケーブルと、ライトガイドファイバ25を内挿した照明用ケーブルとに分岐し、照明用ケーブルは光源装置に、観察用ケーブルはTVカメラにそれぞれ接続されるようになっている。
【0019】
前記挿入部21内に配置されたイメージガイドファイバ24の先端面には複数の光学レンズを配置して構成した対物レンズ26と、この対物レンズ26の先端面に位置して視野方向を90度変換させる観察窓となるプリズム27とが配置されて観察光学系を構成している。
【0020】
前記プリズム27は、一面を挿入部21の先端部側面21aに配置しており、この一面から入射した観察部位からのイメージ光を90度変換させて前記対物レンズ26を介してイメージガイドファイバ24に伝達している。
【0021】
前記プリズム27に隣接する先端部側面21aには照明光学系の照明窓を構成する照明レンズ28が配置されており、この照明レンズ28に前記ライトガイドファイバ25の先端面が臨まれている。
そして、前記挿入部21の先端部に、所定の角度に傾斜させて形成した密接手段の移動設置手段を構成する傾斜面21bを設けている。
【0022】
図2(b)に示すように前記挿入部21が挿通配置される前記シース本体31の先端部側面31aには前記照明レンズ28から出射される照明光及び前記プリズム27に入射する観細部位からのイメージ光を透過する光学窓部であるレンズカバー34が例えば接着剤によって固定されている。このレンズカバー34は、前記挿入部21の先端部側面21aに配置した照明レンズ28及びプリズム27の一面に対向する位置に配置されている。
【0023】
そして、前記シース本体31の先端部内周面31bには、前記側視型内視鏡2に設けた傾斜面21bが当接し、前記傾斜面21bの傾斜角度と同じ角度に傾斜して形成された傾斜面を密接手段の移動設置手段として構成したスライド面31cが設けられている。
【0024】
なお、前記側視型内視鏡2の挿入部先端には、前記挿入部21を前記シース本体31内に挿入配置する際、前記レンズカバー34の内側表面に傷を付けることを防止するため面取り部29が形成されている。
【0025】
図3に示すように前記把持部カバー部32には前記挿入部21が挿通する挿入部用孔32aと、前記把持部32が挿通配置される把持部配置孔32bが形成されている。そして、この把持部配置孔32bには前記側視型内視鏡2の把持部22を付勢して前記挿入部21を長手方向先端側に移動させる付勢手段を兼ねる接続部40が設けられている。
【0026】
前記接続部40は、前記把持部カバー部32の基端部に設けた、前記把持部配置孔32bの中心軸に対して放射状に形成した複数の付勢部材配置穴41と、この付勢部材配置穴41の中に配置される付勢用のコイルバネ42と、このコイルバネ42によって把持部配置孔32bの内周面から突出する方向に付勢される玉部材43とで構成されている。
【0027】
一方、前記把持部22の基端部には前記玉部材43が係入配置される接続部40を構成する周溝44が形成されている。この周溝44の挿入部用孔32a側には前記玉部材43が当接して前記付勢手段を構成する斜面45が設けられている。
【0028】
このため、前記コイルバネ42で付勢される玉部材43の付勢力に抗して前記把持部22を前記把持部カバー部32の把持部配置孔32bに挿通させていくと、前記玉部材43がこの把持部22に形成されている周溝44に係入配置されて側視型内視鏡2の把持部22とカバーシース3の把持部カバー部32とが一体的な構成になるとともに、このことき前記コイルバネ42によって付勢されている玉部材43が斜面45に当接して、前記コイルバネ42の付勢力によって把持部22を常時、先端方向に付勢する。
【0029】
このことによって、側視型内視鏡2の挿入部21が長手方向先端側に移動するように付勢された状態になる。
なお、前記斜面45の傾斜角度は、前記側視型内視鏡2の挿入部21を先端方向へ付勢する作用と、把持部22と把持部カバー部32とを一体な装着状態に最適な角度に形成されている。また、図に示すように前記被覆チューブ33の一端部は、前記把持部カバー部32の基端面から凸出した接続口32cに、例えば外嵌配置された状態で接着固定されている。
【0030】
上述のように構成したカバーシース式側視型内視鏡1の作用を説明する。
まず、側視型内視鏡2にカバーシース3を被覆するため、側視型内視鏡2の挿入部21をカバーシース3の被覆チューブ33,把持部カバー部32を介してシース本体31内に挿通していく。すると、前記把持部カバー部32内に側視型内視鏡2の把持部22が挿通される。
【0031】
次に、前記把持部22が把持部カバー部32内を挿通されていくと、前記把持部カバー部32に設けられている玉部材43が把持部22に形成されている周溝44に係入する。このことによって、側視型内視鏡2の把持部22とカバーシース3の把持部カバー部32とが一体的になる。そして、前記玉部材43が斜面45に当接していることにより、前記コイルバネ42の付勢力が玉部材43を介して斜面45に伝達されて把持部22を付勢して挿入部21を先端方向に移動させるように負荷を与える。
【0032】
すると、図4に示すように側視型内視鏡2の傾斜面21bがカバーシース3のスライド面31cに沿って、側視型内視鏡2の挿入部21が矢印Aに示すように長手方向先端側及びレンズカバー34側に移動して、前記側視型内視鏡2の先端部側面21aに配設されている照明レンズ28及びプリズム27と前記カバーシース3の先端部側面31aに設けられているレンズカバー34とが密接した状態になる。
【0033】
その後、前記被覆チューブ33を引き伸ばしてケーブル23全体を覆うことによって、カバーシース3の側視型内視鏡2への装着作業が完了する。
【0034】
このように、把持部カバー部に形成した付勢部材配置穴にコイルバネと玉部材を配置し、この玉部材を把持部に設けた斜面を備えた周溝に係入配置させ、コイルバネの付勢力を玉部材を介して斜面に伝達して把持部を付勢して挿入部を先端方向に移動させるとともに、側視型内視鏡の挿入部先端部に傾斜面を設ける一方、カバーシースのカバー本体先端部に挿入部先端部の傾斜面がスライド移動するスライド面を設けたことによって、側視型内視鏡の挿入部が長手方向先端側に移動して、挿入部の先端部側面に配設されている照明レンズ及びプリズムとカバーシースの先端部側面に設けられているレンズカバーとが密接してフレアーやゴーストの発生を防止して良好な観察像を得ることかできる。
【0035】
このことにより、側視型内視鏡の挿入部全体をカバーシースのシース本体内周面に密着させることなく、側視型内視鏡の先端部側面の照明レンズ及びプリズムとカバーシースの先端部側面のとをレンズカバーとが容易に密接されるので、装着作業性が大幅に向上する。
【0036】
図5は本発明の第2実施形態に係るカバーシース式側視型内視鏡の他の構成を説明する図である。
【0037】
図に示すように本実施形態においてはシース本体31の先端部内周面31bに、このシース本体31内に挿通配置される側視型内視鏡2の挿入部21を押圧して、先端部側面21aに配置された照明レンズ28及びプリズム27を前記レンズカバー34に密接させる密接手段として板状弾性部材35を配置している。その他の構成及び作用は前記第1実施形態と同様であり、同部材には同符合を付して説明を省略する。
【0038】
このように、シース本体内の先端部内周面に、側視型内視鏡の挿入部をレンズカバーに付勢する板状弾性部材を配置したことによって、シース本体内に側視型内視鏡の挿入部を挿通させることによって、側視型内視鏡の先端部側面に配置されている照明レンズ及びプリズムがカバーシースの先端部側面に設けられているレンズカバーに密接してフレアーやゴーストの発生を防止して良好な観察像を得ることかできる。
【0039】
ところで、内視鏡を保管するとき、内視鏡の挿入部が座屈することを防止する目的で、この挿入部を内視鏡保護シースで覆っていた。しかし、この内視鏡保護シースは、一般的に硬性な部材で形成されていたため、この内視鏡保護シースを保管するためにその長さ分だけの保管スペースを必要としていた。このスペースの問題を考慮して内視鏡保護シースを軟性な部材で形成したものがあるが、この内視鏡保護シースを軟性部材で形成したことにより、内視鏡の挿入部基端部にあたる折れ止め部近傍で十分な座屈防止効果を得ることができないという問題が発生していた。このため、保管スペースを大きくとる必要がなく、座屈防止効果を十分に得られる内視鏡保護シースが望まれていた。
【0040】
図6を参照して内視鏡保護シースの構成を説明する。
図に示すように本実施形態の内視鏡保護シース70は、内視鏡80の把持部81近傍に設けられた折れ止め部材82に外嵌する取付け部71aを基端側に設けた硬性部材で形成した硬性保護シース部71と、軟性部材で形成した軟性保護シース部72とで構成されている。
【0041】
このため、保管時には軟性保護シース部72を曲げた状態にして保管することができ保管スペースを小さくすることが可能になる。また、折れ止め部材82側は硬性部材で形成されているので十分な座屈防止効果を得られる。
【0042】
なお、前記硬性保護シース部71と前記軟性保護シース部72との連結部である硬度変化点における座屈を防止するため、前記軟性保護シース部72の硬性保護シース部71側端部の硬度を基端側から先端側に向かって硬状態から軟状態に変化させる構成にしてもよい。
【0043】
尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
【0044】
[付記]
以上詳述したような本発明の上記実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができる。
【0045】
(1)観察窓及び照明窓を挿入部の先端部側面に隣接させて配置した側視型内視鏡と、この側視型内視鏡の挿入部を被覆する先端が閉塞して先端部側面に前記観察窓及び照明窓に対向する光学窓部を設けたカバーシースとを少なくとも備えるカバーシース式側視鏡において、
前記側視型内視鏡の先端部側面に設けた観察窓及び照明窓を、前記カバーシースの先端部側面に設けた光学窓部に密接させる密接手段を設けたことを特徴とするカバーシース式側視型内視鏡。
【0046】
(2)前記密接手段は、
前記カバーシース内に配置される側視型内視鏡の挿入部を長手方向先端側に移動させるように付勢する付勢手段と、
この付勢手段によって、長手方向先端側に押圧された挿入部の観察窓及び照明窓が配置された先端部側面を、前記カバーシースの先端部側面に配置された光学窓部方向に移動させる移動設置手段と、
を具備する付記1記載のカバーシース式側視型内視鏡。
【0047】
(3)前記付勢手段を、前記側視型内視鏡の把持部に形成した斜面を備えた溝部と、前記カバーシースの把持部カバー部の内周面に形成した球部材とスプリングとで構成した押圧機構とで構成した付記2記載のカバーシース式側視型内視鏡。
【0048】
(4)前記移動設置手段を、前記側視型内視鏡の挿入部に形成した所定の傾斜角で形成された傾斜面と、前記カバーシースの内周面に形成した前記傾斜面の傾斜角と傾斜角度が一致するスライド面とで構成した付記2記載のカバーシース式側視型内視鏡。
【0049】
(5)前記密接手段は、前記カバーシースの内周面に配置した板状弾性部材である付記1記載のカバーシース式側視型内視鏡。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、装着が容易で、良好な観察を行えるカバーシース式側視型内視鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図4は本発明の第1実施形態に係り、図1はカバーシース式側視型内視鏡の構成を示す図
【図2】側視型内視鏡、カバーシース及び移動設置手段を説明する図
【図3】側視型内視鏡の把持部、カバーシースの把持部カバー部及び付勢手段を説明する図
【図4】本実施形態のカバーシース式側視型内視鏡の作用状態を示す図
【図5】本発明の第2実施形態に係るカバーシース式側視型内視鏡の他の構成を説明する図
【図6】内視鏡保護シースの構成を説明する図
【図7】カバーシース式側視型内視鏡の従来の概略構成を説明する図
【符号の説明】
21…挿入部
21b…傾斜面
22…把持部
27…プリズム
28…照明レンズ
31…シース本体
31b…先端部内周面
31c…スライド面
32…把持部カバー部
34…レンズカバー
40…接続部
41…付勢部材配置穴
42…コイルバネ
43…玉部材
44…周溝
45…斜面

Claims (4)

  1. 観察窓及び照明窓が隣接して先端部側面に配置された挿入部と、前記挿入部の基端側に設けられた前記挿入部よりも径の太い把持部とを含む側視型内視鏡と、
    この側視型内視鏡の挿入部を被覆する先端が閉塞して先端部側面に前記観察窓及び前記照明窓に対向する光学窓部を設けたカバーシースと、
    前記カバーシースの長手方向先端側へ前記側視型内視鏡を付勢する付勢手段と、
    前記側視型内視鏡の先端部側面に設けた前記観察窓及び前記照明窓を、前記カバーシースの先端部側面に設けた前記光学窓部に密接させる密接手段と、
    を少なくとも備えるカバーシース式側視型内視鏡において、
    前記付勢手段は、前記把持部の外周面に形成された押圧される面を、前記挿入部の長手方向先端側へ押圧することにより、前記側視型内視鏡を前記カバーシースの長手方向先端側へ付勢することを特徴とするカバーシース式側視型内視鏡。
  2. 前記押圧される面は、前記把持部の外周面に形成された周溝に設けられた、前記把持部の長手方向から所定の角度傾斜する斜面であり、
    前記付勢手段は、
    前記カバーシースにおける前記把持部を被覆する部位に対して、該把持部カバーの把持部配置孔に連通するよう、該把持部配置孔から前記把持部の径方向外側に向かって形成された有底の付勢部材配置穴と、
    前記付勢部材配置穴に配置された付勢部材と、
    前記付勢部材配置穴に配置された、前記付勢部材によって前記把持部配置孔方向に付勢されて前記周溝に係入され、前記斜面を押圧することにより前記側視型内視鏡を前記カバーシースの長手方向先端側へ付勢する玉部材と、
    を具備していることを特徴とする請求項1記載のカバーシース式側視型内視鏡。
  3. 前記密接手段は、
    前記側視型内視鏡先端に形成された第1の傾斜面と、
    前記カバーシース先端において、前記カバーシースが前記側視型内視鏡に被覆された際、前記第1の傾斜面が当接する位置に形成された第2の傾斜面と、
    から構成されており、
    前記第1の斜面及び前記第2の斜面は、前記玉部材によって前記側視型内視鏡長手方向先端側へ移動された際、前記第1の傾斜面に沿って該第1の傾斜面に当接した状態で前記第2の傾斜面が移動することよって、前記カバーシース先端において前記側視型内視鏡を前記カバーシースの側面方向へ移動させることにより、前記側視型内視鏡の観察窓及び照明窓を前記カバーシースの光学窓部に密接させることを特徴とする請求項に記載のカバーシース式側視型内視鏡。
  4. 前記密接手段は、前記カバーシース先端に形成された、前記カバーシースが前記側視型内視鏡に被覆された際、前記側視型内視鏡を押圧して前記カバーシースの側面方向へ移動させる弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載のカバーシース式側視型内視鏡。
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