JPH0751199B2 - シャツ折りたたみ機 - Google Patents
シャツ折りたたみ機Info
- Publication number
- JPH0751199B2 JPH0751199B2 JP23311091A JP23311091A JPH0751199B2 JP H0751199 B2 JPH0751199 B2 JP H0751199B2 JP 23311091 A JP23311091 A JP 23311091A JP 23311091 A JP23311091 A JP 23311091A JP H0751199 B2 JPH0751199 B2 JP H0751199B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shirt
- pedestal
- folding
- fixed
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シャツの折りたたみ
機に関する。
機に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】クリーニングされたワイシ
ャツ等を定形の幅に折りたたむ折りたたみ機として、従
来、図14に示すように、シャツの折りたたみ幅で形成
した2つの受台31と32の両側に、それぞれ各受台3
1、32の下方にスライドする複数の折り板A、B、
C、D、Eと折り板F、Gを設け、その受台31、32
の上面にセットしたシャツの上半身を、折り板A〜Eに
よって、シャツの下半身を、折り板F、Gによって各受
台の裏側に折り返すようにしたものがある。
ャツ等を定形の幅に折りたたむ折りたたみ機として、従
来、図14に示すように、シャツの折りたたみ幅で形成
した2つの受台31と32の両側に、それぞれ各受台3
1、32の下方にスライドする複数の折り板A、B、
C、D、Eと折り板F、Gを設け、その受台31、32
の上面にセットしたシャツの上半身を、折り板A〜Eに
よって、シャツの下半身を、折り板F、Gによって各受
台の裏側に折り返すようにしたものがある。
【0003】ところで、従来の折りたたみ機では、受台
31、32の両側辺を平行に形成すると共に、各折り板
A〜Gの側辺をそれぞれ平行に形成しており、シャツを
受台31、32の両側辺に沿って折り返した場合、シャ
ツの上半身と下半身は常に同じ幅寸法で折りたたまれる
ことになる。ところが、このようにシャツの上下の半身
を同じ幅で折りたたむと、シャツの搬送中に加わる振動
等によって折りたたんだシャツが上下に多少でもずれた
場合、シャツの下半身が上半身からはみ出た状態にな
り、型崩れする問題がある。
31、32の両側辺を平行に形成すると共に、各折り板
A〜Gの側辺をそれぞれ平行に形成しており、シャツを
受台31、32の両側辺に沿って折り返した場合、シャ
ツの上半身と下半身は常に同じ幅寸法で折りたたまれる
ことになる。ところが、このようにシャツの上下の半身
を同じ幅で折りたたむと、シャツの搬送中に加わる振動
等によって折りたたんだシャツが上下に多少でもずれた
場合、シャツの下半身が上半身からはみ出た状態にな
り、型崩れする問題がある。
【0004】上記のようなシャツのずれは、図15に示
すように、シャツの上半身S1 に比べて、予め下半身S
2 の幅を小さく折りたたむことによって対応できるが、
このような折りたたみ方法は、従来の自動化された折り
たたみ機ではできず、作業者の判断と手作業にたよる必
要があった。しかし、このような手作業は、作業者の手
間を多くし、作業能率を大きく低下させる不具合があ
る。
すように、シャツの上半身S1 に比べて、予め下半身S
2 の幅を小さく折りたたむことによって対応できるが、
このような折りたたみ方法は、従来の自動化された折り
たたみ機ではできず、作業者の判断と手作業にたよる必
要があった。しかし、このような手作業は、作業者の手
間を多くし、作業能率を大きく低下させる不具合があ
る。
【0005】そこで、この発明は、手作業によらずに機
械的な作動により、シャツの下半身の折りたたみ幅を上
半身よりも確実に小さくできるシャツ折りたたみ機を提
供することを目的としている。
械的な作動により、シャツの下半身の折りたたみ幅を上
半身よりも確実に小さくできるシャツ折りたたみ機を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、並列配置した2つのシャツ受台の両側
に、それぞれ各受台の下方へスライドする折り板を設
け、その受台の一方を、折り板のスライド方向に伸縮可
能としたものである。
め、この発明は、並列配置した2つのシャツ受台の両側
に、それぞれ各受台の下方へスライドする折り板を設
け、その受台の一方を、折り板のスライド方向に伸縮可
能としたものである。
【0007】なお、上記の受板を伸縮させる構造は、受
板を、折り板のスライド方向に分割し、その各分割片を
上記スライド方向に伸縮する駆動機により連結して構成
することができる。
板を、折り板のスライド方向に分割し、その各分割片を
上記スライド方向に伸縮する駆動機により連結して構成
することができる。
【0008】
【作用】上記の構成においては、伸縮可能な受台にシャ
ツの下半身をセットし、その受台の幅をシャツの上半身
をセットした受台よりも縮めた状態で、折り板によりシ
ャツを折りたたむ。これにより、シャツは各受台の大き
さに沿って折り返されるため、シャツの下半身は上半身
より小さい幅寸法で折りたたまれる。
ツの下半身をセットし、その受台の幅をシャツの上半身
をセットした受台よりも縮めた状態で、折り板によりシ
ャツを折りたたむ。これにより、シャツは各受台の大き
さに沿って折り返されるため、シャツの下半身は上半身
より小さい幅寸法で折りたたまれる。
【0009】
【実施例】図1乃至図9は実施例のシャツ折りたたみ機
を示す。シャツをセットするための受台は、外被フレー
ム1に固定される固定受台2と、可動受台3とから成
り、可動受台3は、基台4に対して昇降自在に設けた昇
降フレーム5の案内棒6に連結されている。
を示す。シャツをセットするための受台は、外被フレー
ム1に固定される固定受台2と、可動受台3とから成
り、可動受台3は、基台4に対して昇降自在に設けた昇
降フレーム5の案内棒6に連結されている。
【0010】この固定受台2と可動受台3は、幅寸法が
シャツの定形の折りたたみ幅で形成され、両台2、3を
図1に示すように配置した状態で、可動受台3の上面に
シャツSの上半身が、固定受台2の上面にシャツの下半
身がセットされるようになっている。
シャツの定形の折りたたみ幅で形成され、両台2、3を
図1に示すように配置した状態で、可動受台3の上面に
シャツSの上半身が、固定受台2の上面にシャツの下半
身がセットされるようになっている。
【0011】可動受台3と固定受台2の両側には、それ
ぞれ各受台の下方に位置させて5個の折り板A,B,
C,D,Eと、2個の折り板F,Gとが配置されてい
る。この各折り板A〜Gは、各受台2、3の上方に設け
たガイド軸7、8と駆動シリンダ9、10に連結され、
そのガイド軸7、8の案内と駆動シリンダ9、10の作
動により、各受台2、3より離れた位置から受台2、3
の下方に重なり合う位置までスライドするように設定さ
れている。
ぞれ各受台の下方に位置させて5個の折り板A,B,
C,D,Eと、2個の折り板F,Gとが配置されてい
る。この各折り板A〜Gは、各受台2、3の上方に設け
たガイド軸7、8と駆動シリンダ9、10に連結され、
そのガイド軸7、8の案内と駆動シリンダ9、10の作
動により、各受台2、3より離れた位置から受台2、3
の下方に重なり合う位置までスライドするように設定さ
れている。
【0012】また、上記のガイド軸と駆動シリンダのう
ち、折り板F,Gのガイド軸8と駆動シリンダ10は、
外被フレーム1に固定されるが、折り板A〜Eのガイド
軸7と駆動シリンダ9は、可動受台3と共に、昇降フレ
ーム5の案内軸6に取付けた摺動部材11に連結されて
おり、折り板A〜Eと可動受台3が、固定受台2に対し
て一体で昇降するようになっている。
ち、折り板F,Gのガイド軸8と駆動シリンダ10は、
外被フレーム1に固定されるが、折り板A〜Eのガイド
軸7と駆動シリンダ9は、可動受台3と共に、昇降フレ
ーム5の案内軸6に取付けた摺動部材11に連結されて
おり、折り板A〜Eと可動受台3が、固定受台2に対し
て一体で昇降するようになっている。
【0013】上記固定受台2は、図6及び図7に示すよ
うに、幅方向、すなわち折り板F、Gがスライドする方
向に2分割され、その各分割片12、13の間に、シャ
ツの背面に装着される型紙Rの衿部Tが嵌合する溝14
が形成されている。この固定受台2の各分割片12、1
3は、前側に連成したプレート12a、13aにリニア
ブッシュ15が取付けられ、そのリニアブッシュ15
が、外被フレーム1に軸受板16を介してかけ渡したガ
イド軸17、17に移動可能に取付けられている。
うに、幅方向、すなわち折り板F、Gがスライドする方
向に2分割され、その各分割片12、13の間に、シャ
ツの背面に装着される型紙Rの衿部Tが嵌合する溝14
が形成されている。この固定受台2の各分割片12、1
3は、前側に連成したプレート12a、13aにリニア
ブッシュ15が取付けられ、そのリニアブッシュ15
が、外被フレーム1に軸受板16を介してかけ渡したガ
イド軸17、17に移動可能に取付けられている。
【0014】また、一方の分割片12の前側プレート1
2aには、受台伸縮用のシリンダ18が取付けられ、そ
のシリンダ18のピストン杆が他方の分割片13の前側
プレート13aに連結されており、このシリンダ18が
伸縮すると、両分割片12、13がガイド軸17、17
に沿ってスライドし、固定受台2の全体の幅寸法を伸縮
させるようになっている。
2aには、受台伸縮用のシリンダ18が取付けられ、そ
のシリンダ18のピストン杆が他方の分割片13の前側
プレート13aに連結されており、このシリンダ18が
伸縮すると、両分割片12、13がガイド軸17、17
に沿ってスライドし、固定受台2の全体の幅寸法を伸縮
させるようになっている。
【0015】また、軸受板16には、各分割片12、1
3の上面を覆うシャツセット台19が取付けられてい
る。このシャツセット台19は、幅寸法が各分割片1
2、13が最も接近したとき(すなわち、固定受台2の
幅が最も縮小したとき)の幅寸法に合わせて形成されて
おり、分割片12、13がスライドした際に、シャツが
分割片の移動と共に中央に運ばれて、各分割片12、1
3間のすき間に落ちこむことを防止している。
3の上面を覆うシャツセット台19が取付けられてい
る。このシャツセット台19は、幅寸法が各分割片1
2、13が最も接近したとき(すなわち、固定受台2の
幅が最も縮小したとき)の幅寸法に合わせて形成されて
おり、分割片12、13がスライドした際に、シャツが
分割片の移動と共に中央に運ばれて、各分割片12、1
3間のすき間に落ちこむことを防止している。
【0016】上記折り板A〜E及び折り板F,Gは、図
4及び図5に示すように、各折り板相互間、及び各受台
2、3の下面に対して、折りたたまれるシャツの布地が
挿通可能なすき間をあけて上下方向に交互に配列され、
初期状態で各折り板と受台2、3の両側辺との間に、シ
ャツの両袖部や胴の両側部を垂れ下げるための間隙bが
設けられている。
4及び図5に示すように、各折り板相互間、及び各受台
2、3の下面に対して、折りたたまれるシャツの布地が
挿通可能なすき間をあけて上下方向に交互に配列され、
初期状態で各折り板と受台2、3の両側辺との間に、シ
ャツの両袖部や胴の両側部を垂れ下げるための間隙bが
設けられている。
【0017】上記の構造では、固定受台2と可動受台3
にシャツの両側部を垂れ下げてセットした状態で、各折
り板A〜Gをスライドさせると、シャツの上半身が可動
受台3の下方で、下半身が固定受台2の下方で折りたた
まれるが、この状態から、可動受台3と折り板A〜Eを
昇降フレーム5とともに上昇させると、固定受台2と折
り板F,Gの間のシャツが受台2の長手方向に引抜かれ
る。
にシャツの両側部を垂れ下げてセットした状態で、各折
り板A〜Gをスライドさせると、シャツの上半身が可動
受台3の下方で、下半身が固定受台2の下方で折りたた
まれるが、この状態から、可動受台3と折り板A〜Eを
昇降フレーム5とともに上昇させると、固定受台2と折
り板F,Gの間のシャツが受台2の長手方向に引抜かれ
る。
【0018】一方、各受台2、3の下方には、固定受台
2に型紙Rを供給する型紙供給装置20と、固定受台2
の上面にセットしたシャツを可動受台3の先端まで移動
させるシャツ搬送装置21が設けられている。
2に型紙Rを供給する型紙供給装置20と、固定受台2
の上面にセットしたシャツを可動受台3の先端まで移動
させるシャツ搬送装置21が設けられている。
【0019】上記型紙供給装置20は、図8に示すよう
に、型紙の貯留箱22と、その貯留箱22から取出した
型紙を反転して固定受台2の下面に向き合せる反転機構
23と、固定受台2の下面にセットされた型紙を把持す
る型紙把持具24とから成り、この型紙把持具24は、
シャツ搬送装置21の台座26に取付けられている。
に、型紙の貯留箱22と、その貯留箱22から取出した
型紙を反転して固定受台2の下面に向き合せる反転機構
23と、固定受台2の下面にセットされた型紙を把持す
る型紙把持具24とから成り、この型紙把持具24は、
シャツ搬送装置21の台座26に取付けられている。
【0020】シャツ搬送装置21は、図9に示すよう
に、基台4に設けたレール25上に台座26を移動可能
に取付け、その台座26に、固定受台2上にセットされ
たシャツの肩部を把持するシャツ把持具27を設けて成
っており、台座26がレール25に沿って移動すると、
固定受台2にセットしたシャツSと型紙Rを可動受台3
まで搬送する。
に、基台4に設けたレール25上に台座26を移動可能
に取付け、その台座26に、固定受台2上にセットされ
たシャツの肩部を把持するシャツ把持具27を設けて成
っており、台座26がレール25に沿って移動すると、
固定受台2にセットしたシャツSと型紙Rを可動受台3
まで搬送する。
【0021】また、昇降フレーム5には、可動受台3と
折り板A〜Eが連結する摺動部材11を案内棒6に沿っ
て移動させる前後進用シリンダ28が設けられ、案内棒
6の端部近傍に、案内棒を移動してくる可動受台3から
垂れ下がったシャツの下半身を長さ方向に折り返す縦折
り台29が設けられている。
折り板A〜Eが連結する摺動部材11を案内棒6に沿っ
て移動させる前後進用シリンダ28が設けられ、案内棒
6の端部近傍に、案内棒を移動してくる可動受台3から
垂れ下がったシャツの下半身を長さ方向に折り返す縦折
り台29が設けられている。
【0022】この実施例の折りたたみ機は、上記のよう
な構造であり、次にその作用を説明する。
な構造であり、次にその作用を説明する。
【0023】作用開始前は、シャツと型紙が干渉しない
ように固定受台2の各分割片12、13を離反させ、固
定受台2の幅を、型紙Rの幅寸法まで拡張させておく。
また、昇降フレーム5を若干降下させて、可動受台3が
固定受台2よりわずかに低くなるように設定する。
ように固定受台2の各分割片12、13を離反させ、固
定受台2の幅を、型紙Rの幅寸法まで拡張させておく。
また、昇降フレーム5を若干降下させて、可動受台3が
固定受台2よりわずかに低くなるように設定する。
【0024】折りたたみ作業は、先ず、貯留箱22から
取出した型紙Rを、固定受台2の下面に向き合わせ、次
に、固定受台2の前端側の上面に、シャツのボタン側を
上に向け、両袖と胴部の両側を受台2の両側から垂れ下
げて、シャツSをセットする。
取出した型紙Rを、固定受台2の下面に向き合わせ、次
に、固定受台2の前端側の上面に、シャツのボタン側を
上に向け、両袖と胴部の両側を受台2の両側から垂れ下
げて、シャツSをセットする。
【0025】ついで、上記のようにセットした型紙Rと
シャツSをそれぞれ各把持具24、27で把持し、シャ
ツ搬送装置21により可動受台3の先端部まで移動させ
る。この移動の際、図10に示すように、可動受台3が
固定受台2より低くなっているため、型紙Rが、移動と
共に可動受台3の上面に乗り上り、シャツの背面に向き
合される。
シャツSをそれぞれ各把持具24、27で把持し、シャ
ツ搬送装置21により可動受台3の先端部まで移動させ
る。この移動の際、図10に示すように、可動受台3が
固定受台2より低くなっているため、型紙Rが、移動と
共に可動受台3の上面に乗り上り、シャツの背面に向き
合される。
【0026】次に、昇降フレーム5を上昇して可動受台
3と固定受台2の高さを一致させると共に、固定受台2
の伸縮用シリンダ18を収縮し、両分割片12、13を
接近させて、固定受台2の幅寸法を可動受台3より小さ
くする。その状態で、可動受台3と固定受台2の両側の
折り板A〜EとF、Gを、上側のものから順にスライド
させて、図11に示すように、シャツの垂れ下がった部
分を各受台2、3の下側に折りたたむ。
3と固定受台2の高さを一致させると共に、固定受台2
の伸縮用シリンダ18を収縮し、両分割片12、13を
接近させて、固定受台2の幅寸法を可動受台3より小さ
くする。その状態で、可動受台3と固定受台2の両側の
折り板A〜EとF、Gを、上側のものから順にスライド
させて、図11に示すように、シャツの垂れ下がった部
分を各受台2、3の下側に折りたたむ。
【0027】この場合、固定受台3の幅が可動受台2よ
り小さくなっているため、図12に示すように、シャツ
の下半身は上半身に対して小さい幅で折りたたまれる。
り小さくなっているため、図12に示すように、シャツ
の下半身は上半身に対して小さい幅で折りたたまれる。
【0028】ついで、上記の状態から昇降フレーム5を
上昇させ、図13に示すように可動受台3を引き上げる
と、固定受台2と折り板F、Gの間で折りたたまれたシ
ャツの下半身が、受台2の長手方向に引抜かれる。
上昇させ、図13に示すように可動受台3を引き上げる
と、固定受台2と折り板F、Gの間で折りたたまれたシ
ャツの下半身が、受台2の長手方向に引抜かれる。
【0029】このとき、シャツの下半身は、固定受台2
の両側辺との摩擦によって、図15に示すごとく下半身
S2 が若干先細になったテーパ状態で引抜かれるが、可
動受台3の幅寸法以上にシャツを押拡げようにとする力
は作用しないため、シャツの下半身S2 は上半身S1 よ
りも確実に小さい幅寸法に折りたたまれて引き上げられ
る。
の両側辺との摩擦によって、図15に示すごとく下半身
S2 が若干先細になったテーパ状態で引抜かれるが、可
動受台3の幅寸法以上にシャツを押拡げようにとする力
は作用しないため、シャツの下半身S2 は上半身S1 よ
りも確実に小さい幅寸法に折りたたまれて引き上げられ
る。
【0030】このようにシャツの下半身を完全に引き上
げた後、次に可動受台3を縦折り台29に向かって移動
させることにより、シャツは縦折りされて定形形状に折
りたたまれる。
げた後、次に可動受台3を縦折り台29に向かって移動
させることにより、シャツは縦折りされて定形形状に折
りたたまれる。
【0031】なお、固定受台2を幅方向に伸縮させる構
造は、上述した実施例の構造に限定されるものではな
く、他の任意の構造を採用することができる。
造は、上述した実施例の構造に限定されるものではな
く、他の任意の構造を採用することができる。
【0032】
【効果】以上のように、この発明は、受台の一方を折り
板のスライド方向に伸縮可能としたので、シャツの下半
身を上半身に比べて確実に小さい寸法で折りたたむこと
ができ、搬送中に加わる上下のズレに対してもシャツの
型崩れを防止できる効果がある。
板のスライド方向に伸縮可能としたので、シャツの下半
身を上半身に比べて確実に小さい寸法で折りたたむこと
ができ、搬送中に加わる上下のズレに対してもシャツの
型崩れを防止できる効果がある。
【図1】実施例のシャツの折りたたみ機を示す縦断正面
図
図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】図1の要部を拡大して示す正面図
【図4】図1のIV−IV線に沿った断面図
【図5】図1のV−V線に沿った断面図
【図6】図1のVI−VI線に沿った断面図
【図7】図6のVII −VII 線に沿った断面図
【図8】型紙供給装置とシャツ搬送装置を示す正面図
【図9】図8の側面図
【図10】実施例の作用状態図
【図11】同上の作用状態図
【図12】同上の作用状態図
【図13】同上の作用状態図
【図14】従来例を示す平面図
【図15】シャツの折りたたみ状態を示す正面図
2 固定受台 3 可動受台 5 昇降フレーム 12、13 分割片 17 ガイド軸 18 受台伸縮用シリンダ 20 型紙供給装置 21 シャツ搬送装置 A、B、C、D、E、F、G 折り板 S シャツ R 型紙
Claims (2)
- 【請求項1】 並列配置した2つのシャツ受台の両側
に、それぞれ各受台の下方へスライドする折り板を設
け、上記受台の一方を、折り板のスライド方向に伸縮可
能としたことを特徴とするシャツ折りたたみ機。 - 【請求項2】 上記一方の受板を、折り板のスライド方
向に分割し、その各分割片を上記スライド方向に伸縮す
る駆動機により連結したことを特徴とする請求項1に記
載のシャツ折りたたみ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23311091A JPH0751199B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | シャツ折りたたみ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23311091A JPH0751199B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | シャツ折りたたみ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0568798A JPH0568798A (ja) | 1993-03-23 |
JPH0751199B2 true JPH0751199B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=16949929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23311091A Expired - Lifetime JPH0751199B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | シャツ折りたたみ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751199B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102659873B1 (ko) * | 2019-07-04 | 2024-04-24 | 엘지전자 주식회사 | 의류 폴딩 로봇 |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP23311091A patent/JPH0751199B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0568798A (ja) | 1993-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107829222B (zh) | 一种自动抓料装置及具有其的缝纫设备 | |
JPH0751199B2 (ja) | シャツ折りたたみ機 | |
ATE143843T1 (de) | Arbeitstisch für werkzeugmaschinen | |
JPH0751200B2 (ja) | シャツ折りたたみ機 | |
US3840064A (en) | Core and mold transfer device | |
JP5519227B2 (ja) | 棚装置 | |
JPH04183535A (ja) | シリンダヘッドへの部品圧入装置 | |
JP3014608B2 (ja) | シャツ折りたたみ機 | |
JPS61277566A (ja) | マルチ移載装置のチヤツク幅寄せ機構 | |
JPH052360B2 (ja) | ||
JPH09156811A (ja) | 板材製品置換装置 | |
JP3692744B2 (ja) | 板材の分離・積載装置 | |
JPH0444278Y2 (ja) | ||
JP3014607B2 (ja) | シャツ折りたたみ機 | |
JPH10245125A (ja) | 長尺材のアンパイラー | |
JPS61199552A (ja) | 中子納め治具循環式中子自動供給装置 | |
JPH0475700A (ja) | シャツ折りたたみ機 | |
JPH035374Y2 (ja) | ||
JPS63196344A (ja) | 工作機械 | |
JPH052356B2 (ja) | ||
JPH0568797A (ja) | シヤツ折りたたみ機 | |
JP2024036826A (ja) | 商品搬送装置 | |
JPH0313929B2 (ja) | ||
JPH0117384Y2 (ja) | ||
JPH04372323A (ja) | ラインボーリング機の工具交換装置及び工具交換方法 |