JPH0751077B2 - (+)−トランス−パ−メトリン酸の製造法 - Google Patents

(+)−トランス−パ−メトリン酸の製造法

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JPH0751077B2
JPH0751077B2 JP61095444A JP9544486A JPH0751077B2 JP H0751077 B2 JPH0751077 B2 JP H0751077B2 JP 61095444 A JP61095444 A JP 61095444A JP 9544486 A JP9544486 A JP 9544486A JP H0751077 B2 JPH0751077 B2 JP H0751077B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、(+)−トランス−パーメトリン酸の製造法
に関する。
更に詳しくは、本発明は、一般式: (式中、R′は、C1〜C4のアルキル基を表す。本式は、
立体関係を表すものではない。) で表されるシクロプロパンカルボン酸エステル類に、後
述の微生物群から選ばれた微生物あるいは該微生物が生
産するエステラーゼを作用させ、 (式中、Rは、水素あるいは金属イオンを表す。本式
は、立体関係を表すものではない。)で表される(+)
−トランス−パ−メトリン酸類とそのジアステレオマー
のエステルとに分割した後、該(+)−トランス−パ−
メトリン酸類を回収することを特徴とする式(II)で表
される(+)−トランス−パ−メトリン酸類の製造方法
に関する。
従来技術および問題点 式(II)で表されるパーメトリン酸は、パーメトリン等
のいわゆるピレスロイドと総称される低毒速効性殺虫エ
ステルの酸成分を構成する化合物である。上記式(II)
のパーメトリン酸にはそのC1位およびC3位に不斉炭素が
存在し、四種のジアステレオマーが存在するが、「RS命
名法」に於いてその絶対配置が「1R3S」および「1R3R」
のものは施光性が(特定の溶媒中で)(+)であり置換
基がそれぞれシス、トランスの関係にあることからそれ
ぞれ「(+)−シス」体、「(+)−トランス」体、
「1S3S」および「1S3R」のものは、施光性が(−)であ
り、置換基がそれぞれシス、トランスの関係にあること
から、それぞれ「(−)−シス」体および「(−)−ト
ランス」体と称される。
これらのピレスロイドエステルとしての殺虫効力は、
(+)−体のみが有効であり(−)−体は殆ど無効であ
る。
シスとトランス異性体の効力相関は対象害虫、効力の性
質によって異なり、(+)−トランス体のピレスロイド
と(+)−シス体のピレスロイドとはそれぞれ異なった
目的に使用する事も可能であり、工業的に有利に(+)
−トランス−パ−メトリン酸を製造することは重要であ
る。
現在知られている(+)−トランス体の製造方法は主と
して有機合成化学的な分割法であるが、比較的高価な光
学活性試薬を必要とする事、あるいは煩雑な工程を必要
とすることなどの点からより経済的に有利な光学分割法
の開発が望まれているのが現状である。
一方、一般式(I)のシクロプロパンカルボン酸エステ
ル類を酵素または微生物を用いて不斉加水分解し、一般
式(II)で示される光学活性な(+)−トランス体の酸
をを得る方法としては、豚肝エステラーゼを用いる方法
(例えば、Schneiderら、Angew.Chem.Int.Ed.Engl.23
64(1984))、および微生物由来のエステラーゼを用い
る方法(特開昭60−244295)が知られている。しかし、
前者においては、使用する豚肝エステラーゼが高価であ
る上に量的な供給にも制限があるため工業的に実施する
上で問題がある。また、後者については、その収量は微
生物培養液100ml当り31mg程度であり、工業的に実施す
るには不十分なものである。
発明の説明 本発明者らは、このような状況の中で、工業的に有利な
(+)−トランス−パ−メトリン酸類(II)の製造方法
を開発すべく研究を続けた結果、 ロドトルラ・ルブラ(Rhodotorula rubra) IFO−0918 ロドトルラ・ルブラ(Rhodotorula rubra) IFO−1100 ロドトルラ・ルブラ(Rhodotorula rubra) IFO−0889 ロドトルラ・ルブラ(Rhodotorula rubra) IFO−0909 キャンディダ・フミコラ(Candida humicola) IFO−0760 キャンディダ・リポリティカ(Candida lipolytica)NR
RL−Y−6795 アスペルギラス・オリーゼ(Aspergillus oryzae)ATCC
−14605 アスペルギラス・フラバス(Aspergillus flavus)ATCC
−11492 およびバシラス エスピー(Bacillus sp.)DC−1(微
工研菌寄第8719号)から選ばれた微生物あるいは該微生
物が生産するエステラーゼが、前記の一般式(I)のエ
スルに作用して、高収率、高光学純度で一般式(II)で
表される(+)−トランス−パーメトリン酸を与えるこ
と、特に、本発明者らが、分離した微生物バシラス エ
スピ−DC−1を用いた場合には、微生物培養液100mlあ
たり旧来の技術で得られる量の10倍量以上の(+)−ト
ランスーパーメトリン酸類が高光学純度で得られること
を確認し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、上記の微生物群から選ばれた微生物あ
るいは該微生物が生産するエステラーゼを一般式: (式中、R′は、1〜C4のアルキル基を表す。
本式は、立体関係を表すものではない。)で表されるシ
クロカルボン酸類に作用させ、不斉加水分解して、一般
式: (式中、Rは、水素あるいは金属イオンを表す。
本式は、立体関係を表すものではない。)で表される光
学活性な(+)−トランスーパーメトリン酸類とそのジ
アステレオマーのエステルとに分割した後、該(+)−
トランス−パ−メトリン酸類を回収することを特徴とす
る式(II)で表される(+)−トランス−パ−メトリン
酸類の製造方法に関する。
前述の菌は、いずれもATCC(American Type Culture Co
llection)、NRRL(The Agricultural Research Cultur
e Collection)、工業技術院微生物工業技術研究所ある
いは財団法人醗酵研究所(IFO)に保存され容易に入手
可能である。この内、キャンディダ・リポリティカ NP
RL−Y−6795(Candida lipolytica NRRL Y−6795)
は、Agric.Biol.Chem.,41(9),1745−1748,1977等に
記載される公知な微生物である。また、バシラス エス
ピーDC−1(Bacillus sp.DC−1)は、本発明者らが分
離した新規な微生物であり、その微生物学的特徴は後述
のとおりである。
本発明の原料として用いられる一般式(I)で表される
エステル類は、自体公知の方法で容易に製造できる。
例えば、1,1−ジクロロ−4−メチル−1,3−ペンタジエ
ンとジアゾ酢酸エステルとの反応による方法等が挙げら
れる。原料として用いるエステルは、メチルエステル、
エチルエステル、プロピルエステル、ブチルエステルな
どのC1〜C4アルキルエステルが、都合良く使用される
が、特にメチルエステル、エチルエステルが、入手の容
易さや取扱いの容易さから好適である。
原料として用いる一般式(I)のエステルの立体関係
は、(+)−トランス体を含むものであれば様々な組合
せが可能であるが(±)−トランス体の混合物あるいは
(±)−シス、トランス体の混合物が入手の容易さから
好都合である。
上記微生物の培養は常法に従って液体培養、例えば減菌
した液体培地に微生物を接種し、通常20−40℃で1〜8
日間往復振盪培養を行うこともできるし、また、必要に
応じて固体で培養を行うこともできる。
培地の組成については、通常の微生物の培養に用いられ
るもので、上記微生物により利用可能なものであれば特
に制限はなく、例えば炭素源および窒素源として、グル
コース、デンプンデキストリン、糖蜜、油脂類、大豆
粉、脱脂大豆粉、脂肪大豆粕、コーンスティープリカー
等を用いることができる。また、無機塩類としては、硫
安、リン酸二カリ、硫酸マグネシウム、尿素等を使用す
ることができる。また、場合によっては、培地中に一般
式(I)で示されるシクロプロパンカルボン酸エステル
類や脂肪酸エステルを添加することも可能である。
本発明の方法を実施するに際し、一般式(I)のシクロ
プロパンカルボン酸エステル類の不斉加水分解反応は、
前記微生物を培養した培養液、培養濾液、菌体懸濁液、
エステラーゼ抽出液または濃縮液などのエステラーゼ含
有物、あるいはこれらの処理物、例えば粗製エステラー
ゼ、精製エステラーゼを含有する水溶液と一般式(I)
で示されるシクロプロパンカルボン酸エステル類を混合
し、撹拌または振盪することにより行われる。必要に応
じ、非エステル系の界面活性剤を添加してもよく、また
菌体又はエステラーゼを固定化して使用することも可能
である。
また、この時反応温度としては10〜65℃が適当であり、
高温で菌体の加水分解能又はエステラーゼの安定性が低
下しやすいことおよびあまり低温では反応速度が遅いこ
とから20〜50℃が好ましい。また、反応中のpHは、pH3
〜11、好ましくは、pH5〜9付近であることが望まし
い。次に、このようにして不斉加水分解反応を行った
後、遊離したカルボン酸またはその塩と未反応のエステ
ル類を分離回収する。この分離回収に際しては溶媒抽
出、カラムクロマトグラフィー、分別蒸留などの操作を
適宜採用することができる。例えば、反応液をメチルイ
ソブチルケトン、クロロホルム、エーテル、ベンゼンあ
るいはトルエンなどの有機溶媒で抽出し、抽出物を減圧
で分別蒸留し、遊離のカルボン酸またはその塩と未反応
エステルとを分離する。
次に、本発明者らが、分離・採取したバシラス エスピ
ーDC−1(Bacillus sp.DC−1)株の特徴を詳細に述べ
る。
(a)形態 1)細胞の形態および大きさ:桿状で(0.5〜0.6)μm
×(1.2〜1.7)μm。単独または2〜3個の連鎖をな
す。
2)多形性:なし 3)運動性:あり 周鞭毛を有する。
4)胞子の形成:あり 球状あるいはやや卵形で、直径
0.4〜0.6μm。栄養細胞の末端に形成されふくらみを有
する。
5)グラム染色:陰性 6)抗 酸 性:なし (b)各種培地における生育状態 1)肉汁寒天平板培地(35℃、24時間) 形 状:円形 周 縁:なし 隆 起:凸状 光 沢:あり 表 面:平滑 色 調:半透明で黄白色 2)肉汁寒天斜面培養(35℃、24時間) 生育度:普通 拡布状またはじゅず状に生育 表 面:平滑 色 調:半透明で黄白色 光 沢:あり 3)肉汁液体培養(35℃、24時間) 生育度:普通 着色・脱色:なし 表面生育:菌環は形成しない 沈 渣:生じる 4)肉汁ゼラチン穿刺培養(35℃、14日間) ゼラチンを液化しない 5)リトマスミルク培地(35℃、14日間) わずかにアルカリ化し、凝固およびペプトン化しない。
(c)生理学的性質 35℃、1〜5日間培養。陰性のものは14日間まで観察。
1)硝酸塩の還元:陽性 硝酸を還元し、亜硝酸を生成する。
2)脱窒反応:陰性 3)MRテスト:陰性 4)VPテスト:陰性 5)インドールの生成:陰性 6)硫化水素の生成:陰性 7)デンプンの加水分解:陰性 8)クエン酸の利用 Koserの培地:陰性 Christensenの培地:陽性 9)無機・窒素源の利用 山里らによるStanierらの培地の変法 (Yamazato et al.J.Gen.Appl.Microbiol.(1982)28:1
95−213)を用い、コハク酸ナトリウムを炭素源として
使用した。
硝酸塩:利用しない アンモニウム塩:利用する 10)色素の生成 生成しない 11)ウレアーゼ Christensenの尿素培地:陽性 12)オキシターゼ:陽性 13)カラターゼ:陽性 14)生育の範囲 生育温度:10〜45℃(最適30〜35℃) 生育pH:6.0〜9.5(最適8.5〜9.0) 15)酸素に対する態度:好気的にのみ生育する 16)OFテスト:陰性 17)糖類からの酸・ガスの生成 酸 ガス L−アラビノース − − D−キシロース − − D−グルコース − − D−マンノース − − D−フラクトース − − D−ガラクトース − − 麦芽糖 − − ショ糖 − − 乳糖 − − トレハロース − − D−ソルビトール − − D−マンニット − − イノシット − − グリセリン − − デンプン − − 以上の菌学的性質を有する菌について、バージェイズ・
マニュアル・オブ・デターミィネィティブ・バクテリオ
ロジー(Bergey′s Manual of Determinative Bacterio
logy)第8版(1974年)に基づき検索した結果、好気的
条件下に生育する有胞子桿菌であることから、バシラス
(Bacillus)属に属する菌株と同定した。また、本菌株
を同属中の菌種と比較すると、バシラス・スファエリカ
ス(Bacillus sphaericus)およびバシラス・パステウ
リー(Bacillus pasteurii)に近似しているが、表1に
示す点で、これらの菌種とは異なっている。
以上のことから、本菌株をバシラス(Bacillus)属に属
する新菌種と認め、バシラス エスピーDC−1(Bacill
us sp.DC−1)と命名した。なお、本菌株は、工業技術
院 微生物工業技術研究所に受託番号 微工研菌寄第87
19号として寄託されている。
次に、実施例を挙げ、本発明を詳細に説明するが、本発
明は、この実施例にのみ限定されるものではなく、通常
の変更、改良を含むものである。
実施例 1 酵母エキス5g、ポリペプトン5g、リン酸−カリウム1g、
硫酸マグネシウム(7水塩)0.2gを蒸留水1に溶し、
10%炭酸ナトリウム水溶液でpHを9.0に調整した。この
液体培地10mlを直径24mmの試験管に入れ、120℃で15分
間高圧蒸気減菌した後、バシラス エスピーDC−1(Ba
cillus sp.DC−1)を1白金耳接種し30℃で24時間振盪
培養し、前培養とした。
上記と同じ組成の培地100mlを500ml容の三角フラスコに
入れ、同様に減菌した後、前培養液1mlを接種し、30℃
で24時間振盪培養した後、(±)−シス、トランス−パ
ーメトリン酸エチル(シス/トランス比=45/55)1.5g
を添加し、さらに30℃で120時間振盪し、反応させた。
この反応液に35%HCl1mlを加え、メチルイソブチルケト
ン50mlで抽出した。抽出物をガスクロマトグラフィー
(カラム:3%Thermon3000,1.1m,140℃)で分析し、パー
メトリン酸とパーメトリン酸エチルのピーク面積比から
収率を算出した。加えたパーメトリン酸エチルは、パー
メトリン酸に転換したものを除いて全てパーメトリン酸
エチルとして回収された。
更に、抽出物に1N水酸化ナトリウム溶液を加えパーメト
リン酸のみをナトリウム塩として水層に抽出した後、水
層を塩酸でpH2以下として、遊離したパーメトリン酸を
メチルイソブチルケトンで抽出した。抽出液を濃縮、乾
固して化学的にほぼ純粋なパーメトリン酸0.404gを得
た。
得られたパーメトリン酸のうち5mgをトルエン1mlに溶解
し、等モルの塩化チオニル、ピリジン、3,5−ジクロル
アニリンを加えて反応させアニリドとし高速液体クロマ
トグラフィー(カラム:SUMIPAX OA−2100、移動相n−
ヘキサン−ジクロロエタン(17:3,V/V、流速:1.0ml/mi
n)で異性体分析を行った。
結果を表2に示す。表中、収率は、原料中の(+)−ト
ランス−パーメトリン酸エチルに対する得られた(+)
−トランス−パーメトリン酸のモル収率を表す。
実施例2 実施例1と同様にしてバシラス エスピーDC−1(Baci
llus sp.DC−1)を培養し、この培養液100mlを遠心分
離して湿重量0.5gの菌体を得た。この菌体をpH8.0の0.1
Mリン酸緩衝液10mlに懸濁し、これに(±)−シス、ト
ランス−パーメトリン酸メチル(シス/トランス比=45
/55)1.0gを加え30℃96時間撹拌した。実施例1と同様
にして抽出、単離を行い0.277gのパーメトリン酸を得
た。加えたパーメトリン酸メチルはパーメトリン酸に転
換したものを除いて全てパーメトリン酸メチルとして回
収された。
更に、実施例1と同様に分析し表3に示す結果を得た。
表3中、収率は、原料中の(+)−トランス−パーメト
リン酸メチルに対する得られた(+)−トランス−パー
メトリン酸のモル収率を表す。
実施例3〜10 500ml肩付フラスコに液体培地(水1にペプトン5.0
g、グルコース10.0g、麦芽エキス3.0gおよび酵母エキス
3.0gを溶解し、pH6.5とする。)100mlを入れて殺菌した
後、表4に記載した各微生物を斜面培養から1白金耳接
種し30℃で20時間往復振盪培養した。
次いで、(±)−シス、トランス−パーメトリン酸エチ
ル(シル/トランス比=45/55)1.0gを加え72時間30℃
で往復振盪した。実施例1と同様に抽出、単離、分析を
行ったところ、化学的にほぼ純粋なパーメトリン酸が得
られた。使用したパーメトリン酸エチルのうち、パーメ
トリン酸に転化したもの以外は全て回収された。各菌株
による反応の分析結果を表4に示す。表中、収率は、原
料中の(+)−トランス−パーメトリン酸エチルに対す
る得られた(+)−トランス−パーメトリン酸のモル収
率を表す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:72) (C12P 41/00 C12R 1:73) (C12P 41/00 C12R 1:69) (C12P 41/00 C12R 1:67) (C12P 41/00 C12R 1:07) (72)発明者 園田 一美 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友化 学工業株式会社内 (72)発明者 岸本 文貴 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友化 学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式: (式中、R′は、C1〜C4のアルキル基を表す。 本式は、立体関係を表すものではない。)で表されるシ
    クロプロパンカルボン酸エステル類に、ロドトルラ・ル
    ブラ(Rhodotorula rubra) IFO−0918 ロドトルラ・ルブラ(Rhodotorula rubra) IFO−1100 ロドトルラ・ルブラ(Rhodotorula rubra) IFO−0889 ロドトルラ・ルブラ(Rhodotorula rubra) IFO−0909 キャンディダ・フミコラ(Candida humicola) IFO−0760 キャンディダ・リポリティカ(Candida lipolytica)NR
    RL−Y−6795 アスペルギラス・オリーゼ(Aspergillus oryzae)ATCC
    −14605 アスペルギラス・フラバス(Aspergillus flavus)ATCC
    −11492あるいは、 バシラス エスピー(Bacillus sp.)DC−1(微工研菌
    寄第8719号)から選ばれた微生物あるいは該微生物が生
    産するエステラーゼを作用させ、 (式中、Rは、水素あるいは金属イオンを表す。 本式は、立体関係を表すものではない。)で表される光
    学活性な(+)−トランスーパーメトリン酸とそのジア
    ステレオマーのエステルとに分割した後、式(II)の光
    学活性な(+)−トランスーパーメトリン酸類を回収す
    ることを特徴とする式(II)で表される光学活性な
    (+)−トランスーパーメトリン酸類の製造方法
JP61095444A 1986-04-16 1986-04-24 (+)−トランス−パ−メトリン酸の製造法 Expired - Lifetime JPH0751077B2 (ja)

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DE19873752086 DE3752086T2 (de) 1986-04-16 1987-04-16 Verfahren zur Herstellung von optisch-aktiven Cyclopropancarbonsäure
DE19873785132 DE3785132T2 (de) 1986-04-16 1987-04-16 Herstellung optisch aktiver cyclopropancarbonsäuren.
PCT/JP1987/000244 WO1987006269A1 (en) 1986-04-16 1987-04-16 Process for preparing optically active cyclopropanecarboxylic acids
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60244295A (ja) * 1984-05-17 1985-12-04 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト (十)‐トランス‐シクロプロパンカルボン酸の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60244295A (ja) * 1984-05-17 1985-12-04 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト (十)‐トランス‐シクロプロパンカルボン酸の製造方法

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