JPH07509342A - フラットバックカードコネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フラットパックカードコネクタ 発明の分野 本発明は複数の基板間を接続するためのカードコネクタに係り、特に、回路基板 の上に装着するときその回路基板からの高さを下げ或いは低い形で装着されるカ ードコネクタに関する。

発明の背景 従来において、マザー基板とドウター基板を接続するカードコネクタは前記マザ ー基板の１の面に装着され、そのマザー基板の前記同一面にある接続パッドに接 続端縁を半田付けした状態で取り付けられている。また、種々の電気的な構成部 品が前記マザー基板の一面に装着されていても、その電気的な構成部品の接続端 子はマザー基板におけるホールを介してそのマザー基板の他の面に接続されてい る。

最近、基板間接続システムについてその接続工程を自動化するすることの要請が 高まってきている。この点に関して、カードコネクタを１ステツプで半田付けす ることが望まれる。

前述した装着方式においては、前記カードコネクタと電気的な構成部品はマザー 基板の反対側両サイドに半田付けするため、それらを１ステツプで半田付けする ことができなかった。

さらに、基板相互の間を接続するシステムにおいてのコネクタが前記基板表面上 で単に短く延びるだけで済むものの要望が高まってきている。この要請は電気的 構成部品の縮小化あるいは小型化及び構成密度を高める努力によっである程度応 じられていた。前述した装着方式において、カードコネクタがマザー基板の同一 側面に装着されるため、マザー基板の表面の上におけるカードコネクタが好まし くないまでの高さになってしまっていた。したがって、背の低いタイプのコネク タを選び、カードコネクタの高さを減らす必要がある。

また、このカードコネクタの装着において、その装着方法の変更および接続工程 の自動化を行う必要がある。

発明の概要 前述した課題を果たすため、本発明に係るカードコネクタは、組立て部品の接続 工程の自動化を可能とし、また、カードコネクタの高さを低くすることを保証す るものである。

本発明に係るカードコネクタは、第１及び第２の基板を備える。第１の基板は主 の面と接続用面を有し、その主要面には前記接続面に接続する開孔が設けられて いる。前記第２の基板はコンタクトビンを備える。前記カードコネクタは電気的 絶縁性の合成樹脂によって作られた直方体形状のノλウジングを有し、このハウ ジングは前記第１の基板の間孔内にフィツトする。また、このカードコネクタは 複数のコンタクト端子を保持する受け部を備え、この受け部内において前記第２ の基板のコンタクトビンを受ける。

各コンタクト端子は前記第２の基板のコンタクトビンに接続される端部を備える 。コンタクト端子の他端部は第１の基板の接続サイドに面してその接続面に接続 されている。

さらに、前記ハウジングは第１の基板の主の面に接続するための第１の突出部と 第１の基板の接続面に接続するための第２の突出部とを備える。前記第１の基板 は第１の突出部と第２の突出部の間に保持される。よって、ハウジングは第１の 基板に対して位置決め保持される。

本発明のカードコネクタによれば、前記ハウジングは第１の基板の開孔の中に挿 入され、各コンタクト端子の接続端部は前記第１の基板の接続用面に接続される 。その結果、前記第１の基板の主の面から突出する＋ｉｉｊ記ハウジングの高さ を低く抑えることができる。また前記第１の基板の同じ面における電気的構成要 素に文・見する各コンタクト端子の接続端部の接続を行うことができる。

前記第１の基板は前記ハウジングの第１の突出部と第２の突出部によって保持さ れるため、前記／１ウジングは第１の基板に対して位置決め保持される。第１の 基板を反転しても、そのハウジングはその位置に保持される。

前記ハウジングの第２の突出部はストッパとして機能し、ハウジングが所要な領 域を越えて第１の基板の開孔の中にオーバーに挿入されることを防ぐ。

図面の簡単な説明 図１は本発明の一実施例に係るカードコネクタを示す斜視図；　図２は図１中１ −１線に沿って示すマザー基板を一緒に備えたカードコネクタの横断面図： 図３は図１中ＩＩ−ＩＩ線に沿って示すマザー基板を一緒に備えたカードコネク タの側面図； 図４は本発明のカードコネクタを用いて基板相互の連結システムを示す斜視図； 図５Ａ及び図５Ｂは第２の基板に埋設した雄型カードコネクタに用いる基板相互 の連結システムの他の実施例を示す図；図６は本発明に係る雄型カードコネクタ と雌型カードコネクタとを一部断面して示す概略的な斜視図；図７Ａ及び図７Ｂ は図６でのコネクタアッセンブリーをプリント回路基に装着したものの一部を断 面して示す概略的な斜視図を示しており、図７Ａはコネクタアッセンブリーの組 み立て前の状態を示し、図７Ｂはそのコネクタアッセンブリーが組み立て後の状 態を示した図： 図８はこの発明に係る雄型タイプのコネクタに用いるための雄型コンタクトエレ メントを示す概略的な斜視図；図９及び図１０はこの発明に係る雌型タイプのコ ネクタに用いるための雌型コンタクトエレメントの各種実施例のものをそれぞれ 示す概略的な斜視図； 図１１は図７で示したコンタクトエレメントにビンタイプの雄型コンタクトエレ メントが接続された状態の概略的な横断面図；　図１２ａ１図１２ｂ及び図１２ ｃはこの発明に係る雌型タイプのコネクタに用いる他の例の雌型タイプのコンタ クトエレメントをそれぞれ概略的に示す上面図、側面図と前面図； 図１３はこの発明の雌型タイプのコネクタの例であってその一部とそのコネクタ に接続するための雄型コンタクトエレメントを備えたプリント回路基板とを横断 面して示す概略図−図１４はこの発明の雌型タイプのコネクタの一部とそのコネ クタに接続するための雄型コンタクトエレメントを備えたプリント回路基板とを 横断面して示す概略的な斜視図。

最適な実施例の詳細な説明 図１は本発明に係る構造の背の低いタイプのコネクタの一実施例を示す。カード コネクタ２はマザー基板とドウター基板の間を接続する。このカードコネクタ２ は電気的絶縁性の合成樹脂によって作られた直方体形のハウジング４を備え、こ のハウジング４の上面には前記ドウター基板の接続ビンを受けるためのスロット ６が設けられている。前記ハウジング４の底面部の各隅部にはそれぞれストッパ ８が設けられている。これらのストッパ８はハウジング４の側面から垂直方向へ 延び出している。前記各ストッパ８はハウジング４と別に作り、そのハウジング ４に取り付けるようにしてもよいし、あるいはそのハウジング４に一体に成形し てもよい。また、直方体形のハウジング４の側面にはそのハウジング４の上端か ら下端に向かって延びてなる複数の保持用リブ１０が配列されている。しかしな がら、各リブ１０の下端はハウジング４の底部端縁に達しない短さで終わってい る。

図２は図１の１−１線に沿っての前記ハウジングを含む箇所の断面図を示す。ハ ウジング４には前記スロット６に連続的に連通する受部１２が設けられている。

コンタクト端子１４がハウジング４の長手方向へ２列に配置されている。各コン タクト端子１４の一端１４　ａはこれに対応するスロット６の中に配置され、こ れに対応する接続ビンに対して電気的に接続されるようになっている。コンタク ト端子１４の各他端は例えば半田付けする接続端１６として形成され、この接続 端１６はマザー基板２０の接続サイドの表面に沿って図２では示されない前記ス トッパ８に関して実質的に並行に延びている。

０；ｊ記マザー基板２０には装着開孔２２が形成されており、この装着開孔２２ は前記ハウジング４の底部領域に実質的に等しいサイズとして形成されることに よって前記ハウジング４を装着できるようになっている。前記接続端１６に対応 した各接続バッド２４は前記装着開孔２２に近接して前記マザー基板２０の接続 サイド２０ｂに設けられている。各接続バッド２４は前記接続端１６と前記マザ ー基板２０の接続サイド２０ｂとの間に配置されている。

前記マザー基板２０の接続サイド２０ｂから前記装着開孔２２内に前記ハウジン グ４を装着する際、前記各リブ１０はハウジング４の中心側中央に向かって弾性 的に変形して通り、前記ハウジング４はその装着開孔２２を通りぴったり適合し て装着される。前記ハウジング４はその装着開孔２２に一杯に密着し、そのハウ ジング４の主要な部分は前記マザー基板２０の機能的な面、即ち前面に突き出し ている。装着開孔２２の中にハウジング４が装着されると、リブ１０は一杯に延 びて元の形状に戻る。この状態は図３で示されるように、マザー基板２０の主の サイド面２０ａにリブ１０を当てた状態で前記ストッパ８はマザー基板２０の接 続サイド２０ｂに沿って延びている。このマザー基板２０はそのストッパ８とリ ブ１０の間に保持され、これにより、前記ハウジング４はそのマザー基板２０に 対して位置決め保持される。

さらに、前記ストッパ８は前記マザー基板２０の接続サイド２０ｂに接合して位 置決めされ、そのマザー基板２０の開孔２２の中へのハウジング４の過度の挿入 を防ぐ。また、前記ストッパ８はマザー基板２０に関してのハウジング４の垂直 方向の適当なセッテング位置を保証する。したがって、ハウジング４の過度の挿 入によっての接続端１６の変形を防ぎ、接続バッド２４に対する接触する接合位 置を保証する。

一般的なカードコネクタの装着方法において、カードコネクタの接続端はマザー 基板の主の面側に接続されている。他方、本発明方法及び図２で示される本発明 装置においては前記接続端１６が前記マザー基板２０の接続面側において接続さ れている。マザー基板２０の主の面２０ａを越えて延びるハウジング４の高さは そのマザー基板２０の厚さ分が少なくとも低くなる。したがって、カードコネク タ２の高さを低くできる。

カードコネクタ２は前記ストッパ８とリブ１０によってマザー基板２０に対して 位置決めされた状態で保持されるので、接続工程に先立って前記マザー基板２０ を逆様にしたときでも、カードコネクタ２はマザー基板２０に対して同じポジシ ョンに維持される。マザー基板２０を反転、すなわちマザー基板２０の接続サイ ド２０ｂを逆様にしておいたとき、マザーＸ板２０の同じ面にあるカードコネク タ２と他の電気的部品は赤外線リフローソルダリング法の工程によるステップに おいて接続される。

図４は本発明に係るそのカードコネクタを用いて基板相互間を接続するシステム を示す。前記ドウター基板は符号３０ａで示すように垂直なものでも、符号３０ ｂで示すように水平なものでもよい。この他、ドウター基板のコンタクトピンは 曲がったものでもストレート状のものでもそれに対応したカードコネクタ２のス ロット６に挿入されるものであればよい。さらに、カードコネクタ２のスロット ６は２列のものに限らず、３列のものであってもよい。

図５Ａ及び図５Ｂはこの発明の他の実施例に係る背の低い形のコネクタを示す。

図５Ａにおいて、この発明でのカードコネクタ２Ｂは上側の回路基板３０に配置 されている。このカードコネクタ２Ｂは逆Ｕの字形状に形成されており、このカ ードコネクタ２Ｂの高さは上側の回路基板３０の厚さくｖｉｄｌｈ　）と略等し い。よって、このカードコネクタ２Ｂが上側の回路基板３０のボア２２内に設置 されたとき、そのカードコネクタ２Ｂの上端と下端はそれぞれ１１」記回路基板 ３０の上端面と下端面と略同じレベルにある。この実施例において、前記コンタ クト端子１４の接続端部１６は上側の回路基板３０の上面部に配置され、その上 側の回路基板３ｏの要素に接続される。表面実装メカニズムの理由がら前記接続 端部１６は例えばベーパー回路基板３０上のパッチ２３に電気的接着剤の補助材 を用いて接続する。また図５Ａは下側の回路基板２０とこれに接続されたコネク タ２Ａも示す。このコネクタ２Ａは狭い幅の外形と前記コネクタ２Ｂと略同じ長 さを有する。

図５Ｂは図５Ａにおいて示したところの２つの回路基板を突き合わせて組み立て た状態を示している。したがって、２つのカードコネクタ２Ａ、２Ｂは互いに係 合して１つの直方体ユニットになる。上側のカードコネクタ２Ｂの接続端部１６ のコンタクト部分１６ａは下側のカードコネクタ２Ａの受け部１８の中に挿入さ れ、低い位置にあるコンタクト表面１７に接合される。その結果として、図５Ｂ において示すカードコネクタ２Ａ、２Ｂを介して２つの回路基板が接続されたと き、上側の回路基板３０と下側の回路基板２ｏの間のスペースが実際的になくな る。

この発明のカードコネクタによれば、そのコンタクト端子の接続端部が前記第１ の基板（マザー基板）の接続面側に接続されるので、たとえカードコネクタがそ の第１の基板の主の面側に装着されても、カードコネクタを実質的に低くするこ とができる。

また、仮に第１の基板を逆にしても、そのカードコネクタはその第１の基板に対 しての係着位置に維持される。これにより前記基板に対する構成部品やコネクタ を接続するための作業を自動化することが可能となる。

図６は、本発明の他の実施例に従った構造の背の低いタイプのコネクタにおける 雌タイプのコネクタ１の一部分と雄タイプのコネクタ２の一部分とを示す。この ２つのコネクタ１゜２は細長く、これにはそれぞれ複数の雌タイプのコンタクト 要素３（ソケット接触エレメント）と雄タイプのコンタクト要素４４（プラグ接 触エレメント）を前記コネクタ１．２の長手方向に沿って隣接して配置されてい る。

前記雌タイプのコネクタ１は略矩形なハウジング５を備える。このハウジング５ は例えば合成樹脂等の電気的絶縁性材料によって作られている。さらに、コネク タ１は、頂壁４６、底壁４７、側壁４８．４９及び端壁５０，５１　（図６では 示されない。図７八を参照）を備えている。前記頂壁４６には、スロット状に形 成された複数のコンタクトホール５２が設けられ、このコンタクトホール５２は 隣接する側壁４８．４９に部分的に延長して形成されている。これらのコンタク トホール５２は直角に形成され、ハウジング４５の中に長いチャンネル５３を形 成している。この実施例で示す如く、各側壁４８．４９において設けられる前記 チャンネル５３は互い違いで配置され、チャンネル５３の中にコンタクト要素３ を挿入する目的でホール５４の中に作られている。

前記雌タイプのコンタクト要素３は電気的導電材料によって作られたフィンガー 形状のコンタクト端５５と接続端５６を有しており、そのコンタクト端５５は前 記／Ｘウジング５のチャンネル５３の中へ延び、前記接続端５６はハウジング５ の外へ突出している。各コンタクト端５６の自由端はコンタクトホール５２に向 かい合って配置され、前記頂壁４６に横たわる向きで、当のチャンネル５３に接 続されている。

前記雄タイプのコネクタ４２は同様に略矩形なハウジング６０を備え、このハウ ジング６０は例えば合成樹脂等の電気的絶縁性材料によって作られている。この コネクタ４２のハウジング６０は頂！！！６１とこれに隣りあった２つの側壁６ ２゜６３とを備えている。図６で明らかに示されるように、前記ハウジング６０ は断面形状が略Ｕ字形状をなしている。前記側壁６２．６３の間の内側のスペー スは前記ハウジング５の上にそのハウジング６０を嵌め込んで置けるように形成 されている。この雄タイプのコネクタ要素４４は電気的導電性材料から作られる 平板で形成され、直角なコンタクト端６４を有し、さらに、このコネクタ要素４ ４は前記頂壁６１に横たわり前記側壁６２．６３の間にその側壁６２．６３を横 切る向きに延びている。ハウジング６０の頂壁２１にはホール６６を備え、コネ クタ要素４４の接続端６５はそのコンタクト要素４４を基板に接続するためにハ ウジングの外側に突き出している。また、番孔６６を通じて、基板３１（図７Ａ を参照）に対する接続端６５の接続を目で見て検査することが可能である。ハウ ジング６０内において雄タイプのコネクタ要素４４を保持する目的で、切欠き外 端６７はそのコネクタ要素を受けて支持するために前記側壁６２．６３の内側に 配設されている。

図７Ａはコネクタ１．４２を示し、このコネクタ１，４２はそれぞれ基板３０． ３１の上に装着され、図示しない電気構成要素に接触させる。前記基板３０．３ １はそれぞれ例えばプリント回路基板のようなものからなる。

図７Ｂで示すように前記２つのコネクタ１．４２のコンタクト状態において、前 記雄コネクタのハウジング６０は雌コネクタ１のハウジング５を取り囲み、これ により、雄コンタクト要素４４がコンタクトホール５２を通じて雌コンタクト要 素３に対しての電気的なコンタクト状態を作る。このように２つのコネクタ相互 のコンタクト位置を確保し、ダメージを防ぐと共に不正確あるいは望まない接触 の接続コンタクトを防ぐため、雌コネクタ１の頂壁４６には位置決め用スタッド ６８がその外に突出した状態で設けられている。このスタッド６８は雄コネクタ のハウジング６０の位置決め用孔６９にそれぞれ嵌め込まれて係合することによ りコネクタアッセンブリーを所定の結合状態に連結する。ここでのスタッド６８ と孔６９はその設ける位置を交換してもよく、また、その形状や設置する位置を それぞれ変えてもよい。

図７Ｂから明らかになるように、本発明に係る当のコネクタアッセンブリーの手 段によって、基板３０．３１を接続でき、また、それらの間のギャップＤは前記 基板の厚さｄと略等しくなる。

特に、図６．７Ａ、７Ｂにおいて示す本発明の実施例は、図８．　９．　１０及 び１２ａ、１２ｂ、１２ｃに示すタイプのコンタクトを備えた好ましい構造であ る。図８は連続線で示す雄コンタクト要素４４は図６で示した雄コネクタ４２に 用いられる。

前述したように、前記雄コンタク）・要素４４のコンタクト端はプレート状に形 成された略直角な部分を有してなる表面実装手段としたコンタクト端６５として いる。この表面実装用コンタクト端６５の代わりに、ビン／穴により基板に接続 する装着のため、一点鎖線で示すようなビン形状のコンタクト端７７を二者択一 的に採用してもよいものである。

コンタクトホールにコンタクト端６４を挿入することを容易にするため、前記コ ンタクト要素４４の矩形板部分にはその板面方向に突出する舌片７９を備える。

さらに前記舌片７９は、例えば図９で１点鎖線８０によって示されるように雌タ イプのコンタクト要素３を接続するとき、その雄タイプのコンタクト要素４４を 機械的にガイドする。前記舌片７９は雌タイプのコンタクト要素のコンタクト位 置部分５８の表面をきれいにする（清掃）。前記コンタクト要素同志の電気的接 触に先立って、そのコンタクト位置部分５８の表面の汚れ、腐食あるいは付着物 が前記舌片７９の前述した挿入によって除去される。

ハウジング６０に雄コンタクト要素４４を保持しておくために、コンタクト端６ ４はその装着状態においてハウジングの側壁６２．６３の切欠き部６７に係留す るホック３８を備えている。また、ハウジングの側壁６２．６３はその連結され たコネクタ組立て体１，４２の端から端までの高さに影響を及ぼすことがないの で、その側壁６２．６３を相対的に厚く構成することができる。さらに、明らか なことではあるが、ハウジングに雄コンタクト要素４４を保持するための本質的 な他の技術、例えば押し込み装着方式（ｐｕｓｓ−ｆｉｔ　）のようなものを採 用することができる。

図９において示す雌型のコンタクト要素３はいわゆるシングルビームと呼ばれる ものであり、これは弾力性のある長い狭い幅の板状部分５５かうなるシングルコ ンタクトフィンガーを備えてなる。この板状部分５５はベース部分５７から延び その一端をベース部分５７に固定してあり、この板状部分５５の他端は自由端と なってコンタクト位置部分５８を形成している。またコンタクト位置部分５８を 形成する板状部分５５の自由端部分はその突出部分から隆起して湾曲している。

さらに前記ベース部分５７にはこれからそれぞれ延びたビン状のはんだ付は用接 続端部５６と、前記ベース部分５７に対して持ち上がるように後ろ向きに折り曲 げられた弾性的なリップ形状の部材５９とが設けられている。図６で示すような 雌コンタクト要素３の装着状態において、前記リップ状の部材５９の自由端はハ ウジングの壁、例えば前記チャンネル５３の壁面に係止する。これによる保持力 は図６においての／１ウジング５のチャンネル５３からコンタクト要素３の動き を阻止するに十分なものである。なぜならば、その接続方向は前記板状部分５５ の長手方向を横切り、前記リップ状の部材５９はコンタクト要素の長手方向にお いてプラグを差し込む力に逆られないからである。雌コンタクト要素は曲げる等 によってハウジングのチャンネル５３へ相対的に小さな機械的な力でもって挿入 することができる。このため、前記板状部分５５に損傷を与えることがない。図 ９から明らかなように、前記板状部分５５の幅はそれの長さよりかなり小さく、 また、その幅は主に最後のコネクタの高さによって決定される。

図１０は図９で示した雌コンタクト要素の変形例を示すものである。コンタクト 位置部分１８は一点鎖線８０によって示されるところのコンタクトホールの方向 へ一点鎖線８１によって示される如くカーブして形成されている。このコンタク ト位置部分１８はカーブをなしているため、雄コンタクト要素の効果的な機械的 ガイドを達成するにあたり、雌型コネクタ１のハウジング５のコンタクトホール ５２に関するコンタクト位置部分１８の位置においての公差等のようなものによ って引き起こされる偏倚を補う。

図８で示したような板状のコンタクト要素４４の代わりに、この発明に係る雌型 のコネクタに接触させるため、図１１で示すようなピン状の雄型コンタクト要素 を備えた雄型コネクタを用いることも可能である。ここで断面図で示す如く、雄 型コネクタ４２はＵの字状のハウジング８３とビン状の雄型コンタクト要素８４ を備え、ここでは図９での雌型コンタクト要素３と接続された状態を示している 。それによれば、雌型コネクタのハウジングの底壁において、ビン状の雄型コン タクト要素８４のコンタクト端を受ける目的で符号８５で指示するようにコンタ クトホールが延びている。コンタクト要素８４は基体８６の通路８８においてビ ン／ホールの接続のだめのピン状の接続脚８７を備える。

図１２　ａ　＋　ｂ　＋　ｃはいわゆる一対のビーム（ｄ■ｌ　ｂｅＩｌｌ）方 式と呼ばれる別の雌コンタクト要素９０を示すものである。

これは向かい合って平行に配置される２つの細長い板状部分１５を備えてなり、 図９に示す雌型コンタクト要素３に対応して配置される。また、前記ベース部分 ５７はビン状の接続端５６の代わりに表面実装のための１点鎖線で示す如くの板 状の接続端９１を備えてもよい。この接続端９１は図示しないがこれを接続する ため、ハウジング９２の周囲の内側と外側の両方へ延びている。

図１２ｂから明らかな如く、コンタクトフィンガ一部分５５は耳状の部材を有す るコンタクト位置部分５８の近くに設けられている。そして、図１３で示すよう に雌コンタクト要素９０の装着位置においてコンタクトフィンガ一部分５５はハ ウジング９２のチャンネル９３内でスタッドあるいはリブ形状の部材９４に係合 している。このタイプの耳状の部材の手段とスタッドあるいはリブ９４によって ２つのコンタクトフィンガ一部分５５は、雄コネクタによって接続するための力 を減少する目的で他のものに関して決められた位置に保持されることができる。

同時に、スタッドあるいはリブ状の部材９４は図１３において示す底部の右方サ イドに示したその連携するコンタクトホール９５に関係する雌型コンタクト要素 の正確なコンタクト位置を提供する。ここでのコンタクトホール９５は特に図１ １において示すビン形状の雄型コンタクト要素を受けるのに適する。図１１にお いてのコンタクトホール５２に対してそのコンタクトホール５５は隣接する側壁 へ伸びない。

この発明についての前記コンタクト要素は、例えば、電気的導体材料からなるフ ラット部材からパンチングとその後の折り曲げによってその全体を容易に作るこ とができる。

図１４はこの発明について適用したフラットタイプの他の形式の基体９７に接続 するためのコンタクト要素を示す。これは、ピン形状のコンタクト要素９６に例 えば表面実装手段によって直接に適合する。従来の接続プロセスにおいて、前記 ピン８６は例えば可動ハウジングなどの補助器具を用いる手段によって位置決め される。この補助器具は半田付は後に再び動かされる。また、前記基体９７は図 ６で示す頂壁のようなシングル壁としてもよい。

実際的な実施例において、雌型コネクタ１の高さｈは１゜６１であり、その幅Ｗ は３．　５１１１ｍである。仮に、図９において示す雌型コネクタ３に用いるな らば、互いのグリッドスペースを０．７５ｍｒＡにすることができ、同時に図１ ２ａにおいて示す雌型コネクタ５０のケースにおいてはグリッドスペースを１ｆ ｆｌＩ＋にすることができる。

本発明は前述した各実施例のものから明らかになるが、それに限定されるもので はなく、例えば、他のものに対して基体をきちんと密に接続する目的で、或いは 仮にハウジングを合成樹脂で作ったならばそれの中にそれを部分的に入れること によりそのハウジングの中にそれを埋め込むことによってコンタクト要素を保持 する目的でさらにその変形と追加の形態が可能である。

補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）平成７年１月１７日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．第１の回路要素と第２の回路要素を有し、前記第１の回路要素は主のサイド と接続サイド及び前記両サイドを接続する孔とを備えてなる前記第１の回路要素 と第２の回路要素とを接続するためのカードコネクタにおいて、少なくとも頂部 と側部と底部からなる外面を有し、少なくとも前記外面の一部には前記ポアの中 に配置されたコネクタハウジングと、 前記コネクタハウジングの中に配説され、前記第１の回路要素と前記第２の回路 要素との間を電気的に接続するために前記接続サイドに配置する端部を有する接 続端子とを備える２．請求項１のカードコネクタにおいて、前記コネクタハウジ ングの外面に設置され、前記第１の回路要素に関しての前記コネクタハウジング の位置決めのためのポジショナーを備え、前記コネクタハウジングの底部は前記 接続サイドで少なくとも前記ポア内に位置して設置されている。 ３．請求項２のカードコネクタにおいて、前記ポジショナーは、前記第１の回路 要素に関してのコネクタハウジングの位置に係著する。 ４．請求項３のカードコネクタにおいて、前記第１の回路要素に関して前記コネ クタハウジングを位置決めするため前記コネクタハウジングの底部の部分に設け られた第１の突出体と、前記第１の回路要素に関して前記コネクタハウジングを 一決めするため前記コネクタハウジングの側部に設けられた第２の突出体とを備 える。 ５．請求項２のカードコネクタにおいて、前記ポジショナーは、前記接続側に露 出する前記接続端子の一端の変形を妨げる。 ６．請求項１のカードコネクタにおいて、前記第１の回路要素は主のサイドから 延びる前記コネクタハウジングの高さが前記第１の回路要素の幅によって減少さ せられている。 ７．請求項１のカードコネクタにおいて、前記第１の回路要素は前記第２の回路 要素に対して並行に配置されている。 ８．請求項１のカードコネクタにおいて、前記第１の回路要素は前記第２の回路 要素に対して水平に配置されている。 ９．第１の回路基板と第２の回路基板を有し、前記第１の回路基板は主のサイド と接続サイド及び前記両サイドを接続するポアとを備えてなるとともに前記第１ の回路ボードと第２の回路ボードを接続するためのカードコネクタにおいて、少 なくとも頂部の外面と側部と底部とを有し、少なくとも前記外面の一部は前記ポ アの中に設置されるコネクタハウジングを設け、 前記コネクタハウジングの外面に設置され、前記第１の回路ボードに関して前記 コネクタハウジングを位置決めするためのポジショナーを設け、前記コネクタハ ウジングの底部は前記接続サイドに配置されるとともに残りの部分は前記ポアを 通じて前記主のサイドに延び、少なくとも前記第１の回路ボードの幅によって前 記第１の回路ボードの主のサイド面からの高さが減少させられているとともに、 前記コネクタハウジング内に設置され、前記第１の回路ボードと第２の回路ボー ドの間の電気的な接続を行うコンタクト端子を備え、前記コンタクト端子の一端 は前記接続サイドにおいて露出し、前記コンタクト端子の他端は前記コネクタハ ウジングの頂壁に向かって延びており、前記ポジショナーは前記ポアを通じての 前記頂壁の突出量を制限することによって前記接続サイドに露呈する前記接続端 子の一端の変形を防止する。 １０．ラッチおよびコンタクト端子を備えたカードコネクタを介して前面と後面 とこの両面に通じる孔を有した第１の回路ボードを第２の回路ボードに接続し、 前記第１の回路ボードの高さを減少させる方法において、ａ．係止する手段 前記第１の回路ボードの後面に前記コンタクト端子の一端を露出させるために前 記ラッチによって前記孔内に前記カードコネクタの部分を少なくとも係止するス テップ、ｂ．前記コンタクト端子の露出された一端に面にして前記第１の回路ボ ードを反転させるステップと、ｃ．前記第１の回路ボードの少なくとも幅によっ て前記前面に露呈された前記コネクタの高さを減少させるため前記後面において 前記コンタクト端子の露出された一端を接続するステップとを備える。 １１．請求項１０の方法において、接続するステップは赤外線リフローソルダリ ング法による。 １２．雄型コンタクト要素を受けるための雌型電気的コネクタにおいて、 電気的絶縁材料によって作られ、前記雄型コンタクト要素を受けるための接続孔 を有する側壁を備えたハウジングと、前記ハウジングに前記雄型コンタクト要素 にコンタクトされるための接続孔に隣接して設置された雌型コンタクト要素を備 え、この雌型コンタクト要素はフィンガー形状のソケットコンタクト領域を有し 、前記フィンガー形状のソケットコンタクト領域は前記ハウジングの頂壁に垂直 な状態にある。 １３．雄型電気的コネクタにおいて、 電気的絶縁性の材料によって作られ、頂壁と側壁のみを有し、その側壁には接続 用ホールを設けた逆Ｕの字状のハウジングと、前記ハウジングに設けられ、前記 頂壁から下方へ、前記頂壁に直角に突き出し、さらに前記記イドコンタクトアク セスホールを通じて横から突き出す雄型コンタクト要素とを備える。 １４．低い形のコンタクトシステムにおいて、電気的絶縁性の材料によって作ら れ、頂壁と側壁のみを有した第１の（ウジングを備え、この第１のハウジングの 横断面は逆Ｕの字状に形成されており、 前記第１のハウジングに設置され、前記頂壁から垂直にハウジングの下方へ突出 する雄型コンタクト要素を備え、電気的絶縁性の材料によって作られ、少なくと も頂壁を有し、その頂壁は前記雄型コンタクト要素を受けるためのコンタクトホ ールを有する第２のハウジングを備え、前記第２のハウジングの幅よりも前記第 １のハウジングの側壁間の幅が大きく、その第２のハウジングの高さは前記第１ のハウジングの内側深さと実質的に同じであり、 前記雄型コンタクト要素に接続するための前記コンタクトホールに隣接して前記 第２のハウジングに配設された雌型コンタクト要素を備え、前記雌型コンタクト 要素はフィンガー形状のソケットコンタクト領域を有し、そのフィンガー形状の ソケットコンタクト領域は前記頂壁に垂直な状態にあって前記第２のハウジング の幅を実質的に広げ、前記雄型コンタクト要素と前記雌型コンタクト要素の間で 電気的接続を作るため前記第２のハウジングが前記第１のハウジングの中に置か れたとき、前記第１のハウジングと前記第２のハウジングの組み立て高さが前記 第１のハウジングの高さより以上に大きくないようにした。