JPH0750865B2 - スペースダイバーシティ装置 - Google Patents

スペースダイバーシティ装置

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JPH0750865B2
JPH0750865B2 JP1135910A JP13591089A JPH0750865B2 JP H0750865 B2 JPH0750865 B2 JP H0750865B2 JP 1135910 A JP1135910 A JP 1135910A JP 13591089 A JP13591089 A JP 13591089A JP H0750865 B2 JPH0750865 B2 JP H0750865B2
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signal
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circuit
automatic gain
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JP1135910A
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和弘 山本
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、帯域内を複数の搬送波に分割し、前記複数の
搬送波にそれぞれ変調をかけてデジタル信号を伝送する
多搬送波変調方式のスペースダイバーシティ装置に関
し、特に簡単な構成で前記多搬送波変調方式のスペース
ダイバーシティを行えるスペースダイバーシティ装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来、一つの搬送波変調方式におけるスペースダイバー
シティ装置は、直接位相検出法あるいはセンシング法等
が、二信号を同相に合成する方法として広く使用されて
いる。
第3図は、直立位相検出法を採用したスペースダイバー
シティ装置の具体例を示すブロック図である。
第3図において、アンテナ11,12からの受信信号は、周
波数変換機能をもつ受信機13,14に供給できるようにな
っている。受信機13には局部発振器15から直接に、受信
機14には局部発振器15から無限位相器16を介し、局部発
振周波数がそれぞれ供給されている。各受信機13,14か
らの各出力信号は位相比較器17で位相が比較され、その
比較結果が無限位相器制限回路18に与えられる。無限位
相器制御回路18は、当該比較結果に応じて無限位相器16
を制御するようになっている。また、各受信機13,14か
らの各出力信号は、合成器19で合成されてスペースダイ
バーシティされた出力信号として出力されるようになっ
ている。
この装置によれば、アンテナ11,12からの受信信号は、
受信機13,14で周波数変換されて合成器19に供給され、
合成器19で合成されて出力される。二系統の受信変調周
波数である受信機13,14の出力信号は、位相比較器17で
直接位相が比較され、その比較結果が同相以上で零にな
るように無限位相器制御回路18で無限位相器16が制御さ
れる。
〔解決すべき課題〕
しかしながら、上記装置のスペースダイバーシティ方法
を、多搬送波化された複数の変調波をもつ多搬送波変調
方式の全搬送波にまとめて適用しようとすると、周波数
選択性を伴ったフェージング伝播路では、必ずしも各搬
送波毎に最適な同相合成状態に収束することは限らな
い。
そこで、各搬送波毎に無限位相器を備えて、第3図に示
すような位相検出制御を個別に行おうとすれば、選択性
フェージングに対して最適なスペースダイバーシティ装
置となる。しかしながら、各搬送波毎に、周波数成分抽
出機能、自動利得制御機能を持った位相比較器17や制御
回路18が必要となり、極めて複雑な構成となり、装置規
模が増大するという問題があった。
本発明は、上記問題点にかんがみてなされたもので、簡
単な構成で確実にスペースダイバーシティが行えるスペ
ースダイバーシティ装置の提供を目的とする。
〔課題の解決手段〕
上記目的を達成するため本発明のスペースダイバーシテ
ィ装置は、帯域内を複数の搬送波に分割し、前記複数の
搬送波にそれぞれ変調をかけてデジタル信号を伝送する
多搬送波変調方式のスペースダイバーシティ装置におい
て、主アンテナからの受信信号より各搬送波毎の信号に
分岐する分岐回路と、副アンテナからの受信信号より各
搬送波毎の信号に分岐する分岐回路と、各搬送波毎に前
記両分岐回路からの搬送波信号を取り込み、一方の搬送
波信号を無限位相器を通してから多の搬送波信号と合成
し、当該合成後に搬送波を帯域ろ波器で除去し、当該除
去信号を自動利得制御手段で利得制御する同相合成回路
と、前記各搬送波毎の同相合成回路の自動利得制御電圧
をそれぞれ検出し、前記各自動利得制御電圧がそれぞれ
最大値を示すように当該搬送波の無限位相器の位相を制
御する制御回路とを備えてなることを特徴とするもので
ある。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
第1図および第2図は本発明の実施例を説明するための
ものである。
ここで、第1図は本発明のスペースダイバーシティ装置
の実施例を示すブロック図である。第2図は同実施例で
用いる制御回路の構成例を示すブロック図である。
第1図において、アンテナ1,2からの受信信号は、周波
数変換機能をもつ受信機3,4に供給できるようになって
いる。受信機3,4には局部発振器15からの直接局部発振
周波数がそれぞれ供給される構成となっている。各受信
機3,4からの各出力信号は、それぞれ分岐回路6,7に供給
されるようになっている。分岐回路6は、受信機3から
の出力信号を各搬送波毎に信号S11,S12,S1nに分岐でき
るようになっている。また、分岐回路7は、受信機4か
らの出力信号を各搬送波毎に信号S21,S22,…,S2nに分岐
できるようになっている。前記信号S11,S12,…,S1nと前
記信号S21,S22,…,S2nとは、同相合成回路81,82,…,8n
にそれぞれ供給されている。同相合成回路81は、前記両
分岐回路6,7からの搬送波信号S11,S21を取り込み、一方
の搬送波信号S21を無限位相器81を通してから他方の搬
送波信号S11と合成器82で合成し、当該合成後に搬送波
を帯域ろ波器83で除去し、当該除去信号を自動利得制御
手段84で利得制御するとともに、帯域ろ波器83からの出
力を合成後の受信信号のレベル検出器85で検出できるよ
うになっている、同相合成回路82,83,…,8nも、取り扱
う搬送波が異なるだけで同相合成回路81と同一構成であ
る。前記各搬送波毎の同相合成回路81,82,…8nの自動利
得制御電圧である各レベル検出器85からの各出力信号
は、制御回路9にそれぞれ取り込まれている。制御回路
9は、前記各自動利得制御電圧がそれぞれ最大値を示す
ように当該搬送波の無限位相器81の位相を制御できるよ
うに構成されている。
制御回路9は、第2図に示すように、各レベル検出器85
からの各出力信号をデジタル化するアナログデジタル変
換器91と、アナログデジタル変換器91からの信号の取り
込むとともに、各無限位相器81を位相制御する入力出力
装置(I/O)92と、I/O92に接続され所定の処理をするCP
U93と、所定の処理手順を記憶しているメモリ94とから
構成されている。
上述のように構成された実施例の作用を説明する。
アンテナ1,2からの受信信号は、周波数変換機能をもつ
受信機3,4に供給される。受信機3,4は、局部発振器15か
らの局部発振周波数で受信信号を周波数変換して出力す
る。各受信機3,4からの各出力信号は、それぞれ分岐回
路6,7に供給される。分岐回路6では、受信機3からの
出力信号を各搬送波毎に信号S11,S12,…,S1nに分岐す
る。また、分岐回路7では、受信機4からの出力信号を
各搬送波毎に信号S21,S22,…,S2nに分岐する。前記信号
S11,S12,…,S1nと、前記信号S21,S22,…,S2nとは、同相
合成回路81,82,…,8nにそれぞれ供給される。同相合成
回路81では、取り込まれた搬送波信号S11,S21は、一方
の搬送波信号S21が無限位相器81を通してから他方の搬
送信号S11と合成器82で合成され、当該合成後に搬送波
が帯域ろ波器83で除去され、当該除去信号が自動利得制
御手段84で利得制御されるとともに、帯域ろ波器83から
の出力を合成後の受信信号のレベル検出器85で検出して
いる。同相合成回路82,83,…8nも、取り扱う搬送波が異
なるだけで同相合成回路81と同一動作をする。前記各搬
送波毎の同相合成回路81,82,…8nの自動利得制御電圧で
ある各レベル検出器85からの各出力信号は、制御回路9
にそれぞれ与えられる。制御回路9は、前記各自動利得
制御電圧がそれぞれ最大値を示すように当該搬送波の無
限位相器81の位相を制御する。すなわち、制御回路9で
は、各レベル検出器85からの出力信号をアナログデジタ
ル変換器91でCPU93に取り込む。CPU93は、その取り込ま
れた電圧を、メモリ94に記憶されていた前のステップで
の検出電圧と比較し、検出電圧が最大になるように、位
相器81の方向を判断する。このCPU93での判断に基づい
て1/O92を介して各位相器81の位相を制御する。I/O92は
各搬送波毎に対応して複数のポートを有しているが、内
部処理は時分割に処理される。
なお、上記実施例では、制御速度を向上させるためにレ
ベル検出器85からの信号を用いたが、自動利得制御手段
84の自動利得制御電圧を用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、合成後のレベル検出信号
を各搬送波にきょうつう制御回路で制御することによ
り、簡単な構成で、各搬送波毎に確実にスペースダイバ
ーシティができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は同
実施例で用いる制御回路の構成を示すブロック図、第3
図は従来装置を示すブロック図である。 1,2……アンテナ、 3,4……受信機、 6,7……分岐回路、 81,82,…,8n……同相合成回路、 9……制御回路、 81……位相器、 82……合成器、 83……帯域ろ波器、 84……自動利得制御手段、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯域内を複数の搬送波に分割し、前記複数
    の搬送波にそれぞれ変調をかけてデジタル信号を伝送す
    る多搬送波変調方式のスペースダイバーシティ装置にお
    いて、主アンテナからの受信信号により各搬送波毎の信
    号に分岐する分岐回路と、副アンテナからの受信信号よ
    り各搬送波毎の信号に分岐する分岐回路と、各搬送波毎
    に前記両分岐回路からの搬送波信号を取り込み、一方の
    搬送波信号を無限位相器を通してから他方の搬送波信号
    と合成し、当該合成後に搬送波を帯域ろ波器で除去し、
    当該除去信号を自動利得制御手段で利得制御する同相合
    成回路と、前記各搬送波毎の同相合成回路の自動利得制
    御電圧をそれぞれ検出し、前記各自動利得制御電圧がそ
    れぞれ最大値を示すように当該搬送波の無限位相器の位
    相を制御する制御回路とを備えてなることを特徴とする
    スペースダイバーシティ装置。
JP1135910A 1989-05-31 1989-05-31 スペースダイバーシティ装置 Expired - Lifetime JPH0750865B2 (ja)

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JPH033429A JPH033429A (ja) 1991-01-09
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