JP2803662B2 - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は受信装置に関し、特
に搬送周波数が不連続にかつランダムに変化する周波数
ホッピング波を受信する受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の周波数ホッピング無線通信シス
テムの例が、特開昭64−86638号公報や特開平3
−254239号公報等に開示されている。図4及び図
5はこの様な周波数ホッピング無線通信システムにおけ
る受信装置の概略を示すブロック図である。
【0003】先ず、図4を参照すると、アンテナ11及
び受信機12により取込まれた受信信号はミキサである
周波数変換器13に入力され、制御器17から設定され
た周波数で局部発振器16より入力される信号を用い
て、IF信号周波数に周波数変換され周波数変換器14
に入力される。周波数変換器14では、送信機側と同種
の周波数ホッピンングパターンに従い周波数設定をする
ホッピンングパターン発生器18の出力を用いて、送信
機と逆パターンの周波数変換を行い、信号を復調器15
に入力し、復調された信号が復調器15から出力される
ことで、周波数ホッピンング波の復調信号を得ている。
【0004】次に図5を参照すると、アンテナ26及び
高速掃引受信機25で検出された周波数ホッピング波の
周波数を、制御器24に送出し制御器24で受信周波数
より高い周波数に設定した局部発信周波数を局部発振器
23から周波数変換器21に入力し、アンテナ19及び
受信機20で受信された周波数ホッピング波をIF周波
数に変換し復調器22を介して復調信号を得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術のう
ち、図4に示した方式では、送信機と同種の時系列的な
ホッピングパターンを発生するホッピングパターン発生
器18を持つ必要があり、また送信機が用いるホッピン
グパターンが受信装置の別種のものであった場合は、復
調信号を得ることができないため、受信できる通信系が
非常に限られたものとなる。
【0006】また、図5に示すホッピングパターン発生
器を用いない従来の技術では、受信できる通信系の制限
はなくなるが、図3に示す様に、局部発振器の設定時間
等に一定の時間tを要するため、周波数ホッピング波の
検出から、受信機の同調受信までの時間tの間は受信で
きない。よって、復調信号が一部失われてしまうことに
なる。現在、周波数ホッピング波の送信周波数切換時間
が高速になるにつれ、全体の信号に対し欠損する復調信
号の割合が増すことになり、深刻な問題となりつつあ
る。
【0007】本発明の目的は、通信系を限定することな
くかつ欠損のない状態で周波数ホッピング波の復調信号
を得る様にした受信装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、搬送周
波数が不連続にかつランダムに変化する周波数ホッピン
グ波を受信する受信装置であって、N個(Nは2以上の
整数)の周波数ホッピング波を受信可能なN個の受信手
段と、これ等受信手段からの信号を検出して検出信号を
導出する出力手段と、前記N個の受信手段に対して前記
N個の周波数ホッピング波に夫々対応する周波数の搬送
波を選択的に受信するよう受信周波数の設定をなす設定
制御手段とを含み、前記設定制御手段は、前記N個の周
波数ホッピング波を解析すべくこれ等N個の周波数を高
速掃引受信する掃引受信手段と、この掃引受信手段によ
りN個の周波数を判定してこれ等N個の周波数を前記N
個の受信手段の受信周波数として設定する手段とを有す
ことを特徴とする受信装置が得られる。
【0009】
【0010】また、前記出力手段は、前記N個の受信手
段の信号を検出してこの検出された受信手段の信号のみ
を選択して出力するよう構成されていることを特徴とし
ており、更にはまた、前記出力手段は、前記N個の受信
手段の出力をオア合成して導出する手段と、前記N個の
受信手段の信号を検出してこの検出信号以外の前記受信
手段の出力をスケルチ制御する手段とを有することを特
徴としている。
【0011】本発明の作用を述べる。周波数ホッピング
波の数に等しいN個の受信機を設け、これ等N個の受信
機の受信周波数を、周波数ホッピング波の各周波数に設
定し、これ等N個の受信機からの受信信号を復調器へ供
給する様にしたものである。
【0012】N個の受信機の受信周波数の設定のため
に、N個の周波数を高速掃引して受信する掃引受信機を
設けて、この掃引結果によりN個の周波数を判定し、N
個の受信機の各受信周波数とする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を用いて説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。予め、監視周波数帯域内の周波数ホッピング波に使
用されているN個の周波数に対応するN個の局部発信周
波数を、制御器6からの制御でN台の局部発振器4−1
〜4−Nに設定しておく。
【0015】アンテナ1−1〜1−Nとそれに接続され
た受信機2−1〜2−Nとにより実空間の電波は同時に
取込まれ、夫々周波数変換器3−1〜3−Nに入力され
る。局部発振器4−1〜4−Nの各々に設定された周波
数の信号を用いて周波数変換器3−1〜3−Nに夫々入
力されたRF信号は、IF周波数のIF信号に変換さ
れ、信号検出器5−1〜5−Nに夫々入力される。
【0016】信号検出器5−1〜5−Nでは、予め設定
されている閾値とIF信号レベルとが比較されて入力信
号の有無が判定され、制御器6にその判定結果が送出さ
れると共に、IF信号は受信機切替器7に送出される。
制御器7で、信号検出器5−1〜5−Nから送出される
判定結果を用いて、信号入力のあった受信系統が1〜N
の中から特定され、その結果を用いて制御器6により受
信機切替器7が制御される。この特定された受信系の出
力が選択され復調器8に出力されて、復調器8を介して
復調信号出力が得られる。
【0017】尚、図1の変形例として、N系統の受信機
による受信信号のIF信号出力(信号検出器5−1〜5
−Nの出力)を、オア(論理和)合成して、このオア合
成出力を復調器8の入力とする方式が考えられる。もっ
とも、この場合、実際にIF信号を出力している以外の
(N−1)系統の受信IF出力はノイズであるので、こ
れ等ノイズをオア合成回路へ入力しない様にする必要が
ある。そのためには、信号検出器5−1〜5−Nの各出
力部にスケルチ回路を用いて、IF信号が検出されてい
なければ(ノイズであれば)、このスケルチ回路をオン
(動作状態)とする構成とすれば良い。
【0018】図2は、本発明の第2の実施例である受信
装置のブロック図である。この例の受信装置では、第1
の実施例の受信装置の構成に、アンテナ9と高速掃引受
信機10を追加したものとなっている。このような構成
にすることにより、アンテナ9及び高速送信受信機10
を用いて監視帯域内を一定時間掃引受信し、周波数ホッ
ピング波を解析することにより、N個の局部発振器4−
1〜4−Nに予め設定するN個の周波数値を自動的に決
定することができる。
【0019】第1の実施例では、局部発振器への周波数
設定にオペレータの指示を必要とし、また監視帯域内の
周波数ホッピング通信に使用されるN個の周波数が既知
であることを前提条件としていたが、第2の実施例では
監視帯域内で使用される、周波数ホッピング通信に使用
される周波数に関しての解析手段である、アンテナ9並
びに高速掃引受信機10が追加され、またその解析を自
動的に行うため、一連の受信から復調までの処理をより
容易に行うことを可能にしている。
【0020】図3は図1,2に示した本発明の実施例に
よる復調信号を、図5の従来技術との比較において示し
たタイミングチャートである。従来技術においては、搬
送周波数の切替え毎に、その周波数を解析する時間tが
必要であるが、本発明の実施例方式では、それが必要で
なくなり復調信号の欠落は生じない。
【0021】
【発明の効果】第1の効果は、受信可能な周波数ホッピ
ング通信の時系列的なホッピングパターンの種類が限定
されないことであり、このことで利用できる通信系に制
限がなく運用できる。その理由は、送信機と同種のホッ
ピングパターン発生器を装置の構成として必要としない
からである。
【0022】第2の効果は、受信信号の復調信号の欠落
がないことであり、送信されてくる信号に含まれる情報
を全て得ることができる。その理由は、監視帯域内の周
波数ホッピング通信で使用される周波数に予め設定され
た、複数の受信手段を切替制御し受信信号を復調器に選
択出力することで、受信機の周波数同調処理に要してい
た時間を必要としなくなるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図3】従来技術と本発明との復調信号を比較する図で
ある。
【図4】従来の受信装置の一例を示すブロック図であ
る。
【図5】従来の受信装置の他の例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1−1〜1−N,9 アンテナ 2−1〜2−N 受信機 3−1〜3−N 周波数変換器(ミキサ) 4−1〜4−N 局部発振器 5−1〜5−N 信号検出器 6 制御器 7 切替器 8 復調器 10 高速掃引受信機

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送周波数が不連続にかつランダムに変
    化する周波数ホッピング波を受信する受信装置であっ
    て、N個(Nは2以上の整数)の周波数ホッピング波を
    受信可能なN個の受信手段と、これ等受信手段からの信
    号を検出して検出信号を導出する出力手段と、前記N個
    の受信手段に対して前記N個の周波数ホッピング波に夫
    々対応する周波数の搬送波を選択的に受信するよう受信
    周波数の設定をなす設定制御手段とを含み、前記設定制
    御手段は、前記N個の周波数ホッピング波を解析すべく
    これ等N個の周波数を高速掃引受信する掃引受信手段
    と、この掃引受信手段によりN個の周波数を判定してこ
    れ等N個の周波数を前記N個の受信手段の受信周波数と
    して設定する手段とを有することを特徴とする受信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記出力手段は、前記N個の受信手段の
    信号を検出してこの検出された受信手段の信号のみを選
    択して出力するよう構成されていることを特徴とする請
    求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段は、前記N個の受信手段の
    出力をオア合成して導出する手段と、前記N個の受信手
    段の信号を検出してこの検出信号以外の前記受信手段の
    出力をスケルチ制御する手段とを有することを特徴とす
    る請求項1または2記載の受信装置。
  4. 【請求項4】 前記N個の受信装置の各々は、受信信号
    と局部発振信号との周波数混合を行って周波数変換をな
    す周波数変換手段を有し、前記設定制御手段によりこれ
    等局部発振信号の周波数の設定がなされるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の受信装置。
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