JP4807419B2 - 無線通信ログ収集システム及び無線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線によって通信を行う無線装置の通信状況を示すログを収集する無線通信ログ収集システム、及び当該システムで用いられる無線装置に関する。
無線装置の開発段階又は設置段階においては、無線装置の実際の通信状況を示すログを収集し、その内容を確認する作業が行われる。この作業は、無線装置が正常に動作するかを確認するために行われる極めて重要な作業である。無線装置の通信に影響を及ぼすことなくその通信状況を示すログを収集する方法の1つに、ログの収集対象である無線装置で通信されるデータを、その無線装置以外の無線装置を用いて受信(キャプチャ)する方法がある。
この方法で無線装置の通信状況を示すログを収集する場合には、例えばキャプチャ用の無線装置とパーソナルコンピュータ等で実現されるログ収集装置とを通信ケーブルで接続した無線通信ログ収集システムが用いられる。このシステムを用いてログを収集する場合には、まずキャプチャ用の無線装置に対してキャプチャするチャネルを設定するとともに、動作モードをプロミスキャスモードに設定する。ここで、プロミスキャスモードとは、設定されたチャネルを介して通信されるデータを、その宛先に拘わらず全て受信するモードである。
以上の設定を終えた後に、ログ収集装置から無線装置に対してキャプチャの開始指示が行われることでキャプチャが開始される。キャプチャが開始されると、キャプチャ用の無線装置でキャプチャされたログが通信ケーブルを介してログ収集装置に順次収集される。このログはログ収集装置に収集された時点のタイムスタンプが付されてログ収集装置に記録される。そして、ログ収集装置に収集されたログをタイムスタンプ順に並び替えることにより、ログの収集対象である無線装置の通信状況を時系列順に確認することができる。尚、従来の無線通信ログ収集システムの詳細については、例えば以下の非特許文献1〜3を参照されたい。
"SmartRFTM Packet Sniffer User Manual Rev. 1.8",[ONLINE],テキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments),[平成21年2月4日検索],インターネット<URL: http://focus.ti.com/lit/ug/swru187/swru187.pdf> "WiSensTM Classic PACKET SNIFFER - IEEE 802.15.4/ZigBeeTM",[ONLINE],ビーズィーワークス(BzWorks),[平成21年2月4日検索],インターネット<http://www.bzworks.com/library/downloads/WiSens_Datasheet.pdf> "An advanced wireless packet sniffer can help you get the full picture of your 802.11 WLAN traffic",[ONLINE],タモソフト(TamoSoft),[平成21年2月4日検索],インターネット<http://www.tamos.com/products/commwifi/wifi-sniffer.htm>
ところで、上述した従来の無線通信ログ収集システムでは、予め設定されたチャネルについての通信状況を示すログのみ収集可能であり、設定したチャネル以外のチャネルについての通信状況を示すログを収集することはできない。このため、複数のチャネルを切り替えながら通信を行う通信方式、或いは同時に複数のチャネルを用いて通信を行う通信方式の場合には、開発段階又は設置段階で通信状況を確認するために必要十分なログを収集することができないという問題があった。
上述の複数のチャネルを切り替えながら通信を行う通信方式の1つとして、例えばFHSS(Frequency Hopping Spread Spectrum:周波数ホッピング方式)が挙げられ、外部からのノイズによる通信への悪影響を減らすために、短い時間でデータ通信に利用するチャネルを切り替えながら通信を行う通信方式である。この方式を採用する代表的な通信規格としては、例えばBluetooth(登録商標)、IEEE802.11等が挙げられる。
ここで、仮にログの収集対象である無線装置についてチャネルの切り替えパターンが既知であれば、キャプチャ用の無線装置についても同様のパターンでチャネルの切り替えを行うことにより、必要となるログを収集することができるとも考えられる。しかしながら、ログの収集対象である無線装置及びキャプチャ用の無線装置の各々についてチャネルの切り替えを精確に同期させる必要があり、また、キャプチャ用の無線装置のチャネル切り替えを短時間で行う必要があるため実現は困難である。
また、上述の同時に複数のチャネルを用いて通信を行う通信方式とは、複数のチャネルを同時に利用することで、例えばデータの伝送速度を向上させる通信方式である。特に、メッシュ型のネットワークにおいては、特定の無線ノード間の通信に特定のチャネルを割り当てたり、制御用の情報を特定のチャネルにて送信することで、電波到達エリア内に存在する複数の無線ノードが同時に通信できる仕組みが提供される。このような無線システムの場合には、ある特定のチャネルの通信内容が他のチャネルの通信結果に影響されることがあるため、通信状況を完全に把握するには、全てのチャネルのログを収集する必要があるが、従来の無線通信ログ収集システムでは全てのチャネルのログを収集することはできない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、複数のチャネルを用いて通信を行う通信方式についても、時系列に正確であって必要十分なログを収集することができる無線通信ログ収集システム、及び及び当該システムで用いられる無線装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の無線通信ログ収集システムは、無線によって通信を行う無線装置の通信状況を示すログを収集する無線通信ログ収集システム(1)において、ログの収集対象である前記無線装置とは別個に設けられ、複数のチャネルを介して行われる前記無線装置の通信の内容をチャネル毎に個別に受信し、受信したチャネルの通信状況を示すログを、前記通信の内容を受信した時刻を示す時刻情報を付して出力する複数の受信用無線装置(10a〜10n)と、前記受信用無線装置の各々から出力される前記ログを収集するログ収集装置(20)とを備えることを特徴としている。
この発明によると、複数のチャネルを介して行われる無線装置の通信の内容が複数の受信用無線装置でチャネル毎に個別に受信され、受信されたチャネルの通信状況を示すログが、時刻情報が付されて複数の受信用無線装置の各々から出力されてログ収集装置に収集される。
また、本発明の無線通信ログ収集システムは、前記複数の受信用無線装置が、前記ログに付す前記時刻情報の管理を同期信号(SY)に基づいて行う時刻情報管理部(12)をそれぞれ備えることを特徴としている。
また、本発明の無線通信ログ収集システムは、前記複数の受信用無線装置のうちの何れか1つが、他の受信用無線装置に対して前記同期信号を出力することを特徴としている。
また、本発明の無線通信ログ収集システムは、前記ログ収集装置が、前記複数の受信用無線装置に対して前記同期信号を出力することを特徴としている。
また、本発明の無線通信ログ収集システムは、前記複数の受信用無線装置の各々が、複数の通信規格で用いられる複数のチャネルのうちの1つを選択可能であることを特徴としている。
本発明の無線装置は、無線によって通信を行う無線装置とは別個に設けられ、該無線装置の通信の内容を受信して該無線装置の通信状況を示すログを出力する受信用の無線装置(10a〜10n)において、複数のチャネルを介して行われる前記無線装置の通信の内容のうち、何れか1つのチャネルを介して行われる通信の内容を受信する無線部(11)と、前記無線部で受信されるチャネルの通信状況を示し、前記通信の内容を受信した時刻を示す時刻情報が付されたログを作成する作成部(13)と、同期信号に基づいて前記ログに付される前記時刻情報を管理する時刻情報管理部(12)とを備えることを特徴としている。
本発明によれば、複数のチャネルを介して行われる無線装置の通信の内容を複数の受信用無線装置でチャネル毎に個別に受信し、受信したチャネルの通信状況を示すログであって受信時刻を付したログを、複数の受信用無線装置の各々から出力してログ収集装置で収集しているため、複数のチャネルを用いて通信を行う通信方式についても、時系列に正確であって必要十分なログを収集することができるという効果がある。
本発明の一実施形態による無線通信ログ収集システム及び無線装置の要部構成を示すブロック図である。 ログ作成部13で作成されるログのフォーマットの一例を示す図である。 本発明の一実施形態による無線通信ログ収集システム及び無線装置の動作を示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による無線通信ログ収集システム及び無線装置について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による無線通信ログ収集システム及び無線装置の要部構成を示すブロック図である。図1に示す通り、本実施形態の無線通信ログ収集システム1は、通信バスBを介して相互に接続された複数の無線装置10a〜10n(受信用無線装置)とログ収集装置20とを備えており、ログの収集対象である無線装置(図示省略)で通信されるデータを受信(キャプチャ)し、その無線装置の通信状況を示すログを収集する。
尚、以下では、無線通信ログ収集システム1が備える無線装置10a〜10nとログの収集対象である不図示の無線装置との区別を明確化するために、ログの収集対象である不図示の無線装置を「監視対象無線装置」という。また、この監視対象無線装置は、複数のチャネルを介して通信を行うものとする。具体的には、例えばFHSSのように複数のチャネルを切り替えながら通信を行い、或いは複数のチャネルを同時に用いて通信を行うものであるとする。ここで、無線装置10a〜10nは、少なくとも監視対象無線装置の通信で用いられるチャネル数と同じ数だけ用意されているとする。
無線装置10a〜10nは、無線部11、時刻情報管理部12、ログ作成部13(作成部)、及び汎用ポート14を備える。これら無線装置10a〜10nは、複数のチャネルを介して行われる監視対象無線装置の通信の内容(データ)をチャネル毎に受信し、受信したチャネルの通信状況を示すログを、データを受信した時刻を示すタイムスタンプ(時刻情報)を付して出力する。
無線部11は、監視対象無線装置で行われる複数のチャネルを介した通信のうち、何れか1つのチャネルを介して通信されるデータを受信する。無線装置10a〜10nの各々に設けられる無線部11が、何れのチャネルを介して通信されるデータを受信するかは、例えばログ収集装置20によって設定される。尚、無線装置10a〜10nにチャネル切り替えのスイッチ(例えば、ディップスイッチ等)を設けることで、ユーザが手動で設定することも可能である。
時刻情報管理部12は、定期的に入力される同期信号SYに基づいて上記のログに付すタイムスタンプの管理を行う。具体的に、時刻情報管理部12は、時間を計時するタイマ(図示省略)を備えており、同期信号SYが入力された場合にタイマをリセットする。これにより、無線装置10a〜10nの各々の時刻ずれが補正されて、タイムスタンプの精度が管理される。また、無線装置10a〜10nの各々の時刻ずれが補正されることによって、無線装置10a〜10nの各々の時刻が高い精度で同期することになる。
ここで、上記の同期信号SYが入力される頻度は、無線装置10a〜10nの各々に設けられる時刻情報管理部12のタイマの精度、及び必要となる無線装置10a〜10n間の同期精度に応じて決定される。言い換えれば、キャプチャ対象となる通信プロトコルに依存して決定される無線装置10a〜10n間の同期精度に応じて決定される。例えば、必要となる無線装置10a〜10n間の同期精度が1msec程度であれば、同期信号SYは無線装置10a〜10nの各々に対して1分に1回程度の頻度で入力される。
尚、上記の同期信号SYは無線通信ログ収集システム1の外部から入力されるものであってもよく、無線通信ログ収集システム1の内部で生成されるものであってもよい。無線通信ログ収集システム1の内部で同期信号SYが生成される場合には、無線装置10a〜10nの何れか1つ、又はログ収集装置20によって生成されるのが望ましい。無線装置10a〜10nの何れか1つによって同期信号SYが生成される場合には、この無線装置から他の無線装置に対して同期信号SYが出力される形態になる。また、ログ収集装置20が同期信号SYによって同期信号SYが生成される場合には、ログ収集装置20から無線装置10a〜10nに対して同期信号SYが出力される形態になる。以下の説明では、無線装置10aによって同期信号SYが生成されるものとする。
ログ作成部13は、無線部11で受信されたデータを用いて無線部11で受信されるチャネルの通信状況を示すログを作成する。ここで、ログ作成部13は、時刻情報管理部12で管理される時刻を用いて、無線部11でデータが受信された時刻を示すタイムスタンプが付されたログを作成する。図2は、ログ作成部13で作成されるログのフォーマットの一例を示す図である。
図2に示す通り、ログ作成部13で作成されるログは5つのフィールドF1〜F5からなる。フィールドF1は、上記のタイムスタンプが格納されるフィールドである。フィールドF2は、無線部11で受信されるチャネルを示す情報が格納されるフィールドである。フィールドF3は、通信部11で行われる通信の通信品質に関する情報(例えば、感度や受信レベル等を示す情報)が格納されるフィールドである。フィールドF4は通信部11で受信されたデータのデータ長を示す情報が格納されるフィールドであり、フィールドF5は通信部11で受信されたデータが格納されるフィールドである。
汎用ポート14は、無線装置10a〜10nと通信バスBとを接続し、通信パスBを介したログ収集装置20との間の通信を実現するものである。ここで、通信バスBとしては、例えばUSB(Universal Serial Bus)等のシリアルバス、或いはイーサネット(登録商標)等のネットワークを用いることができる。通信バスBがUSBである場合には汎用ポート14としてUSBインターフェイスが用いられ、通信バスBがイーサネット(登録商標)である場合には汎用ポート14としてNIC(Network Interface Card)が用いられる。
ログ収集装置20は、制御部21、ログ保存部22、ログ表示部23、及び汎用ポート24を備えており、通信バスBを介して無線装置10a〜10nを制御するとともに、無線装置10a〜10nの各々で作成されるログを収集して保存し、ユーザの指示に応じて保存したログを表示する。制御部21は、ログ収集装置20の動作を統括して制御するとともに、ユーザの指示に応じて無線装置10a〜10nを制御する。例えば、無線装置10a〜10nの各々が受信するチャネルの制御、無線装置10a〜10nの各々で作成されたログの送信先の制御等の各種制御を行う。
ログ保存部22は、無線装置10a〜10nの各々から通信バスBを介して送信されてくるログを収集して保存する。このログ保存部22は、例えばハードディスク等の磁気記憶装置や半導体メモリを用いて実現される。ログ表示部23は、液晶表示装置等の表示装置を備えており、ユーザの指示に基づいてログ保存部22に保存されたログを読み出して表示装置に表示する。このとき、ユーザの指示に応じて、ログの各々に付されたタイムスタンプの順にログを表示することも可能である。汎用ポート24は、無線装置10a〜10nに設けられる汎用ポート14と同様のものである。尚、以上のログ収集装置20は、例えばパーソナルコンピュータ等によって実現することが可能である。
次に、上記構成における無線通信ログ収集システム1の動作について説明する。図3は、本発明の一実施形態による無線通信ログ収集システム及び無線装置の動作を示すタイミングチャートである。ユーザの指示によって無線通信ログ収集システム1の動作が開始されると、まず無線装置10a〜10nの初期設定を行うための制御信号C1が、制御部21の制御の下で、ログ収集装置20から通信バスBを介して無線装置10a〜10nの各々に送信される。
この制御信号C1が入力されると、無線装置10a〜10nの各々で、無線部11で受信するチャネルの設定が行われる。例えば、監視対象無線装置が第1〜第nチャネルを介して通信を行う場合には、無線装置10aが第1チャネルを受信し、無線装置10bが第2チャネルを受信し、…、無線装置10nが第nチャネルを受信するように無線装置10a〜10nの各々で設定が行われる。また、上記の制御信号C1に基づいて、無線装置10a〜10nの各々で作成されたログの送信先の設定等も行われる。
以上の初期設定が終了すると、制御部21の制御の下で、ログ収集装置20から通信バスBを介して無線装置10aに対し、同期制御信号C2が出力される。この同期制御信号C2は、無線装置10aに対して同期信号SYを強制的に出力させる制御信号である。この同期制御信号C2が入力されると、無線装置10aから同期信号SYが出力されて、他の無線装置10b〜10nにそれぞれ入力される。すると、無線装置10a〜10nの各々に設けられた時刻情報管理部12のタイマがほぼ同時にリセットされ、これにより無線装置10a〜10nの各々の時刻が高い精度(例えば、1msec以上の精度で)で同期する。
次に、監視対象無線装置の通信状況を示すログの収集開始を指示する制御信号C3が、制御部21の制御の下で、ログ収集装置20から通信バスBを介して無線装置10a〜10nに対してそれぞれ出力される。かかる制御信号C3が入力されると、監視対象無線装置の複数のチャネルを介した通信されるデータのうち、初期設定で設定されたチャネルを介して通信されるデータが無線装置10a〜10nの無線部11でそれぞれ受信される。図3中に示す例では、無線装置10a,10bの各々において、符号t11,t21で指し示すタイミングでデータが受信されている。
無線部11でデータが受信されると、受信されたデータが無線部11からログ作成部13に出力されるとともに、そのデータが受信された時刻を示すタイムスタンプが時刻情報管理部12からログ作成部13に出力される。尚、無線部11からは受信されたデータのみならず、設定されるチャネルを示す情報、通信品質を示す情報、及び受信したデータのデータ長を示すデータも出力される。
以上のデータ、タイムスタンプ、及び各種の情報が入力されると、ログ作成部13において図2に示すフォーマットのログ、即ちタイムスタンプが付されたログが作成される。図3に示す例では、無線装置10a,10bの各々において、符号t12,t22で指し示すタイミングでログが作成されている。作成されたログは、汎用ポート14を介して通信ケーブルBを介してログ収集装置20に向けて送信される。図3に示す例では、無線装置10aからログ収集装置20に向けてログL1が送信され、無線装置10bからログ収集装置20に向けてログL2が送信されている。以上の動作と同様の動作が、無線装置10a〜10nでそれぞれ個別に行われる。
無線装置10a〜10nから送信されたログはログ収集装置20で受信され、汎用ポート24を介して収集されてログ保存部22に順次保存される。以上の動作が繰り返されることにより、監視対象無線装置通信の各チャネル毎の通信状況を示すログが順次ログ収集装置20に収集されて保存される。尚、以上の動作が行われている間、無線装置10aから他の無線装置10b〜10nに対して定期的(例えば、1分間隔)に同期信号が出力される。これにより、無線装置10a〜10nは高い精度で同期がとれた状態が維持される。
ログの収集が終了してユーザによってログの表示指示が行われると、ログ収集装置20のログ表示部23によってログ保存部22に保存されたログが読み出されてログ収集装置20に設けられた不図示の表示装置に表示される。かかる表示がなされている状態で、ユーザがログの受信時刻を基準とした並び替え指示を行うと、ログ表示部23は表示部に表示されているログを、ログの各々に付されているタイムスタンプ順に並び替える処理を行う。ログ表示部23は、ログの収集が終了してから表示するものに限られるものではなく、ログの収集中に表示装置に表示するものでも良い。この場合、ログ表示部23はタイムスタンプ順に並べ替えながらログを表示装置に表示する。
ここで、ログに付されているタイムスタンプは、無線装置10a〜10nの各々でデータが受信された時刻を示すものであり、無線装置10a〜10nの各々から送信されたログが、ログ収集装置20に受信された時刻を示すものではない。このため、データが無線装置10a〜10nで受信されてからログ収集装置20に受信されるまでの間に行われる処理時間や通信バスBで生ずる遅延の影響を排除することができ、タイムスタンプ順に並び替えて表示されたログは時系列に正確なものである。
従って、監視対象無線装置が、例えばFHSSのように複数のチャネルを切り替えながら通信を行うものであっても、或いは複数のチャネルを同時に用いて通信を行うものであっても順序を維持しながら正確なログを収集することができる。しかも、同期信号SYによって定期的に無線装置10a〜10nの時刻を高い精度で同期させているため、無線装置10a〜10nの1つ又は複数の時刻のずれが生じても何ら問題はない。以上の通り、本実施形態では、時系列に正確であって複数チャネルを介して行われる通信の通信状況を示す必要十分なログを収集することができる。
ところで、近年においては、複数の無線規格を組み合わせた無線システムの構築も行われている。これは、各無線方式の特徴(高速性に優れるもの、省電力性に優れるもの、信頼性に優れるもの等)を生かして、それらを組み合わせることにより、無線システム全体として性能を向上させ、或いは利便性を高めるためである。例えば、無線システムの末端における無線装置はバッテリ駆動をさせる必要があるために省電力性に優れるものを用いる一方で、無線システムの中央における無線装置は通信速度を高めるために高速性に優れるものを用いるといった具合である。
かかる無線システムのログを一括して取得・管理するのは、従来の無線通信ログ収集システム単体では困難であり、複数の無線規格毎に無線通信ログ収集システムを用意する必要がある。しかしながら、複数の無線通信ログ収集システムを単に並べただけでは、システム間の同期を取ることが困難であり、各々の無線通信ログ収集システムで収集したログを統合する際に、ログが取得されたタイミングを正確に再現できない可能性がある。
このような無線システムのログを一括で取得するために、本発明を適用することができる。具体的には、無線システムで用いられる複数の無線方式に対応した無線装置を、図1に示す無線装置10a〜10nとして用いればよい。例えば、IEEE802.15.4等の省電力無線規格に対応した無線装置を無線装置10a,10bとして用い、IEEE802.11g等の高速無線規格に対応した無線装置を無線装置10nとして用いる。ここで、無線装置10a,10bは、省電力無線規格で用いられる複数のチャネルのうちの異なるチャネルを介して通信されるデータを受信するように設定する。
以上の無線通信ログ収集システムにおいても、データが受信された時刻を示すタイムスタンプが付されたログが無線装置10a〜10nの各々で生成される。このため、複数の無線通信規格が混在している場合であっても、時系列に正確であって複数チャネルを介して行われる通信の通信状況を示す必要十分なログを収集することができる。
以上、本発明の実施形態による無線通信ログ収集システム及び無線装置について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上記実施形態では、無線装置10a〜10nとログ収集装置20とが1本の通信バスBを介して接続された所謂バス型の接続である場合を例に挙げて説明した。しかしながら、本発明は、無線装置10a〜10nの各々とログ収集装置20とが1対1で接続される所謂スター型の接続の場合にも適用可能であり、種々の接続形態に適用可能である。
また、上記実施形態では、図2に示すフォーマットのログが無線装置10a〜10nの各々で作成される例について説明したが、無線装置10a〜10nの各々で作成されるログのフォーマットは図2に示すものには制限されない。作成されるログは、少なくともタイムスタンプと無線部11で受信されたデータとが含まれるフォーマットであれば良い。
更に、上記実施形態では、ログ収集装置20がログの収集を行う前に、無線装置10a〜10nの各々に対して初期設定を行うための制御信号C1を出力する例について説明した。しかしながら、かかる初期設定が予め無線装置10a〜10nの各々で行われており、改めて初期設定を行う必要がない場合には、省略することができる。
また、上記実施形態において、無線通信ログシステム1は、上記の同期信号SYを発信するための機能ブロック、又は、この機能ブロックを実行する同期信号発信手段をシステム中に有するものでもよい。また、無線通信ログシステム1は、上記の同期信号SYを無線装置、ログ収集装置、同期信号発信手段から発信させるためのトリガ信号をオペレータが入力するためのボタン入力手段等の同期指示入力手段を有するものでもよい。この場合、無線装置、ログ収集装置、同期信号発信手段は、同期指示入力手段から入力されるトリガ信号に基づき、同期信号SYを発信する。
1 無線通信ログ収集システム
10a〜10n 無線装置
11 無線部
12 時刻情報管理部
13 ログ作成部
20 ログ収集装置
SY 同期信号

Claims (6)

  1. 無線によって通信を行う無線装置の通信状況を示すログを収集する無線通信ログ収集システムにおいて、
    ログの収集対象である前記無線装置とは別個に設けられ、複数のチャネルを介して行われる前記無線装置の通信の内容をチャネル毎に個別に受信し、受信したチャネルの通信状況を示すログを、前記通信の内容を受信した時刻を示す時刻情報を付して出力する複数の受信用無線装置と、
    前記受信用無線装置の各々から出力される前記ログを収集するログ収集装置と
    を備えることを特徴とする無線通信ログ収集システム。
  2. 前記複数の受信用無線装置は、前記ログに付す前記時刻情報の管理を同期信号に基づいて行う時刻情報管理部をそれぞれ備えることを特徴とする請求項1記載の無線通信ログ収集システム。
  3. 前記複数の受信用無線装置のうちの何れか1つは、他の受信用無線装置に対して前記同期信号を出力することを特徴とする請求項2記載の無線通信ログ収集システム。
  4. 前記ログ収集装置は、前記複数の受信用無線装置に対して前記同期信号を出力することを特徴とする請求項2記載の無線通信ログ収集システム。
  5. 前記複数の受信用無線装置の各々は、複数の通信規格で用いられる複数のチャネルのうちの1つを選択可能であることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の無線通信ログ収集システム。
  6. 無線によって通信を行う無線装置とは別個に設けられ、該無線装置の通信の内容を受信して該無線装置の通信状況を示すログを出力する受信用の無線装置において、
    複数のチャネルを介して行われる前記無線装置の通信の内容のうち、何れか1つのチャネルを介して行われる通信の内容を受信する無線部と、
    前記無線部で受信されるチャネルの通信状況を示し、前記通信の内容を受信した時刻を示す時刻情報が付されたログを作成する作成部と、
    同期信号に基づいて前記ログに付される前記時刻情報を管理する時刻情報管理部と
    を備えることを特徴とする無線装置。
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