JP5308363B2 - 通信装置管理システムおよびパフォーマンス情報収集方法 - Google Patents

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本発明は、複数の通信装置と、ネットワークを介して接続された前記通信装置を管理するサーバ装置とで構成される通信装置管理システムおよびパフォーマンス情報収集方法に関する。
従来、管理用のサーバ装置を用いて、ネットワークを介して接続された複数の通信装置のパフォーマンス情報(統計情報や性能情報)を管理する通信装置管理システムが用いられている。このような通信装置管理システムでは、定期的に通信装置のパフォーマンス情報を取得するようになっている。例えば、図7に示すように、通信装置管理システム900は、管理サーバ装置901と、ネットワーク902と、複数の通信装置(通信装置Aa,通信装置Baおよび通信装置Za)とで構成される。また、必要に応じて保守端末903もネットワークに接続される。
図7において、管理サーバ装置901は、制御部951と、パフォーマンス情報データベース(PM情報DB)952と、通信インターフェース(通信IF)953と、表示部954と、操作部955とで構成され、各部はシステムバス956を介して互いに接続されている。また、制御部951は、管理サーバ装置901全体の制御を行うが、特にパフォーマンス情報の取得を行うために、SNMP(Simple Network Management Protocol)マネージャ971と、PM情報取得部972とを有する。
一方、通信装置Aaは、制御部961と、パフォーマンス情報データベース(PM情報DB)962と、通信インターフェース(通信IF)963とで構成され、各部はシステムバス964で互いに接続されている。また、制御部961は、通信装置Aa全体の制御を行うが、特にパフォーマンス情報の収集と管理サーバ装置901への送信などを行うために、SNMPエージェント981と、パフォーマンス情報収集部(PM情報収集部)982とを有する。尚、通信装置Baおよび通信装置Zaは、通信装置Aaと同じ構成なので説明を省略する。
そして、各通信装置は、PM情報収集部982で自装置の各部のパフォーマンス情報を収集する。ここで、パフォーマンス情報とは、例えば通信装置の主信号の送受信フレーム数やバイト数、或いは受信エラー数やバイト数などの統計情報(または性能情報)で、PM情報収集部982は、所定時間(15分毎など)のパフォーマンス情報を繰り返し収集する。PM情報収集部982が収集したパフォーマンス情報は、履歴情報としてPM情報DB962に蓄積される。そして、一連のパフォーマンス情報の収集が終了すると、SNMPエージェント981はSNMPプロトコルのTrap通知を管理サーバ装置901に送信する。Trap通知を受信した管理サーバ装置901のSNMPマネージャは、SNMPプロトコルのGetコマンドなどを用いて、当該通信装置のパフォーマンス情報を管理サーバ装置901に転送し、PM情報DB952に蓄積する。
従来の通信装置管理システム900におけるパフォーマンス情報の収集の流れについて図8のフローチャートを用いて説明する。図8は、通信装置Aa側のパフォーマンス情報収集処理と、管理サーバ装置901側のパフォーマンス情報取得処理とのフローチャートとを示している。図8において、先ず通信装置Aa側のPM情報収集部982は、パフォーマンス情報の収集を開始する(ステップS901)。そして、PM情報収集部982は、所定時間(15分毎など)のパフォーマンス情報を繰り返し収集し、所定時間が経過したら次のステップに進む(ステップS902)。PM情報収集部982は、収集したパフォーマンス情報を履歴情報としてPM情報DB962に蓄積する(ステップS903)。そして、一連のパフォーマンス情報の収集が終了すると、SNMPエージェント981はSNMPプロトコルのTrap通知を管理サーバ装置901に送信する(ステップS904)。
一方、管理サーバ装置901は、パフォーマンス情報取得処理を開始し、配下の通信装置から「PM収集終了通知」を含むTrap通知を受信するまで待機する(ステップS951)。そして、Trap通知を受信した管理サーバ装置901のSNMPマネージャは、SNMPプロトコルのGetコマンドなどを用いて、当該通信装置のパフォーマンス情報を管理サーバ装置901側に転送する(ステップS952)。同時に、管理サーバ装置901からGetコマンドを受けた通信装置AaはSNMPプロトコルによるパフォーマンス情報の読み出しを行い、管理サーバ装置901側に転送する(ステップS905)。そして、管理サーバ装置901の制御部951は、通信装置Aaから取得したパフォーマンス情報を通信装置別にPM情報DB952に蓄積する(ステップS953)。尚、他の通信装置についても同様に動作するので、管理サーバ装置901は、複数の通信装置から送られてくるTrap通知を受信して、各通信装置からパフォーマンス情報の取得を行うようになっている。
このようにして、各通信装置のパフォーマンス情報は管理サーバ装置901に転送され、各通信装置毎にPM情報DB952に蓄積されて、管理される。例えば、電力使用量データなどをSNMPプロトコルを用いて定期的に収集する技術が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005ー234851号公報
ところが、従来、SNMPマネージャがネットワークに接続された装置のパフォーマンス情報を収集できない問題が発生していた。その主な原因は以下の2つである。
(1)Trap通知はUDP(User Datagram Protocol)なので、ネットワークに輻輳が発生すると、Trap通知が消失して管理サーバ装置が受信できないという問題があった。また上記従来技術では、何度もTrap通知を再送しなければならず、パフォーマンス情報の転送に時間が掛かるという問題があった。
(2)接続された装置の台数が多い場合や収集するパフォーマンス情報の種類が多い場合は、管理サーバ装置が管理対象である全装置のパフォーマンス情報の読み出しが所定時間(例えば15分)では完了できず、その結果、パフォーマンス情報の読み出しができない装置が発生する。特にSNMPによる読み出しは、ハンドシェークによるオーバーヘッドの占める割合が高く、パフォーマンス情報の転送に時間が掛かるという問題があった。また、SNMPでは一般的に使用されるポート番号が161と決まっているため、パフォーマンス情報はシリーズ(直列)に読み出されるので、読み出し時間も長くなるという問題があった。
ここで、従来の課題について図9を用いて説明する。図9は、先に説明した図7の通信装置管理システム900における各通信装置のパフォーマンス情報の収集と、管理サーバ装置901側のパフォーマンス情報の取得処理との時間的な関係を示した説明図である。図9において、複数の通信装置(通信装置Aa,通信装置Baおよび通信装置Zaなど)が起動されると、図8で説明したように、各装置はパフォーマンス情報の収集を所定時間毎(図9では15分毎)に繰り返し行う。そして、最初の15分間に収集したパフォーマンス情報は15分履歴情報として各装置のPM情報DB962に蓄積する。そして、各通信装置は、次の15分間のパフォーマンス情報(30分履歴情報に相当)の収集を開始すると共に、管理サーバ装置901側にパフォーマンス情報の収集が終了したことを示すTrap通知を送信する。
ここで、複数の通信装置から一斉にTrap通知が送信されるため、ネットワークの輻輳が生じた場合、UDPであるTrap通知は消失する場合がある。例えば図9において、15分履歴情報を送信するために通信装置Baから送信されたTrap通知bが消失した場合、管理サーバ装置901は通信装置Baのパフォーマンス情報の収集終了を知ることができないので、SNMPによるパフォーマンス情報bを取得することができないという問題が生じる。同様に、30分履歴情報を送信するために通信装置Zaから送信されたTrap通知zが消失した場合、管理サーバ装置901は通信装置Zaのパフォーマンス情報の収集終了を知ることができないので、SNMPによるパフォーマンス情報zを取得することができないという問題が生じる。
また、図9において、管理サーバ装置901が各通信装置からSNMPによってパフォーマンス情報を読み取る際に、読み取り時間が15分をオーバーした場合、次のパフォーマンス情報の読み取りと重複するため、読み取りを中止しなければならないという問題が生じる。特にSNMPによる情報の読み取りはハンドシェークを行う必要があり、パフォーマンス情報の種類が多いは転送に時間が掛かるという問題がある。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、ネットワークの輻輳などが発生しても確実且つ高速にパフォーマンス情報を転送できる通信装置管理システムおよびパフォーマンス情報収集方法を提供することである。
請求項1に係る発明は、複数の通信装置と、ネットワークを介して接続された前記通信装置を管理するサーバ装置とで構成される通信装置管理システムにおいて、前記通信装置は、自装置のパフォーマンス情報を予め設定された所定時間毎に繰り返して収集し、前記所定時間内に収集した前記パフォーマンス情報をデータベースに蓄積する情報収集手段と、前記情報収集手段が前記パフォーマンス情報の収集終了した時に前記サーバ装置に認証要求を行う認証要求手段と、前記サーバ装置から受信する転送先のIPアドレスおよびポート番号に対応するFTPサーバに前記情報収集手段が前記所定時間内に収集した前記パフォーマンス情報を次の前記所定時間内にFTPプロトコルを用いて送信する情報送信手段とで構成され、前記サーバ装置は、前記通信装置の認証要求を許可した場合に前記パフォーマンス情報の転送先のIPアドレスおよび前記複数の通信装置毎にそれぞれ異なるポート番号を割り当てて送信する認証応答手段と、前記通信装置から転送されてきた前記パフォーマンス情報を受信する情報受信手段とで構成されることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の通信装置管理システムにおいて、前記パフォーマンス情報は、通信装置の統計情報および性能情報であることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1または2に記載の通信装置管理システムにおいて、前記FTPプロトコルの未使用ポートを用いることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の通信装置管理システムにおいて、前記FTPプロトコルで転送する前記パフォーマンス情報のファイル名に前記通信装置の名前と転送時刻を付加することを特徴とする。
請求項に係る発明は、複数の通信装置と、ネットワークを介して接続された前記通信装置を管理するサーバ装置とで構成される通信装置管理システムにおいて、前記通信装置は、前記サーバ装置から与えられるオフセット時間情報に応じて自装置のパフォーマンス情報の収集を開始し、収集した情報をデータベースに蓄積する情報収集手段で構成され、前記サーバ装置は、前記複数の通信装置それぞれ異なるオフセット時間情報を送信するオフセット時間指示手段と、前記複数の通信装置毎にそれぞれ異なるオフセット時間情報に応じて前記通信装置毎に前記パフォーマンス情報を取得するタイミングを設定するスケジューリング手段と、前記スケジューリング手段で設定されたタイミングに応じて前記通信装置毎にそれぞれ異なるタイミングでSNMPプロトコルを用いて前記パフォーマンス情報を取得する情報取得手段とで構成されることを特徴とする。
請求項に係る発明は、複数の通信装置と、ネットワークを介して接続された前記通信装置を管理するサーバ装置とで構成される通信装置管理システムにおけるパフォーマンス情報収集方法であって、前記通信装置では、自装置のパフォーマンス情報を予め設定された所定時間毎に繰り返して収集し、前記所定時間内に収集した前記パフォーマンス情報をデータベースに蓄積する情報収集手順と、前記情報収集手順で前記パフォーマンス情報の収集を終了した時に前記サーバ装置に認証要求を行う認証要求手順と、前記サーバ装置から受信する転送先のIPアドレスおよびポート番号に対応するFTPサーバに前記情報収集手順で前記所定時間内に収集した前記パフォーマンス情報を次の前記所定時間内にFTPプロトコルを用いて送信する情報送信手順とを実行し、前記サーバ装置では、前記通信装置の認証要求を許可した場合に前記パフォーマンス情報の転送先のIPアドレスおよび前記複数の通信装置毎にそれぞれ異なるポート番号を割り当てて送信する認証応答手順と、前記通信装置から転送されてきた前記パフォーマンス情報を受信する情報受信手順とを実行することを特徴とする。
請求項に係る発明は、複数の通信装置と、ネットワークを介して接続された前記通信装置を管理するサーバ装置とで構成される通信装置管理システムにおけるパフォーマンス情報収集方法であって、前記通信装置では、前記サーバ装置から与えられるオフセット時間情報に応じて自装置のパフォーマンス情報の収集を開始し、収集した情報をデータベースに蓄積する情報収集手順を実行し、前記サーバ装置では、前記複数の通信装置それぞれ異なるオフセット時間情報を送信するオフセット時間指示手順と、前記複数の通信装置毎にそれぞれ異なるオフセット時間情報に応じて前記通信装置毎に前記パフォーマンス情報を取得するタイミングを設定するスケジューリング手順と、前記スケジューリング手順で設定されたタイミングに応じて前記通信装置毎にそれぞれ異なるタイミングでSNMPプロトコルを用いて前記パフォーマンス情報を取得する情報取得手順とを実行することを特徴とする。
本発明に係る通信装置管理システムおよびパフォーマンス情報収集方法では、ネットワークの輻輳などが発生しても確実且つ高速に通信装置のパフォーマンス情報を管理サーバ装置に転送することができる。
第1の実施形態に係る通信装置管理システム100の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る通信装置管理システム100におけるパフォーマンス情報収集処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る通信装置管理システム100におけるパフォーマンス情報の収集および転送の様子を示す説明図である。 第2の実施形態に係る通信装置管理システム100’の構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る通信装置管理システム100’におけるパフォーマンス情報収集処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る通信装置管理システム100’におけるパフォーマンス情報の収集および転送の様子を示す説明図である。 従来技術の通信装置管理システム900の構成例を示すブロック図である。 従来技術の通信装置管理システム900におけるパフォーマンス情報収集処理の流れを示すフローチャートである。 従来技術の通信装置管理システム900におけるパフォーマンス情報の収集および転送の様子を示す説明図である。
以下、本発明に係る「通信装置管理システムおよびパフォーマンス情報収集方法」の実施形態について詳しく説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る通信装置管理システム100の構成を示すブロック図である。図1の通信装置管理システム100は、管理サーバ装置101と、ネットワーク102と、複数の通信装置(通信装置A,通信装置Bおよび通信装置Z)とで構成される。また、必要に応じて保守端末103もネットワーク102に接続される。
本実施形態に係る通信装置管理システム100は、ネットワーク102を介して接続される複数の通信装置のパフォーマンス情報を管理するためのシステムである。ここで、パフォーマンス情報とは、従来の技術で説明したように、例えば通信装置の主信号の送受信フレーム数やバイト数、或いは受信エラー数やバイト数などの統計情報(または性能情報)を意味する。
図1において、管理サーバ装置101は、制御部151と、パフォーマンス情報データベース(PM情報DB)152と、通信インターフェース(通信IF)153と、表示部154と、操作部155と、FTP(File Transfer Protocol)部156とで構成され、各部はシステムバス157で互いに接続されている。
制御部151は、管理サーバ装置101の全体の動作を制御する。特に本実施形態では、各通信装置のパフォーマンス情報を取得するためのパフォーマンス情報取得部(PM情報取得部)161と、各通信装置から送信されてくる認証情報(ログインIDやパスワードなど)が予め設定された認証情報に一致するか否かの確認を行い、認証を許可した場合は認証許可応答を各通信装置に送信するための認証応答部162とを有している。尚、認証応答部162は、各通信装置がパフォーマンス情報をFTP転送する際の宛先情報も認証許可応答と共に送信する。
PM情報DB152は、PM情報収集部261が収集した自装置のパフォーマンス情報を蓄積するためのデータベースである。
通信IF153は、管理サーバ装置101との間で制御コマンドや情報を送受信するための通信インターフェースを提供する。
表示部154は、管理サーバ装置101の操作画面を表示したり、制御情報を確認するためのモニタである。特に本実施形態では、オペレータはPM情報DB152に蓄積されている各通信装置のパフォーマンス情報を読み出して表示部154に表示して確認する。
操作部155は、オペレータが管理サーバ装置101を操作するためのインターフェースを提供し、表示部154に表示される操作画面に応じて必要なコマンドを入力する。
FTP部156は、FTPプロトコルに応じて各通信装置との間でFTP転送するための処理を行う。特に本実施形態では、FTP部156は、制御部151の認証応答部162が各通信装置に認証許可応答と共に送信したFTP転送の宛先に対応するFTPサーバ装置として動作する。そして、各通信装置からFTPプロトコルによって転送されてくるパフォーマンス情報のファイルを取得する情報受信部163を有している。
一方、通信装置Aは、制御部251と、パフォーマンス情報データベース(PM情報DB)252と、通信インターフェース(通信IF)253と、FTP(File Transfer Protocol)部254とで構成され、各部はシステムバス255で互いに接続されている。
制御部251は、通信装置Aの全体の動作を制御する。特に本実施形態では、通信装置Aのパフォーマンス情報を収集するパフォーマンス情報収集部(PM情報収集部)261と、管理サーバ装置101にFTPユーザとしてログインし、FTP転送する際の宛先情報を取得する認証要求部262とを有している。
PM情報DB252は、PM情報収集部261が収集した自装置のパフォーマンス情報を蓄積するためのデータベースである。
通信IF253は、管理サーバ装置101との間で制御コマンドや情報を送受信するための通信インターフェースを提供する。
FTP部254は、FTPプロトコルに応じて管理サーバ装置101との間でFTP転送するための処理を行う。特に本実施形態では、制御部251の認証要求部262が取得した宛先情報に応じて、管理サーバ装置101との間でFTPプロトコルを用いてパフォーマンス情報のファイルを転送する情報送信部263を有している。
尚、通信装置Bおよび通信装置Zは、通信装置Aと同じ構成である。
次に、本実施形態に係る通信装置管理システム100において各通信装置のパフォーマンス情報を取得する処理の流れについて図2のフローチャートを用いて説明する。図2のフローチャートは、管理サーバ装置101側のパフォーマンス情報取得処理と、通信装置A側のパフォーマンス情報収集処理とを描いたフローチャートで、管理サーバ装置101と通信装置Aとの間で送受信される情報の様子を点線矢印で示している。
尚、図2のフローチャートにおいて、管理サーバ装置101側の処理は制御部151およびFTP部156によって実行され、通信装置A側の処理は制御部251およびFTP部254によって実行される。
先ず、通信装置A側の処理について説明する。
(ステップS101)制御部251は、通信装置Aの起動が完了したか否かを判別する。通信装置Aの起動が完了した場合はステップS102に進み、起動が完了していない場合は起動が完了するまで待つ。尚、この時点でパフォーマンス情報を収集するためのカウンタは”0”にクリアされる。
ここで、パフォーマンス情報の収集方法は、例えば送受信フレーム数や受信エラー数などの数値情報なので、カウンタを用いて所定時間の送受信フレーム数や受信エラー数などをカウントするものとする。また、本実施形態では、所定時間を15分間として説明する。
(ステップS102)制御部251のPM情報収集部261は、パフォーマンス情報の収集を開始する。つまり、パフォーマンス情報を収集するためのカウンタで数値情報のカウントを開始する。尚、このカウンタはハードウェアで構成され、カウンタ値が読み出されるまでカウント動作を続ける。そして、カウンタ値が読み出される度にハード的にカンウタ値が”0”にクリアされる。
(ステップS103)制御部251は、パフォーマンス情報の収集を開始してから所定時間(15分間)が経過したか否かを判別する。15分間が経過した場合はステップS104に進み、経過していない場合は15分間が経過するまで待つ。
(ステップS104)制御部251のPM情報収集部261は、15分間で収集したパフォーマンス情報をPM情報DB252に蓄積する。実際には、送受信フレーム数や受信エラー数などに対応する各カウンタのカウント値を読み出し、所定のフォーマットのファイルを作成してPM情報DB252に蓄積する。そして、カウント値が読み出された各カウンタは”0”にリセットされ、次の15分間のパフォーマンス情報のカウントを開始する。
(ステップS105)制御部251の認証要求部262は、管理サーバ装置101に宛先情報と認証情報の要求を行う。ここで、宛先情報は、例えばFTPサーバのIPアドレスおよびポート番号などに相当し、認証情報はユーザ名とパスワードに相当する。
(ステップS106)制御部251の認証要求部262は、管理サーバ装置101からFTPプロトコルでパフォーマンス情報を転送するための宛先情報と認証情報を受信する。
ここで、宛先情報は、例えばFTPサーバのIPアドレスおよびポート番号などに相当し、認証情報はユーザ名とパスワードに相当する。尚、受信した宛先情報と認証情報はFTP部254の情報送信部263に出力される。尚、FTPで割り当てられるポート番号は「49152〜65535」の未使用ポートが割り当てられる。これらのポート番号は、システム側で自由に使用できるポート番号で、配下の複数の通信装置にそれぞれ異なるポート番号を割り当てることによって、並列に複数の通信装置からパフォーマンス情報をFTPで受信することができる。特に、FTP転送はファイル転送なので、従来のようにパフォーマンス情報を読み出す時間より十分に速い速度でパフォーマンス情報を取得することができる。また、転送するパフォーマンス情報のファイル名に通信装置名(Sysnameなど)と通信装置内部のカレンダ機能による日時などの情報を付加することにより、管理サーバ装置101(OpS)で受信したパフォーマンス情報のファイルの識別が可能となり、検索や分類などの管理が容易になる。
(ステップS106a)FTP転送の前に、通信装置Aは宛先情報と認証情報でFTPサーバにログインする。
(ステップS107)FTP部254の情報送信部263は、宛先情報と認証情報に応じて、FTPサーバに接続してログイン後、PM情報DB252に蓄積されているパフォーマンス情報をFTPプロトコルを用いて管理サーバ装置101のFTP部に送信する。
(ステップS107a)FTP転送後に、パフォーマンス情報の送信が終了すると、通信装置AはFTPサーバからログアウトする。そして、FTPサーバからログアウト後に切断して、ステップS103に戻って次の期間のパフォーマンス情報の取得を継続する。
このようにして、通信装置Aはパフォーマンス情報を収集して、管理サーバ装置101にFTPプロトコルを用いて収集したパフォーマンス情報を確実且つ迅速に転送することができる。
次に、管理サーバ装置101側の処理について説明する。
(ステップS201)制御部151の認証応答部162は、通信装置Aから宛先情報と認証情報の要求を受信したか否かを判別する。宛先情報と認証情報の要求を受信するまで待機し、宛先情報と認証情報の要求を受信した場合はステップS202に進む。
(ステップS202)制御部151の認証応答部162は、通信装置Aから受信した宛先情報と認証情報の要求に従い宛先情報と認証情報を通信装置Aに送信する。
(ステップS202a)FTP転送の前に通信装置Aのログイン認証処理を行う。
(ステップS203)通信装置AからFTP部156にログインされた後に情報受信部163は、通信装置AからFTPプロトコルを用いて転送されてくるパフォーマンス情報を受信する。転送終了後は通信装置Aよりログアウトされパフォーマンス転送動作が終了する。
(ステップS203a)FTP転送後に通信装置Aのログアウト処理を行う。
(ステップS204)制御部151のPM情報取得部161は、FTP部156の情報受信部163が受信したパフォーマンス情報を通信装置毎にPM情報DB152に蓄積する。
このようにして、通信装置Aはパフォーマンス情報を収集して、管理サーバ装置101にFTPプロトコルを用いて収集したパフォーマンス情報を確実且つ迅速に転送することができる。
ここで、本実施形態に係る通信装置管理システム100の特徴について図3を用いて説明する。図3は、先に説明した図1の通信装置管理システム100における各通信装置のパフォーマンス情報の収集と、管理サーバ装置101側のパフォーマンス情報の取得処理との時間的な関係を示した説明図である。尚、図3は従来技術で説明した図9に対応する。
図1において、複数の通信装置(通信装置A,通信装置Bおよび通信装置Zなど)が起動されると、図2で説明したように、各装置はパフォーマンス情報の収集を所定時間毎(図3では15分毎)に繰り返し行う。そして、最初の15分間に収集したパフォーマンス情報は15分履歴情報として各装置のPM情報DB262に蓄積する。そして、各通信装置は、次の15分間のパフォーマンス情報の収集を開始すると共に、管理サーバ装置101側に収集済みの15分履歴のパフォーマンス情報をFTP転送するために管理サーバ装置101に宛先情報と認証情報の要求を行う。管理サーバ装置101の認証応答部162は、各通信装置から受信した宛先情報と認証情報の要求に従い、各通信装置に宛先情報と認証情報を送信する。そして、通信装置Aはログインaを宛先情報で得たIPアドレスのFTPサーバ(ここでは、管理サーバ装置101とする)に送信し、通信装置Bおよび通信装置Zはログインbおよびログインzを前述と同じFTPサーバ(ここでは、管理サーバ装置101とする)に送信する。そして、管理サーバ装置101の認証応答部162は、各通信装置から受信した認証要求が予め登録されている認証情報に合致する場合は認証許可応答を各通信装置に送信する。認証許可を受信した各通信装置AからZは、FTPプロトコルでパフォーマンス情報を転送する。この時、ポート番号は各通信装置毎に異なる。FTP転送はファイル転送なので、SNMPで転送する場合に比較して高速に送信でき、図3に示すように、次のパフォーマンス情報が各通信装置で収集を終えるまでに前のパフォーマンス情報の取得を終了することができる。
このようにして、本実施形態に係る通信装置管理システム100におけるパフォーマンス情報収集方法では、ネットワークの輻輳などで情報を消失することなく、確実且つ高速にパフォーマンス情報を取得することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る「通信装置管理システムおよびパフォーマンス情報収集方法」の第2の実施形態について説明する。
図4は、第2の実施形態に係る通信装置管理システム100’の構成を示すブロック図である。図4の通信装置管理システム100’は、管理サーバ装置101’と、ネットワーク102と、複数の通信装置(通信装置A’,通信装置B’および通信装置Z’)とで構成される。また、必要に応じて保守端末103もネットワーク102に接続される。尚、第1の実施形態で説明した図1の通信装置管理システム100と同符号のものは同じものを示す。第1の実施形態と異なる部分は、管理サーバ装置101’の制御部151’の構成と、通信装置A’の制御部251’の構成である。
本実施形態に係る通信装置管理システム100’は、第1の実施形態の通信装置管理システム100と同様に、ネットワーク102を介して接続される複数の通信装置のパフォーマンス情報を管理するためのシステムである。
図4において、管理サーバ装置101’は、制御部151’と、パフォーマンス情報データベース(PM情報DB)152と、通信インターフェース(通信IF)153と、表示部154と、操作部155とで構成され、各部はシステムバス157で互いに接続されている。
制御部151’は、管理サーバ装置101’の全体の動作を制御する。特に本実施形態では、SNMPマネージャ301と、各通信装置のパフォーマンス情報を取得するためのパフォーマンス情報取得部(PM情報取得部)302と、各通信装置に対してパフォーマンス情報の収集を開始するオフセット時間を指示するオフセット時間指示部303と、各通信装置に対して指示したオフセット時間に応じて各装置のパフォーマンス情報の収集終了時間を推定し、各通信装置からパフォーマンス情報を取得するタイミングを決めるスケジューリング部304とを有している。
尚、管理サーバ装置101’において、PM情報DB152,通信IF153,表示部154,操作部155およびシステムバス157については、第1の実施形態の管理サーバ装置101と同じなので重複する説明は省略する。
一方、通信装置A’は、制御部251’と、パフォーマンス情報データベース(PM情報DB)252と、通信インターフェース(通信IF)253と、システムバス255とで構成される。
制御部251’は、通信装置A’の全体の動作を制御する。特に本実施形態では、SNMPエージェント351と、通信装置A’のパフォーマンス情報を収集するパフォーマンス情報収集部(PM情報収集部)352とを有している。
尚、PM情報DB252,通信IF253およびシステムバス255については、第1の実施形態の通信装置Aと同じなので重複する説明は省略する。また、通信装置B’および通信装置Z’は、通信装置A’と同じ構成である。
次に、本実施形態に係る通信装置管理システム100’において各通信装置のパフォーマンス情報を取得する処理の流れについて図5のフローチャートを用いて説明する。図5のフローチャートは、管理サーバ装置101’側のパフォーマンス情報取得処理と、通信装置A’側のパフォーマンス情報収集処理とを描いたフローチャートで、管理サーバ装置101’と通信装置A’との間で送受信される情報の様子を点線矢印で示している。
尚、図5のフローチャートにおいて、管理サーバ装置101’側の処理は制御部151’によって実行され、通信装置A側の処理は制御部251’によって実行される。特に本実施形態に係る通信装置管理システム100’は、従来技術と同様にSNMPを使用して通信装置のパフォーマンス情報を取得する。SNMPは、TRAPメッセージ,GETリクエストコマンド,GETレスポンスメッセージ,SETリクエストコマンドなどの制御データを用いて、マネージャ側(管理サーバ装置101’の制御部151’のSNMPマネージャ301)とエージェント側(各通信装置の制御部251’のSNMPエージェント351)との間でパフォーマンス情報を送受信する。
先ず、通信装置A’側の処理について説明する。
(ステップS301)制御部251’は、予め管理サーバ装置101’からオフセット時間指示を受信する。オフセット時間とは、通信装置A’でパフォーマンス情報の収集を開始するタイミングを決めるための情報である。例えば従来技術で説明したように、各通信装置は起動または再起動された時間タイミングでパフォーマンス情報の収集を開始し、管理サーバ装置101’と同期していないため、パフォーマンス情報の収集完了をTrapで通知しなければならない。また、停電などによる地域災害の復帰時には、各通信装置への電源供給による起動が同時刻に起こるため、通信装置Aaから通信装置Zaが起動した時刻(例えば12:00とする)からパフォーマンス情報の収集を開始して収集完了Trapも同時刻に集中する。これに対して、本実施形態に係る通信装置管理システム100’では、管理サーバ装置101’から各通信装置に対してパフォーマンス情報の収集を開始する定時時刻を設けて、定時時刻から所定時間だけ遅らせるためのオフセット時間を指示する。定時時刻は、収集間隔が15分であれば00分を起点として、15分,30分,45分のようになる。例えば通信装置A’にオフセット時間2分を指示すると、通信装置A’は従来なら12:00からパフォーマンス情報の収集を開始するのを(12:00+オフセット時間(2分))=12:02からパフォーマンス情報の収集を開始する。同様に、通信装置B’のオフセット時間は4分、通信装置Z’のオフセット時間は8分などのように指示する。これにより、複数の通信装置がパフォーマンス情報の取得を開始する時間をずらすことができる。この結果、パフォーマンス情報の収集を終了する時間もずれることになり、Trap通知を管理サーバ装置101’に送信する時間が分散されるのでネットワークの輻輳の発生を抑えることができる。
(ステップS302)制御部251’は、通信装置A’がパフォーマンス情報の収集を開始すべき時刻(共通の開始時刻+オフセット時間)になったか否かを判別する。パフォーマンス情報の収集を開始すべき時刻になった場合はステップS303に進み、Noの場合はパフォーマンス情報の収集を開始すべき時刻になるまで待つ。
ここで、パフォーマンス情報の収集方法は、第1の実施形態と同様に、例えば送受信フレーム数や受信エラー数などの数値情報なので、カウンタを用いて所定時間の送受信フレーム数や受信エラー数などをカウントするものとする。また、本実施形態では、所定時間を15分間として説明する。
(ステップS303)制御部251’のPM情報収集部352は、パフォーマンス情報の収集を開始する。つまり、パフォーマンス情報を収集するためのカウンタで数値情報のカウントを開始する。尚、第1の実施形態と同様に、このカウンタはハードウェアで構成され、カウンタ値が読み出されるまでカウント動作を続ける。そして、カウンタ値が読み出される度にハード的にカンウタ値が”0”にクリアされる。
(ステップS304)制御部251’は、パフォーマンス情報の収集を開始してから所定時間(15分間)が経過したか否かを判別する。15分間が経過した場合はステップS305に進み、経過していない場合は15分が経過するまで待つ。
(ステップS305)制御部251’のPM情報収集部352は、15分間で収集したパフォーマンス情報をPM情報DB252に蓄積する。実際には、第1の実施形態と同様に、送受信フレーム数や受信エラー数などに対応する各カウンタのカウント値を読み出し、所定のフォーマットに変換してPM情報DB252に蓄積する。そして、カウント値が読み出された各カウンタは”0”にリセットされ、次の15分間のパフォーマンス情報のカウントを開始する。
(ステップS306)管理サーバ装置101’のSNMPマネージャ301は、制御部251’のSNMPエージェント351を介して収集済のパフォーマンス情報をPM情報DB252から読み出す。そして、パフォーマンス情報の読み取りが終了すると、ステップS304に戻って次の期間のパフォーマンス情報の取得を継続する。
このようにして、通信装置A’はパフォーマンス情報を収集して、管理サーバ装置101’に収集したパフォーマンス情報を転送することができる。
次に、管理サーバ装置101’側の処理について説明する。
(ステップS401)制御部151’のオフセット時間指示部303は、通信装置A’にオフセット時間を指示する。
(ステップS402)制御部151’のスケジューリング部304は、ステップS401で各通信装置に指示したオフセット時間に応じて各装置のパフォーマンス情報の収集終了時間を推定し、各通信装置からパフォーマンス情報を取得するタイミングを設定する。ここで、終了時刻は、(定時時刻+15分+各装置のオフセット時間)となる。
(ステップS403)制御部151’のPM情報取得部302は、パフォーマンス情報を読み出せる時刻(取得時刻)になったか否かを判別する。ここで、取得時刻は、ステップS402で設定した各通信装置がパフォーマンス情報の収集を終了する時刻に対応する。取得時刻になった場合はステップS404に進み、Noの場合は取得時刻になるまで待つ。
(ステップS404)制御部151’のSNMPマネージャ301は、各通信装置の制御部251’のSNMPエージェント351を介して収集済のパフォーマンス情報を読み出す。
(ステップS405)制御部151’のPM情報取得部302は、SNMPマネージャ301が各通信装置から読み出したパフォーマンス情報を通信装置毎にPM情報DB152に蓄積する。
このようにして、通信装置A’はパフォーマンス情報を収集して、管理サーバ装置101’は通信装置A’が収集したパフォーマンス情報を取得することができる。特に本実施形態では、従来技術のようにTrap通知を用いないので、Trap通知の消失によるパフォーマンス情報の取得ミスを防止することができ、定期的に確実にパフォーマンス情報の読み出しを開始することができる。但し、パフォーマンス情報の読み出しにはSNMPを用いているので、読み出し時間が所定時間(上記の場合は15分)をオーバーすると、以降のパフォーマンス情報が失われるという問題は残るが、ネットワークの輻輳によるTrap通知の消失は防止することができる。
ここで、本実施形態に係る通信装置管理システム100’の特徴について図6を用いて説明する。図6は、従来技術で説明した図7の通信装置管理システム900における各通信装置のパフォーマンス情報の収集と、管理サーバ装置901側のパフォーマンス情報の取得処理との時間的な関係を示した説明図である。
図6において、複数の通信装置(通信装置A’,通信装置B’および通信装置Z’など)が起動されると、図5で説明したように、各装置はパフォーマンス情報の収集を各装置に指示されたオフセット時間だけずらして所定時間毎(図6では15分毎)に繰り返し行う。例えば、図6において、通信装置B’は通信装置A’よりもオフセット時間Tbだけ遅れてパフォーマンス情報の収集を開始するので、最初の15分間に収集したパフォーマンス情報を15分履歴情報として各装置のPM情報DB262に蓄積する時刻もオフセット時間Tbだけ遅くなる。同様に、通信装置Z’は通信装置A’よりもオフセット時間Tzだけ遅れてパフォーマンス情報の収集を開始するので、最初の15分間に収集したパフォーマンス情報を15分履歴情報として各装置のPM情報DB262に蓄積する時刻もオフセット時間Tzだけ遅くなる。そして、各通信装置は、次の15分間のパフォーマンス情報の収集もオフセット時間だけずらして収集を開始する。
一方、管理サーバ装置101’は、スケジューリング部304が設定した各通信装置のパフォーマンス情報の取得時刻になったら、SNMPによって各通信装置からパフォーマンス情報の読み取りを行う。つまり、図6に示すように、各通信装置に設定したオフセット時間だけずらしながら分散してパフォーマンス情報を複数の装置から読み出すことができる。
このようにして、本実施形態に係る通信装置管理システム100’におけるパフォーマンス情報収集方法では、Trap通知で用いずにスケジュール設定を行ってパフォーマンス情報を読み出すので、管理サーバ装置101’は確実にパフォーマンス情報を取得することができる。
以上、本発明に係るネットワーク管理システムおよびバージョン管理方法について、実施例を挙げて説明してきたが、その精神またはその主要な特徴から逸脱することなく他の多様な形で実施することができる。そのため、上述した実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明は、特許請求の範囲によって示されるものであって、本発明は明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内である。
100,100',900・・・通信装置管理システム
101,101',901・・・管理サーバ装置
102,902・・・ネットワーク
A,B,Z,Aa,Ba,Za,A’,B’,Z’・・・通信装置
103,903・・・保守端末
151,151',951・・・制御部
152,952・・・PM情報DB
153,953・・・通信IF
154,954・・・表示部
155,955・・・操作部
156・・・FTP部
157,956・・・システムバス
161,302,972・・・PM情報取得部
162・・・認証応答部
163・・・情報受信部
251,961・・・制御部
252,962・・・PM情報DB
253,963・・・通信IF
254・・・FTP部
255,964・・・システムバス
261,352,982・・・PM情報収集部
262・・・認証要求部
263・・・情報送信部
301,971・・・SNMPマネージャ
302・・・PM情報取得部
303・・・オフセット時間指示部
304・・・スケジューリング部
351,981・・・SNMPエージェント

Claims (7)

  1. 複数の通信装置と、ネットワークを介して接続された前記通信装置を管理するサーバ装置とで構成される通信装置管理システムにおいて、
    前記通信装置は、
    自装置のパフォーマンス情報を予め設定された所定時間毎に繰り返して収集し、前記所定時間内に収集した前記パフォーマンス情報をデータベースに蓄積する情報収集手段と、
    前記情報収集手段が前記パフォーマンス情報の収集終了した時に前記サーバ装置に認証要求を行う認証要求手段と、
    前記サーバ装置から受信する転送先のIPアドレスおよびポート番号に対応するFTPサーバに前記情報収集手段が前記所定時間内に収集した前記パフォーマンス情報を次の前記所定時間内にFTPプロトコルを用いて送信する情報送信手段と
    で構成され、
    前記サーバ装置は、
    前記通信装置の認証要求を許可した場合に前記パフォーマンス情報の転送先のIPアドレスおよび前記複数の通信装置毎にそれぞれ異なるポート番号を割り当てて送信する認証応答手段と、
    前記通信装置から転送されてきた前記パフォーマンス情報を受信する情報受信手段と
    で構成される
    ことを特徴とする通信装置管理システム。
  2. 請求項1に記載の通信装置管理システムにおいて、
    前記パフォーマンス情報は、通信装置の統計情報および性能情報であることを特徴とする通信装置管理システム。
  3. 請求項1または2に記載の通信装置管理システムにおいて、
    前記FTPプロトコルの未使用ポートを用いることを特徴とする通信装置管理システム。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の通信装置管理システムにおいて、
    前記FTPプロトコルで転送する前記パフォーマンス情報のファイル名に前記通信装置の名前と転送時刻を付加することを特徴とする通信装置管理システム。
  5. 複数の通信装置と、ネットワークを介して接続された前記通信装置を管理するサーバ装置とで構成される通信装置管理システムにおいて、
    前記通信装置は、
    前記サーバ装置から与えられるオフセット時間情報に応じて自装置のパフォーマンス情報の収集を開始し、収集した情報をデータベースに蓄積する情報収集手段で
    構成され、
    前記サーバ装置は、
    前記複数の通信装置それぞれ異なるオフセット時間情報を送信するオフセット時間指示手段と、
    前記複数の通信装置毎にそれぞれ異なるオフセット時間情報に応じて前記通信装置毎に前記パフォーマンス情報を取得するタイミングを設定するスケジューリング手段と、
    前記スケジューリング手段で設定されたタイミングに応じて前記通信装置毎にそれぞれ異なるタイミングでSNMPプロトコルを用いて前記パフォーマンス情報を取得する情報取得手段と
    で構成されることを特徴とする通信装置管理システム。
  6. 複数の通信装置と、ネットワークを介して接続された前記通信装置を管理するサーバ装置とで構成される通信装置管理システムにおけるパフォーマンス情報収集方法であって、
    前記通信装置では、
    自装置のパフォーマンス情報を予め設定された所定時間毎に繰り返して収集し、前記所定時間内に収集した前記パフォーマンス情報をデータベースに蓄積する情報収集手順と、
    前記情報収集手順で前記パフォーマンス情報の収集を終了した時に前記サーバ装置に認証要求を行う認証要求手順と、
    前記サーバ装置から受信する転送先のIPアドレスおよびポート番号に対応するFTPサーバに前記情報収集手順で前記所定時間内に収集した前記パフォーマンス情報を次の前記所定時間内にFTPプロトコルを用いて送信する情報送信手順と
    を実行し、
    前記サーバ装置では、
    前記通信装置の認証要求を許可した場合に前記パフォーマンス情報の転送先のIPアドレスおよび前記複数の通信装置毎にそれぞれ異なるポート番号を割り当てて送信する認証応答手順と、
    前記通信装置から転送されてきた前記パフォーマンス情報を受信する情報受信手順と
    を実行する
    ことを特徴とする通信装置管理システムにおけるパフォーマンス情報収集方法。
  7. 複数の通信装置と、ネットワークを介して接続された前記通信装置を管理するサーバ装置とで構成される通信装置管理システムにおけるパフォーマンス情報収集方法であって、
    前記通信装置では、
    前記サーバ装置から与えられるオフセット時間情報に応じて自装置のパフォーマンス情報の収集を開始し、収集した情報をデータベースに蓄積する情報収集手順を
    実行し、
    前記サーバ装置では、
    前記複数の通信装置それぞれ異なるオフセット時間情報を送信するオフセット時間指示手順と、
    前記複数の通信装置毎にそれぞれ異なるオフセット時間情報に応じて前記通信装置毎に前記パフォーマンス情報を取得するタイミングを設定するスケジューリング手順と、
    前記スケジューリング手順で設定されたタイミングに応じて前記通信装置毎にそれぞれ異なるタイミングでSNMPプロトコルを用いて前記パフォーマンス情報を取得する情報取得手順と
    を実行することを特徴とする通信装置管理システムにおけるパフォーマンス情報収集方法。
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