JP2012113448A - 電文収集解析装置、電文収集解析方法及びプログラム - Google Patents

電文収集解析装置、電文収集解析方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2012113448A
JP2012113448A JP2010260630A JP2010260630A JP2012113448A JP 2012113448 A JP2012113448 A JP 2012113448A JP 2010260630 A JP2010260630 A JP 2010260630A JP 2010260630 A JP2010260630 A JP 2010260630A JP 2012113448 A JP2012113448 A JP 2012113448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collection
message
network
analysis
message collection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010260630A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5328754B2 (ja
Inventor
Akihiro Ochiai
昭博 落合
Noriyuki Komiya
紀之 小宮
Yoshiaki Ito
善朗 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2010260630A priority Critical patent/JP5328754B2/ja
Publication of JP2012113448A publication Critical patent/JP2012113448A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5328754B2 publication Critical patent/JP5328754B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】複数のネットワーク各々を伝送される電文の解析効率を向上させる。
【解決手段】電文受信手段11は、複数のネットワーク各々を伝送される電文を個別に受信する。格納手段12は、各ネットワークを伝送される電文に時刻情報を付与して格納する。収集制御管理手段13は、各ネットワークの電文の収集開始/終了を個別に制御する。収集データ集約手段14は、格納手段12に格納された各ネットワークの電文を、所定の集約条件にもとづいて集約することにより、集約データを生成する。電文の収集開始終了タイミングは、ネットワーク毎に個別に指定できるうえ、表示される電文や集約データも指定することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばビル設備を管理するビル設備システムネットワーク等のネットワークシステムを構成する複数のネットワーク各々を送受信される電文を収集し解析する電文収集解析装置、電文収集解析方法及びプログラムに関する。
近年、ビル等に設置されている空調機器等の設備機器を所定の監視装置(ビル管理システム)を用いて管理、制御するビル設備システムネットワークの開発が進められている。従来のビル設備システムネットワークでは、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の上位ネットワークに接続された監視装置が、ゲートウェイ装置を介して、下位ネットワークによって接続された複数の設備機器を管理(監視)・制御している。
上位ネットワークの代表的なプロトコルの1つである、BACnet(Building Automation and Control Networking Protocol)が2003年に国際標準規格ISO16484−5として規定された。これにより、国際標準規格として規定されたBACnetに対応した装置を提供するベンダが増えてきている。
ゲートウェイ装置は、監視装置が接続された上位ネットワークと設備機器が接続された下位ネットワークとの間に接続されている。ゲートウェイ装置は、監視装置から送信されるデータ(パケット)を設備機器で処理可能なデータに変換するとともに、設備機器から送信されるデータを監視装置で処理可能なデータに変換する。すなわち、ゲートウェイ装置は、監視装置で処理する上位ネットワーク側のプロトコルと設備機器で処理する下位ネットワーク側のプロトコルの相互変換を行っている。
このようなゲートウエイ装置の1つとして、例えば、設備機器を提供する複数の異なるベンダによって提供される独自仕様の下位ネットワークと上位ネットワークとを接続可能なゲートウェイ装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
これにより、複数のベンダ各々において、独自仕様の下位ネットワークの構築が容易に可能になった。しかしながら、その一方で、様々な仕様の下位ネットワークが構築されたシステムでは、システムに不具合が発生した時に、いずれのネットワークにその不具合の要因があるのかを切り分けるのが困難になってきている。
この切り分けを行うために、各ネットワークを伝送される電文を収集し解析する電文収集解析装置が用いられる。電文収集解析装置は、複数のネットワーク(例えば、上位ネットワークと下位ネットワーク)にそれぞれ接続され、接続したネットワークを伝送される電文を同時に収集する。保守エンジニアは、この収集結果に基づいて、例えば、要求電文に対する応答電文はあるか、応答電文の内容は正しいかなどを解析する。
このような電文収集解析装置の一例として、複数の測定ターミナルと、1つのメインフレームと、1つのターミナルアダプタとを備えるネットワークアナライザが開示されている(例えば、特許文献2参照)。複数の測定ターミナルは被測定対象の測定を行う。また、メインフレームは、測定ターミナルの制御及び測定ターミナルから受信した測定信号の解析・判定処理を行う。ターミナルアダプタは、時分割にメインフレームといずれかの測定ターミナルとの接続を切り替える。
特開2006−129283号公報(図1) 特許第3429145号公報(図1)
電文収集解析装置は、ゲートウェイ装置を含むビル設備システムネットワークにて、ゲートウェイ装置を挟む上位ネットワークと下位ネットワークとにそれぞれ1台ずつ接続される。各電文収集解析装置は、それぞれが接続されたネットワークに伝送される電文を不具合発生前後で収集する。
不具合が発生した時の原因の切り分けは、収集された電文を保守エンジニアが解析することにより行われる。解析項目は、多岐にわたる。例えば、上位ネットワークに接続された監視装置が正しく要求電文を送信しているか、ゲートウェイ装置が監視装置からの要求電文を受信し下位ネットワークに接続された設備機器へ正しく要求電文を送信しているか、設備機器がゲートウェイ装置からの要求電文を受信し、設備機器を正しく制御しその結果をゲートウェイ装置へ応答電文として送信しているか、ゲートウェイ装置が設備機器からの応答電文を受信し監視装置へ送信しているか、等が解析項目として挙げられる。
特許文献2に開示された装置は、複数のネットワーク各々に接続して同時に電文を収集することはできる。しかしながら、電文は、最終的には、ネットワークの数だけ収集されるため、そのデータ量は膨大となる。このため、保守エンジニアは、具体的な解析作業を行う前に、この膨大な電文を集約する必要がある。
この集約作業には長時間を要する。収集した電文のデータ量にもよるが、例えば1時間から2時間で収集した電文を集約するには通常は30分から1時間が必要になる。また、半日から1日で収集した電文を集約するには2時間から4時間が必要になる。このように、電文の集約作業だけでも膨大な時間を要するので、保守エンジニアの作業負担が増大する。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、ビル設備システムネットワークを構成する複数のネットワーク各々を伝送される電文の解析効率を向上させることができる電文収集解析装置、電文収集解析方法及びプログラムを実現することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電文収集解析装置は、複数のネットワークから構成されるシステムネットワークの電文収集解析装置である。この電文収集解析装置において、電文受信手段は、複数のネットワーク各々を伝送される電文を個別に受信する。電文格納手段は、各ネットワークを伝送される電文に時刻情報を付与して別々に格納する。収集データ集約手段は、電文格納手段に格納された各ネットワークの電文を、所定の集約条件にもとづいて集約することにより、集約データを生成する。
この発明によれば、複数のネットワーク各々を伝送される電文を、所定の集約条件に基づいて集約するので、複数のネットワークから構成されるシステムネットワークを伝送される電文の解析効率を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係る電文収集解析装置が用いられるビル設備システムネットワーク全体の構成を示すブロック図である。 図1の電文収集解析装置の概略的な構成を示すブロック図である。 図1の電文収集解析装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る電文収集解析装置が用いられるビル設備システムネットワーク全体の構成を示すブロック図である。 図4の電文収集解析装置の概略的な構成を示すブロック図である。 図4の電文収集解析装置の動作を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
まず、この発明の実施の形態1について説明する。
この実施の形態1に係る電文収集解析装置を、あるビル設備システムネットワークに適用する場合について説明する。図1に示すように、電文収集解析装置1は、ビル設備システムネットワーク100に接続されている。
ビル設備システムネットワーク100は、設備管理ネットワーク2と、設備機器ネットワーク3と、ビル管理システム4と、設備機器5と、ゲートウエイ装置6と、を備える。すなわち、ビル設備システムネットワーク100は、複数のネットワーク(設備管理ネットワーク2、設備機器ネットワーク3)から構成されている。
設備管理ネットワーク2は、ビル設備システムネットワーク100の上位ネットワークである。設備管理ネットワーク2としては、例えば、BACnet等が採用される。
設備機器ネットワーク3は、ビル設備システムネットワーク100の下位ネットワークである。設備機器ネットワーク3としては、例えば、LONWORKS(登録商標)が採用される。
ビル管理システム4は、設備管理ネットワーク2に接続されている。設備機器5は、設備機器ネットワーク3に接続されている。ゲートウエイ装置6は、設備管理ネットワーク2と設備機器ネットワーク3との境界にネットワーク変換機器として接続されている。ビル管理システム4とゲートウェイ装置6とは、設備管理ネットワーク2を介して接続され、ゲートウェイ装置6と設備機器5とは、設備機器ネットワーク3を介して接続される。
電文収集解析装置1は、設備管理ネットワーク2を伝送される電文、設備機器ネットワーク3を伝送される電文を収集する2つの収集地点に接続されている。
図2には、この実施の形態1に係る電文収集解析装置1の概略的な構成が示されている。図2に示すように、電文収集解析装置1は、電文受信手段11と、格納手段12と、収集制御管理手段13と、収集データ集約手段14と、表示情報生成手段15と、上位ネットワーク接続ポート16と、下位ネットワーク接続ポート17と、操作入力手段18と、表示手段19とを備える。
電文受信手段11は、設備管理ネットワーク2、設備機器ネットワーク3を伝送される電文を受信する。電文受信手段11は、第1の電文受信手段11aと、第2の電文受信手段11bとを備える。第1の電文受信手段1aは、BACnetプロトコル電文が伝送される上位ネットワーク接続ポート16を介して設備管理ネットワーク2を伝送される電文を受信する。第2の電文受信手段11bは、LONWORKSプロトコル電文が伝送される下位ネットワーク接続ポート17を介して設備機器ネットワーク3を伝送される電文を受信する。
格納手段12は、収集された電文を格納する。格納手段12は、第1の格納手段12aと、第2の格納手段12bと、集約データ格納手段12mと、を備える。第1の格納手段1aは、第1の電文受信手段1aで受信された電文を格納する。第2の格納手段12bは、第2の電文受信手段1bで受信された電文を格納する。集約データ格納手段12mは、第1の格納手段1aに格納された電文と、第2の格納手段1bに格納された電文とを集約することにより生成される集約データを格納する。
収集制御管理手段13は、操作入力手段18からの入力を受け付ける。
収集制御管理手段13は、第1の電文受信手段11a及び第2の電文受信手段11bに収集開始指示を出力する。これを受けて、第1の電文受信手段11aは、設備管理ネットワーク2を伝送される電文の受信を開始し、受信した電文に時刻情報を付与して第1の格納手段12aに格納する。
なお、この時、第1の電文受信手段11aは、BACnetプロトコル電文だけを受信するのではなく、Ethernet(登録商標)プロトコルの全電文を受信して格納する。
同様に、収集開始指示を受けて、第2の電文受信手段11bは、設備機器ネットワーク3に伝送される電文の受信を開始し、受信した電文に時刻情報を付与して第2の格納手段12bに格納する。
収集制御管理手段13による収集開始指示は、操作入力手段18の収集開始操作に応じて出力されるように設定することができるし、操作者により設定された収集開始時刻に出力されるように設定することもできる。
収集制御管理手段13は、第1の電文受信手段11aと第2の電文受信手段11bとに個別に収集開始指示を出力することができる。これにより、収集制御管理手段13は、第1の電文受信手段11aと第2の電文受信手段11bに同時に収集を開始させることも可能であり、第1の電文受信手段11aと第2の電文受信手段11bに別々に収集を開始させることも可能である。収集開始のタイミングを個別に設定可能にすることで、操作者が意図するタイミングで、各ネットワークを伝送される電文を収集することができるようになる。
上述のように、電文収集解析装置1では、設備管理ネットワーク2を伝送される電文を、上位ネットワーク接続ポート16を介して電文受信手段11aが受信して第1の格納手段12aへ格納し、設備機器ネットワーク3に伝送される電文を、下位ネットワーク接続ポート17を介して電文受信手段11bが受信して第2の格納手段12bへ格納する。このように、ネットワーク毎に電文を個別に収集しているため、複数のネットワーク各々に伝送される電文を同時に収集することができる。
収集制御管理手段13は、収集終了指示を第1の電文受信手段11a、第2の電文受信手段11bに個別に出力する。この収集終了指示により、第1の電文受信手段11a、第2の電文受信手段11bは電文の受信を停止する。
収集制御管理手段13による収集終了指示は、操作者の操作入力手段18の収集終了操作によって出力されるように設定することができるし、操作者の設定により設定された収集終了時刻に出力されるように設定することができる。また、収集制御管理手段13による収集終了指示は、設定された収集開始時刻を起点として、操作者の設定により設定された収集時間が経過したときに出力されるようにしてもよい。
収集制御管理手段13は、第1の電文受信手段11aと第2の電文受信手段11bとに個別に収集終了指示を出力するので、第1の電文受信手段11aと第2の電文受信手段11bが同時に収集を終了することも可能であり、第1電文受信手段11aと第2電文受信手段11bが別々に収集を終了することも可能である。このように、収集終了のタイミングを個別に設定可能とすることで、操作者が意図するタイミングで設備管理ネットワーク2、設備機器ネットワーク3をそれぞれ伝送される電文の収集を停止することが可能になる。
収集データ集約手段14は、第1の格納手段12a、第2の格納手段12bに格納されたそれぞれの電文を、操作者により予め設定された集約条件、例えば、電文受信時刻の昇順に並べ替えるという条件に従って、受信時刻を比較しながら各電文を集約することにより、集約データを生成する。生成された集約データは、集約データ格納手段12mに格納される。
操作者により予め設定された集約条件を、電文受信時刻の降順に並べ替えるという条件としてもよい。さらには、集約条件を、電文の送信元アドレスの昇順または降順に並べ替えるという条件にしてもよい。また、集約条件を、電文の送信先アドレスの昇順または降順に並べ替えるという条件にしてもよい。また、集約条件を、電文コマンド種別(BACnetプロトコルではサービス、LONWORKS(登録商標)ではネットワーク変数)の昇順または降順に並べ替えるという条件にしてもよい。また、集約条件を、フィルタリング条件とし、余分な電文を削除するようにしてもよい。
上述した集約条件として、複数の条件を組み合わせることも可能である。例えば、電文送信元アドレスの昇順を優先順位の最上位とし、受信電文時刻の昇順をその次の優先順位にして電文を並び替えることが可能である。
収集データ集約手段14は、新たに操作者により設定し直された集約条件に則り、電文の再集約することも可能である。これにより、様々な集約条件に従った電文の集約が可能となる。電文を集約することにより、例えば、要求元の要求数と要求先の応答数を数えて、全ての要求に対して正しく応答を返しているかを確認することもできるようになるなど、より効率的な解析作業が可能になる。
表示情報生成手段15は、格納手段12に格納された集約データを表示するための表示情報を生成する。この表示情報に基づいて、表示手段19には、集約データが表示される。さらに、表示情報生成手段15は、格納手段12に格納された電文を表示するための表示情報を生成する。この表示情報に基づいて、表示手段19には、電文が表示される。
表示情報生成手段15は、格納手段12に格納された集約される前のネットワーク毎の電文や集約データをそれぞれ表示することが可能であるし、電文受信手段11で受信した電文や、その電文から生成された集約データを表示することも可能である。いずれのデータを表示するかは、操作者の操作入力によって設定可能である。
ところで、電文受信手段11は、受信される電文が通信プロトコルに反しているか否かを検出し、通信プロトコルに反している場合には、その旨を表示情報生成手段15に通知するようにしてもよい。電文受信手段11からこのような通知が受信された場合、表示情報生成手段15は、その旨のエラー情報を表示情報として生成するようにしてもよい。この場合、表示手段19は、エラー表示とともに、異常な電文を強調表示するようにしてもよい。
また、解釈不可能な電文がある場合には、その電文をフィルタリングするようにしてもよい。
収集制御管理手段13は、設備管理ネットワーク2に接続した第1の電文受信手段11aと設備機器ネットワーク3に接続した第2の電文受信手段11bに対し、同時に収集開始指示や収集終了指示を出すことにより、同時刻に2つのネットワークに伝送される電文を取得することが可能になる。
また、第1の電文受信手段11a、第2の電文受信手段11b各々に対し、異なる時刻に収集開始指示及び収集終了指示を出して、収集開始及び収集終了のタイミングを別々にすることができる。これにより、例えば、設備機器ネットワーク3の電文収集を終了し、設備管理ネットワーク2の電文だけを長く収集したい場合に、必要な電文だけを収集することができる。
収集開始指示及び収集終了指示は、操作者の操作により行うことができるので、操作者が設定したタイミングでの収集作業が可能になる。また、収集開始指示及び収集終了指示を時刻指定にすれば、より正確に収集開始及び収集終了のタイミングを指定することができるので、例えば、操作者が現地に赴くことなく、自動での電文を収集することが可能になる。
収集開始及び収集終了のタイミングは、それぞれ操作者による操作入力と時刻指定というように、自由に組み合わせて指定することができる。例えば、操作者による収集開始指示により収集を開始し、指定時刻によって収集を終了させるようにしてもよい。収集開始指示に従って収集を開始した後に、操作者の操作に従って収集時間を変更することができる。これにより、例えば、収集開始後から5分間を、10分間に変更することができる。
第1の電文受信手段11a、第2の電文受信手段11bで受信し、時刻情報を付与した電文を第1の格納手段12a、第2の格納手段12bへ格納すると同時に表示情報生成手段15へ送信し、表示情報生成手段15により操作者に対して電文を表示するようにすれば、操作者が受信した電文の変動を確認しながら収集終了のタイミングを決めることができるので、より効率的な解析作業が可能になる。
また、操作入力手段18はなくてもよい。この場合、収集制御管理手段13は、例えばEthernet(登録商標)ポート、無線LAN、USB(Universal Serial Bus)や他のシリアル通信、ZigBee等の接続を経由した他のコンピュータ等からの収集開始命令や収集終了命令を受信することにより、収集開始指示もしくは収集終了指示を出力するようにしてもよい。
図3には、この実施の形態に係る電文収集解析装置1の動作を示すフローチャートが示されている。図3に示すように、電文収集解析装置1は、操作者の収集開始操作を受け付けると(ステップS1)、設備管理ネットワーク2、設備機器ネットワーク3をそれぞれ伝送される電文の収集を開始する(ステップS2)。これにより、電文受信手段11による設備管理ネットワーク2、設備機器ネットワーク3をそれぞれ伝送される電文の個別受信と、各電文に時刻情報を付与した後の格納手段12への格納が行われる。
なお、ステップS2では、予め設定された収集開始時刻に達してから設備管理ネットワーク2、設備機器ネットワーク3を伝送される電文の収集を開始するようにしてもよい。
電文収集解析装置1は、操作者の収集終了操作を受け付けると(ステップS3)、設備管理ネットワーク2、設備機器ネットワーク3を伝送される電文の収集を終了する(ステップS4)。続いて、収集データ集約手段14は、格納手段12に格納された設備管理ネットワーク2、設備機器ネットワーク3それぞれの電文を、所定の集約条件に基づいて、収集されたデータを集約することにより、集約データを生成して、格納手段12に格納する(ステップS5)。
電文収集終了のタイミングは、予め設定された収集開始時刻に達してからであってもよいし、設定された収集開始時刻を起点として、設定された収集時間が経過した後であってもよい。
電文収集解析装置1は、表示情報生成手段15を介して集約データを表示手段19に表示させる(ステップS6)。これにより、集約データを操作者が確認することができる。
以上詳細に説明したように、この実施の形態に係る電文収集解析装置1によれば、設備管理ネットワーク2、設備機器ネットワーク3を伝送される電文を、所定の集約条件に基づいて集約するので、ビル設備システムネットワーク100の電文収集の作業効率を向上させることができる。
また、この実施の形態によれば、設備管理ネットワーク2、設備機器ネットワーク3をそれぞれ伝送される電文の収集開始及び収集終了のタイミングを、例えば、操作入力のタイミングや指定された時刻とすることができる。それぞれのタイミングは、個別に指定することができる。
また、電文収集終了のタイミングについては、電文の収集が開始されてから所定の時間が経過した後とすることができる。このように、これらの収集開始及び収集終了のタイミングを自由に組み合わせることにより、操作者が望むタイミングで電文を取得することができる。
また、電文収集解析装置1は、収集中の電文を受信した時に電文を表示手段19に表示することができるので、操作者が受信した電文を確認しながら収集終了のタイミングを指定することができる。
また、電文収集解析装置1は、収集終了後に集約された電文をまとめて表示することができるので、収集終了後、操作者は、特別な操作の必要なく集約された電文を短時間のうちに解析することができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。
図4には、この実施の形態2に係る電文収集解析装置1a、1bのビル設備システムネットワーク100への適用例が示されている。図4に示すように、電文収集解析装置1の代わりに電文収集解析装置1bがビル設備システムネットワーク100に接続され、設備管理ネットワーク2におけるビル管理システム4の直近に電文収集解析装置1aが接続されている。
上記実施の形態1と同様に、ビル管理システム4とゲートウェイ装置6とは、設備管理ネットワーク2を介して接続され、ゲートウェイ装置6と設備機器5とは、設備機器ネットワーク3を介して接続されている。
図5には、実施の形態2に係る電文収集解析装置1bの概略的な構成が示されている。図5に示すように、電文収集解析装置1bは、上記実施の形態1に係る電文収集解析装置1の構成に加え、通信手段20と収集システム管理手段21とをさらに備える。また、格納手段12には、情報格納手段12sがさらに設けられている。
電文収集解析装置1aと電文収集解析装置1bの通信は、それぞれの通信手段20を介して行われる。通信手段20同士は、例えば、Ethernet(登録商標)により接続されている。
収集システム管理手段21は、設定情報格納手段12sに保持されている通信相手設定情報である通信相手のIPアドレスとポート番号を用いて、通信手段20を介して通信を行う。電文収集解析装置1a、1bは、マスタモードかスレーブモードかのいずれかで動作する。収集システム管理手段21は、自身がマスタモードで動作しているかスレーブモードで動作しているかを記憶している。
格納手段12で保持されている通信相手設定情報は、操作者により予め設定された情報である。通信相手設定情報は、後で追加・削除・変更することができる。
この実施の形態では、電文収集解析装置1a、1bがEthernet(登録商標)により接続しているが、他の接続媒体、例えば、無線LAN、USB、他のシリアル通信、ZigBee等により接続するようにしてもよい。このとき、採用される接続媒体によって、設定情報格納手段12sに保持される通信相手設定情報は、接続媒体に応じたものとなり、例えば、IPアドレスとポート番号などが含まれていたり、ポート番号が含まれていたりする。
電文収集解析装置1a、1bは、通信手段20、上位ネットワーク接続ポート16を介して、収集開始指示、収集終了指示、集約データ及び通信相手設定情報等の送受信を行う。
図6には、操作者が操作する電文収集解析装置1bをマスタモードで動作する装置として、電文収集装置1aをスレーブモードで動作する装置としたときの処理の流れが示されている。
図6に示すように、電文収集解析装置1b(マスタ)は、操作者の収集開始操作を受け付けると(ステップS1)、設定情報格納手段12sから通信相手設定情報を取得し(ステップS10)、スレーブモードで動作する電文収集解析装置1aに対して収集開始指示を送信し(ステップS11)、設備管理ネットワーク2、設備機器ネットワーク3各々を伝送される電文の収集を開始する(ステップS2)。また、電文収集解析装置1bから収集開始指示を受信した電文収集解析装置1aは、設備管理ネットワーク2を伝送される電文の収集を開始する(ステップS12)。
ここで、ステップS2、S12では、収集開始操作に含まれる収集開始時刻に達してから電文の収集を開始するようにしてもよい。
電文収集解析装置1bは、操作者の収集終了操作を受け付けると(ステップS3)、電文収集解析装置1aに対して収集終了指示を送信する(ステップS13)。続いて、電文収集解析装置1bは、電文の収集を終了し(ステップS4)、収集データ集約手段14において収集されたデータを集約することにより集約データを生成して、格納手段12へ格納する(ステップS5)。
なお、電文の収集は、予め設定された収集開始時刻に達してから終了してもよいし、設定された収集開始時刻を起点として、予め設定された収集時間が経過した後に終了してもよい。
収集終了指示を受信した電文収集解析装置1aも、電文の収集を終了し(ステップS14)、収集データ集約手段14で収集されたデータを集約することにより集約データを生成して格納手段12aへ格納する(ステップS15)。続いて、電文収集解析装置1aは、設定情報格納手段12sから通信相手設定情報を取得して(ステップS16)、マスタモードで動作する電文収集解析装置1bへ集約データを送信する(ステップS17)。
電文収集解析装置1aについても、電文の収集は、予め設定された収集開始時刻に達してから終了してもよいし、収集開始時刻を起点として、予め設定された収集時間が経過後に終了するようにしてもよい。
電文収集解析装置1bは、通信手段20を介して電文収集解析装置1aから受信した集約データと、電文収集解析装置1bの集約データとを収集データ集約手段14でさらに再集約して、集約データ格納手段12mへ格納する(ステップS18)。この再集約された集約データは、表示情報生成手段15に出力され、表示手段19に表示される(ステップS6)。操作者は、この表示を見て、電文収集解析装置1aと電文収集解析装置1bで取得され集約されたデータを確認をすることができる。
このように、電文収集解析装置1bと電文収集解析装置1aとが協調動作して、収集された設備管理ネットワーク2、設備機器ネットワーク3の電文の集約データを取得することができる。これにより、操作者は、例えば、電文収集解析装置1aが離れた場所にあった場合でも、そこに赴くことなく(離れていることを意識することなく)、電文収集解析装置1aで収集された電文や集約データを得ることができるようになる。
また、設備管理ネットワーク2、設備機器ネットワーク3を伝送される電文の収集開始及び収集終了のタイミングは、電文収集解析装置1a、1bについても、操作入力や時刻の指定、収集開始からの時間指定などで、それぞれ個別に設定可能である。これらの収集開始及び収集終了のタイミングを組み合わせることにより、操作者の望むタイミングで電文を取得することができる。
なお、電文の収集開始及び収集終了のタイミングを合わせるために、接続された全ての電文収集解析装置で計時される時刻を合わせる必要がある。時刻を合わせる手段としては、例えば、NTP(Network Time Protocol)を採用することができる。NTPの他にもSNTP(Simple Network Time Protocol)やHTTP(Hypertexts Transfer Protocol)ヘッダを用いて時刻合わせを行うことも可能である。このような時刻合わせは、収集制御管理手段13によって行われる。
電文収集解析装置1a、1bがUSBや他のシリアル通信、ZigBeeで接続されている場合、上記NTP等では時刻合わせができないため、マスタモードで動作する電文収集解析装置1bがスレーブモードで動作する電文収集解析装置1aへ自身の時刻を配信し、受信したスレーブモードで動作する電文収集解析装置1aが直ちにその時刻にあわせることによって時刻合わせを行うようにしてもよい。
操作者は、通信手段20を介さずに、記憶媒体を用いて集約データを直接回収するようにしてもよい。これにより、ネットワークに接続していない電文収集解析装置が別途取得した集約データを後から集約することができる。このような記憶媒体として、例えば、USBメモリ、メモリカード、HDD(Hard Disc Drive)、FDD(Flexible Disc Drive)を用いることができる。
操作者により予め設定された集約条件を、電文受信時刻の昇順の他にも降順に並べ替えることとしてもよい。また、集約条件を、電文送信元アドレスの昇順または降順に並べ替えることとしてもよい。また、集約条件を、電文送信先アドレスの昇順または降順に並べ替えることとしてもよい。また、集約条件を、電文コマンド種別(BACnetプロトコルではサービス、LONWORKSではネットワーク変数)の昇順または降順に並べ替えることとしてもよい。また、集約条件を、フィルタリング条件とし、余分な電文を表示させないようにしてもよい。
また、操作入力手段18はなくてもよい。この場合、例えばEthernet(登録商標)ポート、無線LAN、USBや他のシリアル通信、ZigBee等のインターフェイスを経由した他のコンピュータからの収集開始指示もしくは収集終了指示を受け付けるようにすればよい。また、通信手段20を経由して他の電文収集解析装置からの収集開始指示もしくは収集終了指示を受け付けるようにしてもよい。
なお、上記各実施の形態に係る電文収集解析装置は、2つのネットワークに限らず、3つ以上のネットワーク各々で伝送される電文を、所定の集約条件に基づいて集約することができる。
上記各実施の形態に係る電文収集解析装置は、同一または異なるプロトコルの電文を同時に3つ以上の電文収集地点で収集し、個別に格納することができるので、多数のネットワークを組み合わせた複雑なシステムネットワークであっても、対応が可能である。
また、上記各実施の形態に係る電文収集解析装置は、3つ以上のネットワーク各々を伝送される電文を、操作入力や、時刻指定又は時間指定により、任意のタイミングで個別に電文の収集を開始したり、終了したりできるので、システムの状態に応じた電文や集約データの取得が可能となる。
また、表示手段19により、現在の電文や集約データを表示することもできるし、過去に格納された電文や集約データも表示することができる。これにより、解析効率を著しく向上させることができる。
また、3つ以上の電文収集解析装置があっても、接続された全ての電文収集解析装置の時刻を同時刻に合わせることができる。接続された全ての該電文収集解析装置の時刻を同時刻に合わせる手段として、NTP、SNTP、HTTPヘッダを用いることができる。また、他の電文収集解析装置との通信手段として、Ethernet(登録商標)、USBや他のシリアル通信、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、無線LAN等を用いることができる。
3つ以上の電文収集解析装置があっても、そのうち1台をマスタモードで動作させ、残りをスレーブモードで動作させるようにすればよい。マスタモードであるかスレーブモードであるかは、格納手段12に保持されており、動作中にその設定や切り替えが可能である。
上記実施の形態に係る電文収集解析装置は、多数のネットワークから成る広い地域をカバーするシステムに対応することができる。
なお、操作者が、スレーブモードで動作する電文収集解析装置の操作入力手段18を操作して、電文の収集開始/終了を指示した場合には、その電文収集解析装置からマスターモードで動作する装置を含む他の電文収集解析装置へ電文の収集開始通知や収集終了通知を送信するようにしてもよい。このようにしても、装置間での協調動作が可能となる。この場合、操作者が操作した電文収集解析装置を、スレーブモードからマスタモードに切り替えるようにしてもよい。
上記各実施の形態に係る電文収集解析装置1は、各電文収集解析装置の電文の収集地点を識別する識別子と、各識別された電文収集解析装置の動作するモードとを管理しておくと、さらに電文の解析が容易となる。識別子は、Ethernet(登録商標)または無線LANで接続されている場合、IPアドレスとポート番号を用いて管理されるようにするのが望ましい。また、識別子は、USBまたはシリアルまたはZigBeeで接続されている場合、ポート番号を用いて管理されるようにするのが望ましい。このようにして管理される識別子および動作モードは、操作者が設定し、設定情報として格納手段12へ格納される。格納された設定情報は、他の該電文収集解析装置へ配信される。これにより、各電文収集解析装置は、他の電文収集解析装置が、どの収集地点で電文を収集しているのかを認識することができる。
また、設定情報格納手段12sに収集データの送信先に関する情報を記憶しておくようにしてもよい。この場合、収集終了時、収集システム管理手段21が、送信先に関する情報を取得して、その集約データを、通信手段20を介して、その送信先へ送信するようにしてもよい。
また、電文収集解析装置間で集約データを送受信しなくても、操作者が、記憶媒体を用いて直接、集約データを回収するようにしてもよい。このような場合には、記憶媒体として、例えばUSBメモリ、メモリカード、HDD、FDDを用いると回収作業が容易になる。
本発明は、ネットワークの数や複雑さ、プロトコルの違いに係らず、複数のネットワークから成るシステムを効率的に解析することが可能である。
ここまで、電文収集解析装置1、1a、1bを、ビル設備システムネットワーク100に適用する場合について説明してきたが、本発明はこれには限られず、電文収集解析装置1、1a、1bを、例えば、家電ネットワーク、FAネットワーク、PC等の事務機器ネットワーク、インターネット等、他のネットワークに適用するようにしてもよい。
なお、上記各実施の形態において、実行されるプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical Disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行するシステムを構成することとしてもよい。
また、プログラムをインターネット等の通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、ダウンロード等するようにしてもよい。
また、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、ダウンロード等してもよい。
なお、本発明は、上記実施の形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で実施の形態及び図面に変更を加えることができるのはもちろんである。
1、1a、1b 電文収集解析装置
2 設備管理ネットワーク
3 設備機器ネットワーク
4 ビル管理システム
5 設備機器
6 ゲートウエイ装置
11 電文受信手段
11a 第1の電文受信手段
11b 第2の電文受信手段
12 格納手段
12a 第1の格納手段
12b 第2の格納手段
12m 集約データ格納手段
12s 設定情報格納手段
13 収集制御管理手段
14 収集データ集約手段
15 表示情報生成手段
16 上位ネットワーク接続ポート
17 下位ネットワーク接続ポート
18 操作入力手段
19 表示手段
20 通信手段
21 収集システム管理手段
100 ビル設備システムネットワーク

Claims (13)

  1. 複数のネットワークから構成されるシステムネットワークの電文収集解析装置であって、
    前記複数のネットワーク各々を伝送される電文を個別に受信する電文受信手段と、
    前記各ネットワークを伝送される電文に時刻情報を付与して別々に格納する電文格納手段と、
    前記電文格納手段に格納された前記各ネットワークの電文を、所定の集約条件にもとづいて集約することにより、集約データを生成する収集データ集約手段と、
    を備える電文収集解析装置。
  2. 前記電文受信手段は、
    前記複数のネットワーク各々に接続された接続ポートを介して、前記複数のネットワーク各々を伝送される電文を受信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電文収集解析装置。
  3. 前記電文受信手段における前記各ネットワークの電文の収集開始及び終了のタイミングを個別に制御する収集制御管理手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電文収集解析装置。
  4. 前記収集制御管理手段は、
    前記各ネットワークの電文の収集開始のタイミングを、
    操作入力があったとき、所定の時刻になったときのうちの少なくとも一方とし、
    前記各ネットワークの電文の収集開始のタイミングを、
    操作入力があったとき、所定の時刻になったとき及び収集開始から所定の時間が経過したときのうちの少なくとも1つとする、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電文収集解析装置。
  5. 前記電文受信手段で受信される電文、前記電文格納手段に格納された電文及び前記収集データ集約手段で生成された集約データのうちの少なくとも1つを選択的に表示する表示手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電文収集解析装置。
  6. 他の電文収集解析装置と通信を行う通信手段と、
    前記通信手段を介して、前記他の電文収集解析装置と通信を行って、前記他の電文解析装置と時刻を合わせる収集システム管理手段と、
    を備え、
    前記収集システム管理手段は、
    全ての電文収集解析装置に対して開始指示及び終了指示を送信するマスターモードか、前記他の電文解析装置から送信された開始指示及び終了指示を受信したときに、電文の収集の開始及び終了を行うスレーブモードかのいずれかで動作する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電文収集解析装置。
  7. 前記スレーブモードで動作する場合、前記収集システム管理手段は、前記マスターモードで動作する前記他の電文収集解析装置に、集約データを送信し、
    前記マスターモードで動作する場合、前記収集システム管理手段は、前記スレーブモードで動作する前記他の電文収集解析装置から集約データを収集して、再集約する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の電文収集解析装置。
  8. 前記マスターモードと、前記スレーブモードとを切り替え可能である、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の電文収集解析装置。
  9. 前記収集システム管理手段は、
    前記他の電文収集解析装置の電文の収集地点を識別する識別子と、動作モードとを管理する、
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の電文収集解析装置。
  10. 前記格納手段は、
    前記集約データを送信する送信先に関する情報を保持しており、
    前記収集システム管理手段は、
    前記送信先に関する情報に基づいて前記集約データを送信する、
    ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載の電文収集解析装置。
  11. リムーバブルな記憶媒体に、前記電文及び前記集約データを格納可能である、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の電文収集解析装置。
  12. 複数のネットワークから構成されるビル設備システムネットワークの電文収集解析方法であって、
    前記複数のネットワーク各々を伝送される電文を個別に受信する電文受信工程と、
    前記各ネットワークを伝送される電文に時刻情報を付与して別々に格納する電文格納工程と、
    前記電文格納工程で格納された前記各ネットワークの電文を、所定の集約条件にもとづいて集約することにより、集約データを生成する収集データ集約工程と、
    を含む電文収集解析方法。
  13. 複数のネットワークから構成されるシステムネットワークの電文収集解析を行うコンピュータを、
    前記複数のネットワーク各々を伝送される電文を個別に受信する電文受信手段、
    前記各ネットワークを伝送される電文に時刻情報を付与して別々に格納する電文格納手段、
    前記電文格納手段に格納された前記各ネットワークの電文を、所定の集約条件にもとづいて集約することにより、集約データを生成する収集データ集約手段、
    として機能させるプログラム。
JP2010260630A 2010-11-22 2010-11-22 電文収集解析装置、電文収集解析方法及びプログラム Active JP5328754B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010260630A JP5328754B2 (ja) 2010-11-22 2010-11-22 電文収集解析装置、電文収集解析方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010260630A JP5328754B2 (ja) 2010-11-22 2010-11-22 電文収集解析装置、電文収集解析方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012113448A true JP2012113448A (ja) 2012-06-14
JP5328754B2 JP5328754B2 (ja) 2013-10-30

Family

ID=46497612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010260630A Active JP5328754B2 (ja) 2010-11-22 2010-11-22 電文収集解析装置、電文収集解析方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5328754B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014057254A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Panasonic Corp 通信システムおよび伝送ユニット
JP2014512757A (ja) * 2011-03-29 2014-05-22 パンドウィット・コーポレーション インテリジェントビルディング自動化ノード

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01200746A (ja) * 1988-02-04 1989-08-11 Toshiba Corp 伝送状態監視方式
JPH09500774A (ja) * 1993-07-19 1997-01-21 アランテック・コーポレイション 通信装置及び通信方法
JP2000250831A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Ando Electric Co Ltd 通信プロトコル診断方法、装置及び記録媒体
JP2001282858A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Mitsubishi Electric Corp ログデータ圧縮方式を用いたデータ収集装置。
JP2006129282A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Fujitsu General Ltd ゲートウェイ装置
US20070047450A1 (en) * 2005-08-30 2007-03-01 Prasanna R N Time-correlated, simultaneous measurement and analysis of network signals from multiple communication networks
JP2008158716A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Mitsubishi Electric Corp オブジェクト間マッピング方法、オブジェクト間マッピングプログラム、ゲートウェイ装置、機器管理システム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01200746A (ja) * 1988-02-04 1989-08-11 Toshiba Corp 伝送状態監視方式
JPH09500774A (ja) * 1993-07-19 1997-01-21 アランテック・コーポレイション 通信装置及び通信方法
JP2000250831A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Ando Electric Co Ltd 通信プロトコル診断方法、装置及び記録媒体
JP2001282858A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Mitsubishi Electric Corp ログデータ圧縮方式を用いたデータ収集装置。
JP2006129282A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Fujitsu General Ltd ゲートウェイ装置
US20070047450A1 (en) * 2005-08-30 2007-03-01 Prasanna R N Time-correlated, simultaneous measurement and analysis of network signals from multiple communication networks
JP2008158716A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Mitsubishi Electric Corp オブジェクト間マッピング方法、オブジェクト間マッピングプログラム、ゲートウェイ装置、機器管理システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014512757A (ja) * 2011-03-29 2014-05-22 パンドウィット・コーポレーション インテリジェントビルディング自動化ノード
JP2014057254A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Panasonic Corp 通信システムおよび伝送ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP5328754B2 (ja) 2013-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102318166B (zh) 检测设备、用于自动配置检测设备的方法和系统
JP6056640B2 (ja) 通信装置,管理装置,処理方法,および処理プログラム
WO2012144537A1 (ja) ネットワーク解析支援装置、ネットワーク試験装置、ネットワーク解析支援方法、ネットワーク試験方法、ネットワーク解析支援プログラム及びネットワーク試験プログラム
JP5328754B2 (ja) 電文収集解析装置、電文収集解析方法及びプログラム
CN103439934A (zh) 智能家电控制方法、服务器及系统
JP2015104128A (ja) 先進的検針インフラストラクチャサイト調査システム
JP6124612B2 (ja) エンジニアリング装置およびエンジニアリング方法
JP5066222B2 (ja) ネットワーク解析支援装置、ネットワーク解析支援方法及びプログラム
JP2014023102A (ja) ゲートウェイ装置、通信システム、及び通信方法
JP4534719B2 (ja) ゲートウェイ装置
CN101262421B (zh) 中继设备和中继方法
JP5701401B2 (ja) ネットワーク解析装置、管理システム、ネットワーク解析方法及びプログラム
JP2020141191A (ja) データ取得装置、クライアントサーバシステム、データ取得方法、及び、プログラム
JP5506729B2 (ja) エンジニアリング装置
JP2014060636A (ja) 通信インタフェース変換装置
JP7435810B2 (ja) メタデータを収集するシステム及び方法並びにセンサー端末
KR20060117030A (ko) 무선랜 이용 단말기, 그의 트래픽 특성 수집 시스템 및방법
JP7012220B2 (ja) 遠隔監視システム
JP2018006899A (ja) 制御装置及び無線通信システム
JP4826801B2 (ja) 通信システム
JP6572488B2 (ja) 変換装置、及び、変換装置の制御方法
JP5308363B2 (ja) 通信装置管理システムおよびパフォーマンス情報収集方法
JP5459133B2 (ja) プロトコル変換器
JP7058232B2 (ja) 通信システムおよび通信システムのタイムスタンプ補正方法
JP2018032983A (ja) 端末装置および通信監視方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130625

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5328754

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250