JP6124612B2 - エンジニアリング装置およびエンジニアリング方法 - Google Patents

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この発明は、ネットワーク上を流れる通信メッセージを用いてトラブルシューティングを行うエンジニアリング装置およびエンジニアリング方法に関するものである。
建物内の複数のフィールド制御機器の監視・制御を行う監視システムとして、BACnet(Building Automation and Control netwoking protocol)などのオープンネットワークを用いて、空調設備、照明設備、電気設備および防災設備などの異なるメーカのシステムを接続し、監視・制御を行うマルチベンダ対応システムが普及している。
このBACnetに対応した監視システムを構築するに当たり、国内では、エンジニアリング装置にて、事前に各ベンダからBACnet仕様に応じた制御機器のオブジェクト情報をカンマ区切りにしたCSVフォーマットのファイルとして入手することが定着している。そして、エンジニアリング装置が入手したCSVファイル(オブジェクトファイル)に基づいて、監視装置で管理を行う制御機器情報、監視ポイント情報、オブジェクト情報などの管理情報を記録したJOBファイル(エンジニアリング情報)を作成する。また、エンジニアリング装置は、作成したJOBファイルに基づいて、監視装置で管理を行う上位コントローラを動作させるための動作ファイルを作成し、BACnetを介して対応する上位コントローラにダウンロードする。
また、上記に限らず、CSVファイルを介さない他社デバイス接続も存在している。例えば、海外(海外ベンダー)での他社デバイス接続は、オンラインエンジニアリングが主流となっている。
また、例えば特許文献1に係るエンジニアリング装置では、他社のCSVファイルを読み込み、自社システム内で起動させるための補足を行った上で自社装置にダウンロードすることで、実際の機器を接続する前の接続動作確認を行っている。
一方、現場において他社デバイスとの通信トラブルが発生した場合、他社デバイスが自社内のテスト環境に存在しないため、自社内で他社デバイスを使用した再現テストを行うことはできない。
そのため、従来では、他者デバイスと監視装置との間での通信ログ情報を入手して調査を行い、自社デバイスを使用して、原因分析を行っている。
特開2009−295090号公報
しかしながら、現場における他社デバイスとの通信トラブルを、通信ログ情報を用いて自社デバイスにより分析する場合、自社デバイス間での通信トラブルの原因分析と比較して効率が悪く、原因追及に時間を要するという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、現場のトラブルシューティングを迅速に行い、エンジ効率アップを図るエンジニアリング装置およびエンジニアリング方法を提供することを目的としている。
この発明に係るエンジニアリング装置は、デバイスの通信トラブルの既知の原因を示す原因情報を蓄積するデータベースと、ネットワーク上を流れるデバイスに関する通信メッセージを取得する通信メッセージ取得部と、通信メッセージ取得部により取得された通信メッセージと対応するエンジニアリング情報とを比較して、デバイスの通信トラブルを検出するトラブル検出部と、トラブル検出部により通信トラブルが検出された場合に、データベースに蓄積された原因情報に基づいて、当該通信トラブルの原因を特定する原因特定部と、原因特定部により特定された原因に基づいて、該当するエンジニアリング情報を修正するエンジ情報修正部とを備えたものである。
また、この発明に係るエンジニアリング装置は、デバイスの通信トラブルの既知の原因を示す原因情報を蓄積するデータベースと、ネットワーク上を流れるデバイスに関する通信メッセージを取得する通信メッセージ取得部と、通信メッセージ取得部により取得された通信メッセージと対応するエンジニアリング情報とを比較して、デバイスの通信トラブルを検出するトラブル検出部と、トラブル検出部により通信トラブルが検出された場合に、データベースに蓄積された原因情報に基づいて、当該通信トラブルの原因を特定する原因特定部と、トラブル検出部による通信トラブルの検出結果に基づいて、修正対象のデバイス及びエンジニアリング情報を選択するデバイス・エンジ情報選択部と、原因特定部により特定された原因、及びデバイス・エンジ情報選択部により選択されたデバイス及びエンジニアリング情報に基づいて、当該デバイスにてオンライン状態のまま当該エンジニアリング情報を修正するための通信メッセージを作成する通信メッセージ作成部と、デバイス・エンジ情報選択部により選択されたデバイスに対して、通信メッセージ作成部により作成された通信メッセージを送信する通信メッセージ送信部とを備えたものである。
また、この発明に係るエンジニアリング方法は、ネットワーク上を流れるデバイスに関する通信メッセージを取得する通信メッセージ取得ステップと、通信メッセージ取得ステップにおいて取得した通信メッセージと対応するエンジニアリング情報とを比較して、デバイスの通信トラブルを検出するトラブル検出ステップと、トラブル検出ステップにおいて通信トラブルを検出した場合に、データベースに蓄積されたデバイスの通信トラブルの既知の原因を示す原因情報に基づいて、当該通信トラブルの原因を特定する原因特定ステップと、原因特定ステップにおいて特定した原因に基づいて、該当するエンジニアリング情報を修正するエンジ情報修正ステップとを有するものである。
また、この発明に係るエンジニアリング方法は、ネットワーク上を流れるデバイスに関する通信メッセージを取得する通信メッセージ取得ステップと、通信メッセージ取得ステップにおいて取得した通信メッセージと対応するエンジニアリング情報とを比較して、デバイスの通信トラブルを検出するトラブル検出ステップと、トラブル検出ステップにおいて通信トラブルを検出した場合に、データベースに蓄積されたデバイスの通信トラブルの既知の原因を示す原因情報に基づいて、当該通信トラブルの原因を特定する原因特定ステップと、トラブル検出ステップにおける通信トラブルの検出結果に基づいて、修正対象のデバイス及びエンジニアリング情報を選択するデバイス・エンジ情報選択ステップと、原因特定ステップにおいて特定した原因、及びデバイス・エンジ情報選択ステップにおいて選択したデバイス及びエンジニアリング情報に基づいて、当該デバイスにてオンライン状態のまま当該エンジニアリング情報を修正するための通信メッセージを作成する通信メッセージ作成ステップと、デバイス・エンジ情報選択ステップにおいて選択したデバイスに対して、通信メッセージ作成ステップにおいて作成した通信メッセージを送信する通信メッセージ送信ステップとを有するものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、現場のトラブルシューティングを迅速に行い、エンジ効率アップを図ることができる。
この発明の実施の形態1に係るエンジニアリング装置が適用された監視システムの全体構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るエンジニアリング装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るエンジニアリング装置によるトラブルシューティング動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係るエンジニアリング装置の構成を示すブロック図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る監視システムの構成を示す図であり、通信ネットワークとしてBACnetを用いた場合を示している。
監視システムは、図1に示すように、エンジニアリング装置1、監視装置2、表示装置3、複数の上位コントローラ4などから構成されている。
エンジニアリング装置1は、BACnetに対応した監視システムを構築するものである。このエンジニアリング装置1は、システムを構築する際に、BACnetの規格に合わせて、監視装置2で監視・制御を行う上位コントローラ4、不図示の下位コントローラおよびフィールド制御装置(制御機器)のオブジェクトの属性情報を記述したCSV形式のCSVファイル(オブジェクトファイル)を作成する。そして、このCSVファイルに基づいてシステムの構成情報、およびI/O情報などの管理情報を記録したJOBファイル(エンジニアリング情報)を作成する。また、エンジニアリング装置1は、作成したJOBファイルに基づいて、各上位コントローラ4を動作させるための動作ファイルを作成して、BACnetを介して対応する上位コントローラ4にダウンロードする。
監視装置2は、BACnetを介して接続される複数の上位コントローラ4を監視・制御するものである。この監視装置2による監視・制御情報は表示装置3に表示される。
上位コントローラ4は、監視装置2による制御に従い、下位ネットワークを介して接続される複数の下位コントローラを監視・制御するものである。この上位コントローラ4は、エンジニアリング装置1からダウンロードした動作ファイルに基づいて動作する。また、上位コントローラ4は、下位ネットワークに接続されたフィールド制御装置の設定などの情報を含むオブジェクト情報を有する。
なお、上位コントローラ4は、BACnetルータを介してBACnetに接続される構成であってもよい。
次に、エンジニアリング装置1のトラブルシューティングに関する構成について説明する。図2はこの発明の実施の形態1に係るエンジニアリング装置1の構成を示すブロック図である。
エンジニアリング装置1は、図2に示すように、データベース11、通信ログ化部12、通信ログ情報取得部(通信メッセージ取得部)13、トラブル検出部14、原因特定部15、表示部16およびエンジ情報修正部17を有している。
データベース11は、上位コントローラ4の通信トラブルについての既知の原因を示す情報(原因情報)を蓄積しているものである。この原因情報には、例えば、ベンダやデバイス毎に、通信トラブルの原因に関するあるべき論や過去の事例などの情報(例えば、ある上位コントローラ4における、エンジニアリング情報の設定とは異なる想定外の設定に関する情報)が含まれている。
通信ログ化部12は、BACnet上を流れる監視装置2と上位コントローラ4との間での通信メッセージをログ化し、通信ログ情報として保持するものである。
通信ログ情報取得部13は、通信ログ化部12に保持された通信ログ情報を取得するものである。
トラブル検出部14は、通信ログ情報取得部13により取得された通信ログ情報と、エンジニアリング装置1により保持されている対応するエンジニアリング情報とを比較することで、上位コントローラ4の通信トラブルを検出するものである。
原因特定部15は、トラブル検出部14により通信トラブルが検出された場合に、データベース11に蓄積されている原因情報に基づいて、当該通信トラブルの原因を特定するものである。
表示部16は、原因特定部15により特定された通信トラブルの原因を示す情報をユーザに提示するものである。
エンジ情報修正部17は、原因特定部15により特定された通信トラブルの原因に基づいて、該当するエンジニアリング情報を修正するものである。
次に、上記のように構成されたエンジニアリング装置1によるトラブルシューティング動作について、図3を参照しながら説明する。なお、このトラブルシューティング動作は、監視システムの初期接続の際に行われることを想定している。
ここでは、図1に示す監視システムのうち上位コントローラ4a,4bは他社製であり、上位コントローラ4aがA社製であり、上位コントローラ4bがB社製であると仮定する。
また、システムが稼動して監視装置2と上位コントローラ4a,4bとの間で通信メッセージの送受信が開始されると、通信ログ化部12では、この通信メッセージをログ化し、通信ログ情報として保持する。なお、BACnet規格モードは、例えば、IEIEJ−G−0006:2006であるとする。
このエンジニアリング装置1による動作では、図3に示すように、まず、通信ログ情報取得部13は、通信ログ化部12に保持された通信ログ情報を取得する(ステップST1、通信メッセージ監視ステップ)。
次いで、トラブル検出部14は、通信ログ情報取得部13により取得された通信ログ情報と、エンジニアリング装置1により保持されている対応するエンジニアリング情報とを比較することで、上位コントローラ4の通信トラブルを検出する(ステップST2、トラブル検出ステップ)。
ここで、ネットワーク上を流れる通信メッセージとしては、例えば図1の左下の枠内に示すようなものがある。この通信メッセージは、上位コントローラ4から監視装置2へ警報発生を通知するメッセージであり、エンジニアリング情報では、(a)に示す状態変化通知と(b)に示す警報発生通知(いつ警報が生じたかを示す通知)の2種類の通知を行うこととして設定されている。そして、監視装置2では、この2種類のメッセージを受けることによって、警報表示を行う。
一方、図1の例では、A社製の上位コントローラ4aからは両方の通知がされているが、B社製の上位コントローラ4bからは一方の通知(状態変化通知)しかされていない。なお、一方の通知しかされていないことは、監視装置2にて当該一方の通知を受け取ってから所定時間を超過することで判断する。この場合、監視装置2では、A社製の上位コントローラ4aからは両方の通知がされるため正常に警報表示を行うことができるが、B社製の上位コントローラ4bからは一方の通知しかされていないため警報表示を行うことができない。
そこで、トラブル検出部14では、警報発生を通知する際の設定に関して、エンジニアリング情報と上位コントローラ4a,4bの通信ログ情報とをそれぞれ比較する。そして、図1の例の場合、エンジニアリング情報と上位コントローラ4aの通信ログ情報とには差異がないため、正常であると判断する。一方、エンジニアリング情報と上位コントローラ4bの通信ログ情報とには差異があるため、想定外の状態(通信トラブルが発生している)と判断する。
次いで、原因特定部15は、トラブル検出部14により上位コントローラ4の通信トラブルが検出された場合に、データベース11に蓄積されている原因情報に基づいて、当該通信トラブルの原因を特定する(ステップST3、原因特定ステップ)。ここで、上記例において、過去の事例により、B社製の上位コントローラ4bでは監視装置2へ警報発生を通知する際に1種類の通知(状態変化通知)しか行わない設定となっている、あるいはそのようなデバイスであることが分かっている場合、この情報をデータベース11から抽出することで、今回の通信トラブルの原因を特定することができる。
次いで、表示部16は、原因特定部15により特定された通信トラブルの原因をユーザに提示する(ステップST4)。
次いで、エンジ情報修正部17は、原因特定部15により特定された通信トラブルの原因に基づいて、該当するエンジニアリング情報の修正を行う(ステップST5、エンジ情報修正ステップ)。ここで、上記例では、エンジニアリング情報の設定のうち、B社製の上位コントローラ4bに関しては、警報発生を通知するメッセージのうち図1の枠内(b)に示す警報発生通知は送られない(サービスに対応していない)ものとして設定を修正する。
その後、エンジニアリング装置1は、エンジニアリング情報の修正内容を監視装置2に通知する。これにより、監視装置2では、B社製の上位コントローラ4bについては、1種類の通知(状態変化通知)を受け取ることで、警報表示を行うことが可能となる。
以上のように、この実施の形態1によれば、既知の通信トラブルの原因を考慮して、監視装置2と他者デバイス(上位コントローラ4)間の通信ログ情報とエンジニアリングツールの設定(エンジニアリング情報)を自動でチェックするように構成したので、現場のトラブルシューティングを迅速に行い、エンジ効率アップを図ることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、エンジニアリング装置1のエンジ情報修正部17にて、オフラインエンジニアリングを行う場合について示した。それに対して、実施の形態2では、エンジニアリング装置1にて、オンラインエンジニアリングを行う場合について示す。ここで、オンラインエンジニアリングとは、デバイス(上位コントローラ4)がオンラインの状態のまま通信メッセージでエンジニアリング情報を修正することを指す。
図4はこの発明の実施の形態2に係るエンジニアリング装置1の構成を示すブロック図である。図4に示す実施の形態2に係るエンジニアリング装置1は、図2に示す実施の形態1に係るエンジニアリング装置1からエンジ情報修正部17を削除して、デバイス・エンジ情報選択部18、通信メッセージ作成部19および通信メッセージ送信部20を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
デバイス・エンジ情報選択部18は、トラブル検出部14による通信トラブルの検出結果に基づいて、通信トラブルが発生した上位コントローラ4及びエンジニアリング情報を確認し、修正対象の上位コントローラ4及びエンジニアリング情報を選択するものである。
通信メッセージ作成部19は、原因特定部15により特定された通信トラブルの原因、及びデバイス・エンジ情報選択部18により選択された上位コントローラ4及びエンジニアリング情報に基づいて、当該上位コントローラ4にてオンライン状態のまま当該エンジニアリング情報を修正するための通信メッセージを作成するものである。
通信メッセージ送信部20は、デバイス・エンジ情報選択部18により選択された上位コントローラ4に対して、通信メッセージ作成部19により作成された通信メッセージを送信するものである。
そして、修正対象の上位コントローラ4では、通信メッセージ送信部20からの通信メッセージに基づいて、該当するエンジニアリング情報の修正を行う。
なお、上記デバイス・エンジ情報選択部18、通信メッセージ作成部19及び通信メッセージ送信部20による各動作は、それぞれ本発明のデバイス・エンジ情報選択ステップ、通信メッセージ作成ステップ及び通信メッセージ送信ステップに相当する。
以上のように、この実施の形態2によれば、既知の通信トラブルの原因を考慮して、監視装置2と他者デバイス(上位コントローラ4)間の通信ログ情報とエンジニアリングツールの設定(エンジニアリング情報)を自動でチェックして、オンラインでエンジニアリング情報の修正を行うように構成しても、現場のトラブルシューティングを迅速に行い、エンジ効率アップを図ることができる。
なお実施の形態1,2では、上位コントローラ4bにおいて、警報が発生した場合に、監視装置2に対して1つの通知(状態変化通知)のみ送信するよう設定されている場合でのトラブルシューティングについて示した。しかしながら、これに限るものではなく、例えば、ある上位コントローラ4において、状態変化が発生した場合に、監視装置2に対して警報を通知するように設定されている場合に対しても、同様に適用可能である。
また、実施の形態1,2では、通信ログ情報取得部13において、通信ログ化部12に保持されている通信ログ情報を監視するように構成したが、これに限るものではなく、BACnet上を流れる通信メッセージを直接監視するようにしてもよい。
また、BACnet上を流れる通信メッセージは、ブロードキャスト送信されたものであってもよいし、ユニキャスト送信されたものであってもよいし、グローバルブロードキャスト送信されたものであってもよい。なお、ユニキャスト送信された通信メッセージの場合には、エンジニアリング装置1にて当該通信メッセージを受信可能な手段(例えばミラーポートなど)を設ける必要がある。
また、実施の形態1,2では、オープンネットワークとしてBACnetを用いた場合について示したが、これに限るものではなく、その他のオープンネットワークを用いるようにしてもよい。また、単体のオープンネットワークに限らず、複数のオープンネットワークを用いるようにしてもよい。
また、実施の形態1,2では、エンジニアリング装置1が、オブジェクト情報をCSVファイルとして入手して動作ファイルを作成する場合について示した。しかしながら、これに限るものではなく、例えばB−AWS(BACnet Advanced Operator Workstation)の形態のように、オブジェクト情報を、監視装置2、及びエンジニアリング装置1のメモリ、データベース上で直接保持して、エンジニアリング、監視、制御に使用する場合についても本発明を適用可能である。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 エンジニアリング装置
2 監視装置
3 表示装置
4,4a,4b 上位コントローラ
11 データベース
12 通信ログ化部
13 通信ログ情報取得部(通信メッセージ取得部)
14 トラブル検出部
15 原因特定部
16 表示部
17 エンジ情報修正部
18 デバイス・エンジ情報選択部
19 通信メッセージ作成部
20 通信メッセージ送信部

Claims (4)

  1. ネットワークを介して接続されるデバイスのエンジニアリング情報を保持するエンジニアリング装置において、
    前記デバイスの通信トラブルの既知の原因を示す原因情報を蓄積するデータベースと、
    前記ネットワーク上を流れる前記デバイスに関する通信メッセージを取得する通信メッセージ取得部と、
    前記通信メッセージ取得部により取得された通信メッセージと対応する前記エンジニアリング情報とを比較して、前記デバイスの通信トラブルを検出するトラブル検出部と、
    前記トラブル検出部により通信トラブルが検出された場合に、前記データベースに蓄積された原因情報に基づいて、当該通信トラブルの原因を特定する原因特定部と、
    前記原因特定部により特定された原因に基づいて、該当する前記エンジニアリング情報を修正するエンジ情報修正部と
    を備えたことを特徴とするエンジニアリング装置。
  2. ネットワークを介して接続されるデバイスのエンジニアリング情報を保持するエンジニアリング装置において、
    前記デバイスの通信トラブルの既知の原因を示す原因情報を蓄積するデータベースと、
    前記ネットワーク上を流れる前記デバイスに関する通信メッセージを取得する通信メッセージ取得部と、
    前記通信メッセージ取得部により取得された通信メッセージと対応する前記エンジニアリング情報とを比較して、前記デバイスの通信トラブルを検出するトラブル検出部と、
    前記トラブル検出部により通信トラブルが検出された場合に、前記データベースに蓄積された原因情報に基づいて、当該通信トラブルの原因を特定する原因特定部と、
    前記トラブル検出部による通信トラブルの検出結果に基づいて、修正対象の前記デバイス及び前記エンジニアリング情報を選択するデバイス・エンジ情報選択部と、
    前記原因特定部により特定された原因、及び前記デバイス・エンジ情報選択部により選択されたデバイス及びエンジニアリング情報に基づいて、当該デバイスにてオンライン状態のまま当該エンジニアリング情報を修正するための通信メッセージを作成する通信メッセージ作成部と、
    前記デバイス・エンジ情報選択部により選択されたデバイスに対して、前記通信メッセージ作成部により作成された通信メッセージを送信する通信メッセージ送信部と
    を備えたことを特徴とするエンジニアリング装置。
  3. ネットワークを介して接続されるデバイスのエンジニアリング情報を保持するエンジニアリング装置によるエンジニアリング方法において、
    前記ネットワーク上を流れる前記デバイスに関する通信メッセージを取得する通信メッセージ取得ステップと、
    前記通信メッセージ取得ステップにおいて取得した通信メッセージと対応する前記エンジニアリング情報とを比較して、前記デバイスの通信トラブルを検出するトラブル検出ステップと、
    前記トラブル検出ステップにおいて通信トラブルを検出した場合に、データベースに蓄積された前記デバイスの通信トラブルの既知の原因を示す原因情報に基づいて、当該通信トラブルの原因を特定する原因特定ステップと、
    前記原因特定ステップにおいて特定した原因に基づいて、該当する前記エンジニアリング情報を修正するエンジ情報修正ステップと
    を有することを特徴とするエンジニアリング方法。
  4. ネットワークを介して接続されるデバイスのエンジニアリング情報を保持するエンジニアリング装置によるエンジニアリング方法において、
    前記ネットワーク上を流れる前記デバイスに関する通信メッセージを取得する通信メッセージ取得ステップと、
    前記通信メッセージ取得ステップにおいて取得した通信メッセージと対応する前記エンジニアリング情報とを比較して、前記デバイスの通信トラブルを検出するトラブル検出ステップと、
    前記トラブル検出ステップにおいて通信トラブルを検出した場合に、データベースに蓄積された前記デバイスの通信トラブルの既知の原因を示す原因情報に基づいて、当該通信トラブルの原因を特定する原因特定ステップと、
    前記トラブル検出ステップにおける通信トラブルの検出結果に基づいて、修正対象の前記デバイス及び前記エンジニアリング情報を選択するデバイス・エンジ情報選択ステップと、
    前記原因特定ステップにおいて特定した原因、及び前記デバイス・エンジ情報選択ステップにおいて選択したデバイス及びエンジニアリング情報に基づいて、当該デバイスにてオンライン状態のまま当該エンジニアリング情報を修正するための通信メッセージを作成する通信メッセージ作成ステップと、
    前記デバイス・エンジ情報選択ステップにおいて選択したデバイスに対して、前記通信メッセージ作成ステップにおいて作成した通信メッセージを送信する通信メッセージ送信ステップと
    を有することを特徴とするエンジニアリング方法。
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