JP2021016090A - 通信装置、障害通知システム、障害通知方法および障害通知プログラム - Google Patents

通信装置、障害通知システム、障害通知方法および障害通知プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021016090A
JP2021016090A JP2019129898A JP2019129898A JP2021016090A JP 2021016090 A JP2021016090 A JP 2021016090A JP 2019129898 A JP2019129898 A JP 2019129898A JP 2019129898 A JP2019129898 A JP 2019129898A JP 2021016090 A JP2021016090 A JP 2021016090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
failure
line
information
communication device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019129898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7287157B2 (ja
Inventor
隆 三村
Takashi Mimura
隆 三村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2019129898A priority Critical patent/JP7287157B2/ja
Publication of JP2021016090A publication Critical patent/JP2021016090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7287157B2 publication Critical patent/JP7287157B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

【課題】通信障害が発生した場合に障害箇所の特定に必要な情報を通知することが可能な通信装置、障害通知システム、障害通知方法および障害通知プログラムを提供することを目的とする【解決手段】本発明にかかる通信装置100は、他の通信装置と回線300を介して通信する通信部101と、通信回線上の通信障害を検知する障害検知部102と、通信障害が発生した場合に、障害に関する情報と前記通信回線の通信量に関する情報とを通信部101とは異なる通信手段によって送信する障害通知部103と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、通信装置、障害通知システム、障害通知方法および障害通知プログラムに関し、特に回線障害を通知する技術に関する。
通信装置が通信回線を介して1対1で接続されたシステムとして、例えば、基地局装置(BBU: Baseband Unit)と張り出し無線装置(RRH: Remote Radio Head)とからなる通信システムが存在する。BBUとRRHは有線または無線で接続されている。
BBU−RRH間において通信障害が発生した場合、速やかに障害が発生した箇所の修理・交換を行うため、障害箇所の特定を行う必要がある。しかし、BBU−RRH間に通信障害が発生した場合に、回線が原因で障害が発生しているのか、BBUあるいはRRHが原因で障害が発生しているのかを特定することができなかった。
特許文献1は、装置が、故障に関する情報を外部に送信する技術を開示している。特許文献1が開示している技術は、装置に故障が発生したことを通知する技術であって、通信障害が発生したことを通知する技術ではない。
特開2017−017543号公報
上記のように、通信回線を介して接続された通信装置間に通信障害が発生した場合に、障害原因を特定する情報を通知することはできなかった。また、特許文献1に記載の方法は、装置の故障を通知する技術であるため、装置には問題がなく回線に問題がある場合に対応できないという問題があった。
本開示は上記課題を解決するためにされたものであって、通信障害が発生した場合に障害箇所の特定に用いられる情報を通知することが可能な通信装置、障害通知システム、障害通知方法および障害通知プログラムを提供することを目的とする。
本開示にかかる通信装置は、他の通信装置と通信回線を介して通信する通信手段と、前記通信回線上の通信障害を検知する障害検知手段と、前記通信障害が発生した場合に、障害に関する情報と前記通信回線の通信量に関する情報とを前記通信手段とは異なる通信手段によって回線監視装置に送信する障害通知手段と、を備えるものである。
本開示にかかる障害通知システムは、通信装置および回線監視装置を備える障害通知システムであって、前記通信装置は、他の通信装置と通信回線を介して通信する通信手段と、前記通信回線上の通信障害を検知する障害検知手段と、前記通信障害が発生した場合に、障害に関する情報と前記通信回線の通信量に関する情報とを前記通信手段とは異なる通信手段によって前記回線監視装置に送信する障害通知手段と、を備える。
本開示にかかる障害通知方法は、他の通信装置と通信回線を介して通信する通信手段を備える通信装置によって実行される障害通知方法であって、前記通信回線上の通信障害を検知し、前記通信障害が発生した場合に、障害に関する情報と前記通信回線の通信量とを前記通信手段とは異なる通信手段によって回線監視装置に送信する、ものである。
本開示にかかる障害通知プログラムは、他の通信装置と通信回線を介して通信する通信手段を備える通信装置に、前記通信回線上の通信障害を検知し、前記通信障害が発生した場合に、障害に関する情報と前記通信回線の通信量に関する情報とを前記通信手段とは異なる通信手段によって回線監視装置に送信する、処理を実行させるものである。
本開示によれば、通信障害が発生した場合に障害箇所の特定に必要な情報を通知することが可能な通信装置、障害通知システム、障害通知方法および障害通知プログラムを提供することが可能となる。
第1の発明を実施するための形態における、障害通知システムの構成を示す構成図である。 第1の発明を実施するための形態における、通信装置の構成を示す構成図である。 第2の発明を実施するための形態における、障害通知システムの構成を示す構成図である。 第2の発明を実施するための形態における、障害通知システムの動作を示すフローチャートである。 第2の発明を実施するための形態における、障害通知システムの動作を示すシーケンス図である。
<第1実施形態>
図1は、本実施の形態にかかる障害通知システム500の構成を示す構成図である。障害通知システム500は、通信装置100A、100Bおよび回線監視装置400を備える。
通信装置100Aは、回線300を介して、通信装置100Bと通信する。通信装置100Aは、回線300に回線障害が発生した場合に、障害箇所の特定に使用可能な情報を、通信路600Aを介して回線監視装置400に送信する。
通信装置100Bは、回線300を介して、通信装置100Aと通信する。通信装置100Bは、回線300に回線障害が発生した場合に、障害箇所の特定に使用可能な情報を、通信路600Bを介して回線監視装置400に送信する。
回線監視装置400は、通信装置100Aおよび通信装置100Bから、障害箇所の特定に使用可能な情報を収集し、障害箇所の特定を行う。
図2は、通信装置100の構成を示す構成図である。通信装置100は、通信部101、障害検知部102および障害通知部103を備える。
通信部101は、回線300を介して、他の通信装置と通信する。
障害検知部102は、回線300上の通信障害を検知する。障害検知部102は、回線300を介した通信において、所定の待ち時間を経過した際に応答がないことにより、障害を検知してもよい。
障害通知部103は、障害検知部102が障害を検知した場合、通信障害に関する情報と通信障害の原因特定に用いることが可能な情報とを、通知情報として通信部101とは異なる通信手段によって、回線監視装置400に送信する。通信障害に関する情報とは、例えば、デバッグログである。
通信障害の原因特定に用いることができる情報とは、通信量に関する情報である。通信量に関する情報は、回線300の通信量、あるいは、通信部101が備えるネットワーク接続用のハードウェアの稼動状況(使用率)である。ネットワーク接続用ハードウェアとは、例えば、ネットワークカードである。通信量が多い場合に稼働状況(使用率)は高く、通信量が0の場合に稼働率(使用率)は0%となる。
障害通知部103は、通信量に関する情報を取得する。障害通知部103は、回線300の通信量をモニタし、あるいは、通信部101が備えるネットワーク接続用のハードウェアの稼動状況(使用率)を監視・収集する。
回線監視装置400は、通信量が0あるいはハードウェアの稼動状況(使用率)が0%の場合に、障害の発生原因は回線300であると判断することが可能となる。また、回線監視装置400は、通信量が所定値から0に変化した場合に、障害の発生原因は回線300であると判断してもよい。回線監視装置400は、通信量が0以外の場合、回線300には問題がなく、通信装置100A、100Bに問題があると判断することが可能となる。
回線監視装置400は、通信装置100Aと通信装置100Bが送信した通知情報から、回線300の通信量が0の場合に、回線300が原因で障害が発生したと判断する。したがって、特定された故障個所に対して、修理交換を行うことにより、迅速な復旧が可能となる。
本実施の形態によれば、通信装置100Aおよび通信装置100Bが、回線300に発生した通信障害を検知し、障害箇所の特定に有用な情報を送信する。したがって、障害発生後、早期に障害箇所を特定することが可能となる。
<第2実施形態>
図3は、本実施の形態にかかる障害通知システム500の構成を示す構成図である。障害通知システム500は、BBU900、RRH200および回線断データセンタ800を備えるシステムである。
BBU900は、基地局装置である。BBU900は、基地局を構成する装置の一つで、通信を行う際のベースバンド信号の処理を行う装置である。BBU900は、バックホール回線と接続されていてもよい。BBU900は、RRH200と接続されており、RRH200が受信したデータの情報処理を行うことができる。また、BBU900は、処理したデータをRRH200に出力することができる。BBU900とRRH200の間は、例えば、光ファイバーによって接続されている。
RRH200は、張り出し無線装置である。RRH200は、基地局を構成する装置の一つで無線信号の生成、検出等を行う。
回線断データセンタ800は、リアルタイムに回線障害に関する情報を収集し、回線の被疑箇所の特定を行う。回線断が発生した場合、保守者は、回線断データセンタ800へ通知された情報に基づいて、回線300の調査、交換のサービスを行う。
BBU900は、通信部101、障害検知部102、障害通知部103、ROM111、およびCPU112を備える。
RRH200は、第1通信部201、第2通信部202、障害検知部203、障害通知部204、ROM211およびCPU212を備える。
第1通信部201は無線端末700と無線通信を行う。
通信部101は、回線300を介してRRH200と通信する。第2通信部202は、回線300を介してBBU900と通信する。
通信部101は、回線断が発生した場合、回線状態を確認するため、死活の信号をRRH200に送信し、リトライを行う。第2通信部202は、回線断が発生した場合、回線状態を確認するため、死活の信号をBBU900に送信し、リトライを行う。死活の信号は、回線断を検知したプロトコルに従って送信してもよい。
ROM111、211は、ROM(Read Only Memory)である。ROM111、211には、後述する回線状態検知プログラムおよび回線情報通知プログラムが格納されている。
CPU112、212は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)である。CPU112、212は、BBU900、RRH200における通信に必要な情報処理を行う。
障害検知部102、203は、ROM111、211に保存された回線状態検知プログラムに従って動作する。障害検知部102、203は、ROM111、211から回線状態検知プログラムをダウンロードしてもよい。
回線状態検知プログラムは、回線状態を検知するプログラムである。
回線障害は、回線上において用いられるプロコトルまたはサービスによって通知されるイベントにより検知することができる。例えば、OSI参照モデルにおけるトランスポート層としてTCP、SCTPを用いる場合、セッションのタイムアウトが発生することにより、回線断を検知することが想定される。また、回線障害に関する情報が、外部から障害情報として通知されるケースも想定される。
障害通知部103、204は、ROM111、211に保存された回線情報通知プログラムに従って動作する。障害通知部103、204は、ROM111、211から回線情報通知プログラムをダウンロードしてもよい。
障害通知部103の回線情報通知プログラムは、回線断を検知した場合に、通信部101とは別の通信手段を用いて回線の情報を通知する。障害通知部204の回線情報通知プログラムは、回線断を検知した場合に、第1通信部201および第2通信部202とは別の通信手段を用いて回線の情報を通知する。別の通信手段は、有線通信であっても無線通信であってもよい。
障害通知部103は、障害検知部102が回線障害を検知した場合に、回線300の通信量に関する情報を、通信路600Aを介して回線断データセンタ800に送信する。
障害通知部204は、障害検知部203が回線障害を検知した場合に、回線300の通信量に関する情報を、通信路600Bを介して回線断データセンタ800に送信する。
通信量に関する情報は、回線300の通信量、あるいは、通信部101が備えるネットワーク接続用のハードウェアの稼動状況(使用率)である。障害通知部103、204は、ネットワークあるいはネットワーク接続用のハードウェアを監視することにより、回線300の通信量に関する情報を取得する。
また、障害通知部103、204は、回線障害が発生した時刻と、回線断が発生したプロトコルにおける断要因とを、回線断データセンタ800に通知してもよい。断要因は、例えば、回線断が生じたプロトコルにおいて発生したエラーの内容である。エラーの内容は、例えば、通信先の装置にパケットが到達しない、通信先ポートにパケットが到達しない等である。
さらに、障害通知部103、204は、通信障害発生時のリトライに関する設定を、回線断データセンタ800に通知してもよい。
障害通知部103、204は、障害発生時に用いる専用の信号の送信により、回線断データセンタ800への通知を行っても良い。
なお、障害通知部103、204は、障害に関する情報の通知先を選択する機能を備えてもよい。通知先としては、例えば、同じ通信装置であってもよく、遠隔制御を行う制御センタであってもよい。
また、障害通知部103、204は、障害に関する情報を通知する手段を選択する機能を備えても良い。例えば、障害通知部103、204は、有線通信による通知手段と、無線通信による通知手段の両方を備えており、選択機能を備えていてもよい。
回線断データセンタ800は、BBU900およびRRH200から受信した通信量に関する情報から、障害の発生原因が回線かどうかを判断する。
回線断データセンタ800は、BBU900における通信量およびRRH200における通信量が0の場合には、回線300に障害が発生したと判断する。
また、回線断データセンタ800は、障害検知部102において断を検知した要因及び検知時刻と、障害検知部203において断を検知した要因及び検知時刻とを比較する。回線断データセンタ800は、両者を比較することにより、回線断を検知した要因と検知時刻から、回線300に障害が発生しているかどうかを判断する。
例えば、回線断データセンタ800は、BBU900が回線障害を検知した時刻と、RRH200が回線障害を検知した時刻が近い場合、回線300に障害が発生した可能性が高いと判断する。また、回線断データセンタ800は、BBU900からの通信がRRH200に到達せず、RRH200からの通信がBBU900に到達しない場合には、回線300に障害が発生した可能性が高いと判断する。
また、回線断データセンタ800は、リトライに関する設定から、回線に障害が発生しているかどうかを判断する。
例えば、回線断データセンタ800は、BBU900のリトライ回数が十分に多く、RRH200のリトライ回数が十分に多い場合に、回線300に障害が発生した可能性が高いと判断する。
図4は、障害が発生した場合に、BBU900、RRH200が回線断データセンタ800にアクセスする動作を示すフローチャートである。
BBU900、RRH200は、回線300を介して相互にアクセスし、回線断の発生を検知する(S101)。BBU900、RRH200は、回線断を検知したことを回線断データセンタ800に通知する(S102)。
回線断を通知した後、BBU900、RRH200は、回線300の接続確認を行うため、リトライを行う(S103)。
BBU900、RRH200は、アクセスに成功した場合(S104のYES)、回線断データセンタ800に回線が復旧した旨を通知する(S105)。
この際、BBU900、RRH200は、回線300の通信量に関する情報を通知してもよい。BBU900、RRH200は、接続設定の状況を併せて通知してもよい。接続設定とは、例えば、ステップS103におけるリトライの回数である。回線断データセンタ800は、一時的な回線断が発生した要因をBBU900、RRH200からの情報を突合せて調査することが可能となる。
回線300へのアクセスに成功しなかった場合(S104のNO)、BBU900、RRH200は、障害通知手段を使用して、回線断データセンタ800にリトライの失敗を通知する(S106)。BBU900、RRH200は、リトライの回数の設定を通知してもよい。リトライの回数が十分に多い場合には、回線300に障害が発生している可能性が高いと判断することが可能となる。
その後、BBU900は回線300の通信量に関する情報を回線断データセンタ800に通知し、RRH200は回線300の通信量に関する情報を回線断データセンタ800に通知する(S107)。通信量に関する情報は、ネットワーク接続用ハードウェアの稼動状況であってもよい。回線断データセンタ800は、BBU900およびRRH200において、通信量が0の場合には、回線300に障害が発生している可能性が高いと判断することが可能となる。
ハードウェアの稼動状況、接続設定を通知するのは、運用方針に従った処置を行う際の判断に用いるためである。すなわち、再度の接続確認を行う回数の設定、各装置の稼動状況を統合して判断を行い、各装置に問題がないようであればケーブル被疑としてケーブル清掃やケーブルの交換を行うことが検討される。
その後、BBU900、RRH200は、システム運用方針により再度の接続確認を行ってもよい。また、回線断データセンタ800がBBU900、RRH200から収集した情報を使用し、保守者が、回線の調査、交換のサービスなどのアクションを行っても良い。
図5は、本実施の形態にかかるBBU900、RRH200の動作を示すシーケンス図である。
BBU900、RRH200は、回線300を介した通信を開始する(S201、S202)。BBU900、RRH200は、回線障害等により互いに通信ができなくなった場合(S203)、障害の発生を検知する(S204、S206)。障害が発生した場合、BBU900、RRH200は、回線300へのアクセス不能と判断し、障害通知部103、204より回線300とは別の通信路を介して、回線障害に関する情報の通知を行う。
BBU900、RRH200は、回線断データセンタ800に対して、回線障害の通知を行う(S205、S207)。
回線断データセンタ800へ通知を行った後、BBU900、RRH200は、通信のリトライを行う(S208、S211)。回線障害が復旧しておらずリトライに失敗した場合(S209、S212)、BBU900、RRH200は、回線断データセンタ800にリトライ失敗を報告する(S210、S213)。BBU900、RRH200は、リトライ失敗報告を報告する際に、BBU900、RRH200のネットワーク接続用のハードウェアの稼動状況(使用率)、及び接続に関する設定の状態を回線断データセンタ800へ通知する。接続に関する設定とは、例えば、障害発生時のリトライ回数である。
BBU900とRRH200の両方において、ハードウェアの稼動状況に異常がなく、接続設定にも異常が見られなければ、回線断データセンタ800は、回線被疑と判断することができる。かかる場合、保守者が回線詳細の調査および交換のサービスを行う(S214)。
本実施の形態は、ツリー型のネットワーク・トポロジー(ネットワークの経路)において、キーとなるノード間において使用されてもよい。
本実施の形態によると、BBU900、RRH200が、回線障害に関する情報を回線断データセンタ800へリアルタイムに通知することによって、早期に事象を解決することが可能となる。
また、回線断を検出した後、BBU900、RRH200は、ハードウェアの状態、及び接続に関する設定を、検出時刻情報とともに回線断データセンタ800へ通知する。これらの情報を用いることによって、回線断データセンタ800は、被疑箇所の絞り込みをより迅速に行うことが可能となる。
更に応用的な実施方法として、BBU900、RRH200は、回線を介した通信の送達確認をネットワーク階層毎に行っても良い。かかる方法によって、回線には異常がないが接続が繋がらない場合においても、障害の原因を判定することができる。
例えば、FTP等を使用してファイルを送受信することができない場合、回線断データセンタ800は、TCPやIPのレイヤにおける接続に問題がなければ、ログイン名若しくはパスワードの間違い、又はファイヤウォールで当該ポートが閉じていることなどが原因であると判断できる。
例えば、入力されたログインID、パスワードを通知情報に含めると、回線断データセンタ800は、ログインID、パスワードの間違いが原因で、通信に問題が発生していると判断できる。また、通信元・通信先ポート番号を通知情報に含めると、回線断データセンタ800は、ファイヤウォールによりアクセスが制限されていることが原因で、通信に問題が発生していると判断できる。また、通知情報には、秘密鍵交換の失敗等の情報を含めても良く、対向ノードの識別情報(IPアドレス等)を含んでもよい。
BBU900、RRH200は、通知情報として含むべき情報の選択機能を備えてもよい。
ツリー型のネットワーク上の経路、特に1対1の経路に回線断が発生した場合、システム全体への影響が大きい。しかし、障害原因の調査は、回線復旧後に各ノードのログを比較し、障害が発生した経路を特定することにより行われていた。
信頼性が求められる情報処理システムにおいて、通信経路上の回線障害は致命的となる。遠隔地点間を結ぶ長距離専用回線や、BBU〜RRH間の回線など1対1のノードをつなぐ回線は、冗長構成をとることが難しい。しかし、本実施の形態を適用することにより、障害に対して迅速に対応することが可能となる。
本実施の形態では、回線断が検出された場合、BBU900およびRRH200は、BBU・RRH間の通信機能とは別の通信手段を使用し、回線断を検出した時刻および回線障害に関するデバッグログを回線断データセンタ800に送信する。
回線断データセンタ800は、回線障害の内容をより早く取得し、障害が発生した経路や障害箇所の特定(絞り込み)などを速やかに行うことができる。BBU900、RRH200および回線断データセンタ800からなるシステムにおいて、BBU900とRRH200との間の有線の回線断に関する情報を、RRH200から回線断データセンタ800に送信する。かかる場合、障害情報の通知により、回線断データセンタ800は、回線の故障であってRRH200の故障ではないと判断できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
他の通信装置と通信回線を介して通信する通信手段と、
前記通信回線上の通信障害を検知する障害検知手段と、
前記通信障害が発生した場合に、障害に関する情報と前記通信回線の通信量に関する情報とを前記通信手段とは異なる通信手段によって回線監視装置に送信する障害通知手段と、
を備える通信装置。
(付記2)
前記通信手段は、前記通信障害が発生した場合に前記他の通信装置との接続確認を行い、
前記障害通知手段は、前記接続確認の設定を前記回線監視装置に送信する、
付記1に記載の通信装置。
(付記3)
前記接続確認の設定は、リトライを行う回数を含む
付記2に記載の通信装置。
(付記4)
前記障害通知手段は、通信先IPアドレス、または通信先ポート番号を前記回線監視装置に送信する、
付記1から3のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記5)
前記障害通知手段は、回線断が発生したプロトコルにおいて発生したエラーの内容を回線監視装置に送信する、
付記1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記6)
通信装置および回線監視装置を備える障害通知システムであって、
前記通信装置は、
他の通信装置と通信回線を介して通信する通信手段と、
前記通信回線上の通信障害を検知する障害検知手段と、
前記通信障害が発生した場合に、障害に関する情報と前記通信回線の通信量に関する情報とを前記通信手段とは異なる通信手段によって前記回線監視装置に送信する障害通知手段と、
を備える、障害通知システム。
(付記7)
前記通信手段は、前記通信障害が発生した場合に前記他の通信装置との接続確認を行い、
前記障害通知手段は、前記接続確認の設定を前記回線監視装置に送信する、
付記6に記載の障害通知システム。
(付記8)
他の通信装置と通信回線を介して通信する通信手段を備える通信装置によって実行される障害通知方法であって、
前記通信回線上の通信障害を検知し、
前記通信障害が発生した場合に、障害に関する情報と前記通信回線の通信量に関する情報とを前記通信手段とは異なる通信手段によって回線監視装置に送信する、
障害通知方法。
(付記9)
前記通信障害が発生した場合に前記他の通信装置との接続確認を行い、
前記接続確認の設定を前記回線監視装置に送信する、
付記8に記載の障害通知方法。
(付記10)
他の通信装置と通信回線を介して通信する通信手段を備える通信装置に、
前記通信回線上の通信障害を検知し、
前記通信障害が発生した場合に、障害に関する情報と前記通信回線の通信量に関する情報とを前記通信手段とは異なる通信手段によって回線監視装置に送信する、
処理を実行させる障害通知プログラム。
(付記11)
前記通信障害が発生した場合に前記他の通信装置との接続確認を行い、
前記接続確認の設定を前記回線監視装置に送信する、
処理を実行させる付記10に記載の障害通知プログラム。
100、100A、100B 通信装置
200 RRH
101 通信部
201 第1通信部
202 第2通信部
102、203 障害検知部
103、204 障害通知部
300 回線
400 回線監視装置
500 障害通知システム
600A、600B 通信路
700 無線端末
800 回線断データセンタ
111、211 ROM
112、212 CPU
900 BBU

Claims (10)

  1. 他の通信装置と通信回線を介して通信する通信手段と、
    前記通信回線上の通信障害を検知する障害検知手段と、
    前記通信障害が発生した場合に、障害に関する情報と前記通信回線の通信量に関する情報とを前記通信手段とは異なる通信手段によって回線監視装置に送信する障害通知手段と、
    を備える通信装置。
  2. 前記通信手段は、前記通信障害が発生した場合に前記他の通信装置との接続確認を行い、
    前記障害通知手段は、前記接続確認の設定を前記回線監視装置に送信する、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記接続確認の設定は、リトライを行う回数を含む
    請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記障害通知手段は、通信先IPアドレス、または通信先ポート番号を前記回線監視装置に送信する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記障害通知手段は、回線断が発生したプロトコルにおいて発生したエラーの内容を回線監視装置に送信する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 通信装置および回線監視装置を備える障害通知システムであって、
    前記通信装置は、
    他の通信装置と通信回線を介して通信する通信手段と、
    前記通信回線上の通信障害を検知する障害検知手段と、
    前記通信障害が発生した場合に、障害に関する情報と前記通信回線の通信量に関する情報とを前記通信手段とは異なる通信手段によって前記回線監視装置に送信する障害通知手段と、
    を備える、障害通知システム。
  7. 前記通信手段は、前記通信障害が発生した場合に前記他の通信装置との接続確認を行い、
    前記障害通知手段は、前記接続確認の設定を前記回線監視装置に送信する、
    請求項6に記載の障害通知システム。
  8. 他の通信装置と通信回線を介して通信する通信手段を備える通信装置によって実行される障害通知方法であって、
    前記通信回線上の通信障害を検知し、
    前記通信障害が発生した場合に、障害に関する情報と前記通信回線の通信量に関する情報とを前記通信手段とは異なる通信手段によって回線監視装置に送信する、
    障害通知方法。
  9. 前記通信障害が発生した場合に前記他の通信装置との接続確認を行い、
    前記接続確認の設定を前記回線監視装置に送信する、
    請求項8に記載の障害通知方法。
  10. 他の通信装置と通信回線を介して通信する通信手段を備える通信装置に、
    前記通信回線上の通信障害を検知し、
    前記通信障害が発生した場合に、障害に関する情報と前記通信回線の通信量に関する情報とを前記通信手段とは異なる通信手段によって回線監視装置に送信する、
    処理を実行させる障害通知プログラム。
JP2019129898A 2019-07-12 2019-07-12 通信装置、障害通知システム、障害通知方法および障害通知プログラム Active JP7287157B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019129898A JP7287157B2 (ja) 2019-07-12 2019-07-12 通信装置、障害通知システム、障害通知方法および障害通知プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019129898A JP7287157B2 (ja) 2019-07-12 2019-07-12 通信装置、障害通知システム、障害通知方法および障害通知プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021016090A true JP2021016090A (ja) 2021-02-12
JP7287157B2 JP7287157B2 (ja) 2023-06-06

Family

ID=74531888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019129898A Active JP7287157B2 (ja) 2019-07-12 2019-07-12 通信装置、障害通知システム、障害通知方法および障害通知プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7287157B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023012898A1 (ja) * 2021-08-03 2023-02-09 日本電気株式会社 情報処理システム、情報処理装置、及び情報処理方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03105432A (ja) * 1989-09-20 1991-05-02 Hitachi Ltd 電子計算機システム監視方法
JPH09284281A (ja) * 1996-04-16 1997-10-31 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 網監視システム
JPH10326208A (ja) * 1997-03-24 1998-12-08 N T T Data:Kk 障害復旧システム及び記録媒体
JP2002135262A (ja) * 2000-10-23 2002-05-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク監視システム
JP2006211173A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Fujitsu Ltd ネットワーク監視プログラム及びネットワークシステム
JP2006246117A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信ネットワーク、ネットワーク制御サーバ、トラヒック制御方法、およびプログラム
JP2017168890A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 日本電気株式会社 通信システム
JP2018032902A (ja) * 2016-08-22 2018-03-01 日本電気通信システム株式会社 経路冗長化装置、通信ネットワークおよび経路冗長化方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03105432A (ja) * 1989-09-20 1991-05-02 Hitachi Ltd 電子計算機システム監視方法
JPH09284281A (ja) * 1996-04-16 1997-10-31 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 網監視システム
JPH10326208A (ja) * 1997-03-24 1998-12-08 N T T Data:Kk 障害復旧システム及び記録媒体
JP2002135262A (ja) * 2000-10-23 2002-05-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク監視システム
JP2006211173A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Fujitsu Ltd ネットワーク監視プログラム及びネットワークシステム
JP2006246117A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信ネットワーク、ネットワーク制御サーバ、トラヒック制御方法、およびプログラム
JP2017168890A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 日本電気株式会社 通信システム
JP2018032902A (ja) * 2016-08-22 2018-03-01 日本電気通信システム株式会社 経路冗長化装置、通信ネットワークおよび経路冗長化方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023012898A1 (ja) * 2021-08-03 2023-02-09 日本電気株式会社 情報処理システム、情報処理装置、及び情報処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7287157B2 (ja) 2023-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI384805B (zh) 無線區域網路用之橋接裝置及通信路徑之確保方法
EP1675356B1 (en) Notification of failures in a trunk network
CN108804260B (zh) 一种srio系统倒换的方法和装置
US20100008298A1 (en) Mobile communication system, wireless controller, and extension transmitting/receiving server device selecting method
CN103810076A (zh) 数据复制的监控方法及装置
CN111988170A (zh) 一种终端故障定位方法及装置
JP7287157B2 (ja) 通信装置、障害通知システム、障害通知方法および障害通知プログラム
KR100908131B1 (ko) 로그 필터링을 통한 장애 감지 장치 및 그 방법과 그장치를 이용한 장애 감지 시스템
US7738362B2 (en) System and method for address notification in a network
WO2015180265A1 (zh) 多链路保护倒换的方法及装置
US8111625B2 (en) Method for detecting a message interface fault in a communication device
CN113824595B (zh) 链路切换控制方法、装置和网关设备
JP4775894B2 (ja) 遠隔診断用の仲介装置
KR20150050447A (ko) Bgp 라우팅에 대한 장애 처리 방법
CN102088721A (zh) 关联网元间对接参数配置错误的修复方法及其系统
JP5712725B2 (ja) 管理装置及び方法
JP2013121095A (ja) 通信装置
JP4692419B2 (ja) ネットワーク装置及びそれに用いる冗長切替え方法並びにそのプログラム
JP2006319683A (ja) ネットワークシステム監視方式およびネットワークシステム監視装置
JP2020136992A (ja) ネットワーク管理システム、ネットワーク管理方法およびネットワーク管理プログラム
JP6512037B2 (ja) 無線通信装置、方法、及びプログラム
US11411807B2 (en) Method and system for detecting and mitigating cabling issues with devices in substation automation systems
JP2008219359A (ja) ネットワーク監視システム
JP7238515B2 (ja) ネットワーク制御装置、システム、方法、及びプログラム
JP2018056922A (ja) 基地局、基地局制御方法、基地局制御用プログラム、管理装置および通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230508

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7287157

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151