JP2009246690A - ネットワーク負荷分散システム、ネットワーク負荷分散方法、及びネットワーク負荷分散プログラム - Google Patents

ネットワーク負荷分散システム、ネットワーク負荷分散方法、及びネットワーク負荷分散プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 店舗からのデータ送信要求に対応した管理側から店舗へのデータ送信の時間を、店舗の繁忙時間から外す調整を行い、回線容量が小さい場合も効率よく且つ店舗への影響を小さくして送信が行えるネットワーク負荷分散システム、及びこれに用いられるネットワーク負荷分散方法、並びにネットワーク負荷分散プログラムを提供する。
【解決手段】 店舗の繁忙時間情報を用いて、管理側装置10で店舗側装置30のデータ取得時間が店舗の繁忙時間帯に重ならず、且つ一ルータに割当てられた各店舗側装置間でデータ送信が過度に重複しない状態に調整して、店舗側装置30のデータ送信要求発信時刻を設定し、この発信時刻情報をデータと共に店舗側装置30に送信して次回のデータ送信要求に反映させることから、繁忙時の店舗側装置での各種処理がデータ送信による影響を受けず、またデータ送信時のネットワーク各部への負荷集中を防げる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークにおける装置間のデータ送受信に係る負荷の集中を防ぐネットワーク負荷分散システム、及びこれに用いられるネットワーク負荷分散方法に関する。
チェーンストアの店舗網では、一般に、店舗における各種情報の管理等を行う店舗側装置と本部管理部門の管理側装置とがネットワークで接続され、管理側装置から各店舗の店舗側装置に対し、所定期間毎、例えば毎日、所定のデータ送信が行われている。送信されるデータは、クレジット決済のネガティブデータ(不正カード、失効カード等の情報)や、商品マスタや発注マスタ等を含む各種マスタなど、データサイズの大きいものが含まれており、データ送受に用いる回線容量が小さい場合、各店舗に向けてデータを一斉に送信すると、ネットワークにおいて管理側装置と各店舗側装置間に割当てられた回線におけるトラヒックが送信集中により許容量を超えてしまう事態が起りやすく、ネットワークを介したデータ送受信に不都合が生じることから、トラヒック負荷の分散を図る必要がある。
こうしたネットワーク上で一の装置から複数の他装置へのデータ送信に際し、集中を防いでトラヒック負荷の分散を図る手法としては、従来から種々提案されており、例えば、下記特許文献1に開示されるものがある。
特開2004−185279号公報
従来のネットワーク上でのデータ送信に係るトラヒック負荷の分散については、前記特許文献1にも例示されるように、例えば、ネットワーク接続開始の時刻を相手先毎に所定時間だけずらしていくことによって、適切な負荷分散が見込めることとなる。こうした手法を前記管理側装置と複数の店舗側装置とのネットワークに適用した場合、データ送信時間が店舗側装置毎にずらされることでトラヒックの集中が生じなくなることは予想されるものの、データ送信時間の決定にあたり、店舗毎の状況については考慮されないことから、店舗形態や立地条件により異なる店舗の繁忙時間帯にデータが送信されることも起こり得る。
データ送受に用いる回線容量が小さい場合、送信されたデータの店舗側での受信とこのデータを店舗側装置に反映させる処理に時間がかかり、その間、店舗側装置の各種処理に影響が及ぶ。このため、管理側装置からのデータ送信が店舗の繁忙時間帯に重なると、店舗側装置の利用において様々な不都合が生じてしまうという課題を有していた。特に、近年、店舗では様々な電子マネー決済機能が利用できるようになっているが、店舗側装置がデータ受信とその反映に処理能力を費やしている間は、こうした決済機能の利用に支障を来す場合があり、店舗の利用客にまで影響が及びかねないという課題を有していた。
本発明は前記課題を解消するためになされたもので、店舗における繁忙時間をあらかじめ想定し、各店舗へのデータ送信の時間を繁忙時間から外して送信時間のスケジューリングを行い、回線容量が小さい場合も効率よく且つ店舗への影響を小さくして送信が行えるネットワーク負荷分散システム、及びこれに用いられるネットワーク負荷分散方法、並びに前記方法を実行可能とするネットワーク負荷分散プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様であるネットワーク負荷分散システムは、ネットワークを通じたデータ送信要求に対応して所定のデータを送信する管理側装置と、当該管理側装置に接続される一又は複数のルータに一ルータあたり複数台割当てられる状態で管理側装置とネットワーク接続されて、管理側装置に対し前記データ送信要求を発信し、管理側装置から送信されたデータを受信する複数の店舗側装置とを備え、前記管理側装置が、各店舗側装置毎のデータ送信要求発信に係るスケジュール情報を決定するスケジューリング手段を有してなり、各店舗側装置に対し前記データの送信と同時に前記スケジュール情報を送信し、前記店舗側装置が、店舗の取引情報を記録する記録手段と、前記取引情報に基づいて店舗の繁忙時間情報を作成する繁忙時間情報作成手段と、前記管理側装置から受信取得したスケジュール情報で指定されるデータ送信要求発信時刻に、データ送信要求を前記繁忙時間情報と共に前記管理側装置に送信し、且つ管理側装置から送信されたデータ及び新たなスケジュール情報を受信取得するデータ取得手段とを有し、前記管理側装置のスケジューリング手段が、所定の一ルータに接続される所定の店舗側装置がデータ送信要求を発信して管理側装置から送信されたデータの受信を完了するまでのデータ取得時間を、少なくとも前記繁忙時間情報に基づく店舗の繁忙でない時間帯に割当てるようスケジュール情報を決定するものである。
このように本システムによれば、店舗の取引情報に基づく繁忙時間情報を用いて、管理側装置で店舗側装置のデータ取得時間が店舗の繁忙時間帯に重ならず、且つ一ルータに割当てられた各店舗側装置間でデータ送信が過度に重複しない状態に調整して、店舗側装置からのデータ送信要求発信時刻を設定し、この発信時刻を含むスケジュール情報をデータと共に店舗側装置に送信し、次回のデータ送信要求に反映させることにより、繁忙時間帯における店舗側装置での各種処理が管理側装置からのデータ送信による影響を受けず、またデータ送信時のルータをはじめとするネットワーク各部への負荷の集中を防げることとなり、各店舗側装置へのデータ送信を滞りなく進められる。
また、本発明の他の態様であるネットワーク負荷分散方法は、管理側装置が、ネットワークを通じたデータ送信要求に対応して所定のデータを送信し、且つ、前記管理側装置に接続される一又は複数のルータに一ルータあたり複数台割当てられる状態で管理側装置とネットワーク接続される複数の店舗側装置が、管理側装置に対し前記データ送信要求を発信し、管理側装置から送信されたデータを受信する過程で、前記管理側装置で、各店舗側装置毎のデータ送信要求発信に係るスケジュール情報を決定するスケジューリングステップと、各店舗側装置に対し前記データと共に前記スケジュール情報を送信するステップとを含み、前記店舗側装置で、所定の記録手段に記録された店舗の取引情報に基づいて、店舗の繁忙時間情報を作成する繁忙時間情報作成ステップと、前記管理側装置から受信取得したスケジュール情報で指定されるデータ送信要求発信時刻に、データ送信要求を前記繁忙時間情報と共に前記管理側装置に送信するステップと、管理側装置から送信されたデータ及びスケジュール情報を受信取得するデータ取得ステップとを含み、前記スケジューリングステップはさらに、所定の一ルータに接続される所定の店舗側装置がデータ送信要求を発信して管理側装置から送信されたデータの受信を完了するまでのデータ取得時間を、少なくとも前記繁忙時間情報に基づく店舗の繁忙でない時間帯に割当てるよう、スケジュール情報を決定するステップを含むものである。
このように本方法によれば、管理側装置が、店舗の取引情報に基づく繁忙時間情報を用いて、店舗側装置のデータ取得時間を、店舗の繁忙時間帯に重ならず、且つ一ルータに割当てられた各店舗側装置間でデータ送信が過度に重複しない状態とする調整を実行し、設定したデータ送信要求の発信時刻を含むスケジュール情報をデータと共に店舗側装置へ送信し、受信した店舗側装置が、スケジュール情報に基づいてデータ送信要求を発信することにより、繁忙時間帯における店舗側装置での各種処理を管理側装置からのデータ送信の影響を受けずに実行させられ、またデータ送信時のルータをはじめとするネットワーク各部への負荷集中を防いで、管理側装置の各店舗側装置に対するデータ送信を滞りなく実行させられる。
加えて、本発明のさらに他の態様であるネットワーク負荷分散プログラムは、前記ネットワーク負荷分散方法における各ステップをコンピュータに実行させるためのものであり、前記同様、繁忙時間帯における店舗側装置での各種処理を管理側装置からのデータ送信の影響を受けずに実行させられ、またデータ送信時のネットワーク各部への負荷集中を防いで、管理側装置の各店舗側装置に対するデータ送信を滞りなく実行させられる。
(本発明の第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係るネットワーク負荷分散システムを、図1ないし図4に基づいて説明する。
前記各図において本実施形態に係るネットワーク負荷分散システム1は、ネットワーク60を通じたデータ送信要求に対応して所定のデータを送信する管理側装置10と、この管理側装置10に接続される複数のルータ20に一ルータあたり複数台割当てられる状態で管理側装置10とネットワーク接続され、管理側装置10に対し前記データ送信要求を発信し、管理側装置10から送信されたデータを受信する複数の店舗側装置30とを備える構成である。
前記管理側装置10は、各店舗側装置30毎のデータ送信要求発信に係るスケジュール情報を決定するスケジューリング手段11と、各店舗側装置30に対しデータの送信と同時にスケジュール情報を送信する等の管理を行う送受信管理手段12と、各店舗向けに送信されるデータをはじめとする各種情報を記録する記録手段13とを有する構成である。
前記スケジューリング手段11は、ルータ20に接続される店舗側装置30がデータ送信要求を発信してから管理側装置10より送信されたデータの受信を完了するまでのデータ取得時間を、店舗の繁忙でない時間帯に割当てるようスケジュール情報を決定するものである。
詳細には、スケジューリング手段11は、スケジュール情報の決定にあたり、まず、店舗側装置30のデータ取得時間の長さを、店舗側装置30ごとの次回分の送信データ量に応じて算出する。また、店舗側装置30から得た所属ルータ情報に基づき、同じルータ20に接続される他の店舗側装置を把握する。そして、店舗側装置30のデータ取得時間を、店舗側装置30からの繁忙時間情報に基づいて店舗50の繁忙でないことが見込める時間帯にすると同時に、この店舗側装置30と同じルータ20に接続される他の店舗側装置について既に設定されたデータ取得時間の情報に基づいて、前記他の店舗側装置のデータ取得時間と重ならない空き時間帯に割当てる処理を行う。ただし、空き時間帯が存在せずデータ取得時間の重なりが避けられない場合、なるべく重なり数が最小限となるようにし、且つ、このデータ取得時間が重なってもルータ20に繋がるネットワーク回線のトラヒックを回線の許容範囲内に収められるよう、データ取得時間の時期を調整して適切な時間帯に割当てる仕組みである。
なお、スケジュール調整を適切に行うためには、各店舗側装置30から繁忙時間情報が送られるタイミング、すなわち送信要求の発信時刻は各店舗側装置同士で近い方が望ましく、スケジューリング手段11では送信要求の発信時刻を各店舗側装置同士でなるべく近くするように条件が設定されている。
スケジューリング手段11で正式に得られたデータ取得時間は記録手段13に記録される一方、このデータ取得時間の先頭時刻であるデータ送信要求の発信時刻が、店舗を識別するコードと合わせてスケジュール情報として店舗側装置30に送信される。記録手段13に記録されたデータ取得時間は他の店舗側装置のスケジュール情報決定に利用される。
このスケジューリング手段11で、管理側装置10から店舗側装置30へのデータ送信完了に係るデータ取得時間を、店舗側装置30間での調整を行いつつ所定の時間帯に割当てることで、データ送信の間における一ルータにおける負荷を集中させることなく適宜分散でき、一ルータにおけるトラヒックをルータの処理能力の範囲内に維持できることとなる。
前記記録手段13に記録され、店舗向けに送信されるデータは、クレジット決済のネガティブデータや、店舗データベースの各種マスタ(商品マスタや発注マスタ、店舗マスタ、宅配便マスタ、収納代行マスタ等)、新商品情報、売価変更データ、納品予定データ、返品予定データ、店間移動データ、コマーシャルメッセージ、店舗連絡事項、更新プログラムなどが含まれる。
前記店舗側装置30は、POSレジスタ等の情報収集手段35から出力される店舗の取引情報、及び店舗側装置30がどのルータに接続しているかを示す所属ルータ情報を記録する記録手段31と、取引情報に基づいて店舗の繁忙時間情報を作成する繁忙時間情報作成手段32と、管理側装置10から受信取得したスケジュール情報で指定されるデータ送信要求発信時刻に、データ送信要求を前記繁忙時間情報及び所属ルータ情報と共に管理側装置10に送信し、且つ管理側装置10から送信されたデータ及び新たなスケジュール情報を受信取得するデータ取得手段33とを有する構成である。
前記繁忙時間情報作成手段32は、POSレジスタ等の情報収集手段35からログデータ等の形式で出力される店舗の取引情報に基づいて、次回のデータ送信要求を発信する際、例えば翌日における店舗の繁忙時間帯を予測し、得られた時間帯を管理側装置10に送信する所定形式の繁忙時間情報とするものである。繁忙時間帯については、平日と休日等、日によって異なったり、季節によっても変化することから、こうした点も考慮して予測を行うために、予測の基礎となる店舗の取引情報は過去の一定期間(例えば数週間〜数ヶ月)を対象とする。
前記データ取得手段33は、店舗側装置30の運用開始直後など、管理側装置10からのデータ送信をまだ受けておらず、管理側装置10からスケジュール情報を取得していない状態では、繁忙時間帯とならず、またあらかじめ他の店舗側装置と時間が重ならないよう調整された初期値としてのスケジュール情報で指定されるデータ送信要求時刻に、繁忙時間情報とデータ送信要求を管理側装置10に送信することとなる。この最初のデータ送信要求発信以降、店舗側装置30におけるスケジュール情報は、店舗側装置30が管理側装置10から送信された新たなスケジュール情報を受信取得することで、所定間隔で更新される仕組みである。
こうして店舗側装置30が発信したデータ送信要求を起点として、管理側装置10から店舗側装置30へのデータ送信を行うことで、管理側装置10において多数の店舗側装置に対するデータ送信他の管理を行う必要が無く、管理側装置10における処理を簡略化でき、データ送信を行おうとする店舗数が増減する場合にも問題なく対応を進められ、極めて効率的である。
次に、本実施形態に係るネットワーク負荷分散システムにおける各装置のデータ送信に係る処理手順について説明する。本実施形態では、店舗網の本部管理部門における管理側装置10に接続されるルータ20一台あたりに四つの店舗側装置30がネットワーク接続されている場合に店舗側装置30からの送信要求発信時刻のスケジュール調整を行う例を用いて説明する。
前提として、あらかじめ店舗側装置30において、POSレジスタ等の情報収集手段35から出力される店舗50の取引情報が、店舗の繁忙時間情報を作成可能となる十分な所定期間分だけ記録手段31に記録され、また、同じ一ルータに接続される店舗側装置の間でデータ取得時間がトラヒックの許容量超過を招かないよう調整の上、割当て設定されたデータ送信要求の発信時刻を含むスケジュール情報の初期値が、店舗側装置30の記録手段31に記録され、データ取得手段33の最初のデータ送信要求に用いられるものとする。
はじめに、店舗側装置30における処理について、図2のフローチャートに基づいて説明すると、まず、繁忙時間情報作成手段32が、記録手段31に記録された過去の取引情報を読出して解析し、一日の間で特に店舗の繁忙状態が予想される時間帯を抽出した繁忙時間情報を作成する(ステップS001)、そして、記録手段31に記録されているスケジュール情報を読出し、スケジュール情報に指定されたデータ送信要求の発信時刻に、データ取得手段33が繁忙時間情報と所属ルータ情報、データ送信要求を管理側装置10に送信する(ステップS002)。
データ送信要求後、管理側装置10からデータとスケジュール情報の送信がなされるので、この管理側装置10から送られてきたデータとスケジュール情報をデータ取得手段33が受信、取得する(ステップS003)。そして、得られた新しいスケジュール情報が記録手段31に記録される(ステップS004)、この後、店舗側装置における処理に終了の指示がなされているか否かを判定し(ステップS005)、処理終了でない場合には、前記ステップS001に戻って以降の処理を繰返す。処理終了の場合には、一連の処理を完了する。
続いて、管理側装置における処理について、図3のフローチャートに基づいて説明すると、まず、管理側装置10は所定の店舗50の店舗側装置30から送信された繁忙時間情報と所属ルータ情報、データ送信要求の各情報を送受信管理手段12で受信し(ステップS101)、受取った繁忙時間情報をその店舗50についての最新の情報として記録手段13に記録する(ステップS102)。スケジューリング手段11は、次回の送信で店舗側装置30に送るべきデータ量から、データ送信要求の発信時刻から店舗側装置30へのデータ送信終了時刻までのデータ取得時間の長さを見積り(ステップS103)、繁忙時間情報から、データ送信要求のあった店舗側装置30の繁忙時間帯にあたらない時間帯をデータ取得時間の割当て候補として設定する(ステップS104)。
同時に、スケジューリング手段11は、所属ルータ情報に基づき、データ送信要求のあった店舗側装置30と同一のルータ20に割当てられた他の店舗側装置のデータ取得時間を記録手段13から読出し(ステップS105)、前記割当て候補時間の中に、他の各店舗側装置のデータ取得時間と全く重ならない十分な長さの空き時間があるか否かを判定する(ステップS106)。ここで、空き時間がある場合は、空き時間の中から、店舗側装置30のデータ取得時間に相当する長さで、他の店舗側装置のデータ取得時間により近い時間帯を店舗側装置30の正式なデータ取得時間として設定する(ステップS107)。
店舗側装置30の正式なデータ取得時間が設定されたら、その先頭のデータ送信要求の発信時刻を、新しいスケジュール情報として、他のデータと共に店舗側装置30に送信する(ステップS108)。この後、管理側装置10における処理に終了の指示がなされているか否かを判定し(ステップS109)、処理終了でない場合には、前記ステップS101に戻って以降の処理を繰返す。処理終了の場合には、一連の処理を完了する。
前記ステップS106で空き時間がない場合、割当て候補時間の中から、店舗側装置30のデータ取得時間に相当する長さで、データ取得時間の重なる他の店舗側装置数を最小限にとどめられる時間帯を抽出し、その中で他の店舗側装置のデータ取得時間により近い時間帯を店舗側装置30のデータ取得時間として仮設定する(ステップS110)。
スケジューリング手段11は、同一のルータ20に割当てられた他の店舗側装置の各データ取得時間と送信データ量を参照して、仮設定されたデータ取得時間におけるルータ20のトラヒックをシミュレーションし(ステップS111)、得られたトラヒックがルータ20の処理能力の範囲に収るか否かを判定する(ステップS112)。ここで、トラヒックがルータ20の処理能力の範囲に収る場合には、仮設定されたデータ取得時間を正式なデータ取得時間として設定し(ステップS113)、前記ステップS108に移行する。一方、トラヒックがルータ20の処理能力の範囲に収らない場合には、仮設定されたデータ取得時間を不適とし、前記ステップS110に戻って新たなデータ取得時間の仮設定とこれ以降の処理を繰返す。
なお、本実施形態では、管理側から店舗側へのデータ送信に係るネットワーク負荷の分散をネットワーク負荷分散システム1により実現する場合について説明したが、このシステムに用いられるネットワーク負荷分散方法は、様々な態様で実現することができ、例えば、ネットワーク負荷分散方法をコンピュータで実行可能なプログラムとして実装することで実現できることとなる。前記コンピュータは、CPU等の演算制御部や、メインメモリや固定ディスク装置、着脱式外部記録装置等の記憶装置、キーボード等の入力装置、及び液晶ディスプレイ等の表示装置を備える公知の構成であり、詳細な説明を省略する。
コンピュータでは、演算制御部がネットワーク負荷分散プログラムを記憶装置から読出し、ネットワーク負荷分散方法の各ステップを実行させることとなる。コンピュータにおいては、記憶装置が前記記録手段13、31の役割も担うことができる。ネットワーク負荷分散プログラムは、必ずしもコンピュータにおける記憶装置に格納されている必要はなく、コンピュータとは別の所定の記憶媒体に記憶されたものを必要に応じてコンピュータが読出して実行するようにしたり、ネットワークを介してプログラムを読出して実行するようにしてもよい。
このように、本実施形態に係るネットワーク負荷分散システムにおいては、店舗50の取引情報に基づく繁忙時間情報を用いて、管理側装置10で店舗側装置30のデータ取得時間が店舗50の繁忙時間帯に重ならず、且つ同一のルータ20に割当てられた各店舗側装置30でデータ送信が過度に重複しない状態に調整して、店舗側装置30からのデータ送信要求発信時刻を設定し、この発信時刻を含むスケジュール情報をデータと共に店舗側装置30に送信し反映させることにより、繁忙時間帯における店舗側装置30での各種処理が管理側装置10からのデータ送信による影響を受けず、またデータ送信時のルータ20をはじめとするネットワーク60各部への負荷の集中を防止して、ネットワークを介した情報伝達を維持できる。
(本発明の第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るネットワーク負荷分散システムを、図5ないし図7に基づいて説明する。
前記各図において本実施形態に係るネットワーク負荷分散システムは、前記第1の実施形態同様、ネットワーク60に接続される管理側装置10と、複数の店舗側装置30とを備える一方、異なる点として、管理側装置10のスケジューリング手段11が、スケジュール情報決定にあたり、同じルータ20に接続される店舗側装置30ごとに設定された優先順位の高いものほど、店舗側装置30のデータ取得時間を、他の店舗側装置のデータ取得時間との重なりがより少なくなる時間帯に優先的に割当てる仕組みを有するものである。
詳細には、スケジューリング手段11は、前記第1の実施形態同様、まず店舗側装置30のデータ取得時間の長さを、店舗側装置30ごとの送信データ量に応じて算出することに加えて、同じ一ルータ20に接続される各店舗側装置30について、店舗側装置30の属する店舗50ごとの差異に応じてあらかじめ設定された、スケジュール情報決定に係る所定の優先順位を読出す。この優先順位については、データ取得時間の割当てが難しいものほど高い優先順位を与えて、優先順位の高いものを優先して他の店舗側装置のデータ取得時間との重なりが少ない時間帯に割当てるようにすることで、時間設定の自由度を高め、データ取得時間の割当てが困難になる状況を回避できる仕組みである。
優先順位の設定にあたっては、例えば、店舗側装置30の記録手段31に蓄積された過去の繁忙時間情報から店舗50における繁忙時間の傾向を取得し、一日における繁忙時間が長く、データ送信可能な期間が短い店舗の店舗側装置ほど優先順位を高くしたり、また、繁忙時間が細切れ状態で広く分散しているものや、繁忙時間が日によって変化する度合が激しく、一定の規則性を示さないものなど、データ送信可能な期間を確保しにくい店舗の店舗側装置ほど優先順位を高くすることとなる。
こうした繁忙時間情報に基づく条件以外を考慮した優先順位設定もでき、例えば、送信トラブル発生時のリスクの大きさが大きい店舗50の店舗側装置30ほど優先順位を高くする、すなわち、クレジット取扱額の大きい店舗や、送信するデータ量の大きい店舗、本部直営でないフランチャイズ店舗等については優先順位を高くすることがある。逆に、繁忙時間帯が存在しないと見込める店舗、例えば、オープン前の新店舗や、店休日である店舗における店舗側装置30については、優先順位を低く設定することができる。このような優先順位の設定は、店舗50の各種情報を管理側装置10にデータ送信要求と同時又は別途に送信することで実現できる。
スケジューリング手段11は、店舗側装置30のデータ取得時間の長さと優先順位を取得後、前記第1の実施形態同様、店舗側装置30のデータ取得時間を、店舗50の繁忙でない時間帯で且つ他の店舗側装置のデータ取得時間と重ならない空き時間帯に割当てる処理を行う。この中で、前記優先順位の情報を参照し、優先順位が最高位の場合には、空き時間帯のうち、早朝など確実にいずれの店舗も繁忙でないことが見込める時間にあらかじめ用意していた特別な時間枠に、この最高位である店舗側装置30のデータ取得時間を正式に割当てる。これにより、繁忙時間が細切れ状態で広く分散しているものや、繁忙時間に規則性がないものなど、データ送信可能な期間を確保しにくい店舗についても確実にデータ取得時間を割当てることができ、空き時間帯があっても厳しい条件に合致せずデータ取得時間の割当てが行えなくなるような事態を防げる。
また、空き時間帯が存在せずデータ取得時間の重なりが避けられない場合も、スケジューリング手段11は、優先順位の高い店舗側装置30ほど、データ取得時間を他の店舗側装置のデータ取得時間との重なりがより少なくなるようにしつつ、データ取得時間が重なってもルータ20に繋がるネットワーク回線のトラヒックを回線の許容範囲内に収められるよう、データ取得時間の時期を調整して適切な時間帯に割当てる仕組みである。
次に、本実施形態に係るネットワーク負荷分散システムにおける各装置のデータ送信に係る処理手順について、図5及び図6のフローチャートに基づいて説明する。本実施形態では、前記第1の実施形態同様、管理側装置10に接続されるルータ20一台あたりに四つの店舗側装置30がネットワーク接続されている場合に店舗側装置からの送信要求発信時刻のスケジュール調整を行う例を用いて説明する。
なお、店舗側装置30における処理は、前記第1の実施形態同様であり、説明を省略する。一方、管理側装置における処理については、まず、管理側装置10は所定の店舗50の店舗側装置30から送信された繁忙時間情報と所属ルータ情報、データ送信要求の各情報を送受信管理手段12で受信し(ステップS201)、受取った繁忙時間情報をその店舗50についての最新の情報として記録手段13に記録する(ステップS202)。スケジューリング手段11は、次回送信で店舗側装置30に送るべきデータ量から、データ送信要求の発信時刻から店舗50へのデータ送信終了までのデータ取得時間の長さを見積り(ステップS203)、繁忙時間情報から、データ送信要求のあった店舗側装置30の繁忙時間帯にあたらない時間を前記データ取得時間の割当て候補として設定する(ステップS204)。
スケジューリング手段11は、データ送信要求のあった店舗側装置30に設定されている割当ての優先順位を記録手段13から読出し(ステップS205)、この優先順位が店舗間で最も高い順位に設定されているか否かを判定する(ステップS206)。ここで、優先順位が最高順位に設定されている場合は、最高順位の店舗側装置のデータ取得時間としてあらかじめ用意された、早朝等の繁忙でないことが確実に見込める優先枠の空き時間を、この店舗側装置30の正式なデータ取得時間として設定する(ステップS207)。
前記ステップS206で、優先順位が最高位でない場合、スケジューリング手段11は、所属ルータ情報に基づき、データ送信要求のあった店舗側装置30と同一のルータに割当てられた他の店舗側装置のデータ取得時間を記録手段13から読出し(ステップS208)、前記割当て候補時間の中に、前記あらかじめ用意された空き時間を除いて、他の各店舗側装置のデータ取得時間と全く重ならない空き時間があるか否かを判定する(ステップS209)。
ここで、空き時間がある場合は、空き時間の中から、店舗側装置30のデータ取得時間に相当する長さで、他の店舗側装置のデータ取得時間により近い時間帯を店舗側装置30のデータ取得時間として設定する(ステップS210)。
店舗側装置30の正式なデータ取得時間が設定されたら、その先頭のデータ送信要求の送信時刻を、新しいスケジュール情報として、他のデータと共に店舗側装置30に送信する(ステップS211)。この後、管理側装置10における処理に終了の指示がなされているか否かを判定し(ステップS212)、処理終了でない場合には、前記ステップS201に戻って以降の処理を繰返す。処理終了の場合には、一連の処理を完了する。
前記ステップS209で空き時間がない場合、残りの割当て候補時間の中から、店舗側装置30のデータ取得時間に相当する長さで、データ取得時間の重なる他の店舗側装置数を最小限にとどめられる時間帯を抽出し、その中で他の店舗側装置のデータ取得時間により近い時間帯を店舗側装置30のデータ取得時間として仮設定する(ステップS213)。ここで、データ取得時間の重なる他の店舗側装置における割当ての優先順位がデータ送信要求のあった店舗側装置30の優先順位より低いか否かを判定する(ステップS214)。重なる他の店舗側装置における優先順位の方が低い場合は、データ取得時間の設定をそのまま維持する。一方、重なる他の店舗側装置における優先順位の方が高い場合は、仮設定されたデータ取得時間を不適とし、前記ステップS213に戻って新たなデータ取得時間の仮設定とこれ以降の処理を繰返す。
スケジューリング手段11は、同一のルータ20に割当てられた他の店舗側装置の各データ取得時間と送信データ量を参照して、仮設定されたデータ取得時間におけるルータ20のトラヒックをシミュレーションし(ステップS215)、得られたトラヒックがルータ20の処理能力の範囲に収るか否かを判定する(ステップS216)。ここで、トラヒックがルータ20の処理能力の範囲に収る場合には、仮設定されたデータ取得時間を正式なデータ取得時間として設定し(ステップS217)、前記ステップS211に移行する。一方、トラヒックがルータ20の処理能力の範囲に収らない場合には、仮設定されたデータ取得時間を不適とし、前記ステップS213に戻って新たなデータ取得時間の仮設定とこれ以降の処理を繰返す。
このように、本実施形態に係るネットワーク負荷分散システムにおいては、同一のルータ20に割当てられた各店舗側装置30について、店舗側装置30のデータ取得時間の割当てに係る条件が厳しいものほど高くなる優先順位を設定し、管理側装置10で店舗側装置30のデータ取得時間を、店舗50の繁忙時間帯ではない時間帯で、且つ店舗側装置30の優先順位の高いものほど、他の店舗側装置のデータ取得時間との重なりがより少なくなる時間帯に優先的に割当て、各店舗側装置30に対しデータ送信の時間的重複を必要最小限としたスケジュール情報を送信することから、データ取得時間の割当てに係る条件が厳しいものは他の店舗側装置のデータ取得時間との重なりを少なくして時間設定の自由度を高められ、データ取得時間の割当てが困難になる状況を回避でき、スケジュール調整全体が容易且つ効率的に行えることとなり、適切なスケジュール設定を得やすく、データ送信時のネットワーク60各部への負荷の集中を確実に防止できる。
なお、前記実施形態に係るネットワーク負荷分散システムにおいては、管理側装置10に複数のルータ20が接続される例を示しているが、これに限らず、店舗が少ない場合には一台のルータ20のみ用いられる構成とすることもでき、前記実施形態同様、一ルータ20に店舗側装置30が複数台割当てられる状態で、各店舗側装置30へのデータ送信が過度に重複しない状態に調整でき、データ送信の間におけるルータにおける負荷を集中させることなく適宜分散して、ルータにおけるトラヒックをルータの処理能力の範囲内に維持できる。
本発明の第1の実施形態に係るネットワーク負荷分散システムのブロック構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るネットワーク負荷分散システムにおける店舗側装置のデータ取得処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るネットワーク負荷分散システムにおける管理側装置のデータ送信処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るネットワーク負荷分散システムにおけるデータ取得時間割当て状態説明図である。 本発明の第2の実施形態に係るネットワーク負荷分散方法における管理側装置のデータ送信処理の主要部フローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るネットワーク負荷分散方法における管理側装置のデータ送信処理の一部フローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るネットワーク負荷分散システムにおけるデータ取得時間割当て状態説明図である。
符号の説明
1 ネットワーク負荷分散システム
10 管理側装置
11 スケジューリング手段
12 送受信管理手段
13 記録手段
20 ルータ
30 店舗側装置
31 記録手段
32 繁忙時間情報作成手段
33 データ取得手段
35 情報収集手段
50 店舗
60 ネットワーク

Claims (7)

  1. ネットワークを通じたデータ送信要求に対応して所定のデータを送信する管理側装置と、
    当該管理側装置に接続される一又は複数のルータに一ルータあたり複数台割当てられる状態で管理側装置とネットワーク接続されて、管理側装置に対し前記データ送信要求を発信し、管理側装置から送信されたデータを受信する複数の店舗側装置とを備え、
    前記管理側装置が、各店舗側装置毎のデータ送信要求発信に係るスケジュール情報を決定するスケジューリング手段を有してなり、各店舗側装置に対し前記データの送信と同時に前記スケジュール情報を送信し、
    前記店舗側装置が、店舗の取引情報を記録する記録手段と、前記取引情報に基づいて店舗の繁忙時間情報を作成する繁忙時間情報作成手段と、前記管理側装置から受信取得したスケジュール情報で指定されるデータ送信要求発信時刻に、データ送信要求を前記繁忙時間情報と共に前記管理側装置に送信し、且つ管理側装置から送信されたデータ及び新たなスケジュール情報を受信取得するデータ取得手段とを有し、
    前記管理側装置のスケジューリング手段が、所定の一ルータに接続される所定の店舗側装置がデータ送信要求を発信して管理側装置から送信されたデータの受信を完了するまでのデータ取得時間を、少なくとも前記繁忙時間情報に基づく店舗の繁忙でない時間帯に割当てるようスケジュール情報を決定することを
    特徴とするネットワーク負荷分散システム。
  2. 前記請求項1に記載のネットワーク負荷分散システムにおいて、
    前記スケジューリング手段が、スケジュール情報の決定にあたり、所定の店舗側装置の前記データ取得時間を、当該店舗側装置と同じ前記一ルータに接続される他の店舗側装置について既に設定された前記データ取得時間の情報に基づいて、前記他の店舗側装置のデータ取得時間と重ならない、又は重なっても重なる数が最小限になる所定の時間帯に割当てることを
    特徴とするネットワーク負荷分散システム。
  3. 前記請求項1に記載のネットワーク負荷分散システムにおいて、
    同じ一ルータに接続される各店舗側装置について、店舗側装置の属する店舗ごとの差異に応じて、スケジュール情報決定に係る所定の優先順位が設定され、
    前記スケジューリング手段が、スケジュール情報決定にあたり、前記優先順位の高い店舗側装置ほど、当該店舗側装置の前記データ取得時間を、当該店舗側装置と同じ一ルータに接続される他の店舗側装置について既に設定された前記データ取得時間の情報に基づいて、前記他の店舗側装置のデータ取得時間との重なりがより少ない時間帯に優先的に割当てることを
    特徴とするネットワーク負荷分散システム。
  4. 前記請求項3に記載のネットワーク負荷分散システムにおいて、
    前記優先順位を、店舗側装置の繁忙時間情報に基づき、繁忙時間が長くデータ送信可能な期間が短くなる店舗側装置ほど高くすることを
    特徴とするネットワーク負荷分散システム。
  5. 前記請求項3に記載のネットワーク負荷分散システムにおいて、
    前記優先順位を、管理側装置から店舗側装置に送信されるデータのデータ量が大きい店舗側装置ほど高くすることを
    特徴とするネットワーク負荷分散システム。
  6. 管理側装置が、ネットワークを通じたデータ送信要求に対応して所定のデータを送信し、且つ、
    前記管理側装置に接続される一又は複数のルータに一ルータあたり複数台割当てられる状態で管理側装置とネットワーク接続される複数の店舗側装置が、管理側装置に対し前記データ送信要求を発信し、管理側装置から送信されたデータを受信する過程で、
    前記管理側装置で、
    各店舗側装置毎のデータ送信要求発信に係るスケジュール情報を決定するスケジューリングステップと、
    各店舗側装置に対し前記データと共に前記スケジュール情報を送信するステップとを含み、
    前記店舗側装置で、
    所定の記録手段に記録された店舗の取引情報に基づいて、店舗の繁忙時間情報を作成する繁忙時間情報作成ステップと、
    前記管理側装置から受信取得したスケジュール情報で指定されるデータ送信要求発信時刻に、データ送信要求を前記繁忙時間情報と共に前記管理側装置に送信するステップと、
    管理側装置から送信されたデータ及びスケジュール情報を受信取得するデータ取得ステップとを含み、
    前記スケジューリングステップはさらに、所定の一ルータに接続される所定の店舗側装置がデータ送信要求を発信して管理側装置から送信されたデータの受信を完了するまでのデータ取得時間を、少なくとも前記繁忙時間情報に基づく店舗の繁忙でない時間帯に割当てるよう、スケジュール情報を決定するステップを含むことを
    特徴とするネットワーク負荷分散方法。
  7. 管理側装置が、ネットワークを通じたデータ送信要求に対応して所定のデータを送信し、且つ、
    前記管理側装置に接続される一又は複数のルータに一ルータあたり複数台割当てられる状態で管理側装置とネットワーク接続される複数の店舗側装置が、管理側装置に対し前記データ送信要求を発信し、管理側装置から送信されたデータを受信する過程で、
    前記管理側装置における、
    各店舗側装置毎のデータ送信要求発信に係るスケジュール情報を決定するスケジューリングステップと、
    各店舗側装置に対し前記データと共に前記スケジュール情報を送信するステップとをコンピュータに実行させ、
    また、前記店舗側装置における、
    所定の記録手段に記録された店舗の取引情報に基づいて、店舗の繁忙時間情報を作成する繁忙時間情報作成ステップと、
    前記管理側装置から受信取得したスケジュール情報で指定されるデータ送信要求発信時刻に、データ送信要求を前記繁忙時間情報と共に前記管理側装置に送信するステップと、
    管理側装置から送信されたデータ及びスケジュール情報を受信取得するデータ取得ステップとをコンピュータに実行させ、
    前記スケジューリングステップでは、さらに、所定の一ルータに接続される所定の店舗側装置がデータ送信要求を発信して管理側装置から送信されたデータの受信を完了するまでのデータ取得時間を、少なくとも前記繁忙時間情報に基づく店舗の繁忙でない時間帯に割当てるよう、スケジュール情報を決定するステップを実行させることを
    特徴とするネットワーク負荷分散プログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011150476A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Fujitsu Telecom Networks Ltd 通信装置管理システムおよびパフォーマンス情報収集方法
JP2013191079A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理システム、情報処理装置、機器及び情報処理プログラム
CN109981477A (zh) * 2019-03-07 2019-07-05 北京华安普特网络科技有限公司 一种基于cdn技术的网络数据负载管理系统
US10958716B2 (en) 2017-10-02 2021-03-23 Fujitsu Limited Distributed process management system, distributed process management method for suppressing number of messages between computers, and information processing apparatus

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