JP6868536B2 - データ収集装置およびデータ収集システム - Google Patents

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Description

本発明は、データ収集装置およびデータ収集システムに関する。
サーバ等の装置からデータを収集するデータ収集装置の一つとして、データベース等に蓄積されたプラント運転データを、迅速かつ正確な状況把握を行えるように支援するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、「連続するプラント運転データを所定の範囲で区切り、この区切り内の工程の状態遷移を定義した状態遷移図を生成し、データ収集サーバへ渡す。」と記載されている。
特開2009−009399号公報
上記特許文献1に記載の従来技術のように、所定の範囲という単位でデータを区切った場合、当該単位でのデータの収集およびクラウドサーバ等の別のコンピュータへのアップロードとなる。そして、収集したデータをネットワーク回線を通して別のコンピュータにアップロードする際、ネットワーク回線の帯域が細かったり、アップロードするデータ量で従量課金されたりする場合は、アップロードする際の回線効率がコストアップに直結するという問題がある。
本発明は、収集したデータをアップロードする際の回線効率を高めることができるデータ収集装置および当該データ収集装置を備えるデータ収集システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、
OPCプロトコルを用いてサーバ装置からデータの収集を行うデータ収集装置において、
収集するデータを、OPCプロトコルで規定されたOPCグループでグループ化すると共に、OPCグループを収集単位としてサーバ装置に対して1つのOPCグループごとに順にデータ収集要求を行い、個別にデータ収集要求を行って収集した複数のOPCグループのデータを上位装置にアップロードするデータ収集装置であり、
収集単位に対応付けるOPCグループを設定するための設定ディレクトリと、
収集対象とするOPCグループと、それに対応するデータが定義された設定ファイル群と、を有し、
設定ディレクトリと設定ファイル群とを組み合わせることによって収集単位を設定する
ことを特徴とする。
本発明によれば、複数のデータ収集要求で構成される収集単位でデータを収集し、収集したデータを収集単位でアップロードするため、アップロードする際の回線効率を高めることができる。
上記した以外の課題、構成および効果については、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1に係るデータ収集システムのシステム構成を示すブロック図の例である。 本発明の実施例1に係るデータ収集システムにおけるプロセスデータ収集に係る一連の動作例を示すシーケンス図の例である。 図1の収集グループ設定部における収集グループの設定例についての説明図の例である。 図1のOPCクライアントにおける一つの収集グループからプロセスデータの収集を開始してから終了するまでの処理手順の流れを示すフローチャートの例である。 本発明の実施例2に係るデータ収集装置におけるOPCサーバへのアクセスの概念を示す図の例である。 本発明の実施例3に係るデータ収集システムのシステム構成を示すブロック図の例である。
以下、本発明を実施するための形態(実施形態)について、図面を用いて詳細に説明する。本発明は実施形態に限定されるものではない。なお、以下の説明や各図において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
<実施形態に係るデータ収集装置およびデータ収集システム、全般に関する説明>
本発明の実施形態に係るデータ収集装置は、収集するデータをグループ化し、グループ単位でデータ収集要求を行う装置である。本実施形態に係るデータ収集装置では、複数のデータ収集要求で構成される収集単位(以下、「収集グループ」と記述する)を新たに定義し、この新たに定義した収集グループの単位でデータを収集し、収集したデータを収集グループの単位でアップロードする。
本発明の実施形態に係るデータ収集システムは、上記構成のデータ収集装置を備える。具体的には、本実施形態に係るデータ収集システムは、データ収集装置に加えて、データ収集装置からのデータ収集要求に応答するサーバ装置と、データ収集装置からデータがアップロードされる上位装置と、を備える。このデータ収集システムにおいて、データ収集装置は、収集グループ(複数のデータ収集要求で構成される収集単位)の単位でサーバ装置からデータを収集し、収集したデータを収集グループの単位で上位装置にアップロードする。
ところで、ユーザがデータにアクセスするプロトコルの一つとして、OPC(OLE(Object Linking and Embedding) for Process Control)プロトコルがある(下記の参考文献参照)。OPCでは、装置ごとに固有のプロトコルで通信するプロセスデータに対し、ユーザが標準化したインタフェースを使ってアクセスすることを実現する。
参考文献:「OPC技術概要書 Version2.0」,日本OPC協議会技術部会,1999年11月
OPCでは、プロセスデータ(制御システムの計算値、状態などのデータの情報)をOPCグループという単位で収集しなければならない。ここで、OPCグループとは、OPCプロトコルを用いたプロセスデータ収集において、プロセスデータを収集する単位である。具体的には、例えば、温度や圧力等の条件ごとにグループ化してOPCグループXとしたり、温度や圧力等のOPCグループXをさらに細分化してOPCグループX1,X2,・・・としたりすることによってグループ化が行われる。
しかし、OPCグループの単位でプロセスデータの収集およびクラウドサーバ等の別のコンピュータにアップロードする際、ネットワーク回線の帯域が細かったり、アップロードするデータ量で従量課金されたりする場合は、アップロードする際の回線効率がコストアップに直結するという問題がある。
また、OPCグループに登録できるプロセスデータの個数にはOPCサーバ(サーバ装置)の仕様制限がある。そのため、多くのプロセスデータを収集するには、プロセスデータをOPCグループに割り当てる手順や管理が煩雑となり、ユーザの負担が大きいという問題がある。さらに、収集対象のプロセスデータが多い場合、OPCサーバ側に瞬間的に高負荷がかかるため、OPCサーバ側に与える負荷をユーザが考慮した上でアクセスしなければならない。
以下に、本実施形態に係るデータ収集装置およびデータ収集システムとして、OPCプロトコルを用いてプロセスデータの収集を行うデータ収集装置およびデータ収集システムを例に挙げて、その具体的な実施例について説明する。
《実施例1》
実施例1に係るデータ収集装置およびデータ収集システムでは、収集グループに対応するOPCグループおよび収集周期について、予めユーザによって指定が行われることになる。そして、収集グループの単位で、指定された収集周期ごとに収集グループに含まれるOPCグループから順にプロセスデータの収集を行い、収集したプロセスデータを収集グループ単位で管理するようにする。
[システム構成例]
実施例1は、実施例1に係るデータ収集システムの構成要素が持つ機能部の例である。先ず、実施例1に係るデータ収集システムの構成要素が持つ各機能部について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施例1に係るデータ収集システムのシステム構成を示すブロック図の例である。
図1に示すように、実施例1に係るデータ収集システムは、OPCサーバ100と、OPCクライアント200と、上位装置としてのデータベースサーバ300と、を備えている。OPCサーバ100とOPCクライアント200とは、ネットワーク回線等の通信路400を介して互いに通信可能に接続されている。OPCクライアント200とデータベースサーバ300とは、ネットワーク回線等の通信路500を介して互いに通信可能に接続されている。
上記構成のデータ収集システムにおいて、OPCクライアント200が、実施例1に係るデータ収集装置となる。なお、図1には、OPCサーバ100、OPCクライアント200およびデータベースサーバ300についてそれぞれ1台ずつ図示しているが、それぞれの台数は1台に限られるものではなく、複数台であってもよいものとする。
(OPCサーバ)
OPCサーバ100は、例えば計算機(コンピュータ)からなり、主に3つの機能を実現する機能部、具体的には、OPCデータ収集要求処理部101、OPCデータ収集要求受信部102およびOPCデータ収集応答送信部103を有している。
OPCデータ収集要求処理部101は、OPCデータ収集要求受信部102からのOPCデータ収集要求の内容に従い、OPCグループのプロセスデータ(以下、「OPCデータ」と記述する場合がある)を収集した後、OPCデータ収集応答送信部103に対しOPCデータ収集応答要求を行う。OPCデータ収集要求受信部102は、OPCクライアント200からのデータ受信処理を行った後、OPCデータ収集要求処理部101に対しOPCデータ収集要求を行う。OPCデータ収集応答送信部103は、OPCデータ収集要求処理部101からのOPCデータ収集応答要求に従い、OPCクライアント200に通信路400を介してOPCデータ収集応答を送信する。
(OPCクライアント)
OPCクライアント200は、例えば計算機(コンピュータ)からなり、主に5つの機能を実現する機能部、具体的には、OPCデータ収集要求送信部201、OPCデータ収集応答受信部202、収集グループ管理部203、蓄積データ送信部204および収集グループ設定部205を有している。
実施例1に係るデータ収集装置であるOPCクライアント200は、機能部(201〜205)の各機能を実現するプログラムをプロセッサが解釈し、実行することにより、ソフトウェアで実現することができる。ただし、ソフトウェアでの実現に限定されるものではなく、機能部(201〜205)の各機能の一部または全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現することもできる。
OPCデータ収集要求送信部201は、OPCデータ収集応答送信部203からのOPCデータ収集送信要求に従い、OPCサーバ100に対しOPCデータ収集要求を送信する。OPCデータ収集応答受信部202は、OPCサーバ100からのデータ受信処理を行った後、収集グループ管理部203に対し受信データを渡す。
収集グループ管理部203は、収集グループ設定部205で設定した内容に従い、OPCデータ収集要求送信部201に対し収集グループに対応するOPCグループのOPCデータ収集要求を行う。そして、収集グループ管理部203は、収集要求を行った全てのOPCグループのOPCデータ収集応答をOPCデータ収集要求送信部201から受け取ったら、蓄積データ送信部204にその応答データの送信要求を行う。
蓄積データ送信部204は、収集グループ管理部203から送信要求されたデータを、通信路500を介してデータベースサーバ300に送信する。収集グループ設定部205は、収集グループの設定およびOPCグループの設定等を行う。収集グループ設定部205での収集グループおよびOPCグループの設定の詳細については後述する。
(データベースサーバ)
データベースサーバ300は、例えば計算機(コンピュータ)からなり、主に2つの機能を実現する機能部、具体的には、蓄積データ受信部301および蓄積データ格納部302を有している。蓄積データ受信部301は、通信路500を介してOPCクライアント200から送信されたデータの受信処理を行った後、蓄積データ格納部302に対し受信データの格納要求を行う。蓄積データ格納部302は、蓄積データ受信部301から格納要求されたデータを記憶領域に格納する。
[プロセスデータの収集例]
次に、上記構成のデータ収集システムにおけるプロセスデータの収集例について、図2を用いて説明する。図2は、実施例1に係るデータ収集システムにおけるプロセスデータの収集に係る一連の動作例を示すシーケンス図の例である。この例では、収集グループ600に3個のOPCグループA1〜A3を割り当てた場合の動作を示している。
図2に示すように、ステップS101の処理において、OPCクライアント200は、OPCグループA1のOPCデータ収集要求をOPCサーバ100に送信する。ここで、OPCデータ収集要求とは、OPCグループの単位でプロセスデータを収集するための要求をいう。次に、ステップS102の処理において、OPCサーバ100は、OPCクライアント200からのOPCデータ収集要求を受けて、OPCグループA1のOPCデータ収集の結果をOPCクライアント200に応答する。
以下、ステップS103〜S106の各処理においても、同様にして、OPCグループA2,A3に対するOPCデータの収集要求および収集応答を行う。このように、複数のOPCグループを管理する単位である収集グループ600は、複数のOPCデータ収集要求(本例の場合、3つのOPCグループA1〜A3)から構成されている。
そして、ステップS107の処理において、OPCクライアント200は、ステップS101〜S106の各処理で収集した収集グループA(OPCグループA1〜A3)のプロセスデータを、収集グループの単位でデータベースサーバ300に送信する(アップロードする)。プロセスデータの収集タイミングは、ユーザの指定による収集周期Tの設定値によって決まる。図2の例では、ステップS101で収集グループ600のプロセスデータ収集を開始する時刻と、ステップS108で次の収集グループ601のプロセスデータ収集を開始する時刻との差分が収集周期Tとなる。
[収集グループの設定例]
次に、図1の収集グループ設定部205における収集グループ(収集単位)の設定方法の一例について、図3を参照して説明する。図3は、収集グループ設定部205における収集グループの設定例についての説明図の例である。
図3に示すように、収集グループ設定部205は、収集グループ設定ディレクトリ2051、収集グループ共通設定ファイル2052およびOPCグループ設定ファイル群2053を有する構成となっている。収集グループ設定ディレクトリ2051は、収集グループに対応付けるOPCグループを設定するためのディレクトリである。収集グループ共通設定ファイル2052は、収集グループの設定を行うためのファイルである。収集グループ共通設定ファイル2052には、収集グループの収集周期Tや通信先IPアドレス等がユーザによって定義される。OPCグループ設定ファイル群2053は、OPCグループの設定を行うためのファイルである。OPCグループ設定ファイル群2053には、収集対象とするOPCグループと、当該OPCグループに対応するプロセスデータとが、ユーザによって定義される。
上記構成の収集グループ設定部205においては、収集グループ設定ディレクトリ2051と、OPCグループ設定ファイル群2053とを組み合わせることによって、収集グループ(収集単位)の設定が行われる。これにより、データを収集する単位である収集グループを設定できる。収集対象とするOPCグループが複数の場合は、OPCグループごとに収集グループの設定が行われる。
[一つの収集グループからプロセスデータを収集する処理手順]
次に、一つの収集グループからプロセスデータの収集を開始してから終了するまでの処理手順の詳細について、図4のフローチャートに従って説明する。この一連の処理は、図1のOPCクライアント200において実行される。図4は、OPCクライアント200における一つの収集グループからプロセスデータの収集を開始してから終了するまでの処理手順の流れを示すフローチャートの例である。
OPCクライアント200は、収集グループ設定部205で設定した内容を基に、収集グループ設定ディレクトリに、収集対象とするOPCグループが存在する間、ステップS201〜S203の処理を繰り返して実行する(ループ処理)。
ステップS201〜S203のループ処理において、OPCクライアント200は、収集グループ設定ディレクトリ2051(図3参照)から、収集対象のOPCグループを一つ取り出す(ステップS201)。次に、OPCクライアント200は、OPCデータ収集要求をOPCサーバ100に送信する(ステップS202)。次に、OPCクライアント200は、OPCサーバ100からOPCデータ収集応答を受信するまで待機する(ステップS203)。
ステップS201〜S203のループ処理の終了後、OPCクライアント200は、ステップS204の処理に進む。そして、OPCクライアント200は、ステップS201〜S203のループ処理で収集したデータをデータベースサーバ300に送信する(ステップS204)。次に、OPCクライアント200は、収集グループの次回収集周期の開始時刻(次の収集開始時刻)までスリープする(ステップS205)。
なお、収集グループが複数存在する場合は、収集グループごとに独立してプロセスデータ収集を管理する。
実施例1に係るデータ収集システムにおいては、収集グループ(複数のOPCグループを管理する単位)に対応するOPCグループおよび収集周期が、予めユーザによって指定される。そして、実施例1に係るデータ収集装置であるOPCクライアント200は、収集グループの単位で、指定された収集周期ごとに収集グループに含まれるOPCグループから順にプロセスデータの収集を行い、収集したプロセスデータを収集グループの単位で管理する、具体的にはデータベースサーバ300にアップロードする。
このように、実施例1に係るデータ収集装置によれば、収集グループの単位でプロセスデータを扱うため、データ圧縮によるペイロードの削減やパケットヘッダ個数の削減が可能となり、収集したプロセスデータをデータベースサーバ300にアップロードする際の回線効率を高めることができる。
また、複数のOPCグループを収集グループの形(単位)で管理するため、OPCグループに登録できるプロセスデータの個数はOPCサーバ100の仕様制限に縛られず、ユーザが望む個数のプロセスデータをまとめて収集可能となる。これにより、OPCグループを指定する際のユーザの手間を簡略化できる。
《実施例2》
実施例2は、実施例1の変形例であり、OPCサーバ100側にかかる瞬間的な高負荷を平準化して負荷を分散する例である。図5は、実施例2に係るデータ収集装置におけるOPCサーバへのアクセスの概念を示す図の例である。
ここで、一つのOPCグループAに、例えば1000個のプロセスデータ1,プロセスデータ2,・・・,プロセスデータ1000を登録し、当該1000個のプロセスデータ1〜1000について一度にデータ収集を行う場合を考える。このように、収集対象のプロセスデータが多い場合、OPCサーバ100側に瞬間的にプロセスデータ1000個分の高負荷がかかるため、OPCサーバ100側に与える負荷を考慮した上でアクセスしなければならないことになる。
これに対し、実施例2に係るデータ収集装置では、1000個のプロセスデータ1〜1000が登録されたOPCグループAを、例えば図5に示すように、プロセスデータ1〜500が登録されたOPCグループA1と、プロセスデータ501〜1000が登録されたOPCグループA2とに分割する。そして、OPCサーバ100に対し、分割したOPCグループA1,A2ごとにOPCデータ収集要求を発行するとともに、両OPCデータ収集要求に時間差Δtを持たせる。すなわち、OPCグループA1のOPCデータ収集要求を発行した後、時間差Δt分のインターバルをおいてOPCグループA2のOPCデータ収集要求を発行するようにする。
上述したように、実施例2に係るデータ収集装置においては、プロセスデータを収集する際に、プロセスデータを収集する単位であるOPCグループを複数(本例では、2個)に分割し、分割したOPCグループ間にインターバルをおいて(時間差Δtを持たせて)データ収集のためのアクセスを行う。これにより、大量のプロセスデータをまとめて収集する際にも、OPCサーバ100側に瞬間的に高負荷がかかるのを回避できるため、OPCサーバ100側にかかる負荷を、一時的な高負荷ではなく、平準化された負荷とすることができる。
《実施例3》
実施例3は、他のデータ収集装置およびデータ収集システムの例である。図6は、実施例3に係るデータ収集システムのシステム構成を示すブロック図の例である。
[システム構成例]
図6に示すように、実施例3に係るデータ収集システムは、制御システム700と、データ集配信装置800と、上位装置としての上位システム900と、を備えている。データ集配信装置800と上位システム900とは、ネットワーク回線等の通信路500を介して互いに通信可能に接続されている。
(制御システム)
制御システム700は、OPC DAサーバ701およびOPC AEサーバ702の他、制御サーバ、PLC、デバイス等を備えている。OPC DAサーバ701は、図1のOPCサーバ100に相当し、プロセスデータおよびアイテムプロパティを有している。プロセスデータは、制御システム700の計測値、状態などのデータの情報である。アイテムプロパティは、プロセスデータのプロパティ情報である。OPC AEサーバ702は、アラーム/イベントおよびアラーム/イベントプロパティを有している。アラーム/イベントは、制御システム700で発生したアラーム/イベントの情報である。アラーム/イベントプロパティは、アラーム/イベントのプロパティ情報である。
(データ集配信装置)
データ集配信装置800は、データ収集装置801と、集配信マネージャ802と、配信アダプタ803と、を備えている。データ収集装置801は、データ収集部8011、コンテキスト収集部8012およびデータ変換部8013を有している。
データ収集装置801は、例えばデータ収集アダプタとして、種々のデータ収集システムに対して単独(単体)で適用することができる。また、データ収集装置801は、例えばソフトウェアで実現され、データ収集システムのコンピュータにインストールすることによって用いることができる。
データ収集装置801において、データ収集部8011は、図1のOPCクライアント200に相当し、制御システム700のOPC DAサーバ701からのプロセスデータ、および、OPC AEサーバ702からのアラーム/イベントの収集を行う。コンテキスト収集部8012は、制御システム700のOPC DAサーバ701からのアイテムプロパティ、および、OPC AEサーバ702からのアラーム/イベントプロパティの収集を行う。データ変換部8013は、データ収集部8011で収集したデータを、上位システム900に配信するためのフォーマットに変換する。
集配信マネージャ802は、配信アダプタ803およびデータ収集装置801を介して、上位システム900と下位システムである制御システム700との間でデータを中継する。配信アダプタ803は、データ収集装置801で収集したデータを、ネットワーク回線等の通信路500を介して上位システム900に配信する。
(上位システム)
上位システム900は、図1のデータベースサーバ300に相当し、データ収集装置801によって制御システム700から収集され、データ収集装置801を経由して配信されたデータを利活用するシステムである。
上記構成の実施例3に係るデータ収集システムにおいても、データ収集装置801は、図1のOPCクライアント200と同様に、複数のデータ収集要求で構成される収集グループの単位で制御システム700からデータを収集し、収集したデータを収集グループの単位で上位システム900にアップロードする。これにより、実施例1の場合と同様の作用、効果を得ることができる。すなわち、収集グループの単位でプロセスデータを扱うため、収集したデータを上位システム900にアップロードする際の回線効率を高めることができる。また、複数のOPCグループを収集グループの単位で管理するため、OPCグループを指定する際のユーザの手間を簡略化できる。
実施例3に係るデータ収集システムにおけるデータ収集装置801に対しても、実施例2の技術、即ち、OPCグループを複数に分割し、分割したOPCグループ間にインターバルをおいてデータ収集のためのアクセスを行う技術を適用することができる。これにより、大量のプロセスデータをまとめて収集する際にも、制御システム700側にかかる負荷を、一時的な高負荷ではなく、平準化された負荷とすることができる。
データ収集装置801をデータ収集システムのコンピュータにインストールして用いるにあたっては、ユーザは、収集グループに対応するOPCグループおよび収集周期を設定することになる。収集周期(図2参照)の設定にあたっては、ユーザは、収集周期をプロセスデータの実際の収集時間よりも長い時間に設定する必要がある。
<変形例>
なお、本発明は上記した各実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した各実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。例えば、図2では、収集グループを一つのみ図示しているが、収集グループは複数定義であってもよい。収集グループを複数定義した場合は、各収集グループで個別にプロセスデータ収集のタイミングを管理することとする。
また、上記した各実施例では、データ収集装置およびデータ収集システムとして、OPCプロトコルを用いてプロセスデータの収集を行うデータ収集装置およびデータ収集システムを例に挙げて説明したが、これに限られるものではない。すなわち、本発明は、収集するデータをグループ化したグループの単位でデータ収集要求を行うデータ収集装置およびデータ収集システムの全般に対して適用することができる。
また、上記した各実施例では、収集グループが、複数のOPCグループを管理する単位であるとしてが、一つのOPCグループの管理を排除するのではない。すなわち、各実施例に係るデータ収集装置は、一つのOPCグループを収集グループとして、当該収集グループの単位でデータを収集し、アップロードすることも可能である。ただし、収集グループを、複数のOPCグループを管理する単位とした方が、収集したデータをアップロードする際の回線効率を高めることができるし、OPCグループを指定する際のユーザの手間を簡略化できるため好ましい。
100…OPCサーバ、 101…OPCデータ収集要求処理部、 102…OPCデータ収集要求受信部、 103PCデータ収集応答送信部、 200…OPCクライアント、 201…OPCデータ収集要求送信部、 202…OPCデータ収集応答受信部、 203…収集グループ管理部、 204…蓄積データ送信部、 205…収集グループ設定部、 300…データベースサーバ、 301…蓄積データ受信部、 302…蓄積データ格納部、 400,500…通信路、 600,601…収集グループ、 700…制御システム、 800…データ集配信装置、 801…データ収集装置、 900…上位システム

Claims (3)

  1. OPCプロトコルを用いてサーバ装置からデータの収集を行うデータ収集装置において、
    収集するデータを、前記OPCプロトコルで規定されたOPCグループでグループ化すると共に、前記OPCグループを収集単位として前記サーバ装置に対して1つの前記OPCグループごとに順にデータ収集要求を行い、個別にデータ収集要求を行って収集した複数の前記OPCグループのデータを上位装置にアップロードするデータ収集装置であり、
    前記収集単位に対応付ける前記OPCグループを設定するための設定ディレクトリと、
    収集対象とする前記OPCグループと、それに対応するデータが定義された設定ファイル群と、を有し、
    前記設定ディレクトリと前記設定ファイル群とを組み合わせることによって前記収集単位を設定する
    ことを特徴とするデータ収集装置。
  2. 1つの前記OPCグループのデータを収集するための前記データ収集要求を行うアクセスを、インターバルをおいて行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  3. OPCプロトコルを用いてサーバ装置からデータの収集を行うデータ収集装置と、
    前記データ収集装置からのデータ収集要求に応答するサーバ装置と、
    前記データ収集装置からデータがアップロードされる上位装置と、
    を備え、
    前記データ収集装置は、
    収集するデータを、前記OPCプロトコルで規定されたOPCグループでグループ化すると共に、前記OPCグループを収集単位として前記サーバ装置に対して1つの前記OPCグループごとに順にデータ収集要求を行い、個別にデータ収集要求を行って収集した複数の前記OPCグループのデータを前記上位装置にアップロードするものであり、
    前記収集単位に対応付ける前記OPCグループを設定するための設定ディレクトリと、
    収集対象とする前記OPCグループと、それに対応するデータが定義された設定ファイル群と、を有し、
    前記設定ディレクトリと前記設定ファイル群とを組み合わせることによって前記収集単位を設定する
    ことを特徴とするデータ収集システム。
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