JP2013236264A - 監視装置および負荷平準化方法並びにプログラム、それを備える監視システム - Google Patents

監視装置および負荷平準化方法並びにプログラム、それを備える監視システム Download PDF

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Abstract

【課題】データ送信量が増大した場合であっても、通信設備の増強なしにデータ受信できること。
【解決手段】監視対象群単位でデータを取得し、取得したデータに基づいて決定される負荷値が閾値以上となり過負荷状態と判定された場合に、負荷値が略均等になるように、データの送信元の監視対象群を分割し、新たな監視対象群を形成する群形成部21と、監視対象群に対し、群形成部21による分割回数の相違を識別させる識別情報を割り当て、分割回数が多い場合に、分割回数が少ない場合より大きい数値を用いた識別情報とする識別情報決定部22と、数値が小さい識別情報を割り当てられた監視対象群から順にデータを送信させ、かつ、各監視対象群から送信されるデータの送信タイミングに時間差を設けて送信させる要求指令を出力する要求指令出力部23とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、監視装置および負荷平準化方法並びにプログラム、それを備える監視システムに関するものである。
例えば、空気調和機を監視対象とし、空気調和機の室外機から収集した運転データを、インターネット回線を通じて遠隔に配置される監視拠点のサーバで受信し、運転データを管理する空気調和機の24時間遠隔監視システムが知られている。従来、このような24時間遠隔監視システムでは、監視装置は、監視対象からデータを常時送信させるのでなく、1日1回定時刻に監視対象からデータを送信させ、監視拠点で受信することにより、監視拠点の通信負荷を軽減させていた。しかしながら、監視拠点と接続される監視対象の数が増大した場合には、定時刻における通信負荷が膨大となり、通信回線の容量やサーバの処理能力などの監視拠点の設備に不足が生じることから、通信設備の増強をしなければならないという問題があった。
これに対し、下記特許文献1では、監視対象から監視データを送信するタイミングをずらし、複数の監視対象においてデータ送信が重ならないようにすることで、監視拠点側の通信負荷の増大を抑制する方法が提案されていた。
特開2005−73131号公報
しかしながら、上記特許文献1の方法では、送信タイミングが一致するグループ内から送信される監視データのデータ量が一時的に増え、通信負荷が増大した場合には、監視拠点側における処理能力の不足が生じてしまい、結果として、通信設備の増強が必要になるという問題が解決できなかった。
本発明は、送信タイミングを一致させるグループからのデータ送信量が増大した場合であっても、通信設備の増強なしにデータ受信を可能とする監視装置および負荷平準化方法並びにプログラム、それを備える監視システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、複数の遠隔の監視対象の領域内に設けられる監視対象機器から収集されたデータを、ネットワークを介して収集する監視装置であって、一以上の前記監視対象をグループ化した監視対象群単位で前記データを取得し、取得した前記データに基づいて決定される負荷値が閾値以上となり過負荷状態と判定された場合に、前記負荷値が略均等になるように、前記データの送信元の前記監視対象群を分割し、新たな前記監視対象群を形成する群形成手段と、前記監視対象群に対し、前記群形成手段による分割回数の相違を識別させる識別情報を割り当て、前記分割回数が多い場合に、前記分割回数が少ない場合より大きい数値を用いた前記識別情報とする識別情報決定手段と、前記数値が小さい前記識別情報を割り当てられた前記監視対象群から順に前記データを送信させ、かつ、各前記監視対象群から送信される前記データの送信タイミングに時間差を設けて送信させる要求指令を出力する要求指令出力手段とを具備する監視装置を提供する。
このような構成によれば、複数の遠隔の監視対象に設けられる監視対象機器から収集されたデータをネットワークを介して収集する監視装置であって、一以上の監視対象をグループ化した監視対象群単位で取得したデータに基づいて決定される負荷値が閾値以上となり過負荷状態と判定された場合に、負荷値が略均等になるように、データの送信元の監視対象群が分割されて新たな監視対象群が形成され、監視対象群は、分割回数が多い場合に少ない場合より大きい数値を用いた分割回数の相違を識別させる識別情報が割り当てられ、数値が小さい識別情報に割り当てられた監視対象群から順にデータを送信させ、かつ、各監視対象群からのデータの送信タイミングに時間差を設けて送信させる要求指令が出力される。
このように、過負荷状態である場合には監視対象群を分割して、各監視対象群の負荷値を低減して送信させるように制御するので、通信設備の増強などの通信負荷の増大に対する対策をせずに、通信負荷の集中を防ぐことができる。本発明は、エアコンの室外機および給湯装置の熱源機を含む空調設備の遠隔監視に用いて好適である。
上記監視装置の前記識別情報決定手段は、前記群形成手段による分割が行われた場合に、分割前の前記監視対象群に割り当てられている前記識別情報の前記数値をインクリメントし、新たな前記監視対象群の前記識別情報とすることとしてもよい。
監視対象群の識別情報は、分割回数が増える度に1ずつ増やされることとなるので、簡便に新たな監視対象群の識別情報の割り当てができる。
上記監視装置の前記群形成手段は、新たな前記監視対象機器が追加され、前記監視対象の領域が増加した場合に、前記識別情報の前記数値が最も小さい前記監視対象群に、増加した前記監視対象を含めて新たな前記監視対象群を形成し、前記識別情報決定手段は、前記群形成手段によって前記監視対象が追加された前記監視対象群の前記識別情報をインクリメントすることが好ましい。
数値が大きい監視対象群は分割回数が多いことを示しており、数値が大きい監視対象群に増分の監視対象を追加した場合には、1日に1回データを送信するケースを例に挙げれば、送信タイミングが日に日に後方にずれることが推定される。本発明のように数値が小さい監視対象群に対して増分の監視対象を追加することにより、日毎の送信タイミングを安定させることができる。
上記監視装置の前記群形成手段は、前記過負荷状態と判定された場合に、前記データの送信元の前記監視対象群に含まれる前記監視対象の個数が略半分ずつになるように、前記監視対象群を2つに分割し、新たな前記監視対象群を2つ形成することとしてもよい。
これにより、簡便に監視対象群を分割することができる。また、送信されるデータのデータ量が略同じである場合には、分割したそれぞれの監視対象群の負荷値を、最も少ない回数の分割で速やかに閾値より小さくさせることができる。
本発明は、上記いずれかに記載の監視装置と、前記監視装置とネットワークを介して遠隔地に接続される監視対象とを具備する監視システムを提供する。
本発明は、複数の遠隔の監視対象の領域内に設けられる監視対象機器から収集されたデータを、ネットワークを介して収集する監視装置の負荷平準化方法であって、一以上の前記監視対象をグループ化した監視対象群単位で前記データを取得し、取得した前記データに基づいて決定される負荷値が閾値以上となり過負荷状態と判定された場合に、前記負荷値が略均等になるように、前記データの送信元の前記監視対象群を分割し、新たな前記監視対象群を形成する第1過程と、前記監視対象群に対し、分割回数の相違を識別させる識別情報を割り当て、前記分割回数が多い場合に、前記分割回数が少ない場合より大きい数値を用いた前記識別情報とする第2過程と、前記数値が小さい前記識別情報を割り当てられた前記監視対象群から順に前記データを送信させ、かつ、各前記監視対象群から送信される前記データの送信タイミングに時間差を設けて送信させる要求指令を出力する第3過程とを有する監視装置の負荷平準化方法を提供する。
本発明は、複数の遠隔の監視対象の領域内に設けられる監視対象機器から収集されたデータを、ネットワークを介して収集する監視装置の負荷平準化プログラムであって、一以上の前記監視対象をグループ化した監視対象群単位で前記データを取得し、取得した前記データに基づいて決定される負荷値が閾値以上となり過負荷状態と判定された場合に、前記負荷値が略均等になるように、前記データの送信元の前記監視対象群を分割し、新たな前記監視対象群を形成する第1処理と、前記監視対象群に対し、分割回数の相違を識別させる識別情報を割り当て、前記分割回数が多い場合に、前記分割回数が少ない場合より大きい数値を用いた前記識別情報とする第2処理と、前記数値が小さい前記識別情報を割り当てられた前記監視対象群から順に前記データを送信させ、かつ、各前記監視対象群から送信される前記データの送信タイミングに時間差を設けて送信させる要求指令を出力する第3処理とをコンピュータに実行させるための監視装置の負荷平準化プログラムを提供する。
本発明は、送信タイミングを一致させるグループからのデータ送信量が増大した場合であっても、通信設備の増強なしにデータ受信できるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係る監視システムの概略構成を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る監視装置の概略構成を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る監視装置の機能ブロック図である。 監視装置の通信負荷の平準化方法として、1回分割が行われた場合を説明するための図である。 図4の続きとして、さらに分割が行われる場合を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る監視装置において、監視装置の通信負荷の平準化方法として、監視対象が1つ増加した場合を説明するための図である。 図6の続きとして、さらに監視対象が1つ増加した場合を説明するための図である。 図7の続きとして、さらに監視対象が1つ増加した場合を説明するための図である。
以下に、本発明に係る監視装置および負荷平準化方法並びにプログラム、それを備える監視システムの実施形態について図面を参照して説明する。
〔第1の実施形態〕
本実施形態においては、監視対象機器を空気調和機の室外機の場合を例に挙げて説明するが、これに限定されず、例えば、給湯装置の熱源機であってもよい。
以下、本発明の第1の実施形態について、図1を用いて説明する。
図1に示されるように、監視システム1は、監視拠点4の監視装置10と、監視対象3a,3b,3c,3dとを備えている。なお、本実施形態においては、監視対象が4つであることとして説明するが、監視対象の個数は特に限定されない。また、特に明記しない場合には、監視対象は監視対象3として記載する。
監視拠点4と監視対象3a,3b,3c,3dとはそれぞれネットワーク2を介して接続されている。ネットワーク2は、標準規格化された通信プロトコル(例えば、TCP/IP)を使用したネットワークであり、例えば、インターネットである。
監視対象3a,3b,3c,3dは、空気調和機の室外機(監視対象機器)33、データ収集装置32、および通信機器31をそれぞれ備えており、情報の授受可能に接続されている。
室外機33は、空気調和機の室外機であり、室内機に対応付けて設けられている。
データ収集装置32は、室外機33から収集される室外機33の運転データ(データ)を定期的に取得し、格納している。また、データ収集装置32は、図示しない計時部を有しているので時間間隔が計測でき、送受信の時間間隔を指定する要求指令を取得した場合には、計測した時間間隔に基づいて運転データの送受信ができるようになっている。
通信機器31は、監視対象3と監視拠点4とを相互接続し、各拠点間のデータの送受信を仲介する。具体的には、ルーティング機能を有するルータ、変復調装置であるモデムを含む。
監視拠点4は、監視装置側の通信機器17および監視装置10を備えている。
通信機器17は、監視対象3と監視拠点4とを相互接続し、各拠点間のデータの送受信を仲介する。具体的には、ルーティング機能を有するルータ、変復調装置であるモデムを含む。
図2は、本実施形態に係る監視装置の概略構成を示したブロック図である。
図2に示すように、本実施形態に係る監視装置10は、コンピュータシステム(計算機システム)であり、CPU(中央演算処理装置)11、RAM(Random Access Memory)等の主記憶装置12、補助記憶装置13、キーボードやマウスなどの入力装置14、及びディスプレイやプリンタなどの出力装置15、外部の機器と通信を行うことにより情報の授受を行う通信装置16などを備えている。
補助記憶装置13は、コンピュータ読取可能な記録媒体であり、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等である。この補助記憶装置13には、各種プログラム(例えば、負荷平準化プログラム)が格納されており、CPU11が補助記憶装置13から主記憶装置12にプログラムを読み出し、実行することにより種々の処理を実現させる。
図3は、監視装置10が備える機能を展開して示した機能ブロック図である。図3に示されるように、監視装置10は、負荷判定部20と、群形成部(群形成手段)21と、識別情報決定部(識別情報決定手段)22と、要求指令出力部(要求指令出力手段)23とを備えている。
次に、上述した監視装置10が備える各部において実行される処理内容について図3を参照して説明する。なお、図3に示した各部により実現される後述の各種処理は、CPU11が補助記憶装置13に記憶されている負荷平準化プログラムを主記憶装置12に読み出して実行することにより実現されるものである。
負荷判定部20は、監視対象群単位で運転データを取得し、取得した運転データに基づいて決定される負荷値が閾値以上である場合に過負荷状態と判定し、閾値より小さい場合には過負荷状態でないと判定し、判定結果を群形成部21に出力する。例えば、負荷判定部20は、推定される運転データのデータ通信量に応じて設けられる所定時間(受信にかかる許容時間)を閾値とし、実際の運転データの受信にかかった時間を負荷値とした時、運転データの受信が所定時間内に完了しなかった場合に過負荷状態であると判定し、運転データの受信が所定時間内に完了した場合に過負荷状態でないと判定する。或いは、負荷判定部20は、最初に運転データを受信した時刻から負荷値の計測を開始し、全ての監視対象3の運転データを受信完了していなくても、計測している負荷値が閾値を超過したことが検出された場合に、過負荷状態として判定しても良い。
なお、本実施形態では負荷判定部20は、運転データの受信にかかった時間に基づいて過負荷状態か否かを判定しているが、過負荷状態の判定方法はこれに限定されない。
群形成部21は、一以上の監視対象3をグループ化した監視対象群を形成する。例えば、群形成部21は、監視対象群が形成されていない時に、ネットワーク2を介して接続される監視対象3が、監視対象3a,3b,3c、3dの4つあることを検出した場合は、全ての監視対象3a,3b,3c,3dを1つの監視対象群としてグループ化する。
また、群形成部21は、負荷判定部20により過負荷状態であると判定された場合には、負荷値が略均等になるように、運転データの送信元の監視対象群を分割し、新たな監視対象群を形成する。具体的には、群形成部21は、過負荷状態と判定された場合に、運転データの送信元の監視対象群に含まれる監視対象3の個数が略半分ずつになるように、監視対象群を2つに分割し、新たな監視対象群を2つ形成する。例えば、4つの監視対象3からの運転データが過負荷状態と判定された場合には、群形成部21は監視対象を2つずつに分け、2つのグループ(新たな監視対象群)に分割する。
また、各監視対象3に含まれる監視対象機器の個数が同じであり、監視対象機器が空気調和機の室外機33である場合には、運転データとして送信されるデータは、温度、コンプレッサの回転数、圧力等の情報であり、これらはいずれの監視対象3から取得するものであってもデータ容量は略同等と推定されるので、個数を略半分ずつにすることで、最も少ない分割回数によって、負荷値を速やかに閾値より小さくできる。
識別情報決定部22は、監視対象群に対し、群形成部21による分割回数の相違を識別させる識別情報を割り当て、分割回数が多い場合に、分割回数が少ない場合より大きい数値を用いた識別情報とする。具体的には、識別情報決定部22は、群形成部21による分割が行われた場合に、分割前の監視対象群に割り当てられている識別情報の数値をインクリメントし、新たな監視対象群の識別情報とする。例えば、監視対象3a,3b,3c,3dをグループ化した監視対象群に割り当てられる識別情報を「0群」とした場合、過負荷状態であると判定されて1回分割された場合には、分割後の2つの監視対象群に割り当てられる識別情報は1増加させ、「1群」とする。
要求指令出力部23は、数値が小さい識別情報を割り当てられた監視対象群から順に運転データを送信させ、かつ、各監視対象群から送信される運転データの送信タイミングに時間差を設けて送信させる要求指令を出力する。例えば、異なる識別情報を有する監視対象群として「0群」と「1群」とがある場合、要求指令出力部23は、「1群」の監視対象群に含まれる監視対象3よりも、先に「0群」の監視対象群に含まれる監視対象3に対して、運転データの送信の要求指令を出力する。また、同じ数値の監視対象群が複数ある場合には、要求指令出力部23は、所定の順序で送信先を選定して要求指令を出力する。
以下に具体例を示して、本実施形態に係る監視装置の通信負荷の平準化方法について、図1から図5を用いて説明する。本実施形態においては、4つの監視対象3a,3b,3c,3dを1つの監視対象群とし、この監視対象群に対して識別情報として0群を割り当てている場合を例として説明する。また、各監視対象群が運転データを送信する送信間隔を10分として説明するが、送信間隔は特に限定されない。
図4に示されるように、運転データの取得が開始されるタイミングである、1月1日(図4では「1/1」と示す)の時刻0:00において、識別情報「0群」が割り当てられている監視対象(図4では「対象」と示す)3a,3b,3c,3dを含む監視対象群に対し、運転データを送信させる要求指令が出力される。監視対象3a,3b,3c,3dに含まれるデータ収集装置32から、それぞれ対応する室外機33から収集した運転データが同時に送信される。各監視対象3から送信された運転データは、ネットワーク2を介して監視拠点4の監視装置10に入力される。
監視装置10において、「0群」に含まれる4つの監視対象3から送信された運転データのうち、最初に受信した時刻から、4つ目の監視対象3から受信した時刻までの期間が計測され、これが負荷値とされる。「0群」に含まれる4つの監視対象3から取得する運転データの受信にかかると推定される時間である閾値と、負荷値とが比較され、負荷値が閾値より小さければ、過負荷状態でないと判定され、負荷値が閾値以上である場合には過負荷状態であると判定される。
過負荷状態であると判定された場合には、「0群」の監視対象群に含まれていた4つの監視対象3は、監視対象3a,3bを含む第1監視対象群X1と、監視対象3c,3dを含む第2監視対象群X2とに分割することが決定される。また、第1監視対象群X1と第2監視対象群X2の識別情報は、それぞれ「0+1=1群」に決定される。
「1群」とする識別情報と、運転データを送信させるタイミングを10分後(つまり、時刻0:10)に設定するタイミング情報が含まれる要求指令とが、分割指令として第1監視対象群X1に対して出力される。また、「1群」とする識別情報と、運転データを送信させるタイミングを20分後(つまり、時刻0:20)に設定するタイミング情報が含まれる要求指令とが、分割指令として第2監視対象群X2に対して出力される。
時刻0:10において、第1監視対象群X1に含まれる監視対象3a,3bのそれぞれのデータ収集装置32から、監視装置10に対して運転データが送信される。監視装置10は、監視対象3a,3bから運転データを取得し、過負荷状態でないと判定した場合には受信完了の旨が通知される。さらに10分後の時刻0:20には、第2監視対象群X2に含まれる監視対象3c,3dのそれぞれのデータ収集装置32から、運転データが送信される。監視装置10は、監視対象3c,3dから運転データを取得し、過負荷状態でないと判定した場合には、受信完了を通知し、運転データの受信を完了する。
続いて、上記図4の時刻0:10および時刻0:20において、過負荷状態であると判定された場合について、図5を用いて説明する。
1月1日の時刻0:10において、第1監視対象群X1の監視対象3a,3bから送信された運転データに基づいて、過負荷状態と判定された場合には、第1監視対象群X1を分割する分割指令が出力される。ここで、監視対象3aを含む監視対象群を第3監視対象群X3、監視対象3bを含む監視対象群を第4監視対象群X4とし、それぞれの識別情報を「1+1=2群」とする。
「2群」以下の監視対象群として、「2群」、「1群」および「0群」の識別情報が割り当てられている監視対象群の有無が判定される。図5の例では、「2群」および「0群」はなく、「1群」の監視対象群が1つ(監視対象3c,3dを含む第2監視対象群X2)あるので、第3監視対象群X3および第4監視対象群X4から運転データを送信させるタイミングは、「1群」の第2監視対象群X2からの受信時刻0:20以降として、時刻0:30(つまり、20分後)および時刻0:40(つまり、30分後)に決定される。
こうして、第1監視対象群X1が過負荷状態であると判定された場合には、第3監視対象群X3には、「2群」とする識別情報と、20分後の時刻0:30に運転データを送信させる要求指令とを含む分割指令が出力され、第4監視対象群X4には、「2群」とする識別情報と、30分後の時刻0:40に運転データを送信させる要求指令とを含む分割指令が出力される。
時刻0:20において、第2監視対象群X2に含まれる監視対象3c,3dの運転データを取得すると、負荷値と閾値とが比較され、過負荷状態と判定された場合には、監視対象3c,3dのグループを分割する分割指令が出力される。ここで、監視対象3cを含む監視対象群を第5監視対象群X5、監視対象3dを含む監視対象群を第6監視対象群X6とし、それぞれの識別情報を「1+1=2群」とする。ここで、「2群」以下の識別情報が割り当てられる監視対象群の有無が判定される。
図5では、時刻0:20以降に残された「1群」および「0群」はなく、「2群」の監視対象群は2つ(監視対象3aを含む第3監視対象群X3、監視対象3bを含む第4監視対象群X4)あることから、時刻0:30および時刻0:40は受信予定があり、送信タイミングが埋まっていることがわかる。これにより、第5監視対象群X5に対しては、「2群」の識別情報と、時刻0:50(つまり、30分後)に運転データを送信させる要求指令とを含む分割指令を出力し、第6監視対象群X6に対しては、「2群」の識別情報と、時刻1:00(つまり、40分後)に運転データを送信させる要求指令とを含む分割指令を出力する。
時刻0:30において、第3監視対象群X3の監視対象3aのデータ収集装置32から、運転データが送信され、過負荷状態でないと判定された場合には、受信完了が通知される。同様に、時刻0:40には、第4監視対象群X4の監視対象3bのデータ収集装置32から、運転データが送信され、過負荷状態でなければ受信完了が通知され、時刻0:50には、第5監視対象群X5のデータ収集装置32から運転データが送信され、過負荷状態でなければ受信完了が通知され、時刻1:00には、第6監視対象群X6のデータ収集装置32から運転データが送信され、過負荷状態でなければ受信完了が通知される。
以上説明してきたように、本実施形態に係る監視装置10および負荷平準化方法並びにプログラム、それを備える監視システム1によれば、複数の遠隔の監視対象3に設けられる監視対象機器から収集された運転データをネットワーク2を介して収集する監視装置10であって、一以上の監視対象3をグループ化した監視対象群単位で取得したデータに基づいて決定される負荷値が閾値以上となり過負荷状態と判定された場合に、負荷値が略均等になるように、運転データの送信元の監視対象群が分割されて新たな監視対象群が形成され、監視対象群は、分割回数が多い場合に少ない場合より大きい数値を用いた分割回数の相違を識別させる識別情報が割り当てられ、数値が小さい識別情報に割り当てられた監視対象群から順に運転データを送信させ、かつ、各監視対象群からの運転データの送信タイミングに時間差を設けて送信させる要求指令が出力される。
このように、過負荷状態である場合には監視対象群を分割して、各監視対象群の負荷値を低減して送信させるように制御するので、通信設備の増強などの通信負荷の増大に対する対策をせずに、通信負荷の集中を防ぐことができる。
また、過負荷状態であると判定した場合には、その同じ数値の群数以下の監視対象群の有無を判定し、同じ数値の群数以下の監視対象群がある場合には、それらの監視対象群からの運転データ取得のタイミングを避けた時刻に運転データを送信させる要求指令を生成し、同じ数値の群数以下の監視対象群がない場合には、予め設定された所定の送信間隔(本実施形態では、10分)後の時刻に運転データを送信させる要求指令を生成する。このように、監視対象群に割り当てられている識別情報の数値に応じて、運転データの送信タイミングを調整することにより、複数の監視対象群から順序よく運転データを取得できる。
なお、本実施形態においては、監視対象群を分割した後、各監視対象群から運転データを送信させるタイミング制御は、監視装置10が指定した経過時間後(例えば、10分後、20分後など)に監視対象から送信させるような要求指令を出力することで行っていたが、タイミング制御の方法はこれに限定されない。例えば、分割後の監視対象群に対しては、分割するグループ分けの情報と識別情報とを通知し、所定の時間間隔を監視装置10側で計測しておき、監視装置10側からその都度、運転データを送信させる要求指令を出力することによって、各監視対象群からの送信タイミングを調整する制御を行うこととしてもよい。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態に係る監視装置および負荷平準化方法並びにプログラム、それを備える監視システムについて説明する。本実施形態に係る監視装置は、第1の実施形態の構成に加え、群形成部が監視対象を追加して新たな監視対象群を形成する点で、上述の第1の実施形態と異なる。以下、本実施形態に係る監視装置について、第1の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
群形成部21は、新たな監視対象機器が追加され、監視対象の領域が増加した場合に、識別情報の数値が最も小さい監視対象群に、増加した監視対象を含めて新たな監視対象群を形成する。
識別情報決定部22は、群形成部21によって監視対象が追加された監視対象群の識別情報をインクリメントする。
要求指令出力部23は、監視対象群の分割の発生などの状況変化に応じて、分割が行われる監視対象群以外の監視対象群に対し、運転データの送信を待機させる要求指令を出力する。
以下に具体例を示して、本実施形態に係る監視装置の通信負荷の平準化方法について、図を用いて説明する。本実施形態においては、図5で示されるような、4つの監視対象3,3b,3c,3dがそれぞれ1つずつ含む監視対象群に分けられ、各々の監視対象群が「2群」とされ運用されている時に、新たな監視対象3eが増加した場合を例として説明する。また、前段で説明したように、監視対象3aを含む監視対象群を第1監視対象群X1、監視対象3bを含む監視対象群を第2監視対象群X2、監視対象3cを含む監視対象群を第3監視対象群X3、監視対象3dを含む監視対象群を第4監視対象群X4という。
図6に示されるように、新たな監視対象3eが増加した場合には、最も小さい数値の識別情報「2群」を有する監視対象群である第1監視対象群X1、第2監視対象群X2、第3監視対象群X3、および第4監視対象群X4のうち、監視対象3aを含む第1監視対象群X1が監視対象3eを追加する監視対象群として選定される。第1監視対象群X1に監視対象3eが追加されると、当該監視対象群の識別情報は「2+1=3群」とされる(以下、「第7監視対象群X7」という)。
2月1日(図6および以下「2/1」と示す)の時刻0:00において、最も小さい識別情報「2群」が割り当てられている監視対象群のうち、監視対象(図6では「対象」と示す)3bを含む第4監視対象群X4が選定されると、第4監視対象群X4に対して運転データを送信させる要求指令が出力される。要求指令を取得した第4監視対象群X4のデータ収集装置32が、対応する室外機33から収集した運転データを送信する。第4監視対象群X4から送信された運転データは、ネットワーク2を介して監視拠点4の監視装置10に入力される。第4監視対象群X4から取得した運転データに基づいて過負荷状態でないと判定された場合には、受信完了を通知する。
10分後の時刻0:10に、他の「2群」が割り当てられている監視対象群である監視対象3cを含む第5監視対象群X5に対して、運転データを送信させる要求指令が出力され、それに応じて第5監視対象群X5から運転データが送信され、監視装置10に入力される。第5監視対象群X5から取得した運転データに基づいて過負荷状態でないと判定された場合には、受信完了を出力する。同様に、10分後の時刻0:20に、第6監視対象群X6に対して、運転データを送信させる要求指令が出力され、運転データを取得する。第6監視対象群X6から取得した運転データに基づいて、過負荷状態でないと判定され、他の「2群」以下の数値の識別情報を有する監視対象群がない場合には、続いて、「3群」の監視対象群が運転データの取得対象とされる。
10分後の時刻0:30において、「3群」が割り当てられている第7監視対象群X7に対して、運転データを送信させる要求指令が出力される。第7監視対象群X7から運転データが出力され、監視装置10に入力されると、負荷値と閾値とが比較される。負荷値が閾値以上となり過負荷状態であると判定された場合には、第7監視対象群X7は、監視対象3aを含む第8監視対象群X8と、監視対象3eを含む第9監視対象群X9との2つの監視対象群に分割される。
第8監視対象群X8に対しては、「3+1=4群」とした識別情報と、他の識別情報「3群」が割り当てられている監視対象がないので10分後の時刻0:40に運転データを送信させる要求指令と含む分割指令が出力される。第9監視対象群X9に対しては、「4群」として識別情報と、20分後の時刻0:50に運転データを送信させる要求指令とを含む分割指令が出力される。第8監視対象群X8から取得した運転データが過負荷状態でない場合には、受信完了を通知し、また、第9監視対象群X9から取得した運転データが過負荷状態でない場合には、受信完了を通知し、本処理を終了する。
また、上記図6を用いて説明してきた状況で運用している場合に、さらに監視対象3fが増加した場合について、図7を用いて以下に説明する。
図7に示されるように、新たな監視対象3fが追加された場合には、最も小さい数値の識別情報「2群」を有する監視対象群に割り当てられている第4監視対象群X4、第5監視対象群X5、および第6監視対象群X6のうち、第4監視対象群X4が監視対象3fの追加先に選定された場合を例に挙げて説明する。
第4監視対象群X4が監視対象3fの追加先として選定された場合には、第4監視対象群X4は、識別情報を「2+1=3群」とされ、監視対象3bおよび監視対象3を含む監視対象群とされる(以下「第10監視対象群X10」という)。
運転データの取得が開始されるタイミングである、3月1日(図7では「3/1」と示す)の時刻0:00において、最も小さい識別情報「2群」に割り当てられている第5監視対象群X5に対して運転データを送信させる要求指令が出力され、第5監視対象群X5の監視対象3cに含まれるデータ収集装置32から運転データが送信される。過負荷状態でない場合には、受信完了が通知される。続いて10分後の時刻0:10において、第6監視対象群X6に運転データを送信させる要求指令が出力され、これに応じて第6監視対象群X6から運転データが送信され、監視装置10に入力される。過負荷状態でない場合には、受信完了が通知される。
さらに10分後の時刻0:20において、識別情報「2群」が割り当てられている監視対象がないので、次に小さい識別情報「3群」が割り当てられている第10監視対象群X10から運転データを取得するべく運転データを送信させる要求指令が出力され、第10監視対象群X10に含まれる監視対象3b,3fから運転データが送信される。
監視装置10において、監視対象3b,3fの運転データに基づく負荷値が、閾値以上となり過負荷状態であると判定された場合には、監視対象3bを含む第11監視対象群X11と、監視対象3fを含む監視対象群を第12監視対象群X12とに分割し、各監視対象群の識別情報を「3+1=4群」とする。
監視装置10は、第10監視対象群X10を分割させる分割指令を出力する。また、第10監視対象群の後に、他の監視対象群の送信有無が判定される。図7に示されるように、監視対象3aを含む第8監視対象群X8、および監視対象3eを含む第9監視対象群X9からの運転データ送信予約があると判定した場合には、第8監視対象群X8および第9監視対象群X9に対して、送信を待機させる要求指令が出力される。
10分後の時刻0:30において、第11監視対象群X11から運転データが送信され、過負荷状態でないと判定された場合には、受信完了が通知され、時刻0:40において、第12監視対象群X12から運転データが送信され、過負荷状態でないと判定された場合には、受信完了が通知される。
第12監視対象群X12の運転データの取得が完了すると、運転データの送信を待機させていた第8監視対象群X8に対して、運転データを送信させる要求指令が出力される。第8監視対象群X8から運転データが送信され、過負荷状態でないと判定されれば、受信完了が通知される。同様に、運転データの送信を待機させていた第9監視対象群X9に対して、運転データを送信させる要求指令が出力される。第9監視対象群X9から運転データが送信され、過負荷状態でないと判定されれば、受信完了が通知され、本処理を終了する。
さらに、上記図7を用いて説明してきた状況で運用している場合に、監視対象3gが増加した場合について、図8を用いて以下に説明する。
監視対象3gが増加した場合には、最も小さい識別情報として「2群」が用いられている場合には、「2群」が割り当てられている監視対象3cを含む第5監視対象群X5、および監視対象3dを含む第6監視対象群X6うち、第5監視対象群X5が選定され、第5監視対象群X5に監視対象3gが追加された場合を例に挙げて説明する。
監視対象3cおよび監視対象3gを含む監視対象群は第13監視対象群X13とし、識別情報は、「2+1=3群」とする。
4月1日(図9では「4/1」と示す)の時刻0:00において、最も小さい識別情報「2群」に割り当てられている第6監視対象群に対し、運転データを送信させる要求指令が出力され、第6監視対象群X6から運転データを取得する。「2群」の監視対象群が他にないので、次に小さい識別情報である「3群」に割り当てられている監視対象群が運転データ送信の対象とされる。
第13監視対象群X13に対し、運転データを送信させる要求指令が出力される。第13監視対象群X13から運転データが送信され、第13監視対象群X13から取得した運転データの負荷値が閾値以上となり、過負荷状態であると判定された場合には、それぞれを別の監視対象群に分割する分割指令が出力される。
監視対象3cを含む監視対象群は第14監視対象群X14とされ、監視対象3gを含む監視対象群は第15監視対象群X15とされ、それぞれの監視対象群は識別情報「3+1=4群」とされる。「3群」に割り当てられる監視対象群がない場合には、他の運転データ取得が割り込まれることがないので、第14監視対象群X14には、「4群」とする識別情報と、運転データを送信させるタイミングを10分後の時刻0:20とする要求指令とを分割指令として出力し、第15監視対象群X15には、「4群」とする識別情報と、運転データ送信のタイミングを20分後の時刻0:30とする要求指令とを分割指令として出力する。
また、運転データの送信を控えている監視対象群である第11監視対象群X11、第12監視対象群X12、第8監視対象群X8、および第9監視対象群X9に対しては、監視装置10側から、運転データの送信待機をさせる要求指令が出力される。
その後、第14監視対象群X14、第15監視対象群X15からの運転データの取得が過負荷状態でなく、受信完了した場合には、同様に、送信待機させていた監視対象群から、順次運転データを取得する。
以上説明してきたように、本実施形態に係る監視装置および負荷平準化方法並びにプログラム、それを備える監視システムによれば、数値が小さい監視対象群に対して、増分の監視対象を追加して運転データの送受信をさせることにより、数値が大きい監視対象群に対して監視対象を追加する場合と比較して、各監視対象群からの日毎の送信タイミングを安定させることができる。
1 監視システム
3a,3b,3c,3d 監視対象
4 監視拠点
10 監視装置
20 負荷判定部
21 群形成部
22 識別情報決定部
23 要求指令出力部
33 室外機(監視対象機器)

Claims (7)

  1. 複数の遠隔の監視対象の領域内に設けられる監視対象機器から収集されたデータを、ネットワークを介して収集する監視装置であって、
    一以上の前記監視対象をグループ化した監視対象群単位で前記データを取得し、取得した前記データに基づいて決定される負荷値が閾値以上となり過負荷状態と判定された場合に、前記負荷値が略均等になるように、前記データの送信元の前記監視対象群を分割し、新たな前記監視対象群を形成する群形成手段と、
    前記監視対象群に対し、前記群形成手段による分割回数の相違を識別させる識別情報を割り当て、前記分割回数が多い場合に、前記分割回数が少ない場合より大きい数値を用いた前記識別情報とする識別情報決定手段と、
    前記数値が小さい前記識別情報を割り当てられた前記監視対象群から順に前記データを送信させ、かつ、各前記監視対象群から送信される前記データの送信タイミングに時間差を設けて送信させる要求指令を出力する要求指令出力手段と
    を具備する監視装置。
  2. 前記識別情報決定手段は、前記群形成手段による分割が行われた場合に、分割前の前記監視対象群に割り当てられている前記識別情報の前記数値をインクリメントし、新たな前記監視対象群の前記識別情報とする請求項1に記載の監視装置。
  3. 前記群形成手段は、新たな前記監視対象機器が追加され、前記監視対象の領域が増加した場合に、前記識別情報の前記数値が最も小さい前記監視対象群に、増加した前記監視対象を含めて新たな前記監視対象群を形成し、
    前記識別情報決定手段は、前記群形成手段によって前記監視対象が追加された前記監視対象群の前記識別情報をインクリメントする請求項1または請求項2に記載の監視装置。
  4. 前記群形成手段は、前記過負荷状態と判定された場合に、前記データの送信元の前記監視対象群に含まれる前記監視対象の個数が略半分ずつになるように、前記監視対象群を2つに分割し、新たな前記監視対象群を2つ形成する請求項1から請求項3のいずれかに記載の監視装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の監視装置と、
    前記監視装置とネットワークを介して遠隔地に接続される監視対象と
    を具備する監視システム。
  6. 複数の遠隔の監視対象の領域内に設けられる監視対象機器から収集されたデータを、ネットワークを介して収集する監視装置の負荷平準化方法であって、
    一以上の前記監視対象をグループ化した監視対象群単位で前記データを取得し、取得した前記データに基づいて決定される負荷値が閾値以上となり過負荷状態と判定された場合に、前記負荷値が略均等になるように、前記データの送信元の前記監視対象群を分割し、新たな前記監視対象群を形成する第1過程と、
    前記監視対象群に対し、分割回数の相違を識別させる識別情報を割り当て、前記分割回数が多い場合に、前記分割回数が少ない場合より大きい数値を用いた前記識別情報とする第2過程と、
    前記数値が小さい前記識別情報を割り当てられた前記監視対象群から順に前記データを送信させ、かつ、各前記監視対象群から送信される前記データの送信タイミングに時間差を設けて送信させる要求指令を出力する第3過程と
    を有する監視装置の負荷平準化方法。
  7. 複数の遠隔の監視対象の領域内に設けられる監視対象機器から収集されたデータを、ネットワークを介して収集する監視装置の負荷平準化プログラムであって、
    一以上の前記監視対象をグループ化した監視対象群単位で前記データを取得し、取得した前記データに基づいて決定される負荷値が閾値以上となり過負荷状態と判定された場合に、前記負荷値が略均等になるように、前記データの送信元の前記監視対象群を分割し、新たな前記監視対象群を形成する第1処理と、
    前記監視対象群に対し、分割回数の相違を識別させる識別情報を割り当て、前記分割回数が多い場合に、前記分割回数が少ない場合より大きい数値を用いた前記識別情報とする第2処理と、
    前記数値が小さい前記識別情報を割り当てられた前記監視対象群から順に前記データを送信させ、かつ、各前記監視対象群から送信される前記データの送信タイミングに時間差を設けて送信させる要求指令を出力する第3処理と
    をコンピュータに実行させるための監視装置の負荷平準化プログラム。
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