JP2000286766A - ダイバーシティ受信装置 - Google Patents

ダイバーシティ受信装置

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JP2000286766A
JP2000286766A JP11093496A JP9349699A JP2000286766A JP 2000286766 A JP2000286766 A JP 2000286766A JP 11093496 A JP11093496 A JP 11093496A JP 9349699 A JP9349699 A JP 9349699A JP 2000286766 A JP2000286766 A JP 2000286766A
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antenna
value
autocorrelation
received signal
signal strength
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JP11093496A
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English (en)
Inventor
Yasushi Kawashima
靖史 川島
Takeshi Shiba
武史 芝
Masaru Shimokawa
勝 下川
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを破壊することなく、しかも通信品質
の向上を図ることのできるダイバーシティ受信装置を提
供する。 【解決手段】 スペクトラム拡散通信におけるダイバー
シティ受信装置において、制御部63はプリアンブル期
間中に自己相関値と受信信号強度を検出し、検出された
自己相関値と受信信号強度がともに閾値以上の場合、現
在設定されているアンテナを選択し、検出された受信信
号強度が閾値以上でかつ一定時間以内に同期捕捉した場
合はアンテナ切り替えスイッチ53を制御して受信アン
テナ51、52を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のアンテナ
より1つのアンテナを選択してデータを受信するダイバ
ーシティ受信装置に関し、特にスペクトラム拡散通信に
おけるダイバーシティ受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数のアンテナより1つのア
ンテナを選択してデータを受信するダイバーシティ受信
装置が知られている。
【0003】例えば、特開平6−204925号公報に
記載のものはバースト信号により通信を行なう時分割多
元接続方式の無線通信システムにおけるダイバーシティ
受信装置であるが、図17に示すごとく、2個のアンテ
ナ1、2と、アンテナ1、2の出力を切り替えて取り出
すためのスイッチ3と、スイッチ3により取り出された
アンテナ出力を受信する受信部4と、スイッチ3の切り
替えを制御する制御部5を設け、制御部5はバースト信
号中のプリアンブル及び同期語の期間中に受信部4から
出力される受信信号の受信レベルを検出して所定の閾値
と比較し、該受信レベルが該閾値以下の場合はプリアン
ブル及び同期語の期間内のタイミングでスイッチ3を切
り替えるようにしている。
【0004】また、特開平7−177074号公報に記
載のものはスペクトラム拡散通信におけるダイバーシテ
ィ受信装置であるが、図18に示すごとく、受信アンテ
ナ11、17と、RF部12、18と、周波数変換器1
3、19と、局部発振器14と、IF部15、20と、
検波器16、21と、差動増幅器22と、比較器23
と、切り替え器24と、マッチドフィルタ等の相関器2
5と、遅延器26と、ミキサ27と、ローパスフィルタ
28と、データ判定器29と、検波器30と、クロック
再生器31と、相関器25からの相関出力レベルを監視
するための積分器32と、所定の電圧レベルを発生する
基準電圧発生器33と、積分器32の出力レベルV1
所定の電圧レベルV2以下になったときにのみイネーブ
ル信号を出力する比較器34と、アンテナ切り替え信号
を出力する制御部35を設け、制御部35はイネーブル
信号があるときにのみアンテナ切り替え信号を出力する
ようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平6−204925号公報に記載のものでは、受信部
4から出力される受信信号の受信レベルを検出し、該受
信レベルが閾値以下の場合はプリアンブル及び同期語の
期間内のタイミングでスイッチ3を切り替えるように
し、受信信号強度に基づいてスイッチ3を切り替えるよ
うにしている。
【0006】しかしながら、この種の受信装置におい
て、受信品質の劣化、すなわちビット誤り率の低下をも
たらすのは受信信号強度の低下に加えて伝搬経路の異な
る電波同士の干渉によるものもある。すなわち、受信波
の到来時間差(遅延時間)が伝送情報の1シンボル長さ
(1ビット長)に対して無視できない大きさになったと
きに発生する遅延波の干渉によるものもある。
【0007】従って、受信信号強度のみに基づいてアン
テナの切り替えを行なっても受信品質を向上させること
はできないという問題点がある。
【0008】また、上記特開平7−177074号公報
に記載のものでは、積分器32の出力レベルV1が所定
の電圧レベルV2以下になったときにのみイネーブル信
号を出力し、制御部35はイネーブル信号があるときに
のみアンテナ切り替え信号を出力するようにしている
が、アイテナ切り替えはプリアンブル期間以外のデータ
受信中でも行なうようにしている。従って、受信データ
を破壊する場合があるという問題点があった。
【0009】そこで、この発明は、データを破壊するこ
となく、しかも通信品質の向上を図ることのできるダイ
バーシティ受信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明では、スペクト
ラム拡散通信におけるダイバーシティ受信装置におい
て、プリアンブル期間中に自己相関値と受信信号強度を
検出し、検出された自己相関値と受信信号強度がともに
閾値以上の場合、現在設定されているアンテナを選択
し、検出された受信信号強度が閾値以上でかつ一定時間
以内に同期捕捉した場合は受信アンテナを切り替える。
【0011】自己相関値としては、自己相関出力の複数
のシンボルの平均値を用いることができる。
【0012】また、自己相関値としては、各シンボルと
遅延波による遅延パルスとの差分値を用いることもでき
る。
【0013】また、自己相関値としては、該差分値の平
均値を用いることもできる。
【0014】また、自己相関値としては、自己相関出力
のピークと自己相関出力の平均値との差分値を用いるこ
ともできる。
【0015】また、自己相関値として、上記4種の自己
相関値から2種以上を選択して使用することもできる。
【0016】すなわち、請求項1記載の発明は、複数の
アンテナより1つのアンテナを選択してデータを受信す
るスペクトラム拡散通信におけるダイバーシティ受信装
置において、プリアンブル期間中に自己相関値と受信信
号強度を検出する検出手段と、上記検出手段の検出結果
に基づき上記プリアンブル中に受信アンテナを切り替え
る受信アンテナ切り替え手段と、を有することを特徴と
する。
【0017】また、請求項2記載の発明は、請求項1に
記載のダイバーシティ受信装置において、上記自己相関
値として、自己相関出力の複数のシンボルの平均値、又
は各シンボルと遅延波による遅延パルスとの差分値、又
は該差分値の平均値、又は自己相関出力のピークと自己
相関出力の平均値との差分値を用いることを特徴とす
る。
【0018】また、請求項3記載の発明は、請求項1に
記載のダイバーシティ受信装置において、上記受信アン
テナ切り替え手段は、上記検出手段で検出される自己相
関値及び受信信号強度がともに閾値以上の場合、現在設
定されているアンテナを選択することを特徴とする。
【0019】また、請求項4記載の発明は、請求項1に
記載のダイバーシティ受信装置において、上記受信アン
テナ切り替え手段は、上記検出手段で検出される受信信
号強度が閾値以上で、同期捕捉するまでの時間が一定時
間以内なら受信アンテナを切り替えることを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わるダイバー
シティ受信装置の実施の形態を添付図面を参照して詳細
に説明する。
【0021】図1は、この発明に係わるスペクトラム拡
散通信におけるダイバーシティ受信装置の送信部の概略
構成を示すブロック図である。図1において、送信部4
0は、制御部41、PN符号発生器42、一次変調器4
3、発振器44、ミキサ45、帯域制限フィルタ(BP
F)46、増幅器47、アンテナ48を具備して構成さ
れる。
【0022】ここで、制御部41は外部より送信要求が
あった場合、データ信号の先頭にあるビット数のプリア
ンブルを付加して出力するもので、プリアンブルは
「1」の連続又は「0」の連続で付加される。
【0023】PN符号発生器42は、制御部41から出
力される情報信号d(t)に同期して「1」又は「0」
のPN符号(擬似雑音符号)を出力するもので、「1」
の場合はp1(t)、「0」の場合はp2(t)を出力
する。
【0024】一次変調器43は、制御部41から出力さ
れる情報信号d(t)をPN符号d(t)p(t)に切
り替えるものである。
【0025】発振器44は、PN符号d(t)p(t)
を送信するための搬送波cosωctを出力するもので
ある。
【0026】ミキサ45は、PN符号d(t)p(t)
と搬送波cosωctのミキシンクを行なって、PN符
号d(t)p(t)をBPSK変調(位相変調)するも
のである。
【0027】帯域制限フィルタ(BPF)46は、イメ
ージ周波数等の不要信号を除去するものである。
【0028】増幅器47は、帯域制限フィルタ(BP
F)46の出力を増幅してスペクトラム拡散信号d
(t)p(t)cosωctを出力するものである。
【0029】アンテナ48はスペクトラム拡散信号d
(t)p(t)cosωctを電波として送力するもの
である。
【0030】図2は、この発明に係わるスペクトラム拡
散通信におけるダイバーシティ受信装置の受信部の概略
構成を示すブロック図である。図2において、受信部5
0は、2つのアンテナ51、52、アンテナ切り替えス
イッチ53、低雑音増幅器(LNA)54、帯域制限フ
ィルタ(BPF)55、自動利得制御増幅器(AGC)
56、SAWマッチドフィルタ(Surface Ac
oustic Wave マッチドフィルタ)59、自
動利得制御増幅器(AGC)60、検波回路61、増幅
器62、制御部63、受信データ抽出部64を具備して
構成される。
【0031】ここで、2つのアンテナ51、52は、互
いに受信信号が無相関になるように配置され、スペクト
ラム拡散信号d(t)p(t)cosωctを電波とし
て受信するものである。
【0032】アンテナ切り替えスイッチ53は、制御部
63から出力されるアンテナ切り替え信号に基づいてア
ンテナ51、52を切り替えるものである。
【0033】低雑音増幅器(LNA)54、帯域制限フ
ィルタ(BPF)55、自動利得制御増幅器(AGC)
56はアンテナ51または52で受信したスペクトラム
拡散信号d(t)p(t)cosωctの不要信号を除
去し、希望信号を一定レベルまで増幅するものである。
【0034】自動利得制御増幅器(AGC)56はVG
A(可変利得アンプ)57と受信レベル検出回路58よ
り構成され、VGA57は受信レベル検出回路58で検
出されたスペクトラム拡散信号d(t)p(t)cos
ωctの受信強度に基づいてスペクトラム拡散信号d
(t)p(t)cosωctの増幅率を変化させる。ま
た、このとき受信レベル検出回路58で検出されスペク
トラム拡散信号d(t)p(t)cosωctの受信信
号強度情報は制御部63にも出力される。
【0035】SAWマッチドフィルタ59は、スペクト
ラム拡散信号d(t)p(t)cosωctを逆拡散す
るものである。
【0036】自動利得制御増幅器(AGC)60は逆拡
散された信号を検波可能なレベルまで増幅するものであ
る。
【0037】検波回路61は、自動利得制御増幅器(A
GC)60で増幅された信号m(t)から搬送波を除去
するものである。
【0038】増幅器62は、検波回路61で検波された
信号を増幅して自己相関信号h(t)を出力するもので
ある。
【0039】制御部63は、受信レベル検出回路58で
検出されスペクトラム拡散信号d(t)p(t)cos
ωctの受信強度情報と増幅器62から出力された自己
相関信号h(t)に基づいてアンテナ切り替えスイッチ
53を制御するものである。
【0040】受信データ抽出部64は、受信データを抽
出するとともに、プリアンブルを受信中はプリアンブル
受信中信号を制御部63に出力するものである。
【0041】図3は、図1に示した送信部40と図2に
示した受信部50の送受信動作を示す信号のタイムチャ
ートである。
【0042】本実施形態で使用されるスペクトラム拡散
信号は、図1に示したPN符号発生器42から出力され
るPN符号をp(t)(a)、制御部41から出力され
る情報信号をd(t)(b)、一次変調器43で変調さ
れた変調信号をd(t)p(t)(c)、発信器44か
ら出力される搬送波をcosωct(d)とすると、ア
ンテナ48からスペクトラム拡散信号d(t)p(t)
cosωctとして送出される(e)。ただし、ωt=
2πfc(fcは周波数)。
【0043】アンテナ48から送出されたスペクトラム
拡散信号d(t)p(t)cosωctは空間でフェー
ジングの影響を受け、受信部50のアンテナ51、52
で受信される。受信された2系統の信号は、アンテナ切
り替えスイッチ53で一方が選択され、後段の低雑音増
幅器(LNA)54、帯域制限フィルタ(BPF)5
5、自動利得制御増幅器(AGC)56により帯域外の
不要な信号が除去され、さらに一定レベルに増幅、減衰
される。
【0044】その後、SAWマッチドフィルタ59で、
スペクトラム拡散信号は逆拡散され、自動利得制御増幅
器(AGC)60は逆拡散された信号を検波可能なレベ
ルまで増幅し、信号m(t)として出力される(f)。
【0045】そして、検波回路61で検波された信号は
増幅器62で増幅され、自己相関信号h(t)として出
力される(g)。
【0046】次に、制御部63でアンテナ切り替えスイ
ッチ53を制御する場合の処理を説明する。
【0047】図4は、この場合の処理手順を示すフロー
チャートである。この処理では、まず、一方のアンテナ
でプリアンブルを受信し、同期捕捉をおこなう(ステッ
プ100)。
【0048】次に、このとき選択しているアンテナをA
として、アンテナAの自己相関値を自己相関値A、受信
信号強度を受信信号強度Aとして取得し、記憶する(ス
テップ102)。
【0049】次に、制御部63よりアンテナ切り替えス
イッチ53に対してアンテナ切り替え信号を出力し、一
方のアンテナBを選択する(ステップ104)。
【0050】次に、アンテナBは一定時間内に同期捕捉
したか否かを調べ(ステップ106)、一定時間内に同
期捕捉した場合は(ステップ106でYES)、アンテ
ナBの自己相関値を自己相関値B、受信信号強度を受信
信号強度Bとして取得し、記憶する(ステップ10
8)。
【0051】次に、次式に基づいて、各アンテナのアン
テナ評価値を算出する(ステップ110)。
【0052】アンテナ評価値=自己相関値×自己相関値
重み付け値+受信信号強度×受信信号強度重み付け値
【0053】次に、アンテナAの評価値とアンテナBの
評価値が比較され(ステップ112)、アンテナAの評
価値の方がアンテナBの評価値より大きい場合は(ステ
ップ112でYES)、アンテナ切り替えスイッチ53
でアンテナAを選択して当処理を終える(ステップ11
4)。また、アンテナAの評価値よりアンテナBの評価
値の方が大きい場合は(ステップ112でNO)、アン
テナBをすでに選択しているので当処理を終える。
【0054】なお、ステップ106で一定時間内に同期
捕捉しない場合は(ステップ106でNO)、アンテナ
切り替えスイッチ53でアンテナAを選択して当処理を
終える(ステップ114)。
【0055】図5は自己相関値の取得方法を示す図であ
る。自己相関出力は、外乱のノイズ等によってはピーク
の絶対値の劣化として表れ、また、遅延波による影響を
受けると、各シンボルの自己相関出力h(t)と遅延波
による遅延パルスの差(S/N)の劣化として表れる。
【0056】従って、本実施形態では、以下の3種の手
法で自己相関値を取得する。 (1)第1は、図5(a)に示すごとく、各シンボルの
自己相関出力h(t)の平均値を自己相関値とする。 (2)第2は、図5(b)に示すごとく、各シンボルの
自己相関出力h(t)と遅延波による遅延パルスの差
(S/N)を自己相関値とする。この場合、S/Nの平
均値を自己相関値としてもよい。 (3)第3は、図5(c)に示すごとく、自己相関出力
h(t)のピークと平均値の差を自己相関値とする。
【0057】次に、制御部63でアンテナ切り替えスイ
ッチ53を制御する場合の他の処理方法を説明する。
【0058】図6は、この場合の処理手順を示すフロー
チャートである。この処理では、まず、一方のアンテナ
でプリアンブルを受信し、同期捕捉をおこなう(ステッ
プ120)。
【0059】次に、このとき選択しているアンテナをA
として、アンテナAの自己相関値を自己相関値A、受信
信号強度を受信信号強度Aとして取得し、記憶する(ス
テップ122)。
【0060】次に、自己相関値Aが閾値より大きいか
(ステップ124)、受信信号強度Aが閾値より大きい
か(ステップ126)が調べられ、自己相関値Aが閾値
より大きく(ステップ124でYES)、受信信号強度
Aが閾値より大きい場合は(ステップ126でYE
S)、このとき選択したアンテナAを選択して当処理を
終える。
【0061】一方、自己相関値Aが閾値以下の場合(ス
テップ124でNO)、又は受信信号強度Aが閾値以下
の場合は(ステップ126でNO)、制御部63よりア
ンテナ切り替えスイッチ53に対してアンテナ切り替え
信号を出力し、一方のアンテナBを選択する(ステップ
128)。
【0062】次に、アンテナBは一定時間内に同期捕捉
したか否かを調べ(ステップ130)、一定時間内に同
期捕捉した場合は(ステップ130でYES)、アンテ
ナBの自己相関値を自己相関値B、受信信号強度を受信
信号強度Bとして取得し、記憶する(ステップ13
2)。
【0063】次に、自己相関値Bが閾値より大きいか
(ステップ134)、受信信号強度Bが閾値より大きい
か(ステップ136)が調べられ、自己相関値Bが閾値
より大きく(ステップ134でYES)、受信信号強度
Bも閾値より大きい場合は(ステップ136でYE
S)、このとき選択したアンテナBを選択して当処理を
終える。
【0064】一方、自己相関値Bが閾値以下の場合(ス
テップ134でNO)、又は受信信号強度Bが閾値以下
の場合は(ステップ136でNO)、次式に基づいて、
各アンテナのアンテナ評価値を算出する(ステップ13
8)。
【0065】アンテナ評価値=自己相関値×自己相関値
重み付け値+受信信号強度×受信信号強度重み付け値
【0066】次に、アンテナAの評価値とアンテナBの
評価値が比較され(ステップ140)、アンテナAの評
価値の方がアンテナBの評価値より大きい場合は(ステ
ップ140でYES)、アンテナ切り替えスイッチ53
でアンテナAを選択して当処理を終える(ステップ14
2)。また、アンテナAの評価値よりアンテナBの評価
値の方が大きい場合は(ステップ140でNO)、アン
テナBをすでに選択しているので当処理を終える。
【0067】なお、ステップ130で一定時間内に同期
捕捉しない場合は(ステップ130でNO)、アンテナ
切り替えスイッチ53でアンテナAを選択して当処理を
終える(ステップ142)。
【0068】次に、制御部63でアンテナ切り替えスイ
ッチ53を制御する場合のさらに他の処理方法を説明す
る。
【0069】図7は、この場合の処理手順を示すフロー
チャートである。この処理では、まず、一方のアンテナ
でプリアンブルを受信し、受信信号強度を取得する(ス
テップ150)。
【0070】次に、受信信号強度が閾値より大きいかが
調べられ(ステップ152)、受信信号強度が閾値以下
の場合は(ステップ152でNO)、ステップ150の
処理に戻るが、受信信号強度が閾値より大きい場合は
(ステップ152でYES)、一定時間内に同期捕捉し
たか否かを調べ(ステップ154)、一定時間内に同期
捕捉した場合は(ステップ154でYES)、このとき
選択したアンテナを選択して当処理を終える。
【0071】一方、一定時間内に同期捕捉しなかった場
合は(ステップ154でNO)、制御部63よりアンテ
ナ切り替えスイッチ53に対してアンテナ切り替え信号
を出力して、他方のアンテナを選択し(ステップ15
6)、当処理を終える。
【0072】ところで、以上の説明では、アンテナ評価
値を算出する場合、プリアンブル期間とそれに続くデー
タ期間では、アンテナ評価値は等しいという前提でアン
テナ評価値を算出し、プリアンブル期間の評価値でアン
テナの切り替えを行なった。
【0073】しかし、プリアンブル期間とそれに続くデ
ータ期間では、アンテナ評価値が変動する場合があり、
誤ったアンテナ切り替えを行なう場合があり得る。
【0074】そこで、現時点の自己相関値、受信信号強
度だけでなく、過去の自己相関値、受信信号強度をも含
めてアンテナ評価値を算出する手法について、以下説明
する。
【0075】図8はこの場合の算出処理を示す図であ
る。図8においては、現時点の自己相関値、受信信号強
度を求めて、次式により現時点のアンテナ評価値を算出
する(ステップ161)。
【0076】現時点のアンテナ評価値=現時点の自己相
関値×自己相関値重み付け値+現時点の受信信号強度×
受信信号強度重み付け値
【0077】また、前時点の自己相関値、受信信号強度
を記憶して、次式により前時点のアンテナ評価値を算出
する(ステップ162)。
【0078】前時点のアンテナ評価値=前時点の自己相
関値×自己相関値重み付け値+前時点の受信信号強度×
受信信号強度重み付け値
【0079】そして、現時点と前時点のアンテナ評価値
のうち、悪い方の評価値をデータ期間のアンテナ評価値
とする(ステップ163)。
【0080】図9に他の算出処理を示す。図9において
は、まず、現時点の自己相関値、受信信号強度を求め
て、次式により現時点のアンテナ評価値を算出する(ス
テップ171)。
【0081】現時点のアンテナ評価値=現時点の自己相
関値×自己相関値重み付け値+現時点の受信信号強度×
受信信号強度重み付け値
【0082】また、前時点の自己相関値、受信信号強度
を記憶して、次式により前時点のアンテナ評価値を算出
する(ステップ172)。
【0083】前時点のアンテナ評価値=前時点の自己相
関値×自己相関値重み付け値+前時点の受信信号強度×
受信信号強度重み付け値
【0084】そして、現時点と前時点のアンテナ評価値
に基づいて、データ期間のアンテナ評価値を予測する
(ステップ173)。
【0085】なお、この場合の予測手法は後に図11に
基づいて説明する。
【0086】図10に他の算出処理を示す。図10にお
いては、まず、現時点の自己相関値と前時点の自己相関
値よりデータ期間の自己相関値を予測する(ステップ1
81)。
【0087】また、現時点の受信信号強度と前時点の受
信信号強度よりデータ期間の受信信号強度を予測する
(ステップ182)。
【0088】なお、この場合の予測手法は後に図11に
基づいて説明する。
【0089】そして、次式に基づいて、データ期間のア
ンテナ評価値を算出する(ステップ183)。
【0090】アンテナ評価値=データ期間の自己相関値
×自己相関値重み付け値+データ期間の受信信号強度×
受信信号強度重み付け値
【0091】次に、図9のステップ173、図10のス
テップ181,182の処理における予測手法につい
て、図11を参照して説明する。
【0092】それぞれの処理における自己相関値、受信
信号強度及びアンテナ評価値の予測は、現時点のプリア
ンブルでの各値をxo、前時点のプリアンブルでの各値を
x1、パケット長をt、現時点と前時点の間隔をTとする
と、直線の傾きは(x0-x1)/Tとなるので、パケット
中心の時点での各値yは、次式で予測できる。
【0093】y=x0+(x0-x1)/T*t/2(ここで、*
は乗算記号を表す) この値を自己相関値、受信信号強度及びアンテナ評価値
の予測値とする。
【0094】以上の図8乃至図11に示したアンテナ評
価値算出処理を図4及び図6のアンテナ切り替え制御に
おけるアンテナ評価値とすると、より精度の高いアンテ
ナ切り替えができることになる。
【0095】ところで、上記図8乃至図10に示したア
ンテナ評価値の算出処理では前時点の自己相関値データ
及び受信信号強度データは1回分のみ使用したが、複数
の前時点データを使用することもできる。
【0096】このうち、図12に示すものは図8に対応
するものである。図12においては、現時点の自己相関
値、受信信号強度を求めて、現時点のアンテナ評価値を
算出するとともに、過去の複数時点の自己相関値、受信
信号強度を記憶して、それぞれの時点のアンテナ評価値
を算出する(ステップ191)。
【0097】そして、現時点と過去の複数時点のアンテ
ナ評価値のうち、1番悪い評価値をデータ期間のアンテ
ナ評価値とする(ステップ192)。
【0098】図13に示すものは図9に対応するもので
ある。図13においては、まず、現時点の自己相関値、
受信信号強度を求めて、現時点のアンテナ評価値を算出
するとともに、過去の複数時点の自己相関値、受信信号
強度を記憶して、それぞれの時点のアンテナ評価値を算
出する(ステップ201)。
【0099】そして、現時点と過去の複数時点のアンテ
ナ評価値に基づいて、データ期間のアンテナ評価値を予
測する(ステップ202)。
【0100】図14に示すものは図10に対応するもの
である。図14においては、まず、現時点の自己相関値
と過去の複数時点の自己相関値よりデータ期間の自己相
関値を予測する(ステップ211)。
【0101】また、現時点の受信信号強度と過去の複数
時点の受信信号強度よりデータ期間の受信信号強度を予
測する(ステップ212)。
【0102】そして、データ期間のアンテナ評価値を算
出する(ステップ213)。
【0103】このように、評価値算出処理に過去の自己
相関値、受信信号強度を用いることでより精度の高いア
ンテナの切り替え制御ができるが、過去のエラー情報を
利用することによってより精度の高いアンテナの切り替
え制御ができる。
【0104】図15は、この場合の処理を示すもので、
現時点の自己相関値、現時点の受信信号強度に加えて、
前時点のエラー有無情報を調べ、次式に基づいて、デー
タ期間のアンテナ評価値を算出する(ステップ22
1)。
【0105】アンテナ評価値=自己相関値×自己相関値
重み付け値+受信信号強度×受信信号強度重み付け値+
前時点のエラー有無×エラー有無重み付け値
【0106】また、過去のエラー有無情報を複数個記憶
してエラー頻度を算出し、アンテナ評価値を算出するこ
ともできる。
【0107】図16は、この場合の処理を示すもので、
まず過去のエラー有無情報を複数個記憶してエラー頻度
を算出する(ステップ231)。
【0108】次に、現時点の自己相関値、現時点の受信
信号強度に加えて、過去のエラー頻度情報を調べ、次式
に基づいて、データ期間のアンテナ評価値を算出する
(ステップ232)。
【0109】アンテナ評価値=自己相関値×自己相関値
重み付け値+受信信号強度×受信信号強度重み付け値+
過去のエラー頻度×エラー頻度重み付け値
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スペクトラム拡散通信におけるダイバーシティ受信装置
において、プリアンブル期間中に自己相関値と受信信号
強度を検出し、検出された自己相関値と受信信号強度が
ともに閾値以上の場合、現在設定されているアンテナを
選択し、検出された受信信号強度が閾値以上でかつ一定
時間以内に同期捕捉した場合は受信アンテナを切り替え
るようにしたので、データを破壊することなく、しかも
通信品質の向上を図ることのできるダイバーシティ受信
装置を得ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるスペクトラム拡散通信におけ
るダイバーシティ受信装置の送信部の概略構成を示すブ
ロック図。
【図2】この発明に係わるスペクトラム拡散通信におけ
るダイバーシティ受信装置の受信部の概略構成を示すブ
ロック図。
【図3】図1に示した送信部40と図2に示した受信部
50の送受信動作を示す信号のタイムチャート。
【図4】制御部63でアンテナ切り替えスイッチ53を
制御する場合の処理手順を示すフローチャート。
【図5】この発明の自己相関値の取得方法を示す図。
【図6】制御部63でアンテナ切り替えスイッチ53を
制御する場合の他の処理手順を示すフローチャート。
【図7】制御部63でアンテナ切り替えスイッチ53を
制御する場合の他の処理手順を示すフローチャート。
【図8】現時点の自己相関値、受信信号強度だけでな
く、過去の自己相関値、受信信号強度をも含めてアンテ
ナ評価値を算出する手法を示す図。
【図9】同じく、現時点の自己相関値、受信信号強度だ
けでなく、過去の自己相関値、受信信号強度をも含めて
アンテナ評価値を算出する手法を示す図。
【図10】同じく、現時点の自己相関値、受信信号強度
だけでなく、過去の自己相関値、受信信号強度をも含め
てアンテナ評価値を算出する手法を示す図。
【図11】自己相関値、受信信号強度及びアンテナ評価
値の予測値を得る場合の作用説明図。
【図12】現時点の自己相関値、受信信号強度だけでな
く、過去の複数の自己相関値、受信信号強度をも含めて
アンテナ評価値を算出する手法を示す図。
【図13】同じく、現時点の自己相関値、受信信号強度
だけでなく、過去の複数の自己相関値、受信信号強度を
も含めてアンテナ評価値を算出する手法を示す図。
【図14】同じく、現時点の自己相関値、受信信号強度
だけでなく、過去の複数の自己相関値、受信信号強度を
も含めてアンテナ評価値を算出する手法を示す図。
【図15】評価値算出処理に過去のエラー情報を利用す
る場合の説明図。
【図16】過去のエラー有無情報を複数個記憶してエラ
ー頻度を算出し、評価値を算出する場合の説明図。
【図17】従来のバースト信号により通信を行なう時分
割多元接続方式の無線通信システムにおけるダイバーシ
ティ受信装置の概略構成図。
【図18】従来のスペクトラム拡散通信におけるダイバ
ーシティ受信装置の概略構成図。
【符号の説明】
50 受信部 51 アンテナ 52 アンテナ 53 アンテナ切り替えスイッチ 54 低雑音増幅器(LNA) 55 帯域制限フィルタ(BPF) 56 自動利得制御増幅器(AGC) 56 自動利得制御増幅器(AGC) 57 受信レベル検出回路 58 VGA 59 SAWマッチドフィルタ 60 自動利得制御増幅器(AGC) 61 検波回路 62 増幅器 63 制御部 64 受信データ抽出部
フロントページの続き (72)発明者 下川 勝 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 Fターム(参考) 5K022 EE01 EE33 EE36 5K059 CC03 DD02 DD15 DD27 EE02 5K067 AA02 AA03 BB21 CC10 CC24 DD25 GG11 HH21 KK03 5K072 AA04 CC16 CC20 EE26 EE33 FF06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアンテナより1つのアンテナを選
    択してデータを受信するスペクトラム拡散通信における
    ダイバーシティ受信装置において、 プリアンブル期間中に自己相関値と受信信号強度を検出
    する検出手段と、 上記検出手段の検出結果に基づき上記プリアンブル中に
    受信アンテナを切り替える受信アンテナ切り替え手段
    と、 を有することを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  2. 【請求項2】 上記自己相関値として、自己相関出力の
    複数のシンボルの平均値、又は各シンボルと遅延波によ
    る遅延パルスとの差分値、又は該差分値の平均値、又は
    自己相関出力のピークと自己相関出力の平均値との差分
    値を用いることを特徴とする請求項1に記載のダイバー
    シティ受信装置。
  3. 【請求項3】 上記受信アンテナ切り替え手段は、 上記検出手段で検出される自己相関値及び受信信号強度
    がともに閾値以上の場合、現在設定されているアンテナ
    を選択することを特徴とする請求項1に記載のダイバー
    シティ受信装置。
  4. 【請求項4】 上記受信アンテナ切り替え手段は、 上記検出手段で検出される受信信号強度が閾値以上で、
    同期捕捉するまでの時間が一定時間以内なら受信アンテ
    ナを切り替えることを特徴とする請求項1に記載のダイ
    バーシティ受信装置。
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