JPS61171239A - 合成ダイバ−シチ受信装置 - Google Patents
合成ダイバ−シチ受信装置Info
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- JPS61171239A JPS61171239A JP60012022A JP1202285A JPS61171239A JP S61171239 A JPS61171239 A JP S61171239A JP 60012022 A JP60012022 A JP 60012022A JP 1202285 A JP1202285 A JP 1202285A JP S61171239 A JPS61171239 A JP S61171239A
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- mixer
- amplifier
- agc amplifier
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/02—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
- H04B7/04—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
- H04B7/08—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
- H04B7/0837—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using pre-detection combining
- H04B7/084—Equal gain combining, only phase adjustments
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、フェージングの存在する通信機において、
受信品質を向上させるために2つ以上のダイバーシチブ
ランチの受信信号を同相で合成する合成ダイバーシチ受
信装置に関するものである。
受信品質を向上させるために2つ以上のダイバーシチブ
ランチの受信信号を同相で合成する合成ダイバーシチ受
信装置に関するものである。
第4図は、例えば特開昭57−125536号公報に示
された従来の合成ダイバーシチ受信装置であり、図にお
いて、1,2は受信アンテナ、3,4はそれぞれ受信ア
ンテナ1,2からの信号を増幅するRF増幅器、5.6
はこのRF増幅器3,4の出力信号と後述する帰還回路
の出力信号の差の周波数をとる第1ミキサー、7,8は
それぞれ上記第1ミキサー5.6の出力に接続された帯
域通過フィルタ、9.10はこのフィルタ7.8の出力
信号を増幅する増幅器、11.12はそれぞれこの増幅
器9,10の出力信号と上記RF増幅器3゜4の出力信
号の差の周波数をとる第2ミキサー、13はこれらの第
2ミキサー11.12の出力を合成する合成器、40は
出力信号を上記第1ミキサー5.6に帰還する帰還回路
であり、これは帯域通過フィルタ14及びリミッタ15
により構成されている。16は出力信号である。
された従来の合成ダイバーシチ受信装置であり、図にお
いて、1,2は受信アンテナ、3,4はそれぞれ受信ア
ンテナ1,2からの信号を増幅するRF増幅器、5.6
はこのRF増幅器3,4の出力信号と後述する帰還回路
の出力信号の差の周波数をとる第1ミキサー、7,8は
それぞれ上記第1ミキサー5.6の出力に接続された帯
域通過フィルタ、9.10はこのフィルタ7.8の出力
信号を増幅する増幅器、11.12はそれぞれこの増幅
器9,10の出力信号と上記RF増幅器3゜4の出力信
号の差の周波数をとる第2ミキサー、13はこれらの第
2ミキサー11.12の出力を合成する合成器、40は
出力信号を上記第1ミキサー5.6に帰還する帰還回路
であり、これは帯域通過フィルタ14及びリミッタ15
により構成されている。16は出力信号である。
次に動作について説明する。受信アンテナ1゜2の各受
信信号fcf匹但土LL、f C1旦但土LLは、それ
ぞれRF増幅器3.4を経て第1ミキサー5.6と第2
ミキサー11.12へ供給させる。
信信号fcf匹但土LL、f C1旦但土LLは、それ
ぞれRF増幅器3.4を経て第1ミキサー5.6と第2
ミキサー11.12へ供給させる。
ここでfcは入力信号のキャリア周波数、m (t)は
変調信号、θ1.θ2はフェージングによるランダム位
相である。またこの時、帰還回路40のリミッタ15の
出力信号16はfo/旦現となる。
変調信号、θ1.θ2はフェージングによるランダム位
相である。またこの時、帰還回路40のリミッタ15の
出力信号16はfo/旦現となる。
foは帰還回路40の出力周波数である。
第1ミキサー5.6において、上記受信信号とリミッタ
15の出力信号との相関がとられ、その出力は帯域通過
フィルタ7.8及び増幅器9,10を経て第2ミキサー
11.12に入力される。
15の出力信号との相関がとられ、その出力は帯域通過
フィルタ7.8及び増幅器9,10を経て第2ミキサー
11.12に入力される。
増幅器9,10の出力信号は、それぞれ(fc−f o
)、乙!」−1(fc−fO)/LLである。次に第2
ミキサー11.12において、増幅器9゜10の出力信
号と上記受信信号とが混合され、第2ミキサー11.1
2の出力信号はともにfoZ二世となり、フェージング
によるランダム位相θ1゜θ2は除去される。この出力
信号は合成器13によって合成されたのち、帯域通過フ
ィルタ14及びリミッタ15を経て、第1ミキサー5.
6に帰還される。
)、乙!」−1(fc−fO)/LLである。次に第2
ミキサー11.12において、増幅器9゜10の出力信
号と上記受信信号とが混合され、第2ミキサー11.1
2の出力信号はともにfoZ二世となり、フェージング
によるランダム位相θ1゜θ2は除去される。この出力
信号は合成器13によって合成されたのち、帯域通過フ
ィルタ14及びリミッタ15を経て、第1ミキサー5.
6に帰還される。
次に合成ダイバーシチ受信装置によるマルチパス歪の低
減効果を具体例で説明する。第5図(a)は、マルチパ
ス歪がないときの正弦波信号で変調されたF M波のス
ペクトルを示す、fcはキャリア周波数、fmは変調信
号の周波数であり、この図にはキャリアのスペクトル1
7、及び変調信号の基本波の上側波18a1下側波18
bを示す。簡単のために、FM波の変調信号成分は基本
波のみを考慮しているが、−膜性は失われない、第5図
h)Jは、第5図(alに関連したFM波のベクトル図
を示している。受信アンテナ1.2に第5図(a)のF
M波が入力されたときは、帰還回路40の出力16のス
ペクトルも第5図(a)と同型のスペクトルとなる。但
し、キャリア周波数fcは出力周波数fOに変換されて
おり、第5図(C)にこれを示している。
減効果を具体例で説明する。第5図(a)は、マルチパ
ス歪がないときの正弦波信号で変調されたF M波のス
ペクトルを示す、fcはキャリア周波数、fmは変調信
号の周波数であり、この図にはキャリアのスペクトル1
7、及び変調信号の基本波の上側波18a1下側波18
bを示す。簡単のために、FM波の変調信号成分は基本
波のみを考慮しているが、−膜性は失われない、第5図
h)Jは、第5図(alに関連したFM波のベクトル図
を示している。受信アンテナ1.2に第5図(a)のF
M波が入力されたときは、帰還回路40の出力16のス
ペクトルも第5図(a)と同型のスペクトルとなる。但
し、キャリア周波数fcは出力周波数fOに変換されて
おり、第5図(C)にこれを示している。
今、受信アンテナ2に周波数選択性マルチパス歪がある
ときのFM波が入力されたとする。このときのFM波の
スペクトルを第5図1d)に、ベクトル図を第5図(e
)に示す。このとき、第1ミキサー5.6によって受信
信号と帰還回路40の出力16の相関がとられる。マル
チパス歪が存在しない系の第1ミキサー5の出力におけ
るスペクトルを第5図(f)に示す、またマルチパス歪
が存在する系の第1ミキサー6の出力におけるスペクト
ルを第5図(幻に示す。この第5図(g)において、1
9はキャリア成分の相関がとられたスペクトル、20a
は上側波のマルチパス歪成分のスペクトル、20bは下
側波のマルチパス歪成分のスペクトルを示す。この図に
示すように、マルチパス歪の存在する系の第1ミキサー
6の出力においては、キャリア成分のパワーの相関は小
さくなり、変調信号成分のマルチパス歪成分が現れる。
ときのFM波が入力されたとする。このときのFM波の
スペクトルを第5図1d)に、ベクトル図を第5図(e
)に示す。このとき、第1ミキサー5.6によって受信
信号と帰還回路40の出力16の相関がとられる。マル
チパス歪が存在しない系の第1ミキサー5の出力におけ
るスペクトルを第5図(f)に示す、またマルチパス歪
が存在する系の第1ミキサー6の出力におけるスペクト
ルを第5図(幻に示す。この第5図(g)において、1
9はキャリア成分の相関がとられたスペクトル、20a
は上側波のマルチパス歪成分のスペクトル、20bは下
側波のマルチパス歪成分のスペクトルを示す。この図に
示すように、マルチパス歪の存在する系の第1ミキサー
6の出力においては、キャリア成分のパワーの相関は小
さくなり、変調信号成分のマルチパス歪成分が現れる。
第1ミキサー5の出力信号は、帯域通過フィルタ7及び
増幅器9を経て第2ミキサー11に入力される。この時
の増幅器9の出力信号のスペクトルを第5図(h)に示
す。また、マルチパス歪が存在する系の第1ミキサー6
の出力信号も帯域通過フィルタ8及び増幅器10を経て
第2ミキサー12に入力されるが、帯域通過フィルタ7
.8の帯域幅は2fmより狭いため、増幅器10の出力
信号のスペクトルは第5図(1)で示すものとなる。第
5図(h)と第5図+1)の比較から明らかなように、
マルチパス歪が存在する系の(fc−to)成分のレベ
ルは、マルチパス歪が存在しない系の(fc−fo)成
分のレベルより小さくなる。従って第2ミキサー11.
12から出力される受信波は、上記増幅器9,10の出
力レベルが重み付けされた受信波となる。第5図(J)
、 (k)に第2ミキサー11゜12の出力信号のスペ
クトルを示す。これらの出力信号は合成器13で合成さ
れるが、マルチパス歪が存在する系の出力信号(第5図
(k))はマルチバス歪がない系の出力信号(第5図(
j))と比較してレベル的に低いため、合成器13の出
力はマルチパス歪が存在しない系の信号(第5図0))
とほぼ同様となる。このようにして、マルチパス歪が低
減できる。
増幅器9を経て第2ミキサー11に入力される。この時
の増幅器9の出力信号のスペクトルを第5図(h)に示
す。また、マルチパス歪が存在する系の第1ミキサー6
の出力信号も帯域通過フィルタ8及び増幅器10を経て
第2ミキサー12に入力されるが、帯域通過フィルタ7
.8の帯域幅は2fmより狭いため、増幅器10の出力
信号のスペクトルは第5図(1)で示すものとなる。第
5図(h)と第5図+1)の比較から明らかなように、
マルチパス歪が存在する系の(fc−to)成分のレベ
ルは、マルチパス歪が存在しない系の(fc−fo)成
分のレベルより小さくなる。従って第2ミキサー11.
12から出力される受信波は、上記増幅器9,10の出
力レベルが重み付けされた受信波となる。第5図(J)
、 (k)に第2ミキサー11゜12の出力信号のスペ
クトルを示す。これらの出力信号は合成器13で合成さ
れるが、マルチパス歪が存在する系の出力信号(第5図
(k))はマルチバス歪がない系の出力信号(第5図(
j))と比較してレベル的に低いため、合成器13の出
力はマルチパス歪が存在しない系の信号(第5図0))
とほぼ同様となる。このようにして、マルチパス歪が低
減できる。
しかるに、従来の合成ダイバーシチ受信装置において強
いレベルの入力信号が受信されると、RF増幅器3.4
の出力信号が飽和してしまい、マルチパス歪を低減する
ことができなくなるという問題があった。このことをよ
り詳細に説明すると、マルチパス歪が存在する受信アン
テナ2の入力波形(第5図(d))がRF増幅器4で飽
和すると第5図(1)で示すようなものとなり、このと
き、第1ミキサー6の出力信号のスペクトルは第5図(
−で示すようなものとなる。この第5図(ホ)において
、21はキャリア成分の相関がとられたスペクトル、2
2aは上側波のマルチパス歪成分のスペクトル、22b
は下側波のマルチパス歪成分のスペクトルを示す。この
ように、RF増@器3,4の出力信号が飽和すると、マ
ルチパス歪が存在する系のキャリア成分の相関のレベル
は、第5図(h)の無歪系の第1ミキサー5のキャリア
成分の相関のレベルと同程度となる。従って、第1ミキ
サー5.6における(fc−fo)成分のスペクトルは
、それぞれ帯域通過フィルタ7.8及び増幅器9.10
を経て第2ミキサー11.12に入力されるが、(fc
−fo)成分のレベルは同程度である。これより第2ミ
キサー11.12の出力信号は、それぞれ第5図(n)
、 (0)に示すものとなる。このように、マルチパス
歪が存在する系の第2ミキサー12の出力信号レベルと
マルチパス歪がない系の第2ミキサー11の出力信号レ
ベルの差は小さいため、合成器13で合成されてもマル
チパス歪は低減できない。
いレベルの入力信号が受信されると、RF増幅器3.4
の出力信号が飽和してしまい、マルチパス歪を低減する
ことができなくなるという問題があった。このことをよ
り詳細に説明すると、マルチパス歪が存在する受信アン
テナ2の入力波形(第5図(d))がRF増幅器4で飽
和すると第5図(1)で示すようなものとなり、このと
き、第1ミキサー6の出力信号のスペクトルは第5図(
−で示すようなものとなる。この第5図(ホ)において
、21はキャリア成分の相関がとられたスペクトル、2
2aは上側波のマルチパス歪成分のスペクトル、22b
は下側波のマルチパス歪成分のスペクトルを示す。この
ように、RF増@器3,4の出力信号が飽和すると、マ
ルチパス歪が存在する系のキャリア成分の相関のレベル
は、第5図(h)の無歪系の第1ミキサー5のキャリア
成分の相関のレベルと同程度となる。従って、第1ミキ
サー5.6における(fc−fo)成分のスペクトルは
、それぞれ帯域通過フィルタ7.8及び増幅器9.10
を経て第2ミキサー11.12に入力されるが、(fc
−fo)成分のレベルは同程度である。これより第2ミ
キサー11.12の出力信号は、それぞれ第5図(n)
、 (0)に示すものとなる。このように、マルチパス
歪が存在する系の第2ミキサー12の出力信号レベルと
マルチパス歪がない系の第2ミキサー11の出力信号レ
ベルの差は小さいため、合成器13で合成されてもマル
チパス歪は低減できない。
また、マルチパス歪以外の到来妨害波や雑音が受信信号
に加わったときも、前述のマルチパス歪において説明し
たときと同様の原因でダイバーシチ効果がなくなってし
まう。
に加わったときも、前述のマルチパス歪において説明し
たときと同様の原因でダイバーシチ効果がなくなってし
まう。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、従来のRF*@器の出力信号が飽和するよ
うな信号が入力した場合にも、希望信号以外の不要な成
分を低減できる合成ダイバーシチ受信装置を得ることを
目的とする。
れたもので、従来のRF*@器の出力信号が飽和するよ
うな信号が入力した場合にも、希望信号以外の不要な成
分を低減できる合成ダイバーシチ受信装置を得ることを
目的とする。
この発明に係る合成ダイバーシチ受信装置は、従来装置
におけるRF増Ill器をAGC増幅器に置き換え、希
望信号以外の不要な成分を検出するとともに、その検出
結果によってAGC増幅器の利。
におけるRF増Ill器をAGC増幅器に置き換え、希
望信号以外の不要な成分を検出するとともに、その検出
結果によってAGC増幅器の利。
得を制御するようにしたものである。
この発明においては、受信波中の不要成分を検出し、そ
の検出結果に応じてAGC増幅器の利得を制御し、受信
波を常に線形的に増幅するとともに各受信波の受信状態
によって該各受信波に重み付けを行ない、常に不要成分
の低減を可能とする。
の検出結果に応じてAGC増幅器の利得を制御し、受信
波を常に線形的に増幅するとともに各受信波の受信状態
によって該各受信波に重み付けを行ない、常に不要成分
の低減を可能とする。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、第4図と同一符号は同−又は相当部分を示
す、23.24はAGC増幅器、25.26は受信波の
うちの(fc−fo)成分を除去し不要な成分を通過さ
せるフィルタ、27゜28はこのフィルタ25.26に
より抽出された不要な成分を増幅する増幅器であり、上
記フィルタ25.26及び増幅器27.28により、不
要信号成分のレベルに応じて上記AGC増幅器の利得を
制限するAGC増幅器利得制御手段が構成されている。
図において、第4図と同一符号は同−又は相当部分を示
す、23.24はAGC増幅器、25.26は受信波の
うちの(fc−fo)成分を除去し不要な成分を通過さ
せるフィルタ、27゜28はこのフィルタ25.26に
より抽出された不要な成分を増幅する増幅器であり、上
記フィルタ25.26及び増幅器27.28により、不
要信号成分のレベルに応じて上記AGC増幅器の利得を
制限するAGC増幅器利得制御手段が構成されている。
なお、上記AGC増幅器23.24の時定数は、受信レ
ベルがフェージング周期で変動するために該受信レベル
が変動する時間より小さく設定されている。
ベルがフェージング周期で変動するために該受信レベル
が変動する時間より小さく設定されている。
次に動作について説明する。動作原理は従来の合成ダイ
バーシチ受信装置と同じであるが、本実施例では従来の
問題点が解決できる。以下、これを具体例で説明する。
バーシチ受信装置と同じであるが、本実施例では従来の
問題点が解決できる。以下、これを具体例で説明する。
受信アンテナ1.2に、第5図(a)で示すようなマル
チパス歪がないFM波が入力されているときは従来の合
成ダイバーシチ受信装置と同様に動作している。そして
受信アンテナ2に、第5図<d)で示すようなマルチパ
ス歪が存在するFM波が入力すると、この信号はAGC
増幅器24で増幅される。従来と同様に、AGC増幅器
24からの出力信号が飽和していると、該出力信号は第
5図(1)に示すような信号となる。従って、この場合
第1ミキサー6からの出力信号のスペクトルは、従来と
同様に第5図(−に示すようなものとなる。
チパス歪がないFM波が入力されているときは従来の合
成ダイバーシチ受信装置と同様に動作している。そして
受信アンテナ2に、第5図<d)で示すようなマルチパ
ス歪が存在するFM波が入力すると、この信号はAGC
増幅器24で増幅される。従来と同様に、AGC増幅器
24からの出力信号が飽和していると、該出力信号は第
5図(1)に示すような信号となる。従って、この場合
第1ミキサー6からの出力信号のスペクトルは、従来と
同様に第5図(−に示すようなものとなる。
ここで、マルチパス歪が存在すると上記第5図(ホ)の
ようにマルチパス歪成分22a、22bが第1ミキサー
6によって出力される。またAGC増幅器24からの信
号が線形的に増幅されるときのマルチパス歪成分20a
、20bと比較して、飽和状態のときのマルチパス歪成
分22a、22bはレベル的に大きい、従ってこのマル
チパス歪成分22a、22bのみをフィルタ26によっ
て抽出し、この抽出した結果に応じて増幅82Bにより
マルチパス歪の程度に比例してAGC増幅器28の利得
を制限する。AGC増幅器24の利得が制限されるとき
、AGC増幅器24からの信号のスペクトル成分は第5
図(1)に示したものから第2図(a)に示したものに
変更される。従って第1ミキサー6からの出力信号のス
ペクトル成分は第2図山)に示すものとなり、このため
、マルチパス歪が存在する系の第2ミキサー12の出力
信号のスペクトルは第2図(C)、マルチパス歪が存在
しない系の第2ミキサー11の出力信号のスペクトルは
第2図(d)に示したものとなる。これらの信号を合成
器13で合成すると、従来の合成ダイバーシチ受信装置
と同様な原理で、マルチパス歪の低減効果が可能となる
。
ようにマルチパス歪成分22a、22bが第1ミキサー
6によって出力される。またAGC増幅器24からの信
号が線形的に増幅されるときのマルチパス歪成分20a
、20bと比較して、飽和状態のときのマルチパス歪成
分22a、22bはレベル的に大きい、従ってこのマル
チパス歪成分22a、22bのみをフィルタ26によっ
て抽出し、この抽出した結果に応じて増幅82Bにより
マルチパス歪の程度に比例してAGC増幅器28の利得
を制限する。AGC増幅器24の利得が制限されるとき
、AGC増幅器24からの信号のスペクトル成分は第5
図(1)に示したものから第2図(a)に示したものに
変更される。従って第1ミキサー6からの出力信号のス
ペクトル成分は第2図山)に示すものとなり、このため
、マルチパス歪が存在する系の第2ミキサー12の出力
信号のスペクトルは第2図(C)、マルチパス歪が存在
しない系の第2ミキサー11の出力信号のスペクトルは
第2図(d)に示したものとなる。これらの信号を合成
器13で合成すると、従来の合成ダイバーシチ受信装置
と同様な原理で、マルチパス歪の低減効果が可能となる
。
このように本実施例装置では、アンテナからの受信信号
をAGC増幅器で増幅するとともに、マルチパス歪成分
を検出してその検出レベルによって上記AGC増幅器の
利得を制御するようにしたので、受信波の受信状態に応
じて増幅を行なうことができ、常にマルチパス歪の低減
が可能となる。
をAGC増幅器で増幅するとともに、マルチパス歪成分
を検出してその検出レベルによって上記AGC増幅器の
利得を制御するようにしたので、受信波の受信状態に応
じて増幅を行なうことができ、常にマルチパス歪の低減
が可能となる。
また本実施例では、マルチパス歪成分以外の不要な成分
をもフィルタ25.26で検出でき、(fc−fo)成
分以外の全ての不要成分を低減で Jきる。
をもフィルタ25.26で検出でき、(fc−fo)成
分以外の全ての不要成分を低減で Jきる。
なお、上記実施例では、(fc−fo)成分を除去し不
要な成分を通過させるフィルタ25.26と増%li!
27.28とによって希望信号以外の不要な成分を検出
するようにしたが、第3図に示すように、二乗包絡線検
波器29.30及び低域通過フィルタ31.32によっ
ても希望信号以外の不要な成分は検出でき、上記実施例
と同様の効果を奏する。
要な成分を通過させるフィルタ25.26と増%li!
27.28とによって希望信号以外の不要な成分を検出
するようにしたが、第3図に示すように、二乗包絡線検
波器29.30及び低域通過フィルタ31.32によっ
ても希望信号以外の不要な成分は検出でき、上記実施例
と同様の効果を奏する。
また、上記2つの実施例では、帯域通過フィルタ7.8
の後に増幅器9.10を設けているが、これらの順序が
逆であってもよい、さらに、中間周波数を利用した受信
機にもこの発明を適用でき、上記実施例と同様の効果が
得られる。
の後に増幅器9.10を設けているが、これらの順序が
逆であってもよい、さらに、中間周波数を利用した受信
機にもこの発明を適用でき、上記実施例と同様の効果が
得られる。
以上のように、本発明に係る合成ダイバーシチ受信装置
によれば、アンテナからの受信信号をAaC増幅器で増
幅するとともに、受信信号中の希望信号以外の不要な成
分を検出し、該検出結果に応じて上記AGC増幅器の利
得を制御するようにしたので、各受信波を、その受信状
態に応じて増幅することができ、常に不要成分の低減効
果が期待でき、受信品質を大幅に向上できる効果がある
。
によれば、アンテナからの受信信号をAaC増幅器で増
幅するとともに、受信信号中の希望信号以外の不要な成
分を検出し、該検出結果に応じて上記AGC増幅器の利
得を制御するようにしたので、各受信波を、その受信状
態に応じて増幅することができ、常に不要成分の低減効
果が期待でき、受信品質を大幅に向上できる効果がある
。
第1図は本発明の一実施例による合成ダイバーシチ受信
装置のブロック構成図、第2図(a)ないしくd)は該
装置の動作を説明するための信号スペクトル図、第3図
は本発明あ他の実施例を示す図、第4図は従来の合成ダ
イバーシチ受信装置のブロック構成図、第5図(a)な
いしく0)はその動作を説明するための信号スペクトル
図である。 1.2・・・受信アンテナ、5.6・・・第1ミキサー
、7.8・・・帯域通過フィルタ、11.12・・・第
2ミキサー、13・・・合成器、14・・・帯域通過フ
ィルタ、15・・・リミッタ、23.24・・・AGC
増幅器、25.26・・・フィルタ、27.28・・・
増幅器、29゜30・・・二乗包路線検波器、31.3
2・・・低域通過フィルタ、40・・・帰還回路。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
装置のブロック構成図、第2図(a)ないしくd)は該
装置の動作を説明するための信号スペクトル図、第3図
は本発明あ他の実施例を示す図、第4図は従来の合成ダ
イバーシチ受信装置のブロック構成図、第5図(a)な
いしく0)はその動作を説明するための信号スペクトル
図である。 1.2・・・受信アンテナ、5.6・・・第1ミキサー
、7.8・・・帯域通過フィルタ、11.12・・・第
2ミキサー、13・・・合成器、14・・・帯域通過フ
ィルタ、15・・・リミッタ、23.24・・・AGC
増幅器、25.26・・・フィルタ、27.28・・・
増幅器、29゜30・・・二乗包路線検波器、31.3
2・・・低域通過フィルタ、40・・・帰還回路。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (2)
- (1)複数のアンテナからの受信信号の各々を増幅する
AGC増幅器と、該各AGC増幅器の出力信号と後述す
る帰還回路からの信号とを混合する第1ミキサーと、該
各第1ミキサーの出力に接続される帯域通過フィルタと
、該各帯域通過フィルタの出力信号と上記各AGC増幅
器の出力信号とを混合する第2ミキサーと、該各第2ミ
キサーの出力を合成する合成器と、該合成器の出力を上
記各第1ミキサーに帰還する帰還回路と、受信信号中の
希望信号以外の不要な信号成分のレベルを検出するとと
もに該検出結果に応じて上記AGC増幅器の利得を制限
するAGC増幅器利得制御手段とを備えたことを特徴と
する合成ダイバーシチ受信装置。 - (2)上記AGC増幅器は、その応答時間がフェージン
グ間隔の時間より短いものであることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の合成ダイバーシチ受信装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60012022A JPS61171239A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 合成ダイバ−シチ受信装置 |
US06/816,797 US4748682A (en) | 1985-01-08 | 1986-01-07 | Combined diversity receiving apparatus |
DE19863600280 DE3600280A1 (de) | 1985-01-08 | 1986-01-08 | Kombinierte mehrfach-empfangsvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60012022A JPS61171239A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 合成ダイバ−シチ受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61171239A true JPS61171239A (ja) | 1986-08-01 |
Family
ID=11793971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60012022A Pending JPS61171239A (ja) | 1985-01-08 | 1985-01-24 | 合成ダイバ−シチ受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61171239A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03115441U (ja) * | 1990-03-09 | 1991-11-28 | ||
US5390345A (en) * | 1990-06-01 | 1995-02-14 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Method for preventing desensitization and radio interference of radio receivers |
CN100466503C (zh) * | 2003-05-13 | 2009-03-04 | Lg电子株式会社 | 高数据速率型移动通信系统的移动站的接收分集装置和方法 |
-
1985
- 1985-01-24 JP JP60012022A patent/JPS61171239A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03115441U (ja) * | 1990-03-09 | 1991-11-28 | ||
US5390345A (en) * | 1990-06-01 | 1995-02-14 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Method for preventing desensitization and radio interference of radio receivers |
CN100466503C (zh) * | 2003-05-13 | 2009-03-04 | Lg电子株式会社 | 高数据速率型移动通信系统的移动站的接收分集装置和方法 |
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