JPH0750841B2 - マルチバンド用フィルタ - Google Patents

マルチバンド用フィルタ

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JPH0750841B2
JPH0750841B2 JP1150998A JP15099889A JPH0750841B2 JP H0750841 B2 JPH0750841 B2 JP H0750841B2 JP 1150998 A JP1150998 A JP 1150998A JP 15099889 A JP15099889 A JP 15099889A JP H0750841 B2 JPH0750841 B2 JP H0750841B2
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coaxial resonator
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はマルチバンド用フィルタに関し、特にたとえ
ばセルラ方式自動車電話器やその他の無線機器に用いら
れる、マルチバンド用フィルタに関する。
(従来技術) 近年、米国では、セルラ方式自動車電話器が急激に普及
拡大しセルラ基地局が急増するのに伴って、使用チャン
ネル数を増やすために使用周波数帯域幅の拡大が検討さ
れており、使用周波数帯の割当てが発表されている。こ
の場合、あるサービスシステムにおける使用周波数と別
のサービスシステムにおける使用周波数とが近接する場
合があるので、それらのサービスシステム間の相互干渉
を防止するために、たとえば、第11図に示す急峻な特性
を有するマルチバンド用フィルタや第12図に示す急峻な
特性を有するマルチバンド用フィルタが、要請されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) このような急峻な特性を得るためには、空洞共振器を用
いてマルチバンド用フィルタを構成することが考えられ
るが、形状が大きくなってしまい、小型化の要求に相反
する。
それゆえに、この発明の主たる目的は、小型で急峻な特
性を有する、マルチバンド用フィルタを提供することで
ある。
(課題を解決するための手段) この発明にかかる第1のマルチバンド用フィルタは、所
望の周波数帯域がその通過域にありかつ不所望の周波数
帯域がその減衰域にあるマルチバンド用フィルタであっ
て、入力端子と、その入力端が入力端子に接続され、上
記の通過域を含む帯域を通過するための帯域通過フィル
タと、この帯域通過フィルタの後段で直列に接続され、
上記の減衰域を減衰するための複数の帯域阻止フィルタ
と、複数の帯域阻止フィルタの後段に接続される出力端
子とを含み、帯域阻止フィルタは、誘電体同軸共振器
と、その誘電体同軸共振器に結合され、その帯域阻止フ
ィルタの動作域にて負性抵抗となる能動回路とを含む、
マルチバンド用フィルタである。
この発明にかかる第2のマルチバンド用フィルタは、所
望の周波数帯域がその通過域にありかつ不所望の周波数
帯域がその減衰域にあるマルチバンド用のフィルタであ
って、入力端子と、その入力端が入力端子に接続され、
上記の通過域を含む帯域を通過するための第1の帯域通
過フィルタと、その第1の端子が第1の帯域通過フィル
タの出力端に接続される非可逆回路素子と、その第1の
端子を入力側としたとき出力側となる非可逆回路素子の
第2の端子にそれらの入力端が共通に接続され、それら
の通過域が上記の減衰域にある複数の第2の帯域通過フ
ィルタと、上記の第2の端子を入力側としたとき出力側
となる非可逆回路素子の第3の端子に接続される出力端
子とを含み、第2の帯域通過フィルタは、誘電体同軸共
振器と、その誘電体同軸共振器に結合され、その第2の
帯域通過フィルタの動作域にて負性抵抗となる能動回路
とを含む、マルチバンド用フィルタである。
(作用) 第1のマルチバンド用フィルタでは、帯域通過フィルタ
は、所望の周波数帯域を含む帯域の信号を通過する。そ
して、複数の帯域阻止フィルタは、不所望の周波数帯域
の信号を減衰する。この場合、帯域阻止フィルタにおけ
る誘電体同軸共振器に結合された能動回路は負性抵抗と
なるので、帯域阻止フィルタのQ値は大きくなる。その
ため、複数の帯域阻止フィルタは、不所望の周波数帯域
の信号を急峻に減衰する。
また、第2のマルチバンド用フィルタでは、第1の帯域
通過フィルタは、所望の周波数帯域を含む帯域の信号を
通過し、非可逆回路素子は、その信号を複数の第2の帯
域通過フィルタに与える。
第2の帯域通過フィルタは、不所望の周波数帯域の信号
を通過するとともに、所望の周波数帯域の信号を非可逆
回路素子に反射する。この場合、第2の帯域通過フィル
タにおける誘電体同軸共振器に結合された能動回路は負
性抵抗となるので、第2の帯域通過フィルタのQ値は大
きくなる。そのため、複数の第2の帯域通過フィルタ
は、不所望の周波数帯域を急峻に通過するとともに所望
の周波数帯域を急峻に反射する。
そして、非可逆回路素子は、反射された所望の周波数帯
域の信号を出力端子に与える。
(発明の効果) この発明によれば、急峻な特性を有するマルチバンド用
フィルタが得られる。しかも、このマルチバンド用フィ
ルタは、空洞共振器が用いられないで誘電体同軸共振器
が用いられるので、小型である。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示す図解図である。この
マルチバンド用フィルタ10は、たとえば金属からなる箱
型のケース12を含む。このケース12の一方側壁には、そ
れを貫通するようにして、入力端子としてたとえば同軸
コネクタ14が固着される。
また、このケース12内には、誘電体同軸共振器からなる
帯域通過フィルタ16が収納される。この帯域通過フィル
タ16は、所望の周波数帯域(この実施例では835〜845MH
zの帯域および846.5〜849MHzの帯域)を含む帯域(この
実施例では約820〜853MHzの帯域)に通過域を有する。
したがって、この帯域通過フィルタ16は、所望の周波数
帯域を含む帯域の信号を通過する。この帯域通過フィル
タ16の入力端16aは、たとえば同軸ケーブルによって、
入力端子14に接続される。
さらに、ケース12内には、たとえば3つの帯域阻止フィ
ルタ18,20および22が収納される。これらの帯域阻止フ
ィルタ18,20および22は、帯域通過フィルタ16で通過さ
せる帯域のうち不所望の周波数帯域、すなわち845〜84
6.5MHzの帯域、849MHz以上の帯域および835MHz以下の帯
域をそれぞれ減衰するためのものであって、帯域通過フ
ィルタ16の後段で直列に接続される。すなわち、帯域通
過フィルタ16の出力端16bは初段の帯域阻止フィルタ18
の入力端18aに、初段の帯域阻止フィルタ18の出力端18b
は中段の帯域阻止フィルタ20の入力端20aに、中段の帯
域阻止フィルタ20の出力端20bは終段の帯域阻止フィル
タ22の入力端22aに、それぞれ、たとえば同軸ケーブル
で接続される。
これらの帯域阻止フィルタ18,20および22は、用いられ
る誘電体同軸共振器のの段数および減衰する帯域は異な
るが互いに同様な構造なので、特に初段の帯域阻止フィ
ルタ18について、詳細に説明する。
この初段の帯域阻止フィルタ18は、たとえば金属からな
る直方体状のケース24を含み、このケース24内の空間
は、たとえば、金属からなる7枚の仕切板26で8の収納
部に区画されている。そして、それらの収納部には、そ
れぞれ、たとえばλ/4の誘電体同軸共振器28およびたと
えばエポキシ樹脂などの絶縁材料からなる基板30が収納
される。この場合、それらの誘電体同軸共振器28の一端
としての外導体28aはケース24に接地される。また、基
板30は誘電体同軸共振器28の開放端側にそれぞれ配置さ
れる。
この基板30上には、第2A図に示すように、たとえばL字
型の導体パターン32が形成されていて、この導体パター
ン32の一端には、誘電体同軸共振器28の他端としての内
導体28bが、たとえば導体リボン34で接続される。さら
に、基板30上には、導体パターン32と協働してギャップ
容量を生じる2つの電極36aおよび36bが設けられる。こ
れらの電極36aおよび36bには、位相調整用ライン38aお
よび38bによって、能動回路としてのたとえばSiバイポ
ーラトランジスタなどで構成された増幅回路40が接続さ
れる。したがって、この増幅回路40は、誘電体同軸共振
器28に結合されることになる。また、この増幅回路40
は、帯域阻止フィルタ18の動作域にて負性抵抗となるよ
うに構成される。そのため、この帯域阻止フィルタ18の
みかけ上のQ値は、その帯域阻止フィルタ18の動作域に
て大きくなる。さらに、基板30上には、この増幅回路40
に電力を供給するための導体パターン42が形成される。
一方、上述の導体パターン32の他端には、たとえばチッ
プ状のコンデンサ44の一端がはんだ付けされ、そのコン
デンサ44の他端は、伝送線路としての同軸ケーブル46の
中心導体46aにはんだ付けされる。したがって、この誘
電体同軸共振器28およびその周辺の等価回路は、第2B図
に示すようになる。これらの誘電体同軸共振器28および
コンデンサ44としては、それらの直列共振周波数が減衰
すべき845〜846.5MHzの帯域にあるものが選ばれる。
そして、この帯域阻止フィルタ18では、8段の誘電体同
軸共振器28および増幅回路40などが、上述の同軸ケーブ
ル46で接続される。さらに、その同軸ケーブル46の両端
は、ケース24の一方側壁を貫通する入力端18aおよび出
力端18bに、それぞれ接続される。したがって、この帯
域阻止フィルタ18の等価回路は、第3図に示すようにな
る。また、この帯域阻止フィルタ18は、その周波数特性
が第4図に示すようになる。
なお、図示していないが、各基板30の導体パターン42
は、ケース24の他方側壁を貫通する電源端18cに接続さ
れる。そして、この電源端18cには、ケース12内の直流
電源48が接続され、その直流電源48から電力が供給され
る。
中段の帯域阻止フィルタ20は、上述の帯域阻止フィルタ
18と同様の構造であるが、10段の誘電体同軸共振器など
を有する点および減衰域が849MHz以上の帯域である点で
相違する。
また、終段の帯域阻止フィルタ22は、上述の帯域阻止フ
ィルタ18と比べて、18段の誘電体同軸共振器などを有す
る点および減衰域が835MHz以下の帯域である点で相違す
る。
そして、これらの帯域阻止フィルタ20および22の電源端
20cおよび22cにも、直流電源48から電力が供給される。
さらに、終段の帯域阻止フィルタ22の出力端は、ケース
12の側壁を貫通する出力端子としての同軸コネクタ50に
接続される。
このマルチバンド用フィルタ10では、帯域通過フィルタ
16が、所望の周波数帯域を含む帯域の信号を通過し、そ
の後段の帯域阻止フィルタ18,20および22が、帯域通過
フィルタ16で通過させる信号のうち不所望の周波数帯
域、すなわち845〜846.5MHzの帯域、849MHz以上の帯域
および835MHz以下の帯域の信号をそれぞれ急峻に減衰す
る。したがって、このマルチバンド用フィルタ10は、第
5図に示す周波数特性を有する。
なお、上述の実施例では、帯域阻止フィルタにおいてλ
/4の誘電体同軸共振器が用いられているが、λ/4に代え
てλ/2の誘電体同軸共振器が用いられてもよい。この場
合、たとえば、第6A図および第6B図に示すように、λ/2
の誘電体同軸共振器28の内導体28bの一端側を能動回路
としての増幅回路40に結合し、さらに、内導体28bの他
端側にたとえば金属円柱体43を導電接着剤で固着し、そ
の金属円柱体43および伝送線路としての同軸ケーブル46
にコンデンサ44の両端をそれぞれたとえばはんだ付けす
ればよい。
第7図はこの発明の他の実施例を示す図解図である。こ
の実施例は、第1図に示す実施例と比べて、特に、第1
の帯域通過フィルタ16の後段の構成において相違する。
すなわち、この実施例では、第1の帯域通過フィルタ16
の出力端16bは、非可逆回路素子としてのサーキュレー
タ19の第1の端子19aに接続される。
さらに、このサーキュレータ19の第1の端子19aを入力
側としたとき出力側となる第2の端子19bには、3つの
第2の帯域通過フィルタ21,23および25の入力端21a,23a
および25aが共通に接続される。
これらの第2の帯域通過フィルタ21,23および25は、帯
域通過フィルタ16で通過させる帯域のうち減衰したい帯
域、たとえば845〜846.5MHzの帯域、849MHz以上の帯域
および835MHz以下の帯域に、それぞれ通過域を有する。
これらの第2の帯域通過フィルタ21,23および25は、用
いられる誘電体同軸共振器などの段数および通過域は異
なるが互いに同様な構造なので、特に、1つの第2の帯
域通過フィルタ21についてに説明する。
この第2の帯域通過フィルタ21は、第1図に示す実施例
における帯域阻止フィルタ18と同様に、それらの外導体
28aが接地されるλ/4の誘電体同軸共振器28とその誘電
体同軸共振器28に結合される能動回路としての増幅回路
40を有する基板30とを、8組含む。
そして、各基板30上の導体パターン32は、第8図に示す
ように、それぞれの導電リボン45で伝送線路としてのそ
れぞれの電極47に接続される。また、これらの電極47
は、その間にギャップ容量を生じるように、間隔を隔て
て一列に配置されている。さらに、両端の電極47は、た
とえばギャップ容量を介して、入力端21aおよび出力端2
1b(第9図)にそれぞれ接続される。
したがって、この第2の帯域通過フィルタ21は、第9図
に示す等価回路となる。
なお、この第2の帯域通過フィルタ21の出力端21bは、
この実施例では開放状態にされているが、負荷に接続さ
れてもよい。
他の第2の帯域通過フィルタ23は、上述の帯域通過フィ
ルタ21と同様の構造であるが、10段の誘電体同軸共振器
などを有する点および通過域が849MHz以上の帯域である
点で相違する。
さらに他の第2の帯域通過フィルタ25は、上述の帯域通
過フィルタ21と比べて、18段の誘電体同軸共振器などを
有する点および通過域が835MHz以下の帯域である点で相
違する。
なお、各第2の帯域通過フィルタにおける増幅回路は、
その第2の帯域通過フィルタの動作域にて負性抵抗とな
るように構成されている。
一方、サーキュレータ19の第2の端子19bを入力側とし
たとき出力側となる第3の端子19cは、出力端子として
の同軸コネクタ50に接続される。
このマルチバンド用フィルタ10では、第1の帯域通過フ
ィルタ16が、所望の周波数帯域を含む帯域の信号をサー
キュレータ19の第1の端子19aに通過する。そして、こ
のサーキュレータ19は、その信号を、3つの第2の帯域
通過フィルタ21,23および25の入力端21a,23aおよび25a
に与える。
1つの第2の帯域通過フィルタ21は、その通過域が不所
望の周波数帯域の845〜846.5MHzにあるので、それ以外
の帯域の信号を急峻に反射し、サーキュレータ19の第2
の端子19bに与える。同様に、他の第2の帯域通過フィ
ルタ23は、849MHz以上の帯域以外の帯域の信号を急峻に
反射してサーキュレータ19の第2の端子19bに与え、さ
らに他の第2の帯域通過フィルタ25は、835MHz以下の帯
域以外の帯域の信号を急峻に反射してサーキュレータ19
の第2の端子19bに与える。したがって、サーキュレー
タ19の第2の端子19bには、所望の周波数帯域の信号が
与えられる。そのため、サーキュレータ19の第3の端子
19cからは、所望の周波数帯域の信号が出力され、その
信号が出力端子50に与えられる。したがって、このマル
チバンド用フィルタ10でも、第1図に示す実施例と同様
の周波数特性が得られる。
なお、第7図に示す実施例では、第2の帯域通過フィル
タにおいてλ/4の誘電体同軸共振器が用いられている
が、λ/4に代えてλ/2の誘電体同軸共振器が用いられて
もよい。この場合、第10図に示すように、λ/2の誘電体
同軸共振器28の一端側を能動回路としての増幅回路40に
結合し、その他端側を伝送線路としての電極47に接続す
ればよい。
また、上述の各実施例は、いずれも、異なった2つの帯
域を通過する特性を有するが、この発明では、異なった
3つ以上の帯域を通過する特性を有するマルチバンド用
フィルタが構成されてもよい。この場合、たとえば、第
1図に示す実施例において、帯域通過フィルタの後段
に、互いに異なった減衰域を有する3つ以上の帯域阻止
フィルタを設けるか、あるいは、第7図に示す実施例に
おいて、サーキュレータに互いに異なった通過域を有す
る3つ以上の第2の帯域通過フィルタを接続すればよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す図解図である。 第2A図は第1図実施例に用いられる帯域阻止フィルタの
要部を示す図解図であり、第2B図はその要部の等価回路
図である。 第3図は第1図実施例に用いられる帯域阻止フィルタの
等価回路図である。 第4図は第3図に示す帯域阻止フィルタの周波数特性を
示すグラフである。 第5図は第1図実施例の周波数特性を示すグラフであ
る。 第6A図は第1図実施例に用いられる帯域阻止フィルタの
他の例の要部を示す図解図であり、第6B図はその要部の
等価回路図である。 第7図はこの発明の他の実施例を示す図解図である。 第8図は第7図実施例に用いられる第2の帯域通過フィ
ルタの要部を示す図解図である。 第9図は第7図実施例に用いられる第2の帯域通過フィ
ルタの等価回路図である。 第10図は第7図実施例に用いられる第2の帯域通過フィ
ルタの他の例を示す等価回路図である。 第11図および第12図は、それぞれ、この発明の背景とな
り、かつ、要求される周波数特性を示すグラフである。 図において、10はマルチバンド用フィルタ、14は入力端
子としての同軸コネクタ、16は帯域通過フィルタ、18,2
0および22は帯域阻止フィルタ、19はサーキュレータ、2
1,23および25は第2の帯域通過フィルタ、28は誘電体同
軸共振器、40は増幅回路、50は出力端子としての同軸コ
ネクタを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−110801(JP,A) 特開 昭61−280103(JP,A) 特開 昭55−34580(JP,A) 特開 昭50−91187(JP,A) 実開 昭62−92481(JP,U) 実開 昭58−16922(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の周波数帯域がその通過域にありかつ
    不所望の周波数帯域がその減衰域にあるマルチバンド用
    フィルタであって、 入力端子、 その入力端が前記入力端子に接続され、前記通過域を含
    む帯域を通過するための帯域通過フィルタ、 前記帯域通過フィルタの後段で直列に接続され、前記減
    衰域を減衰するための複数の帯域阻止フィルタ、および 前記複数の帯域阻止フィルタの後段に接続される出力端
    子を含み、 前記帯域阻止フィルタは、 誘電体同軸共振器、および 前記誘電体同軸共振器に結合され、その帯域阻止フィル
    タの動作域にて負正抵抗となる能動回路を含む、マルチ
    バンド用フィルタ。
  2. 【請求項2】所望の周波数帯域がその通過域にありかつ
    不所望の周波数帯域がその減衰域にあるマルチバンド用
    フィルタであって、 入力端子、 その入力端が前記入力端子に接続され、前記通過域を含
    む帯域を通過するための第1の帯域通過フィルタ、 その第1の端子が前記第1の帯域通過フィルタの出力端
    に接続される非可逆回路素子、および 前記第1の端子を入力側としたとき出力側となる前記非
    可逆回路素子の第2の端子にそれらの入力端が共通に接
    続され、それらの通過域が前記減衰域にある複数の第2
    の帯域通過フィルタ、および 前記第2の端子を入力側としたとき出力側となる前記非
    可逆回路素子の第3の端子に接続される出力端子を含
    み、 前記第2の帯域通過フィルタは、 誘電体同軸共振器、および 前記誘電体同軸共振器に結合され、その第2の帯域通過
    フィルタの動作域にて負性抵抗となる能動回路を含む、
    マルチバンド用フィルタ。
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