JPH07507749A - 地域走行自動車の組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 地域走行自動車の組立体 本発明は地域走行（ｔｅｒｒａｉｎ−ｔｒａｖｅｌｌｉｎｇ）自動車の組立体に して、付属した独立した請求の範囲第１項の序文に記載の車両のフレームに枢動 可能に取り付けられた■対の無限軌道式ボギーを有する組立体に関する。

上記の型式の地域走行自動車は本発明の出願人自身のノルウェー特許第１４８゜ ２１９号明細書から知られている。

に影響をおよほすことなくボギーアームが随意に相互に独立して上下動される自 動車が提供される。

前記特許においては、車両が平坦てない地面上を走行する間にベルトを均一な緊 張状態に維持する作用は特定の望ましい圧力に加圧されてベルト緊張アームに作 用する前記特許の序文に記載の液圧シリンダにより行われる。ベルトの緊張状態 は、いつでも、ボギーを上下動するために設けられた液圧シリンダの助けにより 行われるボギーの上下方向の枢動と関係なく、地面の状態により前記圧力を調整 することにより減少させ、または増大させることができる。

ベルトを望ましい緊張状態に維持するための上記の可能性および無限軌道式ボギ ーが地面の状態により位置を変更し、または上下動することができる事実にもか かわらず、車両は高低のある地面上を走行するときにがたつき、または横揺れし ながら移動する。これは主として無限軌道式ボギーの一方または両方が岩石また は木の切り株の形態の障害物中に入るときに、無限軌道式ボギーの前輪が障害物 をよじのぼり、そしてそれにより無限軌道式ボギーを上方に枢動させ、車両のフ レームに相応した移動を伝達する事実に起因している。

本発明の目的は上方に突出した障害物との衝突および該障害物上へのよしのほり と関連した前記の移動が無限軌道式ボギーの前輪と後輪との間の中央ベルト支持 車輪が下方に枢動すると同時にボギーの前輪が上方に枢動可能であることによっ て実質的に緩和される無限軌道式ボギーを提供することにある。この構造により 、ベルト支持車輪が下方に押されて、無限軌道式ボギーを既知の構造よりも少な い移動量で上方に持ち上げ、すなわち、上方に向けると同時に、無限軌道式ボギ ーの前輪が障害物上によじのぼることが可能になる。

こねは、本発明によれば、付属した独立した請求の範囲第１項の特徴の項に開示 された特徴および後続する従属した請求の範囲により達成される。

それゆえに、本発明による無限軌道式ボギーは上記のボギーアームの前端部に中 央部分が枢動可能に支持された補助ボギーのそれぞれの端部に設けられたベルト 緊張アームを有する前輪と、ベルト支持車輪とを備えている。ベルト緊張アーム を移動するために使用される液圧シリンダのベルト緊張アームと反対側の一端部 はボギーアームまたは補助ボギーアームに支持されている。

液圧シリンダの前記の一端部は補助ボギーアームの中央部分に取り付けられるこ とが好ましい。しかしながら、実際問題として、液圧シリンダの前記の一端部を ボギーアーム上の補助ボギーアームの支持部材に極めて近いボギーアームの前端 部に取り付けることが可能である。

本発明を図面に示した一実施例を参照して以下に説明する。

第１図は側面から見た地域走行自動車を部分断面で示し、第２図は平坦な水平面 上の無限軌道式ボギーを備えた自動車のフレームを示し、第２ａ図および第２ｂ 図は無限軌道式ボギーのボギーアームおよび補助ボギーアームを分解図および取 り付けられた状態で斜視図で示し、第３図ないし第９図は第２図と同様な図であ るが、本発明による無限軌道式ボギーがベルトを望ましい均一な緊張状態に維持 すると同時に地面の状態にそれ自体を適合させる聾様を例示するために無限軌道 式ボギーが地面の状態により上方または下方に枢動し、かつ補助ボギーが種々の 位置に枢動する状態を示し、第１０ａｌ：！Ｊおよび第１０ｂ図は前記の従来知 られている地域走行自動車に関して本発明およびその利点を明瞭に例示するため に側面および上方からそれぞれ見たノルウェー特許第１４８，２１９号による従 来知られている無限軌道式車両を示す。本発明の出願人は先ず第１０ａ図および 第１０ｂ図に示した既知の地域走行自動車ｌを説明し、その後第１図および第２ 図に示した地域走行自動車をより円滑に走行可能にするための無限軌道式ボギー のその後の開発について説明する。

第１０ａｌ！Ｊおよび第１０ｂ図に示したようなノルウェー特許第１４８，２１ ９号明細書から知られている地域走行自動車ｌは１対の無限軌道式ボギー２．２ を備えており、無限軌道式ボギーの組の後輪の組５の各々の車輪５ａは車両のフ レーム３内に支持されると共に、前輪の組７の各々の車輪７ａは各々のボギーに 設けられたボギーアーム８の前端部に装着されたそれぞれの枢動可能なアーム９ 上に支持され、ボギーアーム８の後端部は後輪の組５の中央部に最も近くかつそ の前方に設けられた軸ジヤーナル４により支持されている。アーム９は液圧シリ ンダＩＯにより移動可能である。液圧シリンダ１０は、ボギーアーム８が枢動す る間ならびに車両が平坦でない地面上を走行する間に起こるボギーベルト２ａの 下側部分の形状が継続して変化する間にボギーベルト２ａを望ましい緊張状態に 維持するために望ましい調節可能な圧力に加圧される。ボギー２は車両の運転室 ３ｂから制御可能な液圧シリンダ６により垂直面内で相互に関して独立してかつ ／または相互に枢動可能であり、かつ調節可能である。前輪７ａと後輪５ａとの 間のほぼ中間には、ベルト支持車輪１１がボギーアーム８に取り付けられている 。

ベルト支持車輪Ｉ＋は、好ましくは、前輪７ａおよび後輪５ａよりも小さい直径 を有しかつベルト２ａの下側部分により支えられている。これはボギー２．２が 第１０ａ図に示すような通常の位置にあるときにすべての車輪の下側部分が平坦 面上に支えられ、すなわち、各々のボギー２の前輪７ａ、ｆ＆輪５ａおよびベル ト支持車輪１１が共通の接線を有することを意味する。ボギーアーム８が後輪の 組５の中心軸線に関して符号４で示すように偏心して支持され、すなわち、前記 中心軸線の前方にかつ若干下方に支持されているので、ボギーアーム８が液圧シ リンダ６の助けにより上方に枢動せしめられるときに、ボギーベルト２ａがゆる む。

このゆるみは液圧シリンダ１０がそれ自体知られた懸様で加圧され、それにより ベルト２ａがボギーアーム８が上方に枢動するときにゆるめられ、またはボギー アーム８が下方に枢動するときに締め付けられるか、またはベルト２ａの下側部 分の形状か該ベルトが地面上の草木の根および岩石のような不整部分上を通過す るときに変化するときにベルト緊張アーム９の延長部と連結された液圧シリンダ ｌＯがベルト２ａを緊張状態に維持する事実のために前輪７を前方に枢動するベ ルト緊張アーム９により吸収される。

各々のボギー２の前輪７ａおよび後輪５ａは同じ直径を１丁し、それにより不整 の度合がより小さい表面上の車両が前方および後方に同様に良好に移動可能であ ることが好ましい。車両が起伏が非常に多い地域を走行するときに、ボギー２． ２は相互に独立して上方にカリ下方に枢動可能であり、それにより車両のフレー ムおよび運転室がほぼ水平に保持されるように傾斜した地面における横方向の運 転を補正することができ、そしてボギー２．２はまた車両ｌの一方の側または他 の側の低地および高地上を通過するときに上下動させることができる。

ベルト緊張アーム９を枢動させかつそれによりベルト２ａを望ましい緊張状態に 維持するための駆動部材、すなわち、液圧シリンダＩＯはボギーアーム８の頂部 側に配置されたピストン１０’″を備えた液圧シリンダ１０’からなり、シリン ダ１０′の端部はボギーアーム８の前部８′上に符号１２て示すように支持され 、かつピストン／ピストン棒１０′はホキ−アーム８上のアームサボー目４から 上方に延びるべＡｌ−緊張アーム９の延長部上に符号１３て示すように支持され ている。

この既知の自動車が岩石または草木の根のような障害物を通過するときに、ボギ ー２の一方または他方が草木の根または岩石と衝突するときに、ボギー２がフレ ーム３におけるボギーアーム８を支持部材４のまわりに上方に枢動させるので、 草木の根または岩石の上によしのぼる。前記障害物上を継続して走行するときに 、ベルト２ａの下側部分をほぼ直線に維持することに寄与するベルト支持車輪１ １のために、ベルト２ａの形状か障害物の形状に適合されないので、ベノｋ　ｈ 　２　ａを備えたボギー２がそれ自体を障害物上に持ち上げ、そして同時にフレ ームｌをも持ち上げる。

車両を前記障害物上をより円滑に通過可能にするために、本発明による無限軌道 式ボギー２は、第１図ないし第９図に示すように、ベルト緊張アーム９を備えた 前輪７ａおよびベルト支持車輪１１の各々がボギーアーム８の前端部に中央部分 １５が枢着された補助ボギーアーム８ａのそれぞれの端部に配置されるように改 造されている。ベルト緊張アーム９上の支持部材１３の反対側の液圧シリンダ１ ０の一端部は今や補助ボギーアーム８ａ（第２ａ図および第２ｂ図）上に符号１ ２−で示すように支持されている。この手段により、液圧シリンダ１０は補助ボ ギーアーム８ａになんらトルクを作用することなくそのベルト緊張作用を続行す る。

また、液圧シリンダ２のボギーアーム８それ自体上の前記端部は、勿論、補助ボ ギーアーム８ａの支持部材１５（図示せず）に近い前端部に取り付けること力（ できる。

岩石または草木の根のような障害物上を通過するときに上記の構成によりなされ ることは障害物をよじのぼる間にボギー２の前輪７ａが引っ込むと同時に、次に 続くベルト支持車輪１１が補助ボギー８ａのために下方に枢動せしめられ、ボギ ーアーム８をボギー後輪５ａに設けられたその支持部材４のまわりに上方に押す 。上記のボギー８の直接の持上げ、すなわち、上方への枢動と対比して、前輪７ ａおよび補助車輪１１を備えた補助ボギーアーム８ａがボギーアーム８のより短 縮された上方への枢動と同時にフレーム３の上方移動がなされる間に障害物をよ しのぼり、そして通過する事実のために今やこの枢動距離を減らすことができる 。勿論、ボギー後輪５ａは既知の構造の場合と同様に障害物を連続してよじのぼ り、そして通過しなければならず、それによりフレーム３を持ち上げなければな らない。既知の構造との差異は高低のある部分におけるボギーの最初のよじのぼ り運動および通過がボギー８の前記の上方への枢動がボギー前輪７ａが障害物／ 高所をよじのぼり、入ると同時に行われる前記の既知の無限軌道式ボギーと比較 して上記の補助ボギーアーム８ａによりより円滑になることである。

この新規の無限軌道式ボギーのさらに一つの利点はこのボギーが既知の無限軌道 式ボギーの障害物をよじのぼり、通過する能力と対比してより高い障害物をよじ のぼり、そして通過することができることである。これは第５図に示すよ引こベ ルト支持車輪１１が下方に押され、そしてボギーアーム８を上方に枢動させると 同時に、補助ボギーアーム８ａのためにボギー前輪７ａが引っ込み、そして上方 に枢動することができる事実のために達成される。その結果、この無限軌道式ボ ギーは上記の序文に記載した既知の無限軌道式ボギーよりも実質的に高い障害物 を通過することができる。ボギー前輪７ａおよびベルト支持車輪１１を備えた補 助ボギーアーム８ａが種々の地面の形状に適合することができる事実のために、 無限軌道式ボギー２をすべての状態の下で第３図ないし第９図に示したようによ り円滑に走行させることができる。

地面上を走行する間に、無限軌道式ボギーの各々を前述したように自動車の運転 室３ｂから個々に制御することができる。これは特に既知の構造の説明と関連し て前述したように、車両のフレームおよび運転室がほぼ水平に保持されるように 傾斜した地面における横方向の運転を補正するためにボギーを相互に対して上方 にまたは下方に枢動させることが実用的である場合の非常に多数の高低のある地 面における車両の運転に関する。同じことが車両の一方の側または他方の側に低 地または高所がある場合であって、フレーム３がほぼ望ましい位置に保持される と共に、ボギーがその前部において穴の中に下方に枢動せしめられ、そしてフレ ーム３を支持し、その後、運転を継続するときに穴の他方の側でボギーが再び漸 次上方に枢動せしめられると同時にフレーム３の位置を維持する場合にあてはま る。

無限軌道式ボギー２のこの型式の個々の操作において、本発明の地域走行自動車 は極めて多数の高低のある地面上で驚くほど円滑に前方に移動することができる 。

ベルトの緊張状態は、前述したように、望ましい適切な圧力に維持され、そして それにより添付図面の第４図、第５図、第６図、第８図および第９図に明瞭に示 したようにベルト２ａの下側部分をその下方の地面に適合することを可能にする 液圧シリンダ１０により維持される。

ＦｌＧ、ｌｏｃｂ １ｍ”ｌＧ、ＪＱｌ、。

フロントページの続き （８１）指定回　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ） 、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、　ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、　ＧＮ、　ＭＬ、 〜ｉＲ，ＮＥ、　ＳＮ。

ＴＤ、　ＴＧ）、　ＡＴ、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ。

ＣＨ，ＣＺ、　ＤＥ、　ＤＫ、　ＥＳ、　ＦＩ、　ＧＢ、　ＨＵ、ＪＰ、　ＫＰ 、　ＫＲ，ＬＫ、　ＬＵ、　ＭＧ、　ＭＮ、　ＭＷ、　ＮＬ。

、Ｎｏ、　ＮＺ、　ＰＬ、　ＰＴ、　ＲＯ，ＲＵ、　ＳＤ、　ＳＥ。

ＳＫ、ＵＡ、ＵＳ、ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．地域走行自動車（１）の組立体にして、該車のフレーム（３）に枢着された １対の無限軌道式ボギー（２）を有しかつ該車のフレーム（３）に取り付けられ た１対の駆動後輪（５）と１対の前輪（７）とを備えた組立体であって、各々の 前記車輪（７ａ）が各々のボギー（２）に設けられたボギーアーム（８）の前端 部に設けられた枢動可能なベルト緊張アーム（９）により支持され、該ボギーア ームがその後端部において１対の後輪（５）の中心軸線に最も近くかつその前方 に設けられた軸ジャーナル（４）により支持され、ベルト緊張アーム（９）を備 えた前記ボギーアーム（８）がボギー（２）を同時にまたは相互に独立して上方 にかつ下方に枢動ずるために該車の運転室から制御可能な液圧シリンダ（６）に より垂直面内で移動可能であり、かつベルト緊張アーム（９）がそれぞれの液圧 シリンダ（１０）によりボギーアーム（８）とは無関係に移動可能であり、液圧 シリンダ（１０）の端部はベルト緊張アーム（９）およびボギーアーム（８）と 連結され、かつ液圧シリンダ（１０）はボギーアーム（８）が枢動ずる間ならび に平坦でない地面上を走行する間に起きるボギーベルトの下側部分の形状の継続 的な変化の間にボギーベルトを望ましい緊張状態に維持するために望ましい調節 可能な圧力に加圧され、かつベルトの下側部分のためのベルト支持車輪（１１） が各々のボギー（２）の前輪（７ａ）と後輪（５ａ）との間に設けられている組 立体において、ボギーアーム（８）の前端部に中央部分（１５）が枢着された補 助ボギーアーム（８ａ）を備え、かつ補助ボギーアーム（８ａ）の前端部および 後端部には前輪（７ａ）を備えたベルト緊張アーム（９）およびベルト支持車輪 （１１）がそれぞれ設けられ、かつベルト緊張アーム（９）と反対側の液圧シリ ンダ（１０）の一端部が補助ボギーアーム（８ａ）上に支持されていることを特 徴とする組立体。 ２．請求の範囲第１項に記載の組立体において、補助ボギーアーム（８ａ）がボ ギーアーム（８）上の下方に突出したシャンク（１６）内に支持されていること を特徴とする組立体。 ３．請求の範囲第１項に記載の組立体において、液圧シリンダ（１０）の前記の 一端部がボギーアーム（８）上の補助ボギーアーム（８ａ）の支持部材に最も近 い位置に支持されていることを特徴とする組立体。 ４．請求の範囲第１項から第３項までのいずれか一項に記載の組立体において、 補助ボギーアーム（８ａ）の支持部材（１５）から前輪（７）の支持部材までの 距離（Ａ）が補助ボギーアーム（８ａ）の支持部材（１５）からベルト支持車輪 （１１）の支持部材までの距離（Ｂ）と等しいか、またはそれよりも大きいこと を特徴とする組立体。