JPH07507740A - 断熱材製パネルまたは同様な製品の製造方法およびこの方法により得られるパネルまたは製品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 断熱材製パネルまたは同様な製品の製造方法およびこの方法により得られるパネ ルまたは製品本発明はパネルまたは一般に遮断材製、特に居住可能な建物に取付 けるべき断熱材製の製品を製造する方法に関し、またこの方法により得られるパ ネルまたは他の種類の製品に関する。

例えば発泡ポリウレタン、グラスウール、ポリスチレン等のような慣用材料を使 用することにより夫々の環境への取付けを可能にするように様々な可変の形態お よび寸法で製造されて居住用建物に断熱の目的で使用できる様々な種類のパネル または製品が知られている。

これらのパネルまたは仕上げ製品は、一般に、使用のために特別に配置された断 熱材、または（例えば、ポリスチレン等の場合のように）他の加工の副産物とし て得られる材料を使用することにより工業的な規模で製造される。上記加工は、 比較的面倒な原料の使用を必要とすることにより、また同材料の特別な処理およ び傾向のために加工を必要とするため、かかる機能に適合させるべく適当な方法 で更に処理される。しかも、これらの遮断材は一般に、特別な設備で、手動操作 をしばしば必要とする処理が施されるので、幾らかの労力の使用でも、最終的に そのようにして得られるすべてのパネルまたは製品が時々大して効率的でない、 即ち合理的でない方法で工業的に製造されることになり、これらの状況はこの種 類の製造物をしばしば低生産性にする。

本発明は、上記欠点を解消するか或いは強く制限し、かくして市場で大量に且つ 低コストで入手可能な材料を利用することにより最小の労力および手動操作で必 要な加工を最大に合理化することができる、遮断材、特に断熱材製のパネルまた は他の種類の仕上げ製品の様々な製造方法を提供することを目的とする。

この方法は添付の特許請求の範囲について記載された特徴を有する。

本発明は、単に非制限的な例として行う下記説明から、且つ本発明の方法により パネルを工業的に製造する装置を概略的に示す図面を参照することにより、より 理解されよう。

この方法は、実質的に、公用や工業用等誰彼なしの居住用建物に、遮断のために 、特にかかる建物の内部および外部環境の断熱のために、仕切り壁および装備壁 用として取付けるべき種々の種類、形態および寸法のパネルまたは仕上げ製品を 製造するために提供される。

この方法は実質的には、使用後に一般には廃棄される紙、板紙および同様な材料 のような遮断材を有効利用するものであり、そうでなければ、これらの材料は、 公知な方法および用途では、放棄されるか、或いは例えば再生紙、板紙の製造の ように、場合に応じて他の適用分野に再循環するために回収されていたものであ る。

これらの紙、板紙および同様な材料はいずれの種類、形態、寸法、比重、組成お よび量でもよく、後述の方法および目的で処理するために、その収集／保管箇所 から収集される。特に、下記の製造方法のための原料として紙を使用する場合、 かかる紙は、任意の種類、例えば、（すかし等の入った或いは無い）任意の紙質 の輪転グラビア、雑誌、新聞用の印刷紙、幾つかの種類の用途等のための紙、剛 性で多層の任意の種類のブリスト用紙等、並びに製紙工場原料、燃焼／消火材料 、演算ユニットからの容易化読み取り紙または作表紙から機械的トリミングによ り得られる新規な紙でもよいことを指摘しておく。

下記製造方法のための原料として一般に包装用の板紙または紙を利用する場合に は、例えば、あらゆる包装用のボール箱、外部カバー用紙、クラフト試験紙、二 重またはシャモア色紙、段ボール紙（単化学的わら紙、主紙）、マイクロ波ボー ド、或いは紙、板紙、ブリスト用紙等の一種類の材料よりなるか或いは各成分の 可変の組み合わせよりなる段ボールまたは同様な板紙、印刷所スクラ、ツブおよ び衛生紙を使用すればよい。

同様に、これらの原料に加えて、セルロースを上記原料とは別に、或いは上記原 料と種々の可変の比で組み合わせて使用してもよい。好ましくは、セルロースは 、従来の方法て紙、ブリスト用紙、板紙および同様な上記材料を回収し、更に処 理することにより得られ、固体状態および／または液体状態で使用され、或Ｉ、 ）は、例えば葉群、木の果実（松の実、くりの殻等）、茂みの産物、植物エキス 、海草、米および豆類としての植物誘導物のような天然の木または種々の種類の 植物からこれらの成分にかかるセルロースを得るための適当な公知の処理を施す ことによって直接得られる。

変更例として、これらの原料の代わりに、はとんどの異なる種類および用途の材 料および織物の加工からの廃棄物およびスクラップを使用してもよく、また例え ば、衣類、工業分野等に当てがわれていた天然および／または合成の織物の布を 使用してもよい。これらの成分は紙、板紙、ブリストル紙およびセルロースの上 記原料とは別に或いは上記原料き組み合わせて使用される。

本発明により使用される原料すべては公知種類の装填／搬送機、車両および設備 でそれぞれの貯蔵および収集箇所から予め取出され、後述の方法および目的で原 料処理するための所定の箇所へ搬送される。まず、これらの箇所で、このような 原料を適当な時間および温度で加熱処理にかけ、十分に乾燥してそれに含有され る湿気および水分または他の液体を除去する。有利には、この操作を行うために 、この目的に適した一般に使用されている器具、プラントおよび機械、例えば、 種々の種類の加熱および脱水器具および装＠（ストーブ、オーブン、放射ランプ 、マイクロ波、対流放熱器、換気装置、高圧または低圧で空気を加熱するが或い は加熱しない自然または強制空気循環乾燥装置、真空ポンプ装置、吸湿剤等を使 用腰場合によっては、かかる操作を２工程、すなわち、仕上げ製品を得るための 後述の処理工程を開始する前に、先に考察したように原料を部分的または全体的 に乾燥する第１工程と、かかる仕上げ製品を部分的または全体的に乾燥する第２ 工程とに分割してもよい。

その後、本方法の第１工程中、部分的または全体的乾燥を受けた原料を、例えば 公知種類の適当なコンベヤによって１つまたはそれ以上の粉砕、磨砕、破砕装置 等へ手動で或いは自動的に搬送して縮小形態およびサイズの好ましくはｔ（数の 破片、ストリップ、繊維を生しるようにした粉砕、磨砕、細断等を行う。上記コ ンベヤおよび粉砕、磨砕、破砕装置等は本願の図に示す処理プラントについての 説明の後述部分に例として示しである。この第１製造工程の目的は、製造すべき 夫々の仕上げ製品に応じて、種々採用される原料を、本方法の他の製造工程で後 で詳細に説明するように適当に処理することができるように切り詰められた寸法 のものとへと、粉砕、細分割および磨砕することである。

本発明による方法の第２工程では、そのように乾燥、粉砕、細分割等された原料 を、その小破片を互いに分離不可能に結合するようにした接着剤、結合剤または 同様な手段と混合し、後述の目的および方法で特別な機能を有する特別な材料ま たは添加剤を添加することも可能である。この混合は、先の製造工程の過程で、 処理プラントについて説明する特別な種類の混合設備を使用せずに直接行っても よく、或いはこれらの混合設備を使用することによって、粉砕、破砕等された原 料の塊状物について行っても良い。特に、これらの接着剤、結合剤等は、例とし て後述する原料の小部分および他の特別な使用物質および／または添加剤との密 で一様なアマルガム化を行うのに適している。これらの接着剤、結合剤等は、収 集・搬送された後、かかる接着剤、結合剤等を前記粉砕、細分割、破砕等された 原料の塊状物上に適切にスプレーして導くのに適した適当な装置および設備（揺 動ノズル、ディスペンサー等）によって適所に塗布される。接着剤および結合剤 としては、有利には、合成皮を製造するための仕上げ用の溶媒含有または不含有 或いは水性漏れ懸濁液状態のポリウレタン系接着剤、グルコース、イソグルコー ス、デキストロース、カラメル、単純澱粉、変性およびエステル化澱粉およびそ の誘導体、デキストリン、ソルビトール、マンニトール、マルチット、キシロー ス、キシリトール、グルテン、ぬか、トウモロコシ原油、ゴム溶液等、低弾性率 を有する自己均展性の単成分および多成分ポリウレタンシール剤、耐炭化水素性 または非耐炭化水素性のアクリル系、シリコーン系、ポリスルファイド系、ブチ ル系およびビニル系シール剤（一般に食生活用および工業用に用いられる）、低 温シリコーンゴム、エチレンビニルアセテートを含有する粒状熱可塑性物質、ポ リウレタン物質、ポリエステル、ポリアミド、ホットメルト、粉状または液状熱 硬化性物質、例えば、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル 樹脂、エポキシ樹脂、ノボラッカー、一般に動物、植物、鉱物および化学製品の 合成から得られる結合物質、魚または骨からの結合物質、接着性ペースト、カル ボキシメチルセルロース、液状または粉状メチルセルロース、ビニル系ホットメ ルト、製本用の特殊接着剤、砂糖、澱粉、ＳＢＳゴム、ＳＢＲゴム、ネオプレン ゴム、塩素カウチュークゴム、アクリルゴム、エチレンゴム、植物グルー、動物 グルー、カゼイングルー、タンニングルー、純粋シリケート、または触媒作用さ れた、或いは他の物質と組み合わされたシリケート、ロジン樹脂、単純炭化水素 樹脂または他の物質と組み合わせの炭化水素樹脂、油圧接着剤、アスファルト、 プライマー、液状ンース、デキストリン、皮ゼラチン、焼石膏等のシール剤およ びその誘導体、廃棄物から得られる接着剤、天然樹脂で処理された滋養または非 滋養用の再循環および膨張ゴムを使用し得る。これらの接着剤および結合剤は原 料の粉砕、細分割、破砕等された塊状物に対して可変の比率、好ましくは、重量 または容量て略５％と１００％との間で添加すればよい。もちろん、本発明では 、先に記載の目的を達成するために他の種類の接着剤および結合剤を使用しても よい。

更に本方法の第２製造工程中に上記結合剤および接着剤と同時に粉砕、細分割、 破砕等された原料塊状物と混合される物質として、自己消火性および耐高温性に するのに適した耐火性物質かある。

上記塊状物に燃焼抑制特徴を与え、且つ有利には大気湿気の顕著な吸収特徴をイ ｆするこれらの耐火性物質は、一般に、カーボネート、シリケート、尿素、微粉 砕シリカ等と、また硼砂および硼素誘導体、二酸化および二酸化アンチモン、カ オリン、シリカ系耐火剤、アルミニウム水和物、塩化物質、タルク、ベントナイ トのような添加剤とにより構成され、これらの耐火性物質は、粉砕、細分割、破 砕等された原料の塊状物と、好ましくはかかる塊状物に対して０．　２％〜約５ ０９６よりなる可変の比率で混合することができる。

しかも、有利には、例えば本製造方法で得られる断熱パネルのような仕上げ製品 は、例として、粉砕、細分割、破砕等された原料の塊状物に対して容量比率また はｔＲＩＲ比率で７％〜１０％の硼砂および２０〜３０％のカオリンを含Ｈして もよい。

この場合にも、上述のように、上記目的を達成するために異なる公知の種類の耐 火物質を用いてもよい。

更に、接着剤および結合剤ならびに上記耐火物質と混合された、粉砕、細分割、 破砕等された原料の塊状物は、これに特別な特徴を与えるのに適した公知種類の 添加物質、例えば、−較に撥水剤または湿気吸収物質、縮合物、カビ、液体や、 動物、植物、化学および鉱物系溶液、経時的に腐敗性でない腐蝕防止および臭防 止物質、および安定物質、殺細菌剤、消毒剤、殺菌物質および同様な物質、燃料 および有毒物質、有害・有毒物質、爆発性物質および試薬吸収物質、油状汚染物 質、産油物質、種々の種類の物理／゛機械処理から得られる物質、並びに自然放 出物（樹脂）または処理廃液およびデカント法、任意の自然法の原料および半仕 上げ製品から生じる浸透法から、或いは手細工および種々の種類のプラントおよ び設備による工業生産から得られる物質、染料および塗料吸収物質、アルコール 、消毒剤、エキスおよび香料、抽出物、天然および工業グリース、インク、オイ ル、工業燃料、鉱物燃料、天然および植物燃料、製薬製品等とも混合することが できる。粉砕、細分割、破砕等された原料とこのような耐火物および添加物質と の混合物、アマルガム化物または混練物は、パネルまたは仕上げ製品が一般にそ の特別な用途について有していなけらればならない必要な特徴に適した組成を得 るようにして達成される。

従って、このような組成物は、得るべき最終結果に応じてそれぞれの成分（原料 と、すてに述べた結合剤、接着剤、水および／または蒸気、染料、原料）の幾つ かの可変の組み合わせおよびパーセントで得られる。

その上、本製造方法によれば、接着剤、結合剤および同様な手段の添加は上記目 的を常に達成するような方法で２つの異なる基準で有利に行われる。その添加の 第１基準は、非加熱条件即ち常温条件において、好ましくは特定の混合設備を使 用して、上記粉砕、細分割、破砕等された原料の塊状物に上記耐火物質および添 加物質と共に、固体状態、粉末状または粒状のかかる接着剤および結合剤を添加 して、かかる接着剤および結合剤ならびに耐火剤物質および添加物質と粉砕、細 分割、破砕等された原料の塊状物との均一な混練物を得るようにすることに基づ いている。この混線後、後述の次の製造工程に至る。添加の第２基準は、場合に よっては適当な希釈剤で希釈して液体状態または液体分散状態のかがる接着剤、 結合剤または同様な手段を、非加熱状態すなわち常温で、上記耐火物質および添 加物質とともに粉砕、細分割、破砕等された原料の塊状物の上にスプレーしたり 、湿潤したり或いは流し込んだりすることに基づいている。この場合、スプレー 、湿潤等の処理は、接着剤および結合剤の量に適した、配向可能なノズルおよび ／′または固定ノズルおよび可能なディスペンサーを備えた一般のスプレー装置 によって行われ、それにより、この集合体を後述の次の処理工程にかける前に、 所望の密度、量、重量および寸法を得るために、接着剤および結合剤を上記塊状 物の上に適当に調整されたスプレー圧で適切に直接導く。また、本製造方法は第 ３製造工程を備えており、この工程では、上記結合剤、接着剤、耐火物質および 添加物質と混合された粉砕、細分割、破砕等された原料の塊状物をコンベヤ手段 により成形／プレスステーションへ搬送する。この成形／プレスステーションは 、予見される機能に必要とされる形態、司法および構造特性を有する種々の種類 のパネルまたは仕上げ製品を製造するために、接着剤および結合剤の溶融または 結晶化を達成するような所定の圧力で且つ所定温度の加熱または冷却状態でかか る混合塊状物をプレスするようになっている。特に、成形／プレス処理は、適当 な機械、すなわち、異なる成形圧力を有する閉鎖モールド付き射出成形機、機械 式、油圧式および自動的曲げおよび非曲げプレス機、カレンダー、開放ダイ（重 力ダイキャスト）付きプレス機、またはこの種類の処理用に一般に使用されてい る他の機械、設備およびプラントを利用することによって、かかる接着剤および 結合剤の溶融または結晶化と、接着剤および結合剤と上記粉砕、細分割、破砕等 された原料の塊状物および上記耐火物質および添加物質との密なアマルガム化と 、に必要とされる時間内且つ温度で、しかも種々の種類のパネルまたは佳上げ製 品の上記成分すべてを互いに密に且つ分離不可能に粘着状態に保つような圧力で 、行われる。更に、この成形、プレスおよび同様な処理を支えるものとしては、 そのようにして得られたパネルまたは仕上げ製品の幾つかの追加処理、例えば、 自動車分野、自動二輪分野や、インテリア備品およびその相補構成部品、効果的 な熱／音遮断体のための建築、工業、家具製造分野において、例えば、建築建具 、幾つかの用途用の補強パネル、配管遮断被覆体、効果的配管、床張り材および 控え天井張り材、人工装飾氷を、任意の仕上げ製品用の耐火支持材料との組み合 わせで製造したり、栽培木および花の発芽するのに適したボンド、肥沃化腐植土 および肥沃化容器や、生物劣化性隔壁を製造したりする場合等、はとんどの様々 な用途について、旋回、フライス削り、剪断、研削、形削り、ビーディング、コ ーティングおよび任意の池の適当な処理を様々な組み合わせて達成するようにな っているプラント、機械および設備を使用し得る。

耐火材、接着剤、結合剤および添加物質と混合された粉砕、細分割、破砕等され た原料の塊状物の成形／プレスステーションへの搬送は、上記第１添加基準で接 着剤および結合剤を添加した場合、塊状物上へかかる接着剤および結合剤をスプ レーするために塊状物自身を圧縮し得るように、接着剤および結合剤を」二記第 ２添加基準で添加する前に、好ましくは少なくとも１つの通過管すなわち導管を 使用することによって、第２製造工程後に直接導われる。

変更例として、成形／プレスすべき混合塊状物は、上記のように連続操作サイク ルで得る代わりに、前もって異なる箇所で行われた同様な製造操作で、例えば紙 原料の離解およびパルパー添加剤処理とそれに続く予熱処理を腰この添加剤処理 されたグルー人り紙原料等を細分することによって、別々に得てもよく、その後 、かかる耐火剤および添加剤物質を添加して、またこれらが存在しない場合、接 着剤および結合剤とともにかかる混合塊状物に成形／プレス操作を施す。次いて 、成形／プレス操作を完了すると、そのように製造されたパネルまたは仕上げ製 品をコンベヤ手段により乾燥帯域へ搬送し、原料の前乾燥について先に述べたの と一般に同し種類の公知な器具、プラントおよび機械で完全乾燥を行う。これに 続き、パネルまたは仕上げ製品を従来の方法で包装し、利用箇所への配送の予備 処理をする。

なお、パネルまたは仕上げ製品として包装する代わりに、原料を耐火剤物質、接 着剤および結合剤ならびに添加剤と混合して形成されたが成形／プレス操作がま だ施されていない異なる形態（シート、コイル、多層体等）のパネルまたは半仕 上げ製品を包装し、これらの製品または半仕上げパネルを変形処理工場へ送って 所定の品質及び数量で成形やプレス処理を行ってパネルまたは仕上げ製品を得る ようにすることも可能であり、また場合によっては、先に述べたのと同じ種類も のを更に処理することも可能である。

そのようにして得られたパネルは、外部および内部環境ならびに仕切り壁、装備 壁等を遮断するために住居用、公用および工業用および誰彼なしの建物に取付け るべき断熱パネル、吸音パネル等として有利に使用することができ、また成形／ プレス操作で得られたこのパネルに更により適当な処理を施すことが可能な点に 起因して、はとんどの様々な可変形態、司法および重量を有することができ、ま た、その他の様々な利点を有することができる。パネルの追加用途としては、湿 気、凝縮液、カビ、水分、汚染物質、染料、塗料を吸収するために使用してもよ く、また集約的野菜栽培（マツシュルーム等）を準備するための湿気のある人工 地面すなわち加湿人工地面および同様物として使用してもよい。これらから達成 可能である仕上げ製品は、特定の熱、音等の遮断材その他の遮断材としての使用 に加えて、はとんどの様々な用途、例えば、動物用ベット、液状化学製品用の搬 送容器、詰物、備品および控え天井張り材用の仕上げ用パオル、控え壁、事故防 止用の角、柱および表面の被覆材、彫像、マネキン、作業／製図台、家庭用およ び自動車用の線繊、様々な種類の支持体、水槽遮断材料、機械類、工具、プラン ト、設備、整形装置、バンパー要素、花栽培および養木床、グリーン／’１ウス 、ポット、肥沃材、マツシュルーム、木、野菜、ブドウを栽培するための支持基 台、印刷着付は補材、布、下着および衣服、展示首付け、ゲームおもちや、アマ ルガムおよび凝集材、グライダ−、アルバム、フォルター、ファイル、防音箱、 音増幅設備、アンカレッジ、止め／シールリングおよびガスケット、射撃標的模 型、爆燃防止補材、事故／火災防止用の設備、材料およびプラントの構成部品、 振動防止装置、空調／気候調整／乾燥／冷凍装置、映画館、劇場、実験室、海軍 分野の施設、宗教および都市施設置学校／コミユニティ施設、テラス、オフィス 、商店用の備品：使い捨て製品、カーニバル用品、葬式贈答品、記念スポーツ品 、技術工業製品、リフト等として用い得る。

従って、本製造方法によれば、今でも高性能の技術および品質でパネルまたは仕 上げ製品を製造している簡単な且つほとんど完全に自動化された処理により上記 のようなパネルおよび仕上げ製品を得ることができ、これらの処理は、容易にめ られ、且つ特定訓練度が最低レベルの熟練作業者でも利用することができ、かく してはとんと工業化されていない地域および地方、すなわち、開発下にある国で さえ活用し得る簡単な機械、プラントおよび設備で達成することができる。

上記処理は市場で大規模にしかも低コストでめることができる廃物原料を利用す ることにより、人手による仲介の必要を低減されている。これらの原料は、パネ ルおよび仕」二げ製品を、後の処理を含めて、更なる用途に使用するとき、再び 利用したり、再循環したりすることができ、しかもそれらの処理および製造中、 いずれの廃棄汚染物（スモッグ、粉末等）も生しない。

本発明によれば、例えば上記好適な方法の様にしてパネルおよび／または仕上げ 製品を製造するように適合されている製造方法は、図面から明らかなように、公 知種類の少なくとも１つの搬送手段により相互に連結された複数の処理ステーシ ョンにより構成することができ、これらの処理ステーションは、縮小形態および サイズの複数の部分、ストリップ、繊維を得るために収集原料に粉砕、細分割、 破砕および同様な処理を施す粉砕、細分割および／または破砕ステーション１と 、これらの粉砕、細分割および／または破砕等された原料を、可能な排気ファン （図示せず）を使用して、一時的に貯える貯蔵ビンすなわち容器３へ搬送するよ うになっている収集／装填ホ”ｔパ２と、得るべきパネルまたは仕上げ製品蓚こ 応じた要望比率で原料とともに使用され、受は入れられる耐火剤および添加剤の 量とともに原料の異なる量を折りよく計量するようになっている重量または体積 計量装置４と、集合した原料／耐火剤／添加剤物質を折りよく混合する（例えば 、回転ブレードまたはスクロール式の）混合容器５と、上記集合体を適切に混練 するように上記集合体の湿潤および／または蒸熱処理し、それを殺菌するための アトマイザ−／噴霧器装置６と、次いで、上記集合体の蒸発処理４？ｊう蒸発器 ／乾燥器７と、予備形成製品を得るように集合体を含浸させるための液状接着剤 および結合剤の噴霧器、′アトマイザー８と、夫々のパネルまたは仕上げ製品を 得るための所定圧縮力による加熱（又は冷却）成形／プレスステーション９と、 かかるパネルまたは仕上げ製品を完全に乾燥するための乾燥オーブン１０と、パ ネルまたは仕上げ製品を包装して目的地へ輸送するための包装ステーション（ま たは荷造りステーション）１１とにより構成することができる。

もちろん、上記のものと同して、経時的である製造工程が常に備えられていれば 、本発明の保護分野から逸脱することなしに、単に例として説明したものと異な る製造方法を予見することが可能である。

フロントページの続き （５１）　Ｉｎｔ、　Ｃ１，’　識別記号　庁内整理番号Ｂ２９Ｂ　１７１００ 　９３５０−４ＦＢ　３１　Ｄ　１１００　０３３０−３Ｅ（８１）指定国　Ｅ Ｐ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、　ＰＴ、　Ｓ Ｅ）、　ＡＵ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＢＹ、　ＣＡ、ＣＺ、ＦＩ、ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ 、ＫＲ，ＫＺ、ＬＫ、　Ｎｏ、　ＮＺ、　ＰＬ、　ＲＯ，ＲＵ、　ＳＫ、　ＵＡ 、　ＵＳ。

Ｎ Ｉ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．ほとんどの様々な用途、特に建物の内部および外部居住性環境ならびに隔壁 および装備壁を熱／音遮断するための種々のパネルまたは仕上げ製品を製造する 方法において、使用後に廃棄されたか或いはそうではない、場合に応じて様々な 可変の比率でセルロースと組み合わせられ、好ましくは公知の方法で予備乾燥を 受けた様々な種類の紙、ブリストル紙、板紙および同様な材料のような原料を用 い、上記原料を漸次或いは異なる期間、諸製造工程にかけ、そのうちの第１製造 工程で、公知種類の粉砕、破砕、磨砕および同様な装置によりストリップおよび 繊維等の形態で縮小寸法の粒子に切断し、第２製造工程で、原料の上記粒子を、 好ましくは公知種類の混合／収容装置内で接着剤および結合剤または同様な手段 、耐火剤物質および撥水剤、および／または液体／カビ吸収物質、腐蝕防止／臭 い防止物質、非腐蝕性物質、殺細菌剤、消毒剤、殺菌剤、肥沃化物質および同様 な物質のような種々の種類の添加剤と、それぞれ異なる且つ可変の比率で混合し 、第３製造工程で上記混合粒子を成形、プレス等の圧縮操作にかけて所望の形態 、アスペクトおよび寸法のパネルまたは仕上げ製品を得、次いで、このパネルま たは仕上げ製品を乾燥し、包装し、それぞれの目的地ヘ配送することを特徴とす るパネルまたは仕上げ製品を製造する方法。
2. ２．上記接着剤、結合剤または同様な手段を、好ましくは固体状態または液体分 散状態で原料の上記粒子に添加し、上記粒子および上記耐火剤および添加剤物質 とともに予備設定圧縮圧でアマルガム化することによって溶融（又は結晶化）す ることを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. ３．公知な機械、装置および設備を利用することにより上記パネルまたは仕上げ 製品に更に慣例の処理を施すことを特徴とする請求項２に記載の方法。
4. ４．請求項１から３のうちのいずれかによる製造方法により得られ、ほとんどの 様々な用途、特に建物の内部および外部居住性環境ならびに仕切り壁および装備 壁の熱／音遮断のための種々のパネルまたは仕上げ製品において、使用後に廃棄 されたか或いはそうではない、場合に応じて様々な可変の比率でセルロースと組 み合わせられた祇、ブリストル紙、板紙および同様な材料のような原料の縮小寸 法の粒子を、接着剤および結合剤または同様な手段、耐火剤物質、および撥水剤 または液体／カビ吸収物質、腐蝕防止／臭い防止物質、非腐蝕性物質、殺細菌剤 、消毒剤、殺菌剤、肥沃化物質および同様な物質のような種々の種類の添加剤と それぞれ異なる且つ可変の比率で混合することにより形成したことを特徴とする パネルまたは仕上げ製品。