JPH0750740A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0750740A
JPH0750740A JP5194576A JP19457693A JPH0750740A JP H0750740 A JPH0750740 A JP H0750740A JP 5194576 A JP5194576 A JP 5194576A JP 19457693 A JP19457693 A JP 19457693A JP H0750740 A JPH0750740 A JP H0750740A
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JP
Japan
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original
recording paper
recording
head
feeding
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Pending
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JP5194576A
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English (en)
Inventor
Kenji Kamata
健志 鎌田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ装置において、読取ヘッドと記
録ヘッドの一体化・搬送路の一体化・搬送ローラの一本
化等をまとめて、装置の簡素化・小型化・操作性向上を
はかる。 【構成】 一体化ヘッド8と1本の送りローラ10およ
び原稿と記録紙の搬送路を共通化するとともに、送りロ
ーラ10の回転方向を逆にすることで、原稿の送りと記
録紙の送りを逆方向にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
し、特に構成の簡素化・小型化・操作性向上に好適なフ
ァクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置では、読取ヘッ
ドと記録ヘッドの一体化・搬送路の一体化・搬送ローラ
(プラテンローラ)の一本化について、様々の提案がな
されている。例えば、特開平4−211561号公報に
記載されている装置では、搬送路の一本化をはかってい
るが、ロール紙を使用しているため、一本化が不十分で
あり、その分装置が大型化している。また、特開平4−
183059号公報に記載されている装置では、ローラ
が一本化されているが、搬送路は別々なので装置が大き
くなったり、原稿をターンさせるため、搬送信頼性が低
いという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、装
置の小型化および信頼性に問題があり、読取ヘッドと記
録ヘッドの一体化・搬送路の一体化・搬送ローラの一本
化等をまとめる点については配慮がなされていなかっ
た。本発明の目的は、このような問題点を改善し、読取
ヘッドと記録ヘッドの一体化・搬送路の一体化・搬送ロ
ーラの一本化等をまとめて、装置の簡素化・小型化・操
作性向上をはかるファクシミリ装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のファクシミリ装置は、読取部および記録部
を有する一体化ヘッドと、1本の送りローラと、原稿テ
ーブルと、記録紙カセットと、原稿および記録紙を搬送
する共通の搬送路と、原稿送り時と記録紙送り時とで前
記送りローラの回転方向を逆にするように制御する手段
(制御部)とを備えたことに特徴がある。また、上記原
稿テーブルの下側に電源を配置したことに特徴がある。
また、上記一体化ヘッドを搬送路の上側に配置したこと
に特徴がある。また、記録紙給紙時に、記録紙の給紙押
し上げ板の上昇あるいは記録紙のピックアップローラの
下降に伴って、上記一体化ヘッドが送りローラから離れ
る方向にヘッド端部を付勢する手段(凸部)を備えたこ
とに特徴がある。また、上記一体化ヘッドの保持部に、
ピンと扇形の穴を設けたことに特徴がある。また、原稿
給紙時に、例えば一方向クラッチを用い、記録紙給紙用
ローラ(記録紙給紙ローラまたはピックアップローラ)
へモータ回転力が伝わらないようにすることに特徴があ
る。また、原稿スタッカを設け、原稿読取時は変更ガイ
ド板よって搬送路を原稿スタッカ側に切り替えることに
特徴がある。
【0005】
【作用】本発明においては、一体化ヘッドを用い、1本
の送りローラおよび搬送路を共通化して、原稿の送りと
記録紙の送りを逆方向にすることにより、機構部を簡素
化・小型化して、価格を低く抑えることができる。ま
た、記録紙の給紙押し上げ板の上昇かあるいはピックア
ップローラの下降に従って、ヘッドへの押し付け圧を減
少させることにより、信頼性向上(送りローラとヘッド
間の搬送性向上、落下物からのヘッドの保護等)に役立
つ。また、一体化ヘッドの保持部を構成するピンと扇形
穴によって、適正位置での読取りおよび記録を可能に
し、原稿テーブルまたは原稿給紙部の下側に電源を配置
することで、記録紙の地肌発色を防止する。従って、良
好な画像品質を確保することができる。また、原稿と記
録紙のセット場所を別個にすることにより、操作性が向
上する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例におけるファクシミ
リ装置の構成図である。原稿は、原稿テーブル2上から
給紙ローラ9と分離コロ11(例えばトルクリミッタ付
き)で一枚ずつ分離され、一体化ヘッド8の読取ヘッド
3で一行ずつ読取られながら送られ、記録紙のカセット
16上に排出される。なお、最後の原稿の後端は一体化
ヘッド8と送りローラ10を過ぎた所に残るため図示し
ていないセンサにより検出され、原稿をセットしたオペ
レータに警報手段(図示せず)による音声等で知らせ、
原稿を除去することで受信が可能となる。一方、受信記
録指示信号がくるとソレノイド7が吸引され、記録紙給
紙押し上げ板15をレバー13が押し上げ記録紙給紙ロ
ーラ17に記録紙20を接触させる。このローラ17は
右回転してコーナー爪12で記録紙20を一枚ずつ分離
しながら、一体化ヘッド8の記録ヘッド部に送り込む。
記録紙20は一行ずつ記録(サーマル記録)されなが
ら、原稿テーブル2上に排出される。なお、図1におい
て、1はテンキー、液晶表示器等を備えた操作部、4は
記録ヘッド、5は一体化ヘッドを送りローラに押付ける
圧縮バネ、6はレバー13を保持するバネ、14は下ガ
イド、18,19,21は支点である。また、送りロー
ラ10の回転方向の制御は、各機構を制御する制御部
(図示せず)が行なう。
【0007】図2は、本発明の第2の実施例における記
録紙給紙部の構成図である。本実施例では、図1に示し
たレバー部分に、図2に示す凸部(B部)を付加したも
のである。このB部により、記録紙給紙押し上げ板15
をソレノイド7とレバー13で押ち上げる時、同時に一
体化ヘッド8の端を押すので、一体化ヘッド8と送りロ
ーラ10の押し圧を低減したり、これらを完全に離した
りすることができる。従って、モータのトルクが低減で
きる。具体的には、一体化ヘッド8と送りローラ10が
直接接触した状態の回転負荷が一番大きく、間に原稿ま
たは記録紙が入れば負荷は大幅に減少されるので、原稿
または記録紙がヘッド部に達するまでレバー13を動か
した状態にするとよい。
【0008】図3は、本発明の第3の実施例におけるフ
ァクシミリ装置の構成図である。本実施例では、原稿読
取後ソレノイド7を吸引し変更ガイド33を支点34を
中心に左回転させ、同時に上ガイド板31を送りローラ
10の軸を支点として同様に左回転させ、さらに排出ロ
ーラ30を利用することで原稿をコロ32を介して原稿
スタッカ37上に排出させる。これにより、オペレータ
が原稿を直ちに除去しなくても自動的に受信可能状態に
なる。なお、記録紙用の下ガイド板14と変更ガイド板
33は互いに櫛歯状になっていてそれぞれが干渉しない
ようになっている。すなわち、コピーモード時の使用も
可能になる。また、本実施例の方式は、図4、図6、図
7にも適用可能である。
【0009】図4は、本発明の第4の実施例におけるフ
ァクシミリ装置の構成図である。本実施例では、図1に
示したカセット16の代わりに、図4に示す記録紙テー
ブル25を設け、原稿側と同様に給紙ローラ9と分離コ
ロ11を設けている。原稿読取側も記録側も搬送方向
(モータの回転方向)と読取りか記録かの違いだけで部
品の共通化がはかれ、より低価格化が可能となる。な
お、排出された原稿は読取動作終了後、記録紙テーブル
38上に残るが、図示していない制御部により第1の実
施例と同様に音声等でオペレータに知らせることによ
り、原稿をセットしたオペレータが除去し、操作部1の
リセットボタン(記録可能状態セットキー)を押すこと
で受信可能となる。なお、図4では一体化ヘッド8は水
平方向に配置してあるが、塵等の落下対策として斜め方
向、あるいは垂直に近く配置してもよい。なお、電源を
記録紙テーブル25の反対側に配置したのは、電源38
の熱が上昇してテーブル上に常時置かれている記録紙2
0を発色させないためである。
【0010】図5は、本発明の第5の実施例における一
体化ヘッド部分の構成図である。図5において、23は
扇形穴、24は位置決めピンである。本実施例は、図4
の構成において、一体化した読取ヘッド3と記録ヘッド
4の距離が大きい、あるいは一本ローラ(送りローラ1
0)の外径が小さくて十分に押し圧が得られない場合に
対応するため、ローラの回転力によってヘッドが位置決
めピン24と扇形穴23のクリアランスの分だけ移動し
て読取または記録に最適な位置にセットされるように構
成したものである。図5(ア)は読取り時、(イ)は記
録時に対応している。長穴では並行移動しかできず一体
化ヘッド8の背面からの圧縮バネ5による押し圧を減少
させるおそれがあるので、少なくとも逃げ側だけでも扇
形が望ましい。これは図1にも適用可能である。
【0011】図6は、本発明の第6の実施例における記
録紙給紙部の構成図である。本実施例のファクシミリ装
置は、図4に示した原稿テーブル2および記録紙テーブ
ルを有する構成である。特に、レバー13に図6に示す
凸部(C部)を設け、記録給紙用のピックアップローラ
26を記録紙給紙のためにソレノイド7とレバー13で
下げる時、同時にC部でヘッドの端面を押すようにした
ものである。これによって、一体化ヘッド8と送りロー
ラ10の押し圧の低減をはかり、モータのトルクを低減
させる。一体化ヘッド8の押し圧は高いのでなるべく支
点の近くで動かした方がトルクから考えて有利である。
ここで一般的にファクシミリは記録側(受信モード)が
ホームポジションであり、何時でも受信できるように記
録紙はテーブル上に載置されている必要がある。このテ
ーブルの傾斜が急であると風等で倒れたり、飛ばされる
おそれがあるので、傾斜を緩くしてその分、給紙性能を
上げるためとピックアップローラ26を使用している。
なお、給紙ローラ9と分離コロ11が図4の配置と逆に
なっているが、分離圧が低ければ記録画像上下具合は無
い。
【0012】図7は、本発明の第7の実施例におけるフ
ァクシミリ装置の構成図である。図7において、35は
端面型ヘッド、36は搬送路である。本実施例は、図4
に示した原稿テーブル2および記録紙テーブルを有する
構成を変形したものである。すなわち、端面型の一体化
ヘッド35を使用し、給紙ローラ9と分離コロ11の配
置を逆にしている。これにより給紙部等から落下する塵
等からヘッドを保護する。
【0013】なお、図2および図6に示した構成では、
分離給紙され図示していないセンサによって記録紙先端
を検出後、モータによって必要な送りステップ数で記録
紙を送れば記録紙先端はヘッド部を過ぎ、記録紙が送り
ローラとヘッド間から外れることはなく、その時点でソ
レノイドを解放して通常の接触状態に戻し記録を行なえ
ばよい。原稿給紙時も同様のことが行なえる。また、図
1および図2の給紙ローラ9や図6のピックアップロー
ラ26の場合、それらのローラを原稿搬送時に送りロー
ラ10と同方向に回転させると、記録紙を逆方向に動か
してしまうため好ましくないので、駆動系の途中に一方
向クラッチ等を入れて記録紙給紙時のみ回転させること
もできる。これにより、搬送駆動は一つのモータで行な
え低価格化が可能となる。また、コピーモードに関して
はメモリを使用し、例えば1ページ分読み取ってメモリ
に記憶後記録を行なえばよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、読取ヘッドと記録ヘッ
ドの一体化・搬送路の一体化・搬送ローラの一本化等を
まとめることにより、装置の簡素化・小型化・操作性向
上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるファクシミリ装
置の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例における記録紙給紙部の
構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例におけるファクシミリ装
置の構成図である。
【図4】本発明の第4の実施例におけるファクシミリ装
置の構成図である。
【図5】本発明の第5の実施例における一体化ヘッド部
分の構成図である。
【図6】本発明の第6の実施例における記録紙給紙部の
構成図である。
【図7】本発明の第7の実施例におけるファクシミリ装
置の構成図である。
【符号の説明】
1 操作部 2 原稿テーブル 3 読取ヘッド 4 記録ヘッド 5 圧縮バネ 6 バネ 7 ソレノイド 8 一体化ヘッド 9 給紙ローラ 10 送りローラ 11 分離コロ 12 コーナー爪 13 レバー 14 下ガイド 15 押し上げ板 16 カセット 17 記録紙給紙ローラ 18 支点 19 支点 20 記録紙 21 支点 22 制御基板 23 扇形穴 24 位置決めピン 25 記録紙テーブル 26 ピックアップローラ 27 バネ 28 支点 29 圧縮バネ 30 排出ローラ 31 上ガイド板 32 コロ 33 変更ガイド板 34 支点 35 端面型一体化ヘッド 36 搬送路 37 原稿スタッカ 38 電源

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の読取部と記録紙の記録部を一体的
    に形成したヘッドと、1本の送りローラと、原稿テーブ
    ルと、記録紙カセットと、原稿および記録紙を搬送する
    共通の搬送路と、原稿送り時と記録紙送り時とで前記送
    りローラの回転方向を逆にするように制御する手段とを
    備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 上記原稿テーブルの下側に電源を配置し
    たことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 上記ヘッドを搬送路の上側に配置したこ
    とを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 原稿の読取部と記録紙の記録部を一体的
    に形成したヘッドと、1本の送りローラと、原稿テーブ
    ルと、記録紙テーブルかカセットの何れか一方と、原稿
    および記録紙を搬送する共通の搬送路と、原稿送り時と
    記録紙送り時とで前記送りローラの回転方向を逆にする
    ように制御する手段と、記録紙給紙時に、前記ヘッドが
    送りローラから離れる方向に該ヘッドを付勢する手段と
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 原稿の読取部と記録紙の記録部を一体的
    に形成したヘッドと、ピンと扇形の穴から構成された、
    該ヘッドを保持する手段と、1本の送りローラと、原稿
    テーブルと、記録紙テーブルかカセットの何れかと、原
    稿および記録紙を搬送する共通の搬送路と、原稿送り時
    と記録紙送り時とで前記送りローラの回転方向を逆にす
    るように制御する手段とを備えたことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  6. 【請求項6】 原稿の読取部と記録紙の記録部を一体的
    に形成したヘッドと、1本の送りローラと、原稿テーブ
    ルと、記録紙テーブルかカセットの何れか一方と、原稿
    および記録紙を搬送する共通の搬送路と、原稿送り時と
    記録紙送り時とで前記送りローラの回転方向を逆にする
    ように制御する手段と、原稿給紙時に、記録紙給紙用ロ
    ーラへのモータ回転力の伝達を抑止する手段とを備えた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 原稿の読取部と記録紙の記録部を一体的
    に形成したヘッドと、1本の送りローラと、原稿テーブ
    ルと、原稿スタッカと、記録紙カセットと、原稿および
    記録紙を搬送する共通の搬送路と、原稿送り時と記録紙
    送り時とで前記送りローラの回転方向を逆にするように
    制御する手段と、原稿読取時は搬送路を原稿スタッカ側
    に切り替えるガイド板とを備えたことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
JP5194576A 1993-08-05 1993-08-05 ファクシミリ装置 Pending JPH0750740A (ja)

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JP5194576A JPH0750740A (ja) 1993-08-05 1993-08-05 ファクシミリ装置

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JP5194576A JPH0750740A (ja) 1993-08-05 1993-08-05 ファクシミリ装置

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