JPH08274937A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JPH08274937A
JPH08274937A JP7153788A JP15378895A JPH08274937A JP H08274937 A JPH08274937 A JP H08274937A JP 7153788 A JP7153788 A JP 7153788A JP 15378895 A JP15378895 A JP 15378895A JP H08274937 A JPH08274937 A JP H08274937A
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JP
Japan
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original
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pressing roller
contact glass
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Application number
JP7153788A
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English (en)
Inventor
Satoshi Uchida
智 内田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿読取の始動時に、原稿圧接ローラを駆動
する駆動モータの脱調を防止しする。 【構成】 原稿圧接ローラ9をコンタクトガラス8aに
接離可能にする接離手段20を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、スキャナー、ファク
シミリ、複写機等に用いられる原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の原稿読取装置を用いたフ
ァクシミリ装置の一例を示す構成図である。図におい
て、ファクシミリ装置1は、原稿の読取りを行う原稿読
取装置2と、該原稿読取装置2で読取った画情報の記録
出力あるいは受信画情報の記録出力を行う記録装置3を
備えている。原稿テーブル4は原稿を載置するもので、
ピックアップコロ5は、原稿を一枚毎に分離する部分に
送るもので、加圧板6は、原稿をピックアップコロ5の
方向へ加圧するものである。分離手段7は原稿を一枚毎
に分離し搬送を行うもので、分離パッド7aとフィード
コロ7bで構成されている。密着センサーユニット8
は、原稿の画情報を読取るもので、原稿読取面と当接す
るコンタクトガラス8aと、原稿を照射する光源8b
と、原稿から反射された反射光を集光するレンズ8c
と、その反射光を結像するセンサー8dと、筐体8eと
から構成されている(図5参照)。原稿圧接ローラ9
は、原稿を密着センサーユニット8のコンタクトガラス
8aに圧接させ、かつ搬送させるものである。排紙コロ
対10は、密着センサーユニット8で読み終わった原稿
を排出するもので、原稿検知センサ11は、分離手段7
から一枚毎分離された原稿の先端及び後端を検知するも
のである。
【0003】また記録装置3は、上述した原稿読取装置
2で読み取った画像の記録出力あるいは他装置から送ら
れてきた画像を記録出力するもので、記録紙12、記録
手段であるサーマルヘッド13、記録紙12をサーマル
ヘッド13に圧接し、かつ搬送するプラテンローラ1
4、記録紙12を所定の長さに切断するカッター15、
切断された記録紙12を排出する排出コロ対16を備え
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した原
稿読取装置では、原稿を密着センサーユニット8で読み
取る場合には、原稿圧接ローラ9が原稿を密着センサー
ユニット8のコンタクトガラス8aに圧接し、かつ搬送
させて読み取るため、原稿のない場合は、原稿圧接ロー
ラ9とコンタクトガラスが直接触れることになる(図5
参照)。この場合原稿圧接ローラとコンタクトガラス間
の摩擦係数が、原稿とコンタクトガラス間よりも高いた
め、原稿圧接ローラを駆動させる駆動モータの負荷が高
くなり、特に駆動モータの始動時においては、起動トル
クがさらに必要になり駆動モータが脱調するという問題
があった。このため特開平5−114972号公報に
は、原稿を読取り側のコンタクトセンサに押し付ける押
圧手段を、予め原稿より微小な隙間を形成させておくと
したものが開示されているが、しかしながら、押圧手段
はローラでなく板状のものであるため、原稿を常に擦り
ながらガイドする。そのため、紙粉等がもとで原稿が詰
ったり、原稿の搬送途中でつっかえたりひっかかったり
する問題があった。さらに紙粉がコンタクトセンサ面に
押し出され、適正な原稿読み取りができないという問題
もあった。
【0005】本発明は、原稿読取の始動時に、原稿圧接
ローラを駆動する駆動モータの脱調を防止し、適正な原
稿読取りを行う原稿読取装置を提供するのを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、原稿圧接ローラをコンタク
トガラスに接離可能にする接離手段を設けたことを特徴
とする。
【0007】また請求項2に係る発明は、接離手段を、
原稿圧接ローラの一方側に設け、他方側を支点側とした
ことを特徴とする。
【0008】また請求項3に係る発明は、原稿圧接ロー
ラをコンタクトガラスに接離可能にする接離手段と、原
稿圧接ローラと分離手段の間に設けた原稿検知センサ
と、この原稿検知センサが原稿の先端を検知したとき、
原稿圧接ローラをコンタクトガラスに圧接する向きに、
接離手段を動作させる制御部とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】また請求項4に係る発明は、原稿圧接ロー
ラをコンタクトガラスに接離可能にする接離手段と、原
稿圧接ローラと分離手段の間に設けた原稿検知センサ
と、この原稿検知センサが原稿の先端を検知したときに
は、原稿圧接ローラをコンタクトガラスに圧接する向き
に、原稿の後端を検知したときには、原稿圧接ローラを
前記コンタクトガラスから離れる向きに接離手段を動作
させる制御部とを備えたことを特徴とする。
【0010】また請求項5に係る発明は、原稿圧接ロー
ラをコンタクトガラスに接離可能にする接離手段と、原
稿搬送開始とともにカウントするカウント手段と、この
カウント手段が予め定めたカウントに達したら、原稿圧
接ローラをコンタクトガラスに圧接する向きに、接離手
段を動作させる制御部とを備えたことを特徴とする。
【0011】また請求項6に係る発明は、原稿圧接ロー
ラをコンタクトガラスに接離可能にする接離手段と、原
稿搬送開始とともにカウントするカウント手段と、この
カウント手段が予め定めた第1のカウント数に達した
ら、原稿圧接ローラを前記コンタクトガラスに圧接する
向きに、カウント手段が予め定めた第2のカウント数に
達したら、原稿圧接ローラを前記コンタクトガラスから
離れる向きに接離手段を動作させる制御部とを備えたこ
とを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載の構成によれば、密着センサーユ
ニットのコンタクトガラスに対し原稿圧接ローラが接離
可能になるように接離手段を設けたので、原稿を読み取
らない場合は、原稿圧接ローラをコンタクトガラスから
離すことができ、原稿圧接ローラを駆動する駆動モータ
の負荷の低減、脱調が防止できる。
【0013】また請求項2記載の構成によれば、接離手
段を片側のみに形成させて、他端側を支点とさせたの
で、接離手段の動作と、駆動させる動力とを低減でき
る。
【0014】また請求項3記載の構成によれば、原稿検
知センサが原稿先端を検知したときに、原稿先端部がコ
ンタクトガラスの読取り位置にくるタイミングで、原稿
圧接ローラをコンタクトガラスに圧接する向きに接離手
段を動作させるので、原稿圧接ローラがコンタクトガラ
スに直接触れずに回転できる。よって原稿圧接ローラを
駆動する駆動モータの負荷の低減、脱調が防止できる。
【0015】また請求項4記載の構成によれば、上記請
求項3の作用に加えて、原稿検知センサが原稿後端を検
知したときに、原稿後端部がコンタクトガラスの読取り
位置から外れるタイミングで、原稿圧接ローラをコンタ
クトガラスから離す向きに接離手段を動作させるので、
回転している原稿圧接ローラを直接コンタクトガラスに
触れさせずに遠ざけることができる。よって原稿圧接ロ
ーラを駆動する駆動モータの負荷低減、脱調が防止でき
る。
【0016】また請求項5記載の構成によれば、原稿搬
送の始動開始とともに、カウント手段で予め定めた、原
稿先端部がコンタクトガラスの読取り位置にくるタイミ
ングのその所定カウント数に達したら、原稿圧接ローラ
をコンタクトガラスに圧接する向きに接離手段を動作さ
せるので、原稿圧接ローラが原稿を介してコンタクトガ
ラスに圧接することができる。よって原稿圧接ローラを
駆動する駆動モータの負荷の低減、脱調が防止できる。
【0017】また請求項6記載の構成によれば、原稿搬
送の始動開始とともに、カウント手段で予め定めた、原
稿先端部がコンタクトガラスの読取り位置にくるタイミ
ングの所定の第1のカウント数に達したら、原稿圧接ロ
ーラをコンタクトガラスに圧接する向きに接離手段を動
作させて、原稿を原稿圧接ローラとコンタクトガラス間
に挟んで搬送させ、その後、原稿後端部がコンタクトガ
ラスの読取り位置から外れるタイミングの所定の第2の
カウント数に達したら、原稿圧接ローラをコンタクトガ
ラスから離す向きに接離手段を動作させるので、回転し
ている原稿圧接ローラを直接コンタクトガラスに触れさ
せずに遠ざけることができる。よって原稿圧接ローラを
駆動する駆動モータの負荷の低減、脱調が防止できる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。なお、図4,5に示した従来の構成におけ
る部材と同一の部材に対しては、同一の符号を付して詳
細な説明は省略する。
【0019】図1は、本発明の第1,3,4,5,6実
施例に係る原稿読取装置の構成図を示したものである。
図において、接離手段20は原稿圧接ローラ9を、コン
タクトガラス8aに対し圧接あるいは離間する向きに動
作させるもので、その構成は、原稿圧接ローラ9の軸9
aの端部側に設けられ、かつ軸9aに固定された第1ギ
ア21と、この第1ギアと噛み合い回転軸26に支持固
定された第2ギア22と、この第2ギア22に噛み合い
読取系の第1駆動モータ28と連結する第3ギア23
と、原稿圧接ローラ9の軸9aと回転軸26に対し、そ
れぞれに嵌合する孔部4a,4bを有するブラケット2
4と、回転軸26の周面に設けられブラケット24を所
定の方向へ付勢するトルクリミッタ25とから成り立っ
ている。
【0020】また検出回路30は、原稿検知センサ11
の原稿先端及び後端検知を監視するもので、第1駆動モ
ータ回路31は、読取系の第1駆動モータ28に通電を
行い回転制御するものである。また第2駆動モータ回路
32は、搬送系の第2駆動モータ29に通電をし回転制
御するものである。カウンタ33は、原稿搬送の始動開
始から所定数をカウントするもので、メモリ34は、第
1駆動モータ28及び第2駆動モータ29の駆動制御プ
ログラム、及び予め定めた原稿搬送の始動開始から原稿
先端及び後端位置までのカウント数、その他の装置制御
プログラムが格納されている。制御部35は、マイクロ
コンピュータで、上記の検出回路30、第1駆動モータ
回路31、第2駆動モータ回路32、カウンタ33、メ
モリ34等を制御するものである。
【0021】第1実施例を図において示すと、接離手段
20を、原稿圧接ローラ9の軸9aに、第1ギア21を
設け、さらに同じ側の軸9aに、ブラケット24の一方
側の孔部24aを嵌め込んで取り付け、このブラケット
24の他方側の孔部24bに回転軸26に嵌め込みむと
ともに、ブラケット24と回転軸26とをトルクリミッ
タ25で連結し、また回転軸26に設けられている第2
ギア22と第1ギア21とを噛み合わせし、さらに第2
ギア22を読取系の第1駆動モータ28と連結している
第3ギア23と噛み合わせして構成することで、コンタ
クトガラス8aから離れている待機中の原稿圧接ローラ
9を、コンタクトガラス8aに圧接するときには、第1
駆動モータ28により第3ギア23を矢印A方向に回転
させ、回転軸26と回転軸26に一体の第2ギア22を
回転させる。このとき回転軸26周面に嵌め込まれてい
るトルクリミッタ25も回転することになり、回転軸2
6上に摺動可能に嵌合する孔部24bを有するブラケッ
ト24が、トルクリミッタ25に係合しているため回転
軸26と同方向に回転し、ブラケット24の一方側の孔
部4aに摺動可能に嵌合している原稿圧接ローラの軸9
aが回転軸26を支点として下降し、原稿圧接ローラ9
の周面がコンタクトガラス8aに圧接する。
【0022】また原稿圧接ローラ9をコンタクトガラス
8aから離間するときには、第3ギア23を反矢印A方
向に逆回転させる。このとき回転軸26も逆回転するこ
とにより、回転軸26に嵌め込まれたトルクリミッタ2
5も逆回転となり、トルクリミッタ25が回転軸26に
締まり方向に密着して回転するので、このトルクリミッ
タ25に係合しているブラケット24が、トルクリミッ
タ25と同方向に回転し、ブラケット24の一方側の孔
部4aに摺動可能に嵌合している原稿圧接ローラの軸9
aが回転軸26を支点として上昇させ、原稿圧接ローラ
9をコンタクトガラス8aから離間させる。
【0023】また第3実施例を図において示すと、分離
手段7で分離された原稿の先端が原稿検知センサ11に
よって検知されると、検知回路30は、その信号を制御
部35に出力し、制御部は30は、メモリ34から第1
駆動モータの駆動制御プログラムを読み出して、第1駆
動モータ回路31に対し制御する。第1駆動モータ回路
31は駆動制御プログラムに従い、第1駆動モータを動
作制御する。この第1駆動モータが回転することによ
り、第3ギア23が回転し、この第3ギア23から回転
軸26、トルクリミッタ25、ブラケット24と動力伝
達し原稿圧接ローラ9を回転軸26を回転支点として下
降させる。このとき原稿先端部が、コンタクトガラス8
aの読み取り位置にくるタイミングで圧縮ローラ9を下
降させる。このとき図2(b)に示すように、原稿の先
端からL1距離の位置に読み取り位置がくるようにす
る。このようにすることで、原稿がコンタクトガラス8
a上の読み取り位置にくるときには、原稿圧接ローラ9
が原稿をコンタクトガラス8aに圧接し、かつ搬送させ
るようにできる。
【0024】また第4実施例を図において示すと、上記
第3実施例で原稿をコンタクトガラス8a上に圧接し、
かつ搬送させている原稿圧接ローラ9を、前記原稿の後
端が原稿検知センサ11によって検知されると、検知回
路30は、その信号を制御部35に出力し、制御部は3
5は、メモリ34から第1駆動モータの駆動制御プログ
ラムを読み出して、第1駆動モータ回路31に対し制御
する。第1駆動モータ回路31は駆動制御プログラムに
従い、第1駆動モータを停止させると同時に逆回転させ
る。この第1駆動モータが逆回転することにより、第3
ギア23が逆回転し、この第3ギア23から回転軸26
を逆回転させて、トルクリミッタ25、ブラケット24
と動力伝達し原稿圧接ローラ9を回転軸26を回転支点
として上昇させる。このとき原稿後端部が、コンタクト
ガラス8aの読み取り位置にくるタイミングで上昇させ
る。このとき図2(c)に示すように、原稿の後端に至
る手前のL2距離の位置に読み取り位置がくるようにし
ている。このようにすることで、原稿が読取り搬送され
てコンタクトガラス8a上の読み取り位置から外れると
きには、原稿圧接ローラ9が原稿から離れるとともに、
コンタクトガラス8aから離間させるようにできる。し
たがって原稿がコンタクトガラス8a上にないときに
は、原稿圧接ローラ9をコンタクトガラス8aと接触し
ないようにできる。
【0025】また第5実施例を図において示すと、原稿
搬送を始動開始するタイミングで制御部35は、メモリ
34から予め定められた所定の第1のカウント数を読み
出すとともに、カウンタ33を動作させたカウントを開
始させ、前記第1のカウント数に達したら、制御部35
は、メモリ34から第1駆動モータの駆動制御プログラ
ムを読み出して第1駆動モータ回路31を制御し、第1
駆動モータを動作させる。この第1駆動モータが回転す
ることにより、第3ギア23を回転させ、この第3ギア
23から回転軸26を回転させてトルクリミッタ25、
ブラケット24と動力伝達し原稿圧接ローラ9を回転軸
26を回転支点として下降させる。このとき原稿先端部
が、コンタクトガラス8aの読み取り位置にくるタイミ
ングで下降する。このとき図2(b)に示すように、原
稿の先端からL1距離の位置に読み取り位置がくるよう
にする。このようにすることで、原稿がコンタクトガラ
ス8a上の読み取り位置にくるときには、原稿圧接ロー
ラ9が原稿をコンタクトガラス8aに圧接し、かつ搬送
させるようにできる。
【0026】また第6実施例を図において示すと、上記
第5実施例で原稿をコンタクトガラス8a上に圧接し、
かつ搬送させている原稿圧接ローラ9を、制御部35が
メモリ34から読みだした予め定めた第2のカウント数
に、カウンタ33のカウント数が達したら、制御部は3
5は、メモリ34から第1駆動モータの駆動制御プログ
ラムを読み出して第1駆動モータ回路31を制御し、第
1駆動モータを停止させると同時に逆回転させる。この
第1駆動モータが逆回転することにより、第3ギア23
を逆回転させ、この第3ギア23から回転軸26を逆回
転させてトルクリミッタ25、ブラケット24と動力伝
達し原稿圧接ローラ9を回転軸26を回転支点として上
昇させる。このとき原稿後端部が、コンタクトガラス8
aの読み取り位置にくるタイミングで上昇させる。この
とき図2(c)に示すように、原稿の後端に至る手前の
2距離の位置に読み取り位置がくるようにしている。
このようにすることで、原稿がコンタクトガラス8a上
の読み取り位置から外れるときには、原稿圧接ローラ9
が原稿から離れるとともに、コンタクトガラス8aから
離間させるようにできる。したがって原稿がコンタクト
ガラス8a上にないときには、原稿圧接ローラ9をコン
タクトガラス8aと接しないようにできる。尚、上述の
1距離及びL2距離は、原稿の余白領域である。
【0027】また図2(a)は、待機状態時の原稿圧接
ローラ9の位置を示したものである。原稿を読取らない
場合には、常時この状態にしておくことにより、原稿圧
接ローラ9の圧接変形を生じさせないようにもできる。
【0028】図3は、本発明の第2実施例に係る接離手
段の構成図を示したものである。図における構成では、
原稿圧接ローラ9の軸9aの一端側に接離手段20を設
け、他端側を軸受27に支持させた構成にしている。こ
のように構成することで、片支点で原稿圧接ローラ9を
上下動作させて、原稿圧接ローラ9をコンタクトガラス
8aに対し圧接あるいは離間する向きに動作させること
ができる。尚、軸受27は、密着センサーユニット8に
連なる側壁あるいは側板に支持してもよいし、ファクシ
ミリ装置の側板に支持してもよい。また支点となる点
は、軸受27とこの軸受が回動可能に支持される側壁
(側板)との間で形成される。よって動作させる駆動力
も移動量も低減できる。
【0029】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、接離手段
によってコンタクトガラスに対し原稿圧接ローラを接離
可能にしたことにより、原稿を読み取らない場合は、原
稿圧接ローラをコンタクトガラスから離すことができ、
原稿圧接ローラを駆動する駆動モータの負荷の低減、脱
調が防止できる。さらに原稿圧接ローラの圧接変形も防
止できる。
【0030】また請求項2に係る発明によれば、接離手
段を片側のみに形成させて、他端側を支点とさせたこと
により、接離手段の動作量と、駆動させる駆動力とを低
減できる。また部品点数が減りコスト低減が図れる。
【0031】また請求項3に係る発明によれば、原稿を
原稿検知センサで検知して原稿先端部がコンタクトガラ
スの読取り位置にくるタイミングで、原稿圧接ローラを
コンタクトガラスに圧接する向きに接離手段を動作させ
るようにしたことにより、原稿圧接ローラがコンタクト
ガラスに直接触れずに回転させることができる。よって
原稿圧接ローラを駆動する駆動モータの負荷の低減、脱
調が防止できる。
【0032】また請求項4に係る発明によれば、原稿検
知センサーが原稿後端を検知したときに、原稿後端部が
コンタクトガラスの読取り位置から外れるタイミング
で、原稿圧接ローラをコンタクトガラスから離す向きに
接離手段を動作させることにより、回転している原稿圧
接ローラを直接コンタクトガラスに触れさせずに遠ざけ
ることができる。よって原稿圧接ローラを駆動する駆動
モータの負荷の低減、脱調が防止できる。
【0033】また請求項5に係る発明によれば、カウン
ト手段で予め定めた、原稿先端部がコンタクトガラスの
読取り位置にくるタイミングの所定カウント数に達した
ら、原稿圧接ローラをコンタクトガラスに圧接する向き
に接離手段を動作させることにより、原稿圧接ローラが
原稿を介してコンタクトガラスに圧接することができ
る。よって原稿圧接ローラを駆動する駆動モータの負荷
の低減、脱調が防止できる。
【0034】また請求項6に係る発明によれば、原稿後
端部がコンタクトガラスの読取り位置から外れるタイミ
ングの所定の第2のカウント数に達したら、原稿圧接ロ
ーラをコンタクトガラスから離す向きに接離手段を動作
させるようにしたので、回転している原稿圧接ローラを
直接コンタクトガラスに触れさせずに遠ざけることがで
きる。よって原稿圧接ローラを駆動する駆動モータの負
荷の低減、脱調が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1,3,4,5,6実施例に係る原
稿読取装置の構成図である。
【図2】本発明の第3〜6実施例に係る説明図を示す。
【図3】本発明の第2実施例に係る接離手段の構成図で
ある。
【図4】従来の原稿読取装置を用いたファクシミリ装置
の構成図を示す。
【図5】従来の密着センサーユニットの構成図を示す。
【符号の説明】
1…ファクシミリ装置 2…原稿読取装置 3…記録装置 4…原稿テーブル 5…ピックアップコロ 6…加圧板 7…分離手段 8…密着センサーユニット 8a…コンタクトガラス 8b…光源 8c…レンズ 8d…センサー 8e…筐体 9…原稿圧接ローラ 10…排紙コロ対 11…原稿検知センサ 12…記録紙 13…サーマルヘッド 14…プラテンローラ 15…カッター 16…排出コロ対 20…接離手段 21…第1ギア 22…第2ギア 23…第3ギア 24…ブラケット 25…トルクリミッタ 26…回転軸 27…軸受 28…第1駆動モータ 29…第2駆動モータ 30…検出回路 31…第1駆動モータ回路 32…第2駆動モータ回路 33…カウンタ 34…メモリ 35…制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を一枚毎分離する分離手段と、この
    分離手段より分離された原稿を読み取る密着センサーユ
    ニットと、この密着センサーユニットのコンタクトガラ
    ス面に原稿を圧接するとともに搬送する原稿圧接ローラ
    とを備えた原稿読取装置において、前記原稿圧接ローラ
    を前記コンタクトガラスに接離可能にする接離手段を設
    けたことを特徴とする原稿読取装置。
  2. 【請求項2】 前記接離手段を、原稿圧接ローラの一方
    側に設け、他方側を支点側としたことを特徴とする請求
    項1記載の原稿読取装置。
  3. 【請求項3】 原稿を一枚毎分離する分離手段と、この
    分離手段より分離された原稿を読み取る密着センサーユ
    ニットと、この密着センサーユニットのコンタクトガラ
    ス面に原稿を圧接するとともに搬送する原稿圧接ローラ
    とを備えた原稿読取装置において、前記原稿圧接ローラ
    を前記コンタクトガラスに接離可能にする接離手段と、
    前記原稿圧接ローラと前記分離手段の間に設けた原稿検
    知センサと、この原稿検知センサが前記原稿の先端を検
    知したとき、前記原稿圧接ローラを前記コンタクトガラ
    スに圧接する向きに前記接離手段を動作させる制御部と
    を備えたことを特徴とする原稿読取装置。
  4. 【請求項4】 原稿を一枚毎分離する分離手段と、この
    分離手段より分離された原稿を読み取る密着センサーユ
    ニットと、この密着センサーユニットのコンタクトガラ
    ス面に原稿を圧接するとともに搬送する原稿圧接ローラ
    とを備えた原稿読取装置において、前記原稿圧接ローラ
    を前記コンタクトガラスに接離可能にする接離手段と、
    前記原稿圧接ローラと前記分離手段の間に設けた原稿検
    知センサと、この原稿検知センサが前記原稿の先端を検
    知したときには、前記原稿圧接ローラを前記コンタクト
    ガラスに圧接する向きに、前記原稿の後端を検知したと
    きには、前記原稿圧接ローラを前記コンタクトガラスか
    ら離れる向きに前記接離手段を動作させる制御部とを備
    えたことを特徴とする原稿読取装置。
  5. 【請求項5】 原稿を一枚毎分離する分離手段と、この
    分離手段より分離された原稿を読み取る密着センサーユ
    ニットと、この密着センサーユニットのコンタクトガラ
    ス面に原稿を圧接するとともに搬送する原稿圧接ローラ
    とを備えた原稿読取装置において、前記原稿圧接ローラ
    を前記コンタクトガラスに接離可能にする接離手段と、
    前記原稿搬送開始とともにカウントするカウント手段
    と、このカウント手段が予め定めたカウントに達した
    ら、前記原稿圧接ローラを前記コンタクトガラスに圧接
    する向きに前記接離手段を動作させる制御部とを備えた
    ことを特徴とする原稿読取装置。
  6. 【請求項6】 原稿を一枚毎分離する分離手段と、この
    分離手段より分離された原稿を読み取る密着センサーユ
    ニットと、この密着センサーユニットのコンタクトガラ
    ス面に原稿を圧接するとともに搬送する原稿圧接ローラ
    とを備えた原稿読取装置において、前記原稿圧接ローラ
    を前記コンタクトガラスに接離可能にする接離手段と、
    前記原稿搬送開始とともにカウントするカウント手段
    と、このカウント手段が予め定めた第1のカウント数に
    達したら、前記原稿圧接ローラを前記コンタクトガラス
    に圧接する向きに、前記カウント手段が予め定めた第2
    のカウント数に達したら、前記原稿圧接ローラを前記コ
    ンタクトガラスから離れる向きに前記接離手段を動作さ
    せる制御部とを備えたことを特徴とする原稿読取装置。
JP7153788A 1995-03-31 1995-03-31 原稿読取装置 Pending JPH08274937A (ja)

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