JPH07506784A - 複合連続レールのための表面レール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 複合連続レールのための表面レール 参照関連特許 本願は、”接合部最少化電化レールシステム“と題した、？１１′査中の１９９ ０年８月１７［月］」願に係る特許出願番号第０７１５６９，１０４′？ｆ（現 在１９９２年６月９０発行の米国特許第５．１２０，９１０号）の分割である” 鉄道用レール装着留め具パと題した１９９１年９月１６０出願に係る特許出願番 号第０７／７６０．６５８号の一部係属出願にあたるものである。

技術分野 本発明は、鉄道用連続表面レールに関するものである。更に具体的にいうと、複 合レール及びレールを連続した表面をもって構成する複合レール部品に関するも のである。

背景技術 鉄道軌道の連続レールに伴う長年の課題は、長く連続した、もしくは溶接されル は全体が鋼、鋼の合金、真鍮あるいはアルミニウムでできている。これらの素材 は、温度変化によりかなり膨張あるいは収縮する。たとえば、気温が一２０℃か ら＋４０℃まで変化する場合、１．Ｋｍ長の連続した鋼のレールの膨張もしくは 収縮は、０．９ｍにも達することがある。これだけの膨張あるいは収縮は、軌道 を歪曲し、曲げることさえある。熱による膨張は、直線軌道ではレール企波立た せるが、カーブにおいては特に深刻な問題をもたらす。カーブ地点で膨張したレ ールは（を木板に対して側方へ押し出し、２レ一ル式軌道におけるレールｆｌｉ ＋の距幽をけ乍軌間よりも大きくする。このようにＶｒ＋離が広がった２本のレ ールは、そのレールにより案内され、走行する車両の脱線をもたらす。

これまで、二の問題は、個々のレール区分を短くシて、順次のレールの接合点に おいて長手方向に充分な分離を持たせて熱によるレールの膨張を吸収さゼること によって対処されてきた。しかし、そのような接合点は、９ｍ、を発するうえ乗 り心地を悪くする。それに加えて、そのような分離した接合点はレールに対して 重大な磨耗点どなり、それによって鉄道の保守費用を大きくする。また、レール が電化されている場合には、レール間のレール区分接合点に電気的連続性を持た せることが困難である。

電気的連続性の問題に対する解法としては過去に、米国特許第３，８１３，５０ ２号にみられるように、電気的ケーブルでレール接合点をつないだ電化レール区 分がある。さらには、たとえば米国特許第２，５４０，４３３号、ノルウェー特 許第７０６５４号、英国特許第２５６，５４５号に記述された複合レールが知ら れている。これらの従来のデザインには−っとして連続表面レールにお（プる膨 張の問題に対処するものがない。これらの複合レールではすべて、固定的に取り 付けれれな部品を含んでおり、本質的にはこれは一個の固体のレールである。

発明の開示 本発明の目的は、熱膨張によって歪曲を生じない連続表面レールを提供すること にある。

また、本発明のもう一つの［１的は、電化することのできる連続レールを提供す ることである。

連続表面レールの熱膨張問題は、レールの車輪と接触する表面における隣接レー ル区分の接合点を効果的に除去する複合連続表面レールを作製することによって 対処されている。そのような複合レールは、レールを走行する車両の重ｈ１を支 える区分化された支持レールと、この支持レールの表面にはめ込めれ、レール区 分相４１−間の継ぎＬｌを跨いで延びる連続的な表向即ち頂部レールを含む。表 向レールを走行する中肉にとっては、支持レールの接合点において機械的な接合 点も電気的な不連続点も見当たらないことになる。

これに加えて、連続的な表面即ち頂部レールは、走行レール及び膨張レールを含 む。走行レールは任意の長さであってよく、代表的にはいくつもの支持レール区 分にまたがって延在する。膨張レールは、膨張および収縮するように作られた短 い表面レールであり、そして走行レール相互間に配置される。膨張レールは、走 行レール間の隙間を埋め、走行レールの熱膨張を吸収し、走行レール間に表面連 続性をもたらす。

本発明の一つの特徴として、支持レールの頭部は、表面レールを受けとめ、ガイ ドするよう形作られている。支持レールが、滑動的に表面レールと係合した後、 より可撓性のある表面レールを次に接合する支持レールの頭部にガイドする役目 を果たす。表面レールは、支持レールといく通りもの方法ではめ込まれる。たと えば、支持レールに溝を設け、それに一致すると一ドを表面レールに設けること ができる。表面レールは、支持レールの頂面に設けた整合する相手方斜縁間に適 合する斜縁を４ｒすることもできる。表面レールを支持レールの頭部の上を滑る ような形に作られた箱型の溝に形作ることもできる。　複合レールを電化する場 合は、支持レールおよび／もしくは表面レールを導電性材料から作ることができ る。

たとえば、一つの実施例として、支持レールが非導電性であり、表面走行レール が導電性である膨張レールは、それが電気制御ブロックの中間に位置するか末端 に位置するかによって、導電性あるいは絶縁性となる。

図面の簡単な説明 第１図は、連続表面構成レールの好適な実施例を示す図であり、第２Ａ、第２Ｂ および第２Ｃ図は、互いに接する支持レールを連結するための継ぎ目板を示す図 であり、第３Ａ図は、支持レールを相互接続枕木に取り付けるためのバネつき留 め具を示す図であり、第３Ｂ図は、導電性の表面レールと導電性の第２条線を有 する支持レールを示しそして表面レールは中肉に動力を供給し、第２条線は制御 信号を供給することを示す図であり、第４Ａ図は、導電性の表面レールから支持 レールを絶縁するために絶縁層を持った導電性の支持レールを示す図であり、第 ４Ｂおよび第４Ｃ図は、レールを枕木もしくは路盤に取り付ける留め具の好まし い実施例を示す図であり、第５図は、表面レールを支持レールに取り付けるため の二重筒状溝とそれに整合するビードを示す図であり、第６図は、筒状に形作ら れた」二部レールを受ける筒状の溝を持った支持レールの頭部を示す図であり、 第７図は、ありつぎと−ドを持った二つの連続表面レールを有する支持レールの 頭部を示す図であり、第８図は、間隔を開けた不連続のビードを設けた表面レー ルの下面を７１、す図であり、第９図は、支持レールの張り出し部の下に二つの 導電性連続レールを支える支持レールのモルレール実施例を示す図であり、第１ ０図は、導電性の連続レールが、■苧の梁の組直部分に滑動的に係合された吊り 下げ式モルレールの実施例を示す図であり、第１１人および第１１Ｂ図は、第１ ６および第１７図に］卜す枕木仮に係合するように設謂された脚部と、ありつぎ 溝を頭部に持った支持レールを示す図であり、第１２Ａ、第１２Ｂおよび第１２ Ｃ図は、第１６および第１７図に示す枕木板に係合するように設計された脚部と 、箱型の導管を持った表面レールと滑動的に係合するように形作られた頭部を持 った支持レールを示す図であり、第１３Ａ図は、支持レールのいくつもの連結部 にまたがる表面レールと、支持レールよりも短い表面レールとを示す図であり、 第１３Ｂおよび第１３Ｃ図は、表面走行レール間に用いられた膨張レールを示す 。第１４図は、本発明を２本レール軌道に応用した例を示す図であり、第１５図 は、第１１および第１２図に示す支持レールの脚部と滑動的に係合する縦溝彫り のくさびで留められた枕木板を示す図であり、第１６Ａおよび第１６Ｂ図は縦溝 彫りのくさびが垂直に打ちつけれた枕木板を示す。第１７Ａおよび第１．７Ｂ図 は縦溝彫りのくさびが垂直から４５度に打ちつけられた枕木板を示す図である。

発明を実施するための最良の形態 第１図に本発明の１つの実例を示す。支持レール１０は、ポリカーボネイト、カ ーボンファイバ、セラミックもしくはそれらの組み合わせ等の電気的不導体また は絶縁体から作られる。車両をレール上に支えるのに十分な構造的強度を持つ絶 縁体の材質ならばどのような材質でも使用可能である。支持レール１０の頂面に は、長手方向に延びる切欠き１２が施されている。好適な実施例において切欠き １２は、ありつぎ溝である。そのようなありつぎ溝は、支持レール１０の上部の 導電ｅ［連続表面レール１６のありつぎビード１４を受けるように設計されてい る。

軌道システムにおける任、Ｑ所望の長さを実現するように支持レール１０は、端 と端が突き合わされ即ち隣接される。第１図においては、支持レール１０は次の 支持レール１８と、連結面２２で、継ぎ目板２０と、レール１０および１８の反 対側にあるそれと合う継ぎ目板（図示せず）とで連結されている。一般に、それ ら２枚の継ぎ目板は、支持レールの本体を通じて、ボルトとナツトで締め合わさ れている。

レール上の負荷の少ない軽量の鉄道における実施では、それらの継ぎ目板は、予 めボルトとナツトがその部分として一体的に成形されたプラスチック製でもよい 。そのような成型されたボルト（第２Ｃ図参照）のそれぞれは、継ぎ口板に成型 された瘤３８を有し、そしてこれに合うレールの反対側の継ぎ目板の穴５８にス ナップ式に噛み合う。たとえば、反対側の継ぎ目板から出た瘤（図には見えず） は、レールの穴を通って継ぎ目板２０の穴２６（第１図）とスナップ式に噛み合 う。偽物のナツト２４は、本物のナツトに似せて継ぎ目板２０に成型されている 。

表面レール１６は、ありつぎビード１４を支持レールのそれに合うありつぎ溝１ ２に差し込むことによってレール１０と１８の両方につけられている。導電性レ ール１６の平らな部分は、支持レール１０および１８の表面上に載る。溝１２に 差し込まれたレール１６のビード１４が、その導電体レールを正しく保持する。

かくして導電性レール１６は支持レールの連結部分２２を覆うので、そのレール 上を走行する車両もしくは電動装置にとっては、複合導電性の連続レールについ て物理的不連続性や電気的不連続性が連結部２２に存在しないことになる。

連続的な導線性レール１６は、電気制御ゾーンを終わらせることを望む軌道上の どこかの点で終端することになる。第１図においては、レール１６は、浮動絶縁 体２８に突き当たる所で終わっている。このように絶縁体２８は、導電性レール １６で定義されたある電気制御ゾーンもしくは制御ブロックの終点と、次の導電 性レール３０で定義される制御ブロックの始点を表すことになる。

浮動絶縁体２８は、導電性レール１６と同様に、支持レールのありつぎ溝１２と 係合するありつぎビード３２を有する。絶縁体２８は、支持レール１８の頭部に そって滑動できるという意味において、支持レール１８上で浮動してしする。こ れによって、温度変化による導電性レールの膨張と収縮を許容する。

第２Ａおよび２Ｂ図に、プラスチック製の継ぎ目板に代わる設計を示す。継ぎ［ ［３４および３５は、支持レール４４に対して凹型になっていて継ぎ目板３４、 ３５と非導電体支持レールの間に空洞３６ができるようになっている。

第２Ｂ図の端面図に見られるように、軸３８の瘤３９は、矢印３３で表される方 向に継ぎ目板３４と３５を内側に変形させることにより、継ぎ目板の穴を通して 押し込められる。継ぎ目板３４と３５は、同一の形であり、板３５は、板３４に 夕・１して反対方向にされる。したがって、一方の板の軸３８は、もう一方の板 の穴５８（第２Ｃ図）を突き抜＋する。継ぎ目板３４の軸３８の瘤３９が継ぎ目 板３５の穴にスナップ式に通された後、継ぎ目板３４と３５は支持レール４４の 方に変形される。この結果、板３４と３５は、矢印４２に示すようにレール４４ の脚部４６と頭部４８に対して上方向および下方向に伸びようとする。

第２Ｃ図に、継ぎ目板３４の詳細図を示す。軸３８とナツト４０は板３４の一部 として成形されている。板３４の凹部内側表面のもっとも内側の端の位置が、破 線５６で示されている。その板の穴５８は、その穴にスナップ式にはめ込まれる 軸３８の瘤３９を受け入れるようにテーバが付されている。ナツト４０の形は形 状好みの問題であり、一般的な軌道に見られる外観を模して美観のために与えら れるものである。

第３Ａ図は、支持レールを支持部材または軌道枕木６２に取りｆｌけるための留 め具６４を示す。代替案として、この留め具で、支持レールを直接路盤に取り付 けても良い。留め具６４は、バネ弾性を持った腕６０を持っている。第３Ｂ図に 示すように、支持レールは、腕６４の間で留め具にスナップ式にはめ込まれ、そ して留め具により枕木６２または路盤（図示せず）に取り（＝ｊけられることが 出来る。

第３Ｂ図は、非導電性支持レール６５と、第１図におけるレール１６と類似した 連続的な導電性部材６７を示す。第３Ｂ図はさらに、支持レール６５の底部にあ る第２導’ｉ　ｒ＋１条線６９を示す（レールの端における端面に見られる）。

軌道に沿って無線周波制御信号などの制御信号を伝達するために、一個またはそ れ以」二の導電性条線６９を用いても良い。導電性条線６９は、表面レール６７ と同様に、連続的な条線でも良いし、または最少連結条線でもよい。

導体レール６７と導体６９の取り付けられた支持レール６５の端面を第４Ａ図に 示す。第４Ａ図においてはさらに、支持レール６５は、鋼鉄、真鍮、アルミニウ ムまたは錫などの導電性金属でできている。導電体の支持レールを用いる本実施 例においては、支持レール６５と導体レール６７および６９の間にそれぞれ絶縁 層６７Ａおよび６９Ａが必要である。絶縁層６７Ａおよび６９Ａは、ポリカーボ ネートで覆われていることが望ましい。ビニールやテフロンなどのプラスチック を用いることもできる。

ｍ４Ａ図の端面ば、また、導体６７の底部と、ありつぎ溝の底部との間の空間を 示している。この空間は、電線が支持レールの穴（図示せず）を通った後この空 間に捕らえられるようにするために設けられている。これによって、導体６７は 、電力源から電力を得ることができる。

留め具６４の噛み合わせを第４Ａ、４Ｂおよび４０図に示す。留め具６４は、可 撓性のあるポリカーボネートから鋳造または成形され、支持レール４４の底部４ ６と上からスナップ式に噛み合うｒ５６３を持った柱６８を持つ。

第４Ｂ図に詳細に示されるように、留め具６４は、底部６５と共に一体の部品と して成形された直立柱６８を持つ。この直立柱６８は弧状の、垂直に溝を施した 表面６６と、レールが留め具６４にはめ込まれた後にそのレールをしっかりと正 しい場所に保持するための耳６３を持つ。溝を施した表面６６は留め具の一部と して鋳造され、プラスチックの留め具よりも硬い材質から形成され、たとえば、 鋼鉄、真鍮またはアルミニウムなどの金属挿入部材であっても良い。

第４Ｃ図は、第４Ｂ図に表された留め具６４を上から見た図を表す。４本の柱６ ８が示されている。弧状の溝を施した表面６６は、破線で表されている。６７Ａ は、凹部６７の縁を表す。底部の板６５の穴６１は、留め具６４を、鉄道枕木も しくは路盤に、釘、スパイク、またはボルトなどで締め付けるためのものである 。

レールが留め具６４に押しつけられると、レールの底部が耳６３を滑って通り抜 けるのに十分なだけ柱６８が開くように底面６５と柱６８は曲げられる。耳６３ がレールの底部にスナップ式に覆い被さると、レールはキロ３から矢印６３Ａで 表される方向に保持力が加えられて、四部６７に押しつけられ、レールは垂直方 向の動きを妨げられる。さらに、レールは四部６７の端と柱６８の内側の弧状表 面６６からの保持力（矢印６６Ａの方向）とにより、レールに関し、横方向の滑 りを妨げられる。垂直に溝を施した表面６６により、レールの長手方向の滑りが 妨げられる。

第５乃至７図は、連続表面レールを区分支持レールの上部に滑動的に係合させる ためのいろいろな代替案を示すものである。第５図では、上部、すなわち表面レ ール７１が、二つの元型ビード７０と７２を持っていて、支持レール６９の元型 溝７４と７６にそれぞれ係合する。

第６図では、支持レール７９が、耳８２と８３を持った筒状の溝８０を持ってい る。連続導電体８４は、筒状の横断面を持っている。導電体８４が溝８０に押し 込まれると、溝の耳８２と８３が導電体の上にスナップ式に係合する。導電体８ ４は、その直径の２０％までが支持レールの表面よりも上に突出するように、溝 ８０の深さよりも幾分大きめの直径を有している。これによって、導電体レール ８４と、そのレールから電力を得る電動装置との間の良好な電気的接触が確保さ れる。

第７図では、ありつぎ溝８８と９０を持った支持レール８７が、二つの表面レー ル９２および９４のそれぞれと係合されている。ありつぎ溝８８と９０とに係合 するように、上部レール９２と９４はそれぞれありつきビード９６と９８を持っ ている。表面レール９２と９４が導電性の場合は、これらは非導電体支持レール ８７の頭部の峰１００でもって、互いに絶縁することができる。

第８図は、連続頂部即ち表面レールの代替実例を示す。この実施例では、ありつ ぎ１０２が不連続になっている。表面レールのビードは、表面レールの長さより 長い必要はない。ビードは、間隔を置いて設けられるだけでよい。図は、二つの ビード１０２と１０４を示す。ビードの間の間隔は、その表面レールが支持レー ルの係合溝に滑動係合されるときに支持レールとの良好な係合が保たれる。

第９および１０図は、導電性の連続表面レールと、非導電体のモルレールの区分 との係合を示す。そのような非導電体モルレールは、レールの上を走行する車両 の重量を支えられるように強度を４１し比較的剛性の材質で作られる。このため 、そのようなモルレールは、区分された形になっており、これらが組み合わされ る軌道を形成するようにされる。表面レールは、可撓性があり任意の長さのもの で、モルレールの任意数の区分にもまたがり、これにより所定長の軌道に対して 電気連続性をもたらすようになっている。

第９図に示すモルレールの断面図では、レールは、脚部分１０８において、バイ ロン、または断面図で示した路盤により支えられている。電動車両は、導電体表 面レール１１２および１１４とに接触する２個の導電性刷子もしくは車輪を有し 、モルレールの」二部表面１】０を走行する。連続表面レールは、ありつぎビー ド１１６でもっており、それと合う溝１１８に滑動係合する。

第１０図の断面図に示されるモルレールでは、レールはその断面図で示した吊支 え１２２により■型の梁の上部１２０で支えられる。■型の梁の脚部１２８の頂 面１２４と１２６の」二を走行する車輪の上に電動車両が載っている。車両はま た、導電体表面レール１３０および１３２と接触する２個の導電性刷子もしくは 車輪を有する。そのような連続導電体表面レールは、ありつぎ型で、それに合う アリツキ溝１３１および１３３にそれぞれ滑動的に係合する。

第１１Ａおよび１１Ｂ図は、支持レールのまた別の実施例を示す。支持レール１ 、４０　ハ、第１図の支持レール１０と比べて、レールの脚部の形状が異なる。

支持レール１４０の脚部１４２は、側部の端が、垂直な表面１４４と、垂直から 約４５℃傾いた表面１４６を与えるような形状になっている。表面のこの角度は 、レール１４０の脚部が図１３および１４に示された枕木板と係合するように選 ばれている。レールの枕木および枕木板への締め付けは、後に第１５および１６ 図の説明の項で詳しく述べる。

第１１Ａおよび１１８図に示された支持レール１４０は、その頭部に、連続表面 レール１５０を受け入れるように、ありつぎ溝１４８を持っている。第１図に示 したのと同様に、表面レール１５０のありつき１５２は、支持レール１４０の頭 部の溝１４８と滑動係合する。そのような表面レールは任意の距離にわたって延 在するものでよい。すなわち、表面レールの長さは、表面レールの連結部菓子次 レールの連結部とできるだけ重ならないようにすること以外は、支持レールの連 結部と無関係に決めることができる。

第１１Ａおよび１１Ｂ図に示された支持レール１４０は、また、その脚部に溝１ ５４をイｆする。この溝１５４は、導線を保持するのに使用することができる。

支持レールが、軌道の所望の形状になるように可撓性のある素材、たとえばアセ タルナイロ〉やポリカーボネートでできている場合は、溝１５４に強化肋材（図 示めせず）をいれる。そのような肋材は、支持レールの搭載されている路盤に取 り付けられる。

第１２Ａ、１２Ｂ、および１２Ｇ図に示す支持レール１５６は、第１１Ａ図に示 したレール１４０ど類似しているが、その頭部１５８が、箱型の溝状の形状の表 面レール１６０を受けるように設３１されている点が異なる。表面レール１６０ は、頭部１５８の上に置かれ、溝状形状の側面１６２を頭部１５８に沿って曲げ ながら支持レールに滑動係合され、第１３Ｃ図に示すような複合レールを構成す る。このような溝状形状の表面レール１６０の側面１６２の曲げは、表面レール の溝状形状の側面１６２に局部的に熱と圧力（圧延ローラ）を組み合わせテ与よ ることにより得られる。熱がノく面レールを軟化し、圧延ローラがその側面を頭 部に沿って曲げる。このように曲げをＩ７えることにより、表面１／−ルが支持 レールの頭部に引っかけられる。そのような表面レールは、支持レール１５６の 頭部１５８に対して、滑動可能でなければならない。

頭部１５８は、その四つの角１６４が面取りされている。さらに、溝状形状の表 面１ノール１６０の内側の隅１６６は、支持レール頭部の面取りされた角に合う ように狸められている。このようにすることで、複合レールの表面レールの頭部 の隅、すなわち鉄道中がその複合レールを走行する際に最も激しく磨耗する部分 のところで表面レールにより多くの材料をつぎ込むことができる。

連続複合レールをどのように使うかによって、支持レールをでき導電体の材料で 作るか、非導電体のもので作るかが決まる。同様に、連続表面レールも、導電体 にも非存を立体にもなる。たとえば、支（、′ｆｆｉｆｆ用の材料としては、鋼 鉄、アルミニラ１１、鉄、真鍮、セラミック、熱１１ＪＩＩｉｙ＋＋’ｌ物質、 熱硬貨性物質など、辻続表面し−・ルの＋イ料としては、アルミニウム、銅、ｍ 鉄、鋼鉄合金、熱ｉｉＪ望悄物質、熱硬ｉ’ｒ＋′Ｊ物質などが挙げられる。頂 部レールが７Ｈ化される場合は、支持レールは非導電体でイつられるか、もしく は第＝ＩＡ図に示したように絶縁層を頂部レールと支持レールの間に設ける必要 がある。

第１３図は、ｔｒｉい支持レール区分を使った連続複合レールの代表的な構成例 を示し、）（面レールの長さが、支持レールの連結箇所に無関係に決められるこ とを表している。キャップ・レールは、支持レールの複数の連結部にまたがって も良いし、支持レールの区分よりも短くても良い。四つの支持レール区分１７０ ．１７２．１７４および１７６は、それぞれ連結部１７１．１７３および１７５ で接している。それらの支持レール区分は、継ぎ目板１７７．１７８および１７ ９でお互いに留め付けられている（Ｍぎ目板のボルトは図示せず）。連続した走 行表面レール１．８０．１８２．１８４および１８６は、表面膨張レール１８１ ．１８３および１８５で区切られている。これらの走行レールと膨張レールは、 前述のように支持レールと滑動係合する。膨張レールは、走行レールの膨張を吸 収すべく長手方向に（レールの長さに沿って）収縮、膨張するよう設計されてい る。

第１３Ｂ、および１３Ｇ図は、膨張レールの好ましい構造を示す。負荷の高い膨 張レール１８１の構造は、第１３Ｂ図に最もよく見られるように、蜂の巣状にな っている。虹の巣の壁１８７の厚さおよびその材質は、その壁がレール上を走行 する車両の車軸の重量を支持レールの頭部に伝えるのに充分な荷重強度を持つも のでなければならない。と同時に、その材質は、表面レールが膨張のあと収縮し ても、膨張レールが膨らんで一つの表面レールから次の表面レールへと連続した 表面を実現できるように、充分な弾力性がなければならない。膨張レールの材質 としては、必要な強度と弾力性を協えている限り、走行レールの材質と同様に、 たとえば、鋼鉄、鋼鉄合金、熱可塑性物質、または熱硬貨性物質などであって良 い。

第１３Ｃ図は、第１３Ｂ図に示す蜂の巣状包丁レールの端面を示す。蜂の巣状レ ールは、−に部にも底部にも壁を持たない。このレールは、端壁１８８を有し、 そし−Ｃ側壁をｂつ場合と、蜂の巣がレールの側部で側壁をなすように形作られ る場合とがある。しかし、蛭の巣状レールの主構造は、あくまで蜂の巣型であり 、どの外壁も、蜂の巣構造の膨張／収縮性を制限するものであってはならない。

表面走行レールとの機械的および電気連続性を確保したい場合は、走行レールの 端と膨張レールの連結端部１８８を溶接、畿合、あるいは接着しても良い。

第１３Ａ図に示すように、表面走行レールのありつぎビードの深さは、支持レー ル頭部のありつぎ溝の深さよりも短くなっている。これは、走行レールが支持レ ールの中でより滑りやすくなるように、走行レールと支持レールの間の摩擦を減 らすためである。膨張レールのありつぎビードの深さ】８９は、走行し−ルのあ りつぎビードの深さと同じでよい。しかし、荷重を膨張レールの頭部がら支持レ ールに伝える際の強度を増すために、膨張レールのありつぎビードの深さ１８９ を支持レール頭部のありつぎ溝の深さと同じにしても良い。この場合、蜂の巣の 頭部の荷重は、ありつぎ溝の底部に伝わると同時に支持レールの頭部にも伝わる ことになる。この結果増えることになる膨張レールと支持１／−ル間の摩擦が走 行レールと支持レールの滑り係合を損なうことはない。

膨張レールは、電気的導体でも良いし、Ｊ１導体でも良い。表面レールが導電性 の場合は、電気制御ブロックの端においては、膨張レールは非導電性となるし、 電気制御ブロック内では、膨張レールはある走行レールから次の走行レールに電 気連続ｒ１をもたらすために、導電体となる。この場合、膨張レールは、表面レ ールの熱による膨張を補（賞するというのと、その鉄道システム内の電気制御ブ ロックを定義すべく表面レールの連結部を絶縁するという二つの機能を果たすこ とになる。膨張レールが、熱ｉ＝Ｊ　型ｅ＋匂物質または熱硬貨性物質からでき ていればそれは、絶縁体となる。膨張レールが導電ｒ１金属または導電体金属を メッキしたプラスチ・ツクからできていれば、それは導電体となる。

個々の表面し・−ルは、通常複数の支持レールの区分の接合点にまたがることに なるが、表面レールは、実際どのような長さでも良い。第１３図は、２個の接合 部１７１と１７３とにまたがった表面走行レール１８２を示す。第１３図はまた 、個の支持レール区分１７４よりも短い走行レール１８４を示し、その結果とし て、接合部１７３と１７５の間に二つの膨張レール１８３ど１８５がある。

第１４図は、本発明の複合レールを２レール軌道に応用した例を示す。それぞれ の支持レール区分１９０は同じ長さになっていて、一本のレールの接合部１９２ ．１９４．１９６．１９８および２００はもう一方のレールの接合部２０１．２ ０３．２０５．２０７および２０９とそれぞれ食い違いになるように枕木１９２ に据え（＝１けられている。走行レール２１０は、接合部２０３．２０５．２０ ７および２０９にまたがり支持レール区分４涸以」二で支えられている。同様に 、表面走行レール２１２は、接合部１９４．１９Ｇおよび１９８にまたがる。そ の一方で、走行レール２１５は、−個の区分支持レールよりも短く、第１４図に 示されるように、一つの接合部にもまたがらない。

表面レールが熱によって膨張または収縮するとき、すべての表面レールは、支持 レールに７・１して滑動するように支持レール区分に滑動係合している。この滑 動係合は、支持レール区部に対する表面レールの据えつけを容易にしている。第 １４図に示ず膨張レール２１４は弾力性があり、表面レールの熱による膨張を吸 収すべく膨張したり収縮したりする。そのような膨張レールは走行レールと同一 の断面形を有し、また導電性であってもよく、あるいは、走行レールを電化する 場合は、非導電性であっても良い。

第１４図は、２レール軌道のための好ましい実例を示すが、枕木と支持レール区 分を違った構造法で予め組み立てておこともできることは当業者にとっては自明 であろう。１１？ｆもって組み立てておくような２レール軌道では、支持レール 区分の端が揃えられていることになる。互いに接し合う平行な支持レール間の接 合部も揃えられ、第１４図に示されたように食い違いにはならない。この構造は 、平行な支持レールの路盤への取付を迅速化する。連続表面走行レールと膨張レ ールを加えさえすれば、２レール軌道が完成することになる。

第１１乃至１４図に示した支持レールを枕木に留めつける枕木板を第１５から１ ７図に示す。第１５図は、第１１Ａ図に示した複合レールを組み立てたものを、 枕木板２２０でもって枕木２２２に取り付けたものを断面図で示す。枕木２２２ には、枕木板２２０が取り付けられたときに枕木に入り込むように凹みがつけら れている。縦溝彫りのくさび２２４と２２６は、枕木板２２０の穴を抜け、留め 具２２８と２３０の穴を通って、枕木２２２に打ち込まれている。このようにし て、くさび２２４と２２６は、レールを枕木仮に締め付け、かつ枕木板を枕木に 留めつける。

くさび２２４ど２２６には、縦溝があり、くさびが枕木に打ち込まれたときに、 支持レール１４０の脚部の端と係合するようになっている。くさび２２４は、垂 直から４５℃に向けられ、支持レール１４０の脚部の端において変形して、その 溝が４５℃の表面１４６と噛み合うようにされている。くさび２２６は、垂直に 向けられ、その溝が垂直表面１４４と支持レールの脚部の端で噛み合うように変 形されている。これらのくびは、支持レールの脚の部分で噛み合うので、レール の方向に沿って動かないよう支持レールをしっかりと支える。

第１６Ａおよび１６Ｂ図は、垂直向きのくさび用の穴を持った枕木板を上から見 た図と側面図を表す。くさび２３２を第１６Ｂ図に示す。第１７Ａおよび１７Ｂ 図は、垂直から４５℃の向きのくさび２３４用の穴を持った枕木板を上から見た 図と側面図を表す。どちらの実例でも、枕木板２３１および２３３は、四つのく さびを用いるように設計されている。枕木板２３１では、その穴２３５から留め 具２３９を抜けて枕木板までが垂直に並んでいる。枕木板２３３では、その穴２ ３７から留め具２４０を抜けて枕木板までが垂直から４５℃に向いている。くさ び２３２と２３４用の穴に加えて、枕木板自体を枕木に据えつけるためのくさび （図示せず）用に、それぞれの枕木板は四つの穴２３６を持っている。

枕木板のくさびの穴を垂直にするか、非垂直にするかは、そのレールにどのよう な力がかかるかによる。垂直向きだと、レールからの垂直方向の力に対して最も 抵抗力がある。垂直でない向きは、レールからの水平方向の力に対しては、より 抵抗力があるが、垂直方向の力に対しては弱くなる。第１５図の板２２０では、 垂直および非垂直のくさび用穴の組合わせを使っている。レールにかかる水平お よび川直り向の力、およびレール、枕木板、枕木の材質によって、くさび穴をこ のほかの角度することもできることは当業者にとっては、明らかであろう。

以上、本発明のいろいろな好ましい実例を図に示し説明したが、本発明の基本精 神と範囲から逸脱することなくさらに多数の応用および（で正ができることも、 当業者にとって明らかであろう。

ＦＩＧ、４Ｂ ＦＩＧ、５．　ＦＩＧ、６．　ＦＩＧ、７ＦＩＧ、　＋５ 補正書の写しく畦訳文）提出書 （特許法第１８４条の８） 平成６年３ＪＪ１６ＦＩ 特語庁長官　殿 １、持＋ｉ’ｌｌＪ傷ｐの表示 ＰＣＴ／ＵＳ９２１０７６８７ ２、発明の名称 複合連続レールのための表面レール ３、特許出廓人 住所　アメリカ合衆国、コロラド州、ボウルダー、カーター・トレイル　７１３ ７番地 氏名　ブルーニング、ドナルド　ダグラス国籍　アメリカ合衆国７ ４、代理人 住所　郵便番号　１９４ 東京都町［Ｉ］市中町−Ｊ゛目１番１６シじ東京建物１１旧ｌｊビル２ＩＱケ １９９４年３月４１Ｊ ６、添付書類の「１な （１）補正前の写しく翻訳文）　１通 ７、前記以外の代理人 住所　郵便番号　１９４ 東京都■旧［１市中町−１−口１番１６号東京建物町ＵＪビル２階 明細書　補正書の写しく翻訳文） 複合連続レールのための表面レール 参照関連特許 本願は、”接合部最少化電化レールシステム゛と題した、審査中の１９９０年８ 月１７日出願に係る特許出願番号第０７１５６９，１０□１′；ｆ（現在１９９ ２年６Ｊ］９日発行の米国特許第５．１２０，９１０号）の分割である′°鉄道 用レール装着留め具”と題した１９９１年９月１６日出願に係る特許出願番号第 ０７７７６０、６５８号（現在米国特許第５．１５・Ｌ３４６）の一部係属出願 にあたるものである。

技術分野 本発明は、鉄道用連続表面レールに関するものである。更に具体的にいうと、複 合レール及びレールを連続した表面をもって構成する複合レール部品に関するも のである。

背景技術 鉄道軌道の連続レールに伴う長年の課題は、長く連続した、もしくは溶接された レールの膨張及び収縮にあった。一般に、ある連続したレール区分にあるレール は全体が鋼、鋼の合金、真鍮あるいはアルミニウムでできている。これらの素材 は、温度変化によりかなり膨張あるいは収縮する。たとえば、気温が一２０℃か ら＋４０℃まで変化する場合、ＩＫｍ長の連続した鋼のレールの膨張もしくは収 縮は、０．９ｍにも達することがある。これだけの膨張あるいは収縮は、軌道を 歪曲し、曲げることさえある。熱による膨張は、直線軌道ではレールを彼女たせ るが、カーブにおいては特に深刻な問題をもたらす。カーブ地点で膨張したレー ルは枕木板に対して側方へ押し出し、２レ一ル式軌道におけるレール間の距離を ケ争軌間よりも大きくする。二のように距離が広がった２本のレールは、そのレ ールにより案内され、走行する車両の脱線をもたらす。

これまで、この問題は、個々のレール区分を短くして、順次のレールの接合点に おいてＬｒ方向に光分な分離を持たせて熱によるレールの膨ルを吸収させること によって対処されてきた。しかし、そのような接合点は、騒音を発するうえ乗り 心地を悪くする。それに加えて、そのような分離した接合点はレールに対して千 人な磨耗点となり、それによって鉄道の保守費用を大きくする。また、レールが 電化されている場合には、レール間のレール区分接合点に電気的連続性を持たせ ることが困難である。

電気的連続＋１Ｆの問題に７・すする解法としては過去に、米国特許第３，８１ ３，５０２弓にみらねるように、電気的ケーブルでレール接合点をつないだ電化 レール区分がある。さらには、たとえは米国特許第２，５４０，４３３号、ノル ドウェー特Δ午第７０６５４弓、矢国持１−１Ｔ第２５６，５４５弓に記述され た複合レールが知られている。これらの従来のデザインには一つとして連続表面 レールにおける膨張の問題に対処するものがない。これらの複合レールではすべ て、固定的に取り付けれれた部品を含んでおり、本質的にはこれは一個の固体の レールである。

発明の間】Ｊり 本発明の目的は、熱膨張によって歪曲を生じない連続表面レールを提供すること にある。

また、本５色明のもう一つのｌ」的は、電化することのできる連続レールを提供 することである。

連続１７面レールの熱膨張問題は、レールの車輪と接触する表面における隣接レ ール１１分の接合点を・幼果的に除去する複合連続表面レールを作製することに よって７．１処されている。そのような複合レールは、レールを走行する車両の 重量を支える区分化された支持レールと、この支持レールの頂面にはめ込めれ、 これと滑動１１Ｊ能に係合する表面レールとにより横１ノｌｊされる。従って、 この表面レールは、レールに取１〕付けられたレールとみることができる。、装 置を容易にするために表面レールは支持レールよりもＩＩＪ撓ゼトに富んでいる 。さらに、表面レールの長さは支持レール区分の長さとは無関係であり、支持レ ール区分間の接合点を越えて延／１する。その表面レールを走行する中肉にとっ ては、支持レールの接合点において機械的な接合点も電気的な不連続点も見当た らないことになる。

これに加えて、表面レールは支持レールの頂面にはめ込むために２形式の表面レ ールを含んでいる。この２形式は走行レールと膨張レールである。走行レールは 仔、Ｑの長さであってよく、代表的にはいくつもの支持レール区分にまたがって 延在する。膨張レールは、膨張および収縮するように作られた短い表面レールで あり、これは走行レールの端部間すなわち走行レール相互間に置かれる。膨張レ ールは、走杓レール間の隙間を埋め、走行レールの熱膨張を吸収し、走行レール 間に表面連続性をもたらす。

本発明の−っの特徴として、支持レールの頭部は、表面レールを受けとめ、ガイ ドするよう形作られている。支持レールが、滑動可能に表面レールと係合した後 、より可撓性のある表面レールを次に接合する支持レールの頭部にガイドする役 ［１を果たす。表面レールは、支持レールといく通りもの方法ではめ込まれる。

たとえば、支持レールの頂面に溝を設け、それに一致するビードを表面レールの 下面に設けることができる。表面レールのビードには、支持レールの頂面に設け た整合する相手方斜縁間に適合する斜縁を設けることもできる。表面レールを支 持レールの頭部の」二を滑るような形に作られた箱型の溝に形作ることもできる 。

複合レールを電化する場合は、支持レールおよび／もしくは表面レールを導電性 材料から作ることができる。たとえば、一つの実施例として、支持レールが非導 電性であり、表面走行レールが導電性である膨張レールは、それが電気制御ブロ ックの中間に位置するか末端に位置するかによって、導電性あるいは絶縁性とな る。

図面の簡単な説明 第１図は、連続表面構成レールの好適な実施例を示す図であり、第２Ａ、第２Ｂ および第２Ｃ図は、互いに接する支持レールを連結するための継ぎ目板を示す田 であり、第３Ａ図は、支持レールを相互接続枕木に取り伺けるためのバネつき留 め具を示す図であり、第３Ｂ図は、導電性の表面レールと導電性の第２条線を有 する支持レールを示しそして表面レールは車両に動力を供給し、第２条線は制御 （１″、弓を供給することを示す図であり、第４Ａ図は、導電性の表面レールか ら支持レールを絶縁するために絶縁層を侍った導電性の支持レールを示す図であ り、？１４Ｂおよび第４Ｃ図は、レールを枕木もしくは路盤に取り付ける留め具 の好ましい実施例を示す図であり、第５図は、表面レールを支持レールに取り付 けるたメノ二磨筒状溝とそれに整合すると−ドを示す図であり、第６図は、筒状 に形作られた−１１部レールを受ける筒状の溝を持った支持レールの頭部を示す 図であり、第７図は、ありっぎビードを持った二つの連続表面レールを右する支 持レールの頭部を示す図であり、第８図は、間隔を開けた不連続のと一部を設け た表面レールの平面を示す図であり、第９図は、支持レールの張り出し部の下に 二つの導電性連続レールを支える支持レールのモルレール実施例を示す図であり 、第１０図は、導電性の連続レールが、Ｉをの梁の取直部分に滑動可能に係合さ れた吊り下げ式モルレールの実施例を示す図であり、第１１Ａおよび第１１Ｂ図 は、第１６および第１７図に示す枕木板に係合するように設計された脚部と、あ りつぎ溝を頭部に持った支持レールを示す図であり、第１２Ａ、第１２Ｂおよび 第１２Ｃ図は、第１６および第１７図に示す枕木板に係合するように設計された 脚部と、箱型の導管を持ったノく面レールと滑動可能に係合するように形作られ た頭部を持った支し！ｊレールを示す図であり、第１３Ａ図は、支持レールのい くつもの連結部にまたがる表面レールと、支持レールよりも短い表面レールとを 示す図であり、第１３Ｂおよび第１３Ｃ図は、表面走行レール間に用いられた膨 張レールを示す。

第１４図は、本発明を２本レール軌道に応用した例を示す図であり、第１５図は 、第１１および第１２図に示す支持レールの脚部と滑動［ｉＪ能に係合する縦溝 彫りのくさびで留められた枕木板を示す図であり、第１６Ａおよび第１６Ｂ図は 縦溝彫りのくさびが東直に打ちつけれた枕木板を示す。第１７Ａおよび第１７Ｂ 図は縦溝彫りのくさびが垂直から４５度に打ちつけられた枕木板を示す図である 。

発明を実施するための最良の形態 第１図に本発明のｊつの実例を小ず。支持レール１０は、ポリカーボネイトカー ボンファイバ、セラミックもしくはそれらの組み合わせ等の電気的不導体または 絶縁体から角られる。１１（両をレール］−７に支えるのに４−分な構造的強度 を持つ絶縁体の材質ならばどのような＋４質でも使用可能である。支持レール１ ０の瑣事には、長手方向に延びる切欠き１２が施されている。好適な実施例にお いて切欠き１２は、ありつぎ溝である。そのようなありつぎ溝は、支持レール１ ０の上部の導電性連続表面レールｊ６のありつきビード１４を受けるように設計 されている。

軌道システムにおける任意所望の長さを実現するように支持レール１０は、端と 端が突き合わされ即ち隣接される。第１図においては、支持レール１０は次の支 持レール１８と、連結面２２で、継ぎ目板２０と、レール１０および１８の反対 側にあるそれと合う継ぎ目板（図示せず）とで連結されている。一般に、それら ２枚の継ぎ目板は、支持レールの本体を通じて、ボルトとナツトで締め合わされ ている。

レール上の負荷の少ない軽量の鉄道における実施では、それらの継ぎ目板は、予 めボルトとナツトがその部分として一体的に成形されたプラスチック製でもよい 。そのような成型されたボルト（第２Ｃ図参照）のそれぞれは、継ぎ目板に成型 された瘤３９および軸３８を有する。瘤３９はそれに合うレールの反対側の継ぎ 目板の穴５８にスナップ式に噛み合う。たとえば、反対側の継ぎ目板から出た瘤 （図には見えず）は、レールの穴を通って継ぎ目板２０の穴２６（第１図）とス ナップ式に噛み合う。偽物のナツト２４は、本物のナツトに似せて継ぎ目板２０ に成型されている。

表面レール１６は、ありつぎビード１４を支持レールのそれに合うありつぎ溝１ ２に差し込ムことによってレール１０と１８の両方につけられている。導電性表 面レール１６の東らな部分は、支持レール１０および１８の表面上に載る。溝１ ２に差し込まれたレール１６のビード１４が、その導電体レールを正しく保持ス ル。コノように、表面レール１６は支持レールの連結部分２２を覆うので、その レール上を走行する車両もしくは電動装置にとっては、複合導電性の連続レール について物理的不連続性や電気的不連続性が連結部２２に存在しないことになる 。

そのような表面レール１６は、電気制御ゾーンを終わらせることを望む軌道上の どこかの点で終端することになる。第１図においては、レール１６は、浮動絶縁 体２８に突き当たる所で終わっている。このように絶縁体２８は、導電体表面レ ール１６で定義されたある電気制御ゾーンもしくは制御ブロックの終点と、次の 導電体表面１ノール３０で定義される制御プロ・ツクの始点を表すこと（こなる 。

’ｔ７Ｍ　絶ｕ　（４２８は、表面レール１６と同様に、支持レールのありつぎ 溝１２と係合するありつぎビード３２を＜ｒする。絶縁体２８は、支持レール１ ８の頭部にそって滑動できるという、Ｑ昧において、支持レール１８上で浮動し てＬする。これによって、温度変化による表面レールの膨張と収縮を、；γ容す る。

第２Ａおよび２Ｂ図に、プラスチック装の継ぎ［Ｊ板に代わる設訂を示す。継ぎ 「１板３４および３５は、支持レール４４に対して凹型になっていて継ぎ目板３ ４．３５と非導電体支持レールの間に空洞３６ができるようになっている。

第２Ｂ図の端面図に見られるように、軸３８の瘤３つは、矢印３３で表される方 向に継ぎＩｊ板３４と３５を内側に変形させることにより、継ぎ目板の穴を通し て押し込められる。継ぎ［」板３４と３５は、同一の形であり、板３５は、板３ ４に７・ｌして反ヌ、１方向にされる。したがって、一方の板の軸３８は、もう 一方の板の穴５８（第２Ｃ図）を突き抜ける。継ぎ■板３４の軸３８の瘤３９が 継ぎ目板３５の穴にスナップ式に通された後、継ぎ目板３４と３５は支持レール ４４の方に変形される。この結果、板３４と３５は、矢印４２に示すようにレー ル４４の脚部４６と頭部４８に対して−１一方向および下方向に伸びようとする 。

第２Ｃ図に、継ぎ目板３４の詳細図を示す。軸３８とす・ソト４０は板３４の一 部として成形されている。、仮３４の凹部内側表面のもつとも内０１すの端の位 置力く、破線５６で示されている。その板の穴５８は、その穴にスナップ式には め込まれる軸３８の抽３９を受け入れるようにテーバが付されている。ナツト４ ０の形は形状好みの問題であり、一般的な軌道に見られる外観を模して美観のた めに与えられるものである。

第３Ａ図は、支持レールを支持部材または軌道枕木６２に取り付けるための留め 具６４を示す。代替案として、この留め具で、支持レールを直接路盤に取り付け ても良い。留め具６４は、バネや一件を持った腕６０を持ってし）る。第３Ｂ図 にホすように、支持レールを留め具の腕６４の間にスナップ式にはめ込んで、そ の留め［！を枕木６２または路盤の留め■↓により取り付けても良い（図示せず ）。

第３Ｂ図は、Ｊ１導電性支持レール６５と、第１図におけるレール１６と類似し た醇電件の連続レール６７を示す。第３Ｂ図はさらに、支持レール６５の底部に ある第２導電性条線６９を示す（レールの端における端面に見られる）。軌道に 沿って無線周波制御信号などの制御信弓を伝達するために、−個またはそれ以上 の導電性条線６９を用いても良い。導電性条線６９は、表面レール６７と同様に 、連続的な条線でも良いし、または最少連結条線でもよい。

表面レール６７と導体６９の取り付けられた支持レール６５の端面を第４Ａ図に 示す。第４Ａ図においてはさらに、支持レール６５は、鋼鉄、真鍮、アルミニウ ムまたは賜などの導電性金属でできている。導電体の支持レールを用いる本実施 例においては、支持レール６５と表面レール６７および６９の間にそれぞれ絶縁 層６７Ａおよび６９Ａが必要である。絶縁層６７Ａおよび６９Ａは、ポリカーボ ネートで覆われていることが望ましい。ビニールやテフロンなどのプラスチ、ツ クを用いることもできる。

第４Ａ図の端面は、また、表１ｎｉレール６７の底部と、ありつぎ溝の底部との 間の空間を示している。この空間は、電線が支持レールの穴（図示せず）を通っ た後この空間に捕らえられるようにするために設けられている。これによって、 表面レール導体６７は、電力源から電力を得ることができる。

留め具６４の噛み合わせを第４Ａ、４Ｂおよび４０図に示す。留め具６４は、可 撓性のあるポリカーボネートから鋳造または成形され、支持レール４４の底部４ ６と上からスナップ式に噛み合う耳６３を持った柱６８を持つ。

第４Ｂ図に詳細に示されるように、留め具６４は、底部６５と共に一体の部品と して成形された直立柱６８を持つ。この直立柱６８は弧状の、垂直に溝を施した 表面６６と、レールが留め具６４にはめ込まれた後にそのレールをしっかりと正 しい場所に保持するための耳６３を持つ。溝を施した表面６６は留め具の一部と して鋳造され、プラスチックの留め具よりも硬い材質から形成され、たとえば、 鋼鉄、真鍮またはアルミニウムなどの金属挿入部材であっても良（Ａ０第４Ｃ図 は、第４Ｂ図に表された留め具６４を上から見た図を表す。４本の柱６８が示さ れている。弧状の溝を施した表面６６は、破線で表されている。６７Ａは、凹部 ６７の縁を表す。底部の板６５の六６１は、留め具６４を、鉄道枕木もしくは路 盤に、釘、スパイク、またはボルトなどで締め付けるためのものであレールが留 め具６４に押しつけられると、レールの底部が耳６３を滑って通り抜けるのに十 分なだけ柱６８が開くように底面６５と柱６８は曲げられる。耳６３がレールの 底部にスナップ式に覆い被さると、レールはキロ３がら矢印６３Ａで表される方 向に保持ノコが加えられて、四部６７に押しつけられ、レールは垂直方向の動き を防げられる。さらに、レールは四部６７の端と柱６８の内側の弧状表面６６か らの保持力（矢印６６Ａの方向）とにより、レールに関し、横方向の滑りを妨げ られる。垂直に溝を施した表面６６により、レールの長手方向の滑りが妨げられ る。

第５乃７ｆ′、７図は、連続表面レールを区分支持レールの上部に滑動可能に係 合させるためのいろいろな代替案を示すものである。第５図では、上部、すなわ ち表面レール７１が、二つの人望ビード７ｏと７２を持っていて、支持レール６ ９の元型溝７４と７６にそれぞれ係合する。

第６図では、支持レール７９が、耳８２と８３を持った筒状のｉｆｇ　８０を持 っている。連続導電体８４は、筒状の横断面を持っている。導電体８４が溝８ｏ に押し込まれると、溝の耳８２と８３が導電体の上にスナップ式に係合する。導 電体８４は、その直径の２０％までが支持レールの表面よりも上に突出するよう に、溝８０の深さよりも幾分大きめの直径をイ１している。これによって、導電 体レール８４と、そのレールから電力を得る電動装置との間の良好な電気的接触 が確保される。

第７図では、ありつぎ溝８８と９０を持った支持レール８７が、二つの表面レー ル９２および９４のそれぞれと係合されている。ありっぎγ１４８８と９０とに １系合するように、」１部レール９２と９４はそれぞれありつきビード９６と９ ８を持−〕ている。表面レール９２と９４が導電性の場合は、これらは非導電体 支持レール８７の頭部の昨１００でもって、Ｉｊ（いに絶縁することができる。

第８１χ１は、連続表面レールの代替実例を示す。この実施例では、ありつぎ１ ０２が不連続になっている。表面レールのビードは、表面レールの長さより長い 必要はない。ビードは、間隔を置いて設けられるだけでよい。図は、二つのビー ド１０２と１０・１を示す。ビードの間の間隔は、その表面レールが支持レール の係合溝に滑動係合されるときに支持レールとの良好な係合が保たれる。

第９および１０図は、導電性の連続表面レールと、非導電体のモルレールの区分 との係合を示す。そのような非導電体モルレールは、レールの上を走行する車両 のｍｍを支えられるように強度を有し比較的剛性の材質で作られる。このため、 そのようなモルレールは、区分された形になっており、これらが組み合わされる 軌道を形成するようにされる。表面レールは、可撓性があり任意の長さのもので 、モルレールの任意数の区分にもまたがり、これにより所定長の軌道に対して電 気連続性をもたらすようになっている。

第９図に示すモルレールの断面図では、レールは、脚部分１０８において、バイ ロン、または断面図で示した路盤により支えられている。電動車両は、導電体表 面レール１１２および１１４とに接触する２個の導電性刷子もしくは車輪を有し 、モルレールの上部表面１１０を走行する。連続表面レールは、ありつぎと−ド １１６でもっており、それと合う溝１１８に滑動的に係合する。

第１０図の断面図に示されるモルレールでは、レールはその断面図で示した吊支 え１２２により１型の梁の上部１２０で支えられる。■型の梁の脚部１２８の頂 面１２４と１２６の上を走行する車輪の上に電動車両が載っている。車両はまた 、導電体表面レール１３０および１３２と接触する２個の導電性１ｊｌｌ子もし くは車輪を有する。そのような連続導電体表面レールは、ありつぎ型で、それに 合うありつぎ溝１３１および１３３にそれぞれ滑動係合する。

第１１Ａおよび１１８図は、支持レールのまた別の実施例を示す。支持レール１ ４０は、第１図の支持レール１ｏと比べて、レールの脚部の形状が異なる。支持 レール１４０の脚部１４２は、側部の端が、垂直な表面１４４と、垂直から約４ ５℃傾いた表面１４６を与えるような形状になっている。表面のこの角度は、レ ール１４０の脚部が図１５および１７に示された枕木板と係合するように選ばれ ている。レールの枕木および枕木板への締め付けは、後に第１５および１６図の 説明の項で詳しく述べる。

第１１．Ａおよび１１８図に示された支持し−ル１４０は、その頭部に、連続表 面レール１５０を受け入れるように、ありつぎ溝１４８を持っている。第１図に 示したのと同様に、表面レール１５０のありつき１５２は、支持レール１４０の 頭部の溝１４８と滑動係合する。そのような表面レールは任意の距離にわたって 延在するものでよい。すなわち、表面レールの長さは、表面レールの連結部菓子 次レールの連結部とできるだけルならないようにすること以外は、支持レールの 連結部と無関係に決めることができる。

第１１Δおよび１１８図に示された支持レール１４０は、また、その脚部に溝１ ５４をイーｆする。この溝１５４は、導線を保持するのに使用することができる 。

支持レールが、軌道の所望の形状になるように可撓性のある素材、たとえばアセ タルナイロンやポリカーボネートでできている場合は、溝１５４に強化肋材（国 手めせず）をいれる。そのような助材は、支持レールの搭載されている路盤に取 りイ（１けられる。

第１２Ａ、１２Ｂ、および１２Ｃ図に小ず支持レール１５６は、第１１Ａ図にｉ ｆ・したレール１４０と類似しているが、その頭部１５８が、箱型の７１４状の 形状の表面レール］６０を受けるように設計されている点が異なる。表面レール １６０は、頭部１５８の１に置かれ、溝状の形状の側面１６２を頭部１５８に沿 って曲げながら支持レールに滑動係合され、第１２Ｃ図に示すような複合レール を構成する。このような溝状の形状の表面レール１６０の側面１６２の曲げは、 表面レールの溝状形状の側面１６２に局部的に熱と圧力（圧延ローラ）を組み合 わせてＩｊえることによりｆｌられる。熱が表面レールを軟化し、圧延ローラが その側面を頭部に沿って曲げる。このように曲げをＩｊえることにより、表面レ ールが支持レールの頭部に引っかけられる。そのような表面レールは、支持レー ル１５６の頭部１５８に対して、滑動可能でなければならない。

頭部１５８は、その四つの角１６４が面取りされている。さらに、溝型形状の表 面レール１６０の内側の隅１６６は、支持レール頭部の面取りされた角に合うよ うに埋められている。このようにすることで、複合レールの表面レールの頭部の 隅、すなわち鉄道中がその複合レールを走行する際に最も慮しく磨耗する部分の ところで表面レールにより多くの材料をつぎ込むことができる。

連続複合レールをどのように使うかによって、支持レールをでき導電体の材料で 作るか、非導電体のもので作るかが決まる。同様に、連続表面レールも、導電体 にも一７１導電体にもなる。たとえば、支持レールの材料としては、鋼鉄、アル ミニウム、鉄、真鍮、セラミック、熱可塑性物質、熱硬貨性物質など、連続表面 レールの材料としては、アルミニウム、銅、鋼鉄、ｗ４鉄合金、熱可塑性物質、 熱硬貨（′１物賀などが挙げられる。表面レールが１を化される場合は、支持し ・−ルは非導電体で作られるか、もしくは第４Ａ図に示したように絶縁層を表面 レールと支持レールの間に設ける必要がある。

第１３Ａ図は、短い支持レール区分を使った連続複合レールの代表的な構成例を 示し、表面レールの長さが、支持レールの連結箇所に無関係に決められることを 表している。表面レールは、支持レールの複数の連結部にまたがっても良いし、 支持レールの区分よりも短くても良い。四つの支持レール区分１７０．１７２． １７４および１７６は、それぞれ連結部１７１．１７３および１７５で接してい る。それらの支持レール区分は、継ぎ目板１７７．１７８および１７９でお互い に留め付けられている（継ぎ目板のボルトは図示せず）。連続した走行表面レー ル１８０．１８２．１８４および１８６は、表面膨張レール１８１．１８３およ び１８５で区切られている。これらの走行レールと膨張レールは、前述のように 支持レールと滑動係合する。膨張レールは、走行レールの膨張を吸収すべく長手 方向に（レールの長さに沿って）収縮、膨張するよう設計されている。

第１３Ｂ、および１３Ｃ図は、膨張レールの好ましい構造を示す。負荷の高い膨 張レール１８１の構造は、第１３Ｂ図に最もよく見られるように、蜂の巣状にな っている。蜂の巣の壁１８７の厚さおよびその材質は、その壁がレール上を走行 する車両の車軸の重量を支持レールの頭部に伝えるのに充分な荷重強度を持つも のでなければならない。と同時に、その材質は、表面レールが膨張のあと収縮し ても、膨張レールが膨らんで一つの走行レールから次の走行レールへと連続した 表面を実現できるように、充分な弾力性がなければならない。膨張レールの材質 としては、必要な強度と弾力性を備えている限り、走行レールの材質と同様に、 たとえば、鋼鉄、鋼鉄合金、熱可塑性物質、または熱硬貨性物質などであって良 い。

第１３Ｃ図は、第１３Ｂ図に示す蜂の巣状包丁レールの端面を示す。蜂の巣状レ ールは、上部にも底部にも壁を持たない。このレールは、端’ｌ！１８８を有し 、そして側壁をもつ場合と、蜂の巣がレールの側部で側壁をなすように形作られ る場合とがある。しかし、蜂の巣状レールの主構造は、あくまで蜂の巣型であり 、どの外壁も、蜂の巣構造の膨張／収縮性を制限するものであってはならない。

表面走行レールとの機械的および電気連続性を確保したい場合は、走行レールの 端と膨張レールの連結端部１８８を溶接、融合、あるいは接着しても良い。

第１３Ａ図に示すように、表面走行レールのありつぎと一部の深さは、支持レー ル頭部のありつぎ溝の深さよりも短くなっている。これは、走行レールが支持レ ールの中でより滑りゃすくなるように、走行レールと支持レールの間の摩擦を減 らずためである。膨張レールのありつぎビードの深さ１８９は、走行レールのあ りつぎビードの深さと同じでよい。しかし、荷重を膨張レールの頭部から支持１ 、−ルに伝える際の強度を増すために、膨張レールのありつぎビードの深さ１８ ９を支持レール頭部のありつぎ溝の深さと同じにしても良い。この場合、蜂の巣 の頭部のｄ：ｊ　重は、ありつぎ？１４の底部に伝わると同時に支持レールの頭 部にも伝わることになる。この結果増えることになる膨張レールと支持レール間 の摩擦が走行レールと支持レールの滑り係合を損なうことはない。

膨張レールは、電気的導体でも良いし、非導体でも良い。表面レールが導電性の 場合は、電気制御ブロックの端においては、膨張レールは非導電性となるし、電 気制御ブロック内では、膨張レールはある走行レールから次の走行レールに電気 連続性をもたらすために、導電体となる。この場合、膨張レールは、表面Ｌ−− ルの熱による膨張を補（ｎするというのと、その鉄道システム内の電気制御ブロ ックを定義すべく表面レールの連結部を絶縁するという二つの機能を果たすこと になる。膨張レールが、熱ｉｉＪ望性物性物質たは熱硬貨性物質からできていれ ばそれは、絶縁体となる。膨張レールが導電ｅｌ二金属または導電体金属をメッ キしたプラスチックからできていれば、それは導電体となる。

個々の表面レールは、通常複数の支持レールの区分の接合点にまたがることにな るが、）く面レールは、実際どのような長さでも良い。第１３Ａ図は、２個の接 合部１７１と１７３とにまたがった表面走行レール１８２を示す。第１３Ａ図は また、−個の支持レール区分１７４よりも短い走行レール１８４を示し、その結 果として、１８合部１７３と１７５の間に一つの膨張レール１８３と１８５があ る。

第１４図は、本発明の複合レールを２レール軌道に応用した例を示す。それぞれ の支持レール区分１９０は同じ長さになっていて、一本のレールの接合部１９４ ．１９６．１９８および２００はもう一方のレールの接合部２０１．２０３．２ ０５．２０７および２０９とそれぞれ食い違いになるように枕木１９２に据え付 けられている。走行レール２１０は、接合部２０３．２０５．２０７および２０ ９にまたがり支持レール区分４個以上で支えられている。同様に、表面走行レー ル２１２は、接合部１９４．１９６および１９８にまたがる。その一方で、走行 レール２１５は、−個の区分支持レールよりも短く、第１４図に示されるように 、一つの接合部にもまたがらない。

表面レールが熱によって膨張または収縮するとき、すべての表面レールは、支持 レールに対して滑動するように支持レール区分に滑動係合している。この滑動係 合は、支持レール区部に対する表面レールの据えつけを容易にしている。第１４ 図に示す膨張レール２１４は弾力性があり、表面レールの熱による膨張を吸収す べく膨張したり収縮したりする。そのような膨張レールは走行レールと同一（７ ）断面形を有し、また導電性であってもよく、あるいは、走行レールを電化する 場合は、非導電性であっても良い。

第１４図は、２レール軌道のための好ましい実例を示すが、枕木と支持レール区 分を違った構造法で予め組み立てておこともできることは当業者にとっては自明 であろう。前もって組み立てておくような２レール軌道では、支持レール区分の 端が揃えられていることになる。互いに接し合う平行な支持レール間の接合部も 揃えられ、第１４図に示されたように食い違いにはならない。この構造は、平行 な支持レールの路盤への取付を迅速化する。連続表面走行レールと膨張レールを 加えさえすれば、２レール軌道が完成することになる。

第１１乃至１４図に示した支持レールを枕木に留めつける枕木板を第１５から１ ７図に示す。第１５図は、第１１Ａ図に示した複合レールを組み立てたものを、 枕木板２２０でもって枕木２２２に取り付けたものを断面図で示す。枕木２２２ には、枕木板２２０が取り付けられたときに枕木に入り込むように凹みがつけら れている。縦溝彫りのくさび２２４と２２６は、枕木板２２０の穴を抜け、留め 具２２８と２３０の穴を通って、枕木２２２に打ち込まれている。このようにし て、くさび２２４と２２６は、レールを枕木板に締め付け、かつ枕木板を枕木に 留めつける。

くさび２２４と２２６には、縦溝があり、くさびが枕木に打ち込まれたときに、 支持レール】４０の脚部の端と係合するようになっている。くさび２２４は、垂 直から４５°Ｃに向けられ、支持レール１４０の脚部の端において変形して、そ のｉｔ４が４５℃の表面１４６と噛み合うようにされている。くさび２２６は、 垂直に向けられ、その溝が垂直表面１４４と支持１／−ルの脚部の端で噛み合う ように変形されている。これらのくびは、支持レールの脚の部分で噛み合うので 、レールの方向に沿って動かないよう支持レールをしっかりと支える。

第１６Ａおよび１６Ｂ図は、垂直向きのくさび用の穴を持った枕木板を上から見 た図と側面図を表す。くさび２３２を第１６Ｂ図に示す。第１７Ａおよび１７Ｂ 図は、垂直から４５°Ｃの向きのくさび２３４用の穴を持った枕木板を上から見 た図と側面図を表す。どちらの実例でも、枕木板２３１および２３３は、四つの くさびを用いるように設へ１されている。枕木板２３１では、その穴２３５から 留めＨ２３９を抜けて枕木板までが垂直に並んでいる。枕木板２３３では、その 穴２３７から留め具２４０を抜けて枕木板までが垂直から４５℃に向いている。

くさび２３２と２３４用の穴に加えて、枕木板自体を枕木に据えつけるためのく さび（図示せず）用に、それぞれの枕木板は四つの穴２３６を持っている。

枕木板のくさびの穴を垂直にするか、非垂直にするかは、そのレールにどのよう な力がかかるかによる。垂直向きだと、レールからの垂直方向の力に対して最も 抵抗力がある。垂直でない向きは、レールからの水平方向の力に対しては、より 抵抗力があるが、垂直方向の力に対しては弱くなる。第１５図の仮２２０では、 垂直および４１重的のくさび用穴の組合わせを便っている。レールにかかる水平 および東向方向の力、およびレール、枕木板、枕木の材質によって、くさび穴を このほかの角度することもできることは当業者にとっては、明らかであろう。

以し、本発明のいろいろなＩＪｆましい実例を図に示し説明したが、本発明の基 本精神と範囲から逸脱することなくさらに多数の応用および修正ができることも 、当業者にとって明らかであろう。

請求の範囲 １、連続的な動角表面を有する複合レールを形成するように支持レール上に装着 される表面レールであり、上記複合レールは、膨張継ぎ目を介して端部同士が突 き合わされた複数個の支持レールを有し、そして各支持レールは予定の断面形状 の頭部を有する上記表面レールであり、該表面レールは、上記支持レールの長さ と独立した長さを有し、」１記複合レールの動作表面を与える一Ｌ側表面を有し 、そして上記膨張継ぎ目を跨いで装着された走行レールを有し、 」−記走行レールの下側の表面は、上記支持レール若しくは上記走行レールが膨 張若しくは収縮するときに上記走行レールが上記表面レールに対して滑動するよ うに、」−記支持レールの上記予定の形状に対して滑動的に係合する形状を有す ることを↑、ν徴とする」１記表面レール。

２、上記走行レールの下側の表面は、互いに対面する第１表面及び第２表面を有 し、 上記走行レールが−Ｊｌ記支持レールの長さに沿って滑動するがそれ以外では上 記支持レールの頭部上に拘束されるように、上記第１表面は、」１記支持レール の頭部の狭窄状の断面形状に滑動的に係合するように上記第２表面に対して位置 決めされていることを特徴とする請求の範囲第１項記載の表面レール。

３、上記支持レールの頭部の上記断面形状はありつぎ溝であることを特徴とする 請求の範囲第２項記載の表面レール。

４、上記支持レールの頭部の上記予定の形状は矩形であり、上記下側の表面は上 記支持レールの頭部の外壁に対して滑動的に係合する内壁を有する箱型の溝であ ることを特徴とする請求の範囲第１項記載の表面レール。

５、上記走行レールは、非導電性材料で形成されていることを特徴とする請求の 範囲第１項記載の表面レール。

６、−１−記走行レールは、導電性材料で形成されていることを特徴とする請求 の範囲第１項記載の表面レール。

７、上記支持レールと接触する上記走行レールの全表面」−に設けられている絶 縁層をｔｆすることを特徴とする請求の範囲第６項記載の表面レール。

８．に記支持レールに滑動的に係合する上記支持レールの膨張若しくは収縮を調 整する膨張レールをイオすることを特徴とする請求の範囲第１項記載の表面レー ル。

９、」−記膨張レールは、蜂の巣状の構造として形成され、該構造は、上記膨張 レールの上側表面からの負荷を」１記支持レールの上記頭部に伝達するように配 向された蜂の巣状の壁を有することを特徴とする請求の範囲第９項記載の表面レ ール。

１０、走行中両を支持し長平方向の複数個の区分に分けられた支持レール、該支 持レールの区分相互間に配置され上記支持レールの熱膨張を吸収する膨張継ぎ手 、及びＪ−記支持レールの区分」二に装着された表面レールを有する複合レール の上記表面レールであり、該表面レールは、 上記支持レールの区分間の上記膨張継ぎ手に跨って延びそして上記複合レールＬ を走行する上記車両に接触する連続的な表面を与える走行レール手段を有し、上 記走行レール手段は、」−記支持レールの複数個の区分に対して滑動的に係合す る細長いレール形状を有することを特徴とする上記表面レール。

１１、」−記支持レールの少なくとも一つの区分の対してそれぞれ滑動的に係合 する複数個の走行レール１段と、 上記支持レールｆ・膜相互間に配置され、隣接する走行レール手段相互間で連続 的な表面をり、え、そして」二記走行レール手段の膨張若しくは収縮を調整する 膨張レール１段とをイイし、 上記膨張レール手段は、上記支持レール手段の複数個の区分に対して滑動的に係 合し、Ｌ記隣接する走行レール手段の膨張を吸収するに十分な長さを有すること を特徴とする請求の範囲第１０項記載の表］ｎルール。

１２、ｉ記走行レール手段は導電性であり、そしてＦ、記膨張し一ル丁段は、− １記隣接する走行レール手段相互間に電気的な連続性を腑持するために導電＋Ｉ ｌ（であることを特徴とする請求の範囲第１１項記載の表面レール。

１３、」二記走管−Ｊレール手段は導″１セ性であり、そして１−記膨張レール 手段は上記隣接する走行レール手段相互間を互いに絶縁するために非導電Ｐ１で あることを特徴とする請求の範囲第１１項記載の表面レール。

１４、上記支持レール手段の区分の少なくとも一つにそれぞれ滑動的に係合する 複数個の走行レール手段を有することを特徴とする請求の範囲第１０項記載の表 面レール。

フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、　ＳＥ）、　 ＡＵ、　ＣＡ、ＪＰ、　ＫＲ

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. １．互いに突き合わせられるように設計されそして頭部及び予定形状の断面の脚 部を有する支持レールの複数個の区分を有する連続的な表面の鉄道軌道において 、連続的表面のレール装置は、 上記支持レールの区分の長さと独立した長さを有しそして走行する車両の車輪に 対してなめらかな表面を与える連続的表面レールを有し、上記支持レールが上記 突き合わせられた軌道区分に係合されるとき上記軌道区分の物理的な突き合わせ 継き目上で連続的な表面軌道が形成されるように、上記表面レールは上記支持レ ールの上記予定の形状に対して滑動的に係合するように形作られており、上記表 面レールはレールが膨張若しくは収縮するときに上記軌道区分に対して滑動する ことを特徴とする上記連続的表面のレール装置。
2. ２．上記表面レールは第１表面及び第２表面を有し、上記連続的なレールが上記 支持レールの長さに沿って滑動しこれ以外では上記支持レールの頭部に拘束され るように、上記第１表面は上記支持レールの狭窄された断面寸法に滑動的に係合 するように上記第２表面に対して位置決めされていることを特徴とする請求の範 囲第１項記載の連続的表面のレール装置。
3. ３．上記断面の寸法はありつきのネックであり、そして上記第１及び第２表面は 上記表面レールのありつきビードであることを特徴とする請求の範囲第２項記載 の連続的表面のレール装置。
4. ４．上記断面の寸法は、箱型の溝の開口部であり、上記第１及び第２表面は、上 記溝の側壁を有しそして上記箱型の溝の開口部を越えて延びる上記支持レールの 横壁に対して滑動的に係合し、そして上記支持レールの頭部の上壁及び底壁に滑 動的に係合する上記箱型溝の上側内壁及び下側内壁を有することを特徴とする請 求の範囲第２項記載の連続的表面のレール装置。
5. ５．上記表面レールは非導電性材料で形成されていることを特徴とする請求の範 囲第１項記載の連続的表面のレール装置。
6. ６．上記表面レールは、導電性材料で形成されていることを特徴とする請求の範 囲第１項記載の連続的表面のレール装置。
7. ７．上記支持レールに接触する上記表面レールの全表面上に絶縁層が形成されて いることを特徴とする請求の範囲第６項記載の連続的表面のレール装置。
8. ８．上記表面レールは単一の材料片として形成された走行レールであることを特 徴とする請求の範囲第１項記載の連続的表面のレール装置。
9. ９．上記表面レールは、上記支持レールの複数個の区分に滑動的に係合する他の 表面レールの膨張着しくは収総を調整する膨張レールであることを特徴とする請 求の範囲第１項記載の連続的表面のレール装置。
10. １０．上記表面レールは、上記膨張レールの上面から上記車両の単軸の負荷を上 記支持レールの頭部に伝達するように配向された蜂の巣状の壁を有する蜂の巣状 構造として形成されることを特徴とする請求の範囲第９項記載の連続的表面のレ ール装置。
11. １１．上記表面レールは、 単一の材料片として形成された走行レールと、上記支持レールの区分上を滑動す る上記走行レールの膨張若しくは収縮を調整する膨張レールとを有することを特 徴とする請求の範囲第１項記載の連続的表面のレール装置。
12. １２．上記表面レールは、上記膨張レールの上側表面から上記車両の車軸の負荷 を上記支持レールの頭部に伝達するように配向された蜂の巣状の壁を有する蜂の 巣状構造として形成されていることを特徴とする請求の範囲第１１項記載の連続 的表面のレール装置。
13. １３．走行車両の重量を支持する支持レールを有し、該支持レールは、該支持レ ールの熱膨張を収集するための分離継ぎ目を相互間に有する長手方向の複数個の 区分に分けられている連続的表面の複合レールにおいて、連続的表面のレール装 置は、 上記区分に分けられた支持レールの継ぎ目を跨いで延びそして上記複合レール上 を走行する車両に接触する連続表面を与える表面レール手段を有し、該表面レー ル手段は上記区分に分けられた支持レールに対して滑動的に係合する事を特徴と する上記連続表面のレール装置。
14. １４．上記表面レール手段は複数個の膨張ブロックに分けられ、上記表面レール 手段は、 上記支持レール手段の継ぎ日を跨いで延び、そして上記複合レール上を走行する 上記車両の車輪と接触する連続的は表面を与え、そして上記一つ以上の支持レー ルに対してそれぞれ滑動的に係合する複数個の走行レール手段と、上記走行レー ル手段のそれぞれの間で上記支持レールに滑動的に係合し、上記走行レール手段 相互間で連続的な表面を与え、そして上記走行レール手段の膨張若しくは収縮を 調整する膨張レール手段とを有することを特徴とする請求の範囲第１３項記載の 連続的表面のレール装置。
15. １５．上記走行レール手段は導電性であり、そして上記膨張レール手段は上記走 行レール手段相互間の電気的連続性を維持するために導電性であることを特徴と する請求の範囲第１４記載の連続的表面のレール装置。
16. １６．上記走行レール手段は導電性であり、そして上記膨張レール手段は、一つ の導電性走行レール手段を次の走行レール手段から絶縁するために非導電性であ ることを特徴とする請求の範囲第１４項記載の連続的表面のレール装置。