JP2503570B2 - 摺動部カシメ形A▲l▼/SUS剛体トロリ− - Google Patents
摺動部カシメ形A▲l▼/SUS剛体トロリ−Info
- Publication number
- JP2503570B2 JP2503570B2 JP63042985A JP4298588A JP2503570B2 JP 2503570 B2 JP2503570 B2 JP 2503570B2 JP 63042985 A JP63042985 A JP 63042985A JP 4298588 A JP4298588 A JP 4298588A JP 2503570 B2 JP2503570 B2 JP 2503570B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- sus
- caulking
- trolley
- sliding part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 37
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 36
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 10
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 claims description 6
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims description 4
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 238000002788 crimping Methods 0.000 claims description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 2
- 239000004411 aluminium Substances 0.000 claims 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 2
- AZDRQVAHHNSJOQ-UHFFFAOYSA-N alumane Chemical group [AlH3] AZDRQVAHHNSJOQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60M—POWER SUPPLY LINES, AND DEVICES ALONG RAILS, FOR ELECTRICALLY- PROPELLED VEHICLES
- B60M1/00—Power supply lines for contact with collector on vehicle
- B60M1/30—Power rails
- B60M1/302—Power rails composite
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はステンレス鋼を摺動面とし、アルミニウムを
導電母線とするAl/SUS複合剛体トロリーに関するもので
ある。
導電母線とするAl/SUS複合剛体トロリーに関するもので
ある。
[従来の技術] 第3図は従来技術によるAl/SUS剛体トロリーの斜視図
で、ステンレス鋼1とアルミニウム2を圧接によりクラ
ッド化したAl/SUSトロリー部をアルミニウム架台3にカ
シメて両者を結合してなるものである。
で、ステンレス鋼1とアルミニウム2を圧接によりクラ
ッド化したAl/SUSトロリー部をアルミニウム架台3にカ
シメて両者を結合してなるものである。
[発明が解決しようとする問題点] このカシメ技術の欠点は、カシメ合わせ面が互いに平
滑な面であるため、Al/SUSトロリー部とアルミニウム架
台部とが軸方向に比較的小さな力でずれやすい点にあ
る。この図に示す形状では1cm当り数Kgの力でずれてし
まう。
滑な面であるため、Al/SUSトロリー部とアルミニウム架
台部とが軸方向に比較的小さな力でずれやすい点にあ
る。この図に示す形状では1cm当り数Kgの力でずれてし
まう。
又、一般にAl/SUS剛体トロリーはその製造工程におい
て第2図に示すように、両側に配したカシメロール4,4
の間を通してカシメ成形を行うが、ロール間の若干の寸
法差がカシメ強さに大きく影響し、均質なカシメ強さを
得ることが困難であった。
て第2図に示すように、両側に配したカシメロール4,4
の間を通してカシメ成形を行うが、ロール間の若干の寸
法差がカシメ強さに大きく影響し、均質なカシメ強さを
得ることが困難であった。
ところで、アルミニウム架台とAl/SUSトロリー相互の
カシメ部は、輸送、曲げ加工、さらにはヒートサイクル
等により軸方向に相対ずれを生じようとする力が生じる
が、本来これに抗するだけのカシメ強さが必要である。
従来技術の場合、十分なカシメ強さがないため、曲げに
加工よりAl/SUS剛体トロリーの端部にトロリー部と架台
部の相対ズレが生じていた。そのため、曲げ加工後に端
面を再度仕上げ切断する必要があった。更に、アルミニ
ウムとステンレスの熱膨張係数が異なるため、気温の変
化によりAl/SUS剛体トロリー接続部のSUS摺動面突合せ
部に若干の隙間が生じる等の問題があった。
カシメ部は、輸送、曲げ加工、さらにはヒートサイクル
等により軸方向に相対ずれを生じようとする力が生じる
が、本来これに抗するだけのカシメ強さが必要である。
従来技術の場合、十分なカシメ強さがないため、曲げに
加工よりAl/SUS剛体トロリーの端部にトロリー部と架台
部の相対ズレが生じていた。そのため、曲げ加工後に端
面を再度仕上げ切断する必要があった。更に、アルミニ
ウムとステンレスの熱膨張係数が異なるため、気温の変
化によりAl/SUS剛体トロリー接続部のSUS摺動面突合せ
部に若干の隙間が生じる等の問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、
その目的とするところは前記した従来技術の欠点を解消
し、Al/SUSトロリー部とそれを把持するアルミニウム架
台とのカシメ強さが十分大きく、かつ安定したAl/SUS剛
体トロリーを提供することにある。
その目的とするところは前記した従来技術の欠点を解消
し、Al/SUSトロリー部とそれを把持するアルミニウム架
台とのカシメ強さが十分大きく、かつ安定したAl/SUS剛
体トロリーを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明の要旨は、Al/SUSトロリー側の圧接用アルミニ
ウムを軟質とし、該圧接用アルミニウムと同一合金組成
のアルミニウム架台側を相対的に硬質となし、硬いアル
ミニウム架台側のカシメ面にローレット状加工を施して
カシメ合わせ把持したことにある。
ウムを軟質とし、該圧接用アルミニウムと同一合金組成
のアルミニウム架台側を相対的に硬質となし、硬いアル
ミニウム架台側のカシメ面にローレット状加工を施して
カシメ合わせ把持したことにある。
[作用] 摺動部がアルミニウム架台にカシメ結合されたとき、
摺動部側の軟質のアルミニウム部に硬質なアルミニウム
架台のローレット状加工部が食い込み、強い結合力が得
られ、高いすべり抵抗を保有するものとなる。又、カシ
メ合わせする両金属が互いに同一合金組成のアルミニウ
ムであり、硬さだけが異なるため、カシメ合わせ接触面
に異種金属特有の接触腐食が生じることがなく、かかる
強結合力を直期にわたり保障できる。
摺動部側の軟質のアルミニウム部に硬質なアルミニウム
架台のローレット状加工部が食い込み、強い結合力が得
られ、高いすべり抵抗を保有するものとなる。又、カシ
メ合わせする両金属が互いに同一合金組成のアルミニウ
ムであり、硬さだけが異なるため、カシメ合わせ接触面
に異種金属特有の接触腐食が生じることがなく、かかる
強結合力を直期にわたり保障できる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示し、圧接用アルミニウ
ム2とアルミニウム架台3の合金組成は全く同一であ
り、アルミニウム架台3側を熱処理により相対的に圧接
用アルミニウム2より硬くしてある。強度的には圧接用
アルミニウム2の引張耐力はアルミニウム架台3の引張
耐力のほぼ半分である。
ム2とアルミニウム架台3の合金組成は全く同一であ
り、アルミニウム架台3側を熱処理により相対的に圧接
用アルミニウム2より硬くしてある。強度的には圧接用
アルミニウム2の引張耐力はアルミニウム架台3の引張
耐力のほぼ半分である。
アルミニウム架台3側のAl/SUSトロリーカシメ部の凹
部内側面5は、カシメ工程に先だちローレット加工を施
してある。このように準備したアルミニウム架台3の凹
部に予め圧接クラッド化したAl/SUSトロリー部をはめ込
み、第2図に示すようにカシメロール4によりカシメを
行う。
部内側面5は、カシメ工程に先だちローレット加工を施
してある。このように準備したアルミニウム架台3の凹
部に予め圧接クラッド化したAl/SUSトロリー部をはめ込
み、第2図に示すようにカシメロール4によりカシメを
行う。
尚、カシメ合わせ面は同種金属同志の接触のため接触
腐食の心配はないが、必要に応じてカシメ部に導電性、
腐食性コンパウンドを塗布する。
腐食の心配はないが、必要に応じてカシメ部に導電性、
腐食性コンパウンドを塗布する。
以上のように構成されたAl/SUS剛体トロリーのカシメ
部は、硬質アルミニウム架台3のローレット溝5にAl/S
USトロリー側の軟質アルミ2がしっかりと喰い込み、極
めて大きな把持力を有する。試験の結果、長さ1cm当り
軸方向ズレ込み抗力は200〜220Kgを有し、従来技術によ
るカシメ強さ(軸方向ズレ耐力)約100倍以上の強さを
示した。
部は、硬質アルミニウム架台3のローレット溝5にAl/S
USトロリー側の軟質アルミ2がしっかりと喰い込み、極
めて大きな把持力を有する。試験の結果、長さ1cm当り
軸方向ズレ込み抗力は200〜220Kgを有し、従来技術によ
るカシメ強さ(軸方向ズレ耐力)約100倍以上の強さを
示した。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、Al/SUSトロリー
部とアルミニウム架台のカシメ合わせ強度は飛躍的に向
上し、それによって次の諸利点が得られる。
部とアルミニウム架台のカシメ合わせ強度は飛躍的に向
上し、それによって次の諸利点が得られる。
(1)曲げ加工等によりAl/SUSトロリーとアルミニウム
架台相互のズレが生じることはない。
架台相互のズレが生じることはない。
(2)カシメロールにわずかなロール間寸法差が生じて
も安定したカシメ強さが得られる。
も安定したカシメ強さが得られる。
第1図は本発明に一実施例を示す斜視図、第2図はカシ
メ加工工程を示す横断面図、第3図は従来例を示す斜視
図である。 1:ステンレス鋼、2:圧接用アルミニウム、3:アルミニウ
ム架台、4:カシメロール、5:ローレット加工部。
メ加工工程を示す横断面図、第3図は従来例を示す斜視
図である。 1:ステンレス鋼、2:圧接用アルミニウム、3:アルミニウ
ム架台、4:カシメロール、5:ローレット加工部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 忠司 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社日高工場内 (56)参考文献 特開 昭57−186532(JP,A) 特開 昭61−139526(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】摩擦抵抗が小さく、耐摩耗性の高いステン
レス鋼と導電性の良好なアルミニウムとを圧接してクラ
ッド化したAl/SUSトロリー部を導電性の良好なアルミニ
ウム架台にカシメてなる摺動部カシメ形Al/SUS剛体トロ
リーにおいて、前記ステンレス鋼との圧接に用いるアル
ミニウムを軟質アルミとし、該圧接用アミニウムと同一
合金組成のアルミニウム架台側を熱処理により硬質化さ
せ、且つ、硬質のアルミニウム架台側のカシメ面にロー
レット加工状の溝加工を予め施し、このアルミニウム架
台に前記圧接用アルミニム側をカシメ面としてカシメて
なることを特徴とする摺動部カシメ形Al/SUS剛体トロリ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63042985A JP2503570B2 (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 | 摺動部カシメ形A▲l▼/SUS剛体トロリ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63042985A JP2503570B2 (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 | 摺動部カシメ形A▲l▼/SUS剛体トロリ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01215637A JPH01215637A (ja) | 1989-08-29 |
| JP2503570B2 true JP2503570B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=12651329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63042985A Expired - Fee Related JP2503570B2 (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 | 摺動部カシメ形A▲l▼/SUS剛体トロリ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2503570B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0380445B1 (de) * | 1989-01-23 | 1994-05-04 | Alusuisse-Lonza Services Ag | Verbundstromschiene aus Aluminium und Stahl, insbesondere Hochleistungs-Bahnstromschiene |
| FR2651613B1 (fr) * | 1989-09-07 | 1991-12-27 | Delachaux Sa | Procede de realisation d'un rail d'alimentation electrique, destine a assurer l'alimentation electrique d'un mobile et rail d'alimentation susceptible d'etre obtenu par ce procede. |
| US5251732A (en) * | 1990-08-17 | 1993-10-12 | Bruning Donald D | Support rail for composite continuous rail |
| US5267634A (en) * | 1990-08-17 | 1993-12-07 | Bruning Donald D | Continuous-surface composite rail |
| US5249654A (en) * | 1990-08-17 | 1993-10-05 | Bruning Donald D | Surface rail for composite continuous rail |
| WO1993005981A1 (en) * | 1991-09-16 | 1993-04-01 | Donald Douglas Bruning | Surface rail for composite continuous rail |
| GB2259894B (en) * | 1991-09-28 | 1995-05-17 | Brecknell Willis & Co Ltd | Conductor rails |
| CN103057437B (zh) * | 2011-10-20 | 2015-05-20 | 台州学院 | 一种制备地铁复合接触轨的装置与方法 |
| CN117583376B (zh) * | 2023-10-09 | 2025-10-10 | 攀钢集团攀枝花钢钒有限公司 | 一种复合钢轨及轧制方法 |
-
1988
- 1988-02-25 JP JP63042985A patent/JP2503570B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01215637A (ja) | 1989-08-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2503570B2 (ja) | 摺動部カシメ形A▲l▼/SUS剛体トロリ− | |
| US5979742A (en) | Friction agitation joining method for joining metallic joining members | |
| US6488550B1 (en) | Connector contact and method of manufacturing the same | |
| CN112534649A (zh) | 电连接和建立电连接的方法 | |
| JP2003249284A (ja) | アルミ電線用圧着端子 | |
| KR102681584B1 (ko) | 정합 콘택트와 정합하기 위한 전기 콘택트 | |
| WO2013111465A1 (ja) | 端子金具 | |
| WO2007081005A1 (ja) | 複合超電導体 | |
| EP1241734A2 (en) | Electrical connection | |
| JP3935234B2 (ja) | 突き合わせ継手の製造方法 | |
| JPH1110368A (ja) | 摩擦撹拌接合法 | |
| JP2917105B2 (ja) | 押し出し材同志の結合方法及び結合構造 | |
| US4736481A (en) | Method of manufacturing screw fasteners | |
| JP2015022880A (ja) | 金属導体と金属端子の接続方法 | |
| JPS6227380A (ja) | セラミツクス構造体の軸部と金属構造体のボス部との接合方法 | |
| JPH0351609B2 (ja) | ||
| JPS60252033A (ja) | 剛体トロリ−線の製造方法 | |
| JPS6397381A (ja) | 薄肉管体の摩擦圧接方法 | |
| JPH0353129B2 (ja) | ||
| JP7500026B2 (ja) | 異種金属接合体及び異種金属接合体の製造方法 | |
| JPH069907B2 (ja) | 黒鉛と金属からなる複合材の製造方法 | |
| JPH1155931A (ja) | 渦電流式減速装置の制動ドラム | |
| JP2551979Y2 (ja) | パイプ配管用クランプ | |
| CA1079040A (en) | Soldered tube end | |
| JPS6331312B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |