JPH07506134A - 水性塗料組成物及びその製造方法 - Google Patents

水性塗料組成物及びその製造方法

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JPH07506134A JP5516798A JP51679893A JPH07506134A JP H07506134 A JPH07506134 A JP H07506134A JP 5516798 A JP5516798 A JP 5516798A JP 51679893 A JP51679893 A JP 51679893A JP H07506134 A JPH07506134 A JP H07506134A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 水性塗料組成物及びその製造方法 発明の分野 本発明は、セルロース混合エステル及びアクリル樹脂を含有する新規な水性塗料 (又は被覆)組成物並びにその製造方法に関する。
更に詳しくは、本発明は、セルロースエステルのコハク酸化誘導体及び相溶性ア ミン中和アクリル樹脂を含有する水性塗料組成物に関する。
発明の背景 セルロースエステルは多くのプラスチック、フィルム、塗料(又はIti rW )及び繊維りこ:用てイ1用な価値のあるポリマーである。塗料応用に於いて、 セルロースエステルは一般に有機溶剤溶液から適用される。溶剤系塗料の揮発性 有機含を物からの健康及び環境上の問題点のために、水性塗料か一層要求される ようになってきている。ポリエステル及びアクリル樹脂を含む水性塗料配合物が 利用されているか、僅かのものにはそれらか疎水性であるためにそれらを分散又 は乳化させることか困難になるのてセルロースエステルが含まれている。木材塗 料、皮革塗料及び金属塗料のような有機溶剤溶液から適用する場合には、セルロ ースエステルは改良された顔料分散物、改良された金属フレーク配向、改良され た溶剤放出及びより高い光沢塗膜のような所望の性質を与える。セルロースエス テルはまた溶剤塗料配合物に於いて優れたレオロジー調節剤として機能する。こ れらの優れたセルロースエステルの性質を水性塗料システムに含有させることか 非常に望ましいてあろう。
水分散性セルロースエステル塗料システムを作る従来の試みは、下記の米国特許 、即ち米国特許第4.435.531号、同第4.590.265号、同第4. 960.814号及び同第4.252.697号に開示されているように、遊離 カルボキシル基を含む変性セルロースエステルを与えるためにセルロースエステ ルの酸化、セルロースエステルへのアクリル酸のグラフト化及び無水フタル酸又 は無水コハク酸のような無水物と加水分解したセルロースエステルとの反応が含 まれていた。無水物をセルロースエステルと反応させるとセルロース混合エステ ルになる。
これらのセルロース混合エステルから製造する塗料は、セルロース混合エステル をアミンで中和して水性分散液を形成することによって作られる。これらの分散 液から作られる塗料組成物は常に安定であるとは限らず、20重量%より高い揮 発性有機物含有量(VOC)を有している。
水性塗料中に使用されるその他のセルロースエステルシステムは、米国特許第3 .318.714号(セルロースアセテートブチレートラッカーシステム中の顔 料分散物を記載)及び米国特許第3.220.865号(セルロースアセテート ブチレート及び可塑剤をベースとする乳化塗料組成物を記載)に開示されている 。
上記の点に照らして、vOCが低い安定な水性分散液を製造できることが非常に 望ましい。
発明の要約 本発明の水性塗料組成物は、 (a)全固形物基準で50重量%以下の、少なくとも50の酸価を有し、そして 環状ジカルボン酸無水物の残基である第一エステル残基並びに親油性モノカルボ ン酸残基及び親水性モノカルボン酸残基か 。
ら選択される基の混合物である第二エステル残基を有する少なくとも1種のセル ロース混合エステル:並びに(b)全固形物基準で少なくとも50重1%の、相 溶性アミン中和アクリル樹脂からなり、この水性塗料組成物はほぼ中性のpH並 びに固体及び液体の合計基準で20重1%より小さいvOCを有する。
本発明の別の面には、上記の(a)及び(b)を高剪断混合物に混合してほぼ中 性のpH及び20重量%より小さい揮発性有機物含有員を有する組成物を形成す ることによる組成物の製造方法が含まれる。
発明の詳細な説明 本発明者は、予想外にも、長期間に亘って比較的安定であるセルロース混合エス テル及び相溶性アミン中和アクリル樹脂を含有する新規な水性塗料組成物を見出 した。更に、本発明者は、セルロース混合エステル及びアクリル樹脂を含有する これらの水性塗料組成物が、金属、木材及びプラスチックのような多くの基体用 に、特に塗料に金属フレーク顔料が含まれるとき金属用に優れた塗膜を与えるこ とを見出した。
本発明の水性塗料組成物は、セルロース混合エステルと相溶性アミン中和アクリ ル樹脂とを直接混合することにより、セルロース混合エステルの水性分散液を形 成する必要無しに、そして中和アクリル樹脂により十分なアミンが与えられるの でアミン中和工程を必要としないで製造される。
アミン中和工程を避けることによって、得られる組成物はほぼ中性のp(1(好 ましくは中性)を有しており、個々の成分は一層相溶性である。また、この工程 を避けることによって、非常に小さいvOCを有する水性塗料組成物になると思 われる。
本発明の水性塗料組成物は、より速く乾燥し非常に良好な金属様外観を有する塗 膜を与える。この水性塗料組成物は良好な金属フロップ(flop)を有する塗 膜になる。換言すると面角明るさが高く低角間るさが低い。
本発明の水性組成物は一般に全固形物基準で3〜501fi量%のセルロース混 合エステルを有している。セルロース混合エステルの量は好ましくは5〜40重 量%であり、更に好ましくは10〜30重量%であり、10〜25重量%の量が 最も好ましい。良好な安定性及び良好なフィルム形成能を有する分散液にするた めには、適当な量のセルロース混合エステルが必要である。適当な量のセルロー ス混合エステルはまた、乾燥特性を向上させ、そして最終塗膜の光沢を改良する 。
即ち、全固形物基準で3重量%より少ないセルロース混合エステルの量は分散液 の品質を著しく改良せず、−万全固形物基準で50重量%を超える量は存在する アクリル樹脂の量を減少させ、得られる乾燥及び/又は硬化塗膜の強度及び硬度 を下げる。25重量%を超え5゜ff1%以下のセルロース混合エステルの景は 得られる塗膜の品質を低下させず、わずかの改良が観察される。
本発明のセルロースエステルは、それに少なくとも2種の異なったエステル官能 基を有するセルロース混合エステルである。本明細書に於いてエステル官能基は 第一エステル残基及び第二エステル残基と言う。用語エステル残基は、カルボキ シル官能基(反応剤に配置されている)とセルロース分子に配置されているヒド ロキシル官能基との反応の結果として追加される混合エステルのこれらの部分を 指す。この反応の結果はセルロース分子のエステル化であり、このエステルはセ ルロースエステルに存在する反応剤の一部である。
第一エステル残基はジカルボン酸の無水物のエステル残基である。
この無水物は環状ジカルボン酸無水物又は少なくとも1種のこのようなジカルボ ン酸の無水物を含むオリゴマー若しくはポリマーであってよい。第一エステル残 基はエステル官能基でセルロース分子に結合しており、そして第一エステル残基 は更にカルボン酸官能基を含む。このカルボン酸官能基は、得られる混合エステ ルをアミンのような塩基性化剤と結合させ、次いてセルロース混合エステルを更 に変性することなしに水性塗料配合物に使用できるようにする。水性塗料に使用 されるセルロースエステルは塗料中の他の要素、特にアクリルポリマーと結合し て所望のレオロジー特性を与える。金属フレーク顔料(単複)を含む塗料のため の一つのこのような所望のレオロジー特性は、適用された塗膜中の金属フレーク の平行整列に於ける改良、即ち良好な金属フロップになる。このような第一エス テル残基を有しないセルロースエステルは水性塗料配合物に所望のレオロジー特 性を与えない。
第一エステル残基は一般にジカルボン酸の任意の無水物とセルロースとの反応か ら形成することができる。有用な無水物の例は、無水メチルコハク酸、無水ドデ セニルコハク酸及び無水オクタデセニルコハク酸のようなその誘導体を含む無水 コハク酸;無水テトラヒドロフタル酸、無水メチルテトラヒドロフタル酸、無水 へキサヒドロフタル酸、無水メチルへキサヒドロフタル酸、無水エンドメチレン テトラヒドロフタル酸のような無水アルキルへキサヒドロフタル酸及び無水3− ニトロフタル酸のようなその誘導体を含む無水フタル酸;無水シトラコン酸のよ うなその誘導体を含む無水マレイン酸:無水グルタル酸;無水アジピン酸;無水 イタコン酸;無水クロシン)・酸のようなその誘導体を含む無水5−ノルボルネ ン−2,3−ジカルボン酸;並びに無水ジグリコール酸である。その他の有用な 無水物には無水トリメリド酸、無水アコニチン酸、無水2,6.7−ナフタレン トリカルボン酸、無水1,2.4−ブタントリカルボン酸及び無水1,3.4− シクロペンタントリカルボン酸のような無水物基に加えて遊離のカルボキシル基 を有する無水物が含まれる。
更にジカルボン酸の環状無水物からなる全てのオリゴマー又はポリマー化合物を 使用することができる。しかしながら、好ましいジカルボン酸の環状無水物は、 無水コハク酸、無水トリメリド酸、無水グルタル酸、無水アジピン酸、無水イタ コン酸、無水フタル酸、無水へキサヒドロフタル酸及び無水ジグリコール酸から なる群から選択される1種又はそれ以上のものからなる。なお更に好ましいジカ ルボン酸の無水物は、無水コハク酸、無水グルタル酸、無水アジピン酸、無水フ タル酸、無水へキサヒドロフタル酸及び無水ジグリコール酸からなる群から選択 される1種又はそれ以上のものからなる。
最も好ましいジカルボン酸の無水物は無水コハク酸である。
一般に、第一エステル残基は混合セルロースエステルの3重量%〜35重量%を 構成する。これらの重量%値は混合エステルの重量を基準にしている。好ましく は第一エステル残基は混合エステルの重量基準で3重量%〜17重量%の量で存 在する。混合エステル中に存在する第一エステル残基の最も好ましい量は、配合 される特定の塗料組成物に依存している。それは、これが混合セルロースエステ ルとその他の成分との相互作用並びに特定の分散液中の混合セルロースエステル の安定性に影響を与えるためである。
第二エステル残基は親油性モノカルボン酸及び/又は親水性モノカルボン酸の残 基である。第一エステル残基でのように、第二残基はエステル官能基を有するセ ルロース分子に結合している。しがしながら、第一エステル残基とは対照的に、 第二エステル残基は更にカルボン酸官能基からなっていない。混合エステルに第 二残基が存在すると、塗料組成物中の他の成分との、特に存在する全ての他のポ リマー(単複)との相互作用を促進して、望ましいレオロジー特性をもたらす効 果を与える。この点に関しては、その機能は第一エステル残基のものと同様であ る。しかしながら、第二エステル残基の親油性及び親水性は特定の塗料組成物に 適合するように変えたり、バランスをとったりしてもよい。第一残基の性質のた めに、これは混合セルロースエステルの親水性に強く寄与する。
一般に第二エステル残基は、全ての親油性モノカルボン酸及び/又は全ての親水 性モノカルボン酸とセルロースとの反応から形成することができる。一般に、第 二エステル残基は混合セルロースエステルの重量基準で1重量%〜95ffi量 %を構成する。しかしながら、存在する場合には、親油性モノカルボン酸の残基 は一般に混合エステルの重量基準で10重量%〜65重量%の量で存在させるべ きである。
更に、存在する場合には、親水性モノカルボン酸の残基は一般に混合エステルの 重量基準で1重量%〜45重量%の量で存在させる必要、がある。
好ましい親油性モノカルボン酸は、その中に少なくとも3個の炭素原子を有する モノカルボン酸(並びに、このようなモノカルボン酸の誘導体)からなる群から 選択される少なくとも1種のものからなる。なお更に好ましい親油性モノカルボ ン酸は、酪酸、プロピオン酸、吉草酸、ヘキサン酸及びその他の脂肪族モノカル ボン酸からなる群から選択される少なくとも1種のものである。最も好ましい親 油性モノカルボン酸の選択は、塗膜に所望されるレオロジー特性をもたらす相互 作用へのその寄与のために製造される特定の配合物に依存している。中でも最も 好ましい親油性モノカルボン酸はプロピオン酸及び酪酸である。
混合エステル中に存在する親油性モノカルボン酸残基の量は、前記のように一般 的に混合エステルの重量基準で10重量%〜65重量%である。好ましくは、存 在する親油性モノカルボン酸残基の量は30重量%〜55重量%である。なお更 に好ましくは、親油性モノカルボン酸残基の量は30重量%〜46重量%である 。存在する親油性モノカルボン酸残基の最も好ましい量の選択は、製造される特 定の塗料配合物、選択される特定の親油性モノカルボン酸及び混合セルロースエ ステルのその他の残基の種類及び量に依存している。
好ましくは、親水性モノカルボン酸残基は酢酸残基及び酢酸の誘導体である残基 からなる群から選択される1種又はそれ以上のものである。最も好ましい親水性 モノカルボン酸残基の選択は、同様に製造される特定の配合物、使用する親水性 モノカルボン酸の量及び混合セルロースエステルのその他の残基の種類及び量に 依存している。最も好ましくは、親水性モノカルボン酸残基は酢酸残基である。
混合エステル中に存在する親水性モノカルボン酸残基の量は、前記のように一般 的に混合エステルの重量基準で0.5重量%〜45重量%である。好ましくは、 存在する親水性モノカルボン酸残基の量は1重量%〜15重量%である。存在す る親水性モノカルボン酸残基の最も好ましい量の選択は、製造される特定の塗料 配合物、選択される特定の親水性モノカルボン酸及び混合セルロースエステルの その池の残基の種類及び量に依存している。
本発明で使用するセルロース混合エステルは、少なくとも50の、Igの樹脂を 中和するために必要なKOHのB数によって決定される酸価を有している。この 酸価は高いことが好ましく、105〜110のように高くてもよい。しかしなが ら、セルロース混合エステルの酸価は好ましくは55より高く、更に好ましくは 60〜65である。
一般的に、本発明のセルロース混合エステルは、更に、ポリスチレン標準に対し て測定したゲル浸透クロマトグラフィーの標準的方法によって測定した場合に、 s、 ooo〜100.000の数平均分子量を有するものとして特徴付けられ る。好ましくは、この数平均分子量は+0.000〜ioo、 oooである。
最も好ましくは、この数平均分子量は10、000〜30.000である。
一般的に、本発明のセルロース混合エステルは、更に、2〜3の置換度を有する ものとして特徴付けられる。好ましくは、この置換度は2.2〜3である。最も 好ましくは、この置換度は2.5〜3である。
一般的に、本発明のセルロース混合エステルは、アクリルポリマーと共に存在す る塩基性化剤で部分的に又は完全に中和される。塩基性化剤は好ましくはアミン である。使用されるアミンは好ましくは、塗膜の硬化の間に揮発して、硬化した 塗膜中に残らないものである。一つの好ましいアミンはアンモニアである。
本発明の塗料組成物は、本発明のセルロース混合エステル及びアクリルポリマー 成分からなる塗料組成物である。レオロジー調節剤としてのセルロース混合エス テルに加えて、塗料組成物は好ましくは更にその池のポリマー、架橋剤、水、有 機溶剤、塩基性化剤、フレーク顔料、その他の顔料及び添加剤からなる群から選 択される材料からなっている。
セルロース混合エステルの製造は公知である(C,J、 Maim、 G、 D 。
Hiatt、 E、 Ott、 H,M、 5purlin及びM、 W、 G raffin編、Ce1luloseDerivatives、 Part I l、第2版、Interscience、 New York、 1954年、 763〜824頁)。セルロースエステル(例えば、セルロースアセテートブチ レート)の典型的な製造方法は米国特許第4.532.177号(こ記載されて いる。その開示をここに引用することにより本明細書に含めるものとする。特に 第5欄第30行〜第6欄第4行を参照されたい。
適当なセルロース混合エステルの例には、セルロースアセテートブチレート(C AB) 、セルロースアセテートプロピオネート(CAP)、セルロースアセテ ートバレレート(CAV) 、セルロースアセテートイソバレレート(CAIV ) 、セルロースアセテートプロピオネートブチレート(CAPB)等々のよう なセルロースのものが含まれる。CAP及びCABが更に好ましく、CA[lが 最も好ましい。
好ましいセルロース混合エステルはセルロースエステルのコ/1り酸化誘導体で ある。それで最も好ましいセルロース混合エステルはコハク酸CAB(CAB  5uccinaje)である。本発明で使用されるコ/%り酸CABの最も好ま しい例は、Tennessee州Kingsportのイーストマン・ケミカル 社(Eastman Chemical Company)から入手できるCA B−3UI(10である。これらのコハク酸エステル置換CABは、ヒドロキシ ル官能基を有するセルロースアセテートブチレートを無水コ/%り酸と反応させ ることによって製造される。この反応のようにヒドロキシル基と酸無水物との間 の反応は、典型的に穏和な条件(即ち、室温〜150℃及び大気圧)下で行うこ とかできる。CAB−3tJ160は典型的に、41.6重量%のブチリル含有 量、1.2重量%のアセチル含有量、3ffi歌%のヒドロキシル含有量、11 .5重量%のコノ1り酸化度、60の酸価、0、lより小さい遊離酸重量%及び 20.000の分子量Mnを有している。
本発明の水性塗料組成物は、固形物の全重量基準で少なくとも50重量%のアク リルポリマー又は樹脂成分含有量を有している。このアクリル樹脂成分の量は好 ましくは60〜95重量%、更に好ましくは70〜90重量%であり、75重量 %の量が最も好ましい。このアクリル樹脂成分は相溶性アミン中和アクリル樹脂 を含み、水性塗料組成物が全固形物基準で20重量%以下の、好ましくは15重 量%より少な(1ポリウレタンを有するような少量のポリウレタンを有していて もよい。得られる水性組成物は、少なくとも得られる塗膜が硬過ぎな0又は脆過 ぎない少量であるがセルロース混合エステルの性質を妨害するほど多量でないポ リウレタンを有している。ポリウレタンの量は更に好ましくは全固形物基準で5 〜15重量%である。
相溶性アクリル樹脂は組成物を貯蔵した場合にセルロース混合エステルと共に分 散されたままであるものである。本発明で有用なアクリル樹脂の適当な例は、ア クリル酸、メタクリル酸、ヒドロキシエチルメタクリレート等を含み、そのビニ ルモノマーを含むコポリマーである。本発明の分散組成物で使用されるアクリル 樹脂は遊離酸官能基を有する。しかしながら、これらの遊離酸官能基は最終分散 組成物を形成する前に少なくとも部分的に中和されている。アクリル樹脂は得ら れる分散組成物中でイオン性分散液を形成することができるように部分的に中和 されている。アクリル樹脂は好ましくはlO〜80の、更に好ましくは40〜6 0の部分的中和の前の酸価を有しており、50〜60の酸価が最も好ましい。ア クリル樹脂は好ましくは5〜100%、更に好ましくは10〜80%中和されて おり、10〜30%の中和パーセントが最も好ましい。アクリル樹脂は好ましく はアンモニアを含むアミンを使用して中和する。適当なアミンには、アンモニア 、ジエチルアミノエタノール、ジメチルアミノエタノール、N。
N−ジメチルエチルアミン、2−ジメチルアミノ−2−メチル−1−プロパツー ル、トリエチルアミン等が含まれ、入手性及び有効性のためにアンモニアが最も 好ましい。アミン中和アクリル樹脂は好ましくは、セルロース混合エステルと一 緒にし混合する前は非酸性である。アミン中和アクリル樹脂は好ましくは7.5 〜8.5の溶液中のpl+を有する。
本発明に界面活性剤は必要ではなく、架橋は任意的である。
本発明の分散液中の水含有量は分散液の所望の粘度に依存する。
水の量は分散液を特定の塗料組成物に使用できるようにするに十分な水の量であ る。
セルロース混合エステル及びアクリル樹脂を含む本発明の水性塗料組成物の全体 の合計固体含有量は5〜50重量%である。全分散液基準の全体の固体含有量は 好ましくは10〜40重量%、更に好ましくは20〜40重量%であり、25〜 35重量%の全体の合計固体含有量が最も好ましい。
本発明の水性塗料組成物のvOCは非常に低く、20重量%より低く、好ましく は15重量%より低く、更に好ましくは10重量%より低く、ゼロ付近のvOC が最も好ましい。かくして本発明の有機塗料組成物に使用される有機溶剤及び全 ての共溶剤は20重量%より低く、好ましくは15重量%より低い。適当な有機 溶剤の例にはシクロヘキサノン、メチルエチルケトン、アセトン、メチルアミル ケトン、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、エチレングリコールモノブチ ルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモ ノエチルエーテル、プロピレンゲルコールモノメチルエーテル、キシレン、エチ ル−3−エトキシプロピオネート、並びに2−プロパツール、2−ブタノール及 び2−メチル−1−プロパツールのようなアルコール類等が含まれる。より遅く 乾燥する溶剤が更に好ましく、この溶剤はより良い最終塗膜を作る。特に顔料入 り塗料について最も好ましいより遅く乾燥する溶剤は2−ブタノールである。
従来の添加剤を含むその他の材料を従来方法により本発明の分散液に添加するこ とができる。添加剤の適当な例には、ポリマー熱安定剤、U■安定剤、酸化防止 剤、着色剤、カーボンブラック、金属フレーク(アルミニウムフレークを含む) 及び顔料が含まれる。好ましい顔料には二酸化チタン、酸化クロム、クロムイエ ロー及びカドミウムレッドが含まれる。顔料及び添加剤の量は各特定の最終用途 に依存する。
普通の熱安定剤には、芳香族炭化水素のグリシジルエーテルのようなエポキシ含 有化合物及びアルコール、例えば、5hell ChemicalCompan yにより製造されているビスフェノール−A型エポキシ化合物であるEPON8 28が含まれる。その他の適当なエポキシ含を化合物にはエポキシ化大豆油又は エポキシ化タレート(tallate)が含まれる。本発明の分散組成物中に一 般に使用される酸化防止剤には、ヒンダードフェノール型化合物、例えば、4− メチル−2,6−シーtcrt−−ブチルフェノール及びテトラキス[メチレン (3,5−ジーtcrl−ブチルー4−ヒドロキシヒドロシンナメート)]メタ ン(Ciba−Geigy Corpolajionによるイルガノックス(I rganox) 1010)が含まれる。チヌビン(Tinuvin) ?70 、ヒンダードアミンのようなその他の化合物も酸化防止剤として有用である。
普通に使用される紫外線安定剤には、2− (2’−ヒドロキシフェノール)ベ ンゾトリアゾール類及び2−ヒドロキシベンゾフェノン類か含まれる。
本発明の水性塗料組成物は好ましくは樹脂(a+b)100部当たり30部以下 の顔料を含む顔料入り組成物である。顔料の量は好ましくは樹脂100部当たり 20部以下、更に好ましくは樹脂100部当たり5〜15部であり、樹脂100 部当たり10〜15部が最も好ましい。顔料の100%以下の顔料の少なくとも 一部は金属フレークである。金属フレークフロップは本発明により大きく増強さ れ、それで水性塗料組成物中の多量の金属フレークが好ましい。アルミニウムフ レークが最も好ましい金属フレークである。
本発明の水性塗料組成物は分散液であり、好ましい溶剤である2−ブタノール中 のセルロース混合エステルの溶解度のために、好ましくは25〜60℃の温度で 、更に好ましくは25〜60℃の温度で製造され、50℃の温度が最も好ましい 。温度が高くなるほど分散液はより速く形成される。しかしながら、 100℃ を超える温度は極めて実際的ではなく、より高い温度は好ましい溶剤の沸点を超 える。分散液製造時間又は混合時間は一般的に数秒間〜30分間であり、1−1 0分間か最も好ましい。数秒間より短い時間は可能であるが、アクリル樹脂組成 物へのセルロース混合エステル組成物の添加速度により制限され、一方30分間 よりも長い時間は分散液の均質性を著しくは増加させない。
本発明による分散液は一般に低粘度であり、外観上はミルク状である。木材、金 属、皮革等に塗布するとき、これは良好な接着性を有し、乾燥して良好な外観及 び硬度を有するきれいて透明なフィルムを形成する。
本発明の分散液はスプレー、ロール塗り及び刷毛塗りのような標準的方法により とのような適当な基体にも適用することができる。
中でもより有用な基体は金属、木材、皮革、プラスチックス、紙、織物及びガラ スである。
本発明の水性分散液を適当な基体に適用した後、液体成分の蒸発によるか又は塗 料及びフィルム形成の技術分野で公知の他の固化方法によってこれを固化させる 。固化した後火いて塗膜を上昇させた温度で硬化させる。硬化及び乾燥温度は適 用に依存して変えることかできる。
実施例 下記の例は本発明を示すか、その合理的な範囲を制限することを意図するもので はない。
40gのCABSUI60をソルバーソン(Silverson)高剪断ミキサ ーを使用して2−ブタノール中に4096固形物で溶解した。粉末化CABSU +60を高速で攪拌している溶剤中に1又は2分間掛けてゆっくり注ぐことによ って溶解を行った。ミキサーにより与えられたエネルギーは温度を上昇させ、一 層速い溶解が得られるようにした。40%固体溶液の最終温度は50℃であった 。
次いで、ネオクリル(Neocryl) XK62t1脂(ICI Re5in sからの42%固形物アクリルエマルジョン)を高速で攪拌しているCABSt J160溶液にゆっくり注いだ。ネオクリルXK62樹脂の添加により起きた粘 度増加を、何時でも混合物を適当に攪拌できるように脱イオン水を間欠的に樹脂 と共に添加することによって調節した。固体でネオクリルXK62 : CAB SUI60= 75 : 25(7)比率を与えるように十分なネオクリルXK 62樹脂を添加したとき、混合物を混合容器から瓶に注ぎ、必要になるまで貯蔵 した。
塗料の製造には、最初にブチルゲルコール(エチレングリコールモノブチルエー テル)中に1:lで分散させたアルミニウムフレーク、即ちシルバーライン(S ilverlinc Company)からのアクアパックス(Aquavex ) 516−107Pを、上記の分散液に樹脂(アクリル+CABStJ160 )のアルミニウムフレークに対する比か固形物基準で100=15であるように 添加することが含まれる。これをゆっくり攪拌しなから混合物か均一になるまて 混合した。脱イオン水を粘度か20秒のDin4標準粘度カップを通過する流動 時間になるまで添加した。塗料をガーゼを通して濾過して、分散していないアル ミニウムフレーク及びその他の未分散物を除去し、4バール(60psi)の空 気圧を使用してリン酸塩処理したスチール試験パネル上にスプレーした。空気温 度及び湿度は21″C及び45%RHであった。空気乾燥(最初の塗布を適用し 始めて17分後)を伴う2回のスプレー適用後に15μmの乾燥筐1lI2厚さ を得、透明な溶剤ベースアクリル/メラミン塗料を適用して光沢のある外観を作 った。50μmの厚さまで塗布した後、パネルをオーブン中で135”cて30 分間加熱した。塗料は良好な光沢及びフロップを有する優れた金属様外観を示し た。CABSUI60を添加しない同様の塗料は外観が非常にまだらで灰色であ り、−iゆっくり乾2−ブタノール中の固形物30重量96にした以外は上記の ようにして組成物を製造した。これはCABSUの溶解か容易であったが、塗料 中のvOCか増加する結果になった。外観は変わらなかった。
例3 CABSUI60/アクリルブレンドを製造するためにCABStl160溶液 を(アクリル又はアクリル:ポリウレタン)分散液に注いだ以外は上記のように して組成物を製造した。最終分散液は追記したこととは反対にして製造したもの と同じに見えた。
例4 CABSUI 105(酸価105) (8g)を、3596アンモニア(1, 6g)を添加した脱イオン水(140g)のンルバーソン高剪断ミキサーを使用 して高速で攪拌した混合物中にゆっくり注いだ。透明な溶液の粘度を脱イオン水 120.5gで更に低下させた。この分散液をD54と言う。
XPDI+62 (BF Goodrichから販売されているアクリル樹脂) 粒状物(65,3g)を、35%アンモニア(13g)を添加した脱イオン水( 105g)の高速で攪拌した混合物中にゆっくり注いだ。混合はシルバーライン 高剪断ミキサーを使用して行った。この分散液をXPDII62と言う(35, 6296)。
100gのD54分散液に、24.92gのXPD1162(35,62%)及 び6.76gのAQ504−2075 (シルバーラインからのアルミニウムフ レーク、水ニアルミニウム2:lに希釈)を添加した。これをゆっ(り攪拌しな がら混合した。このブレンドの粘度は15秒Din4であった。
このベース塗料配合物をガーゼを通して濾過して、分散していないアルミニウム フレーク及びその他の未分散物を除去し、4パール(GOpsi)の空気圧を使 用して21℃の温度及び55%R11の湿度レベルでリン酸塩処理したスチール パネル上にスプレーした。ベース塗布を2回適用した後、15μmの乾燥フィル ム厚さが得られたとき、アクリル/メラミン塗料からなる透明なトップコートを 50μmの乾燥厚さになるまでスプレー適用した。硬化をオーブン中で135℃ で30分間行った。塗膜は良好なフロップ外観を有する光沢のある金属様であっ た。ベース塗膜には揮発性有機物質は全く含まれていなかった。
CABSIJl105を含有しない同様の塗料は灰色でまだらであった。
本発明を特にその好ましい態様を参照して詳細に記載したが、その変形及び修正 が本発明の精神及び範囲内で有効であることはいうまでもない。
田11B[審鱗俺

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)全固形物基準で50重量%以下の、少なくとも50の酸価を有し、そ して環状ジカルボン酸無水物の残基である第一エステル残基並びに親油性モノカ ルボン酸残基及び親水性モノカルボン酸残基から選択される基の混合物である第 二エステル残基を有する少なくとも1種のセルロース混合エステル;並びに(b )全固形物基準で少なくとも50重量%の、相溶性アミン中和アクリル樹脂を含 む水性塗料組成物であって、ほぼ中性のpH並びに固体及び液体の合計基準で2 0重量%より小さい揮発性有機物含有量を有する水性塗料組成物。
  2. 2.揮発性有機物含有量が固体及び液体の合計基準で15重量%より小さい請求 の範囲第1項記載の組成物。
  3. 3.全固体含有量が5〜50重量%である請求の範囲第1項記載の組成物。
  4. 4.全固体含有量が20〜40重量%である請求の範囲第3項記載の組成物。
  5. 5.(a+b)の樹脂混合物100部当たり30部以下の金属フレークを更に含 む請求の範囲第1項記載の組成物。
  6. 6.金属フレークがアルミニウムフレークである請求の範囲第5項記載の組成物 。
  7. 7.該セルロース混合エステルがセルロースエステルのコハク酸化誘導体から選 択される請求の範囲第1項記載の組成物。
  8. 8.該セルロース混合エステルがコハク酸セルロースアセテートブチレート及び コハク酸セルロースアセテートプロピオネートから選択される請求の範囲第7項 記載の組成物。
  9. 9.セルロースエステルのコハク酸化度が少なくとも10重量%であり、そして セルロース混合エステルの酸価が少なくとも55である請求の範囲第8項記載の 組成物。
  10. 10.(a)全固形物基準で50重量%以下の、少なくとも50の酸価を有し、 そして環状ジカルボン酸無水物の残基である第一エステル残基並びに親油性モノ カルボン酸残基及び親水性モノカルボン酸残基から選択される基の混合物である 第二エステル残基を有する少なくとも1種のセルロース混合エステル;並びに( b)全固形物基準で少なくとも50重量%の、相溶性アミン中和アクリル樹脂を 高剪断ミキサーで混合して、ほぼ中性のpH並びに固体及び液体の合計基準で2 0重量%より小さい揮発性有機物含有量を有する組成物を形成することを含んで なる水性塗料組成物の製造方法。
  11. 11.(b)のアクリル樹脂を(a)及び(b)の混合物を形成する前にアミン で中和する請求の範囲第10項記載の方法。
  12. 12.アクリル樹脂をアンモニアで中和する請求の範囲第11項記載の方法。
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