JPH07505904A - オリゴヌクレオチド類を開裂及び脱保護する方法及び試薬 - Google Patents

オリゴヌクレオチド類を開裂及び脱保護する方法及び試薬

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 オリゴヌクレオチド類を開裂及び脱保謁する方法及び試薬直連」朋 本出願は、本出願と同時に提出したパラメスワラ・メダ・レディ(Parame swara Meda Reddy)とナエーム・ホトロス・ハナ(Naeem  Botros Hanna)による「オリゴヌクレオチド合成で有用な保護基 」についての米国出願番号第−−−−−−二ベックマンドヶット番号第128D −1007号)に関連する。関連出願は、相互参考のためにここに十分に組み本 発明は、オリゴヌクレオチドの合成一般に関し、さらに詳細には、固体支持体か らオリゴヌクレオチドを開裂し、オリゴヌクレオチドから保護基を除去する方法 および試薬に関する。
光匪Ω丘景 デオキシリポ核酸(DNA)及びリポ核酸(RNA)は長い糸状の巨大分子であ り、DNAはデオキシリボヌクレオチド類の鎖を含んでなり、RNAはリボヌク レオチド類の鎖を含んでなる。ヌクレオチドはヌクレオシド及びIまたはそれ以 上のリン酸(ホスフェート)基からなり、ヌクレオシドはペントース糖に結合し た含窒素塩基からなる。典型的には、リン酸基はペントース糖の第5炭素(C− 5)ヒドロキシル基(OH)に付着しているが、第3炭素ヒドロキシル基(C− 30H)にも付着することができる。DNAの分子内で、ペントース糖はデオキ シリポースであり、他方RNAの分子内で、ペントース糖はリボースである。D NA中の含窒素塩基はアデニン(A)、シトンン(C)、グアニン(G)及びチ ミン(T)である。これらの塩基はRNAについてもウラシル(U)がチミンを !き換える以外同じである。したがって、集団的に[チオキシヌクレオチド類」 と呼ばれるDNAの主要ヌクレオチド類は次の通りである:デオキシアデノシン (dA)、デオキシシチジン(dC)、デオキシグアノシン(d G)及びチミ ジン(T)である。対応するりボタクレオチド類はA、CSG及びUで示される 。(便宜上、及び対応するチミジンリポヌクレオシドが存在しないから、デオキ シチミジンは典型的にTで示されるが、整合性の上から、チミジンはこの開示中 ではdTで示す。) DNA及びRNA分子の含窒素塩基の配列はその分子内に含まれる遺伝情報をコ ード化する。DNAまたはRNA分子の糖及びリン酸基は構造的な役目を果たし 、分子のバックボーンを形成する。特に、各ヌクレオチドの糖部分は隣接ヌクレ オチドの糖部分に結合して、1つのヌクレオチドのペントース糖の3゛ −ヒド ロキシルが隣接ヌクレオチドのペントース塘の5゛ −ヒドロキシルに結合する 。
2つのペントース糖量の結合は典型的にはリン酸ジエステル結合を経ている。こ の結合プロトコル(protocol)に基づいて、ヌクレオチド類の一端(末 端)は5゛末!(例えば、ヒドロキシル、トリリン酸など)を有しており、他端 は3′ −ヒドロキシル基を有している。便宜上、ヌクレオチド類の塩基配列は 5′から3°の方向に記載される。
DNA及びRNAは生きている動物によりその内部で製造されるけれども、化学 的に合成することができ、DNA及びRNAの合成ストランドが迅速かつ効果的 に製造できる。これらのストランドは「合成オリゴヌクレオチド」または「オリ ゴヌクレオチド」と呼ばれる。広く利用されるオリゴヌクレオチド類合成用の化 学的操作は「ホスホルアミダイト法」と呼ばれる。例えば、米国特許第4.41 5.732号:マクブリッド・エル及びカルザース・エム、テトラヘドロン・レ ターズ(McBride L、 & Caruthers、 M、 Tetra hedronLetters)、24 :245−248 (1983) 、及 びシンハ・エヌら、ヌクレイツク・アシッド・リサーチ(Sinha、 N、  etal、 Nucleic Ac1d Re5)旦:4539−4557 ( 1984)参照、これらは全てここに参考として取り入れられる。ホスホルアミ ダイト法に基づく商品として入手可能なシンセサイザーには例えばバイオリサー チ8750”及びABI380B”、392”及び394”DNAシンセサイザ ーが含まれる。
化学的合成オリゴヌクレオチド類の重要性は、基本的にそれらヌクレオチド類が 用いられる広く変化に富んだ用途による。例えば、オリゴヌクレオチド類は遺伝 子工学、組換えDNA技術、アンチセンスDNA、ゲノムDNA検出、種々の系 からのDNA及びRNAプローブ、蛋白質−D N A ?J1合体の検出、サ イト七向突然変異誘発の検出、DNA及びRNA合成用プライマー、ポリメラー ゼ鎖反応やりガーゼ鎖反応などのような増幅技術用プライマー、鋳型、リンカ− 1分子相互作用研究を含む生物学研究において利用することができる。
DNA及びRNA分子の主要な構造は次のように表すことができる。
DNA T’l五A B=アデニン、チミン B、=アデニン、ウラシル、グアニン、シトシン グア ニン、シトシン核酸合成の鍵となる段階は1つのヌクレオチドの5’ −OH基 ともう1つの3’ −OH基の間のヌクレオチド内リン酸結合を特異的かつ配列 順に形成させることである。したがって、オリゴヌクレオチドの典型的な合成に おいて、「入ってくる」ヌクレオチドのリン酸基はもう1つのヌクレオチドの5 °−OH基と結合する(すなわち、5’ −OH基が「リン酸化」または「亜リ ン酸化」される)。
これらの基はオリゴヌクレオチドの合成に活性的に関与できなければならない。
このように、研究者が2つのそのようなヌクレオチドを反応室に導入し、その中 の条件を2つのヌクレオチドが正常に結合するよう調節し、そのような付加を一 連して順次行うことにより一定の配列を有するオリゴヌクレオチドの生成が正確 に達成できるように5′−OH基は(典型的にはジメトキシトリチル(DMT) 基により)変性される。
ヌクレオシドの4つの塩基であるアデニン、チミン(RNAの場合はウラシル) 、グアニンおよびシトシンは、化学的に活性である部分(たとえば、環外アミノ 基)を含んでいる。これらの基は、「一時的に」保護されねばならない、すなわ ち、オリゴヌクレオチド合成が完結した後まで保護基は、塩基の反応性部位を遮 断できなくてなはらない:そのような合成が完結した後、またこれらの基は、オ リゴヌクレオチドの生物学的な活性が影響を受けないように塩基から除去され得 なくてはならない。dASdC,dG (またはRNA合成の場合は対応するり ボヌクレオチド)のアミノ基を保護しないと、所望されないおよび/または有用 さの少ない物質が合成されることになる。アミノ基を持たないチミン(T)は、 保護基を典型的に必要としない。dAに対する従来のアミノ保護基は、ベンゾイ ル基(rbzJ);dCに対してはbz基またはイソブチリル基(ribuJ) ;dGに対してはibuである。次のようにどの保護基が用いられているかを示 すのが慣用である:dA’″、これはベンゾイル保護基が用いられてアデニン環 外アミノ基を保護していることを示している。
オリゴヌクレオチド合成の制御の度合いをさらにを保つために、不溶化した開始 点からオリゴヌクレオチドの合成を始める必要がある。すなわち、オリゴヌクレ オチドは、適当な固体支持体に「拘束」されたままで合成される。このプロトコ ールは、溶液に基づくオリゴヌクレオチド合成に比較して合成の速度と便利さと を増加する。したがって、オリゴヌクレオチドの合成は、最終段階として、オリ ゴヌクレオチドからの保護基の除去(「保護を除去すること(脱保護)」および 固体支持物質からのオリゴヌクレオチドの解放(「開裂」)を必要とする一一一 このような段階は、生物学的に有用なオリゴヌクレオチドを生ずるために必要と される。
「保護を除去すること(脱保護)」は、ヌクレオチドに組み込まれた保護基の除 去に必要なプロセスと時間として定義され、「開裂」は、ヌクレオチドが付着し た固体支持物質からの合成されたオリゴヌクレオチドの除去に必要なプロセスと 時間として定義される。
dGの保護を除去することは、オリゴヌクレオチド脱保護の速度限定段階である 。慣習により、当業者は、オリゴヌクレオチドに組み入れられたデオキシグアノ シンの保護を除去するに必要な時間に関心が集まろう。副生酸物形成(すなわち 、所望されない物質の生成)に関して、デオキシシチジンは、特に副生物形成を 受けやすい。したがって、副生酸物形成を避けるかまたは最低にするのを確実に する努力から、dCに関する副生酸物形成を監視することが通常有用であるとみ なされる。
保護を除去することと開裂は、典型的には、アンモニアを用いることにより達成 される。保護を除去し開裂する試薬としてのアンモニアの広範な使用のため、保 護の除去と開裂に必要な時間の観点から、他のそのような試薬とアンモニアとを 比較することは、一般に行われている。アンモニアの手段による保護の除去と開 裂は、室温で数日要し得、あるいは、55℃で約6−17時間要し得る。典型的 には、開裂は、室温で約1時間以内で起こり、残りの時間は、保護の除去に向け られる。典型的なオリゴヌクレオチド(すなわち長さが、約20−25個のヌク レオチド)の合成は、約2時間で合成でき:最も商業的に入手できる合成装置( synthesizer)を用いて不溶化され成長しているヌクレオチド鎖に1 つのヌクレオチドを加えるのに約6分間必要とされる。オリゴヌクレオチドを合 成するに必要な時間と相対的に、アンモニアを用いてオリゴヌクレオチドの保護 を除去して開裂するのに必要な時間は、過剰となり得る。
異なる保護基の使用は、保護の除去と開裂に必要な時間の短縮を考慮に入れる。
ジメチルホルムアミジン(rDMFJ )が、dGおよびdAに対する有用な保 護基であると報告された。ここに参考として入れたVu、Hugnh et a  1. rDNA合成に対する速いオリゴヌクレオチド脱保護ホスホルアミダイ ト化学(Fast oligonucleotide deprotectio n phosphoramidite chemistryfor DNA 5 ynthesis)J、Tetrahedron LettersS3土: 7 269−7272を参照。説明しであるように、そのような保護基を含むオリゴ ヌクレオチドは、脱保護と開裂に、アンモニア水中で55℃で1時間、またはア ンモニア水中で室温で8時間を要する。フェノキシアセチル(rPACJ)が、 dGおよびdAに対する有用な保護基であることも報告されている。ここに参考 として入れたEPO公開出願(Published Application) 第0241363AI。
rDerives de nucleotides et 1eur util ization pour la 5ynth sed’oligonucle otidesJ、Mo1ko、 Didier et al (1987)を参 照。説明しであるように、この保護基を含むオリゴヌクレオチドは、脱保護と開 裂に対してアンモニア水中で室温で2−8時間を要する。
脱保護と開裂に要する時間を少なくする別のアプローチとしては、ほかの脱保護 と開裂の試薬を単独でまたはアンモニアと組み合わせて用いることである。低級 アルキルアルコール、水および3−6個の炭素原子を含む非親核的ヒンダードア ルキルアミンを含んでなる試薬が、室温で1−2時間以内の開裂をもたらし、さ らに約80℃−約90°Cで約20−60分での脱保護をもたらすことが報告さ れている。ここに参考として入れたEPO公開出願第0323152A2rオリ ゴヌクレオチドの合成方法(Methodsof Synthesizing  Oligonucleotides)J、Woo、Sam Lee、 et a l (1989)(以下rWooJ)を参照。脱保護と開裂に対しn−ブチルア ミン/メタノールの1=1混合物(容量/容量)によるオリゴヌクレオチドの処 理が記載されている。ここに参考として入れたWeber、HおよびKhora na、H,G、のrctv、イーストからのアラニントランスファーリボ核酸に 対する遺伝子構造の総合合成。ヌクレオチド配列21−40に相当するアイコサ −デオキシヌクレオチドの化学的合成。J、J、Mo1. Biol。
ヱ2:219−249 (1972)(以下、rWeberJ)を参照。しかし ながら、この試薬は、デオキシシチジン副生成物の形成をもたらしたことが報告 されている。したがって、さらに説明されるように、シチジンを含まないオリゴ ヌクレオチドでは、n−ブチルアミンとメタノールのl:l混合物(容量/容量 )での2日間の室温での処理、シチジンを含むオリゴヌクレオチドでは、処理は 、まず、2日間の室温でのアンモニアを含み、(デオキシシチジン副生成物の形 成を避けるため)n−ブチルアミンとメタノールの1.1混合物(容量/容量) での2日間の室温を後続させる。
以下は、前記の保護基と試薬についての脱保護と開裂に必要な記載した時間の簡 単な要約である。
脱係t!/開裂時間 試薬 、(時間) 温度r=ニ ーアンモニア 6−:L7 5三 アンモニア )24 R−T。
DMF/アンモニア 255 0MF/アンモニア 9 R、7・ PAC/アンモニア 8:(、T。
Woos 1−3 R,T、;80/90Walpξr 2日間 R1τ。
M出er″4日間 R,T。
1* 低級アルキルアルコール、水および3−6個の炭素原子を含む非親核的ヒ ンダードアルキルアミンからなる混合物;R,T、Tl−2時間(開裂)および 80−90 ’Cで20−60分間(脱保護) 2ネ* オリゴヌクレオチドを含むnon−Can−ブチルアミン/メタノール のl=1混合物(容量/容量)3… Cを含むオリゴヌクレオチド:アンモニア (2日間)、続けてn−ブチルアミン/メタノール(2日間)R,T、 冨室温 麿鳳−−sm簡−曽−−誼一一寓冒一霞鱈一細讃■−冒鳳一−■電−鴫一一■− 園−−膳一閣調一■■麿−■−■−露一■m+++開裂と脱保護のための前記の 報告された反応時間のい(つかは、アンモニアだけのものよりも短いが、オリゴ ヌクレオチドの合成に必要な時間と比べ、多くの時間が脱保護と開裂に向けられ ていることが明白である。
オリゴヌクレオチドが合成され得る迅速性が与えられているとして、必要なもの は、副生酸物生成なしを最低として、さまざまな利用できる保護基の迅速な除去 と、支持体からのオリゴヌクレオチドの開裂を行い得る試薬である。実際的見地 から、加熱段階と組み合わさって、そのような試薬がオリゴヌクレオチドを脱保 護し開裂できる迅速性が増すように、そのような試薬が、さまざまな温度で有用 であることが好ましい。
凡肌二盟ヱ 本発明は少なくともこの要求を満たす。ここに開示の発明に従えば、合成により 生成したオリゴヌクレオチドの脱保護と開裂に有用な試薬が提供される。該試薬 は、l−約10個の炭素原子を有する少な(とも1つの直鎖アルキルアミンを含 んでなる。好ましくは、該試薬は、少なくとも1種のアミノ基転移抑制剤をさら に含んでいて、t−ブチルアミンが、特に好ましいアミノ基転移抑制剤である。
該試薬は、さらにアンモニアを含むことができる。
好ましくは、試薬のアルキルアミンは、l−約6個の炭素原子、さらに好ましく は、l−約3個の炭素原子、最も好ましくは、lfllも炭素原子を宵する。し たがって、最も好ましい試薬は、メチルアミンを含んでなる。都合よくは、オリ ゴヌクレオチドの脱保護と開裂は、約90分未満で室温で起こり得るが、より速 い脱保護と開裂を達成するには、より高い温度も用いられ得る。
本発明に従えば、保護されたオリゴヌクレオチドの開裂の方法、可溶性オリゴヌ クレオチドからの保護基の除去の方法および不溶化されたオリゴヌクレオチドの 保護を除去する方法が、開示の試薬と関連して、可能である。
これらの利点およびほかの利点が、開示により明らかとなろう。
l証旦皿車眉説所 以下の図面は、好ましい実施態様の詳細な説明を明瞭にする目的で用いることを 意図している: 図1は、各種の試薬を用いた、不溶化した不均質21−marの開裂に対する時 間のグラフによる表示である。
図2は、開裂/脱保護試薬としてのメチルアミン/l−ブチルアミンおよび開裂 /脱保護試薬としてのアンモニアの影響下に置いた2t−mer(およびその補 体(c omp 1 eme n t) )の融点分析である。
図3は、さまざまなの百分率のdC”およびdC”を含み、図2の開裂/脱保護 試薬の影響下に置いた各種の35−151−および101−me rのポリアク リルアミドゲル電気泳動分析の写真による再現である。
図4は、開裂/脱保護試薬としてのアンモニアの影響下に置いた35%dC”を 含んでなる不均質51−merの電気泳動図である。
図5は、開裂/脱保護試薬としてのメチルアミン/l−ブチルアミンの影響下に 置いた35%dC”を含んでなる不均質51−merの電気泳動図である。
図6は、PCR誘導の957塩基対増幅鋳型(PCR−derived 957  base−pair amplified template)の写真による 再現である。
図7は、M13mp18鋳型の配列決定反応の写真による再現である。
図8は、dCAcを含み、開裂/脱保護試薬としてのメチルアミン/l−ブチル アミンの影響下に置いた22−marを用いて開始させた3° −ターミナルト ランスフェラーゼ延長(3’ −Te rminal Transferase  extension)の電気泳動図である。
図9は、dC”“を含み、開裂/脱保護試薬としてのアンモニアの影響下に置い た22−marを用いて開始させた3′ −ターミナルトランスフェラーゼ延長 の電気泳動図である。
い 能 のび t″t[I 当業者が認めるように、自動化した合成装置にまつわる欠点は、保護基の脱保護 と、固体支持物質上に合成されている場合の固体支持物質からの保護基の開裂と に必要な時間である。さらには、実際的見地から、機器自体で開裂と脱保護を行 う商業的に入手できる自動化された合成装置の大部分について、その機器が開裂 段階の間利用できなく、当然、処理量を減する。さらには、慣用の開裂および脱 保護の試薬は、個人が、合成装置カラムを通してアンモニアを手動的に押す/引 くようにすることを要して開裂と脱保護を実施し得るもので、個人がほかの企画 に従事できる時間を減じる。さらに、アンモニアと共に合成装置カラムの内容物 を熱することは、不溶化したオリゴヌクレオチドを異なる容器に注ぐこと、アン モニアを加えること、新たな容器を加熱することおよび容器を遠心分離にかけ支 持物質を除去することを典型的に必要とする。すべてのこれらの段階は、本質的 に時間を費やすものであり、特に、誤差の可能性を加える。
保護の除去と開裂のための時間を減じ得る試薬は、当然、明白な目標であり、当 業者は、そのような試薬は少なくとも次の基準を満たさねばならないことを認め るであろう、オリゴヌクレオチドの完全な状態が保たれねばならない、すなわち 、オリゴヌクレオチドが、例えば、プローブとしての使用に対して、配列決定お よび合成に対してなど生物学的に有用であらねばならない;また、副生酸物形成 が、実質的に最小限とされねばならなく、好ましくは、まったく排除されねばな らない。
ここで用いた、用語「オリゴヌクレオチド」は、合成のデオキシオリゴヌクレオ チドおよびリボオキシヌクレオチドさらに修飾オリゴヌクレオチド(すなわち、 ここでは、3’ OH,5’ OH:糖または複素環塩基が修飾されている)を 含み、フォスフェート主鎖の修飾(例えば、メチルフォスフォネート、フォスフ ォロチオエートおよびフォスフォラミデート)も含む。さらに、オリゴヌクレオ チドは、付着リポータ−基を含むオリゴヌクレオチド例えばビオチン、アビジン 、ハプテン、染料、蛍光ラベノペ化学発光ラベル、酵素ラベルまたは放射性ラベ ルおよびオリゴヌクレオチドが合成される固体支持体以外の固体支持体を含み得 る。
ここで用いた用語「迅速」、「実質的に短縮された(短くされた)」、「速い」 などは、開示の試薬と関連して用いた時、相対的なものであり、試薬が働いてい る媒質の温度に依存する。広い意味で、これらの用語は、脱保護と開裂が、室温 で少なくとも約90分で、また約90℃で少なくとも約15分で完了し得ること を示すことを意図する。比較として、アンモニアは、開裂と脱保護に対し室温で 少なくとも約24時間、また約80℃で少なくとも約90分未満する。
アンモニアよりも少なくとも5倍親核的な少なくとも1つの第1の試剤;水の1 .5分の1以下のの極性の第2の試剤:およびアンモニア水からなる組み合わせ が、アミノ基転移/副生成物生成を実質的に防ぐ保護除去および切断の試薬とし て有効に用いられ得ることが見いだされた。第1の試剤、第2の試剤およびアン モニア水に関してここで用いた「組み合わせ」は、試薬が少なくとも次の好まし い実施態様を含んでなることを示すことを意味する。
a)第1の試剤: b)第2の試剤およびアンモニア水: C)第1の試剤および第2の試剤;およびd)第1の試剤、アンモニア水:およ び第2の試剤。
第1の試剤(アンモニアよりもより親核的)は、1−約10個の炭素原子を有す る直鎖のアルキルアミンである。その親核性に加え、アルキルアミンの長さも、 考慮すべき事がらで、好ましくは、直鎖のアルキルアミンは、1−約6個の炭素 原子を有し、より好ましくは、1−約3個の炭素原子を有し、最も好ましくは、 1個の炭素原子を有する(すなわちメチルアミンである)。メチルアミンは、特 に好ましい第1の試剤であり、その理由は、これが、アンモニアの約40分の1 の親核性であるからであり、また、定義された直鎖のアリキルアミンの内で「最 も小さい」からである。特定の理論に拘泥することを望むものではないが、その 親核性と大きさとに依存してそのような試剤は、保護基(および用いられている 場合は固体の支持体)とオリゴヌクレオチドの個々のヌクレオチドとの間の結合 を攻撃するのに特に適していると考えられる。そのような試剤がこれらの結合を 攻撃し得る相対的な「容易さ」のため(すなわち、反応動力学の増加)、保護の 除去と切断の時間を実質的に短縮する。
当業者が認識するように、「アミノ基転移」とは、ヌクレオチド上のアミンの交 換を指し、典型的には、アミノ基転移は副生成物の生成として明示される。たと えば、メチルアミンの存在下で、たとえば望ましくない副生成物であるN−メチ ルシチジンへのシチジンのアミノ基転移の可能性は増す。したがって、試薬は、 アミノ基転移抑制剤(便宜上以下rTSAJとする)として少なくとも1種の第 2の試剤(水よりも極性でない)を含むことが好ましい。TSAは、好ましくは 、l−約10個の炭素原子を有し、さらに、官能基を含んでいてもよい、直鎖、 分校、環状、飽和または不飽和アルキルアミン、エタノール:メタノール;イソ プロピルアミン;アセチルニトリル:ジメチルホルムアミド:テトラヒドロフラ ンおよび上記のものの組み合わせからなる群から選択される。定義されるような 例示的なアルキルアミンは、限定するものではないが、t−ブチルアミン、エチ ルアミン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、ジメチルアミン、ジエチルア ミン、トリメチルアミンおよび第2ブチルアミンを含む。好ましいTSAは、水 (水の極性指標値(p。
Iarity 1ndex value)は、約10である)の約1、 5分の 1以下の極性指標値を有する。特定の理論に拘泥するものではないが、TSAの この特性は、TSAとヌクレオチドアミンとのまたはアミノ基転移時に関与する アミンを含む試剤との間の有利な相互作用に起因してアミノ基転移が起こるのを 実質的に減じるかあるいは防ぐと考えられる。
アンモニア水は、必要条件ではないが、試薬に加えることができる。試薬中のア ンモニアの存在または不在は、研究者にとって主に任意である。本質的には、ア ンモニア水は、切断と保護除去の反応の点で、試薬に有意的に影響しない;しか しながら、第1の試剤と組み合わさったアンモニア水の存在は、保護除去に必要 な時間を約50%増加させ得る。したがって、試薬は、アンモニア水を含むこと ができるが、好ましくは、試薬は、アンモニアを含まない。
試薬の成分の好ましい容量対容量比は、次のようである:第1の試剤とTSAの 第2の試剤を含んでなる試薬の実施態様については、好ましい比は、約9:l− 約1:9、より好ましくは約7:3−約3ニア、最も好ましくはl;1であり、 第1の試剤とアンモニア水とを含んでなる試薬の実施態様については、好ましい 比は、約9:1−約l:9、より好ましくは約7:3−約3=7、最も好ましく は約1=1であり、そして第1の試剤、TSAの第2の試剤およびアンモニアを 含んでなる試薬の実施態様については、3つの成分の好ましい比は、約9−1  :9−1 :9−1から約1−9.: 1−9=1−9、より好ましくは約7− 3 : 7−3 : 7−3から約、3−7:3 7:3−7、最も好ましくは 約1:1:1である。
反応温度は、研究者の必要性に主に依存する。すなわち、反応温度は、約25− 約100℃の範囲であってよい(しかしながら、得られるオリゴヌクレオチドが 実質的に限定された用途となるがオリゴヌクレオチドの完全な状態が有意的に強 い影響を受けない限りより高い温度またはより低い温度も用いられ得る)。当業 者が認識するように、化学反応の温度を増すと、その反応の動力学も典型的に増 す。したがって、速度を考慮するなら(たとえば、オリゴヌクレオチド処理量が 高いことが望ましい商業的状況で)、反応温度は、室温より上、好ましくは約5 0℃より高く、最も好ましくは約6500−約80°Cである。このような温度 は、切断時間に実質的な影響を与えないが、このような温度は、保護除去に必要 な時間を実質的に少なくし得る。しかしながら、反応温度は、切断と保護除去と が約90分未満で達成されるように室温であり得るものと解釈されたい。
開示に従えば、試薬の特に好ましい実施態様は、メチルアミンとt−ブチルアミ との1:l容量対容量比である。特に好ましい反応温度は、約65℃であり、こ の温度で、保護され不溶化したオリゴヌクレオチドの保護除去と切断が、約10 分未満で達成され得る。
透 本発明の好ましい実施態様についての次の例は、開示または後の請求の範囲に限 定を加えることを意図するものでな(、また限定を加えるものと解釈されるもの でもない。
■、物質と方法 A、■ l 開裂/脱保護試薬 すべての薬品は、少なくともAC5級とした。水酸化アンモニウムは、Aldr ich(Milwaukee、Wisconsin; Cat、No、 22.  122−8)から得た。水に含むようにした40重量%溶液としたメチルアミ ンは、t−ブチルアミン(Cat、 No、B8. 920−5)と同様にAl drich (Cat、 No、 M2. 775−1)から得た。
メチルアミン/l−ブチルアミン試薬は、1.1容量比をl捏合して準備し、室 温で5分間振盪し4℃で保存した。水酸化アンモニウムは、供給者の指示に従い 保存した。
2、保護されたデオキシヌクレオシド 次の保護されたデオキシヌクレオシドをSigma Chemical Co、 (St、 Louts、Mo、)がら得た。
dA”(Cat、 No、 B 6130);dC”(Cat、 No、 8  5882);del′′” (Cat、No、 I 6261)およびdG””  (Cat、 No、 I 6007)。
チミジンは、Sigma (Cat、No、7 5018)から得た。
新規な保護されたデオキシシチジンも、各側で用いた。開示した試薬と関連して 用いた時、del′′およびdClb” (いわゆる「慣用の」保護されたデオ キシシチジン)は、副生酸物生成をもたらし得たことが測定された。新規な保護 されたデオキシシチジンは、アセチル(rAcJ)保護基を含む。その合成は、 参照のためにここに十分に組み入れた上記の同時係属出願に開示されている。
B、 ・に 口 l−口 コール 1、ポリメラーゼ連鎖反応(rPcRJ)開示した開裂/脱保護試薬の影響下に 置いたオリゴヌクレオチドブライマーのPCR分析は、AmpliTag”’  (P a r t N。
、 N801−0055)を有するPerkin Elmer Cetus G eneAmpTl″ DNA適用試薬キットを用いて行った。製造者の指示に従 うようにした。
2、DNA配列決定 配列決定反応は、a−[”S]−dATPを用い、米国Biochemical  5equenase@ Version 1.0のプロトコールに従い、M1 3mp18−木組DNA鋳型(NewEngland Biolabs、Cat 、No、 404−C)を使用して行った。
C,jLW 1、自動化したDNA合成装置 オリゴヌクレオチドの合成は、Biosearch 8750”ゝ1DNA合成 装置を用いて行った二制御しtこポアーグラス(p o r eglass)( CPG)(500人−1000人の孔の大きさ)を固体支持物質用に用いた。さ まざまな長さのホモ第1ノゴヌクレオチドおよびヘテロオリゴヌクレオチドを、 製造者の1旨示lこ従14z合成した。
2、毛管電気泳動 オリゴヌクレオチドの毛管電気泳動を、Beckman Instrument s、 Inc、 P/ACE”2000高性f4ヒ毛管電気泳動システムで行っ た。37cm UlooP UreaGel Colum (Beckman、 Cat、No、 338480)を使用した。サンプルは、動電学注入法(el ectrokinetic 1njection method) (10kV 、3秒)によりカラムに充填した1分離1ま、第1Jゴヌクレオチドの長さに依 存して、30−90分間、11kV/cmで(テつた。
トリス−ヒドロキシメチルアミノメタン(rTRIsJ)−ポレート7M尿素( ランニングlli衝液(Beckman、 Ge I Buffer Kit、  Cat、 No、 338481))を用いた。吸光度検出は、オリゴヌクレ オチドの長さに主に依存して、0、 05 2. OD2gonm 7m lの 範囲であった。
3、高圧液体クロマトグラフィー(「HPLC」)HPLC分析は、ダイオード アレー検出モジュール168およびオートサンプラー507を備えたBeckm an Instruments System GoldT′ HPLCPro grammable 5olvent Moduleにより行った。C1゜Ul trasphereTM HPLCカラム(Beckman。
Cat、No、 23539; 5u粒子、4.6mmx25cm)を用いた。
瓶Aは、0.1M酢酸アンモニウム(pH6,9)を含み、瓶Bは、HPLC級 アセドアセトニトリルだ。システムは、次のような勾配モードで操作した( 1  m l /分の流量):0−10分=85%瓶AS15%瓶8.20−25分 =75%瓶A125%瓶8.25−27分=50%瓶A150%瓶8.27−3 0分=50%瓶A150%瓶8.30−50分、100%瓶A10%瓶B0 Il、例■、支持体に結合した保護されたオリゴヌクレオチドの開裂 不均質21−marを、Biosearch 8750合成装置を用いて合成し た。4つの異なる種類の21−ma rを分析し、4つのヌクレオシドのそれぞ れを支持体に拘束した(すなわち開裂の部位)、残りの20のヌクレオシドは同 一であった。したがって、開示した試薬は、4つのヌクレオシドのそれぞれにつ いて開裂時間に関して評価した。
比較の目的で、次の条件で分析を行った。
a)メチルアミン/l−ブチルアミン(1:1(容量/容量)) b)メチルアミン;および C)アンモニア。
支持体に結合したオリゴヌクレオチドは、室温で、オリゴヌクレオチドを含んで なるカラムの両端に位置させたンリンジを介してカラムを通して上記の試薬を前 後に送ることにより試薬1mlにより処理した。得られる混合物のアリコート( 50μm)を、1,2.5.10.15.30および60分で除去し、1mlの 2度蒸留したH、Oと混合し、吸光度を260nmで測定した。
固体支持体にすぐ隣接するヌクレオチドとは関係なく、開裂は、上記の試薬(a )および(b)について約5分で達成された。アンモニアについては、開裂は、 すべての条件に対し、約60分で達成された。図1は、時間に対するオリゴヌク レオチドの開裂の百分率として、上記のことをまとめた動力学プロットを示す。
例I1.保護されたオリゴヌクレオチドの脱保護保護されたオリゴヌクレオチド の脱保護は、酵素により消化したオリゴヌクレオチドの逆相HPLC分析により 測定した。使用した酵素は次のものであった:(1)5mlの40mMのTRl 5と10mMのMgC1,により再構成したフォスフオシエステラーゼI (S igma、Cat、No、P−689F) 、pH7,5(0,OIUを検定ご とに使用);および(2)E、 c。
1i 200U/1.8mlからのアルカリフーオスファターゼ(Sigma、  Cat、No、 P−4252)(0,2Uを検定ごとに使用)。25μmの フォスフオシエステラーゼおよび2μlのフォスファターゼを、オリゴヌクレオ チドのi−20Dzs。。1に加え、室温で、30−120分間、温室した。0 .5−1.00D、6゜。1の消化済み混合物を上記のHPLCカラムに注入し た。
保護されたデオキシグアノシンの脱保護は、速度限定段階であるため、異なる百 分率のdGlb″からなる複数の21−marオリゴヌクレオチドの分析を行っ た。合成は、上記のDNA合成装置を用いて行い、次の21−marを得た: 1)5’ −CTG−GAC−AGT−AGT−CAG−ACT−GC−(T)  −3° [25%Gコ 2)5’ −GTG−GAC−GCT−AGG−GCG−GAG−(C−(T) −3° [50%G] 3)5’ −Gx21−3’ [100%G]テストした試薬は、例工に示した のと同じであった。反応時間は、25−80°Cの範囲であった。結果は表■の ようである。
表I 保護されたオリゴヌクレオチドの脱保護(時間(分))25 75 タ0 90  7E 75 工0055 7 10 工0 :LO10’0110 2 ]  1 2 2 2 表1 (続き) I!iI!!されたオリゴヌクレオチドの脱保護(時間(分))25 60 6 0 60 432Q 4320 594037 20 20 20 1200  uOQ 180065 5 5 5 180 LjIO240日0 2 2 2  60 go 90 上記のデータは、開示した試薬のさまざまな特徴を示している。
先ず、いわゆる「慣用の」開裂/脱保護試薬であるアンモニアと比較し、開示し た試薬は、有意的に短い時間で開裂と脱保護を行うことが注目される。さらに、 温度が上がると、脱保護時間の減少により明示されるように、反応運動学も上が ることが注目される。このように、開示した試薬は、研究者の必要に依存して、 さまざまな反応温度にわたり利用できる。さらに、開裂と脱保護の点で、開示し た試薬のさまざまな実施態様が、およそ同等程度で働くばかりではなく、さまざ まな実施態様が、慣用の開裂/脱保護試薬よりも有意的に良好に働くことが注目 される。
例III:ンチジン副生成副生彫物 注目されるように、デオキシシチジンは、例えば、デオキシシチジンを含んでな るオリゴヌクレオチドの保護除去の間に、副生成物形成を通常量も受けやすい。
典型的には、そのような副生酸物生成は、保護除去段階中の、または試薬が保護 除去されたデオキシシチジンと接触したままの保護除去の後のアミノ基転移を介 する。
当業者が認識するように、オリゴヌクレオチドの合成は、最終生成物をできるだ け迅速に回収することを意図して典型的には行われる。しかしながら、可溶化し 、保護されたオリゴヌクレオチドが、長い時間保護試薬中に残ってよいことも時 には可能である。当業者がさらに認識するように、オリゴヌクレオチドが試薬の 中にある時の時間の増加が、アミノ基転移の起こる機会を増加し得て、副生酸物 生成の機会を増す。
いくつかの時間い(つかの温度で、試薬としてメチルアミンとメチルアミン/l −ブチルアミンの両者を用いて、逆相HPLCにより、デオキシシチジン副生成 物生成を調べた。「慣用の」デオキシシチジン保護基のrbzJとribuJお よび上記のrAcJ保護基を調べた。そのような試薬を用いて観察された副生成 物(核磁気共鳴により確認)は、N−メチルシチジンであった。デオキシシチジ ンと比べた、N−メチルデオキシシチジンの一百分率を、Ac保護基により保護 したデオキシシチジンの溶液に基づ(保護除去を基礎として、下記に示した。
表I+ N−メチルアミン形成の百分率0 直亙 に1 甚二 = 五二 (16時間) 本 平均百分率 本10.01%は打器の最低検知限界である。
これらの結果は、典型的なオリゴヌクレオチド合成(すなわち、研究者が、でき るだけ早くでき上がった最終生成物を望む合成)について、メチルアミンを含む 試薬は、実買的に有意的なシチジン副生成物形成をもたらさないことを示してい る。しカルながら、オリゴヌクレオチドが試薬中に残る時間が増すと、シチジン 副生成物形成のできるのを増す。したがって、アミン基転移抑制試薬(Tran samination 5uppression Reagent)の使用は、 (定義したように)宵月である;データは、メチルアミンに比べ、メチルアミン およびTSAt−ブチルアミンを含むる。
有利には、かくて、TSAは、そのような長くなった反応時間を考慮するかしな いかにかかわらず試薬に含ませることができる。認識されるであろうように、通 常は必要でないであろうが、TSAの使用は、次の少なくとも2つの理由から好 ましい:第1は、TSAの存在は、副生酸物生成の可能性を減する;第2は、延 長した時間が望まれる場合、最適開裂/脱保護時間を越える時間試薬内にオリゴ ヌクレオチドを保つ機会を研究者が与えられ−る。
第2の研究をこの線に沿って行った。これらの研究で、d(:AC。
dCIbu1dCbISdGIb″、dAbfおよびdTに”:)いて(7)副 生成物形成(ヌクレオシドについての非副生成物生成の相対的百分率として)を 、試薬としてメチルアミン/l−ブチルアミンを用いてさまざまな時間と温度で 調べた。結果を表114に示す。
表II+ 副生成物形成の百分率3 25 90 分 會I O,’!: 10.0 會脅 ★會 *喰25 LG  sB、11 会食 音量喰 音量會 會t 音量 會i37 30 分 會脅  0.15 10.0 音量 重電 重電37 5I間 青會 音量喰 中喰音  音量 音量 音電37 16t、jJ 青雲 會音電 重電會 !! 音量 音 量65 5 分 音量 0.L5 Lo、0 音量 音量 會會(sB LnM  會脅 會脅會 音量實 重電 重電 會t65 16 1RLII Q、6  音量管 會脅會 音量 音量 音量80 3 分 重管 0.15 工0.0  音電 音量 音量80 1時l5II 會青雲 重電會 會脅 會1 音量 會 脅音量會最適温度/反応晴間での百分率のため調べずこれらの結果は、少なくと もい(つかの事がらを示している。第1に、dC保護基に関して、データは、「 AC」保護基が、開示の試薬と共に有利に使用され得ることを示している; 「 慣用の」シチジン保護基は、有意的に高い副生成物形成をもたらした。第2に、 開示した試薬は、高められた温度で、所望の反応時間よりも長い時間でのdCA ″の保護除去を別として、調べた温度または反応時間のずれでも、保護されたで デオキシヌクレオシドのいずれについても統計的に有意的な副生酸物生成をもた らさない。よって、Ac保護基により保護されたデオキシシチジンを含むオリゴ ヌクレオチドについては、そのような高めた温度で、延長した反応時間を用いな いことが好ましい。
例Iv:精製してないオリゴヌクレオチドの酵素消化分析いくつかのオリゴヌク レオチドの組成の分析を、酵素消化と逆相HPLC法を用いて行った。 これら の研究は、慣用の保護基bzおよびAc保護基で保護したデオキシシチジンを用 いて行った:すべでの他の保護基は、オリゴヌクレオチド間で一貫していた。次 の配列を有する35−mar、51−merおよびlot−merを分析した: 5−mar 5° −CAG−TGC−AGC−TCC−TAG−CAG−CCT−AGC− GTA−CTA−GTC−TT−3゜ 51−ma r 5° −CAG−TCC−TAG−TCA−CAG−TCC−AGT−CGC− TCA−AGC−GTC−CAG−TTG−CAC−AGG−TCA−CCT− 3’101−10l −’ −GCT−GCC−Ac”r−Tcc GTC−ATC−CGA−TCC −TCG−GTC−AcG−CAA−CTG−TCA−ACG−GCA−CCT −ACT−CCT−CGT−AAC−GTA−GGA−CAG−TCC−GAT −TCG−CAC−GTG−CAA−AGC−CCA−TTC−AT−3’ オリゴヌクレオチドは、メチルアミン/l−ブチルアミンを含んでなる試薬の実 施聾様を用いて25’Cで90分間まtこ;まアンモニアを用いて3時間65° Cで開裂し、脱保護した。可溶イヒし、脱保護されたオリゴヌクレオチドは、分 析に先立ち精製をしな力)つた。結果を表IVに示す。
表工v 組成分析 1+淀結果 各種の精製してないオリゴヌクレオチドの理論的組成と測定された組成は、良好 な相関性を与えている。さらに、上記のデータに基づくと、デオキシンチジン保 護基の違いは、結果に統計的に有意的な差を示さない。
例V、融点測定 融点測定値を、不均質21−marとその補体についてめた。
同一のオリゴヌクレオチド(調査の際、メチルアミン/l−ブチルアミンを含ん でなる開示の試薬またはアンモニアより、開裂し脱保護した)。21”merお よびその補体は次の配列を有していた:1−mar 5’ −AGC−TAC−GGT−CAT−CGT−ATG−CAT−3’ 皿鉢 5’ −ATG−CAT−ACG−ATG−ACC−、GTA−G、CT−3゜ メチルアミン/l−ブチルアミンを含・んでなる試・薬の″実施態様に90分間 25℃でまたはアンモニア1こ3・時間65′℃でオリゴヌクレオチドをその影 響下・に置いた。脱保護と開裂の後、・それぞれのオ」ノボヌクレオチドとその 補体のO,,5o、D、、、。、−(’2.0μ゛1の最小容量中)をlomM のTRI S (pH7,5)のl m lに加えた。サンプルを10−15分 間沸騰させてから、鉛加熱ブロック上でゆっくりと加熱した。サンプルをキュベ ツトに入れ、キュベツトの温度を3℃ごとに上昇させて25℃から70℃まで吸 光度(260nm)を後続させてから、3分間、安定化させ、吸光度を読んだ。
結果を図2に示した:図2では、「、」は、アンモニア処理によるオリゴヌクレ オチドの読みであり、「*」は、開示した試薬による処理によるオリゴヌクレオ チドの読みである。
図2に示、した結果は、アンモニアと比較した開示した試薬が、21−marの 融点温度に影響を与えなかったことを示している。
温度に対する吸光度の読みは、両方の試薬条件下でほぼ同じパターンをたどった 。
例v1.ポリアクリルアミドゲル電気泳動(rPAGEJ )35−m=er  (35%dC”;35%dCAc、100%dC”。
および100%dC”) 、51−mer (35%dC”、35%dC”:1 00%dC”、および100%dC^つおよび101−melol−%dC”、 35%dCAc、100%dC”、および100dCAc)の分析をPAGEに より分析した。ヘテロ35−mer、ヘテo51−merおよびヘテolo1− merは例IVで示したようにし、ホモ35−mar、ホモ51−marおよび ホモ10110l−については、オリゴマーを不溶化したチミジンから合成した 。dCACを含むオリゴヌクレオチドは、90分間25℃でメチルアミン/l− ブチルアミンを含む試薬を用いて開裂し、脱保護した。dC”を含むオリゴヌク レオチドは65°Cで3時間アンモニアを用いて開裂し脱保護した。
100 gmのあらかじめ混合したアクリルアミド/メチレンビス−アクリルア ミド(29:1)(Boehringer Mannheim Biochem icals、 Indianapolis、IN; Cat、No、100−1 51)に107.3mlの脱イオン水を加えて22cm x 16.5cmの変 性ゲル(denaturing ge l)を準備して、50%原液とした。5 0%原液20m1に、22.5gの尿素、5 m lの10xトリスボレート/ EDTA (rTBE」)および十分な脱イオン水を加えて、50 m lとし た。この溶液を攪拌し加熱して、固体成分を溶解させた。その後、20mgの過 硫酸アンモニウムと20μlのN、N、N’ 、 N’ −テトラメチルエチレ ンジアミン(rTEMDJ)を加えた:この溶液を、清浄な皿にあけ、1時間重 合させ、1時間20mAで1xTBHによるプリラン(pre−run)したゲ ル、0.2 1.0ODxs。++sのそれぞれのオリゴヌクレオチドを10μ lの10mの尿素に加えた。20μmの添加物をゲルに充填してオリゴヌクレオ チドの長さに従い2−4時間28mAで電気泳動した。バンドは、TLC蛍光板 へのUV増影法によりまたはエチジウムプロミド(ethidium brom ide)染色により視覚化した。
写真による結果を図3に示すニス3では、レーン(line)は次のように定め である: 旦二之 オリゴヌ レオ  1 35−mar(35%dCAc) 2 35−mer(35%dC”) 3 35−mar (100%dCAe)4 35−mer(100%d C” )5 51−mer(35%dC”) 6 51−mer(35%dC’つ 7 51−ma r (100%dCAc)8 51−mar (100%dC ht)9 101−malol−%dCAc)to 101−melol−%d C’つ11 10110l−(100%dC”)12 10110l−(100 %dC”)図3の結果は、Ac保護基および開示した試薬の実施態様の影響下に 置いたオリゴヌクレオチドが、アンモニアおよび慣用のデオキシンチジン保護基 bzの影響下に置いたオリゴヌクレオチドに比べてほぼ同じPAGEパターンを 与えることを示している。
例VI1.毛管電気泳動 35%dC”または35%dC”を含んでなる不均質51−merオリゴヌクレ オチドを、65℃で3時間アンモニアまたは25℃で90分間メチルアミン/l −ブチルアミンの影響下に置いてから、毛管電気泳動法で分析した。アンモニア および開示した実施態様の影響下に置いたオリゴヌクレオチドについての電気泳 動図をそれぞれ図4および5に示した。
図4および5の結果は、51−ma rの検出とサンプル導入からの時間の点で ほぼ同じである。図4については66.902、図5については66.575で ある主ピークの下の全パーセント総和面積(percent−of−total  integrateda r e a)もほぼ同じである。これらの結果は、 試薬とAcデオキシンチノン保護基が、アンモニアおよび慣用のデオキシシチジ ン保護基bzに対して比較的に同一の可溶性の脱保護されたオリゴヌクレオチド を与えることをさらに示している。
例Vr I 1.ポリメラーゼ連鎖反応上記の例は、開示された試薬が、オリゴ ヌクレオチドを迅速にかつ効果的に開裂し、脱保護するのに用いられ得ることを 明示する。しかしながら、当業者が認識するように、そのようなオリゴヌクレオ チドをさまざまな方法に用いることができる必要がある。
ポリマメラーゼ連鎖反応でプライマーとして用いたオリゴヌクレオチドをつくり 、90分間25℃でメチルアミン/l−ブチルアミンを含む開示した試薬の実施 態様の影響下に置いた(デオキシシチジンは、Acで保護した)。プライマーは 次に示す:8−mer 5° −CGC−CAG−GGT−TTT−CCC−AGT−3’ 2−mar 5’ −TTC−TGG−CGT−ACC−GTT−CCT−GTC−T−3’ 鋳型は、M13mp18 RFI DNA(New England Biol abs、 Cat、 No、 400−18)であった。製造者の措示に、Ge neAmp Reagent kitを用いて従った。
初期の融解温度は、7分間で95℃であった:25サイクルを、次のサイクルプ ロフィールでPerkin Elmer Cetus ’DNA Therma l Cyclerで行った:温度(”C) 時間(秒) Seq、#1 94 1 Seq、#2 94 60 Seq、#3 37 1 Seq、#4 37 120 Seq、#5 72 1 Seq、#6 72 180 得られる957塩基対PCR生成物はTRl5−アセテート/EDTA (rT AEJ )に含むようにした1%アガロースゲルで電気泳動にかけ、エチジウム プロミドで染色した。図6に写真による結果を示す1図6では、示したレーンは 次のようである:レーン1 957pb生成物 (デオキシシチジンについてア セチル保護基とメチルアミン/ l−ブチルアミンを用いて誘導 したプライマー): レーン2 957pb生成物 (デオキシシチジンについてb2保護基とアンモ ニアを用いて 誘導したプライマー); レーン3 ゲルマ−カー (Hind I I I、2322および2027b pマーカーに より消化したラムダDNA); および レーン4 ゲルマ−カー (Hinf L1632および506bpマーカーに より消 化したPBR322DNA) 図6に示した結果は、デオキシシチジン保護基Acおよび開示した試薬の実施態 様を用いて誘導したプライマーが、アンモニア開裂と脱保護により得られ、デオ キシシチジンについてのbz保護基を用いたプライマーから誘導されたものと実 買的に同じ増幅した(amplified)生成物を生じることをもたらすこと を示しているデオキシシチジン保護基Acおよびbzを用いて2組の18−me rを合成し、メチルアミン/l−ブチルアミンを含んでなる開示した試薬の実施 態様の影響下に90分間25℃で置いた、またアンモニアの影響下に3時間65 ℃で置いた。18−marは、次の配列を有していた: 8−mer 5’ −CGC−CAG−GGT−TTT−CCC−AGT−3′ 可溶化し脱保護したオリゴマーを、Sep Pak (Waters、 Par t No、 5190)DNA精製キットを用いて精製した。これらの精製した オリゴマーを、配列決定を目的としたプライマーとして用いた。鋳型は、M13 mp18−末鎖DNA (New England Biolabs、 Cat 、 No。
404−C);配列決定は、UBS 5equenase物質およびプロトコー ルと共に18−marを用いて達成した。結果を図7に示す。
図7の結果が示すように、配列ノくンドlくターン(ま、アンモニアおよびbz を介して誘導されたプライマーに対してAc保護基および開示した試薬の影響下 に置いたプライマーを用L)て実質的(二同じである。
例x、3′ ターミナルトランスフェラーゼ延長デオキシンチジン保護基Acお よびbzを用L)で22−marを合成し、メチルアミン/l−ブチルアミンを 含んでなる開示した試薬ニー)L’では90分間25℃で、アンモニア1こつl 、%て(ま、3時間65℃で、それぞれその影響下に置いた。22−merit 次の配ダ11を有していた; 2−mer 5°−TTC−TGG−CGT−ACC−GTT−CCT−GTC−T−3’ 可溶化し脱保護したオリゴマーを、Sep Pak DNA精製キットを用いて 精製した。これらの精製したオIJゴマ−を、3゛ ターミナルトランスフェラ ーゼ延長を調べるためのプライマーとして用いた。
それぞれのオリゴヌクレオチド2.50D260.@。。7を、150μlの脱 イオン水に加えた; 5mgのチミジントリフオスフェート(rTTPJ)Si gma、 Cat、 No、 Ta205):5μlのターミナルデオキシヌク レオチジルトランスフエラーゼ、15U/μl (BRL、Cat、No、 8 0085B)および50μlのトレーリング緩衝液(trailing buf  f e r)。この添加物を37℃で夜通し温室し、得られる物質を、次に示 すようにSep Pak C1mカートリッジを用いて精製した:反応混合物を 、0.5mの酢酸アンモニウムで1:2に希釈し、カートリッジに入れ、脱イオ ン水でカートリッジを洗浄し、生成物を脱イオン水に含むようにした60%メタ ノールで溶離した。生成物は、毛管電気泳動により分析した;電気泳動図の結果 を図8と9に示す。
図8と9の電気泳動図は、Acにより保護し、試薬の影響下に置いたシチジンを 含むプライマー(図8)とbzで保護、しアンモニアの影響下に置いたシチジン を含むプライマー(図9)が、両方とも、その3°末端で延長されたことを明示 し、また1、得られる生成物が実質的に同一であることを明示する。
上記のデータは、開示した開裂/脱保護試薬が、固体支持体からオリゴヌクレオ チドを迅速にかつ効率的に除去し、それから保護基を除去することを明示する。
加えて、そのような試薬の影響下に置いた可溶化し、脱保護したオリゴヌクレオ チドは、特に、生物学的に有用である。さらに、TSAを含む開示した試薬は、 副生酸物生成を実質的に減少させる。
オリゴヌクレオチドを試薬の影響下に置く時間と温度を変えることにより、開示 した試薬は、オリゴヌクレオチドの合成に対しさまざまな状況で利用できる。た とえば、自動化された合成装置の処理量の増加;不溶化し、保護されたオリゴヌ クレオチドの開裂と脱保護;不溶化し、保護されたオリゴヌクレオチドの開裂と 脱保護(すなわち、保護されたオリゴヌクレオチドを溶液として保つことが望ま しい時):可溶性のオリゴヌクレオチドの脱保護(すなわち、研究者が、保存し た、可溶性の保護されたオリゴヌクレオチドを有する場合;および不溶性のオリ ゴヌクレオチドの脱保護(すなわち研究者が保存した保護された不溶性のオリゴ ヌクレオチドを有する場合)。
以上かなり詳細に説明したが、詳細な説明で記載した実施態様と例とは開示また は以下の請求の範囲を限定するものと解釈するものでないと理解されるべきであ る。本発明は、自動化されたDNA合成装置に限定されない。本発明は、デオキ シリポ核酸オリゴヌクレオチドに限定されるものではなく、リポ核酸オリゴヌク レオチドおよび他の修飾したオリゴヌクレオチド例えばオリゴヌクレオチドメチ ルフォスホネートおよびフォスホロチオエートについて利用することもできる。
本発明は、ヌクレオシドのいづれかの特定の保護基に限定されるものではなく、 さまざまな保護基について利用できる。当業者の認識範囲の修正および変更は、 次の請求の範囲に入るものとされる。
時間(分) 252B 31 34374043454952555861 646770温 度 (°C) 91011夏2 国際調査報告 暫−一ム−= PCT/US 93103386

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.支持体に結合したオリゴヌクレオチドを開裂するためおよび/または保護さ れたオリゴヌクレオチドから少なくとも1つの保護基を除去するための試薬にお いて、該試薬が、1−約10個の炭素原子を有する少なくとも1つの直鎖アルキ ルアミンを含んでなる試薬。
  2. 2.該直鎖アルキルアミンが、1−約6個の炭素原子を有する請求項1の試薬。
  3. 3.該直鎖アルキルアミンが、1−約3個の炭素原子を有する請求項1の試薬。
  4. 4.該直鎖アルキルアミンが、メチルアミンである請求項1の試薬。
  5. 5.該試薬が、1−約10個の炭素原子を有する直鎖、分枝、環状の飽和または 不飽和アルキルアミン;1−約10個の炭素原子を有しかつ少なくとも1つの官 能基を含む直鎖、分枝、環状の飽和または不飽和アルキルアミン;エタノール; メタノール;イソプロピルアミン:アセチルニトリル;ジメチルホルムアミド; テトラヒドロフラン;および上記のものの組み合わせからなる群から選択された 少なくとも1つのアミノ基転移抑制剤をさらに含む請求項1の試薬。
  6. 6.該アミノ基転移抑制剤が、t−ブチルアミン、エチルアミン、プロピルアミ ン、イソプロピルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン および第2ブチルアミンからなる群がら選択されるアルキルアミンである請求項 5の試薬。
  7. 7.t−ブチルアミンをさらに含む請求項1の試薬。
  8. 8.直鎖アルキルアミンのアミノ基転移抑制剤に対する容量対容量比が、約9: 1−約1:9である請求項5の試薬。
  9. 9.該直鎖アルキルアミン対t−ブチルアミンの比が、約3:1−約1:3であ る請求項7の試薬。
  10. 10.アンモニア水をさらに含む請求項1の試薬。
  11. 11.アンモニア水をさらに含む請求項5の試薬。
  12. 12.支持体に結合したオリゴヌクレオチドを開裂するためおよび/またはプロ トコールオリゴヌクレオチドから少なくとも1つの保護基を除去するための試薬 において、該試薬が、a)1−約10個の炭素原子を有する少なくとも1つの直 鎖アルキルアミン;および b)少なくとも1つのアミノ基転移抑制剤を含んでなる試薬。
  13. 13.該アミノ基転移抑制剤が、1−約10個の炭素原子を有する直鎖、分枝、 環状の飽和または不飽和アルキルアミン:1−約10個の炭素原子を有しかつ少 なくとも1つの官能基を含む直鎖、分枝、環状の飽和または不飽和アルキルアミ ン;エタノール:メタノール;イソプロピルアミン;アセチルニトリル;ジメチ ルホルムアミド:テトラヒドロフラン;および上記のものの組み合わせからなる 群から選択される請求項12の試薬。
  14. 14.該アミノ基転移抑制剤が、t−ブチルアミン、エチルアミン、プロピルア ミン、イソプロピルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミ ンおよび第2ブチルアミンからなる群から選択されるアルキルアミンである請求 項13の試薬。
  15. 15.該直鎖アルキルアミンが、1−約6個の炭素原子を有する請求項12の試 薬。
  16. 16.該直鎖アルキルアミンが、1−約3個の炭素原子を有する請求項12の試 薬。
  17. 17.該直鎖アルキルアミンが、メチルアミンである請求項12の試薬。
  18. 18.該アミノ基転移抑制剤が、t−ブチルアミンである請求項12の試薬。
  19. 19.直鎖アルキルアミンのアミノ基転移抑制剤に対する容量対容量比が、約9 :1−約1:9である請求項12の試薬。
  20. 20.該直鎖アルキルアミンのアミノ基転移抑制剤に対する容量対容量比が、約 1:1である請求項12の試薬。
  21. 21.アンモニア水をさらに含む請求項12の試薬。
  22. 22.支持体に結合したオリゴヌクレオチドを開裂するためおよび/または保護 されたオリゴヌクレオチドから少なくとも1つの保護基を除去するための試薬に おいて、該試薬が、a)1−約10個の炭素原子を有する少なくとも1つの直鎖 アルキルアミン; b)1− 約10個の炭素原子を有する直鎖、分枝、環状の飽和または不飽和ア ルキルアミン;1−約10個の炭素原子を有しかつ少なくとも1つの官能基を含 む直鎖、分枝、環状の飽和または不飽和アルキルアミン;エタノール;メタノー ル:イソプロピルアミン;アセチルニトリル;ジメチルホルムアミド;テトラヒ ドロフラン;および上記のものの組み合わせからなる群から選択される少なくと も1つのアミノ基転移抑制剤:および c)アンモニア水 を含んでなる試薬。
  23. 23.支持体に結合したオリゴヌクレオチドを開裂するためおよび/または保護 されたオリゴヌクレオチドから少なくとも1つの保護基を除去するための方法に おいて、該方法が、a)i)少なくとも1つの不溶性の保護されたオリゴヌクレ オチド、 ii)少なくとも1つの可溶性の保護されたオリゴヌクレオチド:および iii)少なくとも1つの不溶性のオリゴヌクレオチド からなる群から選択されたオリゴヌクレオチドを、1−約10個の炭素原子を有 する少なくとも1つの直鎖アルキルアミンを含んでなる試薬に導入して混合物を 形成させ:そして b)該混合物を十分な時間十分な温度で温置して少なくとも1つの生物学的に有 用なオリゴヌクレオチドを得る、工程を含んでなる方法。
  24. 24.該直鎖アルキルアミンが、1−約6個の炭素原子を含む請求項23の方法 。
  25. 25.該直鎖アルキルアミンが、1−約3個の炭素原子を含む請求項23の方法 。
  26. 26.該直鎖アルキルアミンが、メチルアミンである請求項23の方法。
  27. 27.該試薬が、1−約10個の炭素原子を有する直鎖、分枝、環状の飽和また は不飽和アルキルアミン:1−約10個の炭素原子を有しかつ少なくとも1つの 官能基を含む直鎖、分枝、環状の飽和または不飽和アルキルアミン;エタノール ;メタノール:イソプロピルアミン;アセチルニトリル;ジメチルホルムアミド ;テトラヒドロフラン;および上記のものの組み合わせからなる群から選択され る少なくとも1つのアミノ基転移抑制剤をさらに含む請求項23の方法。
  28. 28.該アミノ基転移抑制剤が、t−ブチルアミン、エチルアミン、プロピルア ミン、イソプロピルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミ ンおよび第2ブチルアミンからなる群がら選択されるアルキルアミンである請求 項27の方法。
  29. 29.該試薬が、t−ブチルアミンをさらに含む請求項23の方法。
  30. 30.該試薬が、アンモニア水をさらに含む請求項23の方法。
  31. 31.該試薬が、アンモニア水をさらに含む請求項29の方法。
  32. 32.該温置時間が、約100分未満である請求項23の方法。
  33. 33.該温置温度が、約100℃未満である請求項23の方法。
  34. 34.支持体に結合したオリゴヌクレオチドを開裂するためおよび/または保護 されたオリゴヌクレオチドから少なくとも1つの保護基を除去するための方法に おいて、該方法が、a)i)少なくとも1つの不溶性の保護されたオリゴヌクレ オチド、 ii)少なくとも1つの可溶性の保護されたオリゴヌクレオチド;および iii)少なくとも1つの不溶性のオリゴヌクレオチド からなる群から選択されたオリゴヌクレオチドを、試薬に導入して混合物を形成 させ、該試薬が i)1−約10個の炭素原子を有する少なくとも1つの直鎖アルキルアミン、お よび ii)少なくとも1つのアミノ基転移抑制剤を含んでなり、そして b)該混合物を十分な時間十分な温度で温置して少なくとも1つの可溶性のオリ ゴヌクレオチドを得る、工程を含んでなる方法。
  35. 35.該アミノ基転移抑制剤が、1−約10個の炭素原子を有する直鎖、分枝、 環状の飽和または不飽和アルキルアミン;1−約10個の炭素原子を有しかつ少 なくとも1つの官能基を含む直鎖の分枝、環状の飽和または不飽和アルキルアミ ン:エタノール;メタノール:イソプロピルアミン;アセチルニトリル;ジメチ ルホルムアミド:テトラヒド口フラン;および上記のものの組み合わせからなる 群から選択される請求項34の方法。
  36. 36.該アミノ基転移抑制剤が、t−ブチルアミン、エチルアミン、プロピルア ミン、イソプロピルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミ ンおよび第2ブチルアミンからなる群がら選択されるアルキルアミンである請求 項35の方法。
  37. 37.該試薬が、t−ブチルアミンをさらに含む請求項34の方法。
  38. 38.該直鎖アルキルアミンが、1−約6個の炭素原子を含む請求項34の方法 。
  39. 39.該直鎖アルキルアミンが、1−約3個の炭素原子を含む請求項34の方法 。
  40. 40.該直鎖アルキルアミンが、メチルアミンである請求項34の方法。
  41. 41.該試薬が、アンモニア水をさらに含む請求項34の方法。
  42. 42.該温置時間が、約100分未満である請求項34の方法。
  43. 43.該温置温度が、約100℃未満である請求項34の方法。
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