JPH07505663A - 重合体および重合体を含有する洗剤組成物 - Google Patents

重合体および重合体を含有する洗剤組成物

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JPH07505663A JP5518092A JP51809293A JPH07505663A JP H07505663 A JPH07505663 A JP H07505663A JP 5518092 A JP5518092 A JP 5518092A JP 51809293 A JP51809293 A JP 51809293A JP H07505663 A JPH07505663 A JP H07505663A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 重合体および重合体を含有する洗剤組成物技術分野 本発明は、新しいポリカルボン酸塩重合体と、洗剤組成物中てこれらの重合体を ビルダーとして利用することに関するものである。
背景および先行技術 ポリカルボン酸塩重合体、特にアクリルおよびマレイン酸重合体は、洗剤組成物 の周知の成分であり、種々の利点を提供する。これらは、たとえば、再沈着防止 剤および湯あか防止剤として、特に水に不溶のアルミノケイ酸塩ビルダーと共に 、洗浄力増強のため、および粉末洗剤の構成のため使用される。
洗剤組成物中のアクリルおよびマレイン酸重合体の利用について記載した公開文 書には、ポリアクリレートを開示する英国特許第1460893号明細書(Un it+ve+l、アクリル/マレイン酸共重合体を開示する欧州特許第2555 1B号明細書(BASFI、およびポリアクリレートとアクリル/マレイン酸共 重合体の配合物を含有する洗剤組成物を開示する欧州特許第124913B号明 細書(P「oofer& Gimblc)がある。
種々のポリカルボン酸塩重合体が、洗剤成分として文献に開示されているが、ポ リアクリレートおよびアクリル/マレイン酸共重合体のみが、市販の洗剤製品に 広く利用されている。しかし、これらの重合体は、生分解可能ではない。
本発明は、このようなカルボン酸重合体の骨格にケトン単位を組み込むことによ り、洗浄力増強(カルシウム結合)能力を失うことなく生分解性が改善されると の発見に基づくものである。これらのケトン単位は、化合物2.2″−ジフェニ ル−4−メチレン−1,3−ジオキソランまたは関連化合物により重合体に導入 することができる。この重合反応は、調節可能であり、溶媒なしでまたは水溶液 または非水溶液中において、大気圧下で迅速に進行し、良好なカルシウム結合能 力の生分解可能な重合体を高収率で得ることができる。
米国特許第3761412号明細書および米国特許第3764586号明細書( Lsncelol sl *I/FMCCo+po+tlioIllは、−酸化 炭素ガスと無水マレイン酸の共重合体であり、洗剤ビルグーとして有用な、ポリ −ベーターケト酸を開示している。この重合反応には、高圧および有機溶媒の存 在が必要であり、収率が低い(一般に12〜24%)。
欧州特許第281139A号(Mil+sb目hi)は、生分解可能な洗剤ビル グーとして有用な、エチレン(または他の低オレフィン)、無水マレイン酸およ び一酸化炭素のターポリマーを開示している。オレフィンが存在することにより 、この重合過程が促進され収率が改善されるが、この重合過程もまた、高圧およ び高温が必要であり、安定して再現可能ではない。
異なる手法が、洗剤ビルグーとして有用な、アクリル酸と2−ンクロヘキセン− 1−オンの共重合体を開示する日本国特許第02073811A号明細書(Hi lsehil に記載されている。
2.2°−ジフェニル−4−メチレン−1,3−ジオキソランとそのホモポリマ ーは、Y 平架およびT 遠藤により、1^m Chew Soc 19B7.  109. 3779−37110に初めて記載された。関連化合物、および非 カルボンビニル単量体との共重合体に関するより一層の研究は、同じ著者により I Po17m<+ 5cience 、 P!II^、Po17m++ Ch e111989. 27. 2NS−3138および4403−4411 、お よびP++I C,Palマ11++ Lu1l 19B9.27. 1−4の 3論文に記載されている。しかし、この材料とカルボン単量体の共重合は開示さ れてない。
発明の定義 したがって、本発明は、少なくとも2種類の異なる構造単位から成る重合体であ って、 (j)式■。
一−−−−C−−−−−−− C00M (1) (式中、Rは、水素原子、炭素原子1〜3個のアルキル基またはヒドロキシアル キル基、または式A2−C00Mの基を表し、A1およびA7はそれぞれ、同じ ものでも異なるものでもよく、直接結合または炭素原子1〜4個を含む任意選択 のスペーサ基含む構造単位と、 (i i)式II: 一−−−CH2−−−−C−−−−CH2−−−−−−(エエ)の構造単位とを 含む重合体を提供するものである。
本発明はさらに、二価および多価金属の結合剤として、特に洗剤組成物中の洗剤 ビルグーとして、先の段落で定義した重合体の利用を提供するものである。
したがって、本発明はさらに、少なくとも1種類の洗剤活性化合物を含み、また 上記に記載した重合体の全部または一部から成る洗剤ビルダー系をも含む、洗剤 組成物を提供するものである。
本発明はまた、先の段落で定義した重合体の調製方法であり、(])不飽和カル ボン酸またはその塩もしくは無水物と、(i i)式vi: (式中、R4およびR1はそれぞれ、同じものでも異なるものでもよく、遊離基 開始剤の存在下で、遊離基を安定化させることのできる基を表す)化合物とを共 重合することを含む方法を提供するものである。
発明の詳細な説明 重合体 本発明の第一の対象は、新規な重合体である。この重合体は、少なくとも2種類 の異なる構造単位を含有し、(i)炭素骨格に直接または短いスペーサ単位を経 て結合された、カルボン酸またはカルボン酸塩の基を含む構造(単量体)単位と 、(ii)次式のケト基を含む構造単位と が存在することを特徴とする。
構造単位(量りは、次式 を有する、上述の米国特許第3761412号明細書および米国特許第3764 586号明細書(L+ncslol cl +l/FMCCo+po+*1io nlおよび欧州特許第281139A号明細IF (11+1sub+sh+) に開示される重合体中に存在するケト基と区別することができる。
この重合体は、70〜99モル%の単位(i)と1〜30モル%の単位(i i )を含むことが好ましい。希望するならば、2種類以上の異なる単位(i)が存 在してもよく、少量の他の妨害にならない単量体単位の存在は排除されない。
この重合体は、80〜95モル%の単位(i)と5〜20モル96の単位(i  i)を含むことがより好ましい。
数平均分子量は、1000〜200000の範囲とすることが好ましく、200 0〜50000がより好ましく、3000〜30000が最も好ましい。
重量平均分子量は、2000〜2000000の範囲とすることが好ましく、3 000〜1000000がより好ましく、4000〜900000が最も好まし い。
単位(i) 単位(1)は、遊離酸、塩、エステルまたは無水物の形態の不飽和カルボン酸単 量体から誘導される。少なくとも1種類のカルボキシル基が重合体骨格(主炭素 鎖)に直接結合すること、すなわち、先に示した式!中のスペーサ基A1が、単 に直接結合を示すことが好ましい。しかし、それは本発明の本質的な特徴でit なく、存在するすべてのカルボキシル基は、1〜4個の炭素原子を含み、任意選 択で1個以上の酸素原子も含む、スペーサ基により重合体骨格から分離すること ができる。
カルボキシル基−COOM中で、Mは、水素原子またはナトリウムイオン、カリ ウムイオン、アンモニウムイオンまたは低級アルキル置換アンモニウムイオンと することが好ましく、ナトリウムイオンが最も好ましい。
好ましい単位(i)は、下記の式IIIを有する。
−−−−−C−−−−−−−−−C−−−−一式中、R1およびR2はそれぞれ 、同じものでも異なるものでもよく、水素原子またはメチル基またはエチル基を 表し、R1は水素原子または−COOM基を表す。
R1が水素原子の場合、これらの単位はアクリル酸(またはアクリル酸塩)およ びアクリル酸のアルキル置換生成物から誘導される。R3が−COOM基の場合 、これらの単位(+)はマレイノ酸(またはマレイン酸liりまたは無水マレイ ン酸、およびマレイン酸のアルキル置換生成物から誘導される。
特に好ましい単位(1)は、アクリル酸自体(またはアクリル酸塩)から誘導さ れる、下記の式1ITaのちの、およびマレイン酸(またはマレイン酸塩)また は無水マレイン酸から誘導される、下記の式111b・−−−−−CH−−−− −−−−−CH−−−−−のちのである。
式111aのアクリル単位および弐11rbのマレイン酸単位の両方が存在する と有利である。
別の興味深いカルボン酸単量体は、イタコン酸(およびイタコン酸塩)であり、 下記の式IVの単位を与える。
CM2C00M 一−−−−CH2−−−−C−−−−一−−−−−−(工V)C00M この単量体は、主鎖結合カルボキシル基および側鎖カルボキシル基の両方を含む 単位を与える。
すべてのカルボキシル基が、スペーサ基で重合体から分離されたカルボキシル単 量体の例は、アリルコノ1り酸で、下記の式■の単位を与える。
一−−−−CH2−−−−3−−−−−−一−−−−−−藁 CH2(V) C00M C00M 単位(ii) 単位(t i)は、下記の式Vlの化合物から誘導することができる。
式中、R4およびR,は、同一でも異なってもよく、遊離基を安定化することの できる基を表す。
R4およびR1の一方が、アリール基またはシアノ基を表し、他方がアリール基 、アルキル基またはシアノ基を表すことが好ましい。
R4およびR,の少なくとも一方が、フェニル基であることが好ましく、R4お よびR1の両方がフェニル基を表す化合物が、特に好ましい。この化合物は、2 .2’ −ジフェニル−4−メチレン−1,3−ジオキソランである。
R4およびR5の一方がフェニル基で、他方が直鎖または分枝鎖アルキル基、た とえばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、t−ブチル基ま たはn−へブチル基である化合物も、文献に記載されている。R4およびR1の 一方が2−ナフチル基で、他方がメチル基の化合物も、記載されている。
さらに別の好ましい化合物では、R4およびR5の一方がメチル基で、他方がシ アノ基である。
式v■の化合物は、クロロ置換中間体(式IX)−を含む2段階工程により、3 −クロロ−1,2−プロパンジオール(弐Vll)および適当なケトンR4C0 Rq (式Vlll)から合成することができる。
この第一段階は、有機溶媒中において、酸触媒、たとえばトルエンスルホン酸の 存在下で行なうことができる。文献(平架および遠藤、上記参照)中に記載され た方法では、ベンゼンを利用するが、本発明者は、代わりにトルエンを利用する と有利であることを発見した。すなわち、第二段階の前に、さらに精製を必要と しない純度で中間体が得られる。
第二段階では、中間体■Xを、ジメチルホルムアミドなどの溶媒中で、強塩基、 たとえばナトリウムメトキシドによりメチレン化合物Vlに変換することができ る。第一段階の溶媒としてトルエンを利用すると、十分に純粋な状態の最終製品 が得られ、さらに必要な精製は減圧下で残留(第二段階)溶媒を除去することの みである。総合収率は、一般に80%以上であり、実質的に文献の方法により得 ることのできる収率より高い。
加熱時および遊離基開始剤の存在下で、式Vlのメチレン化合物は、開環反応に より重合し、以下の反応図に示すように、ポリケトンを形成しケトンR4COR ,を再生する。
したがって、コモノマーの存在下で、この反応を利用して、ケトン官能基を重合 体に導入することができる。化合物Vlの合成に利用するため、ケトンR,,C OR,を循環させることができる。
この反応は、制御可能な方法で、炭素骨格重合体にケトン官能基を取込む便利な 経路を提供する。この反応は、バルク状態でまたは水溶液もしくは非水溶液中で 、直ちにかつ制御可能に進行する。重合は、窒素下の開口容器中、または真空下 の密封管中で行なうことができる。高圧は必要としない。ケトン副生物は、循環 させることができる。
好ましい重合温度範囲は、60〜130℃の範囲である。
共重合反応には、遊離基開始剤の存在が必要である。適当な開始剤の例には、過 硫酸すトリウムおよび過硫酸カリウム、2.2−アゾビス(アミジノプロパン) 塩酸塩、過酸化ジベンゾイル(ルシドール)、過酸化シクロヘキサノン、過酸化 ジ第3ブチル、2.2−アゾビス−イソブチロニトリル(AIBM)、第3ブチ ルヒドロペルオキシド、過酸化シクロへキシルスルホニル(Petcxdox^ C8)、ジイソプロピルペルジカーボネート(Pe+c>dot IPP)およ びクメンヒドロペルオキシドがある。水溶液の重合に好ましい開始剤は、過硫酸 ナトリウムまたは過硫酸カリウムである。
ジオキソランの開環する速度および範囲は、置換基R4およびR5の選定および 反応温度に依存する。ラジカル中間体を安定させるには、R4およびR5の一方 が、芳香族(好ましくはフェニル)、シアノ、または第3ブチルであるのが良い 。R4およびR1の一方がフェニルの場合、他方の好ましさの順序は次の通りで ある。フェニル〉イソプロピル〉n−ヘプチル〉n−プロピル〉エチル〉メチル 。R,およびR1の一方がメチルの場合、他方が2−ナフチル基の化合物は、他 方がフェニル基の化合物より好ましい。
R4およびR8の両方がフェニル基であることが最も好ましく、そのときに好ま しい化合物Vlは、2,2−ジフェニル−4−メチレン−1,3−ジオキソラン (DMD)である。この化合物を用いると、共重合反応のケトン副生物は、安定 な高融点の固体のベンゾフェノンであり、本質的に無害かつ実験室でも大規模な 製造でも取扱いが容易になるという追加の利点が得られる。
洗剤組成物 本発明の新しい洗剤ビルダーは、すべての物理形状、たとえば、粉末状、液状、 ゲル状、固形棒状の洗剤組成物中に取込むことができる。所望するならば、この 洗剤ビルダーを、他の洗剤ビルダーと共に利用することができる。この洗剤ビル ダーは、特に、洗剤組成物中で広く利用され、機能的には同じであるが非生分解 性の重合体の代りに使用するためのものである。
組成物中の洗剤ビルダーの総量は、15〜80重量%の範囲が適当であり、本発 明の重合体材料でその全部または一部を構成することができる。洗剤組成物中の 重合体の量は、たとえば、1〜80重量%の範囲でよい。
本発明の重合体ビルダーは、無機ビルダーと共に利用すれば有利である。適当な 無機ビルダーには、英国特許第1437950号明細書(Unileマer)に 開示されるように、希望するならば炭酸カルシウム用の結晶化シードと組み合わ せた炭酸ナトリウム、結晶質および非晶質のアルミノケイ酸塩、たとえば、英国 特許第1473201号明細書fllsnk+l)に開示されるゼオライI・、 英国特許第1473202号明細書(Henktl)に開示される非晶質アルミ ノケイ酸塩および英国特許第1470250号明細書fllenktl)に開示 される結晶質/非晶質のアルミノケイ酸塩の混合物、欧州特許第384070A 号明細書(Uniltwe+)に記載され特許請求されている最大アルミニウム ゼオライトP、および欧州特許第164514B号明細書[Hoec)++l) に開示される成層ケイ酸塩がある。
無機リン酸塩ビルダー、たとえば、オルトリン酸ナトリウム、ビロリン酸ナトリ ウムおよびトリポリリン酸ナトリウムも存在してよいが、本発明は、無機リン酸 塩の量の少ないまたはゼロの組成物に特に有効である。
さらに、存在することができる有機ビルグーには、欧州特許第435505A号 明細書および欧州特許第433010A号明細書(Unileマet)に記載さ れ特許請求されている重合体ポリカルボン酸塩、ならびに未変性ポリアクリレー トおよびアクリル/マレイン酸共重合体、クエン酸塩、グルコン酸塩、オキシジ コハク酸塩、酒石酸モノコハク酸塩、酒石酸ジコハク酸塩、グリセリンモノコハ ク酸塩、グリセリンジコハク酸塩、グリセリントリコハク酸塩、カルボキシメチ ルオキシコハク酸塩、カルボキシメチルオキシマロン酸塩、ジピコリン酸塩、ヒ ドロキシエチルイミノジ酢酸塩、ニトリロ三酢酸塩、エチレンジアミンテトラ酢 酸塩、アルキルマロン酸塩、アルキルコハク酸塩、アルケニルマロン酸塩、アル ケニルコハク酸塩、スルホン化脂肪酸塩などの単量体ポリカルボン酸塩がある。
このリストは、すべてを網羅したものではない。しかし、存在する他のいずれの ビルダーも、生分解性であることが好ましい。
本発明の洗剤組成物は、必須成分として、セッケンおよび非セッケンアニオン性 、カチオン性、非イオン性、両性および双性イオン性洗浄活性化合物、およびそ れらの混合物から選択した1個または複数個の洗浄活性化合物も含有する。存在 する洗浄活性化合物の量は、0.5〜60重量%の範囲が適当である。
多数の適当な洗浄活性化合物が利用可能であり、たとえば、ンユバルツ(Scb vt+l+l、ベリー(?+B) 、バーチ(Ile+chl共著、’SmtI &ct4cliwt A1enl+ 1nd DCie+H*ols’第1巻お よび第1I巻など、文献にも多(記載されている。
使用することのできる好ましい洗浄活性化合物は、セッケン、合成非セッケンア ニオン性化合物および合成非セッケン非イオン性化合物である。
アニオン界面活性剤は、当業者に周知である。この例には、アルキルベンゼンス ルホン酸塩、特に炭素数8〜15個のアルキル鎖長を有する直鎖状アルキルベン ゼンスルホン酸ナトリウム塩、第一級および第二級アルキル硫酸塩、特に炭素数 12〜15個の第一級アルコール硫酸ナトリウム塩、アルキルエーテル硫酸塩、 オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルキルキシレンスルホン酸 塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、および脂肪酸エステルスルホン酸塩がある。
使用することのできる非イオン性界面活性剤には、第一級および第二級アルコー ルエトキンレート、特にアルコール1モル当たり平均3〜20モルの酸化エチレ ンを有する炭素数12〜15個のエトキシル化第−級および第二級アルコール、 アルキルポリグリコンド、およびポリヒドロキシアミド(グルカミド)がある。
界面活性剤の選択および存在量は、洗剤組成物の使用目的によって変わる。たと えば、食器洗い機には、一般に、比較的低レベルの低起泡性非イオン性界面活性 剤が好ましい。−織物洗浄用組成物では、洗剤業者には周知のように、手洗い用 製品および機械洗浄用製品とは異なる界面活性剤系を選定することができる。
存在する界面活性剤の総量は、最終使用目的によって当然変わり、たとえば食器 洗い機用組成物では、0.5重量%程度でよく、たとえば織物手洗用組成物では 、60重量%程度である。
一般の織物洗浄用組成物では、5〜40重量%の量が一般に適当である。
はとんどの自動織物洗濯機での使用に適した洗剤組成物は、一般に、アニオン性 非セッケン界面活性剤、または非イオン性界面活性剤、あるいはこの両者を任意 の比率で、任意選択でセッケンと共に組み合わせたものを含有する。
本発明による洗剤組成物はまた、漂白剤系を含有することが適当なことがある。
食器洗い機用組成物は、塩素漂白剤を含有することが適当なことがあり、織物洗 浄用組成物は、ベルオキシ漂白化合物、たとえば、活性剤と共に用いて低洗浄温 度での漂白作用を改善することのできる、無機過酸塩または有機ペルオキシ酸を 含有することがある。
織物洗浄組成物中の混在物に好ましい無機過酸塩は、過ホウ酸ナトリウムー水和 物および四水和物、およびナトリウムペルカーボネートであり、活性剤と共に用 いると有利である。漂白活性剤は、漂白剤前駆物質とも呼ばれ、当技術分野で広 く開示されている。好ましい例には、過酢酸前駆物質、たとえば、現在過ホウ酸 ナトリウムと共に広く商業的に使用されているテトラアセチルエチレンジアミン 、および過安息香酸前駆物質がある。米国特許第4751015号明細書および 米国特許第4818426号明細書(Levet B+oHe+s Co5pt n7)に開示される新しい第四級アンモニウムおよびホスホニウム漂白活性剤も 非常に興味深い。
本発明の洗剤組成物に存在することのできる他の材料には、ケイ酸ナトリウム、 蛍光剤、再沈着防止剤、硫酸ナトリウムなどの無機塩、酵素、適当な制泡剤また は増泡剤、顔料、および香料がある。このリストは、すべてをl1fflシたも のではない。
本発明の洗剤組成物は、任意の適当な方法により調製することができる。粉末洗 剤は、混和性があり感熱性でない化合物のスラリを噴霧乾燥し、次にスラリによ る処理に適さない成分を噴霧または後添加して調製するのが適当である。洗剤業 者には、化合物をスラリに含有すべきか後添加または噴霧すべきかの決定は困難 ではないであろう。本発明の重合体ビルグー材料は、−股に、希望するならばス ラリに含有できるが、希望するならば当然、他の混入方法を使用することもでき る。
実施例 次に、本発明を、限定的でない以下の実施例によってさらに説明する。
重合体の特性を、赤外分光測定で、また場合によっては核磁気共鳴分光法で決定 した。
使用した赤外線装置は、N1colel (商標) +280プロセツサを使用 しMCT検出器を備えたN1calC117QSKフ一リエ変換赤外分光計、お よびN1eolrt 62プロセツサを使用しllG5検出器を備えたN1co lcl 5DXCフ一リエ変換赤外分光計である。
1Hおよび CのNMRスペクトルは、Brwcke+ (商標) 1M360  MH+フーリエ変換分光計で走査した。
重合体材料の数平均および重量平均分子量は、ゲル浸透クロマドグラフィーで測 定した。この測定は、30cmX7.5cmのTSにゲル線形GMPWカラムを 取り付けたllzwlell Ptcks+d(商標) )IF 1090液体 クロマトグラフを用いて行なった。有機溶媒に可溶の重合体は、ポリスチレン標 品と突き合わせて測定し、水溶性の重合体は、ポリエチレグリコールと突き合わ せて測定した。
カルシウム結合 重合体のカルシウム結合特性は、R1diamelcτ(商標) 7202C婁 のカルシウムイオン選択性電極を使用し、塩化カルシウム溶液で試料を滴定し測 定した。カルシウム結合定数p K (s”は、JobIIWilt7著 、  ’Pbytic*l Chemi+l+y of Mtc+omolecale +’、New Yolk、 1961、第8章、Multiple Eqoil ib+目中 のCTsnlo++lの方法により計算した。
pKc%’の値が4.0以上であれば、単独または他のビルグー材料と共に用い た場合のいずれでも、洗剤ビルグーとして有用と考えられる材料である。トリポ リリン酸ナトリウムのこの値は6.0であり、これより高い数字であれば、優れ た増強効果を示す。
生分解性 生分解性は、0ECDガイドライン302bに記載されるように、修正シュトウ ルム(SlsIll試験に類似する試験で測定した。この本試験では、標準条件 下で供試材料から生成するC O2を測定し、重合体を、下水濃縮試験の供試重 合一体に順致させた細菌を植え付けた密閉容器中に封入した。
修正ンユトウルム試験および類似の試験において、重合体の25〜35%が00 2に転化するという値がしばしば報告されているが、それは、単量体および低分 子量のオリゴマーの存在によるものである。この種の試験において、50%以上 の値であれば、優れた生分解性を示す。
実施例 1 2.2−ジフェニル−4−メチレン−1,3−ジオキソランの調製 この単量体を、Y、平架およびT、遠藤著、IA■Ches 5ec1987、  109. 3779−3780に記載される方法を改良した方法で調製したが 、溶媒としてベンゼンの代わりにトルエンを使用した。
第一段階で、3−クロロ−1,2−プロパンジオール(先に示した式vrBをベ ンゾフェノンと反応させて、先に示した式IXのクロロ置換中間体を得た。式中 、R4およびR3の両方がフェニル基である。第2段階で、式IXのクロロ置換 中間体を、脱塩化水素処理した。
3−クロロ−1,2−プロパンジオール(22,1g。
0.2モル)とベンゾフェノン(36,4g、0.2モル)のトルエン溶液(1 50ml)を、p−トルエンスルホン酸(0,5g)の存在下で水の共沸除去が 終るまで還流した。トルエンを減圧下で除去した。その時点で、’HNMRは生 成物(中間クロロ化合物)が完全に純粋(100%)であることを示した。した がって、さらに精製することなく、第二段階を行なった。 中間クロロ化合物( 30,0g、0.11モル)とナトリウムメトキシド(12,0g、0.22モ ル)のN。
N′−ジメチルホルムアミド溶液(150ml)を、50℃で3時間、撹拌した 。得られた混合物を、水中に注ぎ、ジエチルエーテルで3回抽出した。有機層を 分離し、溶媒を減圧下で除去し、 ’HNMRで純粋な、最終生成物(71%) を得た。
実施例 2 体の調製 この実施例は、バルク重合法によりアクリレート単位およびマレエート単位(計 95モル%)、および2,2−ジフェニル−4−メチレン−1,3−ジオキソラ ンから誘導されるケトン単位(5モル%)を含有するターポリマーの調製および 特性付本重合体は、下記の単位を含有する。
C00M COOM C00M アクリル酸(6,5g、0.09モル)、無水マレイン酸(9,8g、0.1モ ル)および2.2−ジフェニル−4−メチレン−1,3−ジオキソラン(2,3 8g、0.01モル)を、2.2′ −アゾ−ビス−イソブチロニトリル(20 0mg。
7.5xto−’ミリモル)と共に密封管に挿入した。
次に、この管を、冷凍−解凍法により3回脱気し、密封し、120℃で2日間、 予熱した油浴中に入れた。
得られた固体はそのまま、約50℃で水酸化ナトリウム溶液で中和した。
ベンゾフェノンを濾過により除去し、濾液を大量のメタノール中で沈殿させた。
重合体を濾過により単離し、最終的に水に溶解して凍結乾燥し、良好な品質の材 料を得た。収量は、24.14g (10496:水和水を含むと考えられる) であった。
特性付け (i)フーリエ変換赤外データ(KBrウェーハ)短鎖カルボン酸塩(C=07 .?チ) 1580cm−’Φタ ケトン(肩) (C=Oス/−/チ) 1700cm−’(ii) ’HNMR (重水) 化学シフト(ppm) 0.8〜3.5 骨格プロトン(CH2およびCH)(i i i)目CNMR (重水) 化学シフト(ppm): 30〜62 骨格炭素(CI 、およびCI)180〜200 カルボン酸塩お よびケトン基(iv)GPC分子量 重量平均(Mw) 1721000 D=72.2 (V)化学的特性付け このターポリマーと4−ニトロフェニルヒドラジンの化学反応により、ケトンの 官能性をさらに確認した。
(vi)カルシウム結合 p K c a ’°は、5.9であった。
(vii)生分解 2種類の別の試験で、64%および49%が002に転化した。
比較例 A 実施例2のバルク重合法により、アクリレート単位およびマレエート酸単位をそ れぞれ50モル%含む重合体を調製した。
p K ca”は、5.8であった。
GPC分子量: 数平均(M、) 21500 重量平均(M、 ) 847700 生分解・ COx転化 30% 実施例 3〜6 実施例2で述べたバルク重合法により、下記のターポリマーを調製した。
実施例 3 アクリレート単位40モル%、マレエート単位50モル96、ケト単位10モル %を含有するターポリマーpKc、”は、6.17であった。
GPC分子量: 数平均(Mnl 6700 重量平均(Mw) 438000 D=65.4 実施例 4 アクリレート単位40モル%、マレエート酸単位50モル%、ケト単位10%モ ル%を含有するターポリマーpKc、ff−は、6.2であった。
GPC分子量: 数平均(M、+ 12100 重量平均(M、 ) 34000 生分解(2種類の別の試験): CO2転化(透析後) 93%、88%実施例 5 アクリレート単位30モル%、マレエート酸単位50モル%、ケト単位20モル %を含有するターポリマーp K c、”= 5 、 73 GPC分子量: 数平均(M、l 3000 重量平均(M−) 219000 D=73.0 実施例 6 イタコン酸塩単位90モル%、ケト単位10モル%を含む共重合体 この重合体は、下記の単位を含有した。
CH2C00M 一−−−−CH2−−−−C−−−−−−−−−−−(工V)優れたカルシウム 結合を示した: p K c−”= 6 、 6GPC分子量: 数平均(M” 3000 重最平均(Pi ) 4700 D=1.6 生分解(2種類の別の試験) COx転化 43%、29% 実施例 7 下記の単位を含むターポリマー マレエート酸単位(50モル%) COOM C00M コハク酸アリル(40モル96) 一−−−−CH2−−−−−−−−CH−−−−(V)CH2 C00M C00M ケトン(10モル%) 優れたカルシウム結合を示した: pKc、2′= 6. 57GPC分子量・ 数平均(M、l 3550 重量平均(Pi ) 6300 D=1.8 実施例 8 水溶液重合法によるケト変性アクリレート/マレエート酸重合体の調製 本実施例では、水溶液重合法により、アクリレート単位(44,5モル%)、マ レエート酸単位(445モル96)、および2.2−ジフェニル−4−メチレン −、L、3−’、5オキソランから誘導されるケトン単位(11モル%)を含有 するターポリマーの調製および特性決定について述べる。
使用した試薬は、下記のとおりである。
アクリル酸(蒸留物) 7.2g10.1モル無水マレイン酸 9.8g10. 1モル2.2−ジフェニル−4− メチレン−1,3−ジオキソラン 6.0g10.025モル 水酸化ナトリウム 7.0g10.17モル過硫酸ナトリウム 2X0.24g ドデンル硫酸ナトリウム 1.0g 水 無水マレイン酸を、機械式撹拌装置、窒素入口、圧力均等滴下漏斗および凝縮器 を取り付けたフランジ付フラスコ反応器に入れた。水酸化ナトリウムの水溶液( 32ml)を調製し、この溶液の約3分の1を反応器に添加した。反応器を、窒 素下で撹拌しながら、約95℃に加熱した後、残りの水酸化ナトリウム溶液を2 0分かけて添加した。
この反応混合物を、さらに10分間、還流下に保った後、25mlの水で希釈し たアクリル酸の4分の1を、2.2−ジフェニル−4−メチレン−1,3−ジオ キソランと共に反応器に入れた。速やかに撹拌しながら、2時間かけて、アクリ ル酸の残りを、過硫酸ナトリウムの2分の1(水2.5ml中に0.24g)と 共に添加した。最後に、過硫酸ナトリウムの残りを、さらに2時間かけて徐々に 添加した。添加完了後、さらに4時間、系を還流下に保った後、室温まで冷却し た。
得られたターポリマーを、pHを7.6とするのに十分な量の25%水酸化ナト リウム水溶液で処理し、ナトリウム塩に転化させた。水は、イソプロパツールと 共沸蒸留し除去した。固体のターポリマー(ナトリウム塩)を温アセトンで処理 し、重合過程で生成したベンゾフェノンを除去した。さらに、水を加えて濾過し 、ベンゾフェノンを除去した。濾液を凍結乾燥したところ、白色粉末26.5g が得られ、収量1o e 9gを示した(水和水を含むと考えられる)。
特性付け (1)分子量(ゲル浸透クロマトグラフィ)分子量5000の分離膜を使用した 限外濾過により低分子量種を除去した後、分子量(水性)は、下記のとおりであ った。
Mn 23500 Mw 62700 (ii)半定量フーリエ変換IR(Kflrウェーハ)1736cm−’(ケト カルボニルバンド)および1580am−’(カルボン酸塩アニオンカルボニル 基)における吸光度を測定し、2933cm−’におけるアルカン−〇 H2− の吸光度と突き合わせて標準化した。これにより、約10モル%のケトン基が、 重合体骨格に組み込まれたことが判明した。
(i i i)カルシウム結合 1) K 、 、 2 ’値は、6.6であった。
(1v)光分解 重合体中にケトン基が存在することをさらに立証するため、水性媒体中で試料を 光分解した。中圧の水銀アーク灯を使用して、主に254.265.313およ び366nmで紫外線を発生させた。70間にわたり試料を採取し、FT−IR SNMRlおよびGPCにより分析した。
GPCにより、重合体の分子量は、特に最初の24時間の間、照射の進行に伴い 迅速に減少した。重合体の分子量は、10分の1に減少したことが判明した。こ れは、理論的内容および骨分解時間 GPC分子量 (日) M n M w D o 23500 62700 2.7 1 4800 8400 1.75 4 3180 6150 1.9 7 1850 3150 1.7 試料のFT−IRスペクトルを比較すると、約1700Cm−’において肩バン ドの発生が認められ、これは照射7日後に顕著になった。これは、メチルケトン 末端基の形成によるものであろう。
IHNMRスペクトルの検査では、下記の2つの顕著な特徴を示した。
−骨格プロトン(0,8〜3.0ppm)のパターンの特徴的な信号が3つから 2つに変化したこと。
−それぞれメチルケトン基およびホルミル基の存在に帰され”CNMRスペクト ルでは、カルボン酸塩および骨格の共鳴パターンの変化を示した。
(V)生分解(Co、転化):3996.5696実施例 9 実施例8の水溶液法により、同一の割合で同一の単量体から、さらに別の重合体 を調製した。
カルシウム結合: p K c、 2”=6.0分子量:M、 16900.  M、 38800この重合体は、ケト基の特性である、IR(KBr円板)17 36cm−’を含めて、予想されたすべての分光特性を示した。
比較例 B 実施例8の水溶液法により、アクリレート単位78モル%とマレエート単位22 モル96がら成る重合体を調製した。
カルシウム結合・pKc+”=5.4 分子jl:M、 10200. M、 99200生分解(Co、転化)ニア% 国際臘審輔牛 フロントページの続き (72)発明者 ポライカ、ロバート イギリス国、シー・エイチ・2・4・ディー・ニー、チェスター、ミツクル・ト ララフオード、リース・クロース・4

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも2種類の構造単位から成る重合体であって、(i)式I: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)式中Rは、水素原子、炭素原子1〜3 個のアルキル基またはヒドロキシアルキル基、または式A2−COOMの基を表 し、A1およびA2はそれぞれ、同じものでも異なるものでもよく、直接結合ま たは炭素原子1〜4個を含む任意選択のスペーサ基を表し、Mは、水素原子また は可溶化カチオンを表す)の基を含む構造単位と、 (ii)式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)の構造単位とを含むことを特徴とす る重合体。
  2. 2.下記の式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III)(式中、R1およびR2はそれぞ れ、同じものでも異なるものでもよく、水素原子またはメチル基またはエチル基 を表し、R3は水素原子または−C00M基を表す)の単位(i)を含むことを 特徴とする、請求の範囲第1項に記載の重合体。
  3. 3.下記の式IIIa: ▲数式、化学式、表等があります▼(IIIa)の単位(i)を含むことを特徴 とする、請求の範囲第1項に記載の重合体。
  4. 4.下記の式IIIb: ▲数式、化学式、表等があります▼(IIIb)の単位(i)を含むことを特赦 とする、請求の範囲第1項に記載の重合体。
  5. 5.式IIIaの単位(i)と式IIIbの単位(i)とを含むことを特徴とす る、請求の範囲第1項に記載の重合体。
  6. 6.下記の式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)の単位(i)を含むことを特徴とす る、請求の範囲第1項に記載の重合体。
  7. 7.下記の式V: ▲数式、化学式、表等があります▼(V)の単位(i)を含むことを特徴とする 、請求の範囲第1項の重合体。
  8. 8.70〜99モル%の単位(i)と1〜30モル%の単位(ii)とを含むこ とを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の重合体。
  9. 9.80〜95モル%の単位(i)と5〜20モル%の単位(ii)とを含むこ とを特徴とする、請求の範囲第8項に記載の重合体。
  10. 10.1000〜200000の範囲の数平均分子量を特徴とする、請求の範囲 第1項に記載の重合体。
  11. 11.2000〜2000000の範囲の重量平均分子量を特徴とする、請求の 範囲第1項に記載の重合体。
  12. 12.(i)不飽和カルボン酸またはその塩もしくは無水物と、(ii)式VI : ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)(式中、R4およびR5はそれぞれ 、同じものでも異なるものでもよく、遊離基開始剤の存在下で、遊離基を安定さ せることのできる置換基を表す)の化合物とを共重合することを含むことを特徴 とする、請求の範囲第1項に記載の重合体の製造方法。
  13. 13.式VIの化合物において、R4およびR5の一方がアリール基またはシア ノ基を表し、他方がアリール基、アルキル基またはシアノ基を表すことを特徴と する、請求の範囲第12項に記載の方法。
  14. 14.式VIの化合物において、R4およびR,の両方がフェニル基を表すこと を特徴とする、請求の範囲第12項に記載の方法。
  15. 15.二価およびは多価の金属を結合するための、請求の範囲第1項に記載の重 合体の利用。
  16. 16.少なくとも1つの洗剤活性化合物を含み、かつ全部または一部が請求の範 囲第1項に記載の重合体から成る洗剤ビルダー系をも含む、洗剤組成物。
  17. 17.洗剤活性化合物0.5〜60重量%と、全部または一部が請求の範囲第1 項に記載の重合体から成る洗剤ビルダー系15〜80重量%とを含むことを特徴 とする、請求の範囲第16項に記載の洗剤組成物。
  18. 18.請求の範囲第1項の重合体を1〜80重量%を含むことを特徴とする、請 求の範囲第16項に記載の洗剤組成物。
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