JPH07505292A - 枯草菌内における異種遺伝子の発現:融合方法 - Google Patents

枯草菌内における異種遺伝子の発現:融合方法

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JPH07505292A JP5517662A JP51766293A JPH07505292A JP H07505292 A JPH07505292 A JP H07505292A JP 5517662 A JP5517662 A JP 5517662A JP 51766293 A JP51766293 A JP 51766293A JP H07505292 A JPH07505292 A JP H07505292A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 12、前記グラム陽性リパーゼがシュードモナス リパーゼであることを特徴と する請求の範囲第10項記載の形質転換バシラス属細胞。
13、5’末端で枯草菌aprEのプロ配列の1番目から9番目までのアミノ酸 のうちの1つに対応するコドンに融合するシュードモナス メンドシナ リパー ゼをコード化する異種DNAを含み、前記枯草菌aprHのプロ配列がそれ自身 のシグナル配列に結合していることを特徴とする請求の範囲第10項記載の形質 転換枯草菌属細胞。
14、前記シュードモナス メンドシナ リパーゼをコード化する異種DNAが 前記枯草菌aprEプロ配列の3番目のアミノ酸に対応するコドンに融合してい ることを特徴とする請求の範囲第13項記載の形質転換枯草菌属細胞。
15、前記シュードモナス メンドシナ リパーゼをコード化する異種DNAが 前記枯草菌aprEプロ配列の6番目のアミノ酸に対応するコドンに融合してい ることを特徴とする請求の範囲第13項記載の形質転換枯草菌属細胞。
16、 N末端で枯草菌BprEプロ配列の1番目力1ら9番目までのアミノ酸 のうちの1つに対応するコドンに融合する成熟シュードモナス メンドシナ 1 ノパーゼ遺伝子を含む組換えDNA構築物。
17、請求の範囲第16項記載の組換えDNA構築物を含むプラスミド。
18、N末端で枯草菌Bp rEプロ配列の3番目のアミノ酸1こ対応するコド ンに融合している成熟シュードモナス メンドシナ I)t<−ゼ遺伝子を含む 組換えDNA構築物。
19、請求の範囲第18項記載の組換えDNA構築物を含むプラスミド。
20、 N末端で枯草菌BprEプロ配列の6番目のアミノ酸1こ対応するコド ンに融合している成熟シュードモナス メンドシナ 1ノノクーゼ遺伝子を含む 組換えDNA構築物。
2、特許請求の範囲第20項記載の組換えDNA構築物を含むプラスミド。
明 細 書 枯草菌内における異種遺伝子の発現:融合手法関連出願についてのクロス・リフ ァレンス本出願は、1987年5月29日に出願された米国特許出願第0710 56.500号(今では放棄されている)に基づいて35U S Cセクション 120の元で優先権を主張している、1988年5月31に出願されたPCT出 願第pCT/US88101844号から派生した、1989年3月29日に出 願し、今では米国特許第4.981.611号となっている米国特許出願第07 /341.200号の継続出願である、1990年10月22日に出願された米 国特許出願第07/600.836号の一部継続出願である、1991年11月 27日に出願された米国特許第07/800.365号に関連している。上記し た特許および特許出願の各々の全てをここ本発明は、バシラス属(Bacill us)の微生物からのリパーゼ(クチナーゼ:Cutinase)の発現、およ び発酵ブイヨン(fermentation broth)からのクチナーゼの 精製に関するものである。
発明の背景 宿主の種類はなんであれ、その宿主から異種タンパク質を分泌させるのには、シ グナルペプチドと成熟標的遺伝子を正確に対応させることが必要である。ダラム 陽性のシグナル配列はグラム陰性系においても良好に機能することが知られてい るが、その逆は成り立たない[1Iountain、 A、 (1989) B acillus(BiothecbnologyHandbooks 2. C 0R,バーウッド等、 ed、 ) 、 Plenum Press、 73− 114頁コ。枯草菌(Bacillus 5ubtillis)においては、他 のグラム陽性微生物由来のタンパク質を分泌することがある。しかしながら、そ のような場合であっても、最良の産生結果は雑種配列により得られている。バシ ラス属がそれ自身のシグナル配列を用いてグラム陰性由来のタンパク質を大量に 発現した成功例はまだ見られておらず、さらに、雑種配列により成功も最小ゲン トのものである[Mountain、A、 (1989) Bacillus( Biothechnology l1andbooks 2. C,R,バーウ ッド等、 ed、 ) 、 Plenum ores s、73−1.14頁コ 。
シグナルペプチドと成熟遺伝子との融合(fusion)を最適なものとする様 々な試みが文献に記載されている(トイ、R,H,、ウォン、S、およびカワム ラ、F、 (1986)Trends BiotechnoL 5ept、 : 232−235 rファーネスドック、S、R,およびフィッシャー、K、E、  (1986)J、 Bact、165ニア96−804 ;ファーネスドック 、S、 R6およびフィッシャー、K、E、 (19B?)Appl、 Env 、 11icrobio1.53:379−384 ;サーバス、M、(198 6)Curr、 TopicsMicro、 Immun、125:103−1 25;ウルマネン、■、ランドストロム、K5、レートパーラ、C8、サーバス 、Ml、ルオーネン、M、およびパルバ、1. (1985)162:176− 182 ;バサンタ、N、およびトンプソン、L、 D、 (1986)J、  Bact、165:837−842を参照のこと)。しかしながら、どの場合に おいても、融合する箇所は、都合のよい制限部位に基づいて、またはシグナル切 断部位(signal cleavage 5ite)で直接グラム陽性シグナ ル配列を標的遺伝子に接合させることのみにより選択されていた。
本発明は、グラム陽性微生物である枯草菌(Bacillus 5ubtili s )内でグラム陰性のシュードモナス メンドシナ(Psedomonas  mendocina)リパーゼ(クチナーゼ)を発現させることに関するもので ある。酵素は、aprE (プリプロ枯草菌サブチリシン、prepro Ba cillus 5ubtilis 5ubtilisin )による融合体(f usion)として産生される。ポリメラーゼ連鎖反応技術を用いて、ここに引 用した米国特許出願07/932.950号に記載されているように、プロ配列 (prosequence )残留物A (−1) 、AI、G2、K3、S4 、S5、To、C7、K8、K9.111およびに27にて(およびそれを含む )aprEのプロ配列にリパーゼの成熟暗号配列を融合した。得られた構築物を 枯草菌産生宿主(B B 8)の染色体中に組み込み、5acU(Hy)表現型 に形質導入才たは形質転換した後、各々の菌株の生産効率を、ここに記載するよ うに測定した。
発明の概要 本発明はバシラス属微生物内での異種遺伝子の発現に関し、1つ以上の融合(f usiorls )が続いて行なわれ、その融合が宿主シグナル配列、宿主プロ 配列(host pro 5equence )および標的遺伝子配列からなる ものである。
本発明はまた、枯草菌由来のプロモーターおよびバシラス アミロリケファシエ ンス(Bacillus amyloliquefaciens)由来のターミ ネータ−を用いたバシラス属内でのリパーゼ(クチナーゼ)の発現に関するもの である。
本発明はまた、枯草菌aprE遺伝子による成熟リパーゼ遺伝子の特異的な融合 に関するものである。これらの特異的な融合を、枯草菌中に形質転換されるプラ スミドベクター内に導入してもよい。
図面の簡単な説明 第1図は、シグナル配列二次構造の鍵となる要素を示した配列の概略図である。
第2図は、枯草菌内のある融合(G2およびに3)のリパーゼ生産速度を示すグ ラフである。
第3図は、枯草菌内のシュードモナス メンドシナ リパーゼの発現を示すグラ フである。
第4図は、pApr−cut−1(第4a図);pAK−に3(第4b図);り AK−G2、pAK−Al、pAK−A (−1)(第4c図);pAK−に9 、pAK−に27 (第4d図);pAK−34、s5、To、C7、K8.1 11(第4e図)の構築を説明する概略図である。
第5図は、pAK−に3のプラスミド地図を示す概略図である。
細菌からのタンパク質の分泌は、プレタンパク質(pre−protein ) が成熟酵素にトランスロケーションし、それに続いて膜の外面上にあるプレタン パク質が成熟酵素にタンパク質分解切断する工程を含むATP依存性プロセスで ある。プレタンパク質は、N末端、20から40までの範囲のアミノ酸のシグナ ルペプチド(グラム陰性)[マウンテン、A、 (1989)Bacillus  (C6R,バーウッド、ed、 )、プレナム、ニューヨーク、73−114 ]およびC末端成熟タンパク質からなる。単独の微生物内においてさえも、どの −欠配列の相同性が第1図に示したような二次構造相同性をまだ保存する場合で も、シグナル配列は制限のみを示している。シグナルペプチドの3つの領域は、 正に荷電した領域であるN末端、疎水性中央領域、および非螺旋のカルボキシ末 端領域である。以下に記載するように、グラム陽性微生物は、はぼ同じ長さの中 央疎水コアを維持しながら、大腸菌のようなグラム陰性微生物より大きなN末端 およびC末端を有する傾向にある。このシグナル配列は、トランスロケーション を行なうために、膜をタンパク質の標的とするのに必要な情報の全てを含有して いると考えられる[マウンテン、A、 (1989)Bacillus (C, R,バーウッド、ed、 ) 、プレナム、ニューヨーク、73−114 ;ウ イックナー、W3、ドリーセン、A、J、M、 およびハードル、F、U、(1 991)Annu、 Rev、 Biochem、60:101−124 :シ ヤフラ、P、J、およびベックウィズ、J。
(1983)J、 Bacteriol、154+253−260を参照のこと ]。
分泌の最初の段階において、グラム陰性大腸菌について記載したように、もしか するとチャペロニン(chaperonin) (s e c B、 g r  o E L等)を有するかもしれない新たに合成したプレタンパク質は、膜結合 受容体ATPアーゼ(secA)により認識されると考えられている。この膜結 合受容体ATPアーゼは、膜内の膜複合体(integral membran e co+nplex ) (s e c E /Y)によるタンdり質のトラ ンスロケーションにATPの加水分解を関連付けている[マウンテン、A、(1 989)Bacillus (C,R,バーウッド、ed、 ) 、プレナム、 ニューヨーク、73−114 、ウィックナー、Wo、ドリーセン、A、J、M 、およびハードル、F。
U、 (1991)Annu、 Rev、 Biochem、60二101−1 24 ;シャツ゛ソ、P、J、およびベックウィズ、J、 (1990)Ann u、 Rev、 Genet、24:215−248およびそれらの参照文献を 参照のこと]。プレ酵素の鍵となる特性は、このプレ酵素が、おそらくはゆるく 折り重ねられ、チャペロニンタンパク質との相互作用により維持できるトランス ロケーション応答能のある形状になければならないことである[ウイツクナー、 児、ドリーセン、A、J、 M、およびハードル、F、 U、 (1991)A nnu、 Rev、 Biochem、60:101−124 ;クマモト、C ,A、 、およびベックウィズ、J、 (1983)J、 Bacteriol 、 154:253−260 :クマモト、C,A、 およびシールド、A、に 、 (1989)Gene75・167−175を参照のこと〕。分泌器官によ るタンパク質のトランスロケーションおよび認識のための情報をすべて有さなけ ればならないのはこの複合体である。
シグナル配列の潜在的な役割は、酵素が最終的に成熟形状に折り重なるのを防ぐ ことによりチャペロニン結合を促進させることにあるのかもしれない[パーク、 So、リュー、G1、トッピング、T、B、 、カバー、W、比およびランダル 、L、L、 (198g)Science 239:1033−1035 :ラ ミネット、A、 A、およびプラクサン、A、(1989)EMBOJ、 Il l:1469−14773゜B、グラム陽性微生物における異種分泌枯草菌にお ける分泌は大腸菌における分泌はど理解されていないが、同一の機構により開始 するものと一般的に推測されている[セイアー、M、H,、Jr、、ウェーナー 、P、 K、およびミューラー、M、 (1989)Microbiol、 R ev、 53:333−366;オバーホフ、C3、クライン、Ml、スビーズ 、M、およびフロイドル、R9(1991)Mo1. Gen、 Genet、  228:417−4231 。2組の分泌されたタンパク質の間の1つの違い は、グラム陽性のタンパク質のシグナルペプチドの長さが、このタンパク質に対 応するグラム陰性のタンパク質よりも2oまでの範囲のアミノ酸だけ長い傾向に あることである。グラム陽性のシグナルペプチドはグラム陰性系において機能す るが、その逆は成り立たない[マウンテン、A、 (1989)Bacillu s (C,R。
バーウッド、6d、 ) 、プレナム、ニューヨーク、73−114 、ボーチ ャート、T、 V。
およびナガラジャン、V、 (1991)J、 Bacteriol、 173 :276−282 Hパールマン、D。
おヨヒハルハーソン、H,O,(1983)J、 1lol、 Biol、 1 67:391−4091.したがって、枯草菌のようなグラム陽性微生物におい て異種タンパク質を発現する一般的な方法には、標的タンパク質を宿主の分泌器 官に接合させることが必要である(マウンテン、A、(1989)Bacill us (C,R,バーウッド、ed、 ) 、プレナム、ニューヨーク、73− 114を参照のこと)。一般的に、うまくいった実験においては、主要な外酵素 プロモーターおよびシグナル配列を標的の成熟領域に接合していた。
そのような系を、アルファアミラーゼからの要素を用いて枯草菌のために考案し た(シロザ、To、ナヵザヮ、K1、タシロ、N1、ヤマネ、K8、ヤナギ、K 。
、ヤマサキ、Ml、タムラ、G1、サイトウ、Hl、カヮデ、Y、およびタニグ チ、T、 (1985)Gene 34:1−8 ;ヤマネ、Ko、ナカザヮ、 K1、ナヵムラ、Ko、ミネクラ、Hl、そり、To、タカノ、Jl、シロザ、 To、ンーマ、A、およびフジタ、T、(1986)Bacillus Mo1 ecular Genetics and Biotechnology Ap pl奄■ ations (A、 T、ガネサンおよびJ、A、ホックスeds、 )アカ デミツクプレス、ニューヨーク、411−422頁;パルバ、1. (1982 )Gene 19:81−87 ;アルマネン、Il、ランドストロム、Ko、 レートパーサ、Pl、サーバス、Ml、ローホーネン、Ml、およびパルバ、1 . (1985)J、Bacteriol、 162:176−182) 、ア ルカリ性および中性プロテアーゼ(ファーネスドック、S、 R,およびフィッ シャー、K、E、(1986)J、 Bacteriol 165ニア96−8 04;バサンサ、N、およびトンプソン、L、D、 (1986)J、 Bac teriol、 165:837−842 ;ウオン、S、 L、 、カワムラ 、F。
およびトイ、R,H,(1986)J、 Bacteriol、 168:10 05−1009 ) 、ペニシリナーゼ(チャン、So、グレイ、Ol、ホー、 Dl、クローヤー、Jl、チャン、S。
Y、 、?yツクーリン、J、およびマーク、D、 (1984)Molecu lar Cloning andGene Regulation in Ba cilli 159−169頁)およびレノくンスクラーゼ(ポルチェート、T 、 V、およびナガラジャン、V、 (1991)J、Bacteriol、  173:276−282)、成熟標的遺伝子により供与体プロモーターとシグナ ル配列との融合を位置付ける際には、シグナルペプチド、ペプチド切断部位およ び成熟遺伝子の線状の組織化を一般的に検討し、多くの場合、タンパク質分解接 合部(第1図参照)またはちょうどその後の部位で標的を供与体シグナル配列に 直接連結させて、シグナル配列供与体の成熟遺伝子からのアミノ酸をせいぜい1 つか2つ加えていた(マウンテン、A、(1989)Bacillus (C, R,バーウッド、ed、 ) 、ブレナム、ニュー El−り、73−114お よびその参照文献)。一般的に、結果は平凡であり、非ダラム陽性の異種タンパ ク質の累積レベルはmg/lの量をめったに超えなかった(マウンテン、A、( 1989)Bacillus (C,R,/%−ウッド、ed、)、プレナム、 ニューヨーク、73−114)。
これらの方法では、成熟タンパク質とシグナルペプチドとの潜在的な関連力(考 慮されていない。上述したように、シグナルペプチドの潜在的な役割の1つは、 分泌器官によるトランスロケーション並びに獲得(aquisition)の前 に所望のチャペロニンの結合を促進させることである。この必要条件並びに能率 的なトランスロケーションに必要な他のありうる構造の結果として、成熟タンノ 々り質と特異的に相互作用するシグナルペプチドが必要とされている。異なる成 熟配列(TEMペニシリナーゼおよび黄色ブドウ球菌(Staphylococ cus aureus )ヌクレアーゼA)は大腸菌中の同一の異種シグナル( OmpA)およびその変異体で非常に異なって機能することを示したシンハード およびその同僚の作業により、このことは決定的に示唆されている(レンツ1− ド、So、ポリット、S、およびイノウニ、M、(19g?)J、 Biol、  Chem、 262:1716−1719) 、さらに、ブリートリングおよ びその同僚は、スタフィロキナーゼおよび枯草菌アルファアミラーゼ分泌ベクタ ーを用いて、枯草菌中にヒトインターフェロンアルファ1の分泌について同様な 観察を行なっている(ブリートリング、Ro、ジャーラック、D9、ハートマン 、M、およびベーンク、D、 (1989)idol、 Gen、 Genet 、 217:384−391) 。上述した観察にもかかわらず、供与体遺伝子 と標的成熟遺伝子との間の融合接合を系統的に変化させることにより、異種分泌 を能率的に行なう試みはなされていない。
実 験 以下の実施例は全て、枯草菌内におけるシュードモナス メンドシナATCC5 3552リパーゼ(クチナーゼ)の発現に関するものであるが、それらの実施例 は本発明を説明することを意図したものであり、本発明の範囲を制限するものと して考えるべきではない。
この実施例において、ここに引用した米国特許第4.933.287号に記載さ れているシュードモナス メンドシナ リパーゼ(クチナーゼ)の枯草菌内の発 現を、シグナル配列の最後の残基(Ala−1)からaprEプロ配列(pro sequence )の9番目の残基(K9)までの枯草菌aprEと成熟リパ ーゼ遺伝子との融合により行なう。さらに、位置111およびに27でも融合物 が得られた。
専門語: この実施例において、ここに引用する、1986年11月19日に出願された米 国特許出願第932.950号に記載されたシュードモナス メンドシナ リパ ーゼ(クチナーゼ)についての全長成熟遺伝子が、枯草菌aprEプロモーター /シグナル/プロ配列内のいくつかの位置に枠内で融合されている。aprE、 シグナル/プロ配列接合は、コドン29(Ala)と30(Ala)との間で生 じる。成熟リパーゼ(クチナーゼ)のaprEコドン29への融合はpAK−A  (−1)と呼ばれており、これは、リパーゼ(クチナーゼ)がシグナルペプチ ドの最後の残基に融合されたことを示している。同様に、成熟リパーゼ(クチナ ーゼ)のaprEコドン30への融合はpAK−Atと呼ばれており、これは、 リパーゼ(クチナーゼ)がプロ配列の最初の残基に融合されたことを示している 。
aprEとリパーゼ(クチナーゼ)との融合の構築以下の合成プライマーを突然 変異誘発に用いた:1A、5° GCAGGCTGCAにGAAAAAGCA  3 ’ 配ダ1番号 IB、5響 CCACTGTCGCTにCAGGAAAA GCTCCCCTGCコ1 配列番号 22、 5’ GGCTGCCGGkG CTCCCCTC:C3’ 17111号: 33、 5’ GCACGCTG CCGCTCCCCTにC3’ 配列番号、44、 5’ TGCCCAGGC TにCTCCCCTGC3’ 配列番号:56A、5’ CTGCCCGMAG AGC′TCTACAGAAAAG コ’ 配列31q、5B、5′ ↑GTC GCGGCC,GAGCTCTkC入GkkAAGkAAGCTCCCCTGC 3’ 配列番号・77A、5’ GTGCCATGAGCTCCGCCAAGA  3’ 配列番号ヨ8B、5’ TGTCGCGGCGGAGCTCCGCCA AGAAAAAGGCTCCCCTGC3’ 配列番号、98A、5・ GGT GTATCCGGCAGGGC;AGCにCTTTTTCC(1;にCAGCC TGCGC3’ 配列番号:10B、5’ GCGCkGGCTGCCGGAA AAA(、CαゴCCCCTGCCGGATACACC3’ 配列番号・119 A、5’ GGTGTATCCGGCAGGGGAGCACTGCTTTTTC CGGCAGCCTG 3’ 配F11番号、12B、5’ CAGにCTGC CGGAAAAAGCAGTGCTCCCCTGCCにGATACACC3’  配列番号°1310A、5’ CGTGTATCCGGCAGGGGAGCTG TACTGeCCGGCAGC3’ 配列番号 14B、5’ GCTGCCG GAAAAAGCAGTACAGCTCCCCTGCCGGATACACC3’  配列番号:1511A、5’ GGTGTATCCGGCAGG(1,GAG ccTTI”rCTGTAcTGcTTTTTcc 3’ 配列番号・16B、 5’ GGAAAAAGCAGTACAGAAAAGGCTCCCCTにCCG GATACACC3’ 配lす番号:1712八、5’ GにTGTATCCG GCAGGGGAGCAATGTATTTCTTTTCTGTACT コ1 配 列番号゛18B・ 5’ AGTACAGAAAAGAAATACATTGCT CCCCTGCCにGATACACC〕・ 配列番号・19D、5’ AAGC CTATにAATrCCTCCATTTrCTTCT コ1 配列番号=201 4、 5’ TTCCCGCCCGGTACCGGCATTGG 1’ 配列番 号工2215A、5’ GGTにTATCCGにCAGG(1;GAGCTTC TC;TACTGCTTTTTCCGGC1’ FJ1番号′23B・ 5’  GCC(、CAAAAAGCJXI:TACAGAAGCTCCCCTGCCG GATACACC:ll 配列番号−24リパーゼ(クチナーゼ)遺伝子(全て を引用する米国特許第4.933.287号および同第5.030.240号並 びに米国特許出願第629.308号に記載されたような)を、HindlII  5phI断片としてのM13プラスミド中にクローニングした(M131ip );−重鎖合成プライマーIB(配列番号2)を用いて、位置指定突然変異誘発 (site−directed mutagenesig ) (T、 A、ク ンケル、PNAS(1985)、82巻、488−492頁)によりPst1部 位および3つのコドン(ASG。
K)を成熟暗号配列の最初の部分に導入した。ps168からのaprE遺伝子 (M、 L、スタール等、J、 Bact、(1984)、158巻、411− 418頁)をEcoRI−HindllI断片としての別のM13プラスミド中 にクローニングしくM13apr)、同様の技術を用いて一本積合成プライマー IA(配列番号1)によりコドン位置Alal (シグナル配列切断部位の後の 最初のアミノ酸)に導入した。
DNA断片をクローニングする方法は、サムプルツク等の1lolecular  Cloning 。
a Laboratory Manual(1989) 1.53−1.73頁 および4.3−4.51頁に記載されている。
aprEのEcoRI−Ps t I断片およびリパーゼのPstl−8phI 断片をM13プラスミドから単離し、EcoRI 5phIにより切断したpJ M102中にクローニングしくE、フェラリ等、J、 Bact、(1983) 154巻、1513−1515頁) 、pAp r−cu t−1を産生じた。
強い転写ターミネータ−を導入するために、pApr−cut−1からのapr E−リパーゼ融合物を、バシラス アミロリケフアシエンス サブチリシン転写 ターミネータ−(Bacillus amyloliquefaciens 5 ubtilisin transcriptionalterminator) を含有するように構築されたpJHlol (E、フエラリ等、J、 Bact 、 154巻、1513−1515頁)中にクローニングした(ウェルズ等、N ucleic AcidResearch(19g3) 、11巻、7911− 7925頁、HindIII−BamHI断片(pJHlol−term)につ いて)。リパーゼ遺伝子の5′末端、シグナル配列およびaprEプo−t−一 ターを含有するEcoRI−PvulI DNA断片、並びにリパーゼ遺伝子の 3′末端を含有するPvull−Aval DNA断片をpAp r −cut −1から単離した。Pvullによる切断の前に、T4ポリメラーゼにより、リ パーゼ遺伝子のPvull−Aval断片のAvaI 5’懸垂(overha ng)をフィルイン(fill in ) した(サムプルツク等、Mo1ec ular Cloning 、 Labolatory Manual s前出 )。プラスミドpJH101−term (ターミネータ−を有する)をEco RI−HindI Iにより切断し、E c o RI l:よる切断の前に、 T4ポリメラーゼによりHindllI 5’懸垂もまたフィルインした。Ec oRI−Pvu I T断片、PvuII−Aval断片およびEcoRI−H indlII切断ベクターを連結してpAK−に3を産生じた。
融合物G2、A1およびA(−1)の構築:pAK−に3からのEcoRI−A sp718 DNA断片をM13プラスミド中にクローニングした。aprEの プロ配列の3番目のアミノ酸であるK(K3);aprEのプロ配列の2番目と 3番目のアミノ酸であるGおよびK(G2−に3);aprEのプロ配列の1番 目と2番目と3番目のアミノ酸であるAlGおよびK(A1−62−に3);を コード化するコドンを、それぞれ−重鎖合成プライマー2.3および4(配列番 号はそれぞれ3.4および5)を用いて位置指定突然変異誘発により欠失させた 。欠失部を含むM13プラスミドからのEcoRI−Asp718断片を、Ec oRI−Asp718切断pAK−に3ベクター中にクローニングし、それぞれ pAK−G2、pAK−AtおよびpAK−A (−1)を構築した。
融合物に9の構築 リパーゼ(クチナーゼ)遺伝子をHindll l−8acl断片(M131i p)としてのM13プラスミド中にクローニングした。突然誘発変異方法により プラスミド6B(配列番号7)を用いて、成熟リパーゼ遺伝子の前に、5つのコ ドン(SST、E、KSK)および5acl部位を導入した。pstss−tか らのaprE遺伝子(M、L、スタール等、J、 Bact、(1984)、1 58巻、411−411+頁)をEcoRI−Hindll I断片としてのM 13プラスミド(M13apr)中にクローニングした。突然変異誘発方法によ りオリゴヌクレオチドプライマー6A(配列番号6)を用いて、5acl部位を aprEプロ配列のコドン3−5 (K3−34−35)内に導入した。
得られたaprE遺伝子のEcoRI−3acl断片およびり/々−ゼ(クチナ ーゼ)の5acl−Asp718断片をM13プラスミドから単離し、EcoR I−Asp718切断pAK−に3ベクター中にクローニングした。得られたプ ラスミド(AK−に9)は、aprE遺伝子のプロ配列内の9番目のアミノ酸( K9)に融合された成熟リパーゼ(クチナーゼ)遺伝子を有している。
融合物に27の構築 に9融合物について上述したのと同一のM13プラスミドを用いて、同様な方法 によりこの融合物を作成した。−重鎖合成プライマー7A(配列番号8)を用い て、5acl部位をaprEのプロ配列の22番目のコドン(S 22)に導入 した。−重鎖合成プライマー7B(配列番号9)を用いて、5つのコドン(S。
ASK、KSK)および5acl部位を成熟リパーゼ遺伝子の前に導入した。
得られたEcoRI−8acl断片およびリパーゼ(クチナーゼ)の5acl− Asp718断片をM13プラスミドから単離し、EcoRI−Asp718切 断pAK−に3ベクター中にクローニングした。得られたプラスミド(AK−に 27)は、aprE遺伝子のプロ配列内の27番目のアミノ酸(K27)に融合 された成熟リパーゼ(クチナーゼ)遺伝子を有している。
融合物S4、G5、T6、E7、K8およびIllの構築これらの構成は融合P CR法により行なった(R,M、ホートン等(1989)Gene77巻、61 −68頁)。各々のプライ?−50pmolおよび2.51ニツトのTaqポリ メラーゼ(パーキンエルマー/セタス)を含有している100 u lのPCR 緩衝液(パーキンエルマー/セタス)中でポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を行 なった。反応混合物を鉱物油で覆い、蒸発を防いだ。温度プログラムは、95℃ で10分間、50℃で1分間、70℃で1分間を1サイクル;95℃で1分間、 50℃で1分間、70℃で1分間を28サイクル;95℃で10分間、50℃で 1分間、70℃で15分間を1サイクルから構成されるものであった。20bp の下流リパーゼ(クチナーゼ)遺伝子配列の後に21bpの上流aprE遺伝子 配列を有する、融合接合をコード化する2つの相補的な二本鎖合成りNA鎖を各 々の構築物のために合成した。陰性鎖(positive 5trand )を コード化する一本積合成プライマーであるプライマー13(配列番号20)は、 aprEプロモーターに対して相補的であり、EcoR1部位を有している。陰 性鎖(negative 5trand )をコード化する一本積合成プライマ ーであるプライマー14(配列番号21)は、リパーゼ(クチナーゼ)遺伝子に 対して相補的であり、Asp718部位を有している。プライマー13(配列番 号20)および14(配列番号21)を全ての構築物に用いた。
一連の3つのPCR反応を以下のように行なった。プライマー13(配列番号2 0)および融合接合の陰性鎖をコード化する一本積合成プライマーを用いて、プ ロモーターと融合点との間のDNAを増幅した(A);テンプレートは、pS1 68−1からのEcoRI−Hindl I I断片であり、成熟遺伝子の5′ 、aprEプロモーター、シグナル配列およびプロ配列を有していた(反応1) 。
プライマー14(配列番号21)および融合接合の陰性鎖をコード化する一本積 合成プライマーを用いて、融合点と成熟リパーゼ遺伝子との間のDNAを増幅し た(B);テンプレートは、プラスミドpAK−に3の標準DNAミニスクリー ン(+++1niscreen)の1:100の希釈物であった(反応2)。反 応1および2各々のlulを用いて、プライマー13(配列番号20)および1 4(配列番号21)を使用した増幅による反応2からのDNA断片に反応1から のDNA断片を融合させた(反応3)。30のサイクル後、増幅したDNAの半 分をフェノールとクロロホルムによる抽出を行なって洗浄し、その後、製造者の 説明書にしたがって回転カラム精製(spin−column purific ation) (ワーシントンミニスピン)を行なった。EcoRI−Asp7 1B断片を、増幅したDNAから単離し、H13−mp19 EcoRI−As p718切断ベクター中にクローニングした。配列確認後(サンガー等、197 7) 、EcoRI−Asp718断片を、EcoRI−Aap718切断pA K−に3ベクター中にクローニングした。
G4、G5、T6、K8.111およびE7の構築に用いた融合プライマーのA およびB対は、それぞれ8A&B、9A&B、10A&B、11A&B、12A &Bおよび15A&Bの番号であった(それぞれ、配列番号10−19および2 2並びに23)。
枯草菌中への形質転換 異なる融合物を含有するプラスミドを枯草菌中に形質転換しくアナグネストポロ ス、C,、J、 Bact、(1961) 81ニア41−746 ) 、キャ ンベル型の機構によりaprE座内の染色体に特異的に組み込んだ(ヤング、M 、 、J、 Gen、 11icrobio1.(1984) 130・161 3−1621)。バシラス属菌株(B B 8)は、5つのプロテアーゼ、およ びestB(デルタapr、デルタnpr、デルタbpF、デルタepr、1s p−1、デルタ6 s t B)が欠失した1168の誘導体であった。スター ル、M。
L、 、J、 Bact、(1984) 15g+411−418に記載されて いる方法を用いて、表示した遺伝子が欠失したものを導入した。融合遺伝子によ る形質転換後、形質転換またはPBS−1媒介形質導入のいずれかにより(ホッ チ、J、 A、 、バラッド、M。
およびアナグノストポロス、C,、J、 Bact、 (1983) 154: 1513−1515) 、s a c U(Hy)(ヘンナ−1D、J、、フエ ラリ、Eo、ペレゴ、M、およびホツチ、J、 A、 、J、 Bact、(1 988) 170:296−300)突然変異を導入し、異なる融合物を担持す る異なる最終的な枯草菌株を産生じた。
a rE/リパーゼ融合菌株の培養および評価以下の検定を用いて、培養上澄中 のリパーゼ(クチナーゼ)の産生について、最終的な枯草菌株を検定した。
検定: シュードモナス メンドシナ リパーゼ(クチナーゼ)を、pH7,0の0.2 Mヘペス緩衝液(Hepes buffer)中で1mMのp−ニトロフェニル ブチレートにより検定する。活性は、1mlの反応容量中の1分当たりで10u lの試料当たりの410nmでの吸収における変化として表す。1ユニット=1 mlの反応容量中の1分当たりで10ulの試料当たりの410nmでのIAU の変化。結果を、0.060(mg/ml)/ユニットの特異的活性に基づいて mg/mlに添加した。
パシラス属の菌株を37℃で振とうさせながら培地A中で一晩成長させ、5%を 培地Bに接種し、上記検定を用いてリパーゼ(クチナーゼ)の産生を検定した。
培地AおよびBを表■に記載する。最初の線形産生間隔を上回る産生速度に基づ いて菌株を評価しく第2図)、mg/ml/時間で表した。
表 I 培地A ペンアッセイブイヨン(Penassay broth) (ディフコ)培地B 栄養物ブイヨン(ディフコ)0,8% CaC1z 1mM F e S Oa 0.001 mM Mn C120,01mM KCl 0.1% MgSO40,025% マルトデキストリン(CPCM150) 0.1%第3図に示したように、異な る融合物が、著しく異なる発現レベルで産生された。相対的な生産速度は5倍( K3/84)までの範囲におよび、最良のもの(K3)は、単純直接シグナル配 列接合連結(simple direct signal 5equencej unction hookup ) (A−1)より5倍多く産生された。
口G、 1 FIG、 4A 口G、 4B 特表平7−505292 (7) FIG、 5 国際調査報告 。rT/lle Qj/ll、ll16フロントページの続き (51) Int、 ct、 6 識別記号 庁内整理番号C12R1:125 ) (C12N 1/21 C12R1:125) (72)発明者 ヴアン キメナーデ、ヨハナ エム ニーアメリカ合衆国 カ リフォルニア州 94066 サンプルーツ リンデン アヴ工ニュ−527 I (72)発明者 カーロマグノ、ルーアン ピーアメリカ合衆国 カリフォルニ ア州 95476 ソノマ クレーブ アヴエニュ−

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.バシラス属徴生物内でグラム陰性リパーゼを発現させる方法であって、a) 各々のプラスミドがバシラス属のプロ配列の1番目から9番目までのアミノ酸の うちの1つに対応するコドンに成熟リパーゼのN末端に相当する遺伝子を融合し てなる複数のプラスミドを構築し、前記バシラス属のプロ配列がそれ自身のシグ ナル配列に結合しており、b)適切な条件下でバシラス属宿主微生物を前記工程 a)で得られたプラスミドにより形質転換して該プラスミドを前記バシラス属宿 主徴生物の染色体に組み込み、 c)必要に応じて、該バシラス属宿主徴生物中に分泌過多突然変異を導入し、 d)前記工程b)または工程c)で得られた形質転換体を前記リパーゼの発現の 有無について検定する、 各工程からなることを特徴とする方法。
  2. 2.前記バシラス属宿主微生物が枯草菌であることを特徴とする請求の範囲第1 項記載の方法。
  3. 3.前記バシラス属のプロ配列およびシグナル配列が、枯草菌aprEプロ配列 およびシグナル配列であることを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 4.前記成熟リパーゼ遺伝子がシュードモナス属の微生物由来のものであること を特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
  5. 5.前記成熟リパーゼ遺伝子がシュードモナスメンドシナ、ATCC53552 由来のものであることを特徴とする請求の範囲第4項記載の方法。
  6. 6.枯草菌aprEプロモーターの使用を含むことを特徴とする請求の範囲第3 項記載の方法。
  7. 7.前記工程a)で得られるプラスミドが、枯草菌aprEのプロ配列の3番目 のアミノ酸に対応するコドンに各自のN末端で融合する成熟シュードモナスメン ドシナリパーゼ遺伝子を含み、前記枯草菌aprEのプロ配列が枯草菌aprE シグナル配列に結合していることを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
  8. 8.前記工程a)で得られるプラスミドが、枯草菌aprEのプロ配列の6番目 のアミノ酸に対応するコドンに各自のN宋端で融合する成熟シュードモナスメン ドシナリパーゼ遺伝子を含み、前記枯草菌aprEのプロ配列が枯草菌aprE シグナル配列に結合していることを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
  9. 9.前記バシラス属宿主徴生物内に導入された分泌過多突然変異がSacU(H y)突然変異であることを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
  10. 10.グラム陰性リパーゼをコード化する異種DNAを含む形質転換バシラス属 細胞であって、前記異種DNAがその5′末端でバシラス属のプロ配列の1番目 から9番目までのアミノ酸のうちの1つに対応するコドンに融合し、前記バシラ ス属のプロ配列がそれ自身のシグナル配列に結合していることを特徴とする形質 転換バシラス属細胞。
  11. 11.枯草菌であることを特徴とする請求の範囲第10項記載の形質転換バシラ ス属細胞。
  12. 12.前記グラム陰性リパーゼがシュードモナスリパーゼであることを特徴とす る請求の範囲第10項記載の形質転換バシラス属細胞。
  13. 13.5′末端で枯草菌aprEのプロ配列の1番目から9番目までのアミノ酸 のうちの1つに対応するコドンに融合するシュードモナスメンドシナリパーゼを コード化する異種DNAを含み、前記枯草菌aprEのプロ配列がそれ自身のシ グナル配列に結合していることを特徴とする請求の範囲第10項記載の形質転換 枯草菌属細胞。
  14. 14.前記シュードモナスメンドシナリパーゼをコード化する異種DNAが前記 枯草菌aprEプロ配列の3番目のアミノ酸に対応するコドンに融合しているこ とを特徴とする請求の範囲第13項記載の形質転換枯草菌属細胞。
  15. 15.前記シュードモナスメンドシナリパーゼをコード化する異種DNAが前記 枯草菌aprEプロ配列の6番目のアミノ酸に対応するコドンに融合しているこ とを特徴とする請求の範囲第13項記載の形質転換枯草菌属細胞。
  16. 16.N末端で枯草菌aprEプロ配列の1番目から9番目までのアミノ酸のう ちの1つに対応するコドンに融合する成熟シュードモナスメンドシナリパーゼ遺 伝子を含む組換えDNA構築物。
  17. 17.請求の範囲第16項記載の組換えDNA構築を含むプラスミド。
  18. 18.N末端で枯草菌aprEプロ配列の3番目のアミノ酸に対応するコドンに 融合してい成熟シュードモナスメンドシナリパーゼ遺伝子を含む組換えDNA構 築物。
  19. 19.請求の範囲第18項記載の組換えDNA構築物を含むプラスミド。
  20. 20.N未端で枯草菌aprEプロ配列の6番目のアミノ酸に対応するコドンに 融合している成熟シュードモナスメンドナリパーゼ遺伝子含む組換えDNA構築 物。
  21. 21.請求の範囲第20項記載の組換えDNA構築物を含むプラスミド。
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