JPH07505120A - チアフィゾベニンのカルバミン酸類縁化合物、医薬品用組成物、ならびにコリンエステラーゼ阻害方法 - Google Patents

チアフィゾベニンのカルバミン酸類縁化合物、医薬品用組成物、ならびにコリンエステラーゼ阻害方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 チアフイゾベニンのカルバミン酸類縁化合物、医薬品用組成物、ならびにコリン エステラーゼ阻害方法本出願は、1991年9月2613出願の米国特許、出願 番号第07/765. 766号の継続出願である。
技術分野 本5!Ifg5は、コリンエステラーゼのl1llIF剤、医薬m組成物ならび にその使用法に関する。特に、本発明はチアフィソベニン、そのカルバミン酸類 縁化合物ならびにこれら強力なコリンエステラーゼ阻害剤の使」法に関する。
背景技術 フィゾスティグミン(別名、エゼリン)およびある種のフィゾスティグミン誘導 体は抗コリンエステラーゼ剤としてよく知られている。これら公知の化合物は、 線内症1重傷筋無力症、アルツハイマー症の治療に有mであり、また有機リン剤 中毒の解毒剤としても有用である。
フゾスティグミンの天然異性体は神経−筋接合部のアセチルコリンレセプター( AChR)に対して遮断作用を有すると同時に、作動作用も有する。一方、(+ )−フィゾスティグミンはコリンエステラーゼ(Ch E)に対してきわめて弱 い阻害作用を示すに過ぎないm Brossiら、FEBS Lett、、Vo f、201. 190−192 (+986)参照。
(+)−フィゾスティグミンはきわめて弱いChE阻害作用を有しているに過ぎ ないが、致死量の夛リンを反復投与する場合の保護投与剤として有功である(A lbuquerque ら、Fundam、Appl、Ca1toxico1. 、Vol、5.182−203 (1985)参@ ) 、コtv に ウナ有 M す保II 4’P月は、これらカルバミン酸塩とシナプス後膜のニーチン様 アセチルコリン受容体の直接相互作贋によるものと考えられている。カルバミン 酸塩の有機リン剤に対する保護効果は、神経刺激伝達物質の蓄積によって起こる 活動九進を低下させるカルバミン酸塩の直接的能力に関連があると考えられる。
上記の情報は、当該分野における研究で得られたものであり、コリン作動性障害 、例えば重傷筋無力症およびアルツハイマー症の治療に使用される新規薬剤を評 価する上で重要である。有望な薬剤については、in vrtroで電気うなぎ のアセチル−リンエステラーゼ(Ache)およびヒト血漿ブチル−リンエステ ラーゼ(BChE)に対する力価を評価することができる。
rn vivoでアセチルコリン(Ach3を加水分解することが知られている 281類の酵素のうち、赤血球、脳、および神経組織に存在するAChEは、血 漿、膵臓および肝臓に存在するBCh Eに比較して特異性が高い、しかし、2 種類の酵素のいずれか一方に対して選択的に阻害する化合物に医学的長所がある ことは従来知られていない、天然アルカロイドである(−)−フィゾスティグミ ン、その代謝物である(−)−(Nl)−ノルフィゾスティグミンおよび天然ア ルカロイドのフィゾベニンは当該分野における生物学的標品として使用され、A ChEおよびBCh Eに対しin vitroにおいて同一濃度で同程度の阻 害作用を示す。
したがって、AChEおよびBChEのいずれかに一方に対して高い選択性を有 し、他方に対しては阻害作用を有さないため、特定のコリン作動性障害の治療に 優れた効果を示し、副作用の少ない薬剤が望まれている。このような化合物は、 プリン作動性障害の治療剤として医学的な重要性が高い。
発明の概要 本発明の目的は、強力がり選択的コリン作動性および遮断性化合物を提供するこ とである。
本発明の別の目的は、線内症、重度筋無力症、アルツハイマー症および有機リン 剤中毒等のコリン作動性障害の改良治療法を提供することである。
また、本発明の目的は、アセチル−シンエステラーゼとブチルコリンエステラー ゼに対して選択的活性を有する化合物を提供することである。
さらに、本発明の目的は、以下の一般式で表示される天然フィンスティグミンの 異性体と全く同じ絶対配置を有する化合物の(3aS−cis)異性体を提供す ることである。
ここで、R1はHまたは01〜CIOの直鎖または側鎖アルキル基。
R2は以下のいずれかである。
ここで、R3およびR4は、それぞれHまたはC1〜C!0の直鎖または側鎖ア ルキル基のいずれかである。
ただし、R1またはR2の一方が夏(またはメチル基であるとき、他方はHでは ない。
これらの化合物は光学異性体を含む。
図面の簡単な説明 図1は、タフリン(THA)、 (−)−フイゾスティグミンおよび(−)−テ イアフイゾベニンによるアセチルコリンエステラーゼ(AChE)酵素活性に対 するin vivOにおける阻害率および阻害時間を説明するものである。
図2は、テイアフイゾベニンおよびチアフイゾベノールフェニルカルバミン酸エ ステルのAChEに対するin vivoにおける阻害率および阻害時間の比較 を示す。
発明についての記述 本発明は、一般式(1)で示される化合物を開示する。
ここで、R1はHまたはC1〜CIOの直鎖または側鎖アルキル基であり、R2 は以下のいずれかである。
C1〜C1Oの直鎖または側鎖アルキル基、またはここで、R3およびR4はH またはcl〜CIOの直鎖または側鎖アルキル基!ある。ただし、R1またはR 2のいずれか一方がHまたはメチル基のとき、他方はHではない、また、これら の化合物は光学異性体を含む。
好ましい化合物は、R1がHであり、R2がC1〜c10のアルキル基、または R1およびR2がC1〜C1Oのアルキル基、またはR1がHであり、R2が以 下の一般式で示されるいずれかの基である。
° ここで、R3およびR4はともにifまたはCI 、基、またはR3はメチ ル基、エチル基またはイソプロピル基のいずれかであるときR4は夏(、または R3がI(であるときR4はイソプロピル基である。また、R2は以下の一般式 で示される。
ここで、R3はHまたはC1〜c5のアルキル基であり、R4はHまたはC1〜 c5のアルキル基である。
さらに好ましい化合物は、R3がH,−CH,、−CH,−CH3、−CH,− CH,−CH,および−CH(−CH,)2基(F) イずれかであり、R4が H,−CH3、または−CH(−CH,)、である。
上記の化合物は、チアフィゾベノールのカルバミン酸跣導体であり、アセチルコ リンエステラーゼおよびブチル−リンエステラーゼの強力な阻害剤である。いく つかのカルバミン酸塩はAChEに対する特異性が高く、別のカルバミン酸塩は BChEに対する特異性がきわめて高い。
従来、その他にも=リンエステラーゼ阻害剤が知られている。フィゾスティグミ ンおよびフィゾベニンは、キラール炭素原子C(3a)に(3a S)−絶対配 置を有する光学的に活性なアルカロイドである。これら化合物はいずれもin  vitroおよびin viVOにおいて強力なプリンエステラーゼ阻害剤であ り、アセチル−リンのコリンへの変換を可逆的に遮断する。
フィゾスティグミンは、このプロセスの機能不全をもとらす障害の治療に有用で あることが知られている。
驚くべきことに、本発明に係わるチアフィゾベノールのカルバミン酸エステルは きわめて効果が高いことが明かとなった。すなわち、長い脂肪族側鎖を有するカ ルバミン酸塩は、フィゾベニンおよびフィゾスティグミンに比較して効果の持続 性が長く、毒性が低い。
したがって、本発明に係わる化合物は、従来の技術に比べて著しく優れている。
本発明の範囲に含まれる組成物は、目的を達成するために十分な有効成分量を含 む組成物である。当該化合物は薬理学的に許容される量、例えば体重あたり0゜ 001gから約tgまでの範囲の量を投与することができる。ここに提示した情 報によると、有効量は当該分野の常識の範囲内にある。一般に、当1ヒ吟物は、 有効成分と担体とからなる医薬品組成物として使用され、組成物中の有効成分量 は約0.1から99%であリ、好ましくは約25〜85%である。
経口投与にあたっては、所定量が投与できる液状または固体状の製剤を容易に調 製することができる6例えば、一般式(1)で示される化合物は、第ニリン酸カ ルシウム、ケイ酸マグネシウムアルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、硫酸 カルシウム、でんぷん、タルク、ラクトース、アラビアゴム、メチルセルロース および医薬品の付形剤または担体として機能的に同等な材料等の従来使用されて いる成分と混合することができる。必要であれば、徐放性製剤を使用してもよい 、また、不活性な医薬月希釈剤と混合し、この混合物を適当な大きさのシェラチ ンカプセルに封入することによって、カプセル化することもできる。ソフトカプ セルが必要であれば、許容される植物油、軽油またはその他の不活性油と化合物 を混合してスラリー状とし、ゲラチンカプセルを形成させることもできる。
経口投与月1製剤としては、M濁液、シロップ、およびエリキシルを使用しても よい、油溶剤としては、油を含む液状調製物を使用することができる0例えば、 コーン油、落花生油、またはひまわり油等の植物油を香料、甘味料および保存料 と混合し、許容可能な液状調製物を製造する。界面活性剤を水に添加して、液状 投与■のシロップを形成されることもできる。砂糖、サッカリン等の許容できる 甘味料、生物W味料および香料を含むエリキシル状の含水アルコール性医薬品調 製物を使用することもできる。
また、従来の技術を用いて、非経口投与用調製物および坐剤を得ることもできる 。
本発明に係わる化合物の好ましい使用法は、経口投与に適した医薬品としてであ る。当化合物のその他の好ましい使用法は、特に線内症、重症筋無力症、アルツ ハイマー症、および有機リン剤中毒等のコリン作動性障害の治療に有用な経皮投 与用の製剤である。したがって、本発明の範囲にはこれらの分野の投与に適した 調製物を含めた。上記の非経口用液剤または懸濁剤は、経皮的投与または皮膚パ ッチとして投与することができる。必要であれば、ごま油等の適当な担体を月い て、注射することもできる。
したがって、有効成分を混合して、経皮投与用の徐放性マトリックスを提供する こともできる。当該化合物は、約0.01〜99%を含む調製物、好ましくは担 体中に約25〜85重量%の有効成分を経皮的に投・与する。
経皮治療システムは自給式であり、無傷の皮膚に適用した場合、薬剤を所定の速 度で循環器系に供給するものである。経皮経路4を使用する利点は、治凛効来が 高く、投与回数を低減することができ、血中濃度一時間プロフィールを最適化で きるため副作用を低減することができ、反復投与計画が小要のため投薬指導が容 易となり、肝の[ファーストバス」代謝を回避することができ、胃腸不適合を回 避できることであり、電果の持続期間の予測および延長も可能である。その結果 、経皮治療は、皮膚のバリアーを透過できる生理化学的特性を有する数少ない薬 剤に適した方法である。皮膚のバリアー機能を克服することのできる一つの有効 な方法は、経皮治療システム用の製剤に透過増強剤を添加することである。
透過増強剤は、製剤に添加した場合皮膚の透過性を一時的に増加させることによ って、薬剤が短時間内に吸収され易くする化合物である。透過増強剤として、ジ メチルスルフオキシド、n−デシルメチルスルフオキシド、N、N−ジメチルア セトアミド、N、N−ジメチルフォルムアミド、 !−ドデシルアザシクロへブ タン−2−オン(アゾン)、プロピレングリコール、エタノール、またはN−メ チル−2−ピロリドン(NMP)等のピロリドン類、および界面活性剤等が報告 されている。
」:記の化合物は、単独または医薬用担体と混合して、容器に充填することがで きる。本発明の目的に適した医薬用担体は、従来知られている担体であって、薬 剤、宿主、または薬剤投与装置を搭成する材料に悪影響のないものである。適当 な医薬用担体としては、殺菌水、生理食塩水、デキストロース、デキストロース 水溶液、またはデキストロースの生理食塩水溶液、ヒマシ油モルあたり約30〜 35モルのエチレンオキサイドを混合したヒマシ油とエチレンオキサイドの縮合 物、液体の酸、低級アルカノール類、またはコーン油、落花生油、ごま油等の油 類、と脂肪酸のモノまたはジ−グリセライド、レシチン等のリン脂質、グリセロ ール、ポリアルキレングリコール、例えばナトリウムカルボキシメチルセルロー ス、アルギン酸ナトリウム、ポリビニールピロリドン等の単独またはレシチン、 ポリエチレンステアレート等の適当な懸垂剤と混合した乳化剤との混合物である 。また、担体は、保存剤、安定剤、水和剤、乳化剤等のアジユバントと、透過増 強剤および本発明の化合物を含むものでもよい。
哺乳類に対する有効薬量は、年齢、体重、活性レベル、または処理対象の状況に よって異なる。典型的に、本発明に係わる特定の化合物の有効薬量は、181〜 3回経口または直腸内投与した場合、約1〜800mgである。これは約0.0 02〜約50 m g / k g /日に相当する。成人の場合、約lO〜約 300 m gを1日1〜3回経口またはIi!腸内投与するのが望ましい。
非経口的に投与する場合、必要薬量ははなり砥い、成人の場合、好ましくは約0 .01〜約150mgを1日1〜2回筋肉内または経皮投与する。
本発明に係わる化合物は、約0.O1〜約99Il量%、好ましくは約25〜8 5重量%を含む組成物を局所投与することもできる。また、本発明の化合物は、 綽内症、重症筋無力症、アルツハイマー症等のプリン作動性障害の治療法として 、また有機リン剤中毒に対する解毒剤として有用である0本発明に係わる方法は 、本発明に係わる化合物の有効量または本発明に係わる医薬品組成物の有効量を 当該処置を必要とする哺乳動物に投与することから成る。
驚くべきことに、本発明に係わる化合物は選択的なプリン作動性作用および遮断 作用を示した。1nvivoにおいてアセチルプリンを加水分解することが知ら れている2種類の酵素のうち、アセチル−リンエステラーゼ(ACh E)は赤 血球、脳および神経組織に存在し、血漿、膵膳および肝臓に存在するブチルコリ ンエステラーゼ(BCh E)に比較して特異性が高いと考えられている。しか し、2種類の酵素の一方を選択的に阻害する化合物が医学的に優れているという ことはいままで知られていない。
本発明は、以下のように選択的阻害に関する。生物学的標準物質として使用され ている天然アルカロイドの(−)−フィゾスティグミンおよびその代姻物と考え られている(−)−(Nl)−ノルフィゾスチグミンおよび天然アルカロイドの フィンベニンはin vitroにおいてAChEおよびIIChaを同一濃度 で同じ程度阻害する。
以下3つのセフシロンで化合物の説明をする。
最初のセクション(比較)では、本発明に係わる化合物との比較に用いた標準化 合物(A、8およびC)を示す。
第2のセクシ薯ン(スキームl)は、本発明に係わる化合物を製造し、 (3a S−cis)絶対構造を保存することによって異性体の分離を必要としない一般 的反応を示すフローチャートである。
第3のセクシ謄ン(スキーム2)は、本発明に係わる化合物の完全合成のための 一般的反応スキームを示すフローチャートである。
スキーム2 1:l−NIX)−NORLEmrl、!KrrrrL!R ↓ (3JL51−MOMrILs 本発明に係わるチアフィゾベノール カルバミン酸エステルは、上記の反応スキ ーム1に従い、以下のような一般的手順により製造する。
反応スキームlにおける出発物質である(−)−エゼロリンは、Yuら(Het erocycles、26、(1987)1271頁)により報告されている手 順により、 (3aS−cis)絶対配−の天然(−一フィゾスティグミンから 得られる。ついで、ハロゲン化アルキル、ハロゲン化ジアルキル、硫酸ジアルキ ル、ハロゲン化ベンジル等を月いて、この(−)−エゼロリンのホフマン分解を 行なう、好ましいホフマン試薬は、臭化メチル、沃化メチル、臭化ベンジルであ る0例えば、カルビノールアミンを臭化メチルと反応させると、スキーム1に示 したように、反応の中間体として441アンモニウム塩が得られる。この中間体 において、スキームlの最初の反応生成物のフェノール基をエーテル、例えばメ チルエーテルに変換する。
(反応スキーム1i上び2の中間体において、エーテル置換基、例えばメチル基 はRで表示する)。
この反応スキーム1の第2の中間体を水の中で請求核試薬(例えば、硫化水素ナ トリウム)で処理し、チェノインドール環を形成させ、チアフイゾパニン合成の 中間体とする。(−)−チアフイゾベノール メチルエステルは高い負の比旋光 度を有する結晶性固体である。特に、例えば7Nのナトリウム メルカプチドと 置換反応によって閉環し、50〜60%の収率で結晶状のチオエーテルが得られ 、−スペクトルデータかも完全に同定することができる。3環構造のメチルエー テル部分を反応させてメチルエーテル基を解裂させ、フェノールをチアフィゾベ ノール カルバミン酸エステルに変換させる。エチルエーテルまたはベンジルエ ーテル等、チアフィゾベノールのその他のエーテルについても、全く同じ反応が 適用できる。好ましい解裂試薬は、AlCl、またはB B r 3等のルイス の酸である。これらのルイスの酸はその他の芳香族エーテル、例えばエチルエー テル、ベンジルエーテルも解裂することができ、これらの芳香族エーテルはメチ ルエーテルよりも好ましい、(−)−チアフィゾベノール中間体の構造は、反応 スキームlに示した第3の構造てる。
スキーム】において、チアフィゾベノールを標準lIシな方法(例えば、Yuら 、HeLerocycles+27 (+988)745頁を参照ン゛でインシ アネー) (R2,−N3C−0)またはジ置換ハロゲン化カルパモイール(( R,I、IZ 2) −N−C(=O) −X、ただしXはハロゲン遊離基)と さらに反応さセると、反応スキーム1に示した第4の構造を持ったカルバミン酸 塩が得られる。
反応スキームIかも明らかなように、 (−)−ニジロリンに存在する絶対(3 a”S−c i s)配置は、最終のチアフィゾベノール カルバミン酸エステ ルニ保存されている。
したがって、本発明は、反応スキーム1のブーセスをmいた化合物の製造法を含 む6本発明に係わるプロセスを以下に説明する。
本発明に係わる化合物の前記の製造プロセスは、合成工程で(3aS−cis) 絶対配置を保存することによって異性体の分割を必要としないもので、以下の工 程から成る。
(a)(3aS−cis)絶対配置を有する(−)−エゼロリンを ハロゲン化アルキル、ハロゲン化ジアルキル、 硫酸ジアルキル、ハロゲン化ベ ンジル等を用いたホフマン分解に供し、この工程中で除外度広によって2環カル ビノールアミンを得、それをハロゲン化アルキル、ハロゲン化ジアルキル、硫酸 ジアルキル等と反応させて以下の一般式で示される4級アンモニウム塩を得る。
ここで、Rはアルキル基またはベンジル基である。
(b)工程(a)で得られた4級アンモニウム塩を水中で硫化水素ナトリウムで 処理し、閉環させてチェノインドール環を形成させ、下記の一般式で示される化 合物を得る。
(C)工程(b)で得られたRエーテル中間体町ルイスの酸で処理し、Rエーテ ル基を解裂させて、下記の一般式で示されるフェノール中同体、 (−)−チア フィゾベノール!−得る。
(d)工程(C)で得られた(−)−チアフイゾベノールを下記の一般式で示さ れる化合物で処理し、絶対(3aS−cis)配置を有する本発明のチアフイゾ ベノール カルバミン酸エステルを得る。
ここで、Xは遊離基である。
本発明に係わる化合物の第2の製造ルートは、前記の反応スキーム2に示した全 合成手順である。
反応スキーム2における最初の構造は、211ニトリル化合物であり、そのベン ゾ位にあるフェノール基をエーテル化する(Julianら、J、A、C,S、 。
57 (1935) 563 頁 ;Schonenberger ら、Re1 y、 Chim、 Acta、、69 (1986) 1486頁)、この第1 の化合物は公知の方法(Yuら、Heterocycles。
27 (1988)1709頁)で反応させ、反応スキーム2に示した第2の構 造のラセミ体N (1)−ノルニジロリン エーテル、例えばメチルエーテルを 得る。このう七ミ体N (1)−ノルニジロリン−メチルエチルは、ニトリルを 水素化リチウムアルミニウム、水素化ジイソブチルアルミニウム(D I BA H)または同様な還元剤とテトラヒドリフラン中で反応させることにより調製す ることができる。
ついで、反応スキーム2における第2の構造(う七ミ体N (1)−ノルニジロ リン)をエーテル解裂に供し、得られたフェノールをインシアネートまたはジ置 換ハロゲン化カルバモイルと反応させる。
反応スキーム2の最初のラセミ体N(1)−ノルエゼロリン メチルエーテルを ホフマン分解し、反応スキームlと同様に臭化メチルと反応させてラセミ体の4 級アンモニウム塩を得る。この塩は反応スキーム亘に示した第2の構造に相当す るが、光学的には不活性である。この塩はスキームXに示した(3aS−ciS )絶対婢造を有する化合物とそのエナンチマ−(光学的異性体)の混合物である 。
スキーム1に示した一連の光学活性(3aS ciS)異性体で使用した工程の 1こ、以下の工程を追加した。ラセミ体の4級アンモニウム塩を水中で請求核試 薬(硫化水素ナトリウム) と反応させ、ラセミ体のチアフィゾベノール メチ ルエーテルを形成させる。
ついで、好ましくはメチレンクロライドまたは四塩化炭素等の溶媒中でルイスの 酸で処理し、相当するフェノールを得る。このフェノールとインシアネートまた はジ置換塩化カルマモイルとを反応させ、目的とするラセミ体のカルバミン酸エ ステルを得る。それをクロマトグラフィーで精製する。
ラセミ体のエステルは、文献で報告されているラセミ体フィゾベニン誘導体の場 合(例えば、Yuら、l(e l v、 Ch i m、 A c t a、  74 (1991) フロ1頁参Mりと同1こキラールカラムまたはトリアセチ ルセルロースを用いたクロマトグラフィーにより光学異性体に分割することがで きる。
チェノインドリン−造を得るための4級アンモニウム塩と請求核試薬(例えば、 硫酸水素ナトリウム)を反応させる反応スキーム1および2における反応工程は 、重要でかつ新規な反応工程である。この工程は、本発明に係わるカルバミン酸 塩の調製に必須である。
また、この手順については、今まで文献に報告されていない、4級アンモニウム 塩な分割し、請求ix其栗と反応させて、チェノインドリン構造を得ることかで き る。
フィゾベニンを製造するため、ピロリドンをフラノインドールに変換することは 、中間体の4級カルビノールアミンを単離しなくても実施できるが、これらの化 合物はこの反応における基本的な前駆体である(Oole ら、J、 Phar m、 Pharmacol。
22 (1970) 889頁)。
反応スキーム1および2に関連して記載したように、すでに文献で報告されてい るフィンベニン系およびフィゾスティグミン系カルバミン酸塩の一般的な製造法 をmいても、本発明に係わるカルバミン酸塩を製造することができる0例えば、 フィゾステイグミン系について報告されているように、反応スキームIおよび2 において(−)−チアフィゾベノールまたはそのラセミ体を塩化ジメチルカルバ モイルと反応させることにより、N−ジ置換カルバミン酸塩をS*する。また、 NH−カルバミン酸塩は、 (−)−チアフィゾベノールまたはそのラセミ体と 置換インシアネートを反応させることにより得られる。
また、本発明は前記の反応スキーム2の後にラセミ体混合物を分割することによ り、本発明に係わるラセミ体化合物を製造するプロセスを含む、その手順は以下 の通りである。 本発明に係わる化合物の完全合成プロセスは、まずラセミ体の カルバミン酸誘導体を製造し、ついでラセミ体から本発明に係わる化合物を分離 するものであり、以下のプロセスから成る。
(a)Rが酸素原子に結合してエーテル基(例えば、Rはメチル基であるが、J ulianの完全合成法(Julian ら、J、 A、 C,S、、57 ( 1935)563頁)で使用されているエチル基等のアルキル基で置き換えても よい)を形成するII換囁またはベンジルであり、エーテル置換ニトリル化合物 が以下の一般式(ただし、Rは離脱可能なアルキルまたはベンジルフェノール保 護基である)で示されるエーテル置換2gKニトリル化合物と 水素化リチウムアルミニウム、水素化ジイソブチルアルミニウム(D I BA H)等と不活性溶媒中で反応させて、以下の一般式で示されるラセミ体のN ( 1) −フルエゼロリン メチルエーテル化合物を製造し、(b)工程い1で製 造したラセミ体のN(1)−ノルエゼロリン Rエーテルを、ハロゲン化アルキ ル、ハロゲン化ジアルキル、硫酸ジアルキル、ハロゲン化ベンジル等を用いたホ フマン分解に供し、この工程中で除外反応によって21Jカルビノールアミンを 得、それをハロゲン化アルキル、/Sロゲン化レジアルキル硫酸ジアルキルまた はハロゲン化ベンジル等と反応させて以下の一般式で示される4級アンモニウム 塩を得る。
(C)工程(b)で得られた4級アンモニウム塩を水中で硫化水素ナトリウムで 処理し、閉環させてチェノインドール環を形成させ、下記の一般式で示されるラ セミ体の化合物を得る。
(d)工程(C)で得られたRエーテル中間体をい)処理してRエーテル基を解 裂させ、下記の一般式で示されるフェノール中間体を得、 (11)工程(d : i)で得られたフェノール中間体な下記の一般式で示さ れる化合物と反応させる。
ただし、Xは遊離基である。
(iii)工程(d:i)のフェノールを、不活性溶媒中のアルカリ金属触媒の 存在下で以下の一般式で示される置換インシアネートと反応させ、トに=0 以下の一般式で示されるラセミ体のチアフイゾベノール カルバミン酸エステル kl)6゜ ここで、R1およびR2は前記の定義と同じである。
(e)ラセミ体混合物を分離して、絶対(3aS−cis)配置を有するチアフ ィゾベニン化合物−t−得る。
本発明に係わる化合物を表口こホす。
!−1 0吋、12RIR3R4 X−CH2−(CH2)5−CH3−H−−−一旦 ゛ −H−CH2−CH3 −H i 1 ” −H’−CH(−CH3)2−H実験データ 融点(未補正):Fisher−Johnsの装置;IH−NMRXペクトk( 300MHz): Va ri a n −X L −300スペクトロメータ 、 Massm(内積TMS (0,0ppm)に対する比);化学イオン化マ ススペクトル(CI −M S、m/ z ) : F ’innigan−1 015Dマススペクトロメータ;電子衝撃(E I−MS)および高解゛像質量 測定(HRMS):V□G’−Micro Mass 7070P’vxスペク トロメータ;旋光度([alD):Perkin−、E Ima r−241’  MC偏光計;シリカゲル板:Analtech Inc、、Newark。
N、、 J、より購入;カラムクロマトグラフィー(δHLF):Me rk  60 (230〜4’O’0メツシエ); T L ci:Mイ/1lai :  (λ> cHc l 3/CH30H/NH4(1)H−90/9/1 :  (B)CHCI 3/ CH30H冨 96/4゜ ・ (−)−エゼロリン(反応スキーム1に示した最初の構造)は、すでに述べ たように公知の手順により(−)−フィゾスティグミンから合成した。
実験型 (−)−、3,3a、8. 8 a−テトラヒドロ−3よ。
8−ジメチル−2’ H−チェノ−[2,3”b’]インド(、−)−エゼgj jン(2,66g、12.10mm01)を4445、N2気流下でD M 、 S O(1,50、m 、、I )に溶解させた。粉末状のKOH(2,80, g、49. 9mmol)t−添加した。室温、N2気流下で5分間撹拌した後 、CH,I (3,59’g’、’25.3mmo +)を添加し、1時間撹拌 を続ける。ついで、CH,I (7゜3g、51.4mmo+)を添加し、反応 ′混合物をさらに1時間撹拌する。E t 、O(50,m lで2回)で洗浄 し工過剰のCH、Iと一部のDMSOを除いた後、減圧下で濃縮し、ついで7. −N N a I(S (鳳15m1)を添加して2時間還流する。冷却後、反 応混合物をEt20(100mlで3回)1で抽出する。抽出液を一緒にし、  10%のクエン酸(50m lで3回)および飽和食塩水(5(1mlで3回) で洗い、乾燥しく無水・Na2sO4)、減圧下で濃縮して、黄−負油状物質2 .33gを得た。これをカラムクロマトグラフィー[シリカゲル、CII、CI  、/CH,Of((′250/ 1 >で溶出]で精製し、メチルエーテルの 無色、結晶1.82g(63,6%)を得た。融点40〜41”C;C1−MS  : MH” 236 ; ’H,−NMR(CDCI3) :δ1、 45  (s、3jL C(’3 a) −C113)、2. 24〜2..85.(m 、4 H,2,3−C112)、−2,79(s、3H,N−CH5)、3.7 8(s、、3Fi、0−CH5)、5. 10 (s、IH,C(8a) −H )、6゜39 (d、 IH,J 冨 8. 2. 7−H)、 6. 66( d、 IIl、 J−2,5,4−H)、 6. 70 (dd。
IH,J=2. 5. 8. 2. 6−H) p’pm; [alD −24 6,1,4″ (c、’ 1.’ 3 3. U t 01l)。
C、、H、、N S O”(235,341)の理論値:066、34. H7 ,28,N 5. 95. S 13.62;測定値:C66、30,H7,3 2゜N 5+ 93. 5 13. 53゜実験2 実験lで製造したメチルエーテルからのチアフィゾベノールの製造 (=) −3,3a、8. 8a−テトラヒドロ−3a。
8−ジメチル−2H−チェノ−[2,3−blインドール−5−オル 実験lで得られたメチルエーテル(1,87g、8m m o l )をCH, CI、(80tnl)に溶解し、窒素器を解放して揮発性ガスを逃がす、減圧下 で、溶媒を留去する。残渣をN20 (22m l )に溶解した後、10%N  a HCO3を添加してアルカリ性とし、 E t 20で抽出する( 10 0 m lで3回)、E+、O相む飽和食塩水(30m lで2回)で洗浄し、 乾燥(無水N a 2S04)シた後、減圧下で濃縮して黄色の泡末1.57g を得た。これをフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、CH,CI2で溶 出)で精製し、桃色結晶を得た。これをイソオクタンで洗って類白色のチアフィ ゾベノール結晶1− 2g (67、9%)を得た。融点112〜113℃;C I−MS:MH” 222;’H−NMR(CDCI、):δ 1. 41 ( s、3H,C(3a)−CH3)、2. 18〜2. 81 (m、4H。
2、 3 CHl)、2− 7’5 (s、3 +i、N−CH5)。
4、 28 (s、I Il、D20テ交換、0−H)、5゜Q7 (s、 I H,C(8a)−旧、6.30〜6゜60 (m、3H,Ar H)D pm;  [a] 0 262.92@ (c 0.99.E+OH)。
C1,H,5NSO(221,31)の理論値:C65、12,H6,83,N  6. 33. S +4゜49;測定値:C65,0G、H6,87,N6、  29. S 14. 42゜ 実験3 チアフィゾベノール カルバミン酸塩、 (−)−3゜3a、8. 8a−テト ラヒドロ−33,8−ジメチル−2II−チェノ−[2,3−b]ゼインール− 5−オル ブチル カルバミン酸塩の製造 チアフィゾベノール(Immol)を無水エーテル(20m口に溶解し、金属ナ トリウムの小片(約1mg)を加える。窒素気流下、室温で5分間撹拌した後、 N−ブチルイソシアネート(1,Immol)を添加する0反応混合液を窒素気 流下、室温で200分間撹拌た後、ナトリウムを除去し、減圧下で溶媒を留去し 、残渣をE L OA cに溶解する。EIOAc相を0、IN Na0I−1 および飽和食塩水で洗浄し、乾燥(無水Na25O4)した後、減圧下で濃縮し て黄色の泡末を得た。これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、CH,C I 、/CH,OHで溶出)で精製し、カルバミン酸ブチルを得た。これをEr 0Ac−ヘキサン中で再結晶してカルバミン酸ブチルの無色結晶を得た(47. 5%)0M点92〜93℃icr−MS:MH” 321 ;IH−NMR(C DCI、):δ 0゜95 (t、3H,J−7,2,−CN3組)、t、43 (s、 3H,C(3a) CH3)、1. 37〜1. 57 (tn、4  H,CN2 CN2 CH311’l)、2.18〜2− 81 (on、4H 02,3CI+2)、2. 79(s、3夏(、N(8)−CH3)、3.25 (g、2H。
J冨6. 8. N CN2jjl)、4. 90 (b r、I H。
N−H)、5. 07 (s、IH,C(8a) −Iり。
6、35〜6.85 (m、 311. Ar−旧oom:[a]o 217. 97@ (c O−76、Il!LOH)−C,7H,、NSO,(320,4 44)の理論値;C63、71,H7゜55. N 8. 74. S 10. 0口測定値:C63,65,II 7. 6+。
N 8. 74. S 10. 09゜実験4 チアフィゾベノールから(−) −3,3a、8. 81−テトラヒドロ−3a 、8−ジメチル−2H−チェノ−[2,3−b]ゼインール−5−オル ヘプチ ルカルバミン酸塩の製造 実験3と同じ一般滴な手順に従った。ただし、N−ブチルイソシアネートの代わ りにN−へブチルイソシアネートを用いる。ヘキサンで洗浄してカルバミン酸へ ブチルの無色結晶を得た(45.1%)、融点84’CiCI−MS:Ml+”  363;IH−NMR(CDC1い :6 0. 89 (t、 3H,−1 :11.gl)、 1゜43 (s、 3H,C(3a) CH3)、1. 2 9〜1゜57 (m、Io■(、(CH2) 5−CH31111)、2. 1 8〜2. 82 (m、4H,2,3CH2)、’2. 79(s、3H,N− CH5)、3.22 (g、2H,J−6、6,N−C02m)、4. 93  (s、IH,N−II)。
5.08 (s、IH,C(8a) H)、6.36〜6、 85 (m、 3  夏1. A r −)f ) p p m ; [a ] o −216,3 6’″ (c 1. 05. CI(C13)−C,。H,。N250.(36 2,524) の環1値:C66、26,H8,34,N 7. 73. N8 .84;IIFI定値:C66、37,H8,35゜N 7. 75. S 8 . 93゜ 実験5 チアフィゾベノールから(−) −3,3a、8. 81−テトラヒドロ−38 ,8−ジメチル−2H−チェノ−[2,3−b]ゼインール−5−オル フェニ ルカルバミン酸塩の製造 実験3と同じ一般滴な手順に従った。ただし、試薬としてN−フェニルイソシア ネートを用いる。得られたカルバミン塩をエーテル中で再結晶してカルバミン酸 フェニルの無色結晶を得た(69.0%)、融点175〜176℃;CI−MS :MH” 341;’H−NMR(CDC+3) : 6 1. 45 (s、  3H,C(3a) CHs)、2− 81 (s、3 H,N−CH5)。
2、+ 5〜2. 82 (m、4H,2,3CH2)、5゜09 (s、IH ,C(8a)−H)、6.38〜6゜93 (m、3H,Ar−H)、7. 0 7〜7. 45(m、5H,Ar H)ppm; [α]o 258゜76”  (c 1.05.CHCl3)。
C,、H,。N25o、(340,434) の理論値:C67、03,H5, 92,N 8. 23. N9.42;測定値:C66、94,H5,95゜N  8. 26. S 9. 48゜ 実験6 チアフイゾベノールから()3.3a、8.8−一テトラヒドロー3a、8−ジ メチル−2■−チェノ−[2,3−b]コインドール5−オル メチルフェニル カルバミン酸塩の製造 11と同じ一般滴な手順に従った。ただし、試薬としてN−(2−メチルフェニ ルイソシアネートを用いる。得られたカルバミン塩は無色の泡末を得たく66. 5%)、CI−MS:MH” 355;’H−NMR(CDCI3):δ l+  45 (s、3H,C(3a)−CH,)、2.32 (S、3H,2’ − CH,鎖)。
2、 80 (s、3H,N−CH5)、2.・18〜2. 83 (m、4H ,2,3−CH2)、5. 09 (s、IH。
C(8a)−旧、 6.38〜6.’94 (m、 3H。
Ar−H)、7.’03〜7.25 (m、4H,Ar−H)oprn: [’ C1]D−148,53” (c 0.68、CHCl、)。
C2゜H,2N、So、呻0.75H,O(367,979)の理論値:C65 ,28,H6,44,N 7゜61、S 8. 71;測定値:C65,66、 H6、20,N 7. 57. S 8. 68゜実験7 チアフイゾベノールから(−) −3,3a、’ 8. 8 ゛a′−テトラヒ ドロー31.8−ジメチル−2H−チェノ−[2,3−b]コインドール5−オ ル 29−エチルフェニルカルバミン酸塩の製造 実[3と同じ一般滴な手順に従った。ただし、試薬としてN−(2−エチルフェ ニルイソシアネートを用いる。j!!色の泡末を得た(70.5%)、CI−M S:MH◆ 369,222(100%);’H−NMR(CDCI、):δ  1. 28 (t、3H,J−7,57、2’ −C−CH3jll)、1.  44 (s、 3H,C(3a) −CH5)、2. 15〜2. 84 (m 、6 H。
2.3−CH,および−2°−CH2−CH,@)、2゜80 (s、3H,N −CH5)、5. 09 (s、IH。
C(8a)−H)、6.38〜6.93 (m、3H。
Ar−−H)、7.0g〜7.23 (m、4H,Ar −11)DDrn+  [0]D−237,7@ (CO−27゜CHCl、)。
C21H24N 、s 02・0.25H,O(372,989)の理論値二C 67、62,H6,62,N 7゜5冒測定値:C67、59,H6,60,N 7.52゜ 実験8 チアフィゾベノールから(=) −3,3a、8. 8a−テトラヒドロ−3a 、8−ジメチル−21(−チェノ−[2,3−blインドール−5−オル 2′ −イソプロピルフェニルカルバミン酸塩の製造実験3と同じ一般滴な手順に従っ た。ただル、試薬としてN−(2−イソプリビルフェニルイソシアネートを用い る。無色油状(86,5%)、(1−MS:Ml(” 3B3. 222 (1 00%);’II−NMI乏(CDCI3)’: δ’ 1. 29 (d、6 ・II、−2’ −C(CI’s)−’zjll)、1. 44 (s 、 3  Il、C(3厘)−’CH3) 、2. 20 (m、I H,2’ CH’  M C2)、2. 80 (s、3H,N−CHム)、s、09 (s。
IH,C(8a)−H)、6. 38〜6. 94 (m。
3H,Ar−H)、 7. 16〜7. 31 (m、4H。
Ar−H) oom: [a] D −2蔦 1. 22 @ (cO,41, CHC13)、 “ C2zHz6Nz”S 02 (382,514)の理論値:C69、07,H 6,85,N 7. 33. Sa、3s;sg定値:C68,93,H6,9 0゜N 7. 26. S 8. 28゜ 実験9 チアフィゾベノールから(−) −3,3’a、8. 82−テトラヒドロ−3 a、 8−ジメチル−2′蓋1−チェノ−[2,3−bコインドール−5−オ゛ ル 4′−イソプロピルフェニルカルバミン酸塩の製造実験3と同じ一般滴な手 順に従った。ただし、試薬としてN−(4−イソプロピルフェニルイソシアネー トを用いる。エーテル−ヘキサンで洗浄し、≠ルノ(ミンM4′−イソプロピル フェニルの無色結晶を得た(41.7%)、M点 198〜200℃i CI  −MSnMH◆ 221. 161(100%)、 146. 128 ;’o −NMR(CDCI s) ; δ 1.23(d。
6H,−4’ −C−(CI+、) 2鎖)、 1. 44 (s。
3 H,C(3a)、 CH,s)、 2− 1 5〜2.9 3 (m。
5H,2,3G=11.2. 4’ C1l Mo2)、 2゜8.0 (s、  3H,N−CH,)、 5. 0j (s、 IH。
C(8a) −H)、 6. 3 8 〜6. 92 (m、 3H。
Ar−H,)、 7. 1 7〜.7. 3 6 (d d、4H,Ar−H)  ppm; [0]、 −221,25° (CC06,5,CHCl、)。
C22H16N 2S O2・ 0. 7 jH,0(396,、029)の理 論値:C66、72,H7,00,N 7゜0.8. S 8. 10;測定値 :C66、71,H6、74,N 7. 12. S 8. 04゜実験10 チアフィゾベノールから(−) −3,ja、8. 8a−テトラヒドロ−3a 、8−ジメチル−2H−チェノ−[2,,3−bコインドール−5−オル 21 ,41−ジメチ、ルフェニルカルバミン酸塩の製造実験3と同じ一般滴な手順に 従った。ただし、試薬としてN−(2,4−ジメチルフェニルイソシアネートを 月いる。類白色の泡末を得た(58.2%)、融点 51〜53 ℃ ;C1− MS :MH” 369 ;IH−NMR(CDCI、):δ 1. 44 ( s、 3H,C(3a) CHs)、 2. 2 9 (d、 6H,2’、  4’CH2岨)、 2. 1 5 〜2. 8 3 (m、 4 1(、2,3 CHz)、2− 8 0 (s、 3 Il、 N−CH5)、5. 09 ( s、 IH,C(8a) −H)、 6. 38 〜6. 93 (m、 3H ,Ar−H)、 7. 01 〜7. 04 (d。
3H,Ar−H) oom: [α ]1) −193,5’″(c 1. 1  8. B tOH)。
C,、H,4N2S o2(368,484) ノ理論値:C68、45,H6 ,56,N 7. 60. S8.70;測定値:C68,45,H6,57゜ N 7. 57. S 8. 76゜ 実験11 (−) 3. 3a、8. 8a−テトラヒドロ−3a。
8−ジメチル−2H−チェノ−[2,3−blインドール−5−オル N、N− ジメチルカルバミン酸塩の製造 新たに製造したチアフィゾベノール(350mg。
1.58mtool)をピリジン5mlに溶解し、塩化N、N−ジメチルカルバ モイル860 m g (8m m 。
l)を加える1反応混合液を窒素気流下、50’Cで一夜撹拌した後、E l  3N 0.2 rn lを添加し、さらに3時間50℃に保つ、高減圧下で溶媒 を留去し、黄赤色のガラス様化合物を得た。これをE t OA c / H2 0(100m I / 50 m l )に溶解する。EfOAc相を2HMC Iおよび飽和食塩水で洗浄し、乾燥(!!水N a 2S O4) した後、減 圧下で濃縮して無色の油状物質を得た。これをシリカゲルカラム(CI、CI、 /CH,OH(250/ 1 )で溶出)で精製し、無色油状のカルバミン酸N 、N−ジメチルを得た(64.5%)(また、出発物質のチアフィゾベノールに 対して50mg)、CI−MS:MH” 293;’H−NMR(CDCl2) : 6 1.43 (s、3H,C(3a)−CH3)、2. 17〜2. 7 7 (m、4H,2,3−CH2)、2. 79 (s、3H,N (8)−C H3)、3゜03 (d、6H,N −(CH3) 2)+ s、oy (s。
IH,C(8a)−H)、6.38〜6.84 (m。
3H,Ar−H)ppm: [:al (、−208,11゜(c 1. 15 .EtOH)。
C,、H,。N、S 02(292,394) ノ理論値:C61、61,H6 ,89,N 9. 58. S10.97;測定値:C61,5+、H6,93 ゜N 9. 49. S 10. 90゜スキーム2に従った完全合成手顛を、 以下の実験でラセミ体(±) −〇−メチルーN−(1)−ノルエゼロリンのフ マール酸塩の製造 窒素気流下、室温でL i A I H4のT HF溶液(91m1. 1.O M)を撹拌しながら、反応スキーム2の最初に示した一般式の構造を有するニト リル化合物を滴下する(10.5g、45.6mmo +)、反応混合液をまず 室温で1時間撹拌した後、さらに1.5時間還流する。冷却後、反応混合液をT  I(F (92m l )で希釈し、水浴中でH2O(3−9m l )、  15%NaOH水溶液(3,9m1)および[20(l I m l )で処理 する。これを15分間撹拌した後、濾過する。濾液を減圧濃縮して褐色油状物質 を得、これを2NHC1に溶解する。この酸性溶液をE I 20(50m l で2回)洗浄した後、K、Go、でpH9に調節し、E(20で抽出する(10 0mlで3回)。
抽出液を一緒にし、飽和食塩水(40m lで2回)で洗浄し、乾燥(*水Na 25O4) し、約50m1に濃縮した後、フマール酸5.28gで飽和させた EIol(液を添加する。EtOHから塩を再結晶させ、(±)−0−メチル− N−(1)−ノルエゼロリンのフマール酸エステルを得た(7.6g、50%) 、融点201〜203℃(分解);C1−MS:M+(” 219 ; IH− NMR(CDCI、) :δ 1.42(s。
3H,C(3a) CI、)、1.74〜3.09 (rn。
4夏(,2,3−CI、)、2.79(s、3H−N(8)−CH,)、3゜  75 (s、3 H,OC113)、4゜42 (s、IIl、C(8a) − H)、6. 25〜6゜68 (m、 3H,Ar−H) opm。
C13夏1 、、N 20・C4H,04(334,37)の理論値:C61’ 、06. H6,63,N 8. 38;計算値:C60,99,H6,60, N 8゜35゜ 実験13 (±) −3,3a、8. 8a−テトラヒドロ−3a。
8−デメチル−2H−チェノ[2,3−b]ゼインール−5−オル メチルの製 造 実験12から得られた(±)−〇−メチルーN (1)−ノルエゼロリン フマ ール酸エステルをo H8に調節して、遊離塩基を得る。実験lと同じように操 作する。ただし、出発物質として(−)−エゼロリンの代わりに(±)−〇−メ チルーN (+)−ノルエゼロリン遊離塩基を使用し、またKOHを添加する前 にCH3■を添加する。無色油状の(±) −3,3a、8゜8a−テトラヒド ロ−31,8−デメチル−2H−チェノ[2,3−b]ゼインール−5−オル  メチルを得た(27%)、TLC,MS、IH−NMRは上記の実験lで得られ た3aS−cis化合物と同一であった。HRMS M”(C,、f(、、NS Oとして計算);235.1031:M+(実測)235. 10−39゜実験 14 メチルエーテルから(±) −3,3a、8. 8&−テトラヒドロ−3a、8 −デメチル−211−チェノ[2゜3−b]ゼインール−5−オル ((±)− チアフイゾベノール)の製造 上記実験2で記載したメチルエーテルを脱メチルした。油状物質が得れた(66 .2%)、TLC,MS、IH−NMRは上記の(−)−チアフイゾベノールと 同一であった。HRMS M÷(C,、H,、NSOとして計算):221.0 874;M”(実1t)221.0880゜ 実験15 ラセミ体チアフィゾベノールから(±)−3,3a。
8.8a−テトラヒドロ−3a、8−デメチル−2H−チエノ[2,’3−b] インドールー5−オル 2”。
4′−ジメチルフェニルカルバミン酸塩の製造実験10と同様に操作する。ただ し、出発物質としてラセミ体のチアフィゾベノールを用いる。無色油状物質を得 た(43.8%)、TLc% MS、11置−NMRは実験10で記載した(− )−異性体と同一でありた。
C2,H,4N、So、−0,75H,O(381,999)の理論値:C66 、02,H6,73,N 7゜34、S 8. 39;計算値:C66、29, l16、 52. N 7. 40. S 8.’ 32゜実験16 (±) −3,3a、8. 8a−テトラヒドロ−3a。
8−デメチル−2H−チェノ[2,3−b]ゼインール−5−オル 2′−メチ ルフェニルカルバミン酸塩の分割 ラセミ体混合物の光学分割は、フイゾペニンについて記載されているセルロース  トリアセタートを用いたりovトゲラフイー(Yuら、He1v、Chim。
Acta、74 (1991)761頁)にしたがって行なった。光学分割後の TLC,MS、IH−NMRおよび旋光度は、上記実験6で調製した(−)−3 ,3a、8. 8a−テトラヒドロ−3a、8−デメチル−2H−チェノC2, 3−b]ゼインール−5−オル実験17 ラセミ体チアフイゾベノールから(±’)−3,3a18.81−テトラヒドロ −3a、8−デメチル−2H−チェノ[2,3−b]ゼインール−5−オル 4 ′−イソプロビルフエニルカルパミン酸塩の製造実験9と同様に操作する。ただ し、ラセミ体のチアフィゾベノールを用いる。tA色の結晶を得た(エーテル− ヘキサン再結晶、78.5%)、融点 184〜185℃;C1−MS:MH”  383. 222(100%);TLC,IH−NMRは実験9の化合物と同 一であった。
C,2H,6N2SO2(382,514)の理論値:C69、07,H6,8 5,N 7・ 33・ S8.38;計算値:(69,14,耳16.91゜N  7. 37. S 8. 42゜ 実験18 (±) −3,3a、8. 8a−テトラヒドロ−3a。
8−デメチル−2H−チェノ[2,3−b]ゼインール−5−オル 4′−メチ ルフェニルカルシ(ミン酸塩の分割 実験17で得られたラセミ体混合物の光学分割は、上記実験16と同様に行なっ た。光学分11tIkのT L C。
MS、IH−NMRおよび旋光度は、上記実験9で調製した(、−) 3. 3 a、8. 8a−テトラヒドロ−3a、8−デメチル−2H−チェノ[2,3− b]ゼインール−5−オル 4′−メチルフェニルカルシ(ミン酸塩と同一であ った。
生物学的実験 in vitroにおけるヒトAChEおよび−nchE[111活性(IC5 0値)の検定 古典的酵素阻害試験を実施し、ACbEおよびBChEに対す対照化合物の活性 を定量した。Ellmanらの分光分析法(Biochem−P−harmac ot、 7:88.1961)を用いて、0.1MのNa3 P04緩衝[(p H8,0)中におけるヒ・ト赤血球AChEおよび血漿BChEに対する抗コリ ンエステラーゼ活性を測定した。採取1iI41のi液から血漿を遠心分11( 6000xg、10分、4℃)し、0.1MのNa3 P 04 (DH7,4 )で1.125に希釈した。赤血球は等張食塩水で3回洗い、0゜5%のTr  i toれ−X(シグマ)を含む9倍量のNa3PO4で溶融しくDH7,4、 氷上で30分間)、最終希釈率が1 : 200になるように19倍量の0゜1 M Na3PO4で希釈した。AChEおよびBChE用の特異的基質としてそ れぞれアセチル−β−メチルチオ−リン(0,5mM)(シグマ)およびS−ブ チルチオ−リン(0,5ioM)(シグマ)を用いた。
各コリンエステラーゼ標本について、酵素25μ菫を0.75m1の最終反応溶 液に添加した。
あらかじめTween 80/ELOH(3: 1゜v / V、総量75μm )に溶解させた供試化合、物を0゜LM Na5PO4(pH8,0)で半対数 的に希釈して最終濃度を1 x 10−’M〜3 x 10−10Mとし、基質 添加前にあらかじめ酵素とともにインキユベートした(21℃、30分間)、T ween 80/EtOHは1:1000以上に希釈したので、AChEおよび BChEのいずれの活性にも影響はなか2だ、25分間インキュベーション(3 7℃)した後、波長を412nmに設定したスペクトロフォトメータを用いて黄 色のチオニトロベンゾエートcイオンの生成率を測定した。完全な酵素阻11( フィゾスチグミンをlxlo−5M添加)条件下で基質の非特異的加水分解率を 測定し、供試化合物の測定値から差し引いた。さらに、公知(Yuら、14el v、Chim、Acta 74ニア61. 1991およびYuら、31:22 97゜19881#照)のフィゾスチグミンを外部標準として用いて、各化合物 の活性を評価した。
各化合物の薬理活性は、IC60値として表示した。
IC,。値は、それぞれAChEおよびl3ChE酵素活性を50%m*する濃 度(n m o l )と定義する。 【C5゜の測定にあたって、各化合物の 各濃度の酵素活性は無処理の活性に対する割合として表示した。ついで、この値 をロジット変換(ロジットーIn(活性%/100%−活性%))シ、化合物の 濃度の対数の関数としてプロットした。IC50値(ずなわち、ロジット=I  n (50/ [+ 0O−501−0)は、相関係数が−0,985以下であ って、2回の測定で50%以上の阻害度が得られた場合についてめた。
各化合物は4〜8回分析した。5tudentの【−検定で両側検定を行い、両 平均値を比較した(Miller、Simultaneous S+aLis+ 1cal rnferencas+ McGraw−11i 11.New Y ork、NY、76頁(1966)参1!!Iり、2つ以上の平均値を比較する 場合には、−元装置の分散分析およびUonrcrro口1の多重電−検定を用 いた(Miller、Simulla口eousStaEjslical夏nf crcロ ces、 McGraw−Tli I I、 Naw York、N Y、7G頁(19,6G)参照)、統計学的有意差は、p<0.05の水準でめ た。
本発明に係わる化合物について、ffi要な生物データを以下の表Hに示す、I C,。値ならびにAChlEおよび13ChE阻害度を、公知の標準化合物と比 較して表示する。化合物番号じx、1〜9は、前記の表1に示した化合物1〜9 の構造と同じである。
1n vivoにおける活性持続時間の試験ヘパリン化生理食塩水を充満したカ テーテルを麻酔下のラット雄の右側大腿静脈および動脈内にJIT1人した後、 動物をプラスターギブスで拘束し、温度を調節したエンクロージャー内で麻酔か ら覚醒させた。血漿試料を採取し、無処理動物のAChE活性レベルを定量した 。外科手術90分後に臭化へキサメソニウムを投与(5mg/kg、腹腔内〕し 、ついで10分後に臭化メチルアトロピン(4m gl k g、皮下)を投与 した。これらの4級ニーチン様およびムスカリン様拮抗物質は脳には移行しない が、=リンエステラーゼの阻害による末梢神経のプリン作動を阻害し、動物に対 して有害である。外科手術2時間後に、 (i)フィゾスチグミン、 (ii) フィゾスチグミン誘導体もしくIま(iii)THAを静脈内投与した。2分〜 8時間間隔でhWl試料を採取した後、ただちに−70℃で凍結し、ついでコリ ンエステラーゼ阻害を測定した。上記の方法に、ラットの血漿を用いた定量に必 要な修正を加え、AChE阻害を測定した。
薬剤は全て静脈内投与の場合と同じ方法で製剤した。
約+00uLのTween 80/EtOH(3: I。
V:V)に薬剤を溶解し、ついで等張生理食塩水を用いて+:9(V:V)に希 釈した。Tween 80/ E I OHを使用しても、il) viLro における試 験(Yu ら、 He1v、 Chim、 Ac1a 74゜76 1〜766頁、(1991))で、化合物のAChEもしくはBChElil害 に対する影曽は認められなかった。=リンエステラーゼ阻害薬およびプリン作動 薬の主要な作用である直腸温度および振せんの測定に先だって投与量を決定した 。
図1から明らかなように、 (−)−フィゾスチグミンおよび(−)−チアフィ ゾベニン等の=リンエステラーゼ阻*Mは、in vivoにおいてアセチルコ リンエステラーゼ(AChE)酵素に対して優れた阻害作用を有するが(in  vitroにおける試験から予想されたように)、その阻害時間は短い、THA (タフリン)に比較すると、T HAは高い用量(毒性の発現する重量に近い) で阻害が認められたに過ぎなかったが、その阻害時間は長かった。
図2は、静脈内投与した(−)−チアフィゾベニン、(−)−フェニルおよび( −)−2’、4’ −ジメチルフェニルーチアフィゾベニンのラット血漿ACh E阻害度を示す、供試化合物を5 m g / k gの用量で投与し、480 分間にわたって阻害度およびその持続時間を比較した1図2から明らかなように 、 (−) チアフィゾベニンは作用の持続時間が短かった葡;(図1も参照) 、それに対してカルバミン酸塩、例えばフェニルカルバミン酸塩、は阻宵力も強 く、その持続時間も長かった。このような効果は、副作用または毒性の発現しな い用量で得られた。このような結果は驚くべきことであり、強力でかつ新規なi n vivo AChE阻宵薬を提供するものである。
また、 (−)−チアフィゾベノールのジメチルカルバミン酸エステル、 (( −) −3,3a、8. 8a −テトラヒドロ−3a、 8−ジメチル−2H −チェノ[2,3b]インドール−5−オル ジメチルカルバミン酸塩)につい ても、予期しない、驚くべき発見であった。!Iくべきことに、ジアルキル カ ルバミン酸塩は持続性の長い阻害作用を有していた。モノ置換カルバミン酸塩( チアフィゾペニン)は優れた阻害作用を有するが、その持続時間は短かった。
上記の具体例は、本発明の一般的な特性を完全に記載するためのものであり、現 在の知識を適用することにより、一般的な概念の範囲内で前記の具体例を各種の 用途に容易に修正もしくは応用することができる。
したがって、このような応用は、開示された具体例と同じ意味および範囲内にあ ると理解されるものである。
ここに用いた語句もしくは専門用語は、説明を目的とするもので、限定を目的と するものではない。
医 フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、SE)、AU 、CA、JP (72)発明者 ラーペボート、スタンリー アイ。
アメリカ合衆国 20016 ワシントン ディーシー エヌダヴリュウ 躬ス  ブレイス3010 (72)発明者 グレッグ、ナイジェル エイチ。
シルバー スプリング ロング グリーン ドライヴ 14415 (72)発明者 プロツォストウス力、マルガルツォータポーランド国 60− 518 ポズナン クラスツェウスキーゴ 10ニー4

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.3aSシリーズの光学異性体を含む下記の一般式で示される化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、 R1はHまたはC1〜C10の直鎖または側鎖アルキル基であり、 R2はC1〜C10の直鎖または側鎖アルキル基または下記の一般式で示される 基のいずれかである。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、R3およびR4はHまたはC1〜C10のアルキル基である。 ただし、R1およびR2のいずれか一方がHまたはメチル基のとき、
  2. 2.請求項1に記載の化合物。 ここで、R1はH、R2はC1〜C10のアルキル基、R1およびR2はそれぞ れC1〜C10のアルキル基、または R1はH、R2は下記の一般式で示される基である。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、R3およびR4はともにHまたは−CH3基、 R3はメチル基、エチル基またはイ ソプロピル基であり、R4はH、ま たは、 R3はHであり、R4はイソプロピ ル基である。
  3. 3.光学異性体を含む下記の一般式で示されるラセミ体化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、R1はHまたはC1〜C10の直鎖または側鎖のアルキル基、R2はC 1〜C10のアルキル基または下記の一般式で示される基である。 ▲数式、化学式、表等があります▼
  4. 4.ここで、R3およびR4はHまたはC1〜C10のアルキル基である。ただ し、R1またはR2のいずれか一方がHまたはメチル基のとき、他方はHではな い。 請求項3に記載の化合物 ここで、R1はH、R2はC4〜C10のアルキル基、R1およびR2はC1〜 C10のアルキル基、または R1はH、R2は下記の一般式で示される基である。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、 R3およびR4はともにHまたは− CH3基、 R3はメチル基、エチル基またはイ ソプロピル基、R4はH、または R3はH、R4はイソプロピル基で ある。
  5. 5.台成の過程で(3aS−cis)絶対配置を保存することによって異性体の 分離を必要としない化合物の製造プロセスであって、以下のプロセスから成る請 求項1に記載の化合物の製造法。 (a)(3aS−cis)絶対配置を有する(−)−エゼロリンを ▲数式、化学式、表等があります▼ ハロゲン化アルキル、ハロゲン化ジアルキル、硫酸ジアルキル、ハロゲン化ベン ジルを用いたホフマン分解に供し、この工程中で除外反応によって2環カルビノ ールアミンを得、それをハロゲン化アルキル、ハロゲン化ジアルキル、ハロゲン 化ベンジルまたは硫酸ジアルキルと反応させて以下の一般式で示される4級アン モニウム塩を得る。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、Rはアルキル基またはベンジル基である。 (b)工程(a)で得られた4級アンモニウム塩を水中て硫化水素ナトリウムで 処理し、閉環させて下記の一般式で示される化合物を得る。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (c)工程(b)で符られたRエーテル中間体をルイスの酸で処理し、Rエーテ ル基を解製させて、下記の一般式で示されるフェノール中間体、すなわち(−) −チアフイゾベノールを得る。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (d)工程(c)で得られた(−)−チアフィゾベノールを下記の一般式で示さ れる化合物で処理し、絶対(3aS−cis)配置を有する本発明のチアフィゾ ベノールカルパミン酸エステルを得る。 ▲数式、化学式、表等があります▼or▲数式、化学式、表等があります▼ここ で、Xは遊離基である。
  6. 6.まずラセミ体のカルバミン酸誘導体を製造し、ついでラセミ体から本発明に 係わる化合物を分離する製造工程において、以下のプロセスから成る請求項1に 記載の化合物の製造法。 (a)下記の一般式(ただし、Rは離脱可能なアルキルまたはベンジルフェノー ル保護基である)で示されるエーテル置換2環ニトリル化合物と▲数式、化学式 、表等があります▼ 水素化リチウムアルミニウムまたはDIBAHとを不活性溶媒中で反応させ、以 下の一般式で示されるラセミ体のN(I)−ノルエゼロリンメチルエーテル化合 物を製造し、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (b)工程(a)で製造したラセミ体のN(1)−ノルエゼロリンRエーテルを ホフマン分解に供し、この工程中で除外反応によって2環カルビノールアミンを 得、それをハロゲン化アルキル、ハロゲン化ジアルキル、ハロゲン化ベンジルま たは硫酸ジアルキルと反応させて以下の一般式で示されるラセミ体の4級アンモ ニウム塩を得る。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (c)工程(b)で得られた4級アンモニウム塩を水中で硫化水素ナトリウムで 処理し、閉環させてチエノインドール環を形成させ、下記の一般式で示されるラ セミ体の化合物を得る。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (d)工程(c)で得られたRエーテル中間体を(i)処理してRエーテル基を 解製させ、下記の一般式で示されるフェノール中間体を得、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ii)工程(d:i)で符られたフェノール中間体を下記の一般式で示される 化合物(ただし、Xは遊離基である)と反応させるか、または ▲数式、化学式、表等があります▼ (iii)工程(d:i)のフェノールを、不活性溶媒中でアルカリ金属触媒の 存在下で以下の一般式で示される置換イソシアネートと反応させ、▲数式、化学 式、表等があります▼ 以下の一般式で示されるラセミ体のチアフィゾベノールカルパミン酸エステルを 得る。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、R1およびR2は前記の定義と同じである。 (c)ラセミ体混合物を分離して、絶対(3aS−cis)配置を有するチアフ ィゾベニン化合物を得る。
  7. 7.請求項1に記載の化合物。ただし、R3はH、−CH3、−CH2CH3ま たは−CH(−CH3)2であり、R4はH、−CH3または−CH(−CH3 )2である。
  8. 8.薬理学的有効量の請求項1に記載の化合物と担体とから成る医薬品組成物。
  9. 9.コリン作動性障害の処置を必要とする哺乳動物に、請求項1に記載の化合物 を有効量投与することから成るコリン作動性障害の治療方法。
  10. 10.コリン作動性障害が緑内症、重症筋無力症、アルツハオマー症から成る請 求項9に記載の方法。
  11. 11.アセチルコリンエステラーゼの阻害を必要とする哺乳動物に請求項1に記 載の化合物を有効量投与することから成るアセチルコリンエステラーゼ活性の阻 害方法。
  12. 12.アセチルコリンエステラーゼの阻害を必要とする哺乳動物に請求項1に記 載の化合物を有効量経皮投与することから成るアセチルコリンエステラーゼ活性 の阻害方法。
  13. 13.請求項1に記載の化合物を動物に有効量投与することから成るブチルコリ ンエステラーゼ活性の阻害方法。
  14. 14.請求項1に記載の化合物を有効量投与することから成る哺乳動物における 有機リン剤中毒の治療方法。
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