JPH07504756A - プレコンジュゲートの製造方法 - Google Patents

プレコンジュゲートの製造方法

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JPH07504756A JP6516008A JP51600893A JPH07504756A JP H07504756 A JPH07504756 A JP H07504756A JP 6516008 A JP6516008 A JP 6516008A JP 51600893 A JP51600893 A JP 51600893A JP H07504756 A JPH07504756 A JP H07504756A
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オー、チャン エス
チョン、アンタニ ケイ
マイケル、ジョセフィーヌ エム
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 プレコンジュゲートの製造方法 1旦 我々は、プレコンジュゲート(preconjugate)の新規製造方法と新 規使用方法とを見いだした。特に、我々の発明は、多形被検体からプレコンジュ ゲートを製造する方法に関する。プレコンジュゲートは、免疫反応性コンジュゲ ートをつくるために使用され得る。
生理学的流体のテストサンプル中の各種被検体を検出し定量するためのたゆまざ る広範な必要が存在している。被検体は、天然に存在する物質、たとえば、抗体 、抗原またはホルモンあるいはその代謝物または誘導体であってよい。被検体は 、また、人工的な物質、たとえば、薬剤(治療薬および乱用薬剤の両者を含む) 、毒素またはその代謝物あるいは誘導体であり得る。生理学的な流体は、たとえ ば、血液、血清、血漿、尿、羊膜流体、胸膜流体または脳を髄流体であってよい 。
免疫定量法は、各種被検体の検出と定量についてかなりの有用性を示している。
免疫測定は、免疫沈降反応を含む。免疫沈降反応は、それぞれが他方に対して特 異的結合能を有している2つの反応パートナ−が適当な流体媒質中で結合すると きに起こり得る。反応パ−トチ−は、抗原とその抗原に対する特異的結合パート ナ−たとえば抗体とであり得る。通常、反応パートナ−の一方は、生理的半流体 のテストサンプル中に未知量で存在し、検出されるべきおよび/または定量され るべき被検体である。典型的には、流体媒質は、緩衝された水溶液である。いっ たん開始させると、免疫沈降反応は、液体媒質中で通常は不溶性であるが、可溶 性でもあり得る、抗体抗原複合体または免疫沈殿の形成をもたらす。
液体媒質中の免疫沈殿の存在は、入射光エネルギーの減衰により光学的な性質を 変え得る、たとえば、液体媒質の光りの散乱および光りの吸収特性を変え得る。
これらの変化は、測光免疫検定での適当な光度計により検出され得る。測光免疫 検定技術は、ネフエロメトリック法(nephelometric techn ique)と比濁分析法(turbidimetric technique) との両方を含む。
ネフエロメトリック免疫検定では、光度計が用いられて、光検出器に向かう免疫 沈殿による光りの散乱または反射が測定される。免疫沈殿は、被検体と被検体に 対する特異的結合パートナ−との凝集体(aggregate)または被検体− コンジュゲートと特異的結合パートナ−との凝集体であり得る。免疫沈殿により 散乱される光の量は、存在する免疫沈殿の数に正比例し、免疫沈殿の数は免疫沈 降反応が進行するに従い典型的に増加する。この比例関係は被検体の濃度の定量 的測定を可能とする。
比濁分析免疫検定では、免疫沈殿を含む液体媒質を通る光エネルギーの減衰また は減少が、光路に置かれた光検出器により測定される。光エネルギーの減少は、 免疫沈殿による入射光の反射、散乱および吸収により起こされ得る。免疫沈殿に より起こされる光の減少の量も、存在する免疫沈殿の数に正比例するので、被検 体の定量的測定を可能とする。
多数の薬剤を含め、多くの被検体は、ハブテンである。ハブテンは、人体を含め 動物の体に投与されるとそれ自体抗体の有意的な生成を通常もたらすことのでき ない低分子量(典型的には、約7,000ダルトン未満)の物質である。このこ とが起こり得るのは、ハブテンが、人体の免疫システムにより認識されるには小 さ過ぎるからである。
ハブテン被検体についての従来の免疫検定法は、ハブテン含有テストサンプルを 抗体と混合した時、ハブテンが抗体と結合しないか、検出可能な免疫沈殿を形成 しないため、実用的ではない。幸いにも、ハブテンがより大きなキャリヤー分子 と結合すると、ハブテンは、抗原特性を獲得し得ることが知られている。言い方 を変えるなら、キャリヤー分子へのハブテンの結合(被検体−キャリヤー分子の 組み合わせをつくる)は、結合したハブテンが動物の免疫システムにより認識さ れることを可能とする。すなわち、免疫沈降反応が、ハブテン(キャリヤー分子 に結合している)とハブテンに対する抗体との間に起こり得る。
被検体−キャリヤー分子の組み合わせは、コンジュゲートまたは被検体コンジュ ゲートと呼ぶことができる。用語、コンジュゲートおよび被検体コンジュゲート は、ここでは、同じもの、すなわち、キャリヤー分子に結合したハブテン被検体 を意味するものとして用いている。被検体に対する(あるいは被検体類似体に対 する)特異的結合パートナ−との免疫化学的反応に加わることができるコンジュ ゲートは、免疫反応性コンジュゲートと呼ばれ得る。
免疫沈降反応に加わる免疫反応性コンジュゲートの能力は、生理学的流体の種々 なハブテン被検体に対する抑制免疫検定(inhibition immuno assays)(IIA)の開発を可能とした。免疫検定全般について、抑制免 疫検定は、2つの特異的結合パートナ−たとえば抗体とその抗原が、特異的親和 性結合反応に加わり検出可能な凝集体を形成し得る原理に基づいている。
通常、抑制免疫検定は、次の(1)、(2)、(3)を−緒にすることにより行 われる: (1)ハブテン被検体とキャリヤー分子とを含んでなる免疫反応性コ ンジュゲート; (2)ハブテン検体に対する特異的結合パートナ−;および( 3)生理学的流体のテストサンプルのアリコート。特異的結合パートナ−1典型 的には、検体抗体は、テストサンプル中の遊離の被検体(あるとして)と免疫反 応性コンジュゲートの被検体の部分とを区別しな(、免疫反応性コンジュゲート と特異的結合パートナ−とを結合させて検出可能な凝集体を形成し得る。
免疫反応性コンジュゲート−特異的結合パートナ−凝集体は、液体媒質の光学的 特性に影響を与えるほどの大きさを達成すると検出可能となる。か(て、大きな 凝集体は、液体媒質を通る入射光の透過率を減衰し得る。凝集体形成での液体媒 質による光減衰の量は、テストサンプル中に存在する被検体の量に反比例する。
このようにして、抑制免疫検定は、テストサンプル中の各種の〕\ブテン被検体 を検出して定量するために使用され得る。
抑制免疫検定で用いられる免疫反応性コンジュゲートは、/%ブテン被検体をキ ャリ、ヤー分子に直接結合させることにより通常つくられるのではない。典型的 には、キャリヤー分子と被検体との間の空間的分離(spetial 5epa ration)が、より大きなキャリヤー分子が被検体抗体による被検体の認識 を過度に妨げるのを防止するために必要とされる。したがって、被検体の誘導体 が調製される。この被検体誘導体は、プレコンジュゲートと呼ばれ得る。プレコ ンジュゲートは、キャリヤー分子に結合してコンジュゲートをつくり得る。
プレコンジュゲートは、関心のもたれる被検体についた結合部分を含んでなり得 る。この結合部分は、リガンドとスペーサー鎖とを含んでなり得る。典型的には 、プレコンジュゲートは、スペーサー鎖の両端でリガンドと被検体を結合させる ことによりつくられる。
スペーサー鎖は、被検体抗体へのキャリヤー分子による立体障害を11tj;I n。さらに、スペーサー鎖は、プレコンジュゲートの被検体部分により比較的妨 げられることなくプレコンジュゲートのりガンド部分との特異的親和結合反応を キャリヤーが受けることを可能とする。ビオチン:アビジンが、しばしば用いら れるリガンド:キャリヤー分子結合パートナ−である。
免疫反応性コンジュゲートが、さまざまな被検体に対してっ(られている。免疫 コンジュゲートをつくる方法は、測定ごとに一定の免疫反応性を有するコンジュ ゲートを生じ得なくてはならない。さらに、この方法は、臨床的環境および院内 的環境(hospitaI enviroment)でもとめられるような、多 数のかつ反復的な免疫検定手法に対して十分な所望の免疫反応性コンジュゲート を生じ得なければならない。特に、治療的な薬剤モニタープログラムは、多量の 一貫して免疫反応性であるコンジュゲートを必要とし得る。
残念なことには、多数の被検体は、多形的な(polymorphic)性質を 有する、すなわち、免疫原種(immunogenic 5pecies)と非 免疫原種との両者を含んでなる。多形被検体の1種またはそれ以上の免疫原種だ けが、有用な免疫反応性コンジュゲートをつくるのに使用され得る。したがって 、多形被検体から適当な免疫反応性コンジュゲートをっ(るのは困難となり得る 。与えられた多形被検体特有の免疫原種/非免疫原種が生じ得るのは、そのよう な被検体が、被検体1分子当たり多数の異性体型(isomeric form )および/または多数の反応性官能基を有するからである。
よって、結合部分を多形被検体と反応させてプレコンジュゲートをつくろうとす ると、複数のプレコンジュゲートが生じ得る。これらのプレコンジュゲートが、 キャリヤー分子と結合すると、複数のコンジュゲートが生じ得る。これらのコン ジュゲートのいくつかは、免疫反応性であり得る。同じプレコンジュゲート混合 物へのキャリヤー分子の添加により生じる他のコンジュゲートは、はとんどまた はまった(免疫反応性を有さないかもしれずあるいは可変的な免疫反応性を示す かもしれない。
多形被検体は、各種ビタミンたとえばビタミンB1□、ステロイド、抗腫瘍性の 化合物および抗生物質化合物たとえばアミノグリコシド抗生物質を含み、ゲンタ マイシン、トブラマイシンおよびアミカシンがあげられる。ゲンタマイシンは、 A形とB形がある。ゲンタマイシンAは、複数の密接な関係のある成分すなわち 異性成分を含み、少な(とも、ゲンタマイシンAI、ゲンタマイシンA2.ゲン タマイシンA、およびゲンタマイシンA4がある。ゲンタマイシンCは、少なく とも3種の密接な関係のある成分すなわち異性成分であるゲンタマイシンCI、 ゲンタマイシンC2およびゲンタマイシンC3を含む。すべてのゲンタマイシン 異性体が免疫学的活性であるわけではないことが可能である。もしそうなら、ゲ ンタマイシンの1つまたはそれ以上の免疫学的に活性な異性体(免疫原種)だけ が使用されてテストサンプルゲンタマイシンに対する競合的抑制免疫測定で有用 な免疫学的に活性なゲンタマイシンコンジュゲートをつくることができる。
さらに、アミノグリコシド抗生作用(antibiotic) ドプラマイノン は、トブラマイシン1分子あたりに5つまたはそれ以上の反応性アミン基および 4つの反応性ヒドロキシル基を有し得る。同様に、アミノグリコシド抗生作用ア ミカシンは、アミカシン1分子あたりに4つまたはそれ以上の反応性のアミン基 と8つまたは反応性のヒドロキシル基を有し得る。ゲンタマイシンのように、ト ブラマイシンおよびアミカシンの多形特性は、複数のコンジュゲートの形成をも たらし得、そのいくつかは、免疫反応性であろうし、池は、免疫反応性でないで あろう。
多形被検体に対する競合的抑制免疫検定に用いるため多形被検体から適当な免疫 反応性コンジュゲートを有意的な収量で合成するさまざまな方法が試みられた。
これらの方法は、通常、有効でなく、労力を要する。
有用な免疫反応性種を多形被検体の非免疫反応性種から分離する試みがなされて いる。免疫原種は、次に、免疫反応性コンジュゲートをつくるために使用され得 る。そのような努力は、多くは、好首尾とはならず、あるいは達成が困難であり 、その理由は、関与する多形被検体の免疫原種および非免疫原種の構造および/ または化学的近似性に帰せられる。
多形被検体の反応性官能基の1つまたはそれ以上を選択的に封鎖(b l o  c k)する試みもなされていて、これは、多形被検体の残りの未封鎖の反応性 官能基p<、所望の免疫反応性コンジュゲートの高い収率を可能とするであろう という理論に基づいている。そのような選択的な封鎖手法は、実用的でなく、時 間を要するものであり、費用のかかるものであることがわかっていて、しかも所 望の免疫原種のプレコンジュゲートの低い収量をもたらし得る。
したがって、多形被検体の免疫反応性種を含んでなるプレコンジュゲートの高い 収量をもたらす、多形被検体からプレコンジュゲートをつくる方法に対しての要 求が存在する。
1里 本発明は、これらの要求に合致するものである。我々の発明に従う方法は、多形 被検体の免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートの高い収量をもたらす。
多形被検体の免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートは、免疫反応性のコンジ ュゲートをつくるために使用できる。免疫反応性のコンジュゲートは、テストサ ンプル多形検体に対する競合的抑制免疫測定でデベロッパー(deve 1op er)抗原として使用され得る。
■ 本発明の理解を便するように各種の用語の以下の定義を与える。
「被検体」は、生理学的流体中の検出されるべきおよび/または定量されるべき 一物質または一群の物質を意味する。用語「被検体」は、検体類似体をも包含す る。
「被検体類似体」は、被検体自体とほとんど同様にして被検体に対する反応パー トナ−に特異的に結合し得る物質である。
「ビデンテイト」または「ビデンディトコンジュゲート」は、スペーサ一部分に より付いた2つの化学的部分、すなわちビデンテイトメンバーを膏するヘテロニ 官能性コンジュゲートを意味し、それぞれのメンバーが、異なる巨大分子に特異 的に結合し得るものである。ビデンテイトコンジュゲートについてのさらなる定 義と詳細は、1990年6月8日提出の出願番号071536.058号の「新 規ビデンテイトコンジュゲートとその使用方法(Novel Bidentat e Conjugate and Methodof Use Thereof )Jなる表題の同時係属米国特許出願に見ることができる。
「結合部分」は、スペーサー化合物に結合したりガントを意味する。
「キャリヤー分子」は、結合部分のリガンド部分に対する特異的結合親和性を有 する化合物を意味する。
「コンジュゲート」または「被検体コンジュゲート」は、キャリヤー分子に結合 したプレコンジュゲートを意味する。コンジュゲートは、多形被検体が免疫沈降 反応に加わるようにさせ得る。
「ハプテン」は、被検体の有意的な生成をそれ自体通常起こし得ない部分的なま たは不完全な抗原を意味し、典型的には、低分子量薬剤である。
「免疫原種」は次の(1)および/または(2)を意味する; (1)免疫反応 性コンジュゲートをつくるのに有用なプレコンジュゲートをつくるのに用いるこ とのできる多形被検体の異性体; (2)免疫反応性コンジュゲートをつくるの に有用なプレコンジュゲートをつくるのに用いることのできる複数の官能基を有 する1つまたは複数の多形被検体分子。
「リガンド」は、キャリヤー分子に対して特異的結合親和性を有する分子を意味 する。
「非免疫原種」は、次の(1)および/または(2)を意味する(1)プレコン ジュゲート(このプレコンジュゲートは、コンジュゲートをつ(るために使用さ れたとき、多形被検体の免疫反応性種を含んでなるプレコンジュゲートからつく られたコンジュゲートよりも免疫反応性でないコンジュゲートをもたらす)をつ くるために使用できる多形被検体の1異性体または複数の異性体; (2)プレ コンジュゲート(このプレコンジュゲートは、コンジュゲートをつくるために使 用されたとき、多形被検体の免疫反応性種を含んでなるプレコンジュゲートから つくられたコンジュゲートよりも免疫反応性でないコンジュゲートをもたらす) をつくるために使用できる複数の官能基を有する1つの多形被検体分子または複 数の多形被検体分子。
「多形被検体」は、多形被検体が免疫原種と非免疫原種との両者を含むように被 検体の1分子当たり、1つまたはそれ以上の異性体および/または1つまたはそ れ以上の反応性官能基を有する被検体を意味する。
「プレコンジュゲート」は、結合部分に結合した多形被検体を意味する。
「スペーサー化合物」は、リガンドと多形被検体との両者に同時に付き得るまた は付いている物質を意味する。
多形被検体からプレコンジュゲートを製造する本発明に従う方法は、2工程を有 し得る。第1の工程は、付着反応(attaching reaction)で 結合部分と多形被検体とを反応させる。多形被検体は、免疫原種と非免疫原種と を含んでなる。第2の工程は、多形被検体の非免疫原種を含んでなるプレコンジ ュゲートから多形被検体の免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートを分離する 。
付着反応は、多形被検体の非免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートの量に比 較して多形被検体の免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートの化学量論的過剰 量をもたらしうる。
好ましくは、付着反応は、結合部分と多形被検体を可溶化できる液体を含んでな る反応媒体中で起こる。
本発明の範囲には、(1)開示した方法のプロセスによる生成物および(2)付 着反応により製造されるプレコンジュゲートからつくられる免疫反応性コンジュ ゲートもはいる。そのような免疫反応性コンジュゲートは、多形被検体の免疫原 種を含んでなるプレコンジュゲートをキャリヤー分子と接触させることによりつ くられ得る開示された方法は、多(の各種の多形被検体からの免疫反応性コンジ ュゲートの製造に有用なプレコンジュゲートをつくるのに用いられ得る。
註悪 ある反応条件下で、結合部分と多形被検体とが、結合され得て、有用なプレコン ジュゲートの高収量の合成を一貫してもたらすことヲ我々は見いだした。プレコ ンジュゲートがキャリヤー分子と結合して免疫反応性のコンジュゲートをつ(り 得る。免疫反応性コンジュゲートは、多形被検体に対する競合的抑制免疫検定で デベロッパー抗原として用いることができる。
本発明に従う方法は、付着反応で、結合部分と多形被検体を反応させることによ り開始する。好ましくは、付着反応は、結合部分と多形検体の両者をここに述べ たこれらの反応体のすべての濃度で可溶化し得る反応媒賀中で行われる。
方法の第2工程は、多形被検体の非免疫原種を含むプレコンジュゲートから多形 被検体の免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートを分離する。分離工程は、多 形被検体の免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートとの接触から、多形被検体 の非免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートの実賀的すべてを除去する。した がって、分離工程は、免疫原種を含んでなり、免疫反応性コンジュゲートをつく るのに有用な本質的に純粋なプレコンジュゲートを生じ得る。多形被検体の免疫 原種を含んでなるプレコンジュゲートは、免疫反応性コンジュゲートをつ(るよ うにキャリヤー分子と接触され得る。
プレコンジュゲートを製造するために使用される多形被検体は、少なくとも一種 の免疫原種と少なくとも一種の非免疫原種とを含んでいる。よって、多形被検体 は、被検体1分子あたりに複数の異性体型および/または複数の反応性官能基を 有する。
多形被検体は、ゲンタマイシン、トブラマイシン、アミカシン、ビタミンB1□ 、ネオマイノン、シソマインン、カナマイシン、ネオマイノン、バンコマイシン 、エリスロマイシン(エリスロマイシンASB、C,E%F、N−デメチルエリ スロマイシン(N−demethylerythromycin)Aおよび対応 するプロピオネートエステルを含む)、ブレオマイシン、カブレオマイシン、ダ クチオマイシン、リンコマイシン、オレアンドマイシンおよびこれらの誘導体、 代謝物および類似体からなる群から選択され得る。
付着反応は、多形被検体の非免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートの量に関 して多形被検体の免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートの化学量論的過剰量 をもたらし得る。
好ましくは、付着反応から生じる多形被検体の非免疫原種を含んでなるプレコン ジュゲートに対する多形被検体の免疫原種を含んでなる化学量論的過剰量の比は 、少な(とも約2=1である。我々は、我々の方法により、約3=1.4:lま たは5:1という比を得ることが可能なことを見いだした。本発明の特に好まし い実施態様では、付着反応で得られる多形被検体の非免疫原種を含んでなるプレ コンジュゲートに対する多形被検体の免疫原種を含んでなるプレコンジュゲート の化学量論的過剰量の比は、約9:lであり得る。
これらの比は、たとえば、付着反応の生成物の薄層クロマトグラフィー(TCL )のスポットの相対的大きさの視覚的検査により測定された。
付着反応は、好ましくは、少なくとも約lo℃の温度で行われる。約10℃より も低い温度では、付着反応は、完結までにより長い時間を要する。より好ましく は、付着反応は、約15℃−約30”Cの間の温度で行われる。約30°Cより も高いと、反応体は分解を始める。
さらに、付着反応は、好ましくは、少なくとも約8時間、より好ましくは、約I O時間−約60時間行われ、反応が本質的に完結するのを確実にする。
好ましくは、付着反応の開始時に存在する結合部分に対する多形被検体のモル比 は、少なくとも約0.5川である。より好ましくは、この比は、約0.5+1− 約30:1の間、最も好ましくは、約0.5:1−約5川の間である。特に好ま しい実施態様では、この比は、約l l−約3:lの間であり得る。約0.5: 1よりも小さい比では、結合部分との効果的な反応に不十分な被検体が存在する 。比が約30:lより上だと、追加の多形被検体が、所望のプレコンジュゲート の生成に有意的な効果をもたらさない。これらの比が、等モル比に近づくと、所 望のコンジュゲートの収率が増す。さらに、示したモル比が用いられると、所望 のコンジュゲートが、高価な試薬を浪費せずに得られる。さらに、特に定めた特 定のモル比が、より再現性のあり予測可能な免疫反応特性を有する免疫反応性コ ンジュゲートをもたらすことが見いだされた。
本方法は、結合部分を、結合部分と付着し得て結合部分を活性化し得るカンプリ ング試薬と混合することにより付着反応に先立って活性化反応で結合部分を活性 化する工程をも含み得る。この工程が行われるとき、活性化反応の初めに存在す るカップリング試薬に対する結合部分のモル比は、好ましくは少なくとも約1: 0.9、より好ましくは、約1・1−約1=5の間である。これらのモル比は、 付着反応工程に対して十分な活性化された結合部分を与えることが見いだされた 。比が、約l:5よりも大きいと、結合部分に有意的に寄与しないカップリング 試薬の過剰量が、使用される。最も好ましくは、少なくとも約20%の結合被検 体よりも多いカップリング薬剤の過剰量が、有効量のカップリング試薬により本 質的にすべての結合部分を活性化させるのを便するように使用され得る。
結合部分と結合部分に結合した多形被検体の免疫原種とを含んでなるプレコンジ ュゲートをつくるより詳細な方法は、好ましくは、結合部分を、結合部分に付着 でき結合部分を活性化し得るカップリング試薬と混合することにより結合部分を まず活性化する工程を有する。次の工程は、活性化された結合部分と、免疫原種 および非免疫原種を含む多形被検体とを、約15℃−約30℃の間の温度で、約 10時間−約60時間の付着反応で反応させる。多形被検体の活性化された結合 部分に対するモル比は、約0.5:1−約30:1の間で、付着反応で用いられ る多形被検体と結合部分を活性化させるために用いられるカップリング試薬との モル比は、約1=1−約1:5の間であり得る。最終工程は、多形被検体の免疫 原種を含んでなるプレコンジュゲートを1、非免疫原種を含んでなるプレコンジ ュゲートから分離する。
アミノグリコシドプレコンジュゲートをつ(る方法は、好ましくは、結合部分を 、結合部分に付着し得て、結合部部を活性化し得るカップリング試薬と混合する ことにより活性化反応で結合部分をまず活性化する工程を有する。第2の工程は 、約15℃−約30℃の間の温度で、約10時間−約60時間の付着反応で、活 性化された結合部分と多形アミノグリコシドとを反応させる。多形アミノグリコ ンドは、少なくとも1つの免疫原種と少なくとも1つの非免疫原種とを含んでな る。付着反応は、多形アミノグリコシドの免疫原種を含んでなるプレコンジュゲ ートの化学量論的過剰量をもたらし得る。多形アミノグリコシドと活性化された 結合部分とのモル比は、約0.5:1=−約30−1の間であり得る。活性化反 応の初めに存在するカップリング試薬に対する結合部分のモル比は、約1:l− 約l:5の間であり得る。本方法の最終工程は、多形アミノグリコノドの免疫原 種を含んでなるプレコンンユゲートを、多形アミノグリコンドの非免疫原種を含 んでなるプレコンジュゲートから分離する。分離工程は、多形アミノグリコンド の非免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートの実質的すべてを、多形アミノグ リコシドの免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートとの接触から除(。よって 、分離工程は、免疫原種を含んでなり、免疫反応性のコンジュゲートをつ(るの に有用な本質的に純粋なアミノグリコノドプレコンジュゲートを生じ得る。多形 被検体の免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートは、免疫反応性コンジュゲー トをつ(るようにキャリヤー分子と接触され得る。
適当な結合部分は、リガンドを結合反応−oining reaction)で スペーサー化合物と結合させることによりつくることができる。リガンドは、キ ャリヤー分子との特異的結合反応を受けることができる小さな分子(約7,00 0ダルトン未満の分子量)であり得る。リガンドは、被検体とは異なる化合物な ので被検体とリガンドが、異なる特異的結合パートナ−を持つ。よって、リガン ドは、ビオチン、ホルモンたとえばインスリン、ステロイドホルモン、甲状腺ホ ルモン、ポリペプチド、オリゴヌクレオチド、ビタミン例えばB12、または葉 酸、ハブテンたとえばl−置換−2゜4−ジニトロベンゼン(ジニトロフェノー ルすなわちDNPとしても知られる)、ジゴキシンまたはフルオレセインであっ てもよい。
キャリヤー分子は、リガンドと特異的親和結合反応をし得る典型的には大きな分 子(約7.000ダルトンより大きな分子量)である。キャリヤー分子は、天然 または合成の巨大分子であり得、たとえば、抗体、アビジン、内因子、レクチン または相補的オリゴヌクレオチドであり得る。好ましいりガント−キャリヤー分 子の組み合わせは、ビオチン−アビジンであり、なぜなら、これらの化合物が容 易に得られ、かつ開示した方法で用いるに適するからである。
スペーサー化合物は、多形被検体とりガントとの間に挿入され、被検体をリガン ドから空間的に分Jする働きをする。これにより、スペーサー化合物は、被検体 とリガンドの両者がそれぞれの特異的結合パートナ−に同時に結合することを可 能とするように機能する。
よって、スペーサー化合物は、被検体をリガンドに接続させ、それぞれの結合パ ートナ−に同時に結合するようにプレコンジュゲートのりガントメンバーと被検 体の能力を調整するa2つの特異的結合の同時的結合を可能とするような最低、 最大および好ましいスペーサー化合物の長さについての詳細は、1990年6月 8日提出の出願番号第071536.058号の「新規ビデンテイトコンジュゲ ートおよびその使用方法(Novel Bidentate C。
njugate and Method of Use Thereof)Jな る表題の同時係属米国特許出願に見ることができる。
プレコンジュゲートのリガンド部分と多形被検体が異なる特異的結合パートナ− を有するため、プレコンジュゲートが、ヘテロニ官能性プレコンジュゲートとし て好ましいであろう。
好ましくは、結合部分は、付着反応で多形被検体と反応させられる前に、カップ リング試薬により活性化される。活性化された結合部分は、多形被検体とより容 易に反応し得る。カップリング試薬は、好ましくは、脱水剤たとえばカルボニル ジイミダゾール(CDI)、■=エチルー3−03−ジメチルアミノプロピル( カルボジイミド)(EDAC)、ジシクロへキシルカルボジイミド(CP CC )または各種の本分野で公知のホスフェート化合物である。
又応媒質は、活性化された結合部分、多形被検体およびカップリング試薬を可溶 化し得る液体であり得る。特に、結合部分を可溶化する反応媒質の能力は、適当 な反応媒質の重要な性質である。適当な反応媒質は、ジメチルホルムアミド、水 、ジメチルスルホキッドおよびそれらの各種の混合物を含み得る。
選択された多形被検体が、アミノグリコシド抗生作用アミカシンであるなら、好 ましくは、反応媒質は、カーボネート化合物を含む。反応媒質へのカーボネート 化合物の添加は、反応生成物の仕上げおよび所望の免疫反応性種アミカシンプレ コンジュゲートを他の反応生成物たとえば非免疫反応性種アミカシンプレコンジ ュゲートから分離することをかなり便することが見いだされた。より好ましくは 、カーボネートは、ビカーボネートであり、なぜなら、ビカーボネートは、カー ボネートよりもより効果的であることがわかったからである。最も好ましくは、 カーボネートは、アルカリ金属ビカーボネートたとえばナトリウムビカーボネー トであり、なぜなら、このような化合物は、高価でなく容易に入手できるからで あり、また免疫反応性種アミカシンプレコンジュゲート反応生成物の単離を促進 することが見いだされているからである。
さらに、選択された多形被検体が、アミノグリコシド抗生作用のアミカシンであ ると、アミカシンの非免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートの量に関連する アミカシンの免疫原種を含んでなるプレコンンユゲートの化学量論的過剰量が通 常得られないことを我々は見いだした。
プレコンジュゲートから得られる免疫反応性コンジュゲートは、関与する多形被 検体に対する競合的抑制免疫検定でのデベロッパー抗原として用いられ得る。免 疫検定は、測光免疫検定たとえばネフエロメトリックまたは比濁による競合的抑 制免疫検定法であってよい。開示されたプレコンジュゲートから得られるコンジ ュゲートの一貫した免疫反応性は、以下の例により示される標準的な競合的免疫 検定手順により測定された。
以下の例は、本発明のさまざまな特徴と実施態様を説明するものであり、クレー ムした発明の範囲を限定することを意図するものではない。これらの例では、す べての得たプレコンジュゲートはビデンテイトコンジュゲートであった。
(ペンジルオキシ力ルポニル−6−アミンへキサン酸の調製)ペンジルオキシ力 ルポニルービス−6−アミノヘキサン酸をっ(るために用いたベンジルオキシカ ルボニル−6−アミノへキサン酸は、次のようにして得た。フラスコに、撹拌棒 、アミノカプロン酸(98%の純度、成員(FW)131.18、融点(MP) 210、凝固点(FP)36℃)(Aldrich ChemicalCo、) 77.2g (0,59M)を水160m1に含むものおよび6Nの水酸化ナト リウム90mLを加えた。この溶液を、水浴で約5℃に冷却し、この温度に保ち その間に次に示す工程の間攪拌した。このフラスコに、ベンジルクロロホルメー ト(95%、FWI70.60、F P 91 ’C1密度(d)1.195お よびnl、5190)(Aldrich Chemical Co、)84mL (100g、 0. 586mM)と2Nの水酸化ナトリウム295mLを90 分間かけて加えた。水酸化ナトリウム混合物中のペンシルクロロホルメートを、 ペンシルクロロホルメート8.5mLのlOの等しい部分としてフラスコに加え 、さらに29mLの水酸化ナトリウムを加えた。
ベンジルクロロホルメートの8.5mLの1o回目の部分と水酸化ナトリウムの 29mLを加えた後、溶液を1時間攪拌し、次に、室温にしてから、さらに1時 間攪拌した。これによりpH9の白色の溶液が形成された。次にこの溶液を20 0gの氷を含むILのビーカーに注いだ。溶液のpHは、1塩酸(HCL)50 mLでpH2に調節した。次に、十分な水を加え得られる固体の白色沈殿の塊が 攪拌可能なようにし、次に、pHをHCL″cpH2に戻した。白色の沈殿をろ 過し、酸性にした水で洗浄した。液体のる液を次に酸性としてさらに白色の沈殿 を沈殿させた。
次に、この白色の沈殿を1500mlの水に懸濁させてから、粉砕して塊を砕き 、室温で15時間攪拌した。この白色の沈殿をろ過し、1.OLの水で洗浄して から、50mLのエルレンマイヤーフラスコの底を用いてブフナー漏斗に圧縮し た。次にこの白色の沈殿を200mlSloomLさらに100mLのヘキサン で順次洗浄して水とベンジルクロロホルメートを除去してから、乾燥した。白色 固体(mp57.5−59℃)のベンジルオキシカルボニル−6−アミンへキサ ン酸134.5g (0,51M、86%収率)が得られた。
立l (ベンジルオキシカルボニル−ビス−6−アミノへキサン酸の調製ベンジルオキ シカルボニル−トリス−6−アミノヘキサン酸をつくるために使用したベンジル オキシカルボニル−ビス−6−アミノヘキサン酸は、次のようにして調製した。
例1に示した手順に従って得たベンジルオキシカルボニル−6−アミンへキサン 酸(FW265.95)51.5グラム(51,5g)(0,196M)を、ト ルエン(ACS等級)640mLとトリエチルアミン(FWIOl、t(1、B P88.8°C,FP20℃、do、726)20mL(0,143M)に溶解 させた。次にこの溶液を水浴で0℃に冷却した。この冷溶液を撹拌させている間 に、エチルクロロホルメート(F〜V108.52、BP93°C,FP36℃ 、di、135)(Aldrich Chemical Co、)21mL ( 23,8g、0.219M)を、iI下した。次にこの溶液を更に30分間攪拌 してから、ろ過して、白色の固体の沈殿であるトリメチルアミン塩酸塩を除去し た。
ろ過した溶液を氷水浴で冷却し、この溶液に、冷2N水酸化ナトリウムloom L中に溶解させたアミノカプロン酸25.4g(0,194M)を攪拌しながら 45分間で加えた。次にこの溶液を0℃で1時間攪拌し、さらに、室温で2時間 撹拌し、この間に白色の沈殿が生じた。次にこの溶液を室温で夜通し放置してか ら、白色の固体の沈殿からトルエンをデカントした。
次にこの白色の固体の沈殿をエチルエーテルloOmLで3回洗浄した。次にこ の白色の固体をろ過し、pH2の酸性の水に入れ、ろ過し、ヘキサンで洗浄して から、乾燥して白色の固体であるベンジルオキシカルボニル−ビス−6−アミノ ヘキサン酸31 g (0゜0818mM、41%の収率、融点102℃−10 3℃)を得た。
9/lのクロロホルム/メタノールに含むようにした白色の固体のシリカゲル薄 層クロマトグラフィーは、シングルスポットRfO。
45を与えた。
匠ユ (ベンジルオキシカルボニル−トリス−6−アミノへキサン酸の調製) トリスアミノヘキサン酸をつくるために用いたベンジルオキシカルボニル−トリ ス−6−アミノヘキサン酸は次のようにして調製した。例2の手順に従って得た ベンジルオキシカルボニル−ビス−6−アミノへキサン酸(FW378.47) 24g (63,4mM)、撹拌棒、乾燥テトラヒドロフラン(THF)(FW 72.11゜沸点(BP)67℃および密度(d)0.985)(Aldric h Chmical Co、)200mL、乾燥ジメチルホルムアミド(DMF )60mLおよびトリエチルアミン(FWIOl、19、BP89℃、do、7 26)(Aldrich Chemica l Co、)9mL (6,534 g、64.69mM)を500mLの丸底フラスコに入れた。
乾燥管を取り付け、この混合物を攪拌して固体を溶解させ、次に、塩/氷浴に入 れて一5℃に冷却した。次にフラスコにエチルクロロホルメート(FW108. 52、BP93℃、di、135)(Aldrich Chemical)6m L (6,810g、62.75mM)を加えて攪拌し、この混合物を一5℃で 15分間温装した。次に混合物はろ過し、ろ液に、2Nの冷水酸化ナトリウム6 9mLに溶解したアミノカプロン酸(FW131.18、MP2106C)(A ldrich Chemical Co、)16.6g(126,54mM)を 15分間かけて加えた。次にこの混合物を一5°Cで15分間攪拌し、さらに室 温で15分間攪拌した。次に、溶剤をロータリーエバポレーション(rotar y evaporation)により完全に除去した。
残りの固体を水を使用してビーカーに移し、1塩酸HCLを用いてpH2まで酸 性として白色の固体を得た。この固体をろ過してがら水で洗浄した。固体が濡れ ている間に、メタノールから再結晶してから4℃で夜通し冷却した。次にこの固 体をろ過し、乾燥して白色の固体のベンジルオキシカルボニル−トリス−6−ア ミノヘキサン酸17.54g (58%の収率)を得た。シリカゲル薄層クロマ トグラフィーを用いて単一の最終生成物の存在を確認した。
五工 (トリスアミノヘキサン酸の調製) ビオチンヘキサン酸をつ(るために用いたトリスアミノヘキサン酸は次のように して調製した。例3の手順に従い得たベンジルオキ7カルポニルートリスー6− アミノへキサン酸(FW491.6)3グラム(6,1mM)を、撹拌棒を有し た500mLの丸底フラスコに入れた150mLのメタノールに溶解させた。フ ラスコを窒素をフラッシュした。次にこのフラスコに、活性炭に担持させた5% パラジウム触媒(KodakまたはAldrich Chemical Co、 )をスパチュラ2杯すなわち約1/2グラムを加えた。次にフラスコを窒素ガス で大気圧と室気圧(room pressure)でフラッシュした。3.5時 間攪拌した後、。8/2クロロホルム/メタノール中で、シリカゲル薄層クロマ トグラフィーを準備し、UV、ヨウ素およびニンヒドリンスプレーにより視覚化 した。TLCは、出発物質であるベンジルオキシカルボニル−トリス−6−アミ ノヘキサン酸(Rfo、6)の消失とアミン生成物の出現を示した。
全部で5時間攪拌した後、フラスコ中の溶液を窒素によりフラッシュし、固体が 溶けるのに十分な温度まで加熱し、次に、珪酸上を用いてホワットマン(Wha tman)1#フイルター(WhatmanCo、)でろ過してパラジウム触媒 を除去した。次に溶液は、ロータリーエバポレージ窪ンにより30mLまで濃縮 し、次にエチルエーテル30mLと一緒にして溶液が濁るようにし、14℃の冷 室に夜通し置いた。4%水酸化アンモニウムと一緒にした1/1クロロホルム/ メタノール中でのシリカゲル薄層クロマトグラフィーおよびヨウ素とニンヒドリ ンスプレーとによる視覚化を行った。TLCは、シングルスポットRf0.3を 与えた。次に溶液を、ろ過して白色の固体であるトリスアミノヘキサン酸(FW 389゜6)2.1 g (5,39mM)(89%の収率)を得た。
Li (ビオチントリス−アミノ−ヘキサン酸の調製)ゲンタマイシンのようなアミノ グリコシド被検体に共有結合し得るビオチンヘキサン酸誘導体を次のようにして 合成し、精製した。
丸底フラスコに、ビオチン(FW244) 1252mg (5,13m M  )とD M F 60 m Lとを電磁撹拌棒と共に入れた。乾燥管を取り付け てから、フラスコを、油浴で15分間7O−756Cの温度で加熱した。次に、 1.1′ −カルボニルジイミダゾール(CDI)(FW162)923mg  (5,70mM)をフラスコに加えてから、攪拌してから、30分間70−75 ℃の温度で1置した。
次に、反応混合物を室温まで冷却してから、フラスコに、N−ヒドロキシスクシ ンイミド(NH5)(FWI 15)656mg (5,70mM)を加えた。
次に混合物を18時間室温で攪拌して活性化したビオチン溶液を得た。次に、例 4の手順にしたがって得たトリス−アミノヘキサン酸(FW389.6)2g  (5,13m〜■)を0.2Mの重炭酸ナトリウム60m1に溶解し、活性化し たビオチン溶液に加えた。トリス−アミノヘキサン酸のほかに、多くの長いまた は短い鎖の有機酸が、最終的な被検体−コンジュゲート中のキャリヤー分子から 被検体の所望の立体距1111(steric distancing)に応じ て、調製され用いることができる。
次に、反応を夜通し進行させてから、6MのHCLの添加により反応混合物をp H2に調節し、固体の反応生成物をろ過して流体を除去した。得られた固体を0 .6NのHCLloomLと共に粉砕してから、ろ過し、メタノールから再結晶 し、乾燥させて白色の固体のビオチントリス−ヘキサン酸(FW615)2.8 g (89%の収率)を得た。ビオチントリス−ヘキサン酸は、以下に詳細に示 す方法に従いプレコンジュゲートをつくるのに有用な結合部分である。この特定 の結合部分は、18炭素原子スペーサー鎖を有する。
8/2クロロホルム/メタノール中でのシリカゲル薄層クロマトグラフィーおよ びヨウ素とニンヒドリンスプレーによる視覚化は、合成のさまざまな工程で用い られ、出発アミンの消失とビオチン酸誘導体の出現とを示した。
匠旦 (ビオチニル化ゲンタマイシンプレコンジュゲートの調製)A、アビジンとの特 異的親和性結合反応をし得るゲンタマイシンービオチンプレコンジュゲ−1・は 次のようにして調製した。この例および他の例で用いられている略語rmMJは 、ミリモルすなわち1モルの1000分の1を意味する。25mLの丸底フラス コに、熱をかけてDMF (無水物99%+、ゴールドラベル、FW73゜10 、BP153℃、do、945)(Aldrich)15mLに溶解させた例5 の手順にしたがって得たビオチントリスアミノヘキサン酸結合部分199mg  (0,172mM)を入れた。次に、反応フラスコを70−75°Cの油浴に1 5分間入れた。次に、結合部分を活性化するカップリング試薬として1.1′カ ルボニルジイミダゾール(CDI)(MW162.2)(Sigma Chem ical Co、)30mg (0,185mM)をフラスコニ加えた。反応溶 液の温度を30分間70−75℃に保ってから、室温に冷却した。
次に、反応フラスコに、N−ヒドロスクシンイミド(NH5)(97%、FWl  15.09)(Aldrich)20mg (0,172mM)を加えてから 、室温で夜通し攪拌した。合成の次の工程は、試験管中の水3mL中に71 m g (0,0O855mM)のゲンタマイシン硫酸塩、効力(potency) :ゲンタマイシン硫酸塩1mg当たり591ggのゲンタマイシン、9.4%水 )(Sigma)を溶解させることであった。重炭酸ナトリウム(FW84.0 1)(Mallinckrodt)100ミリグラムを、試験管中のゲンタマイ シン硫酸塩/水溶液にゆっくりと加えた。泡立ちが終わった後、試験管中のゲン タマイシン溶液に重炭酸ナトリウムをさらに100mgを加えた。
次に、反応フラスコ内の活性化されたビオチンにゲンタマイシン溶液を加えて活 性化された結合部分とゲンタマイシンとの間の付着反応を開始させた。次に1m Lづつ合計8mLの水を反応フラスコに加えて反応溶液が透明になるようにした 。反応溶液を次に室温で15時間攪拌した。もう1つの実験では、反応溶液を室 温で60時間撹拌して同等の結果を得た。反応溶液は次に蒸発乾固して、残留す る白色の残留物をメタノールと共に粉砕してからろ過した。
ろ液は蒸発乾固し、残った固体の残留物を5mLのメタノールに溶解させてから 、メタノールスラリーとして詰めたセルロースの1cmx30cmのカラムクロ マトグラフィーカラムに配置した。カラムは、75mLのメタノールで溶離し、 さらに100mLのメタノール15%水酸化アンモニウムさらに100mLのメ タノール710%水酸化アンモニウムにより溶離した。カラムの進行は、メタノ ールに含むようにしたカラム溶離フラクション(columnelution  fraction)のTLCにより追跡した。選択したフラクションを一緒にし 、蒸発乾固してアビジンへの接合への準備のゲンタマイシン−ビオチンプレコン ジュゲート14.5mgを得た。
プレコンジュゲートを形成する付着反応の初期のゲンタマイシン(多形被検体) :ビオチントリスアミノヘキサン酸(結合部分)二CDI(カップリング試薬) :NH5のモル比(G:B:CDI:NH5比)は、l:2:2.2:2であっ た。 。
B、アビジンとの特異的親和性結合反応をし得る第2のゲンタマイシン−ビオチ ンブレコンジュゲートを次のようにして調製した。
用いたゲンタマイシン:ビオチン(またはビオチントリスアミノヘキサン酸): CDIの相対的モル比は、29:l:1.2であった。ビオチントリスアミノヘ キサン酸10ミリグラム(0,017mM)を70℃の油浴で10分間温めて反 応媒質としてのDMF 10mLに溶解させた。これに続き、カップリング試薬 としてCDI(MWI 6:2)3.5mg(0,0216mM)を添加し、3 0分間浦浴中で撹拌し、さらに室温で1時間攪拌した。つぎにNH5(25mg 、0.0217mM、MWI 15)加えて、反応混合物を夜通し撹拌した。次 の工程として、反応混合物へ乾燥DMF20mLに含むようにしたゲンタマイシ ン(MW462) 234mg (0,50mM)をゆっくりと加えてから夜通 し攪拌した。次に溶剤を蒸発させた。
残った固体の残留物を最少量のメタノールに溶解させてから、シリカゲル7gを 詰めた1cmx30cmのシリガゲルカラムに充填した。溶離剤として、メタノ ールさらに10%水酸化アンモニウム/メタノールを用いて、第2のプレコンジ ュゲート0.134gを得た。
C,アビジンとの特異的親和性結合反応をし得る第3のゲンタマイシン−ビオチ ンプレコンジュゲートを次のようにして調製した。
用いたゲンタマイシン:ビオチン(またはビオチントリスアミノヘキサン酸): CDIの相対的モル比は、1.3・1:1.2であった。乾燥管を有した丸底フ ラスコに、乾燥D M F 150 m lに溶解させたビオチントリスアミノ ヘキサン酸2g (3,44mM)を加えた。次にフラスコを70−75°Cの 油浴に15分間入れた。カップリング試薬としてCD I 667mg (4, 12mM)を加えてから、75℃で30分間攪拌した。
室温に冷却後、NH3470mg (4,10mM)をフラスコに加え、反応を 20時間進行させた。2.134g (4,16mM)のゲンタマイシンを乾燥 DMF100mL中に溶解させた。次に、活性化させたビオチンを分岐漏斗を通 じてゲンタマイシン/DMF溶液に30分かけて加えた。これに引き続き、室温 で24時間攪拌した。
減圧下で溶剤を蒸発させた後、残留物を少量のメタノールに溶解させ、メタノー ルスラリーとして充填したシリカゲル70gを含む2.5cmx60cmのカラ ムの上部に装填した。過剰の未反応ビオチンを、メタノール1400mLを用い て溶離した。次に、カラムを、メタノールに含むようにした5%水酸化アンモニ ウムにより溶離した。カラムフラクションは、TLC(5%NH,OH/CH、 OH)を用いてモニターした。シンナムアルデヒドスプレーに陽性反応を示すフ ラクションを一緒にし1.5gの第3のゲンタマイシン−ビオチンブレコンジュ ゲートを得た。
上記したように調製したすべてのゲンタマイシンービオチンブレコジュゲートに ついて、活性化したビオチンエステルとゲンタマイシンとの間の反応が、免疫反 応性ゲンタマイシンコンジュゲートをつ(るために用いられ得なかったゲンタマ イシンプレコンジュゲート(すなわち、ゲンタマイシンの非免疫反応性種に結合 したビオチン結合部分)の量と比較して、免疫反応性ゲンタマイシンコンジュゲ ートをつくるために使用され得たゲンタマイシプレコンジュゲート(すなわち、 ゲンタマイシンの免疫反応性種に結合したビオチン結合部分)の量の過剰をもた らすことが明白であった。
したがって、たとえば、TCL反応生成物スポットの相対的な大きさの視覚によ る検査は、免疫反応性ゲンタマイシン橿ブレコンジュゲートのスポットが非免疫 反応性ゲンタマイシン種のTLCスポットよりも大きいことを示した。TLCス ポットの相対的大きさの調査(少なくとも主生成物(大きなTLCスポット)の アビジンとの接合と続く免疫反応性の研究を後続させる)は、所望のプレコンジ ュゲートの収量が所望されないプレコンジュゲートの収量と比較して過剰である ことを示した。特に、特定した反応パラメーターについて、免疫反応性ゲンタマ イシン種;ンンユゲートTLCスポット、非免疫反応性ゲンタマイシン種ブレコ ンジュゲートTLCスポットの相対的面積は約2=1から約5:lに変化した。
ゲンタマイシン:ビオチン比5:l、IO+1,15:1.20・1,25:1 およびさまざまな中間濃度比が上記の方法に用いられ得る。そのような代わりの 被検体:結合部分比により得られる反応生成物は免疫反応性フンシュゲートをつ くるために用いられ得るプレコンジュゲートをもたらすであろうことが当然予期 できる。
さらに、ゲンタマイシン(多形被検体):CDI (カップリング試薬)比は、 約0.5:1−約30:1の間の比に変化し得、上記の結果に比較される結果を 有すると当然仮定される。
例ニー (ケンタマインンービオチンーアビジンコンジュゲートの調製)I ゲンタマイ シンに対する競合的抑制免疫検定での抑制剤として有用なゲンタマイシンービオ チンーアビンコンジュゲートは次のようにして調製した。50mLの管に、HA BAl 00μLと共にpH7,4のO,IMのりん酸塩緩衝液20mLに溶解 させたアビジン203.1mgを入れた。次に、メタノールに含むようにした上 記の例6Aの手順にしたがってつくったプレコンジュゲート21mgを、200 μLアリコートとしてアジピン溶液に加えて(色がピンク−オレンジから明るい 黄色に変化した)、1時間放置した。
次にこの混合物をpH6,0のくえん酸塩緩衝塩水(CBS)1mLを用いて透 析バッグ(6,4mm、12,000−14,000MWカットオフ)に移した 。透析は、4°Cで、CBS中、pH6゜0で、2000mLの容量で、3日間 にわたり5回の交換で行い、免疫反応性ゲンタマイシン−(C,、、N5)−ビ オチンーアビジンコンジュゲーh 29 m Lを回収した。
I■、第2のゲンタマイシン−ビオチン−アビジンコンジュゲートが、上記の例 6Bの手順にしたがってつくられたプレコンジュゲート0.134をメタノール 5mlに溶解させることにより調製された。次に、20ミリグラムのアビジン( BoehringerManhein GmbH)を20μLの2(4ヒドロキ シフエニルアゾ)安息香酸指示薬と共にpH7,4の0.1Mのりん酸塩緩衝剤 1mL中に溶解させた。次に、プレコンジュゲート溶液を50μLづつアジピン 溶液に加え、450μLを加えるようにした。色は、ピンク−オレンジから明る い黄色に変化した。次に、この混合物を1時間室温に放置し、てから、0.05 Mのりん酸塩緩衝剤(pH7,4)に対して透析した。透析を継続させるにあた り緩衝剤を4回、2日間にわたり変えた。
I I 1.第3のゲンタミンービオチンーアビジンコンジュゲートが、上記の 例6Cの手順にしたがってつくられたプレコンジュゲート1.4gをメタノール IC1m1に溶解して調製された。次に、アビジン(Boehringer)1 00ミリグラムを、pH7,4のO,IMのりん酸塩緩衝剤5mLに溶解させ、 さらに、2−(4ヒドロキシフエニルアゾ)安息香酸指示薬100μLを添加し た。
次に、lOOμLのプレコンジュゲート溶液、さらに50μLのプレコンジュゲ ート溶液をアジピン溶液に加えた。次に、5mLのりん酸塩緩衝剤を加えてから 、1時間室温に放置した。この混合物を1時間室温に放置してから、pH7,4 の0.05Mのりん酸緩衝剤500 m Lに対して透析をした。透析の継続に あたり、2日間にわたり緩衝剤を4回交換した。
皿旦 (ゲンタマイシンに対するモノクロナール抗体の調製)2つの形のまたは種のゲ ンタマイシンに対するモノクロナール抗体をつくることのできるハイブリドーマ を調製した。使用した材料は次のようであった。使用したミエローマ細胞は、P 3X63−Ag8.653ミニo−マ(Kearney et al、 エーユ mmuno1.. 123:1548 (1979)により開発された非分泌( non−secreting)マウスミエローマライン)から由来した(der ived)。使用した膵臓細胞は、下記の手順により免疫とされたBa1b/c マウスから取った。増殖培地は、lO%ウシ胎児血清(Hyclone)と2m Mの1−グルタミン(Irvine 5cientific)により補足したD ME低グルコース(Irvine 5cientific)であった。使用培地 は、細胞を除去するように遠心分離しろ過した653゜l細胞の3日培養からの 培地であった。CHAT培地は、loo単位/m+のベニンジンーストレプトマ イシン溶液(irvineScientific)、4XIO−’Mのアミノプ テリン(Sigma) 、1 x l O−’Mのヒボキサンチン(MA Bi oproduc t s) 、1.6XI O−’Mのチミジン(MA Bio products)および10単位/mlのインスリン(Eli Li1y)と した50%ならし培地および50%増殖培地であった。ならし培地は、50%増 殖培地−50%使用培地および2.5xlO−’Mのb−メルカプトエタノール (S i gma)であった。約1300−1600の間の分子量を有するポリ エチレングリコール(S i gma)を用いた。注入培地は、100単位/m lのペニシリン−ストレプトマイシン溶液としたDME低グルコースであった。
ハイブリドーマ注入に先立ち、半ミリリッターのブリスタン(P r i s  t ane)(2,6,10,14−テトラメチルペンタデカン、Aidric hより入手可能)をそれぞれのBa1b/cマウスに腹腔的注入した。
ハイブリドーマは、KohlerおよびMilstein(Nature 22 56:495(1975))により開発された方法を用いてつくられた。免疫し たマウスからの膵臓を、頚部の脱臼の後、無菌除去し、組織篩(tissue  5ieve)中で粉砕して単細胞懸濁物が得られるようにした。洗浄後、細胞を 、洗浄した653.1ミエローマ細胞と膵臓対ミエローマ細胞を2.1の比とし て混合してから、ペレットとした。上澄みを除去し、PEGを1分間かけてゆっ くりと加えた。PBSを加えて全量を22 m lにしてから、次にPEG添加 の開始後、細胞を8分間ペレットとした。ペレットを200 m lのCHAT 培地に再懸濁させて、0.2mlの懸濁物を10個の96−ウェル(we l  1)のマイクロタイター板のそれぞれのウェルに加えた。ウェルには、融合後6 および7日で新しいCHATを供給した。
放射線免疫検定(RI A)を用いる増殖に対するウェルのテストは、100回 目開始し、続く3−4日間の間継続させた。陰性対照(negative co ntroll)よりも大きなカウントを有するウェルは、続く日に再テストした 。読みが、テストの第2日に陰性対照よりも大きいままの場合、コロニーは陽性 とみなし、クローン化した。クローン化は、ならし培地の希釈を2つの96−ウ ェル板に限定して行い、1つの板は5細胞/ウエル、1つの板はl細胞/ウェル とした。クローン化の後、1週間して、単一のコロニーウェルをRIAによりテ ストした。すべてのウェルが陽性とテストされると、そのラインは、純粋とみな され、安定化のため2回目のクローン化がされた。すべてのウェルが、100% 陽性となるとテストされるのでないと、陽性のウェルが第2回のクローンに用い られた。板は、クローン化の後7日に再びテストされた。この手順は、すべての クローンが100%陽性とテストされるまで繰り返された。次に、細胞を増殖培 地で膨張させ、マウス1匹当た0約3x106ハイブリドーマ細胞の濃度として ブリスタンプライムド(Pristane−primed)Balb/cマウス の腹膜腔中に注入培地で注入した。
注入に先立ち、培養細胞からの上澄みをオフタロ二−ゲル拡散法(Acta P ath Microbiol 5cand 26:507 (1949))によ るイソタイピングに対して用いた。マウスにハイブリドーマ細胞を注入した後、 約10日で、マウスから腹水流体を収集した。次に、腹水流体をRIAにより力 価測定しくtitered)、IgGイソタイプ含量を、ベックマン■C5速度 比濁計(Beckman IC5rate nephelometer)を使用 して測定した。
Gent 3Blモノクロナ一ル抗体の発生(generation)に対する 免疫化プロトコールは次のようにした。雌のBa1b / c 7ウスに、フロ イントコンプリート(Freund’ s complete)に含むようにし たゲンタマイシンBSA抗原20μgを腹腔内注入した。1月後、ゲンタマイシ ンB5A20μgを静脈内注入した。その2週間後、ゲンタマイシンB5A20 μgを、静脈注入と腹腔内注入の組み合わせで与えた。その3日後、免疫したマ ウスの膵臓を取り出し、融合(fusion)を行った。このようにして調製し たハイブリドーマは、ゲンタマイシンに対して特異的親和性を有するモノクロナ ール抗体を生成しうるものであった。
GV AS5モノクロナール抗体の発生に対する免疫化プロトコールは、次のよ うにした。雌のBa1b/cマウスに、フロイントコンプリート中に含むように したゲンタマイシンBSA抗原lμgを静脈内注入した。3日目に、マウスに、 ゲンタマイシンB5Al39μgを静脈内注入した。4日目に、マウスに、ゲン タマイシンB5A130ggを静脈内注入した。5日目に、ゲンタマイシン13 9μgを静脈内注入した。6日目に、ゲンタマイシン139μgを再び静脈内注 入した。7日目に、免疫したマウスの膵臓を取り出し、融合を行った。そのよう に調製したハイブリドーマは、ゲンタマイシンに対して特異的親和性を有するモ ノクロナール抗体を生成しうるものであった。
ゲンタマイシンに対する2つの異なるモノクロナール抗体を調製した;その理由 は、ゲンタマイシンは、いくつかの似ているが同一でない化学種または異性体で 存在するからである。よって、ゲンタマイシンの2つの種に対するモノクロナー ル抗体を用いるゲンタマイシンに対する検定は、存在する全ゲンタマイシンの量 のより正確な定量を可能とする。
倒」− (ゲンタマイシン免疫血清を有するゲンタマイシンービオチンーアビンコンジュ ゲートの免疫反応性) ゲンタマイシン免疫血清との例7の手順に従い得たゲンタマイシン−ビオチン− アビジンコンジュゲートの免疫反応性は次のようにして測定した。ゲンタマイシ ン−ビオチン−アビジンコンジュゲート溶液は、0.1%BSAによりIC3” 希釈剤(Beckman)中に希釈し、それぞれアビジン0.5.0.4.0. 3.0.2およびO,1mg/mLの5種類の希釈度を得るようにした。例8の 手順に従い得た抗ゲンタマイシンモノクロナール抗体を含む腹水流体をろ過し希 釈した。次に、ゲンタマイシン免疫血清をIC8希釈剤中に希釈しそれぞれ11 5、l/10.1/15、l/17゜5およびl/20の5種の免疫血清希釈度 を得た。
免疫反応性検定は、IC5”手動懸濁針(Beckman)で行った。得られた 結果は、下記の表1に示してあり、ゲンタマイシンモノクロナール抗体を免疫血 清中に存在させて調製したゲンタマイシン−ビオチン−アビジンコンジュゲート の明白で有意的な免疫反応性を示している。ORは、計測器の範囲の読みを越え るか外れるを示している。
抗血清を含むゲンタマイシンモノクロナール抗体により調製したゲンタマイシン ービオチンーアビジンコンジュゲートのクロス力価測定(cross−tite ring)での吸収速度ユニ、ソト涯上旦 (既知量のゲンタマイシンによる競合的抑制免疫検定でのゲンタマイシン−ビオ チン−アビジンコンジュゲートの使用)ゲンタマイシンに対する測光免疫検定を 、既知量のゲンタマイシンを用いて、例7の手順にしたがって調製したコンジュ ゲートを使用して行った。既知量のゲンタマイシン(0、l、2.4.8および 12μgのゲンタマイシン/mL)による6つのカリプレーター(calibr ator)を準備した。5ynchron CX■5臨床分析器(Beckma n)を用いて、競合的抑制免疫検定反応が起こった際の液体媒質の濁度の変化を 測定した。
調製した免疫反応性コンジュゲートの添加での時間のキュベツト媒質の濁度の変 化の割合(rate of change)を各カリブレーク−について測定し た。割合の信号は、横軸上のカリブレーク−のゲンタマイシン濃度に対して縦軸 上にプロットした。得られたこのような検量値(calibration va lue)と、サンプル中のゲンタマイシンの未知量により起こされるキュベツト 液体媒質の変化の初期割合との5ynchron CX■ 5臨床分析器による 自動的比較は、テストサンプルの単位体積あたりに存在するゲンタマイシンの量 の検出と定量を可能とした。
検出した測光割合信号を横軸上の6つのカリブレーターのゲンタマイシン1度に 対して縦軸上にプロットし、ゲンタマイシン濃度に対する光の減衰のプロットを 確立した。得られた結果は、調製したゲンタマイシンービオチンーアビジンコン ジュゲートが、競合的抑制免疫検定でのゲンタマイシンの検出と定量に有用であ ることを示した。
匠上土 (未知量のゲンタマイシンによる競合的抑制免疫検定でのゲンタマイシン−ビオ チン−アビジンコンジュゲートの使用)例7に示した手順により調製したプレコ ンジュゲートを、5ynchron CX■ 4臨床分析器(Bechman) で行った別個の競合的抑制免疫検定で用い、51人の異なる患者からの血清サン プル中の未知ゲンタマイシンの量を測定した。免疫検定では、030mg/m+ のコンジュゲートを使用した。
検定は、同じ51人の患者サンプルに繰り返し、同じ患者サンプルで得た結果と 比較した、その際次の(1)、(2)および(3)を使用した= (1)異なる ゲンタマイシンコンジュゲートを存在させたゲンタマイシン免疫検定キットを有 する5ynchron■比濁臨床分析器(Bechman); (2)Arra yT″自動化不フロメトッリク分析器および; (3)Abbo t t TD X”ゝ1蛍光偏光免疫検定計測器(florescent polarimiz ation immunoassay (FPIA) instrument) 。免疫検定に用いたモノクロナール抗体は、1:4に希釈したGVAS5モノク ロナール抗体であった。
泗」−1 (免疫反応性トブラマイシン−ビオチン−アビジンコンジュゲートの調製) A、免疫反応性トブラマイシン−ビオチン−アビジンコンジュゲートは、次のよ うにして調製した。ビオチントリスアミノヘキサン酸(10mg、0.017m MSMW582)を乾燥D M F 2 m lと共にフラスコ中で、75℃の 油浴で加温することにより溶解させてから、この温度にさらに10分間保持した 。次にCDI (3,5mg、0.0216mM、MWI 62)をフラスコに 加え、75℃の温度でさらに30分間保ってから、室温で2時間攪拌した。次に 、NH5(2,5mg、0.0217mM、MWI 15)をフラスコに加え、 室温で夜通し攪拌した。
次に、トブラマイシン(24mg、0.051mM、MW465.5)を乾燥D MF5mLに溶解し、活性化したビオチンを、この溶解したトブラマイシンに室 温で攪拌しながら滴下した。室温での攪拌を夜通し続けた。次に、溶剤を蒸発乾 固した。残った固体残留物を最少量のメタノールに溶解し、シリカゲルメタノー ルスラリーを詰めた1cmx30cmのクロマトグラフィーカラムに入れ、メタ ノールさらにメタノール710%水酸化アンモニウムにより溶離した。適当なフ ラクションをTLCにより測定されるように集め、10mgのトブラマイシン− ビオチンプレコンジュゲートを得た。
この実験では、使用したトブラマイシン・ビオチン:CDI/N次に、コンジュ ゲートは、O,IMのpH7,4のりん酸塩緩衝剤2.5mL中にアジピン50 mgを溶解させてっ(った。HABAを、先に上記したようにして用いて、トブ ラマイシン−ビオチン−アビジンコンジュゲートの形成を測定した。コンジュゲ ートは、緩衝剤を6回変えてCBSに対して透析した。
B、第2のトブラマイシン−ビオチン−アビジンコンジュゲートは、トブラマイ シン、ビオチン:CDI/NH5のモル比30:1=1.3を用いることを別と して、この例で上記のようにして調製した。
抗−トブラマイシンヤギポリクロナール抗体を用いて、テストサンプル中の未知 量のトブラマイシンに対する競合的抑制免疫検定で調製された2種のコンジュゲ ートの免疫反応性と有用性を測定した。標準線と検量線を確立した。2種の調製 したトブラマイシンコンジュゲートは、両方とも、トブラマイシンに対する免疫 検定に用いるのに免疫反応性であり適当であると測定された。
C1第3のトブラマイシン−ビオチン−アビジンコンジュゲートは、次のように して調製した。ビオチントリスアミノヘキサン酸結合部分(415mg、0.7 1mM)を、乾燥管を有する丸底フラスコ中で乾燥DMF45mlと共に、70 −75°Cの油浴中て加温することにより溶解させてから、さらに15分間この 温度に保った。次に、CDI (140mg、0.86mM)をフラスコに加え 、75°Cの温度をさらに30分間攪拌しながら保った。室温に冷却した後、N H5(97mg、0.84mM)をフラスコに加え、溶液の室温での攪拌を20 分間継続させた。
次に、トブラマイシン(l 000mg、2.14mM)を、0゜5Mの重炭酸 ナトリウム50mLに溶解させ、活性化したビオチンを、室温で攪拌を行いつつ 30分間かけこの溶解させたトブラマイシンに添加漏斗を通じて加えた。次に、 室温での攪拌を24時間続けた。次に、溶剤を減圧下で蒸発乾固した。残った白 色の残留物(3,45g)を、熱いメタノールl OOmLで2回(各回Loo mL)抽出し、ろ過し、さらに蒸発を行い白色の固体3.19gを得た。
この3.19gの白色の固体を、50 m lのメタノールに溶解させてから、 5gのシリカゲルに吸収させた。減圧下で溶剤を除去した後、このシリカゲルを 、メタノールスラリーとして詰めた70gのシリカゲルを含むシリカゲルカラム (2,5cm x 60cm)の上部に移した。このカラムを700m1のメタ ノールで溶離して、過剰のビオチントリスアミノヘキサン酸を除いてから、10 %水酸化アンモニウムとメタノール600 m lにより溶離した。カラムフラ クションは、10%水酸化アンモニウムとメタノールを用いてTLCによりモニ ターし、シンナムアルデヒドスプレーに陽性反応であることにより適当と判断さ れたフラクションを一緒にして第3のプレコンジュゲ−1−370mgを得た。
アビジンへの接合は、先に示したように行い、上記した方法により測定し、第3 のコンジュゲートも、トブラマイシンに対する競合的抑制免疫検定に用いるのに 免疫反応性であり適当であった。
第3のプレコンジュゲートを調製するために使用したトブラマイシン・ビオチン : CD I/INSのモル比は、3:l・l 2であった。
上記のようにして調製したトブラマイシンービオチンブレコンンユゲートのすべ てについて、活性化したビオチンエステルとトブラマイシンとの間の反応は、免 疫反応性トブラマイシンコンジュゲートをつくるために使用できなかったトブラ マイシンプレコンジュゲート(すなわち、トブラマイシンの非免疫反応性種に結 合したビオチン結合部分)の量に比較して免疫反応性トブラマイシンコンジュゲ ートをつくるのに使用できたトブラマイシンプレコンジュゲート(すなわち、ト ブラマイシンの免疫反応性種に結合したビオチン結合部分)の量の過剰をもたら したことが明瞭である。
よって、たとえば、反応生成物のTLCスポットの相対的大きさの視覚による検 査は、免疫反応性トブラマイシン種プレコンジュゲートのスポットが、非免疫反 応性トブラマイシン種プレコンジュゲートのTLCスポットよりも大きいことを 示した。TLCスポットの相対的大きさの調査(少な(とも主生成物(より大き なTLCスポット)のアビジンとの接合および少なくとも主生成物の引き続(免 疫反応性の調査を後続させた)は、所望のプレコンジュゲートの収量が所望され ないプレコンジュゲートの収量に比較して過剰であったことを示した。持に、特 定の反応パラメーターについて、免疫反応性トブラマイシン種ブレコンジュゲー トTLCスポット、非免疫反応性トブラマイシン種プレコンジュゲートTLCス ポットの相対的面積は約2・lから約5:lに変化した。
トブラマイシン ビオチンの比5:1.10:l、15:1.20・1.25: lおよびさまざまな中間のta度比が上記の方法で使用され得る。そのつような 代わりの被検体:結合部分の比により得られる反応生成物は、免疫反応性コンジ ュゲートをつ(り得るプレコンジュゲートを生じることが当然予期できる。
さらに、トブラマイシン(多形被検体):CDI (カップリング試薬)比は、 上記の結果に匹敵する結果を持って約0.5:1−約30・1の間の比に変わり 得ることが当然とされる。
ビオチニル化アミカンンプレコンジュゲートを次のようにして調製した。DMF 中のCDI/NH5で活性化したビオチントリスアミノヘキサン酸を、0.5M の重炭酸ナトリウムに溶解させたアミカシンと夜通し反応させてから、カラムク ロマトグラフィーによるプレコンジュゲートの溶離を行った。
そのように調製したプレコンジュゲートをアビジンに接合させたところ抗−アミ カシン抗体に対する同様の免疫反応性を示すことがわかり血清テストサンプル中 のアミカシンに対して競合的抑制免疫検定での抑制剤として有用であると測定さ れた。
免疫反応性コンジュゲートを調製するのに適当ないくつかのアミ力ンンービオチ ンプレコンジュゲートが、DMF中のCDI/NH5によりビオチン結合部分を 活性化し、0.5MのNaHC○、中に含むようにしたアミカシンの添加により つくられた。アミカシンとビオチンとのカップリングを夜通し行った。使用反応 体のモル比は、アミカシン ビオチン:CDI/NH35: 1 : 1.2で あった。カラムクロマトグラフィーを、10%NH,OH/MeOH溶離を用い て行った。
アミカノンを、ビオチントリスアミノヘキサン酸結合部分と反応させて次のよう にしてアミカシンプレコンジュゲートを調製した。
ビオチントリスアミノヘキサン酸結合部分(MW582.1g11.72mM) を75Cで加温して100m1の乾燥DMFに溶解させた。次にCD I (3 34mg、2.08mM)を加え、この温度で30分間攪拌してから、2時間室 温で攪拌した。次に、NH5(235mg、2.04mg)を加え、室温で夜通 し攪拌を続けた。
アミカノン(MW585.5g、8.55mM)を0.5MのNa HCO38 0m Lに溶解させてから、活性化したビオチンエステルを漏斗を通じてゆっく りと加えた。15分後、0.5MのNaHCOs 40 rn Lを水10mL と共に加えた。次に室温で夜通し攪拌を続けた。
次に、溶剤を完全に蒸発させて12.15gの固体を得た。この固体を200m 1の加熱したMeOH(各回100 m l )で抽出してからろ過した。ろ液 を蒸発乾固し6.29gの固体を得た。この固体をメタノールに溶解させてから シリカゲル8.5gに吸収させ、次にM e OHに詰めたシリカゲルカラムに 充填した。溶離したフラクションをTLCにかけた。適当なフラクションを一緒 にし蒸発させて、570mgの所望のアミカシン−ビオチンコンジュゲートを得 た。使用したアミカシン:ビオチン:CDI:NH5の比は、5+1:1.2: 1.2であった。
上記の実験を、アミカシン:ビオチン:CDI:NH5比30:1:1:3:1 .3とし、重炭酸ナトリウムをDMFで変えて繰り返した。カラム溶離剤は、メ タノール中に含むようにした10%水酸化アンモニウム(NH,OH)として用 いた。重炭酸ナトリウムのような炭酸塩を用いないことはアミカシンプレコンジ ュゲート反応生成物を単離するのをより困難とすることがわかつた。
アミカシン:ビオチン比5:1,10+1115:1.20:1.25:lおよ びさまざまな中間の濃度比が上記の方法で使用可能である。そのような代わりの 被検体;結合部分比により得られる反応生成物は免疫反応性コンジュゲートをつ くるために使用され得るプレコンジュゲートを生成することが当然予期される。
さらに、アミカシン(被検体):CDI (カップリング試薬)比は、上記の結 果に匹敵する結果をもって約0.5:1と約30:lの間の比に変えられること が当然のこととされる。
100mgのアビジン(Boehringer ManheimGmbH)をp H7,4のO,IMのりん酸塩緩衝剤に溶解させた。HABAをカラー指示薬と して用いた。l : I M e OH/ H2025m lに溶解させたアミ カシンプレコンジュゲート580mgを全量600μLに対し100μLのアリ コートで加えた。溶液の色が、ピンク−オレンジから明るい黄色に変化した。次 に、5mlのりん酸塩緩衝剤を加え、溶液をCBSに対して3回の交換で透析し た。
免疫反応性コンジュゲートをつくる開示した方法は、以下に示す利点を含め多く の利点を有する: 1 免疫反応性コンジュゲートを調製するのに有用な多形被検体プレコンジュゲ ートの一貫して高い収率が得られる。
2、多形被検体の非免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートの量に関して多形 被検体の免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートの化学量論的過剰量が、アミ ノグリコシド抗生作用アミカシンを別として本発明により得ることができる。
3、アミノグリコシド抗生作用アミカシンが、反応媒賀中の炭酸塩を用いること により他の反応生成物から容易に単離され得る。
4、開示された方法は、穏和な条件下で行われ得る。
本発明をある特定の実施態様に関連して詳述したが、他の実施態様、変形および 変更が、開示した発明の範囲内である。たとえば、多形被検体は、ある種のアミ ノグリコシド抗生物質だけに限定されるものではない。さらに、プレコンジュゲ ートは、各種のカップリング試薬と結合部分を用いてつくることができる。
したがって、次の請求項の範囲の精神は、上記した本発明の特定の実施態様の記 載に限定されるべきものではない。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の7第1項)平成6年9月6日

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.プレコンジュゲートを製造する方法において、(a)付着反応で (i)結合部分と (ii)免疫原種と非免疫原種とを含んでなる多形被検体とを反応させる工程と ; (b)多形被検体の免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートを、多形被検体の 非免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートから分離する工程と を含んでなるプレコンジュゲートを製造する方法。
  2. 2.付着反応が、多形被検体の非免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートの量 に関して多形被検体の免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートの化学量論的過 剰量をもたらす請求項1の方法。
  3. 3.付着反応が、少なくとも約2:1の多形被検体の免疫原種を含んでなるプレ コンジュゲートと多形被検体の非免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートとの 比をもたらす請求項2の方法。
  4. 4.付着反応が、少なくとも約3:1の多形被検体の免疫原種を含んでなるプレ コンジュゲートと多形被検体の非免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートとの 比をもたらす請求項3の方法。
  5. 5.付着反応が、少なくとも約4:1の多形被検体の免疫原種を含んでなるプレ コンジュゲートと多形被検体の非免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートとの 比をもたらす請求項4の方法。
  6. 6.付着反応が、少なくとも約5:1の多形被検体の免疫原種を含んでなるプレ コンジュゲートと多形被検体の非免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートとの 比をもたらす請求項5の方法。
  7. 7.付着反応が、少なくとも約9:1の多形被検体の免疫原種を含んでなるプレ コンジュゲートと多形被検体の非免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートとの 比をもたらす請求項6の方法。
  8. 8.付着反応が、少なくとも約10℃の温度で行われる請求項1の方法。
  9. 9.付着反応が、約10℃−約30℃の間の温度で行われる請求項1の方法。
  10. 10.付着反応が、少なくとも約8時間行われる請求項1の方法。
  11. 11.付着反応が、約10時間−約60時間行われる請求項1の方法。
  12. 12.付着反応の初めに存在する結合部分に対する多形被検体のモル比が、少な くとも約0.5:1である請求項1の方法。
  13. 13.付着反応の初めに存在する結合部分に対する多形被検体のモル比が、約0 .5:1−約30:1の間である請求項1の方法。
  14. 14.付着反応の初めに存在する結合部分に対する多形被検体のモル比が、約0 .5:1−約5:1の間である請求項1の方法。
  15. 15.付着反応の初めに存在する結合部分に対する多形被検体のモル比が、約1 :1−約3:1の間である請求項1の方法。
  16. 16.付着反応が、多形被検体と結合部分を可溶化できる液体を含んでなる反応 媒質中で起こる請求項1の方法。
  17. 17.反応媒質が、炭酸塩を含んでなる請求項16の方法。
  18. 18.付着反応に先き立ち、結合部分に付着し得て結合部分を活性化し得るカッ プリング試薬と結合部分とを混合することにより活性化反応で結合部分を活性化 する工程をさらに含む請求項1の方法。
  19. 19.活性化反応の初めに存在するカップリング試薬に対する結合部分のモル比 が、少なくとも約1:0.9である請求項18の方法。
  20. 20.活性化反応の初めに存在するカップリング試薬に対する結合部分のモル比 が、約1:1−約1:5の間である請求項18の方法。
  21. 21.リガンドをスペーサー化合物に結合させて結合部分をつくる工程をさらに 含む請求項1の方法。
  22. 22.多形被検体化合物が、ゲンタマイシン、トブラマイシン、アミカシン、ビ タミンB12、ネチルマイシン、シソマイシン、カナマイシン、ネオマイシン、 バンコマイシン、エリスロマイシン、プレオマイシン、カプレオマイシン、ダク チノマイシン、リンコマイシン、オレアンドマイシンおよびこれらの誘導体、代 謝物および類似体からなる群から選択される請求項1の方法。
  23. 23.多形被検体が、抗生作用アミノグリコシド化合物である請求項1の方法。
  24. 24.請求項1の方法による生成物。
  25. 25.結合部分と該結合部分に結合した多形被検体の免疫原種とを含んでなるプ レコンジュゲートを製造する方法において、(a)結合部分に付着し得て結合部 分を活性化し得るカップリング試薬と結合部分とを混合することにより結合部分 を活性化反応で活性化する工程; (b)約15℃−約30℃の間の温度で約10−約60時間の間付着反応で (i)活性化された結合部分と (ii)免疫原種および非免疫原種を含んでなる多形被検体とを 反応させる工程;および (c)多形被検体の免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートを、多形被検体の 非免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートから分離する工程を含み、付着反応 の初めに存在する活性化された結合部分に対する多形被検体のモル比が、約0. 5:1−約30:1の間であり、活性化反応の初めに存在するカップリング試薬 に対する結合部分のモル比が、約1:1−約1:5の間であり、そして付着反応 が、結合部分と多形被検体を可溶化し得る液体を含んでなる反応媒質中で行われ る工程 を含んでなるプレコンジュゲートを製造する方法。
  26. 26.付着反応が、多形被検体の非免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートの 量に関して多形被検体の免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートの化学量論的 過剰量をもたらす請求項25の方法。
  27. 27.多形被検体が、抗生作用アミノグリコシド化合物である請求項25の方法 。
  28. 28.アミノグリコシドプレコンジュゲートを製造する方法において、 (a)結合部分に付着し得て結合部分を活性化し得るカップリング試薬と結合部 分とを混合することにより結合部分を活性化反応で活性化する工程; (b)約15℃−約30℃の間の温度で約10−約60時間の間付着反応で (i)活性化された結合部分と (ii)免疫原種および非免疫原種を含んでなる多形アミノグリコシドとを 反応させる工程;および (c)多形アミノグリコシドの免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートを、多 形アミノグリコシドの非免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートから分離する 工程を含み、付着反応の初めに存在する活性化された結合部分に対する多形アミ ノグリコシドのモル比が、約0.5:1−約30:1の間であり、活性化反応の 初めに存在するカップリング試薬に対する結合部分のモル比が、約1:1−約1 :5の間であり、そして付着反応が、結合部分と多形アミノグリコシドを可溶化 し得る液体を含んでなる反応媒質中で行われる工程 を含んでなるアミノグリコシドプレコンジュゲートを製造する方法。
  29. 29.付着反応が、多形アミノグリコシドの非免疫原種を含んでなるプレコンジ ュゲートの量に関して多形アミノグリコシドの免疫原種を含んでなるプレコンジ ュゲートの化学量論的過剰量をもたらす請求項28の方法。
  30. 30.多形体アミノグリコシドが、アミカシンまたはその誘媒体または類似体で あり、そして反応媒質が、炭酸塩を含んでなる請求項28の方法。
  31. 31.免疫反応性コンジュゲートを製造する方法において、(a)付着反応で (i)リガンドを含んでなる結合部分と(ii)多形披検体の免疫原種と非免疫 原種とを含んでなる多形被検体とを反応させる工程と:(b)多形被検体の免疫 原種を含んでなるプレコンジュゲートを、多形被検体の非免疫原種を含んでなる プレコンジュゲート殻分離する工程、 (c)多形被検体の免疫原種を含んでなるプレコンジュゲートをリガンドに対す る結合親和性を有するキャリヤー分子と接触させ、よって免疫反応性コンジュゲ ートをつくる工程を含んでなる免疫反応性コンジュゲートを製造する方法。
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