JPH07504694A - 洗剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 洗剤組成物 技術分野 本発明は、特異的漂白系を含んでなる洗剤用添加剤、組成物又は洗液中において 、属ノカルディオプシス（Ｎｏｃａｒｄｉｏｐｓｉｓ）の構成員から由来するプ ロテアーゼの使用に関する。

背景技術 漂白系は、汚染された布帛に対し漂白効果を得るため、又は洗たく又はすすぎ中 に染色された布帛から他の布帛に繊維染料が移行するのを防止するため洗剤組成 物中に配合されるために提案されてきている。

漂白系を含んでなる洗剤組成物又は洗液は例えば国際公開ＷＯ３９１０９８１３ およびＷ０９１１０５８３９に記載されている。ここで記載される如き漂白系は 、ペルオキシダーゼ活性を示す酵素および過酸化水素又はその前駆物質、又は適 当なオキシダーゼ活性を示す酵素を含んでなる。

そのような漂白系を洗剤組成物に適用する主な欠点は、そのような組成物中に存 在するプロテアーゼが漂白系により強く影響され、それにより洗剤組成物の洗浄 能力が阻害されることである。

属ノカルディオプシスの幾つかの構成員はプロテアーゼを生産することが知られ ている。国際特許出願ＷＯ３８１０３９４７において、プロテアーゼ生産株ノカ ルディオプシスから得ることのできるアルカリプロテアーゼは洗剤用添加剤とし て、特に冷水洗たく用の洗剤用添加剤としてそれらの使用について記載されてい る。

発明の要約 驚くべきことに、本発明者等は以下の内容を見出した：すなわち、属ノカルディ オプシスの構成員から由来するプロテアーゼは、他の洗剤プロテアーゼよりも前 記漂白系の存在下においてより安定である。

従って、本発明は属ノカルディオプシスの構成員から由来するプロテアーゼ、並 びに（ａ）ペルオキシダーゼ活性を示す酵素および過酸化水素又はその前駆体、 および／又は（ｂ）適当なオキシダーゼ活性を示す酵素を含んでなる洗剤組成物 を提供する。

他の面において、本発明は属ノカルディオプシスの構成員から由来するプロテア ーゼ、並びに（ａ）ペルオキシダーゼ活性を示す酵素および過酸化水素又はその 前駆体、および／又は（ｂ）適当なオキシダーゼ活性を示す酵素を含んでなる洗 剤用添加剤を提供する。

発明の詳細な開示 本発明は属ノカルディオプシスの構成員から由来するプロテアーゼに関し、本発 明に係るこのプロテアーゼはペルオキシダーゼベース漂白系の存在下で安定であ ることが判明した。

より詳しくは、本発明は洗浄プロセスにおいて、例えば家庭の洗たく、産業およ び公的機関の洗たく又は洗浄および皿洗浄、又は布帛洗浄プロセスにおいて属ノ カルディオプシスの構成員から由来するプロテアーゼの使用に関し、このプロセ スにおいてペルオキシダーゼ活性を示す酵素、又は適当なオキシダーゼ活性を示 す酵素を含有する溶液が、溶液と接触した面上の汚染を漂白するか、又は染色さ れた布帛から他の布帛に繊維染料が移行するのを阻止する目的で使用される。

本発明は属ノカルディオプシスの構成員から由来するプロテアーゼ、および過酸 化水素又はその前駆体と共にプロテアーゼ活性を示す酵素、又は択一的に適当な オキシダーゼ活性を示す酵素を含んでなる洗剤組成物を提供する。

本発明は属ノカルディオプシスの構成員から由来するプロテアーゼ、および過酸 化水素又はその前駆体と共にプロテアーゼ活性を示す酵素、又は択一的に適当な オキシダーゼ活性を示す酵素を含んでなる洗剤用添加剤を提供する。

所望により、洗剤添加剤又は洗剤組成物は又促進剤を含有する。

ノカルディオプシス　ブロテアーゼ アクチノマイセス　ノカルディオプシスに属する微生物は、文献において周知で ある。記載される種および菌株の幾つかの例はＮ。

ダソンビレ−（ｄａｓｓｏｎｖｉｌｌｅｉ）　、タイプ菌株ＡＴＣＣ２３２１８ 、Ｎ、ダソンビレ−（ｄａｓｓｏｎｖｉｌｌｅｉ）　Ｍ２Ｓ　−１（ＮＲＲＬ　 １８１３３）　、国際公開８８１０３９４７　：　Ｎ、ダソンビレー（ｄａｓｓ ｏｎｖｉｌｌｅｉ）　ＺＩＭＥＴ　４３６４７　、東ドイツ公開特許２００，４ ３２　、　Ｎ、ダソンビレ−（ｄａｓｓｏｎｖｉｌｌｅｉ）　５ｕｂｓｐ、プラ シナ（ｐｒａｓｉｎａ）、Ａｇｒｉｃ、Ｂｉｏｌ、Ｃｈｅｍ、　（５４，８，２ １７７−７９）　１９９０　；　Ｎ。

ｓｐ、ＯＰｃ　１２０、日本特許出願２．２５５．０８１　；およびＮ、ｓｐ、 １０Ｒ（ＮＲＲＬ１８２６２）、国際公開８８，１０３９４７である。

アクチノマイセス　ノカルディオプシスの構成員から由来するブ■コテアーゼは 、例えば国際公開ＷＯ３８１０３９４７およびドイツ民主共和国特許第束ドイツ ２００．４３２に開示されている。ノカルディオプシスから得ることのできるプ ロテアーゼはアルカリプロテアーゼである。

好ましくは、プロテアーゼはプロテアーゼ生産株Ｎ、ダソンビレ−（ｄａｓｓｏ ｎｖｉｌｌｅｉ）　、好ましくは株ＺＩＭＥＴ　４３６４７、より好ましくは株 Ｎ、ダソンビレ−Ｍ５８−１　（ＮＲＲＬ　１８１３３）から、又は菌株１０Ｒ １より好ましくは菌株ノカルディオプシスｓｐ、１０Ｒ（ＮＲＲＬ　１８２６２ ）によって定義される種のプロテアーゼ生産株から由来する。

株Ｎ、ダソンビレ−Ｍ５８−１およびノカルディオプシスｓｐ、　ＩＯＲは、前 記国際公開ＷＯ３８１０３９４７において記載され、そして従ってブダペスト条 約のもとてアグリカルチュラル　リサーチ　カルチュアー　コレクション（ＮＲ ＲＬ）　、ペオリア、米国に寄託された（ＮＲＲＬ１８１３３は１９８６年１１ 月３日に寄託され、ＮＲＲＬ　１８２６２は１９８７年１１月ＩＯ日に寄託され た）。

菌ＺＩＭＥＴ　４３６４７は、前記東ドイツ特許２００．４３２に記載されてい る。

より好ましい態様において、プロテアーゼは、約ｐ１１９に増殖に対する最適ｐ Ｈを有し、ｐＨ８未満では本質的に増殖せず、２０〜３０℃に増殖に対する最適 温度を有し、３５℃超では本質的に増殖せずモしてＮ。

ダソンビレー、好ましくはＮ、ダソンビレ−Ｍ５８−１　（ＮＲＲＬ　１８１３ ３）、又は株ＺＩＭＥＴ　４３６４７に属し、又は株１０Ｒ１好ましくはノカル ディオプシスｓｐ、１０Ｒ（ＮＲＲＬ　１８２６２）によって定義される種に属 することを特徴とする、ノカルディオプシスのプロテアーゼ生産株から由来する 。

他の好ましい態様において、プロテアーゼはノカルディオプシス、より好ましく はＮ、ダソンビレーの株、より好ましくはＮ、ダソンビレーＭ５８−１　（ＮＲ ＲＬ　１８１３３）　、又は株１０Ｒ好ましくはノカルディオプシスｓｐ、１０ Ｒ（ＮＲＲＬ　１８２６２）によって定義される種から由来するアルカリプロテ アーゼ調製品であり、基質としてカゼインを用いて測定した場合、ｐＨ７〜１１ のｐＨ範囲内でその最大活性の少なくとも６０％を有することを特徴とする。

適当なプロテアーゼ用量は、洗液１１当たり酵素蛋白質０．０００１〜ｌｏｍｇ 、好ましくは洗液１１当たり０．００１〜ＩＢである。洗剤組成物中において、 適当なプロテアーゼ用量は洗剤組成物１ｇ当たり酵素蛋白質０．００５μｇ〜３ ０ｍｇ、好ましくは洗剤組成物１ｇ当たり酵素蛋白質０．０５μｇ〜３ｍｇ、よ り好ましくは洗剤組成物１ｇ当たり酵素蛋白質０．１μｇ〜１００μｇである。

ペルオキシダーゼ活性を示す酵素 ペルオキシダーゼ活性を示す酵素は、ペルオキシダーゼの作用と類似の作用形式 を有する酵素（ＥＣ１，１１，１，７、生化学の国際連合の命名委員会の推賞に 従い）を示すものと理解され、そしてそれと同義に用いられるであろう。

本発明の洗剤用添加剤又は組成物に配合されるのが適当なペルオキシダーゼは、 前記の国際公開ＷＯ３９１０９８１３およびＷＯ９１１０５８３９に記載され、 このペルオキシダーゼはそれを引用して本発明に導入される。

本発明の目的のため用いられるべきペルオキシダーゼは、植物（例えばセイヨウ ワサビ　ペルオキシダーゼ）、又は微生物、特に細菌又は菌類、例えばアクチノ マイセス又はベシジオマイセス（ｂａｓｉｄｉｏｍｙｃｅｔｅｓ）、好ましくは コプリナス（Ｃｏｐｒｉｎｕｓ）　、好ましくはＣ，シネレウス（ｃｉｎｅｒｅ ｕｓ）の株により生産可能である。

他の有用なペルオキシダーゼは、ハロペルオキシダーゼ、例えばクロロ又はブロ モペルオキシダーゼである。

ペルオキシダーゼは、該酵素をコードするＤＮＡ配列を有するＤＮＡ配列並びに 酵素の発現を許容する機能をコードするＤＮＡ配列を有する組換え体ＤＮＡベク ターで形質転換された宿主細胞を、酵素の発現を許容する条件下培養培地中で培 養し次いで培地から酵素を回収することを含んでなる方法によって生産できる。

好ましくは、ペルオキシダーゼはｐＨ６，５〜１２の範囲で、より好ましくはＩ ）８６．５〜１０．５の範囲内で、そして最も好ましくはｐＨ７，５〜１０．５ の範囲内で活性である。

適当なペルオキシダーゼ用量は、洗液１１当たり０．０１〜１００　ｍｇ。

より好ましくは０．１〜ｌｏｍｇ／　ｌ　、最も好ましくはＯ，１〜１　ｍｇ／ 　ｌの範囲内にある。洗剤組成物中、適当なペルオキシダーゼ用量は洗剤組成物 １ｌ当たり０．５μｇ〜３００＋ｎｇの酵素蛋白質、好ましくは洗剤組成物１ｌ 当たり５μｇ〜３０ｍｇの酵素蛋白質、より好ましくは洗剤組成物１ｌ当たり５ ０μｇ〜３ｗ＋ｇの酵素蛋白質の範囲内にある。

過酸化水素又は前駆体 漂白系中で用いられる酵素がペルオキシダーゼである場合、過酸化水素又は過酸 化水素の前駆体、好ましくはバーボレート又はパーカーボネートが典型的に添加 されるであろう。しかし、過酸化水素の形成のために酵素的プロセスを利用する ことが望ましい。

過酸化水素発生系のそのような一つのカテゴリーは、分子状酵素および有機もし くは無機基質を過酸化水素に変化できる酵素並びに酸化された基質をそれぞれ含 んでなる。

好ましい過酸化水素−発生酵素は、洗剤用添加剤又は組成物中に好都合に含まし められる安価でかつ容易に入手可能な基質に作用する酵素である。そのような基 質の例は、グルコースであり、これはグルコースオキシダーゼにより過酸化水素 の生産に対して利用できる。他の適当なオキシダーゼは、ウレートオキシダーゼ 、ガラクトースオキシダーゼ、アルコールオキシダーゼ、アミンオキシダーゼ、 アミノ酸オキシダーゼおよびコレステロールオキシダーゼである。

洗液中の最適過酸化水素濃度は、ｌμＭ〜２０ｍＭ、好ましくは１μＭ〜１ｍＭ の範囲内にある。コプリナス　ペルオキシダーゼを用いる場合、０．Ｏ１〜０． ２５ｍＭの過酸化水素が好ましい。

オキシダーゼ活性を示す酵素 本発明に関連して、オキシダーゼ活性を示す酵素は、オキシダーゼの作用に類似 の作用形質を有する酵素を示すものと理解され、そして以下においてそれと同義 であると意味される。

適当なオキシダーゼ活性を示す酵素の例は、芳香族化合物、特にフェノール性、 例えば多価フェノールに作用するオキシダーゼであり、例えばカテコールオキシ ダーゼ（ＥＣ１，１０，３，１）又はラッカーゼ（ＥＣ１，１０，３，２）であ る。

促進剤 以下の内容が見出された：すなわち、洗浄プロセスおよび／又はすすぎプロセス の初め、又はそれらのプロセス中において、成る種の酸化性物質の添加は、用い られたペルオキシダーゼ系の染料移動阻止効果を増加する。そのような物質はエ ンハンサ−又は促進剤と称される。何故ならそれらはペルオキシダーゼ／過酸化 水素と繊維染料との間の反応の初期速度を一般に増加する。

強力な促進剤の例は、金属イオン、例えば）４．＋＋、ハロゲン化物イオン、例 えば塩化物又は臭化物イオン、又は有機化合物例えばフェノール、例えばｐ−ヒ ドロキシ安息香酸、ｐ−ヒドロキシケイ皮酸、２．４−ジクロロフェノール、ｐ −ヒドロキシベンゼンスルホン酸、７−ヒドロキシクマリン、又はバリン、又は Ｍ、加藤およびＳ、清水、Ｐｌａｎｔ　Ｃｅ１ｌ　Ｐｈｙｓｉｏｌ、　２６　（ ７）、　１９８５．１２９１−１３０１　（特に表１）又はＢ、Ｃ，サンダーズ 等前掲書中１４１頁以降に示される物である。

洗液中の最適の促進剤の濃度は、１μＭ−１＋ｎＭ、好ましくは５〜１００μＭ の範囲内にある。

洗剤用添加剤および洗剤組成物 本発明の洗剤組成物は、１種又はそれ以上の界面活性剤を含んでなり、この界面 活性剤はアニオン、非イオン、カチオン、両性又は双性イオンタイプ又はこれら の混合物であってよい。アニオン界面活性剤の典型的例は、直鎖アルキルベンゼ ンスルホネート（ＬＡＳ）　；アルキルスルフェート（ＡＳ）　；α−オレフィ ンスルホネート（ＡＯ３）　；アルコールエトキシスルフェート（ＡＥＳ）およ び天然脂肪酸のアルカリ金属塩である。非イオン界面活性剤の例は、アルキルポ リエチレングリコール；ノニルフェノールポリエチレングリコールエーテル；ス クロースおよびグルコースの脂肪酸エステル；およびポリエトキシル化アルキル グリコシドのエステルである。

本発明の洗剤組成物は、また当業者に公知の他の洗剤成分、例えばビルグー、抗 土壌−再付着剤、香料、酵素および漂白剤のための安定剤、配合助剤、蛍光増白 剤、起泡増進剤、キレート化剤、布帛柔軟剤等を含有できる。本発明の組成物は 、Ｊ、フォルベ（フォルベ、Ｊ　；　５ｕｒｆａｃｔａｎｔｓ　ｉｎ　Ｃｏｎｓ ｕｍｅｒ　Ｐｒｏｄｕｃｔｓ、　Ｔｈｅｏｒｙ、　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙａｎｄ 　Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ　；スプリンゲル　フエルラーク　１９８７、特にｒ Ｆｒａｍｅ　ｆｏｒｍｕｌａｔｉｏｎｓ　ｆｏｒ　１ｉｑｕｉｄ／ｐｏｗｄｅｒ 　ｈｅａｖｙ−ｄｕｔｙ　ｄｅｔｅｒｇｅｎｔｓ」のタイトルが付けられた節を 参照のこと）において記載されているのと実質的に同様に製剤化できる。

本発明の洗剤組成物は、粉末、液体等の如き如何なる好都合の形態に製剤化でき る。一般に、洗剤組成物は洗液Ｉｌ当たり洗剤０．３〜１５ｇの範囲内の用量で 用いられる。

本発明の洗剤組成物は、好都合には１種又はそれ以上の他の酵素、例えばリパー ゼ、アミラーゼ、セルラーゼ、並びに他の起源のプロテアーゼを通常は洗剤組成 物中に含ませて含有できる。

本発明に係る酵素は、１個又はそれ以上の酵素を含有する別個の添加剤を加える ことにより、又はこれを酵素の全てを含んでなる組合された添加剤を加えること により洗剤組成物中に含ませることができる。

本発明の添加剤は、別個の添加剤又は組合わされた添加剤であっても、例えば粒 質物、液体、スラリー等として製剤化できる。好ましい洗剤用添加剤の製剤は、 無粉塵性粒質物、液体、特に安定化液体、スラリー又は保護された酵素である。

無粉塵性粒質物は英国特許１．３６２．３６５又は米国特許４．１０６．９９１ に従って製造することができ、そして所望により当業者に公知の方法で被覆でき る。洗剤用酵素は造粒前又は造粒後に混合され得る。液体酵素調製品は、例えば 、ポリオール、例えばプロピレングリコール；糖又は糖アルコール：乳酸又はホ ウ酸を確立された方法に従って添加することにより安定化され得る。他の酵素安 定剤は、当業者に公知である。保護された酵素は、ヨーロッパ特許出願２３８． ２１６に記載された方法に従って製造できる。

本発明を更に以下の実施例において説明するが、いかなる場合も権利要求される 如き本発明の範囲を制限することを意図するものではない。

実施例 洗浄性能 この例は、促進されたペルオキシダーゼ系の不在下での洗浄性能と比較して促進 されたペルオキシダーゼ系の存在下でのプロテアーゼ洗浄性能を説明する。

洗浄試験を、３５℃で等温的に１５分間草汁で汚した綿について行った。

１ｇ／ｊ７の商業上のアメリカンタイプのホスフェート−ベース粉末洗剤（漂白 剤なし）を用いた。洗剤を約６°ｄ）Ｉ　（ドイツ硬度）水に溶解した。洗液の ｐＨは８，５であった。繊維／洗液比は、洗浄溶液１１当たり約３．５ｇの繊維 （２，３ｇの汚れた繊維および１．２ｇのきれいな繊維）であった。

プロテアーゼをＩｆ当たり０．０３ｍｇおよび０．５ｍｇの酵素蛋白質に与えた 。プロテアーゼ調製品は、国際公開ＷＯ３８１０３９４７（この公報は引用して この明細書にその内容が含まれる）に従い、ノカルディオプシスｓｐ、ＩＯＲか ら得られた。

試験の１つのセットにおいて、ペルオキシダーゼ０．４ｍｇ／　ｌ、５０μＭの ナトリウム　ｐ−ヒドロキシベンゼンスルホネート（促進剤として）および０． ２＋ｎＭのＨ２０□（以下の表中においてＰＯＤ−系として集合的に言及）およ びプロテアーゼを汚れた繊維の添加前に洗剤溶液に加えた。用いたペルオキシダ ーゼは、コプリナス　シネレウス（Ｃｏｐｒｉｎｕｓ　ｃｉｎｅｒｅｕｓ）由来 のものでありそして係属中のヨーロッパ特許出願９１６１００２２に記載される 方法に従って得られた。

他の試験セットにおいて、汚れた繊維に添加する前にプロテアーゼのみを洗剤溶 液に加えた。

洗浄に続き、布帛を水道水ですすぎそして風乾した。プロテアーゼ性能をデータ 力ラーエレホメーター２０００を用い４６０ｒｖ＋で測定した規約反射率（％Ｒ ）の変化（ΔＲ）により測定した。ΔＲはプロテアーゼを添加した洗浄後の規約 反射率からプロテアーゼを添加しないで洗浄した後の規約反射率を引いた値に等 しい。

これらの比較試験の結果を以下の表１および表２において示す。

表１ ＰＯＤ−系の存在および不存在下での洗浄性能（ΔＲ）アルカラーゼ”　”　０ ．４　０．７　１７．３　１８．８サビナーゼ”　”　２．８　４．４　９．３ 　１１．６ノルデイスク　Ａ／Ｓ　（デンマーク）より供給される商業上の洗剤 プロテアーゼの商標である。プロテアーゼは全てアルカリバシラスブロテアーゼ である。

表１から、ノカルディオプシス　プロテアーゼは、／くシラス　プロテアーゼよ りも漂白系の存在により影響が著るしく小さくＡことが分かる。

これらの結果はまた以下の表２によっても説明される。この表において、ノカル ディオプシスの安定性はこの系の不存在下での対応する性能と比較して漂白系の 存在下でのプロテアーゼの洗浄性１ｉヒとして示される。

人至 ＰＯＤ−系の不存在下での洗浄性能に比較した、ＰＯＤ−系の存在下での洗浄性 能 プロテアーゼ用量　洗浄性能　％ （ｍｇ／　１　）　０．３　０．５ ノカルデイオプシス　プロテアーゼ　７３８１アル力ラーゼＴＭ　’ｌ　４ サビナ一ゼＴＭ　３０　３８ ジュラザイム丁Ｍ　２６　２８ 表２から明らかなように、漂白系の存在下ノカルディオプシスプロテアーゼは、 漂白系の不存在下の洗浄性能の約３／４又はそれ以上を維持し、一方バシラス　 プロテアーゼは漂白系の存在下それらの洗浄性能の大部分を失う。

フロントページの続き （７２）発明者　ニスリング、トリット　アニタデンマーク国、デーコー−４０ ００口スキルデ、スポゲルスレウ、フィレン　８

Claims (26)

【特許請求の範囲】
1. １．属ノカルディオプシスの構成員から由来するプロテアーゼ、並びに （ａ）ペルオキシダーゼ活性を示す酵素および過酸化水素又はその前駆体、およ び／又は （ｂ）適当なオキシダーゼ活性を示す酵素を含んでなる洗剤組成物。
2. ２．Ｎ，ダソンビレー（ｄａｓｓｏｎｖｉｌｌｅｉ）のプロテアーゼ生産株由来 のプロテアーゼ、又は株１０Ｒにより定義される種のプロテアーゼ生産株から由 来するプロテアーゼを含んでなる、請求の範囲第１項記載の洗剤組成物。
3. ３．プロテアーゼが、約ｐＨ９に増殖に対する最適ｐＨを有し、ｐＨ８未満では 本質的に増殖せず、２０〜３０℃に増殖に対する最適温度を有し、３５℃超では 本質的に増殖しないことを特徴とする、Ｎ，ダソンビレーのプロテアーゼ生産株 から由来する請求の範囲第２項記載の洗剤組成物。
4. ４．プロテアーゼが、株Ｎ，ダソンビレーＭ５８−１（ＮＲＲＬ１８１３３）か ら由来するか、又は株ノカルディオプシス（Ｎｏｃａｒｄｉｏｐｓｉｓ）ｓｐ． １０Ｒ（ＮＲＲＬ１８２６２）から又はその突然変異体又は変異体から由来する 、請求の範囲第２又は３項記載の洗剤組成物。
5. ５．プロテアーゼが、基質としてカゼインを用いて測定した場合、ｐＨ７〜１１ のｐＨ範囲内でその最大活性の少なくとも６０％を有することを更に特徴とする 、請求の範囲第４項記載の洗剤組成物。
6. ６．プロテアーゼが、株ＺＩＭＥＴ４３６４７又はその突然変異体又は変異体か ら由来するものである、請求の範囲第２又は３項記載の洗剤組成物。
7. ７．ペルオキシダーゼ活性を示す酵素が、セイヨウワサビペルオキシダーゼ、又 はコプリナス、好ましくはＣ、シネレウス（ｃｉｎｅ−ｒｅｕｓ）の株から由来 するプロテアーゼである、請求の範囲第１〜６項のいずれかに記載の洗剤組成物 。
8. ８．過酸化水素に対する前駆体がバーポレート又はパーカーボネートである、請 求の範囲第１〜７項のいずれかに記載の洗剤組成物。
9. ９．適当なオキシダーゼ活性を示す酵素が、カテコールオキシダーゼ又はうッカ ーゼである、請求の範囲第１〜８項のいずれかに記載の洗剤組成物。
10. １０．更に促進剤を含んでなる、請求の範囲第１〜９項のいずれかに記載の洗剤 組成物。
11. １１．促進剤が、金属イオン、ハロゲン化物イオン、又は有機化合物例えばフェ ノール、例えばＰ−ヒドロキシ安息香酸、Ｐ−ヒドロキシケイ皮酸、２，４−ジ クロロフェノール、Ｐ−ヒドロキシベンゼンスルホネート、７−ヒドロキシクマ リン、又はバリンである請求の範囲第１０項記載の洗剤組成物。
12. １２．更に１種又はそれ以上の他の酵素、特にリパーゼ、アミラーゼ、セルラー ゼ、並びにノカルディオプシス以外の他の起源のプロテアーゼを含んでなる、請 求の範囲第１〜１１項のいずれかに記載の洗剤組成物。
13. １３．粉末の洗剤の形態で又は液体の洗剤の形態で与えられる、請求の範囲第１ 〜１２項のいずれかに記載の洗剤組成物。
14. １４．属ノカルディオプシスの構成員から由来するプロテアーゼ、並びに （ａ）ペルオキシダーゼ活性を示す酵素および過酸化水素又はその前駆体、およ び／又は （ｂ）適当なオキシダーゼ活性を示す酵素を含んでなる洗剤用添加剤。
15. １５．Ｎ，ダソンビレー（ｄａｓｓｏｎｖｉｌｌｅｉ）のプロテアーゼ生産株由 来のプロテアーゼ、又は株１０Ｒにより定義される種のプロテアーゼ生産株から 由来するプロテアーゼを含んでなる、請求の範囲第１４項記載の洗剤用添加剤。
16. １６．プロテアーゼが、約ｐＨ９に増殖に対する最適ｐＨを有し、ｐＨ８未満で は本質的に増殖せず、２０〜３０℃に増殖に対する最適温度を有し、３５℃超で は本質的に増殖しないことを特徴とする、Ｎ，ダソンビレーのプロテアーゼ生産 株から由来する請求の範囲第１５項記載の洗剤用添加剤。
17. １７．プロテアーゼが、株Ｎ，ダソンビレーＭ５８−１（ＮＲＲＬ１８１３３） から由来するか、又は株ノカルディオプシス（Ｎｏｃａｒｄｉｏｐｓｉｓ）ｓｐ ．１０Ｒ（ＮＲＲＬ１８２６２）から又はその突然変異体又は変異体から由来す る、請求の範囲第１５又は１６項記載の洗剤用添加剤。
18. １８．プロテアーゼが、基質としてカゼインを用いて測定した場合、ｐＨ７〜１ １のｐＨ範囲内でその最大活性の少なくとも６０％を有することを更に特徴とす る、請求の範囲第１７項記載の洗剤用添加剤。
19. １９．プロテアーゼが、株ＺＩＭＥＴ４３６４７又はその突然変異体又は変異体 から由来するものである、請求の範囲第１５又は１６項記載の洗剤用添加剤。
20. ２０．ペルオキシダーゼ活性を示す酵素が、セイヨウワサビペルオキシダーゼ、 又はコプリナス、好ましくはＣ，シネレウス（ｃｉｎｅ−ｒｅｕｓ）の株から由 来するプロテアーゼである、請求の範囲第１４〜１９項のいずれかに記載の洗剤 用添加剤。
21. ２１．過酸化水素に対する前駆体がパーボレート又はパーカーボネートである、 請求の範囲第１４〜２０項のいずれかに記載の洗剤用添加剤。
22. ２２．適当なオキシダーゼ活性を示す酵素が、カテコールオキシダーゼ又はうッ カーゼである、請求の範囲第１４〜２１項のいずれかに記載の洗剤用添加剤。
23. ２３．更に促進剤を含んでなる、請求の範囲第１４〜２２項のいずれかに記載の 洗剤用添加剤。
24. ２４．促進剤が、金属イオン、ハロゲン化物イオン、又は有機化合物例えばフェ ノール、例えばＰ−ヒドロキシ安息香酸、Ｐ−ヒドロキシケイ皮酸、２，４−ジ クロロフェノール、Ｐ−ヒドロキシベンゼンスルホネート、７−ヒドロキシクマ リン、又はバリンである請求の範囲第２３項記載の洗剤用添加剤。
25. ２５．更に１種又はそれ以上の他の酵素、特にリパーゼ、アミラーゼ、セルラー ゼ、並びにノカルディオプシス以外の他の起源のプロテアーゼを含んでなる、請 求の範囲第１４〜２４項のいずれかに記載の洗剤用添加剤。
26. ２６．粒質物、特に無粉塵性粒質物、液体特に安定化液体、スラリー又は保護さ れた酵素の形態で与えられる、請求の範囲第１４〜２５項のいずれかに記載の洗 剤用添加剤。