JPH07504673A - 抗ウイルス活性を有するインドール誘導体 - Google Patents
抗ウイルス活性を有するインドール誘導体Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
抗ウィルス活性を有するインドール誘導体本発明は、幾つかのインドール誘導体
、これらの塩、エステル及び生理学的に機能的な誘導体、医学的な治療における
これらの使用、並びに少なくとも一種のウィルス感染の治療若しくは予防のため
の医薬を製造するためにこれらを使用することに関する。
人の最も一般的なウィルス性疾患の原因は、DNAウィルス、即ちヘルペスグル
ープのウィルスである。このグループには、単純性庖疹ウィルス(H3V)、水
痘帯状庖疹ウィルス(VZV)、サイ1−メガロウイルス(CMV) 、エプス
タイン−バーウィルス (EBV)及びヒトヘルペスウィルス6(HHV6)が
含まれる。H5VI及びH3V2は、人の最も一般的な病原菌の一部である。こ
れらのウィルスのほとんどは、宿主の神経細胞に生存しうる。一度感染すると、
個体は、再発性の臨床症状の危険な状態で、物理的及び精神的に悲惨な感染をす
る。
H3V感染は、しばしば皮膚、口及び/又は生殖器の広範囲な衰弱した病変で特
徴づけられる。−次感染は、ウィルスに予め曝された個体で感染するよりも重篤
となる傾向があるが、無症状でありうる。H3Vによる眼の感染は、角膜炎又は
白内障を引き起こし、これによって宿主の視力を危険にさらしうる。新生児、A
IDS患者を含む免疫が破壊された患者の感染又は中枢神経系への感染の浸透は
、致命的であることがわかっている。
ウィルスの伝染は、宿主と受容者との間の直接の物理的接触に因っており、従っ
てH3V感染の蔓延は、特に効果的なワクチンがまだ利用できないので非常に重
要な社会的問題であると考えられている。
水痘帯状庖疹ウィルス(VZV)はヘルペスウィルスであり、水痘及び帯状庖疹
の原因となる。水痘は、免疫を持たない宿主で起こる一次疾患であり、幼児では
通常、発疹と熱にで特徴づけられる穏やかな疾患である。帯状庖疹(Shin−
gles or zosLer)は、予め水痘−帯状庖疹ウィルスに感染した成
人で起こる再発性の形態の疾患である。帯状庖疹の臨床症状は、神経痛及び分布
が一側性及び皮膚筒柱である水泡性皮膚発疹によって特徴づけられる。炎症の広
がりは、麻痺や痙彎を引き起こす。昏睡は、髄膜が冒された場合に起こりうる。
免疫不全の患者では、vZVは、重篤若しくは致命的でさえある疾患を起こしな
がら広まる。VZVは、移植の目的若しくは悪性新生物の治療のための免疫抑制
剤を投与されている患者にとって重要な関心事であり、エイズ患者の免疫系の欠
陥に起因する彼らの重篤な合併症となる。
他のヘルペスウィルスと同様に、CMVによる感染は、ウィルスと宿主を一生結
合させ、−次感染に続いてウィルスが多年にわたって流出されうる。妊娠中の母
体の感染による先天的な感染は、死亡若しくは多くの疾患(小頭蓋症、肝牌腫大
症、黄痕、知能発達遅れ)、失明となるような角膜炎、又はそれほと重篤な形態
でない場合でも成長不全、及び胸部及び耳の感染に羅感じやすくなるというよう
な臨床的影響を与えうる。例えば、悪性腫瘍、移植後の免疫抑制剤での治療又は
人免疫不全ウィルスによる感染の結果として、免疫破壊された患者のCMV感染
は、網膜炎、肺炎、消化器疾患、及び神経系疾患を与えうる。エイズ患者のCM
V感染は、成人の50〜80%の比率で、潜伏した形態で存在し、免疫が破壊さ
れた患者で再活性化される得るので、支配的な原因又は羅患となる。
エプスタイン−バーウィルス(EBV)は、感染性の単核細胞症及び繊毛性白斑
症(hairy Ieukoplakis)を起こし、鼻咽頭癌、免疫芽球性リ
ンパ腫、バーキットリンパ腫のような人癌の原因菌であるとも示唆されている。
B型肝炎ウィルス(HBV)は、ヒトに感染するウィルスを含有する小DNAで
ある。これは、ヘパドナウィルス(hepadnavi ruses)として知
られる密接に関連したウィルスのクラスの一員であり、この夫々の一員は、哺乳
類若しくはウッドチャック及びアヒルのような鳥類の宿主に選択的に感染する。
B型肝炎ウィルス(HBV)は、主に世界的に重要なウィルス性病原体である。
このウィルスは、−次肝細胞性癌に原因論的に関連しており、世界の肝癌の80
%の原因となっていると考えられている。合衆国においては、毎年1万Å以上の
人が、HBVに関連した病気で入院しており、平均250人が激痛性の疾患で死
亡している。合衆国には現在、500゜000〜1,000,000の感染性保
因者がいると評価されている集団が含まれている。慢性活動性肝炎には、25%
以上の保因者が発見されており、しばしば硬変へ進行する。
HBV感染の臨床的影響は、頭痛から発熱、倦怠感、悪心、嘔吐、食欲不振及び
腹痛にまで渡る。ウィルスの複製は、通常免疫応答(人では回復の過程が数週間
から数カ月続()によって制御されているが、感染がよりひどくなれば先に概説
したように永続的な慢性肝疾患になりうる。
特に重要とされているウィルスの一部には、RNAウィルスがある。これらは、
レトロウィルスである。レトロウィルスは、RNAウィルスのサブグループを形
成し、これらが複製するためには、まずDNAにこれらのゲノムのRNAを「逆
転写」しなければならない(「転写」は通常DNAからRNAを合成することを
意味する。)。DNAの形成において、一度ウイルス性ゲノムがホスト細胞ゲノ
ムに取り込まれると、複製の目的でホスト細胞の転写/翻訳機が利用される。
一度取り込まれると、ウィルスのDNAは、ホストDNAから視覚的に区別でき
ず、この状態で、ウィルスは細胞が生きている間生存し続ける。
レトロウィルスの一種であるヒト免疫不全ウィルス(HIV)は、後天性免疫不
全症候群(AIDS)、若しくはしばしばAIDSよりも先に起こる症候群にか
かっているヒトから再現可能に単離されている。AI DSは、致命的な日和見
感染にかかりやすくなる免疫抑制症又は免疫破壊症である。
特徴としては、AIDSはT−細胞、特に0KT4表面マーカーに関連したヘル
パーインデューサーサブセットの進行性枯渇に関連している。HIVは、細胞変
性であり、もっばら0KT4マーカーに関連した細胞に感染し、破壊するように
思われており、HIVがAIDSの原因となる病原体であることが一般に認めら
れている。
ますます重要となる国際的な健康問題の原因菌として認識されている他のRNA
ウィルスは、非A型、非B型肝炎である。慢性の輸血後の非A、非B型肝炎のケ
ースの少なくとも80%が、C型肝炎として現在同定されているウィルスに因っ
ていることが示されている。急性C型肝炎感染の場合の約半分は、数カ月間に自
発的に消散されるが、残りは慢性になり、このような場合の全てとは限らないが
、多くの場合、慢性の活性な肝炎は、硬変及び肝細胞癌になる可能性がある。
C型肝炎ウィルスのゲノムの構造が最近解明され、このウィルスは、フイラビウ
イルスと同様の一重鎖RNAウィルスとして特徴づけられている。
コクサラキーウィルスはエンテロウィルス属に属する。これらは、二十面体のヌ
クレオカプシドを含む一重鎖RNAゲノムを有する。コクサラキーウィルス感染
は、ますます成人及び子どもの一次心筋性疾患原因として認識されている。コク
サラキー感染はまた、髄膜炎、胸膜病、水泡性口峡炎、手足口病、呼吸器疾患、
眼疾患、糖尿病及びウィルス感染後の疲労症候群に関連している。後者の場合、
ウィルスのRNAは、筋向及びメツサイト(menocytes)に検出される
。
欧州特許明細書0328000には、幾つかのインドールカルバゾール誘導体が
開示され、これらの化合物が、血栓、動脈硬化及び高血圧のような心臓及び血管
の障害、炎症過程、アレルギー、癌及び幾つかの中枢神経系に対する変性性の障
害の治療に使用しうろことが示されている。同様の性質が示唆されているマレイ
ミド誘導体が欧州特許明細書0391060に開示されている。
米国特許5,043,335には、幾つかのインドールカルバゾール及び血栓、
動脈硬化及び高血圧のような心臓及び血管の障害を治療する方法にこれらを使用
することが開示されている。 。
我々は今回、幾つかのインドール誘導体を同定し、該誘導体が、ウィルス感染、
特にレトロウィルス、ヘルペスウィルス、肝炎ウィルスの感染の治療若しくは予
防における使用に適していることを予期せず発見した。
本発明は、少なくとも一種のウィルス性感染の治療若しくは予防のための医薬の
製造に、式(I)の化合物、又はこれらの塩、エステル若しくは生理学的に機能
的な誘導体5、又は任意のこれらの溶媒和化合物を使用することにある。
但し、
R1は
−H;
−CORI°、−COOR1°であッテ、R10が01,6アルキル、C3−7
シクロアルキル、アリール(例えばフェニル)、アリールアルキル(例えばベン
ジル)、C1,6アルケニル若しくはHであるもの;0RIO(但し、RIOは
先に定義した通りである。);−Cアルキル、C1,8アルケニル若しくはC3
,8シクロアルキルであって、アルキル、アルケニル若しくはシクロアルキル部
分が、
ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、 0RIO1でもよく、夫々H1COR1
0(R10は先に定義した通りである。)、C1−。アルキル、C3,7シクロ
アルキル、アリール、アリールアルキル、テトラヒドロナフチル若しくはインダ
ニルを表すか、又は−R11R12は、これらが結合しているN原子と一緒にな
って3−14−15−若しくは6−員複素環リング(例えばピペリジン、ピロリ
ジン)を形成するものであって、1から3の炭素原子は0、N及びSから独立に
選択されるペテロ原子で置き換えうるもの(例えば、モルホリノ、ピペラジン)
であり、該リングが可能であれば部分的若しくは完全に不飽和化されているもの
。]、275(NH,S若しくはOであり、W カN R11R12(但し、R
11及びR12は夫々光に定義したとおりである。))、非芳香族複素環、−N
H−非芳香族複素環及びアリール基であって、
このような複素環及びアリール基が、 0RIO1N R11R12,3R10
、−3ORIO1−s。
2R10、−CO2R10、ニトロ、シアノ、SCN、C0,6アルキル(1以
上の水素原子がハロゲン原子で任意に置換されているもの(例えばトリフルオロ
メチル))、C3,6シクロアルキル、ヒトは夫々光に定義したとおりである。
)
から選択される1以上の置換基によって任意に置換されるもの
から選択される1以上の置換基で任意に置換されうるもの;
N R11R12(但しR11及びR12は先に定義した通りである。);
一アリール(例えばフェニル)であって、0RIO1−キシCアルキル、CON
H2、ハロゲン及びメチレンジオキシ(但し、R、R及びR12は夫々光に定義
した通りである。)から選択された1以上の置換基で任意に置換されているもの
;
=3から6の炭素原子を含有する環状基であって、前記原子の1から3が0、S
及びNから独立に選択されるペテロ原子で置換されうるもの(例えば、チアゾー
ル、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、オキサゾール、ピペリジン);
−3から6の炭素原子を含有する一NH−環状基であって、前記原子の1から3
が0、S及びNから独立に選択されるペテロ原子で置換されうるもの(例えばチ
アゾール、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、オキサゾール、ピペリジ
ン)であり;R2及びR3は同じでも、異なっていてもよく、夫々独立に
−H;
一〇OR、−coORloであって、R10がC1,6アルキル、C3−7シク
ロアルキル、アリール(例えばフェニル)、アリールアルキル(例えばベンジル
)、C1−6アルケニル若しくはHであるもの;0RIO(但し、RIOは先に
定義した通りである。);’18アルキル、C1,8アルケニル若しくはC3,
8シクロアルキルであって、アルキル、アルケニル若しくはシクロアルキル部分
が、
10、 5RIO1−5OR10、−3OR,−CR12は同じでも異なってい
てもよく、夫々H1−COR1°(R’°は先に定義した通りである。)、Cア
ルキル、C3−7シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、テトラヒドロ
ナフチル若しくはインダニルを表すか、又は−R11R12は、これらが結合し
ているN原子と一緒になって3−14−15−若しくは6−員複素環リング(例
えばピペリジン、ピロリジン)を形成するものであって、1から3の炭素原子は
O,N及びSから独立に選択されるペテロ原子で置き換えうるもの(例えば、モ
ルホリノ、ピペラジン)であり、該リングが可能であれば部分的若しくは完全に
不飽和化されてしくはSであり、ZがNH,S若しくは0であり、WがNR11
,R12(但し、R11及びR12は夫々光に定義したとおりである。))、非
芳香族複素環、−NH−非芳香族複素環及びアリールであって、このような複素
環及びアリール基が、
−0R1°、 N R11R12・−3RIO1−3OR1°、−8OR10、
−CO2R10、ニトロ、シアノ、SCN、C,6アルキル[但し、1以上の水
素原子がハロゲン原子で任意に置換されたもの(例えばトリフルオロメチル)。
] 、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシルC1,6アルキル、COから選択
される1以上の置換基によって任意に置換されるもの
から選択される1以上の置換基で任意に置換されうるもの;
N R11R12(但しR11及びR12は夫々光に定義した通りである。);
一アリール(例えばフェニル)であって、 0RIO1N R11R12・−3
RIO1二5OR10、−8O2R1°、−COR10、ニトロ、シアノ、SC
N、C1−6アルキル[但し、1以上の水素原子がハロゲン原子で任意に置換さ
れたもの(例えばトリフルオロメチル)。コ、Cシクロアルキル、ヒドロキシC
ニー6アルキル、CONH2、ハロゲン及びメチレンジオキシ(但し、Rlo、
R11及びR12は夫々光に定義した通りである。)から選択された1以上の置
換基で置換されているもの;
R4及びR5は同じでも異なっていてもよく、夫々独立に以下のものから選択さ
れる。
R11又はR12は先に定義したとおりである。)、ハロゲン及びアリールから
選択される1以上の置換基で任意に置換されうる。] ;
一アリールであって、−0H1OR1’0、−NR11R12、−3R’°、5
OR1°、−3o R10l−CO2R10、ニトロ、シアノ、SCN、C1〜
6アルキル[但し、1以上の水素原子が、ハロゲン原子によって任意に置換され
ているもの(例えばトリフルオロメチル)]、C3,6シクロアルキル、ヒドロ
キシC工、6アルキル、CONH2、ハロゲン及びメチレンジオキシ(但し、R
、R及びR12は夫々光に定義したと意に置換されているもの;
R及びR7は同じでも異なっていてもよく、夫々以下のものから選択される1以
上の環の置換基を表す。
H;
−01−6アルキルであって、ハロゲンから独立に選択される1以上の置換基に
よって任意に置換されたもの(例えばトリフルオロメチル) 、N RIIR1
2、シアノ、−0R1°、アジド、5RIO1−3ORIO110101l
−3OR(但し、R、R及びR12は先に定義した通りである。)
一シアノ、ニトロ、ハロゲン、エチレンジオキシ、−0R10、−5R’°、−
3OR10、−8O2R10、−し、RIOlRll及びR12は先に定義した
通りである。);
R13及びR14は一緒になってカルボニル基<>=0>を形成するか、又はR
13はXであり、R14はYであり、X及びYは両方ともHであるか、X及びY
の1つがHであり、他方が−0R10若しくは一3RIO(但し、Rloは先に
定義した通りである。)である。
このようなウィルス感染には、例えばHIVのようなレトロウィルス感染、先に
述べたようなヘルペスウィルス感染、特G、:CMV、VZV、H3VI及びH
3V2、又G、t HB V感染のようなものが含まれる。
本発明はまた、コクサラキーウィルス又はC型肝炎ウィルス感染の治療若しくは
予防のための医薬の製造のために式(I)の化合物を使用使用することも提供す
る。
ここで使用される基又は基の一部としての「アルキル」の用語は、直鎖若しくは
分岐鎖アルキル基を意味する。このようなアルキル基は、好ましくは1から3の
炭素原子を有する。
ここで使用される基又は基の一部としてのアリールの語は、芳香族複素環(例え
ば、ピリジン、ピロロ、フリル、チェニル、ピラゾロ、イミダゾロ、チアゾロ、
イソチアゾロ、オキサゾロ、トリアゾロ、テトラシロ、オキサジアゾロ、チアジ
アゾロ、ベンゾフリル、ベンゾチェニル、ベンズイミダゾロ、ベンゾトリアゾロ
、キノリル、イソキノリル、及びインドリル)を含む。非芳香族複素環の語は、
ピロリジノ、ピペラジノ、モルホリノ、ピペリジノ、テトラヒドロフリル、テト
ラヒドロピラニル、ジオキサニル及びジチアニルのような基を含む。
上記式(I)の化合物並びにそれらの塩、エステル及び生理学的に機能的な誘導
体及び任意のこれらの溶媒和化合物は、これ以後、本発明に従った化合物と呼ぶ
。
本発明に従って治療若しくは防止されうるレトロウィルス感染の例には、ヒト免
疫不全ウィルス(HIV)、例えばHIV−1若しくはHI V−2感染、及び
ヒトT−細胞リンパ球親和性ウィルス(l(uman T−cell Lymp
hotropicVirus) (HT LV) 、例えばHTLV−I若しく
はHTLV−II感染のようなヒトレトロウィルス感゛染が含まれる。
本発明に従った化合物は、AIDS及びA I D S関連コンプレックス(A
RC)、進行性リンパ腫脹(PGL)、カボジ肉腫、血小板減少性紫斑病のよう
なAIDS関連臨床病状、多重硬化症(multiple 5clerosis
)若しくは熱帯性不全対麻痺(tropical paraperesis)の
ようなAIDS関連神経症状、更には抗HIV抗体陽性及びHIV陽性症状であ
って無症候性患者の症状を含むものの治療に特に有効である。
本発明に従って治療しうる他の臨床症状の例には、上述のHIv−1及び2、V
ZV、CMVlEBV、HIV6、HBV、コクサラキーウィルス及びC型肝炎
ウィルス感染によって起こる臨床症状が含まれる。
本発明は更に、感染宿主、例えばヒトを含んだ動物におけるウィルス感染の症状
若しくは影響の治療、予防又は防止のための方法であって、治療に効果的な非毒
性量の本発明に従った化合物を前記宿主に投与することを具備した方法を提供す
る。本発明のこの側面の特別の態様に従えば、ウィルス性感染は、レトロウィル
ス、例えばHIV、H3VI及び2、VZV、CMV、EBV、HIV6を含む
ヘルペスウィルス、HBV、コクサラキーウィルス若しくはC型肝炎ウィルスの
感染である。
本発明に従った特定の化合物は、新規であり、このような新規な化合物は、本発
明の更なる側面となる。該式(I)の新規な化合物には、以下のものが含まれる
。
(i)式(I)の化合物であって、点線が結合を表さないもの;又はこれらの塩
、エステル若しくは生理学的に機能的な誘導体又は任意のこれらの溶媒和化合物
で以下の化合物を除くもの:
(a)シス−3,4−ビス−(IH−インドール−3−イル)−2,5−ピロリ
ジンジオン
(b)トランス−3,4−ビス−(IH−インドール−3−イル)−2,5−ピ
ロリジンジオン;(目)R13がXであり、R14がYであり、X及びYの一方
がHで、他方が−OR’°(OHは除く。)若しくは5RIO(但し、Rloは
先に定義したとおりである。)である式(I)の化合物;及び
(iii)式(I)の化合物であって、点線が結合を表し、R1が、H又はCア
ルキルであって、
該01−8アルキルが、 0RIO(但しRIOは先に定義した通りである。)
及びアリールであって、C1−6アルキル(1以上の水素原子がハロゲン原子で
置換されているもの。)及び−NR11R12(但し、R11及びR12は先に
定義したとおりである。)から選択される1以上の置換基で任意に置換されたも
の
から選択されるものであり;
R及びR3は同じでも異なっていてもよく、夫々独立にHl及びCl−8アルキ
ルであって、該C1−8アルキルが、
一0R1°、−0COR’°(但t、R1°は先に定義したとおりである。)、
C3−8シクロアルキル及びアリールであって、ハロアルキル及び−0R10(
RIOは先に定義したとおりである。)から選択される1以上の置換基で任意に
置換されたもの
から選択されるものであり;
R及びR5は、同じでも異なっていてもよく、夫々独立にH及びC1−6アルキ
ルから選択されるものであり;
R及びR7は、同じでも異なっていてもよく、夫々、H,C1,6アルキル、
OR10(R10は先に定義したとおりである。)及びハロゲンから選択される
1以上の環の置換基であり、
R13及びR14は、−緒になってカルボニル基を形成するもの:
又はこれらの塩、エステル若しくは生理学的に許容しうる誘導体又は任意のこれ
らの溶媒和化合物。但し、3.4−ビスーIH−インドールー3−イル−1−(
フェニルメチル)−LH−ビロール−1,5−ジオンは除かれる。
式(I)の新規化合物は、これ以後まとめて式(IA)の化合物と呼ぶ。
点線が結合を表さない場合、式(I)の化合物には、「2に位置する。)異性体
の両方が存在しうろことが理解されるであろう。また、ピロリジン環の不斉を考
慮すると、該’i7s及びトランス異性体には、各々2つの形態即ち以下のもの
が存在しうろことも理解できるであろう。
本発明は、該4種類の異性体及び2以上のこれらの任意の組合せを包含する。
好ましい式(IA)の化合物には以下のものが含まれる。
3.4−ビス(7−メチル−IH−インドール−3−イル)2.5−ジヒドロ−
IH−ピロロ−2,5−ジオン:3.4−ビス(4−フルオロ−IH−インドー
ル−3−イル)2.5−ジヒドロ−IH−ピロロ−2,5−ジオン;3.4−ビ
ス(5−メトキシ−IH−インドール−3−イル)2,5−ジヒドロ−1−(3
−)リフルオロメチルフェニルメチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン;3.
4−ビス(IH−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−(ベンジル
オキシメチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン;
3.4−ビス(6−フルオロ−IH−インドール−3−イ 。
ル)−2,5−ジヒドロ−1−メチル−IH−ピロロ−2゜5−ジオン;
3.4−ビス(IH−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−(4−
ジメチルアミノフェニルメチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン;
3.4−ビス(LH−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−(2−
ピリジルメチル)−1H−ピロロ−2゜5−ジオン;
シス−3,4−ビス(2−メチル−IH−インドール−3−イル) −1−(フ
ェニルメチル)−琥珀酸イミド;3−(1−シクロヘキシルメチル−IH−イン
ドール−3−イル)−4−(LH−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ
−1−メチル−IH−ピロロ−2,5−ジオン;3− (1−(3−アセトキシ
プロピル)−1H−インドール−3−イル)−4,−(IH−インドール−3−
イル)−2゜5−ジヒドロ−1−メチル−IH−ピロロ−2,5−ジオン;
3− (1−(3−メトキシプロピル)−LH−インドール−3−イル)−4−
(IH−インドール−3−イル)−2゜5−ジヒドロ−1−メチル−IH−ピロ
ロ−2,5−ジオン;
3−(1−(3−フェノキシフェニルメチル)−1H−インドール−3−イル)
−4−(LH−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−メチル−LH
−ピロロ−2,5−ジオン;
又はこれらの塩、エステル若しくは生理学的に機能的な誘導体又は任意のこれら
の溶媒和化合物。
本発明にはまた、医学的な治療、特に抗ウィルス剤として使用するための式(I
A)の化合物が含まれる。
各々の上記の好ましい式(IA)の化食物は、H3VI、H3V2、CMV、V
ZV、EBV、HBV6、HBV、HIV、C型肝炎ウィルス及びコクサラキー
ウィルスの感染から独立に選択される少なくとも1種のウィルス性感染の治療若
しくは予防に特に効果的であることが理解されるであろう。
本発明はまた、治療、特にウィルス性感染、例えば上記のようなヘルペスウィル
ス感染、及び特にCMV、H3VI及び2、及びVZV、例えばHIVのような
レトロウィルス感染、並びにHBVを含む肝炎感染の治療若しくは予防に使用す
るための3,4−ビス−(IH−インドロ−3−イル)−1−(フェニルメチル
)−2,5−ピロリジンジオン及びシス−3,4−ビス(IH−インドール−3
−イル)−2,5−ピロリジンジオン:又はこれらの塩、エステル若しくは生理
学的に機能的な誘導体若しくはこれらの溶媒和化合物を提供する。
上記のウィルス性感染及び関連症状の治療若しくは予防における式(I A)の
化合物を含む式(I)の化合物の使用に加えて、該化合物はまた、血栓症、アテ
ローム硬化症及び高血圧のような心臓及び血管障害、炎症過程、アレルギー、癌
及び中枢神経系に対する幾つかの変性性の損傷の治療若しくは予防にも使用しう
る。
ここで使用される「生理学的に機能的な誘導体」の語は、上記式(I)若しくは
(IA)の化合物の生理学的に許容しうる塩、エステル、若しくはこのようなエ
ステルの塩の何れか、又は患者に投与した場合に、(直接蓋、シ<は間接的に)
このような化合物又は抗ウイルス的に活性な代謝物若しくはその残基を与えうる
任意の他の化合物を意味する。例えば、OH基のHを、アシル若しくはアルキル
のような、可能性として加水分解可能な基で置換することは、本発明の範囲内で
ある。
本発明に従った好ましいエステルには、カルボン酸エステルであって、エステル
グルーピングのカルボン酸の部分の非カルボニル部分が、直鎖若しくは分岐鎖の
アルキル(例えば、メチル、ニープロピル、ニーブチル、若しくは立−ブチル)
シクロアルキル、アルコキシアルキル(例えば、メトキシメチル)、アラルキル
(例えば、ベンジル)、アリールオキシアルキル(例えば、フェノキシメチル)
、アリール(例えば、フェニルであって、例えばハロゲン、C1−4アルキル、
若しくはC1,4アルコキシで任意に置換されたもの)若しくはアミノから選択
されるもの;アルキル−若しくはアラルキルスルホニル(例えば、メタンスルホ
ニル)のようなスルホネートエステル;アミノ酸エステル(例えば、L−バリル
若しくはし一イソロイシル);及びモノ−、ジー、若しくはトリーホスフェート
エステルが含まれる。このようなエステルにおいて、特に断らない限り、存在す
る任意のアルキル部分は、有利には、1から18の炭素原子、特にlから6の炭
素原子、更に特別には1から4の炭素原子を含有する。このようなエステルに存
在する任意のシクロアルキル部分は、3から6の炭素原子を含有することが有利
である。このようなエステルに存在する任意のアリール部分はフェニル基を含有
することが有利である。上記の任意の化合物に対す゛る何れの関連物も、それら
の生理学的に許容しうる塩に対する関連物を含む。
式(1,)の化合物の生理学的に許容しうる塩及びその生理学的に許容しうる誘
導体の例は、アルカリ金属(例えば、ナトリウム)、アルカリ土類(例えば、マ
グネシウム)、アン+
モニウム及びNX4 (但し、XはCニー、アルキルである。)のような適切な
塩基から誘導される塩を含有する。水素原子又はアミノ基の生理学的に許容しう
る塩には、酢酸、乳酸、酒石酸、マレイン酸、イセチオン酸、ラクトビオン酸及
び琥珀酸のような有機カルボン酸;メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベン
ゼンスルホン酸及びp−トルエンスルホン酸のような有機スルホン酸;並びに塩
酸、硫酸、リン酸及びスルファミン酸のような無機酸の塩が含まれる。ヒドロキ
シ基+ +
の化合物の生理学的に許容しうる塩には、Na 、NH4及びNX +(但し、
XはCニ、4アルキル基である。)のような適切なカチオンと組み合わせた前記
化合物のアニオンが含まれる。
治療的な使用に対して、式(I)若しくは(IA)の化合物の塩は生理学的に許
容しうるであろう。即ち、これらは、生理学的に許容しうる酸若しくは塩基から
誘導される塩であるだろう。しかし、生理学的に許容し得ない酸若しくは塩基の
塩も、例えば生理学的に許容しうる化合物の調製又は精製における使用が見出さ
れうる。生理学的に許容されうる酸若しくは塩基から誘導されるか否かにかかわ
らず、全ての塩は、本発明の範囲内にある。
本発明に従った化合物は、単独で、又は前記感染蓋しくは症状を治療するための
他の治療薬と組み合わせて使用されうる。本発明に従った組合せの治療には、少
なくとも1種の式(I)若しくは(IA)の化合物又はこれらの生理学的に機能
的な誘導体、及び少なくとも1種の他の薬学的に活性な成分の投与を包含する。
該活性成分及び薬学的活性成分は、−緒に又は分けて投与してもよく、更に、分
けて投与する場合は、投与は同時でも逐次的に何れの順序でも行われうる。活性
成分及び薬学的な活性剤の量、及び投与の相対的タイミングが、所望の組合せの
治療効果を達成するために選択される。
好ましくは、組合せ治療には、式(I)若しくは(IA)又はこれらの生理学的
に機能的な誘導体の1種の化合物及び以下に示す薬剤の1種を投与することが含
まれる。
このような更なる治療薬の例には、以下のようなHIV感染若しくは関連症状の
治療に効果的な薬剤が含まれる。例えば3′−アジド−3°−デオキシチミジン
(アジドプシン)、2’ 、3’−ジデオキシシチジン、2’ 、3’ −ジデ
オキシアデノシン及び2’ 、3’ −ジデオキシイノシンのような他の2’、
3’−ジデオキシヌクレオシド、カルボビル、非環状ヌクレオシド(例えば、ア
サイクロビル)、2’ 、3’ −ジデヒドロチミジン、N−tert−ブチル
−デカヒドロ−2−[−2(R) −ヒドロキシ−4−フェ−)Lt−3(S)
−[[N−(2−キノリルカルボニル)−L−アスパラギニルコブチル] −
(2aS、8aS)−イソキノリン−3(S) −カルボキサミド(RO3l−
8959)のようなプロテアーゼ阻害剤、シス−1−(2−ヒドロキシメチル)
−1,3−オキサチオラン−5−イル)シトシン若しくはシス−1−(2−(ヒ
ドロキシメチル)−1,3−オキサチオラン−5−イル)−5−フルオロ−シト
シンのようなオキサチオランヌクレオシド類縁体、3′−デオキシ−3′−フル
オロ−チミジン、2’ 、3’−ジデオキシ−5−エチル−3′−フルオロウリ
ジン、5−クロロ−2′、3゛−ジデオキシ−3′−フルオロウリジン、リバビ
リン、9− [4−ヒドロキシ−2−(ヒドロキシメチル)ブドー1−イルコグ
アニン(H2C);7−クロロ−5−(2−ピリル)−3H−1,4−ベンゾジ
アゼピン−2(H)−オン(Ro 5−3335)若しくは7−クロロ−1,3
−ジヒドロ−5−(IH−ピロロ−2−イル)−3H−1,4−ベンゾジアゾジ
アゼピン−2=アミン(Ro24−7429)のようなTAT阻害剤、a−イン
ターフェロンのようなインターフェロン、プロペネサイド(probenec
id)のような腎排泄阻害剤、ジビリダモールのようなヌクレオシド転写阻害剤
;ペントキシフィリン、Nアセチルシスティン、プロシスティン、a−トリコサ
ンチン、ホスホノホーミックアシッド、並びにインターロイキンIIのような免
疫調節剤、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子、エリスロボエチン、可溶性
CD4及びこれらの遺伝学的に作製された(engi−neered)誘導体が
ある。HBV感染の治療に効果的なこのような更なる治療薬の例には、カルボビ
ル、シス−1−(2−ヒドロキシメチル)−1,3−オキサチオラン−5−イル
)シトシン若しくはシス−1−(2−(ヒドロキシメチル)−1,3−才キサチ
オラン−5−イル−5−フルオロ−シトシンのようなオキサチオランヌクレオシ
ド誘導体、2’、3’ −ジデオキシ−5−エチニル−3′−フルオロウリジン
、5−クロロ−2’ 、3’ −ジデオキシ−3’−フルオロウリジン、l−(
β−D−アラビノフラノシル)−5−プロピニルウラシル、アサイクロビル及び
α−インターフェロンのようなインターフェロンが含まれる。
より好ましくは、組合せ治療には、上記薬剤の1種と共にここで特に名前を挙げ
た式(I)若しくは(I A)の化合物の1種を投与することが含まれる。
本発明は更に、活性成分としてここでも参照された本発明に従った薬学的に許容
しうる化合物を含有する薬学的製剤を提供する。この薬学的製剤は、ヒト(「患
者」)を含んだ哺乳類を治療するために、治療される臨床症状に適した任意の適
切な経路で投与される。この適切な経路には、経口(傾倒(buccal)及び
舌下を含む)、肺動脈、直腸、鼻腔、局所(傾倒、舌下及び経皮を含む)膣及び
非経口(皮下、筋肉内、静脈内及び皮内を含む)が含まれる。好ましい経路は、
患者の症状、体重、年齢及び性別、感染の性質及び選択された活性成分によって
変化することが認識されるであろう。
先に示された各々の有用性及び徴候の治療に要求される本発明に従った化合物の
量は、治療される症状のつらさ、患者の状態を含んだ多数のファクターに依存し
、最終的には、付き添いの医者の判断に任されるだろう。
しかし、一般にはこれらの各々の有用性及び徴候に対して、適切で効果的な投与
量は、1日につき、患者の1kg体重当たり0.5から120mg、好ましくは
1日につき、1kg体重当たり1から90mg、最も好ましくは1日につき、1
kg体重当たり2から60mgの範囲にある。最適な投与量は、1日につき、1
kg体重当たり約30mgである。特に示さない限り、活性成分の重量は全て、
本発明に従った化合物の鋭化合物として計算した。本発明に従った化合物の塩、
エステル若しくは生理学的に機能的な誘導体又は任意のこれらの溶媒和化合物の
場合には、数値は比例して増加する。所望の投!テ量は、1日に渡って、2.3
.4.5.6若しくはそれ以上の副投与量(sub−doses)として、適切
な間隔で与えられることが好ましい。これらの副投与量は、単位投与形態であっ
て、単位投与形態当たり例えば1から1500mg、好ましくは5から1000
mg、最も好ましくは10から700mgの活性成分を含有するものとして投与
されうる。さもなければ、患者の症状が要求する場合には、投与量は連続的な点
滴として投与されうる。
観念的には、活性成分は、約0.25から約100μM、好ましくは0.5から
70μM、最も好ましくは約1から約50μMの活性成分のピーク血漿濃度を達
成するように投与されるべきである。これは、例えば活性成分の0.1から5%
w/v溶液(場合によっては食塩水溶液)の静脈注射によって、又は約0. 5
から約100 mg/kg活性成分を含有する例えば、錠剤、カプセル、若しく
はシロップを経口的に投与することによって達成されうる。所望の血液レベルは
、約0.01から5mg/kg/時間となるように連続的な点滴によって、又は
約0.4から約15mg/kgの活性成分を含有する間欠的な点滴によって維持
されうる。
活性成分は単独で投与されうるが、薬学的製剤としてこれを存在させることが好
ましい。本発明の製剤は、少なくとも1種の先に定義した活性成分を、1以上の
これらの許容しうる担体、及び任意に1以上の他の治療薬と共に含有する。
各々の担体は、製剤の他の成分と適合しており、患者に有毒でないという意味に
おいて「許容し得」なければならない。
本発明の製剤には、前述の任意の経路による投与に対して適切なものが含まれる
。これは、適切には単位投与形態で与えられ、薬学の分野で周知の方法で調製さ
れうる。このような方法には、活性成分を1以上の補助成分を構成する担体と混
合するステップを含有する。一般に、製剤は、活性成分を液体担体若しくは細か
く砕いた固体担体、又はこの両方と均−且つ密に混合し、次いで必要であれば生
成物に成型することによって調製される。
経口投与に適した本発明の製剤は、予め決められた量の活性成分を含有するカプ
セル、カシェ−(cachets)若しくは錠剤のような独立した単位;粉末若
しくは顆粒;水性若しくは非水性の液体の溶液又は懸濁液;又は水中油彩液体エ
マルジョン若しくは油中水彩液体エマルジョンとして提供されうる。活性成分は
また、巨丸剤、舐剤、若しくはペーストとしても提供され得、またリポソーム中
に含有されうる。
錠剤は、必要に応じて1以上の補助成分と共に圧縮若しくはモールディングする
ことによって作製されうる。圧縮された錠剤は、粉末若しくは顆粒のような自由
に流れる形態の活性成分を、必要に応じて結合剤(例えば、ポビドン、ゼラチン
、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)、滑沢剤、不活性希釈剤、防腐剤、崩
壊剤(例えば、ナトリウムスターチグリコレート、架橋型ポビドン、架橋型ナト
リウムカルボキシメチルセルロース)、又は表面活性剤若しくは分散剤と混合し
、適切な機械で圧縮することによって調製される。モールドされた錠剤は、不活
性な液体希釈剤で湿らされた粉末化化合物の混合物を適切な機械でモールディン
グすることによって作製される。錠剤は、任意にコートされるか、又は刻み目を
付けられうる。また、錠剤は、例えばヒドロキシプロピルメチルセルロースを種
々の比率で使用し、活性成分の放出をゆっくり若しくは制御するように製剤化し
得、これによって所望の放出プロフィールを提供するか、又は液体に加えられた
ときに溶解若しくは起沸し得るようにする。錠剤は、必要に応じて胃以外の消化
器部分で放出が行われるように腸溶性のコーティングを施される。
経口的な使用に適した製剤には、胃の酸性度を中和するためにデザインされた緩
衝剤も含有されうる。このような緩衝剤は、弱酸若しくは塩基の共役塩と混合さ
れた弱酸若しくは塩基のような種々の有機又は無機試薬から選択されうる。
カプセルは、ルーズな若しくは圧縮された粉末を、任意に1以上の添加剤と共に
適切な充填機で充填することによって作製されうる。適切な添加剤の例には、ポ
ビドンのような結合剤、錠剤用に対するのと同様な、ゼラチン、滑沢剤、不活性
希釈剤及び崩壊剤が含まれる。カプセルはまた、活性成分の放出をゆっくり若し
くは制御するためにベレット若しくは独立のサブユニットを含むように製剤化さ
れうる。これは、薬剤と、押出し補助剤(例えば微結晶性セルロース)と、ラク
トースのような希釈剤の湿潤混合物を押し出し形成し、球面化することによって
達成されうる。このように製造された長球体物(sphe−raid)は、半透
過膜(例えばエチルセルロース、Eudragit WE30D)でコートされ
、持続性の放出特性を付与される。
食用フオーム(foam)若しくはホイップ製剤は、理想的には50〜70%の
食用油、特にコーン油、ビーナツツオイル、ひまわり油、オリーブオイル及び大
豆油を含む植物油;2〜10%の1以上の表面活性剤、特にレシチン、ポリオー
ル、グリセリル脂肪酸エステル、ポリグリセリル脂肪酸エステル(例えばテトラ
オレイン酸デカグリセロール)、若しくはソルビタン脂肪酸エステル(例えばソ
ルビタンモノステアレート)を含むポリオールポリマーエステル;1〜4%の吸
入に適した噴射剤、特に圧縮ガス噴射剤、特に窒素、亜酸化窒素若1. <は二
酸化炭素、又はガス状炭化水素、特にプロパン、ブタン、イソブタン;0.5〜
30%の、直径で10〜50ミクロンの範囲の粒子径の1以上の粘性緩和剤、特
に粉末化糖若しくはコロイド状二酸化ケイ素;及び任意に0.5〜1%の1以上
の適切な非毒性着色剤、香味剤若しくは甘味料を含有する。活性成分は、10〜
46%、有利には30%の濃度でこのような製剤中に存在することが好ましい。
上記の食用フオーム若しくはホイップ製剤は従来の方法、例えば、食用オイル、
表面活性剤及び任意の他の可溶性成分を粘性改質剤に加えて混合し、該混合物を
粉砕機にかけ、均一の分散物及び懸濁物を形成することによって調製されうる。
活性成分は、一様に分散されるまで、粉砕機にかけられた混合物にブレンドされ
る。最後に、前記混合物を適切な分散容器に計量し、測定された量の噴射剤に該
混合物を混合する。
経皮投与に適した組成物は、長時間に渡って患者の表皮に密に接触させるのに適
した独立したパッチとして提供されうる。このようなパッチは、適切には、l)
任意に緩衝された水溶液中の活性成分、又は2)粘着剤に分散された活性成分、
又は3)ポリマーに分散された活性成分を含有する。活性化合物の適切な濃度は
、約1%から35%、好ましくは3%から15%である。1つの特別な可能性と
して、活性化合物は、Pharmaceutical Re5earch、3(
6)、318 (1986)に一般的に開示されているようなイオン導入方によ
ってパッチから放出されうる。
本発明に従った局所投与のための薬学的製剤は、軟膏、クリーム、懸濁液、ロー
ション、パウダー、溶液、ペースト、ゲル、スプレィ、エアロゾル若しくはオイ
ルとして製剤化される。他のものとしては、製剤は、活性成分及び任意に1以上
の賦形剤若しくは希釈剤を含浸させた包帯若しくは粘着性の膏剤のような外科用
医療材料を包含する。
眼若しくは他の外部組織、例えば口及び皮膚の感染に対しては、製剤は、例えば
0.075から20%w / w、好ましくは0.2から15%w / w、最
も好ましくは0.5から10%w/wの量の活性成分を含有する局所的な軟膏若
しくはクリームとして塗布されることが好ましい。軟膏として製剤化された場合
、活性成分は、パラフィン若しくは水に混和性の軟膏ベースと共に使用される。
他の方法としては、活性成分は水中油形クリームベース若しくは油中水形ベース
としてクリーム中に製剤化されうる。
所望であれば、クリームベースの水層には、例えば少なくとも40〜45%W/
Wの多価アルコール、即ちプロピレングリコール、ブタン−1,3−ジオール、
マンニトール、ソルビトール、グリセロール及びポリエチレングリコール、並び
にこれらの混合物のような2以上の水酸基を有するアルコールが含まれうる。局
所製剤は、皮膚若しくは他の感染部位を通して活性成分の吸収若しくは浸透を高
める化合物を含有しうる。このような皮膚浸透を高めるものには、ジメチルスル
ホキシド及び関連類縁体が含まれる。
本発明に従ったエマルジョン製剤の油相は、一種の乳化剤(さもなければ乳剤(
en+u Igen t)として公知のもの)のみを含有していてもよいが、脂
肪若しくは油又は脂肪と油の両方を有する少なくとも1種の乳化剤の混合物を含
有していることが望ま(−い。好ましくは、親水性乳化剤は、安定化剤として作
用する親油性乳化剤と共に含有される。これはまた、油及び脂肪の両方を含むこ
とが好ましい。更に、安定化剤を含むか又は含まない乳化剤は、いわゆる乳化ワ
ックスとなり、このワックスは、油及び/又は脂肪と共に、クリーム製剤の油相
を形成するいわゆる乳化軟膏ベースとなる。
本発明の製剤の使用に適した乳剤及びエマルジョン安定剤にはツウイーン(Tw
een) 60、スパン(Span) 80、セトステアリルアルコール、ミリ
スチルアルコール、グリセリルモノステアレート及びラウリル硫酸ナトリウムが
含まれる。
薬学的なエマルジョン製剤で使用される適切なほとんどの油中において、活性化
合物の安定性が低いので、製剤に対して適切な油若しくは脂肪は、所望のコスメ
テイック特性を達成することを基準にして選択される。クリ−11は、好ましく
はチューブ若しくは他の容器から漏れないような適切な軟度を有するべたべたせ
ず、変色せず、洗浄可能な製品であるべきである。ジ−イソアジペート、イソセ
チルステアレート、ココナツツ脂肪酸のプロピレングリコールジエステル、イソ
プロピルミリステート、デシルオレエート、イソプロピルパルミテート、ブチル
ステアレート、2−エチルへキシルパルミテート又はクロダモール(Croda
mol) CA Pとして知られる分岐鎖エステルのブレンドのような直鎖若し
くは分岐鎖の−又は二塩基性アルキルエステルが使用され得、この最後の3つが
好ましいエステルである。これらは、要求される性質に依存して単独で使用して
もまた、組み合わせて使用してもよい。他のものとしては、白色軟質パラフィン
及び/又は液体パラフィンのような高融点脂質又は他の鉱油を使用しうる。
眼に対する局所投与に適した製剤には、活性成分が適切な担体、特に水溶液に分
散若しくは懸濁された点眼薬が含まれる。該成分は、0.5から20%、有利に
は0.5から10%、特に約1.5%w/wの濃度で、このような製剤に存在す
ることが好ましい。
口中の局所投与に適した製剤には、香味剤(これは通常蔗糖及びアカシア(ac
acia)又はトラガガントゴムである)中に活性成分を含有するロゼンジ;ゼ
ラチン及びグリセリン、又は蔗糖及びアカシアのような不活性材料に活性成分を
含有するサブロー錠剤;及び適切な液体担体に活性成分を含有する0洗浄剤が含
まれる。
直腸投与に対する製剤は、例えば、ココアバター若しくは高脂アルコール(例え
ば硬質ワックス、ヨーロッパ薬局方)又はトリグリセリド及び飽和脂肪酸く例え
ば、ライテップゾル(witepsol) )を含有する適切なベースでできた
生薬、又は活性成分が、水溶液若しくは油性溶液、水性懸濁液若しくは油性懸濁
液、水中地形液体エマルジョン又は油中水彩液体に存在する浣腸どして提供され
うる。
鼻腔投与に適した製剤であって、担体が固体であるものには、例えば20から5
00ミクロンの範囲の粒子サイズを有する目の損い粉末が含まれる。これは、鼻
から吸い込む方法、即ち鼻に密着させた容器から鼻を通して迅速に吸入すること
によって投与される。鼻内噴霧若しくは点鼻薬に適した担体が液体である製剤に
は、活性成分の水溶液若しくは油状溶液が含まれる。
吸入による投与に適した製剤には、種々のタイプの決められた量の加圧されたエ
アロゾル、噴霧器又は吸入器によって生成されうる微粒子ダスト又はミストが含
まれる。
口を経る肺投与に対しては、粉末若しくは小滴の粒子サイズは、典型的には、気
管支材に到達することを保証するような0.5〜107m、好ましくは1〜5P
iの範囲である。鼻内投与に対しては、鼻腔に停留させるために10〜5oo/
ffiの範囲の粒子サイズが好ましい。
決められた量の吸入器は、典型的には液化された噴射剤に活性成分の懸濁若しく
は溶液製剤を含有するエアロゾルディスペンサーで与圧される。使用中には、こ
れらの装置は、決められた容積、典型的には10〜150Iを放出するのに適し
たバルブを通して、活性成分を含む微粒子スプレーとなるように該製剤を噴射す
る。適切な噴射剤には、プロパン及びブタン、一般にrCFS’ sJと呼ばれ
る幾つかのタロロフルオロカーボン化合物、例えばジクロロジフルオロメタン、
I・リクロロフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロエタン、又はこれらの混
合物が含まれる。該製剤は更に、例えばエタノールのような共溶媒(co−so
lvent) 、オレイン酸若しくはソルビタントリオレエートのような表面活
性剤、抗酸化剤及び/又は適切な香味剤を含有しうる。
噴霧器は、細いベンチュリーオリフィスを通して、圧力ガス(典型的には空気若
しくは酸素)を加速することによって、又は超音波撹拌機によって、活性成分の
溶液若しくは懸濁液をエアロゾル治療用ミストに変換する商業的に利用できる装
置である。噴霧器に使用するのに適した製剤は、活性成分が液体担体中にあり、
製剤の40%w/wまで、好ましくは20%w/w以下まで含有される。担体は
、典型的には水又は冷水性アルコール溶液であり、例えば塩化ナトリウムを添加
することによって体液と等張にされることが好ましい。製剤が無菌で調製されな
い場合は、任意の添加剤には、例えばメチルヒドロキシベンゾエートのような防
腐剤、抗酸化剤、香味剤、揮発性油、緩衝剤及び表面活性剤が含まれる。
ガス注入による投与に適した製剤には、ガス注入器によって送られるか、又は鼻
で吸う方法で鼻腔内に取り込まれる細かく粉砕した粉末が含まれる。ガス注入器
中では、該粉末は、典型的にはゼラチン若しくはプラスチックでできたカブセル
若しくはカートリッジ(これらは、その場で穴をあけるか開封される)に含有さ
れ、該粉末は吸入のための容器を通して吸い出される空気中に存在するか、さも
なければ手動で操作されるポンプによって放出される。ガス注入器に使用される
粉末は、単独であっても、また、活性成分、ラクトースのような適切な粉末希釈
剤、及び任意に表面活性剤を含有する粉末混合物からなっていてもよい。活性成
分は典型的には製剤の0.1から100%W/Wまで含有される。
吸入のための加圧されたエアロゾル製剤は、各々の決められた投与量が0.05
から5mgの本発明の化合物を含有するようにアレンジされることが好ましい。
同様に、ガス注入のための粉末製剤は、各々の単位投与量に0.5から50mg
を含有するようにアレンジされる。噴霧のための溶液若しくは懸濁液製剤は、1
から1500mgの投与量を放出するようにアレンジされる。本発明に従った化
合物又はこれらの製剤は、1日に一回若しくは数回このような装置で投与され、
1回の投与量若しくは数回分の投与量、例えば3若しくは4回分が各々の機会に
与えられうる。
膣内投与に適した製剤は、当分野で公知の適切な担体を活性成分に加えて含有し
たペッサリー、タンポン、クリーム、ゲル、ペースト、フオーム(foams)
、若しくはスプレー製剤として提供される。
非経口投与に適した製剤には、水性若しくは非水性の無菌注射溶液が含まれ、こ
れには、抗酸化剤、バッファー、静菌剤及び予め予定された患者の血液と等張な
製剤となる溶液;並びに水性及び非水性無菌懸濁液であって懸濁剤及び濃化剤を
含有するものが含まれる。この製剤は、例えば密封されたアンプル及びバイアル
のような単位投与用(uniidose)若しくは複数投与用(multi−d
ose)容器で提供され得、使用の直前に、例えば注射用の水のような無菌の液
体担体の添加のみを必要とする凍結乾燥状態で貯蔵されうる。準備のいらない注
射溶液及び懸濁液は、先述した種類の無菌の粉末、顆粒及び錠剤から調製されう
る。
好ましい単位投与(uni t−dosage)製剤は、先に示したような、活
性成分の日用量若しくは副投与量(sub−dose)、又はこれらの適切なフ
ラクションを含有するものである。
活性成分、特に上述したものに加えて、本発明の製剤は、問題の製剤のタイプに
関連した当分野の通常の他の薬剤を含有しうる。例えば経口投与に適切なものに
は、香味剤が含まれうる。
式(I)の化合物又はこれらの塩、エステル若しくは生理学的に機能的な誘導体
又は任意のこれらの溶媒和化合物は以下に概説する一般的な方法によって製造さ
れうる。
以下の説明において、記号R1、R2、R3、R6、R7、R13、R1−4、
X及びYは特に記載しない限り、式(I)でこれらに対して帰属された意味であ
る。記号R10′はR10の別の値である。
式(I)の化合物は、以下の工程を具備した方法によって調製されうる。
(A)点線が結合を表さず、R]、3及びR14が一緒になってカルボニル基を
形成する化合物を調製するためには、式(xv I )の化合物を還元する。
(B)点線が結合を表さず、R13及びR14が一緒になってカルボニル基を形
成する化合物を調製するためには、式(XVII)の化合物を式(XVIII)
の化合物と反応する。
(c)R13及びR14が一緒になってカルボニル基を形成する化合物を調製す
るには、式(XI)の化合物を、式R1NH若しくはRINH3X(但しXlは
酸のアニオンを表す。)と反応する。
(D)点線が結合を表し、R13及びRが−緒になってカルボニル基を形成する
化合物を調製するためには、上記式(XVII’)の化合物を式(XIX)若・
しくは(xx)の化合物と反応する。
(E)XがHであり、YがOHである化合物を調製するには、R13及びR14
が一緒になってカルボニル基を形成する式(I)の化合物を還元する。そして、
必要な場合には該化合物をX及びYが両方ともHである化合物を形成するように
変換する。
(F)XがHであり、Yが−OR10若しくは一3RIOである化合物を調製す
るためには、XがHであり、YがOH。
0RIO’若しくは5RIO’である式(I)の化合物を化合物R1°OH若し
くはR10SHで処理し、その後、若しくはこれと同時に、1以上の以下の任意
の変換を行う。
(i)式(I)の化合物が形成された場合、これを、適切な試薬及び/又は適切
な条件下で処理することによってR2、R3、R4、R5、R6及びR7が別の
値である式(I)の化合物に変換する;
(ii)任意の残っている保護基を除去する;(iii)式(1)の化合物が形
成された場合、これを、その薬学的に許容しうる誘導体に変換する。
(lv)式(I)の薬学的に許容しうる誘導体が形成された場合、前記誘導体を
式(I)の化合物、又はそれの他の誘導体に変換する。
他の側面に従えば、本発明は式(I A)の化合物;又はその塩、エステル若し
くは生理学的に機能的な誘導体又は任意のこれらの溶媒和化合物を、式(I)の
化合物又はこれらの塩、エステル若しくは生理学的に機能的な誘導体又は任意の
これらの溶媒和化合物の調製に対して先に説明した方法に従って調製するための
方法を提供する。
点線が二重結合を表さず、R13及びR14が一緒になってカルボニル基を形成
する式(I)の化合物は、式(XVI)の化合物を、
例えば、パラジウム炭、パラジウムブラック若しくは酸化白金のような適切な触
媒の存在下、酢酸、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、若しくはエタ
ノールのような適切な溶媒中において、好ましくは加圧(例えば50〜300P
SI)して水素と反応することによって、都合よく調製しうる。シの水素源を、
水素の代わりに使用しうる。
他の方法としては、ジイミド、又はリチウム、ナトリウム、カリウム、亜鉛アマ
ルガム若しくは活性化された亜鉛のような還元剤が、エタノール、アンモニア若
しくはこれらの組合せのような適切な溶媒中で、(XVI)を(I)に変換する
のに使用されうる。他の方法としては、亜鉛アマルガム若しくは活性化された亜
鉛が、好ましくは酸(例えばHC1)の存在下、適切な溶媒(例えばエタノール
)中で(XVI)を(I)に変換するのに使用されうる。
点線が結合を表さない式(I)の化合物は、式(XVII)の化合物と、
但し、Lはハロゲン(臭素、塩素、ヨウ素)のような脱離基である。
式(XVIII)の化合物とを、
但し、Lは先に定義した脱離基である。
例えばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ベンゼン、トルエン若しくはこ
れらの組合せのような適切な溶媒中、25〜140℃、好ましくは50〜100
℃で30分から4日間、好ましくは1時間〜18時間反応することによっても調
製されうる。
式(XVII)の化合物は、例えば、Bernner et al。
(Tetrahedron (1988) 44. 2887−2892)及び
5arstedteL al、(Heterocycles (1983) 2
0. 469−476)、P、D。
Davis et al、(J、Med、Chem、(1992)、177−1
84)に開示されている方法に従って、当分野で公知の方法によって、対応する
インドールとアルキル若しくはアリールマグネシウムハライドから調製されうる
。
式(XVIII)の化合物、例えばブロモマレイミドは、Chem、Abstr
act 1961 55 093738B(Rend、accad。
sci、fis、emat Ser 4 26. 149−53(1959))
に開示された方法に従って調製しうる。
式(xvr)の化合物は、式(XI)の化合物と、式R1NH2のアミン(R’
は先に定義したとおりである。)若しくは式RINH3X1(Xlはハライド、
カルボキシレート、カーボネート若しくはスルフェートのような酸のアニオンを
表す。)とを、必要に応じて例えばテトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド
、酢酸若しくはトルエン、又はこれらの組合せのような適切な溶媒中で反応する
ことによって、又は式(xr)の化合物とへキサメチルジシラザン及びメタノー
ルとを、テトラヒドロフラン若しくはジメチルホルムアミドのような適切な溶媒
中で反応することによって調製されうる。
式(xv I )の化合物はまた、式(XV I I ”)の化合物を式(XI
X)の化合物と、適切な溶媒、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン
、ジエチルエーテル、ベンゼン、トルエン又はこれらを組み合わせたもの中にお
いて、25°〜140℃(好ましくは、50°〜100’C)で30分以上4日
まで(好ましくは1〜18時間)反応することによっても都合よく調製されうる
。
但し、Lはハロゲンのような脱離基である。
式(xvll)の化合物は、Brenner et al、Tetrahed−
ron (1988) 44. 2887−2892に開示された方法によって
調製されうる。
式(XVI)の化合物はまた、式(XX)の化合物と、但し、Xはハロゲンのよ
うな脱離基である。
式(XVII)の化合物とを、適切な溶媒、例えばテトラヒドロフラン、l、4
−ジオキサン、ベンゼン、トルエン、ジエチルエーテル、又はこれらを組み合わ
せたもの中で反応することによっても調製されうる。
式(XX) ノ化合物は、式(XIX) (7)化合物と式(XVII)の化合
物とを、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、ベンゼ
ン、トルエン、若しくはこれらの組合せのような適切な溶媒中で反応することに
よって調製しうる。
式(XIX) (7)化合物は、式R1NHのアミンと式(XXI)のマレイン
酸無水物を反応することによって調製されうる。
(XXI)
但し、Lは先に定義したとおりである。
式(XXI)の化合物は商業的に入手可能か、又は当分骨で周知の方法によって
調製されうる。
X、YがH,0RIO又はH,5RIOである式(I)の化合物は、アルコール
R10−OH若しくはチオールR1°−3HをHCl若しくはTFAのような酸
の存在下で反応することによって、X、YがH,OH又はH1OR10若しくは
HlSRIOである式(I)の化合物から調製されうる。
X、YがHlOHである式(I)の化合物は、還元剤、例えば水素化アルミニウ
ムリチウム、ナトリウムシア、ノボロバイドライドと反応することによって、R
13及びR14が一緒になってカルボニル基を形成する式(I)の化合物から調
製することができる。
式(XI)の化合物は、式(XX I I )のインドールと式(XII)のイ
ンドールとを、
(XXII) (Xll)
トリエチルアミン、エチルジイソプロピルアミン若しくはピリジンのような塩基
、及び必要に応じて適切な溶媒の存在下で反応することによって調製されうる。
式(Xll)の化合物は、式(XIII)の化合物を、塩化オキザリルと、必要
に応じて適切な溶媒、例えばジクロロメタン若しくはテトラヒドロフラン中で反
応することによって都合よく調製されうる。
式(XXII)及び(XIII)の化合物は、商業的に得ることができるか、又
は当業者に周知の方法によって調製されうる。
他の方法として、式(XI)の化合物は、J、Bergman andB、Pe
lcman、Tetrahedron Letters (1987) 28゜
4441−4444に示された方法によって調製されうる。
点線が二重結合を表す式(I)の化合物は、欧州特許明細書0 397 060
及び欧州特許明細書0 328 026に開示された方法と同様若しくは類似の
方法で調製しうる。
公知の方法に従った本方法の何れの段階で導入若しくは除去されてもよいことが
理解されるであろう (Theodora W。
Greene and Peter G、M、Nuts in Protect
ing Groupin Organic 5yntheses (2nd E
d)、1991 Wiley andSons)。インドールの窒素の好ましい
保護基は、tert−ブチルオキシカルボニル(BOC)、p−)ルエンスルホ
ニル(トシル)、ベンジル、ベンジルオキシメチル、メトキシ又はシリル(例え
ばtert−ブチルジメチルシリル、トリイソプロピルシリル)である。
R2及び/又はR3が水素でない場合のR2及びR3基の導入は、本方法の何れ
の段階でも行いうる。例えば、インドールの窒素は、R2−L若しくはR3−L
基(但し、R2及びR3は、水素以外の先に定義したものであり、Lはハロゲン
、スルホネートエステル(例えばトリフルオロメタンスルホネート)のような適
切な脱離基である。)でアルキル化又はアシル化されうる。反応は、塩基(例え
ばトリエチルアミン)、又は金属水素化物(例えば水素化ナトリウム)、又はア
ルキルリチウム(例えばn−ブチルリチウム)の存在下、ジメチルホルムアミド
、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシドのような適切な溶媒中で行われる
ことが好ましい。
R6及び/又はR7が水素でない場合のR6及びR7の導入は、インドールの化
学及び芳香族化学の分野で公知の方法に従って、何れの段階でも行いうる。例え
ば、ハロゲン原子は、N−ハロ琥珀酸イミドを用いて、又はハロゲンを用いるこ
とによって都合よく導入されうる。ニトロ基は、例えば、硫酸の存在下、KNO
若しくはHNO3を用いて導入しうる。
アシル(例えばホルミル)又はスルホニル基は、例えば、それぞれChem、I
nd、(1981) 338及びJ、Amer、Chem。
Soc (1946) 68. 1272に開示された方法で導入されうる。
式(I)の化合物は、適切なエステル化剤、例えば酸ハライド若しくは酸無水物
との反応でエステルに変換されうる。
酸付加塩、例えば生理学的に許容しうる酸付加塩として式(I)の化合物を単離
したい場合は、数基を、式(I)の化合物を遊離の塩基の形態で適切な酸と反応
することによって形成することができる。この2種の反応剤は好ましくは等量使
用され、反応は、アルコール(例えばエタノール)、エステル(例えば酢酸エチ
ル)、又はエーテル(例えばテトラヒドロフラン)のような適切な溶媒中で行わ
れうる。1種類の式(I)の化合物の塩は、標準的な方法を用いて他の塩に変換
しうる。例えば所望の場合は、生理学的に許容し得ない酸を有する式(I)の化
合物の塩を、生理学的に許容しうる酸を有する塩に変換する。エステル若しくは
塩は、例えば加水分解によって鋭化合物に変換されうる。
以下の例は、例示のみを意図するものであり、何れの方法においても本発明の範
囲を制限することを意図するものではない。この例で使用される「活性成分」の
用語は、式(I)の化合物、又は式(I)の塩、エステル若しくは生理学的に機
能的な誘導体又は任意のこれらの溶媒和化合物を意味する。
去1豚Σ組
以下の例1〜5に示されるN−置換−34−ジクロロマレイミドを調製するため
の一般方法
ジクロロマレイン酸無水物(20g、0.12@ol)の酢酸(60ml)溶液
にアミン(0,12moL 1等量、商業的に利用可能)を撹拌及び冷却(氷/
水浴)しながら滴下した。
次に、該混合物を30〜480分(好ましくは90〜180分)還流下に加熱し
た。冷却後、水(100m1)を加え、得られた沈殿を濾別し、再結晶若しくは
サブリミネーション(subliminaLion)によって精製した。イミド
が沈殿しない場合は、EtOAcを加え、有機層を分離し、乾燥(Na2S04
)し、エバポレートした。残渣を、再度EtOAcに溶解し、重炭酸ナトリウム
水溶液で洗浄し、分離し、乾燥(N a 2 S O4) シ、エバポレートし
た。残渣を結晶化、昇華、若しくはシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーで
精製した。
このようにして以下の化合物を調製した。
例1
3.4−ジクロロ−2,5−ジヒドロ−1−(3−トリフルオロメチルフェニル
メチル)−1H−ピロロ−2,5−−/オン(1)
M、p、=82.5〜83.5℃
元素分析:C1゜H6C1゜F3NO2理論値 C,44,47%、 H,1,
87%、 N、4.32%C,44,36%、 H,1,82%、 N、4.4
4%例2
3.4−ジクロロ−2,5−ジヒドロ−1−(2−ピリジルメチル)−1H−ピ
ロロ−2,5−ジオン(2)M、p、=55〜56℃
例3
3.4−ジクロロ−2,5−ジヒドロ−1−メチル−IH−ピロロ−2,5−ジ
オン(3)
M、p、=82〜83℃
元素分析:C3H3C1゜N02
理論値 C,33,36%、 H,1,68%、 N、7.78%実測値 C,
33,04%、H,1,65%、 N、7.62%旦工
3.4−ジクロロ−2,5−ジヒドロ−1−(シクロヘキシルメチル)−1H−
ピロロ−2,5−ジオン(4)M、p、=80〜82℃
元素分析:CHCI NO・0.lH2O理論値 C,50,04%、 H,5
,00%、 N、5.31%実測値 C,49,90%、H,5,08%、 N
、5.35%例5
3.4−ジクロロ−2,5−ジヒドロ−1−(4−ジメチルアミノフェニルメチ
ル)−LH−ピロロ−2,5−ジオンM、p、=152〜154℃
元素分析:C13H工。C1゜N20゜理論値 C,52,17%、 H,4,
01%、 N、9.36%実測値 C,52,02%、 H,4,02%、 N
、9.27%例6
3.4−ジブロモ−2,5−ジヒドロ−1−(ベンジルオキシメチル)−1H−
ピロロ−2,5−ジオン(6)2.3−ジブロモマレイミド(2,0g、7.
85mmol)の乾燥アセトン(80m1)溶液に炭酸カリウム(3,25g)
を0℃で加え、次いでベンジルオキシメチルクロリド(1゜2m1)を加えた。
次いで、水(100m1)及び酢酸エチル(150m1)を加え、有機層を分離
し、乾燥(Na2S04)し、エバボレー、トシ、シリカゲルフラッシュクロマ
トグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル、6:1)にかけた。適切な両分をエバポ
レートし、表題化合物(6)を得た。
元素分析:CHB r No ・0 、2 H20理論値 C,38,07%、
H,2,so%、 N、3.70%実測値 C,38,05%、 H,2,3
9%、 N、3.57%臭化エチルマグネシウム(57mmol)のTHF(2
5ml)溶液に、窒素下でインドール(57mmol)のベンゼン(35ml)
溶液を0℃で撹拌しながら40分かけて加えた。次にこの溶液を更に5〜60分
、又は必要に応じて50℃で10〜200分撹拌した。次に、3.4−ジクロロ
マレイミド誘導体(14mmol)のベンゼン若しくはベンゼン/THF(35
m1)溶液を室温で撹拌しながら20〜60分かけて滴下した。次に、この溶液
を還流下に30分から4日(通常60〜480分)加熱した。冷却後、混合物を
20%w / vのクエン酸溶液若しくは塩化アンモニウム溶液でクエンチした
(quenched)。酢酸エチルを加え、有機層を分離し、水で洗浄し、乾燥
(NazSO4)L、エバボレートした。次に、残渣を、適切な溶媒系(例えば
エーテル/ヘキサン、酢酸エチル/ヘキサン、ジクロロメタン)で溶出するシリ
カゲルフラッシュクロマトグラフィにかけた。溶出される最初の着色物質は、3
−クロロ−2,5−ジヒドロ−4−(IH−インドール−3−イル)−1H−ピ
ロロ−2,5−ジオンであり、次が3,4−ビス−(LH−インドール−3−イ
ル)−2,5−ジヒドロ−IH−ピロロ−1,5−ジオンであった。
このようにして以下の例が調製された。
且ヱ
3.4−ビス (LH−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−(3
−トリフルオロフェニルメチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン(7)
M、p、=233〜234℃
元素分析:C28H11F3N3o2
理論値 C,69,28%、 H,3,74%、 N、8.60%実測値 C,
69,40%、 H,3,80%、 N、8.56%例8
3.4−ビス−(IH−2−メチルインドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ
−1−フェニルメチル−IH−ピロロ−2,5−ジオン(8)
M、p、=279〜280℃
元素分析:C29H23N30゜・0.14H20理論値 C,77、74%、
H,5,24%、 N、9.38%実測値 C,77,47%、H,4,95
%、 N、9.10%例9
3.4−ビス−(IH−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−(シ
クロヘキシルメチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン(9)
M、p、=240〜242℃
理論値 C,75,54%、 H,5,98%、 N、9.79%実測値 C,
75,70%、H,6,03%、 N、9.46%例10
3.4−ビス−(IH−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−(2
−ピリジルメチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン 塩酸塩(10)
鋭化合物をTHFに溶解し、予め塩酸ガスを飽和させたクロロホルムを加え、塩
を沈殿させ、濾過して単離することによって、塩酸塩を調製した。
M、p、100℃以上で分解する。
3.4−ビス−(IH−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−(4
−ジメチルアミノフェニルメチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン(11)M
、I)、=230〜232℃
元素分析:C29H24N402
理論値 C,74,65%、 H,5,22%、 N、12.17%実測値 C
,75,71%、H,5,28%、 N、12.16%例12
3.4−ビス−(7−メチル−IH−インドール−3−イル)−2,5−ジヒド
ロ−1−(メチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン(12)
M、p、>320℃
実測値 C,73,96%、 H,5,22%、 N、11.00%例13
3.4−ビス−(IH−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−(ベ
ンジルオキシメチル)−LH−ピロロ−2,5−ジオン(13)
例6から調製した。
M、p、=219〜221℃
元素分析:C28H21H3o3・0.2CH3CO2C2H5理論値 H,7
5,15%、 H,4,73%、 N、9.39%実測値 C,74,88%、
H,4,64%、 N、9.24%3.4−ビス−(5−メトキシ−IH−イ
ンドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−(3−トリフルオロメチルフェ
ニル メチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン(14)M、p、=96〜97
℃
元素分析:CHFN0 ・0.30CH3CO2C2H5・0.70H20
理論値 H,64,11%、 H,4,45%、 N、7.19%実測値 C,
64,17%、 H,4,18%、 N、6.91%例15
3.4−ビス−(6−フルオロ−IH−インドール−3−イル)−2,5−ジヒ
ドロ−1−(メチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン(15)
M、p、=274〜276℃
元素分析:CHFN0 ・0.13CH3CO3C2H5理論値 C,66,4
8%、 H,3,64%、 N、10.81%実測値 C,66,35%、H,
3,53%、 N、10.78%例16
3.4−ビス−(4−フルオロ−IH−インドール−3−イル)−2,5−ジヒ
ドロ−1−(メチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン(16)
M、p、>300℃
元素分析:CHFN0 ・0.2H20理論値 C,66、22%、 H,3,
55%、 N、11.03%実測値 C,66、13%、H,3,47%、 N
、10.80%3.4−ビス−(LH−インドール−3−イル)−2,5−ジヒ
ドロ−1−メチル−IH−ピロロ−2,5−ジオンM、p、=272〜277℃
文献:J、Med、 Chew、(1922) 35. 177−18434−
ビス−IH−インドール−3−イル マレイン無水物を調製するための一般法
3.4−ビス (1−H−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−メ
チル−IH−ピロロ−2,5−ジオンの10%水酸化カリウム水溶液及び共溶媒
、好ましくはジオキサン若しくはメタノールの溶液を還流下に1〜30時間加熱
した。t I c (S 1Oz)による追跡で出発物質が消失していたら、混
合物を冷却し、酸性にした。生成物がこの段階で沈殿したら、これを濾過により
単離し、必要に応じて結晶化した。別の方法としては、生成物を、例えば酢酸エ
チルで抽出し、次いで結晶化若しくはシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製した。
以下の例はこのようにして調製された。
例18
3.4−ビス−(LH−インドール−3−イル)マレイン酸無水物(18)
M、p、=125〜129℃
元素分析:CHNO・0.75H20
理論値 C,70,27%、H,3,98%、 N、8.22%実測値 C,7
0,43%、H,4,17%、N、8.20%例19
3.4−ビス−(7−メチル−IH−インドール−3−イル)−マレイン酸無水
物(19)
M、p、=310℃
元素分析:CHN O−0,2CH3Co。C2H5・0.3H20理論値 C
,72,18%、 H,4,84%、 N、7.38%実測値 C,72,08
%、H,4,71%、 N、7.21%例20
3.4−ビス−(4−フルオロ−IH−インドール−3−イル)−マレイン酸無
水物(20)
M、p、=161〜i62℃
元素分析:C2oH0゜F2N2O3・H2O34−ビス(IH−インドール−
3−イル マレイン酸無水物から1−無置換−34−ビス−IH−インドール−
3−イル 25−ジヒドロ−IH−ピロロ−25−ジオンを調製 るための一般
法
3.4−ビス−(LH−インドール−3−イル)マレイン酸無水物及び過剰の酢
酸アンモニウム(典型的には10〜250当量)の混合物を、反応が完結するま
で(典型的には15〜240分)140℃に加熱した。次に混合物を冷却し、酢
酸エチル及び水(飽和食塩水、HCI水溶液、又は重炭酸塩水溶液を用いうる。
)の間に分配し、有機層を分離した。
更に洗浄した後、有機層を乾燥(MgS04)し、エバボレートした。次に、生
成物は再結晶するか、又はシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーで精製しう
る。以下の例(20及び21)は、このようにして調製された。
例21
3.4−ビス(7−メチル−IH−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ
−IH−ピロロ−2,5−ジオン(21)M、p、>300℃
元素分析:C2゜H17N302・0.lCH3CO2C2H5理論値 C,7
3,87%、 H,4,93%、 N、11.54%実測値 C,73,94%
、 H,5,01%、 N、11.42%例22
3.4−ビス(4−フルオロ−IH−インドール−3−イル)−2,5−ジヒド
ロ−IH−ピロロ−2,5−ジオン(2M、p、=300〜302℃
元素分析:C2oH1、F2N30゜・0.26H20理論値 C,65,28
%、H,3,16%、 N、11.42%実測値 C,65,20%、H,3,
08%、 N、11.44%34−ビス−IH−インドール−3−イル マレイ
ン酸無水物から1−置換−25−ジヒドロ−34−ビス−IH−インドール−3
−イル −IH−ピロロ−25−ジオンを調製するための一般法
3.4−ビス−(LH−インドール−3−イル)−マレイン酸無水物の、酢酸、
テトラヒドロフラン、トルエン、ジメチルホルムアミド(又はこれらを組み合わ
せたもの)のような適切な溶媒の溶液を過剰のアミン(2〜10当量)若しくは
過剰のアミン塩及び適切な塩基(例えばエチルイソプロピルアミン、炭酸カルシ
ウム)と混合し、tlcでほとんどの無水物が消費されることを確認するまで7
0〜150℃に加熱した。次に溶媒を必要に応じて減圧下にエバボレートし、残
渣を有機溶媒(例えば酢酸エチル)と酸水溶液(例えばHCl、酢酸)若しくは
塩基水溶液(例えば重炭酸ナトリウム溶液)の間に分配し、有機層を分離し、乾
燥(MgSO4)し、エバポレートした。別の方法としては、酸水溶液、若しく
は塩基を添加することによって反応混合物を必要に応じて直接に分配し、有機層
を分離し、乾燥(M g S O4) L、エバポレートした。生成物は、結晶
化又はシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィで精製されうる。
以下の例(23〜24)はこのようにして調製された。
例23
3− [1−(3−ヒドロキシプロピル’)−LH−インドール−3−イル)]
−4−(IH−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−(3−)リフ
ルオロメチルフェニルメチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン(23)例26
から調製した。生成物をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィ (ヘキサン/
酢酸エチル、(1: 1) )で精製し、四塩化炭素で粉末化し、生成物(23
)を暗赤色の発泡体として得た。
M、p、=95℃
元素分析二03、H24F3N303・0.2CC14理論値 C,65,25
%、 H,4,18%、 N、7.32%実測値 C,65,17%、H,4,
22%、 N、7.26%例24
3− (1−(3−アセトキシプロピル)−1H−インドール−3−イル)−4
−(IH−インドール−3−イル)−2゜5−ジヒドロ−1−(3−)リフルオ
ロメチルフェニルメチル)−LH−ピロロ−2,5−ジオン(24)例26から
調製した。反応混合物を酢酸で酸性にし、次いでアセチル化が完了(tlc)し
たとき、混合物を酢酸エチルと水を用いて分配し、有機層を分離した。水で洗浄
し、乾燥(M g S O、i ) L、エバポレートした。生成物(24)を
シリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル、 (2:
1) )を用いて精製した。
M、p、=80℃
元素分析:CHFN0 ・0.25H20理論値 C,67、18%、 H,4
,50%、 N、7.12%実測値 C,67,39%、H,4,45%、 N
、6.83%34−ビス l−3−ヒドロキシプロピル −IH−インドール−
3−イル −マレイン酸無水物 25 び3− 1−3−ヒドロキシプロピル
−IH−インドール−3−イル −4− IH−インドール−3−イル −マレ
イン酸無水物 26 の 製
17 (5,11g、15a++1ol)の乾燥DMF (45m1)の溶液へ
窒素下、0℃で水素化ナトリウム(60%鉱油分散物、660mg、165mm
ol)を加え、混合物を30分室温で撹拌した。この混合物を一1θ℃に冷却し
、3−クロロプロピルアセテート(2,05g、15 mmol)を加えた。混
合物を室温で一夜撹拌し、次いで乾燥するまでエノ(ボレートし、酢酸エチルに
取った。飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgS04)した後、溶媒をエバポレート
し、残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル(
1:l))にかけた。着色した画分を集め、エバポレートし、10%KOH溶液
(40ml)とジオキサン(20!11)冷却し、濃塩酸で酸性にした。次に、
この混合物を酢酸エチルで3回抽出し、水で洗浄し、乾燥しくMg504)、エ
バポレートした。ヘキサン/酢酸エチル(1:3)で溶出するシリカゲルフラッ
シュクロマトグラフィーで1立が第一の溶出生成物として得られた。
M、p、=lOO℃(分解)
元素分析:C23H18N204・0.66H20理論値 C,69,37%、
H,4,86%、 N、7.04%実測値 C,69,20%、l(,4,6
5%、 N、6.85%第二の溶出生成物は25であった。
M、p、=128〜130℃
元素分析:C26H24N205・1H20理論値 C,67,53%、 )1
,5.63%、 N、6.06%実測値 C,67、59%、 H,5,47%
、 N、5.97%例27
3−1−3−メトキシプロピル −IH−インドール−3−イル −4− IH
−インドール−3−イル −1− 3−1−リフルオロメチルフェニルメチル
−IH−ピロロ−25−ジオン 27 の製造
トリフルオロメタンスルホン酸無水物(52μe、0.31mmo l )の乾
燥ジクロロメタン(loml)の溶液へ、0℃窒素下において、23(114m
g、0. 21mmol)及び2゜6ルチジン<4.9pe、0.42mmol
)の乾燥ジクロロメタン(7ml)混合物を撹拌しながら加えた。混合物を室温
で一夜撹拌し、乾固し、残渣を0℃で、メタノール(15ml)に溶解した。ナ
トリウムメトキシド(35mg)のメタノール(2ml)溶液を加え、混合物を
室温で一夜撹拌した。
次に、この混合物を乾固し、CH2Cl2/EtOAC(19:1)、次いで(
4:1)を用い、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーで精製した。これに
より生成物(27)が暗赤色の固体として得られた。
M、p、=80〜85℃
元素分析:C3゜H26F3N303
理論値 C,68,94%、 H,4,67%、 N、7.54%実測値 C,
68,72%、H,4,78%、 N、7.49%例28
シス−34−ビス 2−ノー」二二IH二A2」輩ゴと−1−イル −1−フェ
ニルメチル琥珀 イミド 28 の製造HCI (6N、1.5m1)を含有す
る、8(250mg。
0、56mmol)のエタノール(30ml)溶液に、亜鉛アマルガムを加え、
この混合物を還流下に35分加熱した。冷却した後、水(20ml)及び酢酸エ
チル(40ml)を加え、混合物をコツトンウールの詰め物を通して濾過した。
飽和NH4Cl溶液(5ml)を加え、有機層を分離し、10%NaHCO溶液
で洗浄した。乾燥(N a z S O4) した後、有機層をエバポレートし
、ヘキサン/酢酸エチル(1: 1)を溶出液として、シリカゲルフラッシュク
ロマトグラフィーにかけた。生成物(28)を、白色の固体とし百カラムの両分
から結晶化した。
M、p、=214〜215℃
元素分析:C29H2,N30゜・H20理論値 C,74,82%、 H,5
,85%、 N、9.03%実測値 C,74,69%、 H,5,62%、
N、8.68%34−ビス 1−シクロヘキシルメチル−IH−インドール−3
−イル −25−ジヒドロ−1−メチル−IH−ピロロ−25−ジオン 29
及び3−1−シクロヘキシルメチル−IH−インドール−3−イル −4− I
H−インドール−3−イル −25−ジヒドロ−1−メチル−IH−ピロロ−2
5−ジオン 30 の製造17 (3,41g、10+++mol)の乾燥DM
F (30m1)溶液へ、0℃、窒素下において水素化ナトリウム(440mg
、llmmol、60%鉱油分散物)を加えた。この混合物を室温で30分撹拌
し、−10℃に冷却し、臭化シクロヘキシルメチル(1,77g、 l Omm
ol)を加え、この混合物を室温で20時間撹拌した。次いで、混合物を乾固し
、酢酸し、エバポレートした。残渣を、ヘキサン/酢酸エチル(5:2)を溶出
液としてフラッシュシリカゲルクロマトグラフィーににかけ、29を最初に溶出
する赤色生成物として得た。
M、p、=238〜241’C
元素分析:C35H39N30゜・0.lCH3CO2C2H5理論値 C,7
8,41%、 H,7,35%、 N、7.75%実測値 C,78,32%、
H,7,57%、 N、7.62%二番目に溶出される赤色生成物は30であっ
た。
M、p、=198〜201’C
元素分析:C28H2□H3o2・0.25H20理論値 C,76、10%、
H,6,23%、 N、9.51%実測値 C,76、19%、H,6,35
%、 N、9.32%34−ビス(1−3−フェノキシフェニルメチル −IH
−インドール−3−イル −25−ジヒドロ−1−メチル−IH−ピロロ−25
−ジオン 31 及び3−IH−インドール−3−イル −4−1〜3−フェノ
キシフェニル メチル−IH−インドール−3−イル −25二二二二三二辷二
り独しヨユヒ」鎌」二」−ユニ2ユヱユユ」]」(社)l激
これらの化合物を、臭化シクロヘキシルメチルを塩化3−フェノキシベンジルに
置き換え、反応時間を70にして、例主旦及び29と同様に製造した。
最初に溶出される着色した化合物を集め、四塩化炭素で粉末化し、オレンジ色の
半固体物として1上を得た。
M、p、83℃で泡になった。
元素分析:CHN O−0,3CC14理論値 C,75,56%、H,4,6
6%、 N、5.59%実測値 C,75,75%、 H,4,63%、 N、
5.54%二番目に溶出される着色した化合物を集め、四塩化炭素で粉末化し、
赤色の半固体物として1主を得り。
M、9.100℃で泡になった。
元素分析:CHNo ・0.4CC14理論値 C,70,61%、 H,4,
28%、 N、7.18%実測値 C,70,72%、 H,4,32%、 N
、7.08%旦
以下の例は、本発明に従った薬学的製剤を例示するものである。ここで活性成分
は本発明に従った薬学的に許容しうる化合物である。
成分をポビドン溶液を用いて湿った顆粒にし、次いでステアリン酸マグネシウム
を加え、圧縮することによって以下の製剤A、B及びCを調製した。
(a)活性成分 250 250
(b)ラクトースP、 8. 210 26(c)ポビドンP、B、 15 9
(a)活性成分 250 250
(b)ラクトース 150
(c)アビセルpH1016026
(Avicel pH101)
(d)ポビドンP、B、 15 9
(f)ステアリン酸マグネシウム 」 」郵1ムら辷辻
活性成分 100
ラクトース 200
澱粉 50
以下の製剤り及びEを、混合した成分を直接に圧縮することによって調製した。
製剤E
■j虹二μ
活性成分 250
製剤F 放出を制御した製剤
以下の成分をポビドンの溶液を用いて湿った顆粒にし、次いでステアリン酸マグ
ネシウムを加え、圧縮することによって本製剤を調製した。
色LLし仁」!±
(a)活性成分 500
(b)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 112(メトセルKM4プレミア
ム(Me thoce 1MK4 Premium))
(c)ラクトースP、 B、 53
(d)ポビドンB、P、C,28
薬剤の放出は約6〜8時間に渡って起こり、12時間後に終了した。
上記例3において製剤りの成分を混合し、2部分(two−part)の硬質ゼ
ラチンカプセルに詰めることによって、カプセル製剤を調製した。
(a)活性成分 250
(b)ラクトースP、 B、 143
(C)ナトリウムスターチグリコールレート 25(d)ステアリン酸マグネシ
ウム 」
カプセルを、上記成分を混合し、2部分(two−part)の硬質ゼラチンカ
プセルに詰めることによって調製した。
製剤C
■J虹二μ
(a)活性成分 250
(b)マクロゴル(Macrogoり 4000BP 350マクロゴル400
08Pを融解し、該融解物に活性成分を分散し、融解物を2部分(two−pa
rt)の硬質ゼラチンカプセルに詰めることによってカプセルを調製した。
活性成分 250
レシチン及びアラキスオイルに活性成分を分散し、該分散物を軟質で弾力性のあ
るゼラチンカプセルに詰めることによって、カプセルを調製した。
製剤E 放出を制御したカプセル
成分(a)、(b)及び(C)を押出機を用いて押し出し、この押出し物を球状
にし、乾燥することによって、以下の放出が制御されたカプセル製剤を調製した
。次に乾燥したベレットを放出制御膜(d)でコートし、2部分(two−pa
rt)の硬質ゼラチンカプセルに詰めた。
■J拉二μ
(a)活性成分 250
(b)微結晶性セルロース 125
(c)ラクトースB、P、 125
塩酸溶液、0.1M q、s、pH4,0から7.0まで水酸化ナトリウム溶液
、0.1M q、s、pH4,0から7.0まで無菌水 q、s、10m1まで
活性成分を大部分の水(35°〜40℃)に溶解し、pHを、塩酸若しくは水酸
化ナトリウムを適切に用いて4.0と7.0の間に調製した。次にこのバッチを
水を用いて所定の容積(volume)にし、無菌のミクロポアフィルターを通
して10mlの無菌の琥珀色のガラスバイアルに濾過し、無菌の栓で密封し、オ
ーバーシール(overseals) シた。
製剤B
活性成分 0.125g
無菌、パイロジエンフリー
pH7のホスフェートバッファー q、s、25m1まで活性成分 0.20g
ベンジルアルコール 0.10g
グリコフロール(glycofurol) 75 1.45g注射用の水 q、
s、3.00m1まで活性成分をグリコフロールに溶解した。次にベンジルアル
コールを加え溶解し、水を3mlまで加えた。次に、この混合物を無菌のミクロ
ボアフィルターを通して濾過し、3mlの無菌の琥珀色のガラスバイアルに密封
した。
活性成分 0.25 g
ソルビトール溶液 0.10g
グリセロール z、 oo g
安息香酸ナトリウム 0.005 g
香味料、ビーチ17.42.3169 0.0125m1純水 q、s、5.0
0m1まで
活性成分をグリセロールと大部分の純水の混合物に溶解した。次に、安息香酸ナ
トリウムの水溶液をこの溶液に加え、更にソルビトール溶液を加え、最後に香味
料を加えた。この容積を純水で補い、よく混合した。
m土!
活性成分 250
高脂(Flard Fat) BP 1770(Witepsol H2S −
Dynamit Nobel)5分のlのWitepsol H2Sをスチーム
ジャッケトパン中において、最大45℃で融解した。活性成分を200/ffi
のふるいを通してふるいにかけ、これを、分散が均質になるまでカッティングヘ
ッドを取り付けたシルバーシン(si 1verson)を用いて混合しながら
融解したベースに加えた。混合物を45℃に維持し、残りのWi tepso
I H2Sを懸濁物に加え、均一な混合物になるように撹拌した。均質な懸濁物
を250F+のステンレススチール製スクリーンを通し、連続的に撹拌しながら
、40℃に冷却した。38℃から40℃の温度で、2゜0gの混合物を適切な2
mlのプラスチックモールドに詰めた。生薬を室温にまで冷却した。
■h二■辷
活性成分 250
無水デキストロース 380
ポテトスターチ 363
ステアリン酸マグネシウム −二
上記成分を直接に混合し、得られた混合物を直接に圧縮することによってペッサ
リーを調製した。
Antimicrob、Agents Chemother、1990旦、43
6−441に開示されたHT4−6CC細胞層の感染によって決定された。手短
に言えば、細胞を、ウェル当たり5X104細胞数で24−ウェルの複数ウェル
に接種し、増殖培地(DMEMlo)中、37℃で一夜インキユベートした。単
層を、5%胎仔ウシ血清と抗体(DMEM5)を含有する0、21のDMEM中
において100〜200pfuの無細胞ウィルスで感染させ、37℃で1時間イ
ンキュベートし、ウィルスを吸着させた。この時以後、0.81のDMEM5
(抑制剤を加え、又は加えずに)を夫々のウェルに加え、培養物を37℃で2〜
3日インキュベートした。単層を、PBS中で10%ホルムアルデヒド溶液で固
定し、ウィルスのプラークを視認できるようにするために0.25%のクリスタ
ルバイオレットで染色した。多核化上細胞(gian cell) (プラーク
)の夫々の焦点をこの染色過程を用いてはっきりさせた。ID5o値を阻害剤の
濃度に対するプラークの減少のパーセントをプロットしてめた。
(b)H3Vアッセイ
ヘルペスシンプレックスウィルスタイプ1(HVSI)及び2 (H3V2)を
複数ウェルトレー中のベロー細胞(Ve−ro cell)の単層でアッセイし
た。使用したウィルス系は、H3V−1及びH3V−2に対してそれぞれ5C1
6及び186であった。化合物の活性は、プラークの減少アッセイで決定された
。この方法では、細胞単層を、適切なH3Vの懸濁液で感染させ、次いで、培養
物全体につ′イルスが広がらないようにするために栄養分を運ぶカルボキシメチ
ルセルロースを塗った。一連の公知のモル濃度の化合物は、栄養分を運ぶカルボ
キシメチルセルロース塗布物(over 1ay)に含まれる。それぞれの濃度
でのプラーク数は、対照に関するパーセンテージとして表され、投与量応答曲線
が描かれた。
(C)CMVアッセイ
ヒトサイトメガロウィルス(HCMV)を、複数ウェルトレー中の各々のMRC
5細胞(ヒト胚芽肺)の単層でアッセイした。標準のCMV系AD169を使用
した。化合物の活性は、プラークの減少アッセイで決定した。この方法では、細
胞単層をHCMVの懸濁液で感染させ、次いで、培養物全体にウィルスが広がら
ないようにするために栄養分を運ぶカルボキシメチルセルロースを塗った。一連
の公知のモル濃度の化合物は、栄養分を運ぶカルボキシメチルセルロース塗布物
(over 1ay)に含まれる。薬剤のそれぞれの濃度でのプラーク数は、対
照に関するパーセンテージとして表され、投与量応答曲線が描かれた。
3.4−ビス−(111−インドール・3・イル)−2,5−シ゛ヒドロ−1−
4>500(4−ジメチルアミノフェニルメチル)−LH−ピロロ−2,5−ジ
オンシス−3,4−ビス(2−メチル−IH−インドール−3−イル)−トフェ
ニ 8.5 >272ルメチル縦酸住ド
水痘−帯状庖疹ウィルス(VZV)をMRC−5細胞の単層でアッセイした。M
RC−5細胞は、ヒト胚芽肺組織から誘導される。プラークの減少のアッセイが
使用され、このアッセイでは、ウィルスストックの懸濁液を、複数ウェルトレー
の単層に感染させるために使用した。公知のモル濃度の試験下では、所定の濃度
範囲の化合物をウェルに添加した。
各々の濃度でのプラーク数は、対照に関するパーセンテージとして表され、投与
量応答曲線が描かれた。これらの曲線から、夫々の薬剤の50%阻害濃度を決定
した。
(e)凰敷皇ユ
細胞毒性は、細胞増殖阻害アッセイで測定した。96−ウェルのマイクロタイタ
ディツシュで増殖されたベロー細胞(Velo cell)のサブコンフリュー
エンド培養物(subco−nfluent cultures)を薬剤の異な
った希釈物にさらし、細胞の生存度を、テトラゾリウム色素(M T T )の
取り込みを用いて、複製培地で一日毎に測定した。96時間で細胞生存度の50
%を阻害するのに必要な濃度をCCID5oと表した。
国際調査報告
1++ 、、11+ PCT/GB 93100570国際調査報告
フロントページの続き
(81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE)
、0A(BF、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML、
MR,SN、 TD。
TG)、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CZ、 FI。
HU、JP、KP、KR,LK、MG、MN、MW、NO,NZ、PL、R○、
RU、 SD、 SK、 UA、 US(72)発明者 コッケリル、ジョー
ジ・スチュアートイギリス国、ピーアール3・3ビーニス、ケント、ベラケンハ
ム、ラングレイ・コート(番地なし)
(72)発明者 リトラー、ニドワードイギリス国、ピーアール3・3ビーニス
、ケント、ベラケンハム、ラングレイ・コート(番地なし)
Claims (17)
- 1.少なくとも−種のウイルス性感染の治療若しくは予防ののための医薬の製造 のための、式(I)の化合物、又はこれらの塩、エステル若しくは生理学的に機 能的な誘導体、又は任意のこれらの溶媒和化合物の使用。 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)但し、点線は、任意の結合を表し、 R1は −H; −COR10、−COOR10であって、R10がC1−6アルキル、C3−7 シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、C1−6アルケニル若しくはH であるもの;−OR10(但し、R10は先に定義した通りである。);−C1 −8アルキル、C1−8アルケニル若しくはC3−8シクロアルキルであって、 アルキル、アルケニル若しくはシクロアルキル部分が、 ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、−OR10、−SR10、−SOR10、 −SO2R10、−NR11R12[但し、R11及びR12は同じでも異なっ ていてもよく、夫々H、−COR10(R10は先に定義した通りである。)、 C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、テ トラヒドロナフチル若しくはインダニルを表すか、又は−R11R12は、これ らが結合しているN原子と−緒になって3−、4−、5−若しくは6−員複素環 リングを形成するものであって、1から3の炭素原子がO、N及びSから独立に 選択されるヘテロ原子で置き換えうるものであり、該リングが可能であれば部分 的若しくは完全に不飽和化されているもの]、▲数式、化学式、表等があります ▼(但し、TがNH若しくはSであり、ZがNH、S若しくはOであり、WがN R11R12(但し、R11及びR12は夫々先に定義したとおりである。)) 、非芳香族複素環、−NH−非芳香族複素環及びアリール基であって、このよう な複素環及びアリール基が、 −OR10、−NR11R12、−SR10、−SOR10、−SO2R10、 −CO2R10、ニトロ、シアノ、SCN、C1−6アルキル(1以上の水素原 子がハロゲン原子で任意に置換されているもの)、C3−6シクロアルキル、ヒ ドロキシC1−6アルキル、CONH2、ハロゲン及びメチレンジオキシ(但し R10、R11及びR12は夫々先に定義したとおりである。) から選択される1以上の置換基によって任意に置換されるもの から選択される1以上の置換基で任意に置換されうるもの; −NR11R12(但しR11及びR12は先に定義した通りである。); −アリールであって、−OR10、−NR11R12、−SR10、−SOR1 0、−S02R10、−CO2R10、ニトロ、シアノ、SCN、C1−6アル キル(但し、1以上の水素原子がハロゲン原子で任意に置き換えられる)、C3 −6シクロアルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、CONH2、ハロゲン、及 びメチレンジオキシ(但し、R10、R11及びR12は夫々先に定義した通り である。)から選択された1以上の置換基で任意に置換されているもの; −3から6の炭素原子を含有する環状基であって、前記原子の1から3がO、S 及びNから独立に選択されるヘテロ原子で置換されうるもの; −3から6の炭素原子を含有する−NH−環状基であって、前記原子の1から3 がO、S及びNから独立に選択されるヘテロ原子で置換されうるものであり; R2及びR3は同じでも、異なっていてもよく、夫々独立に −H; −COR10、−COOR10であって、R10がC1−6アルキル、C3−7 シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、C1−6アルケニル若しくはH であるもの;−OR10(但し、R10は先に定義した通りである。);−C1 −8アルキル、C1−8アルケニル若しくはC3−8シクロアルキルであって、 アルキル、アルケニル若しくはシクロアルキル部分が、 ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、C3−8シクロアルキル、−OR10、− C02R10、−OCOR10、−SR1O、−SOR10、−S02R10、 −C02NR1lR12、−NR11R12[但し、R11及びR12は同じで も異なっていてもよく、夫々H、−COR10(R10は先に定義した通りであ る。)、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、アリール、アリールアル キル、テトラヒドロナフチル若しくはインダニルを表すか、又は−R11R12 は、これらが結合しているN原子と−緒になって3−、4−、5−若しくは6− 員複素環リングを形成するものであって、1から3の炭素原子はO、N及びSか ら独立に選択されるヘテロ原子で置き換えうるもの(例えば、モルホリノ、ピペ ラジン)であり、該リングが可能であれば部分的若しくは完全に不飽和化されて いるもの]、▲数式、化学式、表等があります▼(但し、TがNH若しくはSで あり、ZがNH、S若しくはOであり、WがNR11R12(但し、R11及び R12は夫々先に定義したとおりである。))、非芳香族複素環、−NH−非芳 香族複素環及びアリールであって、このような複素環及びアリール基が、−OR 10、−NR11R12、−SR10、−SOR10、−SO2R10、−CO 2R10、ニトロ、シアノ、SCN、C1−6アルキル(但し、1以上の水素原 子がハロゲン原子で任意に置換されたもの)、C3−6シクロアルキル、ヒドロ キシルC1−6アルキル、CONH2、ハロゲン及びメチレンジオキシ(但し、 R10、R11及びR12は夫々先に定義したとおりである。) から選択される1以上の置換基によって任意に置換されるもの から選択される1以上の置換基で任意に置換されうるもの; −NR11R12(但しR11及びR12は夫々先に定義した通りである。); −アリールであって、−OR10、−NR11R12、SR10、−SOR10 、−SO2R10、−CO2R10、ニトロ、シアノ、SCN、C1−6アルキ ル(但し、1以上の水素原子がハロゲン原子で任意に置換されたもの)、C3− 6シクロアルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、CONH2、ハロゲン及びメ チレンジオキシ(但し、R10、R11及びR12は夫々先に定義した通りであ る。)から選択された1以上の置換基で任意に置換されているもの; R4及びR5は同じでも異なっていてもよく、夫々独立に以下のものから選択さ れる。 H; −C1−6アルキル若しくはC3−7シクロアルキル[但し、該アルキル部分は 、−OR10、−NR11R12(R10、R11又はR12は先に定義したと おりである。)、ハロゲン及びアリールから選択される1以上の置換基で任意に 置換されうる。]; −アリールであって、OH、−OR10、−NR11R12、SR10、SOR 10、−S02R10、−CO2R10、ニトロ、シアノ、SCN、C1−6ア ルキル(但し、1以上の水素原子が、ハロゲン原子によって任意に置換されてい るもの)、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、CONH2 、ハロゲン及びメチレンジオキシ(但し、R10、R11及びR12は夫々先に 定義したとおりである。)から選択される1以上の置換基で任意に置換されてい るもの; R6及びR7は同じでも異なっていてもよく、夫々以下のものから選択される1 以上の環の置換基を表す。 H; −C1−6アルキルであって、ハロゲンから独立に選択される1以上の置換基に よって任意に置換されたもの、−NR11R12、シアノ、−OR10、アジド 、−SR10、−SOR10、−SO2R10(但し、R10、R11及びR1 2は先に定義した通りである。)−シアノ、ニトロ、ハロゲン、メチレンジオキ シ、−OR10、−SR10、−SOR10、−NHSO2R10−SO2R1 0、−SO2NR11R12、−CO2R10、OCOR10、CONR11R 12及び−NR11R12(但し、R10、R11及びR12は先に定義した通 りである。); R13及びR14は−緒になってカルボニル基(>=O)を形成するか、又はR 13はXであり、R14はYであり、X及びYは両方ともHであるか、X及びY の1つがHであり、他方が−OR10若しくは−SR10(但し、R10は先に 定義した通りである。)である。
- 2.請求の範囲第1項に記載の使用であって、該ウイルス性感染が、ヘルペスウ イルス、レトロウイルス、肝炎ウイルス、コクサッキーウイルス及びC型肝炎ウ イルス感染から選択される使用。
- 3.請求の範囲第2項に記載の使用であって、該ヘルペスウイルス感染が、HS V1、HSV2、VZV、CMV、EBV及びHHV6から選択される使用。
- 4.請求の範囲第3項に記載の使用であって、該ヘルペスウイルス感染がCMV である使用。
- 5.請求の範囲第1項から第4項の何れか1項に記載の使用であって、式(I) の化合物が、 3,4−ビス(7−メチル−1H−インドール−3−イル)2,5−ジヒドロ− 1H−ピロロ−2,5−ジオン;3,4−ビス(4−フルオロ−1H−インドー ル−3−イル)2,5−ジヒドロ−1H−ピロロ−2,5−ジオン;3,4−ビ ス(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)2,5−ジヒドロ−1−(3 −トリフルオロメチルフェニルメチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン;3, 4−ビス(1H−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−(ベンジル オキシメチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン; 3,4−ビス(6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)−2,5−ジヒド ロ−1−メチル−1H−ピロロ−2,5−ジオン; 3,4−ビス(1H−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−(4− ジメチルアミノフエニルメチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン; 3,4−ビス(1H−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−(2− ビリジルメチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン; シス−3,4−ビス(2−メチル−1H−インドール−3−イル)−1−(フェ ニルメチル)−琥珀酸イミド;3−(1−シクロヘキシルメチル−1H−インド ール−3−イル)−4−(1H−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ− 1−メチル−1H−ピロロ−2,5−ジオン;3−(1−(3−アセトキシプロ ピル)−1H−インドール−3−イル)−4−(1H−インドール−3−イル) −2,5−ジヒドロ−1−メチル−1H−ピロロ−2,5−ジオン; 3−(1−(3−メトキシプロピル)−1H−インドール−3−イル)−4−( 1H−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−メチル−1H−ピロロ −2,5−ジオン; 3−(1−(3−フェノキシフェニルメチル)−1H−インドール−3−イル) −4−(1H−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−メチル−1H −ビロロ−2,5−ジオン; 又はこれらの塩、エステル若しくは生理学的に機能的な誘導体又は任意のこれら の溶媒和化合物から選択されるものである使用。
- 6. 式(IA)の化合物、 ▲数式、化学式、表等があります▼(IA)但し、点線は、任意の結合を表し、 R1は −H; −COR10、−COOR10であって、R10がC1−6アルキル、C3−7 シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、C1−6アルケニル若しくはH であるもの;−OR10(但し、R10は先に定義した通りである。);−C1 −8アルキル、C1−8アルケニル若しくはC3−8シクロアルキルであって、 アルキル、アルケニル若しくはシクロアルキル部分が、 ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、−OR10、−SR10、−SOR10、 −SO2R10、−NR11R12[但し、R11及びR12は同じでも異なっ ていてもよく、夫々H、−COR10(R10は先に定義した通りである。)、 C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、テ トラヒドロナフチル若しくはインダニルを表すか、又は−R11R12は、これ らが結合しているN原子と一緒になって3−、4−、5−若しくは6−員複素環 リングを形成するものであって、1から3の炭素原子がO、N及びSから独立に 選択されるヘテロ原子で置き換えうるものであり、該リングが可能であれば部分 的若しくは完全に不飽和化されているもの]、▲数式、化学式、表等があります ▼(但し、TがNH若しくはSであり、ZがNH、S若しくはOであり、WがN R11R12(但し、R11及びR12は夫々先に定義したとおりである。)) 、非芳香族複素環、−NH−非芳香族複素環及びアリール基であって、このよう な複素環及びアリール基が、 −OR10、−NR11R12、−SR10、−SOR10、−SO2R10、 −C02R10、ニトロ、シアノ、SCN、C1−6アルキル(1以上の水素原 子がハロゲン原子で任意に置換されているもの)、C3−6シクロアルキル、ヒ ドロキシC1−6アルキル、CONH2、ハロゲン及びメチレンジオキシ(但し R10、R11及びR12は夫々先に定義したとおりである。) から選択される1以上の置換基によって任意に置換されるもの から選択される1以上の置換基で任意に置換されうるもの; −NR11R12(但しR11及びR12は先に定義した通りである。); −アリールであって、−OR10、−NR11R12、−SR10、−SOR1 0、−SO2R10、−CO2R10、ニトロ、シアノ、SCN、C1−6アル キル(但し、1以上の水素原子がハロゲン原子で任意に置き換えられる)、C3 −6シクロアルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、CONH2、ハロゲン、及 びメチレンジオキシ(但し、R10、R11及びR12は夫々先に定義した通り である。)から選択された1以上の置換基で任意に置換されているもの; −3から6の炭素原子を含有する環状基であって、前記原子の1から3がO、S 及びNから独立に選択されるヘテロ原子で置換されうるもの; −3から6の炭素原子を含有する−NH−環状基であって、前記原子の1から3 がO、S及びNから独立に選択されるヘテロ原子で置換されうるものであり; R2及びR3は同じでも、異なっていてもよく、夫々独立に −H; −COR10、−COOR10であって、R10がC1−6アルキル、C3−7 シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、C1−6アルケニル若しくはH であるもの;−OR10(但し、R10は先に定義した通りである。);−C1 −8アルキル、C1−8アルケニル若しくはC3−8シクロアルキルであって、 アルキル、アルケニル若しくはシクロアルキル部分が、 ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジド、C3−8シクロアルキル、−OR10、− CO2R10、−OCOR10、−SR10、−SOR10、−S02R10、 −CO2NR11R12、−NR11R12[但し、R11及びR12は同じで も異なっていてもよく、夫々H、−COR10(R10は先に定義した通りであ る。)、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、アリール、アリールアル キル、テトラヒドロナフチル若しくはインダニルを表すか、又は−R11R12 は、これらが結合しているN原子と一緒になって3−、4−、5−若しくは6− 員複素環リングを形成するものであって、1から3の炭素原子はO、N及びSか ら独立に選択されるヘテロ原子で置き換えうるもの(例えば、モルホリノ、ピペ ラジン)であり、該リングが可能であれば部分的若しくは完全に不飽和化されて いるもの]、▲数式、化学式、表等があります▼(但し、TがNH若しくはSで あり、ZがNH、S若しくはOであり、WがNR11R12(但し、R11及び R12は夫々先に定義したとおりである。))、非芳香族複素環、−NH−非芳 香族複素環及びアリールであって、このような複素環及びアリール基が、−OR 10、−NR11R12、−SR10、−SOR10、−SO2R10、−CO 2R10、ニトロ、シアノ、SCN、C1−6アルキル(但し、1以上の水素原 子がハロゲン原子で任意に置換されたもの)、C3−6シクロアルキル、ヒドロ キシルC1−6アルキル、CONH2、ハロゲン及びメチレンジオキシ(但し、 R10、R11及びR12は夫々先に定義したとおりである。) から選択される1以上の置換基によって任意に置換されるもの から選択される1以上の置換基で任意に置換されうるもの; −NR11R12(但しR11及びR12は夫々先に定義した通りである。); −アリールであって、−OR10、−NR11R12、SR10、−SOR10 、−SO2R10、−CO2R10、ニトロ、シアノ、SCN、C1−6アルキ ル(但し、1以上の水素原子がハロゲン原子で任意に置換されたもの)、C3− 6シクロアルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、CONH2、ハロゲン及びメ チレンジオキシ(但し、R10、R11及びR12は夫々先に定義した通りであ る。)から選択された1以上の置換基で任意に置換されているもの; R4及びR5は同じでも異なっていてもよく、夫々独立に以下のものから選択さ れる。 H; −C1−6アルキル若しくはC3−7シクロアルキル〔但し、該アルキル部分は 、−OR10、−NR11R12(R10、R11又はR12は先に定義したと おりである。)、ハロゲン及びアリールから選択される1以上の置換基で任意に 置換されうる。]; −アリールであって、OH、−OR10、−NR11R12、SR10、SOR 10、−SO2R10、−CO2R10、ニトロ、シアノ、SCN、C1−6ア ルキル(但し、1以上の水素原子が、ハロゲン原子によって任意に置換されてい るもの)、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、CONH2 、ハロゲン及びメチレンジオキシ(但し、R10、R11及びR12は夫々先に 定義したとおりである。)から選択される1以上の置換基で任意に置換されてい るもの; R6及びR7は同じでも異なっていてもよく、夫々以下のものから選択される1 以上の環の置換基を表す。 H; −C1−6アルキルであって、ハロゲンから独立に選択される1以上の置換基に よって任意に置換されたもの、−NR11R12、シアノ、−OR10、アジド 、−SR10、−SOR10、−SO2R10(但し、R10、R11及びR1 2は先に定義した通りである。)−シアノ、ニトロ、ハロゲン、メチレンジオキ シ、−OR10、−SR10、−SOR10、−SO2R10、−SO2NR1 1R12、−CO2R10、OCOR10、CONR11R12及び−NR11 R12(但し、R10、R11及びR12は先に定義した通りである。);R1 3及びR14は一緒になってカルボニル基(>=O)を形成するか、又はR13 はXであり、R14はYであり、X及びYは両方ともHであるか、X及びYの1 つがHであり、他方が−OR10若しくは−SR10(但し、R10は先に定義 した通りである。)である; 又は、これらの塩、エステル若しくは生理学的に機能的な誘導体、又は任意のこ れらの溶媒和化合物であって、シス−3,4−ビス−(1H−インドール−3− イル)−2,5−ピロリジンジオン及びトランス−3,4−ビス−(1H−イン ドール−3−イル)−2,5−ピロリジンジオンを除いた化合物。
- 7.請求の範囲第6項に記載の式(IA)の化合物であって、点線が任意の結合 を表し、R13がXであり、R14がYであり、X及びYの一方がHであり、他 方が−OR10(OHを除く)若しくは−SR10(但しR10)である化合物 。
- 8.請求の範囲第6項に記載の式(IA)の化合物であって、点線が結合を表し 、 R1がH又はC1−8アルキルであって、−OR10、−OCOR10(但し、 R10)及び、C1−6アルキル(これは、1以上の水素原子がハロゲン原子で 置換されている。)及び−NR11R12(但し、R11及びR12は先に定義 したとおりである。)から選択される1以上の置換基で任意に置換されたアリー ルから選択される1以上の置換基で置換されたものを表し;R2及びR3はそれ ぞれ同じでも異なっていてもよく、夫々独立に、H及びC1−8アルキルであっ て、−OR10、(但し、R10は先に定義したとおりである。)、C3−8シ クロアルキル及びアリールであって、C1−6アルキル(これは、1以上の水素 原子がハロゲン原子で置換されている。)及び−OR10(但し、R10は先に 定義したとおりである。)から選択される1以上の置換基で任意に置換されたも のから選択される1以上の置換基で任意に置換されたものであり、R4及びR5 は同じでも異なっていてもよく、夫々H、C1−6アルキルから独立に選択され るものであり、R6及びR7は同じでも異なっていてもよく、夫々H、C1−6 アルキル、−〇R10(但しR10は先に定義したとおりである。)及びハロゲ ンから選択される1以上の環の置換基であり、R13及びR14は一緒になって カルボニル基を形成する式(IA)の化合物、又はこれらの塩、エステル若しく は生理学的に許容しうる誘導体、又は任意のこれらの溶媒和化合物であるが、3 ,4−ビス−1H−インドール−3−イル−1−(フェニルメチル)−1H−ピ ロール−1,5−ジオンを除く化合物。
- 9.請求の範囲第8項に記載の化合物であって、3,4−ビス(7−メチル−1 H−インドール−3−イル)2,5−ジヒドロ−1H−ピロロ−2,5−ジオン ;3,4−ビス(4−フルオロ−1H−インドール−3−イル)2,5−ジヒド ロ−1H−ピロロ−2,5−ジオン;3,4−ビス(5−メトキシ−1H−イン ドール−3−イル)2,5−ジヒドロ−1−(3−トリフルオロメチルフェニル メチル)−1H−ビロロ−2,5−ジオン;3,4−ビス(1H−インドール− 3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−(ベンジルオキシメチル)−1H−ピロロ −2,5−ジオン; 3,4−ビス(6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)−2,5−ジヒド ロ−1−メチル−1H−ピロロ−2,5−ジオン; 3,4−ビス(1H−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−(4− ジメチルアミノフェニルメチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン; 3,4−ビス(1H−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−(2− ピリジルメチル)−1H−ピロロ−2,5−ジオン; シス−3,4−ビス(2−メチル−1H−インドール−3−イル)−1−(フェ ニルメチル)−琥珀酸イミド;3−(1−シクロヘキシルメチル−1H−インド ール−3−イル)−4−(1H−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ− 1−メチル−1H−ピロロ−2,5−ジオン;3−(1−(3−アセトキシプロ ピル)−1H−インドール−3−イル)−4−(1H−インドール−3−イル) −2,5−ジヒドロ−1−メチル−1H−ピロロ−2,5−ジオン; 3−(1−(3−メトキシプロピル)−1H−インドール−3−イル)−4−( 1H−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−メチル−1H−ピロロ −2,5−ジオン; 3−(1−(3−フェノキシフェニルメチル)−1H−インドール−3−イル) −4−(1H−インドール−3−イル)−2,5−ジヒドロ−1−メチル−1H −ピロロ−2,5−ジオン; 又はこれらの塩、エステル若しくは生理学的に機能的な誘導体又は任意のこれら の溶媒和化合物。
- 10.請求の範囲第6項から第9項の何れか1項に記載の化合物を、これらに対 して薬学的に許容しうる担体と共に含有する薬学的製剤。
- 11.単位投与形態の請求の範囲第第10項に記載の製剤。
- 12.錠剤若しくはカプセルの形態の請求の範囲第11項に記載の製剤。
- 13.治療における使用のための請求の範囲第6項から第9項の何れか1項に記 載の化合物又は請求の範囲第10項から第12項の何れか1項に記載の化合物。
- 14.請求の範囲第1項に記載の化合物であって、該化合物が、治療における使 用のための3,4−ビス(1H−インドール−3−イル)−1−(フェニルメチ ル)−2,5−ピロリジンジオンであるもの。
- 15.請求の範囲第1項に記載の化合物であって、該化合物が、治療における使 用のためのシス−3,4−ビス−(1H−インドール−3−イル)−2,5−ピ ロリジンジオンであるもの。
- 16.感染された宿主におけるウイルス性感染の徴候若しくは影響の治療又は防 止の方法であって、治療に効果的な非毒性量の請求の範囲第1項で請求した式( I)の化合物を前記宿主に投与することを具備した方法。
- 17.請求の範囲第6項から第9項の何れか1項で定義された式(IA)の化合 物を調製するための方法であって、(A)点線が結合を表さず、R13及びR1 4が一緒になってカルボニル基を形成する化合物を調製するためには、式(XV I)の化合物を還元する; ▲数式、化学式、表等があります▼(XVI)(B)点線が二重結合を表さず、 R13及びR14が一緒になってカルボニル基を形成する化合物を調製するため には、式(XVII)の化合物を式(XVIII)の化合物と反応する; ▲数式、化学式、表等があります▼(XVII)▲数式、化学式、表等がありま す▼(XVIII)(C)R13及びR14が一緒になってカルボニル基を形成 する化合物を調製するには、式(XI)の化合物を、式R1NH2若しくはR1 NH3X(但しX1は酸のアニオンを表す。)と反応する。 ▲数式、化学式、表等があります▼(XI)(D)点線が二重結合を表し、R1 3及びR14が一緒になつてカルボニル基を形成する化合物を調製するためには 、上記式(XVII)の化合物を式(XIX)若しくは(XX)の化合物と反応 する。 ▲数式、化学式、表等があります▼(XIX)又は▲数式、化学式、表等があり ます▼(XX)(E)XがHであり、YがOHである化合物を調製するには、R 13及びR14が一緒になってカルボニル基を形成する式(IA)の化合物を還 元し、必要な場合には式(IA)の化合物をX及びYが両方ともHである式(I A)の化合物を形成するように変換する。 (F)XがHであり、Yが−OR10若しくは−SR10である化合物を調製す るためには、XがHであり、YがOH、−OR10′若しくはSR10′である 式(IA)の化合物を化合物R100H若しくはR10SHで処理し、その後、 若しくはこれと同時に、1以上の以下の任意の変換を行う。 (i)式(IA)の化合物が形成された場合、これを、適切な試薬及び/又は適 切な条件下で処理することによってR2、R3、R4、R5、R6及びR7が別 の値である式(IA)の化合物に変換する; (ii)任意の残っている保護基を除去する;(iii)式(IA)の化合物が 形成された場合、これを、その薬学的に許容しうる誘導体に変換する。 (iv)式(IA)の薬学的に許容しうる誘導体が形成された場合、前記誘導体 を式(IA)の化合物、又はそれの他の誘導体に変換する; ことを具備した方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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