JPH07504503A - 原子炉圧力容器の過圧事故に対する安全装置 - Google Patents

原子炉圧力容器の過圧事故に対する安全装置

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JPH07504503A JP5515234A JP51523493A JPH07504503A JP H07504503 A JPH07504503 A JP H07504503A JP 5515234 A JP5515234 A JP 5515234A JP 51523493 A JP51523493 A JP 51523493A JP H07504503 A JPH07504503 A JP H07504503A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 原子炉圧力容器の過圧事故に対する安全装置本発明は、請求項1の上位概念部分 に記載の不十分な炉心冷却の際の原子炉圧力容器の過圧事故に対する安全装置に 関する。
ドイツ連邦共和国特許第3617524G2号公報によって、圧力容器のブロー 配管に設けられた遮断機構が所定の温度において開かれるような圧力容器を温度 に関係して圧力放出するための装置が知られている。この温度依存膨圧力放出に よって、原子力設備の冷却装置全部が故障するという殆どありそうもない故障の 際に一次回路内の圧力は、過熱により原子炉圧力容器の壁が万一損傷する前に低 いレベルに下げられる。上述のドイツ特許公報における公知の装置の場合、温度 センサは原子炉圧力容器の外側に配置されている。従ってこの公知の装置は、許 容できない過熱温度の始まりから圧力放出装置の応動まで算入される比較的大き な時定数で作動する。
本発明の課題は冒頭に述べた形式の安全装置を、原子炉圧力容器の内部に冷却装 置の(殆どありそうもない)停止によって過熱温度が発生した際の原子炉圧力容 器における圧力放出が小さな時定数で行われるように形成することにある。
本発明によればこの課題は、請求項1の上位概念部分に記載の安全装置において 、 a) 圧力容器の壁に圧力放出弁が圧力密にはめ込まれ、この圧力放出弁が弁体 で圧力容器の内部室から圧力放出配管への貫流を通常は遮断し、b) 弁体がそ の閉鎖位置において限界温度に関係して釈放される係留部によって保持されてい る、 ことによって解決される。
本発明の有利な実施態様は請求項2ないし14に記載されている。
本発明の有利な実施!a欅は、弁体がその閉鎖位置においてこの弁体にきつ(作 用する力伝達素子によってその弁座に押圧保持され、この力伝達素子が力作用点 から圧力容器の内部に組物まで延び、その個所に、例えば約700℃の限界温度 の場合に力伝達素子を自由にするためおよび弁体をその弁座から差圧にもとづき 持ち上げるために釈放できる温度依存形係留部によって固定されていることにあ る。力伝達素子に対して圧縮力あるいは引張り力を伝達する要素が利用され、限 界温度に関係して釈放される係留部はろう付は係留部あるいはいわゆる単一素子 (例えば大きな直線温度係数の金属棒)によって寞現できる。有利には本発明の 実施態様は、力伝達素子が、一端が弁閉鎖ばねの対向支持体を介して弁体に連結 され、他端が温度依存形係留部によって固定されている引張り要素とり、て作ら れ、温度依存形係留部が限界温度に達した際に引張り要素の軸方向変位を許すこ とにある。
本発明の他の有利な実施態様は、力伝達要素が限界温度に達した際に溶融するろ う付は係留部によって固定されていることにある。かかるろう付は係留部として 、例えば約700°Cの融点まで安定しており放射線に対しても強い譲ろう合金 が有効である。
他の有利な実施態様においては、引張り要素は(圧力容器内に突出している)他 端が圧力容器の組物に熱伝達接触しこれに固定された金属棒に抗張力的に固(結 合され、この金属棒によって係留され、この金属棒の線膨張係数が大きく好適に は引張り要素のそれよりも大きく、金属棒およびそれと共に引張り要素が、限界 温度に達した際に弁体が開くような長さの増大を生ずる。好適には、引張り要素 はタイロフトとして形成され、その自由端が(圧力容器の内部において)温度依 存形係留部に接続されている。力伝達素子が圧力容器の内部に圧力容器蓋を分解 する前に力伝達素子の少な(とも一つの部片を切り離して引き抜くことを可能に する釈放可能な継手を備えていることが、組立、分解および再組立に対して特に 有利である。従って本発明の有利な実施M様は、力伝達素子がその温度依存形係 留部で圧力容器の上側格子板に固定でき、釈放可能な継手あるいはm錠装置例え ばバヨネット鎖錠装置によって少なくともその外側部分ないし上側部分が、圧力 放出弁が開いた場合に上から釈放でき分解できることにある。これに関連して有 利な実施MI#Iは、圧力放出弁が圧力容器の型接続短管にフランジ結合されて いることにある。燃料集合体を交換に際して圧力容器がます集圧にされて開かれ なければならないとき、まず1絶縁体が持ち上げ除去され、制御棒並びに測定棒 が引き抜かれ、この処置が行われた後で圧力放出弁がその型接続短管がら外され 、引張り要素が(そのバヨネット鎖錠装置を釈放した後)引き抜かれる。これに よりねじ回しによる蓋ボルトの釈放および蓋の持ち上げ除去を行うことができる 。
圧力放出弁の弁体は好適には上流方向に細くなっている弁円錐体をしており、こ の弁円錐体は力伝達素子によって対応して円錐状に形成された弁座に向けて且つ 差圧から生ずる力に抗して気密に保持されている。この構造形状は流れ技術上に おいて特に有利である。更に、弁体の弁軸が閉塞ブッシェの中に密封して滑り可 能に案内され、閉塞ブッシェの圧力容器の側に圧力放出配管に連通し弁座を境界 づける溢流室が存在し、閉塞ブツシュの反対側において弁閉鎖ばねが弁室の中に 収容されていることが有利である。この弁室は外側に対して圧力密に閉じられ、 温度依存形係留部から大き←離れた力伝達素子の個所に存在しており、従ってこ の弁室およびそこに存在する弁閉鎖ばねは、圧力放出弁のハウジングが外側が原 子炉圧力容器の冷却空気流で洗流されるので、比較的低い温度レベルにある。
上述した弁構造の有利な実施態様は、弁軸が力伝達素子で中央を滑り可能に貫通 され弁室の中に突出し、弁軸が閉塞ブツシュの弁体と反対側において弁室を境界 づける耐圧力プセルの形に広げられているかそのようなカプセルに結合され、こ のカプセルの中に弁閉鎖ばねが存在し、一端がカプセル底に接触支持され、他端 が力伝達素子の自由端で形成されているか支持されている対向支持体に接触支持 されていることにある。弁軸としては長手方向に移動可能な構造部品が対象とな るので、これはそれで貫通された閉塞ブツシュと共に運動シールを形成している 。従、てを利な実施態様は、耐圧力プセルをハウジング蓋で外側に対して耐圧的 に封じ込めることにある。このようにして運動シールに沿って閉塞プッシェを通 って万−生ずる僅かな漏洩流は全く外側に到達しない、もっともかかる漏洩流に 対して、弁体自体が100%密封しないという条件が必要であろう。
圧力放出弁および型接続短管を相応して小さな横断面寸法にして、圧力放出配管 が別個のブロー弁に対する制御配管として形成されていることも本発明の枠内に ある。この場合、例えば測定棒のブッシングに対して普通であるような非常に小 さな型接続短管の直径で十分である。
以下図面に示した二つの実施例を参照して本発明の詳細な説明する。
図1は、圧力放出弁、引張り要素およびこの引張り要素を原子炉圧力容器の格子 板に固定するろう付り係留部を備えた本発明に基づく安全装置の断面図、図2は 、引張り要素に結合されこの引張り要素より大きな線膨張係数を有し格子板に熱 弾性的にボルト結合された金属棒を備えた図1とは異なる実施例の断面図、およ び 図3は、引張り要素が圧力容器の内部で案内架台の上側におい°ζねじ継手によ って分離できるような図1とは異なる実施例の断面図である。
図1において原子炉圧力容器11(以下単に圧力容器と呼ぶ)の部分的に示され ている蓋1に型接続短管2が圧力密に溶接され、その外側および内側の環状溶接 継目は符号3a、3bで示されている。!接続短管2はその外側端に溶接フラン ジ部材2aを有し、このフランジ部材2aには圧力放出弁4の対向フランジ部材 4aが圧力密にボルト結合されている(符号5を付したフランジボルト参照)。
圧力放出弁4はフランジ部材4aが属している入口接続短管6、フランジリング 7aを有する出口接続短管7および弁体8が開いている場合に入口接続短管6と 出口接続短管7を結合する溢流室9を有しており、この溢流室9は弁密封円錐体 として形成された弁体8の図示されている閉鎖位置において出口接続短管7にだ け流れ的に接続されている。リングフランジ7aには対応したリング対向フラン ジ10aを備えた部分的に示されているブロー配管lOが圧力密にボルト結合さ れている。矢印F1は、全体を符号11で示した圧力容器の内部が限界温度に達 した際に弁体8が開かれたときの、圧力容器11の内部からの蒸気流の流れ方向 を示している。従って図示されている安全装置は、炉心冷却が不十分な場合にお ける圧力容器11の過圧事故を防止する。このために圧力容器11の壁1(図示 した実施例の場合には球欠状蓋)に圧力放出弁4が圧力密にはめ込まれている。
これは、対向支持体に接触支持されている弁閉鎖ばね12によって閉鎖方向に付 勢されている弁体8によって、圧力容器11の内部室から圧力放出配管あるいは ブロー配管10への流れを通常は遮断している。細長い引張り要素13の形をし た力伝達素子好適にはタイロフトはその一端13.1が弁閉鎖ばね12の対向支 持体14を介して弁体8ないしその弁軸8aに連結され、他端13.2は圧力容 I411の内部に突出している。これはここでは圧力容器110組物】5に温度 依存形係留部16によって固定されている。この係留部16は例えば700°C の限界温度に達した際に引張り要素13の軸方向変位を許すので、弁閉鎖ばね1 2が弛緩しながら弁体8は差圧により自由にその弁座17から持ち上げられる0 組物J5としては加圧水彩原子炉の原子炉圧力容器の上側炉心格子板が対象とな る。
炉心の過熱はこの炉心格子板15に直接伝達されるので、この炉心格子板15は 温度依存形係留部16を設置するのに特に良好に適用している0図1における係 留部16としてはろう付は係留部が対象となる。その場合鎖錠へラド19の中空 部18の中に引張り要素13の下端13.2が銀ろう20によってろう付けされ ている。
鎖錠ヘッド19はハンマヘッド19aで例えば環状の取付は部材21にある溝2 1aに後ろから引っ掛かっている。取付は部材21は下向きに突出している取付 は部材ホルダ23(これは格子板15に結合されているか一体化されている)に おける内周面にある環状溝22の中にはめ込まれている。ハンマヘッド19aを このバヨネット鎖錠装置から取り外そうとするとき、弁閉鎖ばね12がハンマヘ ッド19aが溝21aとのかみ合いを外れるまで僅かな距離だけもっと圧縮され 、そして90“だけ回転される。それから弁閉鎖ばね12がゆっくりと弛緩され るとき、ハンマヘッド19aは矩形凹所24(ハンマヘッドが通過できる形状を している)を通って引き抜かれる。ハンマヘッド19aの鎖錠過程は解錠過程と 逆の順序で行われる。その場合、引張り要素13ないし矩形凹所24の軸線と同 軸的に配置され鎖錠へラド19に対する案内手段として円錐状拡大部50.1を 備えている挿入案内管50が使用される。この挿入案内管は格子板15の上側面 に例えば溶接によって固定されている。
鎖錠ヘッド19における中空部1日は、引張り要素13の端部13,2と鎮錠ヘ ッド19との銀ろう付は結合が原子炉の通常運転中においてどんな場合でも引張 り要素13によって伝達するせん断力荷重に耐えるような深さをしているか、そ のような長さだけ引張り要素13と重なり合っている。原子炉の組物即ち上側格 子板にも伝わる詳細に図示されていない炉心の過熱によってろう付は係留部20 の範囲が例えば約700℃の限界温度に到達したとき、このろう付は係留部20 が溶融し、これに作用するせん断力にもはや耐えられなくなる。従って引張り要 素13は自由にされ、弁閉鎖ばね12は、弁体8がそれに作用する差圧に基づい てその弁座17から持ち上げられるほどに弛緩する。原子炉内部の圧力にょって 発生されブロー配管10を通って図示されていないブロー容器に達する圧力放出 弁4を通るブロー流(流れ矢印F1参照)が生ずる。弁閉鎖ばね12には釈放さ れた状態で引張り要素13の重力しか作用しないので、30バールより小さな圧 力レベル特に実際には無圧状態までの圧力放出が行われる。
上述のブロー過程に対して図示した弁体8の形状が特に有効である。これは上流 方向に細くなっている弁円錐体であり、この弁円錐体は引張り要素13によって 対応して円錐状に形成された座面17に向けて差圧により生ずる力に抗して気密 に維持されている。弁座面17にはシール作用を向上するために好適には耐食性 の合金鋼から成るシールリング25もはめ込まれる。
図示した有利な実施!S様において弁体8の弁軸8aは閉塞ブツシュ26の中に 気密に滑り可能に案内されている。これは入口接続短管6に隣接する弁ハウジン グ27の第1の菫を形成し、環状フランジ26aでこの弁ハウジング27の端面 側の取付は面に気密に締付は固定されている。閉塞ブツシュ26の圧力容器11 の側に、ブロー配管10として形成された圧力放出配管に連通し弁座17を形成 する既に述べた溢流室9が存在している。閉塞ブツシュ26の反対側において好 適にはコイル圧縮ばねあるいは(図示されている)皿ばねとして形成された弁閉 鎖ばね12が弁室28の中に収容されている。引張り要素(あるいは全般的に力 伝達要素)13の温度に関係した長さ変化が熱膨張の阻止による強制力を生じな いようにするために、弁軸8aは引張り要素13によって中央を滑り可能に貫通 され、弁室28の中に突出している1図示されているように弁軸8aは閉塞ブツ シュ26の弁体8と反対側において弁室28を境界づける耐圧力プセル29の形 に拡大されている(あるいはそのようなカプセル29に結合されている)、カプ セル29の中に弁閉鎖ばね12が存在している。この弁閉鎖ばね12は一端がカ プセル底29.1に接触支持され、他端が引張り要素13の自由端で形成されて いるか支持されている対向支持体14に接触支持されている。詳しくはこのため に引張り要素13の自由6ti13.lに環状板3oがはめ込まれ、それに隣接 され、ナツト31および止めナツト32力号1張り要素13のねじ付き軸部13 .2にねじ込まれている。引張力要素13の上端における角頭」3.3はねし回 しを当てるために(ナツト30.31が締付は固定されるとき、あるいは引張り 要素13の下端におけるハンマヘッド19aをバヨネット鎖錠装置で鎖錠するが 解錠するための回り止めとして)使用される。
耐圧力プセル29はフランジ蓋(第2の弁蓋)33で外に対して圧力密に閉じら れている。このフランジ!33はカプセル29の環状フランジ29aに締付は固 定されている。圧力放出弁4は外に対して他の弁蓋(第3の弁蓋)34によって 圧力密に閉じられている。この弁蓋34は特に、弁軸8aと閉塞ブツシュ26と の間の運動シールを外に対して耐圧的に密封するために使用するが、これは第1 の弁蓋(閉塞ブツシュ26)および第2の弁蓋33のフランジ結合に対するシー ルバリヤでもある。この配置構造によって、圧力放出弁がそのフランジ結合部に ついて対応した(図示していない)原子炉圧力容器の蓋フランジと同じ良好なシ ール性能を有することが達成される。
図1に示されている圧力放出弁は、蓋接続短管2およびブロー配管10を相応し て小さな横断面寸法および相応した小さな内径にした場合に別個のブロー弁に対 する制御弁として使用される。その場合ブロー配管10(全般的に圧力放出配管 )は制御圧力配管に付設され、制御される(図示されていない)ブロー弁は(同 様に図示されていない)ブロー容器に付設されている。かかる配置構造の利点は 、圧力容器に関連して上述した公知の圧力放出弁に比べて、圧力制御弁が原子炉 の内部における限界温度に非常に速く反応することにある。
図2における第2の実施例は第1の実施例とは、引張り要素13がその他端(な いし下端)が金属棒35に固く(抗張力的に)結合され例えばボルト結合(図示 )されるか溶接され、この金属棒35によって圧力容器11の組物に係留されて いる点で異なっている8分解可能な上側ロンドが長すぎないようにするために、 ねじ継手39をもっと上に例えば分割個所40に敷設することもできる。その場 合図示されたねし継手39は固い結合装置と置き換えられる。この金属棒35の 線膨張係数は大きく、好適には引張り要素13のそれよりも大きく選択されてい るので、金属棒35およびそれと共に引張り要素13は限界温度に到達した際に 弁体8(図1)が開くような長さ増加を生ずる。金属棒35の下端はねじ継手3 9の代わりに図1における実施例と同様にバヨネット鎖錠装置によって組物15 (上側炉心格子板)に固定できる0図示されているように例えば、金属棒35が 下端に環状1136を備え、この1136を組物35に防振ボルト37によって 熱弾性的に固定することもできる。熱弾性的な固定は例えばボルト37の頭部と 脂36との間のばね座金38によって実現できる。簡単な組立、分解および再組 立の見地から金属棒35を固定するためにバヨネット鎮錠装置が有利であるが、 これにこだわる必要はない。
引張り要素13としては全般的に、引張りあるいは圧縮が荷重されるが又は両方 の種類の荷重に耐えられる力伝達素子が対象となる。閉鎖力を発生するためにこ の実施例では圧縮ばね12(特に積層器ばね)が設けられているが、閉鎖力は同 じような意味で引張りを荷重される弁閉鎖ばねで与えることもできる0本発明の 要点は、弁体8がその図示されている閉鎖位置において限界温度に関係して釈放 できる係留部によって保持されていることにある。限界温度に達した際に、弁体 8に作用する弁閉鎖力は、弁体8がそれに作用する差圧に基づいて開放位置に変 位されるほどに減少される。その場合、蓋も特にその内周面が原子炉に過熱が生 じた際に特に熱放射に基づいて過熱の良好なシミニレ−シランを生ずるので、係 留部の釈放を引き起こす熱流束が例えば熱伝導構造部品によって圧力容器蓋から 感温係留部に伝達される。(図1および図2に示されているように)感温係留部 を蓋よりも炉心の近くに配置された圧力容器組物に付設すると、圧力放出弁の幾 分速い釈放ないし開放が達成される。
図3は、格子板15の範囲におけるバヨネット鎮錠装置(図1参照)の代わりに 、ねし継手39が炉心架台41の上側であるが圧力容器蓋1の下側に卯ち湾曲状 蓋lで包囲された圧力容器11の内部室の内側に設けられている本発明に基づく 安全装置の全体を示している。圧力放出弁4の入口接続短管6は長い中間管42 を介して蓋接続短管2にフランジ結合されている。中間管42は制御棒保持架台 43よりも幾分大きな軸方向長さを有し、ないしはこれを図示されていない制御 棒の軸線44に対して軸平行に貫通している。!!接続短管2は下向きに円錐状 に広げられた一次媒体用の入口プッシュ45で終えている。これはねじ継手39 の範囲に配!されている。流れ矢印r2は、過熱に基づいて温度依存形係留部1 6が釈放され圧力放出弁4が開かれたときの流れを示している0図3における実 施例は、引張り要素13の下側半部13bが炉心架台41の構造部品であり、こ れと共に引き抜けることを示している。引張り要素13の上側部分13aは、ね し継手39の釈放後(圧力容器11が無圧にされ、圧力放出弁4が開かれ且つ問 題となるフランジ結合が釈放された後)、別々にあるいは制御棒保持架台43と 共に蓋lを開く前に除去できる。
フロントページの続き (72)発明者 シュドツクハウゼン、ホルストーディータドイツ連邦共和国  デー−8500ニュルンベルク 60 フエネチアナー シュトラーセ5 (72)発明者 ハウ、ゲルハルト ドイツ連邦共和国 デー−8510フユルトジクムントーナタンーシュトラーセ 6 (72)発明者 ホルマン、ヨーゼフ ドイツ連邦共和国 デー−8602シュリュツセルフエルト ローゼンシュトラ ーセ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.不十分な炉心冷却の際の原子炉圧力容器の過圧事故に対する安全装置におい て、 a)圧力容器(11)の壁(1)に圧力放出弁(1)が圧力密にはめ込まれ、こ の圧力放出弁〔1)が弁体(8)で圧力容器(11)の内部室から圧力放出配管 (10)への貫流を通常は遮断し、b)弁体(8)がその閉鎖位置において磁界 温度に関係して釈放される係留部(16、35)によって保持されている、こと を特徴とする原子炉圧力容器の過圧事故に対する安全装置。 2.弁体(8)がその閉鎖位置においてこの弁体(8)にきつく作用する力伝達 素子(13)によってその弁座(17)に押圧保持され、この力伝達素子(13 )が力作用点から圧力容器(11)の内部に組物(15)まで延び、その個所に 、例えば約700℃の限界温度の場合に力伝達素子(13)を自由にするためお よび弁体(8)をその弁座から差圧にもとづいて持ち上げるために釈放できる温 度依存形係留部(16、35)によって固定されていることを特徴とする請求項 1記載の安全装置。 3.力伝達素子(13)は、一端(13.1)が弁閉鎖ばね(12)の対向支持 体(14)を介して弁体(8)に連結され、他端(13.2)が温度依存形係留 部(16、35)によって固定されている引張り要素として作られ、温度依存形 係止装置(16、35)が限界温度に達した際に引張り要素(13)の軸方向変 位を許すことを特徴とする請求項2記載の安全装置。 4.力伝達素子(13)が限界温度に達した際に溶融するろう付け係留部(16 )で固定されていることを特徴とする請求項2または3記載の安全装置。 5.引張り要素(13)の他端が圧力容器の組物に熱伝達接触しこれに固定され た金属棒(35)に抗張力的に固く結合され、この金属棒によって係留され、こ の金属棒(35)の線膨張係数が大きく好適には引張り要素(13)のそれより も大きく、金属棒およびそれと共に引張り要素(13)が、限界温度に達した際 に弁体(8)が開くような長さの増大を生ずることを特徴とする請求項3記載の 安全装置。 6.圧力放出弁(4)が圧力容器(11)の蓋接続短管(2)にフランジ結合さ れていることを特徴とする請求項1ないし5の1つに記載の安全装置。 7.引張り要素(13)がタイロッドとして形成されていることを特徴とする請 求項3ないし6の1つに記載の安全装置。 8.力伝達素子(13)が圧力容器(11)の内部に、圧力容器蓋(1)を分解 する前に力伝達素子(13)の少なくとも一つの部片を切り離して引き抜くこと を可能にする釈放可能な継手(19、21;39)を備えていることを特徴とす る請求項1ないし7の1つに記載の安全装置。 9.力伝達素子(13)がその温度依存形係留部で圧力容器(11)の上側格子 板(15)に固定され、釈放可能な継手あるいは鎖錠装置例えばバヨネット鎖錠 装置(19a、22、23)によって少なくともその外側部分ないし上側部分が 、圧力放出弁(4)が開いた場合に上から釈放および分解されることを特徴とす る請求項8記載の安全装置。 10.圧力放出弁(4)の弁体(8)が上流方向に細くなっている弁円錐体であ り、この弁円錐体が力伝達素子(13)によって対応して円錐状に形成された弁 座(17)に向けて且つ差圧から生ずる力に抗して気密に保持されていることを 特徴とする請求項1ないし9の1つに記載の安全装置。 11.弁体(8)の弁軸(8a)が閉塞ブッシュ(26)の中に密封して滑り可 能に案内され、閉塞ブッシュ(26)の圧力容器(11)の側に圧力放出配管( 10)に連通し弁座を境界づける溢流室(9)が存在し、閉塞ブッシュ(26) の反対側において弁閉鎖ばね(12)が弁室(28)の中に収容されていること を特徴とする請求項1ないし10の1つに記載の安全装置。 12.弁軸(8a)が力伝達素子(13)で中央を滑り可能に貫通され弁室(2 8)の中に突出し、弁軸(8a)が閉塞ブッシュ(26)の弁体(8)と反対側 において弁室(28)を境界づける耐圧カプセルの形に広げられているかそのよ うなカプセル(29)に結合され、このカプセル(29)の中に弁閉鎖ばね(1 2)が存在し、一端がカプセル底(29.1)に接触支持され、他端が力伝達素 子(13)の自由端(13.1)で形成または支持されている対向支持体(14 )に接触支持されていることを特徴とする請求項11記載の安全装置。 13.圧力放出弁(4)および蓋接続短管(2)を相応して小さな横断面寸法に して、圧力放出配管(10)が別個のブロー弁に対する制御配管として形成され ていることを特徴とする請求項1ないし12の1つに記載の安全装置。 14.釈放可能な継手がねじ継手(39)であることを特徴とする請求項8また は9記載の安全装置。
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