JPH07504202A - ロイキンフェロン製剤 - Google Patents
ロイキンフェロン製剤Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ロイキンフェロン製剤
日 の 術
本発明は新規サイトカイン組成物、その1115法、および細菌感染症、ウィル
ス感染症および癌などの種々の疾患の免疫療法における本製剤の使用に関するも
のである。
L見ffl
免疫系は、細菌、ウィルス、カビおよび寄生虫などの感染源に対する生体防御と
なる。ごく最近、免疫系の状態が特定のタイプの癌のかかりやすさと関連しうろ
ことが示された。たとえば、特定の免疫不全状態、最も有名な後天性免疫不全症
候群(^ID5)で、癌の発生率が大きく増加することが示されている。免疫療
法は種々の感染1こ対して、そして癌の治療においてさえも重要な療法になった
。免疫療法の部門の一つに免疫反応を調節、誘導または増強することが可能な免
疫11節剤の使用がある。
広範な研究がなされてきた免疫調節剤の1グループは、サイトカインである。サ
イトカインは免疫系の化学伝達物質で、 リンパ球および単球のような免疫細胞
によって産生される。インターフェロン(IFN)と呼ばれるあるサイトカイノ
は免疫系を誘導するばかりでな(、腫瘍にも直接作用して腸瘍細胞の増殖を阻害
することが示されている。インターフェロンは技術面ではよく知られている。
そのIA創製法同様、その特Iこ関する詳細はメソノヅ・イン・工/ザイモロノ
ー、+191!”インターフェロン、 パートC” 1986年に記載されてい
る。
インターフェロンのようなサイトカインでは精製製剤と同様非精製製剤も入手で
きるが、これらの既知製剤に関して以下の問題点が挙げられる。非精製製剤は一
般にサイトカインを分解し、それによって製剤の安定性を低下させる蛋白分解酵
素を含んでいる。蛋白分解酵素阻害剤を用いることもできるが、これらは一般に
人に対して毒性または抗原性を有し、したがって治療応用の点から有用でない。
一方、精製インターフェロンは一般ニ蛋白分解酵素を含有しないが、今日知られ
ているインターフェロンの精製法では、インターフェロンの収率が悪い。
さらに精製製剤の生物活性は、非精製インターフェロン製剤のそれよりも概して
低い。
80年代初期に、 インターフェロンの非精製製剤が同じロフトの未加工IFN
から調製した精151FNよりも有効に、ヒトナチュラルキラー細胞(N【)を
活性化することが認められた。表^に示すように、非精製IFNでは501U/
mlの力価で、そして精製インターフェロンでは6251U/mlの力価で最高
度のMW活性化を連成することができる。これらの力価ではそれぞれ、N【細胞
を550%および600%活性化した。このデータから、非精製IFNはより高
い免疫活性化能力を有し、これはなんらかの他のサイトカインがIFNと共存し
ていることによる可能性があるという結論が得られた。
後になって、 ドナーの白血球の混合培養により(ウィルス誘発および遺伝子型
の翼なる細胞の相互作用に反応して)+ インターロイキン−1(IL−1)、
腫瘍壊死因子(TNF)、遊走阻止因子(AIIP)、白m球遁走阻止因子(、
LIF)がIFN−αとともに産生されることがわかった。これらのサイトカイ
ンは免疫エフェクター細胞(主としてマクロファージ、T4−リンパ球、好中球
)の活性化に関与し、免疫系による抗原認識および体内からのその抗原の除去に
関与することが知られている。これらの反応は、抗原との遭遇に反応したエフェ
クター細胞によって発現される免疫反応の第一段階を表している。特異的な液性
反応およびメモリー細胞の発現といった免疫反応の増幅は後に起こる出来事で、
免疫反応の第一段階(非特異的)における有効な免疫反応に依存する。
IFN、IL−1、TIIF、 MIFおよびLIFのようなサイトカインは物
理化学的性質が興なり、そのため活性のある組成を保持することは非常に難しく
、化学的な精製手順の後サイトカイン製剤の混合物として構成される。 さらに
、異物蛋白質(非経口投与で用いられる場合は特に)は感作を誘導することがで
きるため、蛋白質の特性を有する医用製剤にとっては総蛋白質の量を制限するこ
とが非常に重要である。しかし、蛋白質濃度を低下させれば活性因子の蛋白分解
に対する感度が増加する。結果的に、技術的な操作後にこのような製剤の活性は
低下し、薬物列形の保存に関する問題が生じる。
したがって上記のすべてを踏まえると、サイトカインの混合物を含み、はとんど
実質的に1自分解酵素を含有せず、 しかもよい生物活性を示すサイトカイン組
成物を産生ずることが望ましい。
L1旦11
本発明は新規サイトカイン組成物(ロイキンフェロンと命名されている)ととも
にそのWR復製法よび檀々の疾患の免疫療法での使用に関するものである。サイ
トカイン組成物はウィルス誘発ドナー白血球によって産生される。サイトカイン
組成物は、初期の非特異的免疫反応相の他のサイトカイン(IL−1、TNF%
MIF、LIF等)と共にヒト白血球インターフェロンIPH−aの自然発生
比で構成され る。
本発明による新規方法により、これまでの技術の欠点を避けたサイトカイン組成
物が得られる。サイトカイン組成物の一つの新しい成分は蛋白分解酵素阻害剤の
複合体(CPI)であり、これは以前にドナー血漿より単離されたものである。
CPIはサイトカイン製剤における蛋白分解酵素反応を阻害する。さらに、CP
Iは自然に存在し、ヒトから単離されたものであるため、ヒトに対して毒性を示
さない。
第二の成分は、 トランサルと命名された新規蛋白組成で、これも本発明ではサ
イトカイン組成物の調製中に加えられている。 トランサルは、 ドナー血漿か
ら単離された自然に存在する蛋白質のグループである。 トランサルおよびCP
Iを加えた後、サイトカインを含む培養培地をさらに処理してヒトウィルス、抗
原および抗生物質またはその他の低分子成分のような不純物を除去する。
よって、本発明は以下のステップから成るトランサル産生方法を提供する:
り血漿をクロロホルムと混合する、
b)最初の水相を回収する、
C)最初の水相からγグロブリンを沈澱させる:d)第二水相を回収する;
e)第二水相をイオン交換カラムに通す、f)カラムに結合した蛋白質を回収す
る。
本発明はまた、 トランスフェリン、アルブミンおよび40kDa蛋白質から成
るトランサル組成を規定する。
本発明はさらに、以下のステップから成る蛋白分解酵素阻害剤複合体の産生方法
を提供する:a)血漿をクロロホルムと混合スル、
b)最初の水相を回収する、
C)最初の水相から7グロブリンを沈澱させる;d)第二水相を回収する;
e)第二水相をイオン交換カラムに通す、f)カラムを自由に通過した溶出液を
集める、冨)上記の溶出液をCu“3キレートカラムにat、h)カラムに結合
した蛋白質を回収する。
本発明はさらに、 α、−マクログロブリン、160kDa蛋白質+ 8O−6
0kDa蛋白質および2OkD&蛋白質から成る蛋白分解酵素阻害剤複合体を提
供する。
本発明はまた、以下のステップから成るサイトカイノ組成物の産生プロセスを提
供する;
S)ウィルス誘発白血球を液体培養培地中でトラ/サルおよび蛋白分解酵素阻害
剤複合体と共に培養する:b) ili体から白血球を除去し、
e) 0体を処理して不純物を除去する。
ロイキンフェロン組成は、特定のタイプの癌と同様細菌感染症、ウィルス感染症
のような種々の疾患の治療に有効であることが示されている。
L1ユ盈月
図11!、)う7サル、CPl、プラズマルおよびヒト血漿のポリアクリルアミ
ドゲル分離を図示している。
0.5Lのドナー血漿を新たに採取し、抗凝固剤を加えて血漿を6±2℃に冷却
する。クロロホルムを加えて(10%容置/容量)、混合物を30分間攪拌し、
さらに10分から15分放置して、上層の水相および下層のクロロホルム相を分
離させる。水層を除去し、6±2℃、2,0OOX gでZO分間遠心分離する
。上清を除去し、0.021111a011でplIa。
5にUWする。続いて、30%のポリエチレングリコール溶液を115容量(v
/v)加え、混合物を室温で20分間放置する。 γグロブリン画分が沈澱し、
これは10±2℃、2゜ooox gで15分間の遠心作用を加えることにより
分離することができる。次に得られた上清を0.01Mトリス−塩酸緩衝5pn
s、sおよび0.0IM NaC1で平衡にしたDEAEセルロースカラム(D
EAE−52−セルI〈セル、セル/イ、ドイツ)Iこ通す。
カラムを自由に通過する画分を集め、これを用−Aて後【こ詳細に記述する予定
の蛋白分解酵素阻害剤複合体(CPI)を調製する。カラムを洗浄し、次にカラ
ムに結合した画分(トランサルを含有する画分)をpHl1.5の0.OIM)
リス−塩酸緩衝液および0.5M NaC1で溶出させる。 トランサルを含む
溶出液の容量は概して0.2SLはどで、蛋白質濃度は5から15■g/■1で
ある。溶出液のポリアクリルアミドゲル電気泳動を図ルーン2に示す。この図か
られ力)るように、溶出液の主成分はアルブミンおよびトランスフェリンである
。分子量40kDmの蛋白質も少量存在する。全溶出液をトラ/サルと命名する
。溶出液は実質的にまたは全くγグロブリンを含んでいない。したがってここで
用いる2 トランサル”という語は、 トランスフェリ/、 アルブミン、およ
び40kDi蛋白貫の混合物からなる上述のプロセスによる産物を意味する。
溶出液を0.ISM NaCI ( PBS)を用いてp[I7. 2の001
M燐酸ナトリウムIl衡液に対して透析するか、またはセファデックスG−45
の”目の粗い”カラムによるゲル濾過によって脱塩し、0.2μの膜濾過によっ
て滅菌する。
表1は、粗インターフェロン製剤中でのインターフェロン( IFN)産生に及
ぼすトランサル、プラズマlしまたは未処理の血漿の効果を示す比較試験である
。プラズマルの表は、 トランサルでは、未処理の血漿と比較すると、同じ収率
のIFN活性を得るために使用する蛋白量が3.5倍、またはプラズマルと比較
すると2.8倍少ないことを示している。 したがってこの表は、 トランサル
がサイトカイン組成物における非常に有効な成分であることを示している。
2 蛋白 素阻 複ム の
非精製すイトカイン製剤の大きな問題の一つは、蛋白分解酵素活性が一般に高く
、組成中のサイトカインの蛋白溶解を引き起こすことである。非精製インターフ
ェロン組成中の多くの非特異的および特異的な蛋白分解酵素阻害剤を調べたとこ
ろ、これらの組成が一般的にそのような阻害剤に対して抵抗性であることが示さ
れた。特に、デキストラン、ポリグリシン、エチレンジアミノテトラ酢酸、アミ
ノカプロン酸およびコントリカルのそれぞれは、アザカゼイン試験によってめた
蛋白溶解に対して0、1−1.0婁g/■lの濃度で作用を示さなかった。大豆
トリプシン阻害剤は1 sz/閤lで蛋白溶解を半減させた。フェニルメチルス
ル7オニドフルオライド(セルバ、 ドイツ)は非常に有効な阻害剤であること
がわかった。しかしこれは非常に毒性が強く、このため医用組成には用いること
ができない。
蛋白分解酵素は細胞外体液中に存在し、炎症の急性相での一般的なメディエータ
−である。生体はまた、蛋白分解酵素によるI自分解を調節するために、蛋白分
解酵素阻害剤も持っている。 たとえば、 α1マクログロブリンのような不活
化のスペクトルの広い蛋白分解酵素阻害剤は、健常なドナーの血漿中にかなり大
量−3■g/嘗1まで存在する。 したがって医用製剤に用いるには、そのよう
な天然に存在する蛋白分解酵素阻害剤を単離することが望ましかった。
天然に存在する蛋白分解酵素阻害剤の複合体(CPI)を、上記の1)のトラン
サルの調製で述べたように、DEAEセファロースカラムから容易に溶出する画
分から単離した。
溶出液を集めて0.02M 1(CIを用いてpHを65に調整した。
次に溶出液をあらかじめ0.02M燐酸緩衝液pHs、 5および08M Na
C1で平衡にしたc u0キレートセファロース4B(ファルマンア、 スウェ
ーデン)カラムに載せた。カラムを0゜08MにaClを含む0021酸緩衝i
1!p17.4で数回洗浄した。
阻害剤をO,SM NaClを含む0.1M酢酸緩衝液pH4,5で溶出させた
。この溶出液には2つのピークを有する蛋白質が含まれ、抗蛋白分解酵素活性は
主に最初のピークに存在した。最初のピークに相当する物質を0.ISM Na
Clを含む001M燐酸緩衝液pH7,2に対して透析した。 もしくは、 セ
フアゾ ノ り スG−25カ ラム (ファルマンア、 スウ ェーデン)を
用いてO,IME酸緩衝液pH1,2を1.5M IIcIとともに溶出容量の
10分の1加えて脱塩してもよい。
0.5Lのドナー血漿から始めると、およそ264±56m1、総蛋臼貫の平均
が1326±1.44m1の蛋白分解酵素含有画分を得ることが可能である。C
PIの組成を図ル−ン5に示したポリアクリルアミドゲル電気泳動によって分析
した。
ゲルはCPIが4画分を含んでいることを示している。主要蛋白質はα1マクロ
グロブリン標準物質に対応する。小さな両分の蛋白質は160.80−60およ
び20kDaに相当する。
したがって、ここで用いた“蛋白分解酵素阻害剤複合体”(CPI) という語
は、 α、−マク ログロプリ ン、 +60. 80−60、および20kD
a蛋白質の混合物から成る上述のプロセスの産物を指す。
蛋白分解酵素活性に対するCPIの作用を表2に示す。蛋白分解酵素活性の濃度
を0.025%トリブ/ン溶液と比較する。この表かられかるように、ブラスマ
ルのみを含む調製物は、榎準物質と比較すると27%もの蛋白分解酵素活性を持
っている。しかし+ CPI (Song/■l)とともにトランサル(6%)
を含む調製物を用いると、蛋白分解酵素活性は認められない。
3 ロイキンフェロノのW4製
デキストラン、 またはポリビニルアルコールのような赤血球沈澱剤を用い、そ
の後溶血させて、白血球を健常なドナーから集めた軟層より単離し、これをイン
ン二す7、ヒ)血1、 ヘパリノ、 および100IU/slのヒトIFNαを
含む培養培地中37.5°Cで培養する。2時間のインキュベーノヲノの後、誘
導ウイルスー二二−手ャノスル病ウィルス−を加えてさらに20分間インキュベ
ー7gンを続ける。誘導された白血球を6±2℃、600Xgで20分遠心して
果め、199培地または燐酸を含まないイーグルス最少培地に600万個/■1
の濃度で懸濁する。15■g/m lのCPIおよび0.05M琥珀酸ナトリウ
ムと共にトランサルの6%Vハ溶液を細胞に加え、 これをさらに37,5℃で
10から14時間培養する。次に細胞を6±2℃、600X gで20分遠心し
て分離する。得られた上清をさらにロイキンフエロンの調製に用いる。
上清を処理して、抗生物質および培養培地のその他の低分子量組成と共に、 ヒ
トウィルス、 ウィルスイノデューサーの抗原およびニワトリ尿膜液のような不
純物を除去する。たとえば抗原は、これらの抗原で先に免疫した動物の血清から
得られ、中性の担体で非動化した抗体への負の免疫吸収によって除去してもよい
。 ヒトウィルスは、クロロホルム溶液中で過酸化水素で処理することによって
化学的に不活化することができる。抗生物質およヒ他の低分子成分はセフアゾ1
クスG−25によるゲル濾過、または10山以下の排除限界を有する膜による限
外濾過によって除去してもよい。
好ましい一例を具体的にあげると、上述の不純物は以下のように除去してもよい
。上清のpHを80に調整しく001M Na0H)、)laclを最終濃度が
051こなるように固体で加える。過酸化水素を05%(v/v)になるように
加え、非精製組成を6±2℃で少なくとも2日間保存する。ウィルスおよび尿膜
液抗原に対する抗体80mL含み、 セファQ−7,48kに非動化したカラム
(150x 26s閤)を用いて・Q、 IL/hrの速度で20±0. IL
の非精製すイトカイノ組成物を精製する。
カラムを用いる前に、 これを10μg/μIcPIの001M燐酸緩衝液溶液
pH8,0および0.5M NaClで洗浄する。CPIもまた、最終a度50
μg/鳳1となるように非精製組成中に加える。
次に、非精!2Mi成を100m1/hrまでの速度でカラムを通すO免疫吸収
プロセスでは、粗調製物の活性成分はカラムを自由に通過するが、抗原性を有す
る不純物は抗体に結合し、カラムに捕らえられる。この方法(負の免疫吸収と呼
ばれる)により、すべての活性画分の組成は不変のままである。
カラムを通過する画分を集めてクロロホルムで処理してウィルスを不活化する。
クロロホルムは10%(V/V)濃度になるように加える。混合物を攪拌しなが
ら室温で30分間放置する。攪拌を10分間中止し、上層を集めて6±2°C1
6QOOX gで20分間遠心する。クロロホルム抽出物の下層および沈澱物を
捨てる。遠心後の上清を1.1kgのセファデックスG−25”粗目″ (ファ
ルマンア、 スウェーデン)を含むカラム(60X 2800)で、O,SL/
brまでの速度でのクロマトグラフィーによって脱塩する。
蛋白質画分を集めてO,OIM PBS、 0.15M NaClおよび1禦g
/曹lマノニ1トに対して透析する。次に上清を0.2μの膜濾過によって滅菌
し、アンプルに注入して保存用として凍結乾燥する。
L1ヱニュ
ロイキノフェロ/は無数のin vitroおよびin vivo臨床常に有意
な免疫1Ii11活性を有することが示されて(する。
IFN−+11はin VllroでのlllIC発現に対して1孟とんど作用
を示さないこともまた知られている。
ドナー血液の単球上でヒト白血球関連抗原(HL^−DR)のMIIC発現に対
するクイキンフエロンの作用を、 γ−インロンは44倍の指押を示した。
ンフエロノは5 U/mlという低Ll +#度でM丁4iB胞の111111
こよる感染を培養の7日後でも抑ill した。
た疾缶のいくつかを表5に要約する。
臨床試験の結果を特異な4例、すなわち敗血症、卵管卵巣炎、B皇肝炎および乳
1こついて詳細に記述する。
1ニニ亙11
グラム陰性細菌によって引き起こされた18人の幼い敗血症の子供に、抗生物質
、鎮痛剤といった基本療法と併せてロイキンフェロノを1日おきに4−6回筋肉
内投与した。治#JF後、免疫機能の種々のパラメータを定量した。
結果を表6に示す。この表かられかるように、ロイキンフェロンを基本療法と共
に投与すると、循環中の免疫複合体の数が減少し、負負性好中球の数と同様、好
中球の殺菌機能が回復した( NCT試験によって測定した)。摂取した細菌の
数としてat算すると、貧食指標もまた増加した。貧食の完全性も同様に増加し
た。
これらの結果は、 ロイ牛ンフェロンの投与により免疫系の有用性が増強するこ
とを示している。臨床改善もまたロイキンフェロンで治療した群では早かった。
例2−卵管卵巣;
卵管卵巣炎は、大V&菌、クレブンエラ、カンジダ等の混合線m感染によって引
き起こされる卵管の炎症である。
この保缶により一般に不妊となる。30人の卵管卵巣炎の女性に、ロイ牛ンフェ
ロンの17/プルを1日2回3日間、ついで1日lアンプルを2日間筋肉内投与
した。血液サンプルを治療前と治療後5から7日に採取した。女性の血液細胞に
対するロイキノフェロンの作用の結果を表7に示す。 この表かられかるように
、 ロイキンフェロノ療法は、 免疫グロブリンMまたはGの濃度に対して、
または循環中の補体のC3−C4成分の濃度に対して作用を示さなかった。分化
8928球の数は増加したが、有意ではなかった。 しか1丁971球はPRA
およびE−RFCに対するRBTl、から示されたように、機能的活性の増大と
共にその数は有意に増加した。
治療後の回復率は60%で、受胎機能の完全な回復が41%の女性に認められた
。
Lよ二1遣
ロイキ/フェロンを第■段階の乳癌の女性にj!IM免疫療法によって投与した
。女性の白血球を細胞泳動によって集め、ロイキノフェロノとインキ二ベートし
、これを患者に輸血15て戻した。これらの単核球集団を処置の後定賃した。結
果を表8に示す。この表かられかるように、ロイキンフェロン療法の結果MMC
を発現している細胞数が増加し、ヘルパーT細胞、Nに、およびCD4、CD1
1abおよびCD3gの7−カーを有するその他の殺細胞産業■が増加した。
しかし、サプレッサー1928球(CD8、CD22およびCD58)の量は変
化せず、結果的に74/T8細胞の比が増加した。血液循環中の単球−骨髄細胞
(CDl5>濃度はわずか女性を2年間観察したが、平均では癌はほぼ3倍減少
4−急性B型片:
ロイキノフェロンを急性B型肝炎患者に投与した。この試験の結果は、 ロイキ
ンフェロンが感染の主な臨床症状を速やかに消散させ、肝機能で特徴づけられる
臨床検査データを著しく正常化した。肝炎ウィルスの体内での復製はほとんどの
患者において完全に抑制された。ロイ牛ンフェロンの免疫刺激活性も、1971
球数の増加、ナチュラルキラー細胞の活性化、表面の漿膜転換の開度およびウィ
ルスの内部抗原の増加として杖察された。6力月後、ロイキンフェロンで治療し
た患者のウィルスの表面抗原は、プラセボ投与のを者で30%存在していたのに
対し、完全に消失しているように思われた。
要約すると、上記の例はロイキンフェロンがここに図示するように、そして文献
にも広範に示されているように、一般的に免疫系がどうかして抑制された疾患に
かかっている患者の予後が良くなるような、または感染症または疾患に対して有
効に闘うのに必要な免疫系に対する正の作用を有することを示している。
治療プロトコールの
例1−4は4つの特異な疾もについて行われた臨床試験の結果を示しているが、
先に述べたようにロイキンフェaンを、種々のタイプの癌と共に幅広い種類の細
菌およびウィルス感染症について試験した。治m法は疾患または病気によって異
なるが、種々の異なる状況でのインターフェロンの使用に関するいくつかのガイ
トライノを下に述べる。
細mダ染症のための治療過程 出
り豆
LPは機能的免疫不全症の手術患者における細菌合併症の予防に非常に有効であ
る。この目的のためにLPを用いてもよいが、その場合は筋肉内注射([1)で
手術前は1日おきに1−2回、手術翌日およびその後1日おきに2−3回注射す
る。このような投与法は術後の合併症の頻度を減少させることができ、傷の治癒
過程を促進する。
女性の出産後の産後感染の予防には、LPを分娩当日およびその後は1日おきに
1−2回筋肉内注射することができる。適応は胎盤の炎症状態、腎孟腎炎および
他の細菌疾患である。
重篤な状況で、医学的手助けが容易に得られない場合は、細菌感染症を予防する
ために患者にLPを毎日または1日おきに1M投与してもよい。
」ユ
急性の細菌感染症では、免疫状聾が安定化した証拠が得られ、臨床症状が消失す
るまで、療法開始時にLPを毎日または1日おきに(注射5回まで)、その後週
に2回IM投与してもよい。
肺疾もの療法では、5−IC−1に溶解したLFI−2アンプルのエアロノル吸
入を週に1−2回、1M注射と併用してもよい。
骨盤腹膜炎を含む化膿性腹膜炎患者では、LPを1日おきに3回注射、その後週
に2回注射してもよい。このような患者では、腹腔の治療のために抗生物質と共
に5011の生理食塩液に溶解したLF2アンプルの局所投与と1M注射の併用
が有効な併用投与となる。
腎孟腎炎患者には1日おきにLFを2−3回、その後l−3週間は週に2回IM
i14−射してもよい。
ウィルス感染症
急性B型肝炎の療法では、肝機能の安定な正常化および抗原血症の抑制が起こる
まで、LPを最初の1−3日間は1日に1−3回(強さは中毒症状の重さによる
)、その後1日おきまたは3日ごとに注射してもよい。
慢性B型肝炎書者ではLPを週に2−3回注射してもよい。
インフルエンザまたは他の急性呼吸器ウィルス感染症患者では、各投与経路につ
いて3日間LPを1アンプルの吸入と併用して1M注射してもよい。
帯状庖疹および水痘患者では、LPを3日間毎日、その後1日おきに用いること
を勧める。口腔を洗浄しながらLFを局所投与することは有効である(lアンプ
ルを5−101の生理食塩液に溶解する)。同じ方法はウィルス性口内炎の治療
にも有効である。
」且1
基底細胞癌患者では、LPを病変部との境界にある健常な皮膚に1日2回SC投
与してもよい。
乳癌および肉腫の去者では治癒過程を加速し、転移の発生を遅らせるために、L
Pを術前に1−3回、および術後は1日おきに1−3回、その後は週に2回IM
注射してもよい。
療法の抗腫瘍効果を改善するために、ヒト白血球インターフェロンI X IO
’lllの週1−2回注射とLFの併用を勧め る。
」」
同じロフトの白血球から調製した非精製および精製インターフェロンによるヒI
Kのi 性化
製剤 4N−y、oン活性 NK活性化゛非精製IFN−α 10 430 %
精製IFN−α 25 220%
X−フィコール−ベロゲラフィン溶液(D−1,077)の沈澱による軟層から
リンパ球を単離した。標的細胞−に562−を10%仔牛血清、グルタミンおよ
び抗生物質を含むRPMI−1640培地で単層培養した。使用前に標的細胞を
細胞7 winあたり50μCID Ni”C’rOtとともにインキュベート
した。
16時間の殺細胞試験において培養液中の放射活性を測定し た。
対照1−非銹導細胞の培養後の培地
t4@2−ヒト白血球インターフェロンについて知られて(する方法によるブラ
セボから精製した蛋白質画分轟−1
1FN−1F活性に対する種々の蛋白質製剤の作用真N!地に加えた 生合成後
の 簿られたIFN−αl0質成分 総蛋白質 の活性(IX 10”濃度 白
血球について
(mg/膳]) のl1l)
ドナー血 漿 (4%) 3.0 ± 0.3 2.6フブラスマi(4蔦)
2.4 ± fl、 4 2.67トラノ量&(6%) 085 ± 0.13
2.673−3つの実験からのデータ
IR剤 蛋白質 蛋白分解酵素の活性“。
(++g/ml) 366nmで の 標 準 トリフ゛リン溶 液吸光度 へ
の%換算
トリフ°ノン標 準 液
0.025% 0.4 100
7°127k 2i f O,40,11f O,012フトラン4&+CPI
O,67f O,+0 0 01−3つの実験からのデータ
1−蛋白分解酵素の活性はアザカゼイン試験によりめた。
第二1
ドナー血液の単核球のIILA−DR発現に及ぼす興なるIFN製剤製剤 濃度
(III/ml) 指標の増幅IFN−α too 3. l± 1.0111
(477エ07 100 4.4 ± 2.0IFN−ご(遺伝子
組み替え型) too 1.4± 0.5Lユ
I MT4細胞をIIIVとともにインキユベートした2 MT4細胞のみ
3実施していない
轟−1
0イキノフエロンを用いて実施された臨床試験の条件のリスト
A 細s′@染 :
予−直
術後または出産後の感染合併症
iユ
化膿性−敗血症感染症
急性および慢性気管支炎
急性および慢性肺炎
レジオテリ病
肺結核
サルモネラ症
急性および慢性腎孟腎炎
腹膜炎
卵管卵巣炎
B ウィルス感染症
急性および慢性ウィルス肝炎
インフルエンザおよび他のウィルス呼吸器感染症帯状庖疹
水痘
基底細胞癌
乳癌
衣−1
敗血症の幼い子供の種々の免疫パラメータに及ぼすロイ牛ンフェロン療法の効果
群 免疫パラメータ
IRL CIC自発 装置性 素置 寅食作(u/m1Hu/ml) NCT−
好中球 指標 用の完試験 (翼) (細胞/全件
(%) りンへ°球 ) (i)
基本 30± 221± 85± 3144± 39± 38.4擦法 031
4 0.9 4.9 0.7+ロイ4ノ
アIロア 25.2± 70± 27.7± 628± 7.2± 88.5ニ
ーL
ロイ牛ノフェロン治療後の卵管卵果炎患者の種々の免疫パラメータに関する研究
(患者30人)免疫A’ 51−9 治療前 治療後 信軌性IgM(g/11
1.3±0.1 1.3±f1.I なしIgG(g/口 8.Q±(1,5
9,4±03 なしT総数 624±32 938±3i p<0.001Pl
fAに対する
RBTL(%) 24.2土1,7 29.1f: 1.? p<0.001E
−1iFc(Xン 234土 1.8 3[1,0± 1.5 p<0.001
B総数 496±38 558±20 なし循環中の
C4(g/l) 0.24 0.24 なし老−1
乳癌も者の単核球並集団の動態に対するロイキ7フェロンの影響
亜jl団 分化関連抗原
へkA’−T、Nfおよび (CD4、CD11a、CD11b、CD3J)他
の殺細胞並集団
MBC抗原を発現しf Ll ル(BLA−A%B%CおヨヒBLA−DR)活
性化単核球の濃度
変化なしまたは減少:
号7°しq+−T (CD8、 CD5R2CD22)減少:
単球−骨髄法細胞の (CDIS)
濃度
フロントページの続き
(51) Int、 C1,6識別記号 庁内整理番号A61K 38/16
ADY
C07K 1/18 8318−4H
8314−4C
(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、FT、SE)
、0A(BF、BJ、CF、CG、CI、 CM、GA、GN、ML、MR,N
E、SN。
TD、 TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,BY。
CA、CH,CZ、DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,
KZ、LK、LU、LV、MG、MN、MW、NL、No、NZ、PL、PT、
R○。
RU、SD、SE、SK、UA、US、VNI
A61K 37104 ADD
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.トランサル組成物の産生において以下のステップから成る方法: a)血漿をクロロホルムと混合する、 b)最初の水相を回収する、 c)最初の水相からγグロブリンを沈澱きせる;d)第二水相を回収する; e)第二水相をイオン交換カラムに通す、f)カラムに結合した蛋白質を回収す る。 2.その中のステップb)において最初の水相のpHをおよそ8.5に調整し、 ステップe)でイオン交換カラムが陰イオン交換カラムである請求項1に記載の 方法。 3.第二水相をカラムに通過させる前に0.01Mトリス−塩酸緩衝液pH8. 5および0.01MNaClで平衡にし、その中のステップ(f)において0. 01Mのトリス−塩酸緩衝液pH8.5および0.5M NaClをカラムに通 してカラムに結合した蛋白質を溶出させる請求項2に記載の方法。 4.ユテッブc)において、ポリエチレングリコールでγグロブリンを沈澱させ る請求項1に記載の方法。 5.請求項1、2、3または4に従って調製するとき常にトランスフェリン、ア ルブミンおよび40kDa蛋白質より成るトランサル組成物。 6.トランスフェリン、アルブミンおよび40kDa蛋白質から成るトランサル 組成物。 7.蛋白分解酵素阻害剤組放物複合体の産生において以下のステップから成る方 法: a)血漿をクロロホルムと混合する、 b)最初の水相を回収する、 c)最初の水相からγグロブリンを沈澱させる;d)第二水相を回収すろ; e)第二水相をイオン交換カラムに通す、f)カラムを自由に通過する溶出液を 集めるg)上述の溶出液をCu++キレートイオン交換カサムに通す、 h)カラムに結合した蛋白質を回収する。 8.ステップb)で最初の水相のpHをおよそ8.5に調整し、そしてステップ e)で、イオン交換カラムが陰イオン交換カラムである請求項7に記載の方法。 9.第二水相をカラムに通過させる前に0.01Mトリス−塩酸緩衝液pH8. 5および0.01M NaClで平衝にする請求項8に記載の方法。 10.ステップc)において、ポリエチレングリコールでγグロブリンを沈澱さ せる請求項7に記載の方法。 11.請求項7に従った方法において、ステップg)においてCu++キレート イオン交換カラムが陰イオン交換カラムであり、ステップg)においてカラムを 通過させる前に溶出液をpH6.5に調整する請求項7に記載の方法。 12.溶出液をカラムに通過させる前にCU++キレート陰イオン交換カラムを 0.02M燐酸緩衝液pH6.5および0.8MNaClで平衡にし、ステップ h)において0.1M酢酸緩衝液pH4.5および0.5M NaClをカラム に通してカラムに結合した蛋白質を溶出させる請求項11に記載の方法。 13.請求項7−12のいずれかに従って調製すればいっでも、α2−マクログ ロブリン、160kDa蛋白質、80−60kDa蛋白質および20kDa蛋白 質で構成される蛋白分解酵素阻害剤組成物の複合体。 14.α■−マクログロブリン、160kDa蛋白質、80−608kDa蛋白 質および20kDa蛋白質から成る蛋白分解酵素阻害剤組成物複合体。 15.サイトカイン組成物の産生において、以下のステッブから成る方法: a)請求項6の記載に従いトランサル組成物と共にウイルス誘発白血球を培養し 、請求項14の記載に従って蛋白分解酵素阻害剤組成物複合体を液体培地中で培 養する;b)液体を回収する。 c)液体から不純物を除去する。 16.サイトカイン組成物を以下のステップにより産生する方法; a)ウイルス誘発白血球をトランサルおよび蛋白分解酵素阻害剤複合体を液体培 地中で培養する;b)液体から白血球を除去する c)液体を処理して不純物を除去する。 17.請求項15または16に従った方法において、ステップa)においてはト ランサルを最終濃度6%v/vになろように、また蛋白分解酵素阻害剤複合体を 最終濃度15mg/mlになるように加える請求項15または16に記載の方法 。 18.ステップa)を約37.5℃で約10−14時間実施する請求項17に記 載の方法。 19.ステップb)において白血球を遠心分離によって除去する請求項15また は15に記載の方法。 20.不純物がヒトウイルス、異物抗原および抗生物質から成る請求項15また は15に記載の方法。 21.請求項20に記載する方法においてa)ヒトウイルスは過酸化水素および クロロホルムによる化学的不活化で除去する; b)抗生物質はゲル濾過によって除去する;およびc)異物抗原は抗原に特異的 な抗体を含むカラム上で負の免疫吸収によって除去する。 22.請求項15、16、18または21に記載の方法により調整したサイトカ イン組成物。 23.トランサルと混合物したサイトカイン、蛋白分解酸素阻害剤複合体から成 る組成および適当な希釈剤または担体で、実質的に不純物を含まない組成物。 24.免疫調整剤として使用する請求項23に記載のロイキンフェロン組成物。 25.免疫療法において使用する請求項23に記載のロイキンフェロン組成物。
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