JPS6042336A - 免疫グロブリンの製造方法 - Google Patents
免疫グロブリンの製造方法Info
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- JPS6042336A JPS6042336A JP14968883A JP14968883A JPS6042336A JP S6042336 A JPS6042336 A JP S6042336A JP 14968883 A JP14968883 A JP 14968883A JP 14968883 A JP14968883 A JP 14968883A JP S6042336 A JPS6042336 A JP S6042336A
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- peg
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K16/00—Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
- C07K16/06—Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies from serum
- C07K16/065—Purification, fragmentation
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
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- Biochemistry (AREA)
- Biophysics (AREA)
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- Genetics & Genomics (AREA)
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- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Immunology (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は静脈内投与可能な高純度免疫グロブリンを効率
よく製造する方法に関する。
よく製造する方法に関する。
従来、主にコーンの低温エタノール分画法によって製造
された免疫グロブリン製剤は、その中に含まれる免疫グ
ロブリンの凝集体が示すとされる高い抗補体活性のため
、静脈内への投与は禁じられ、筋注が行なわれていた。
された免疫グロブリン製剤は、その中に含まれる免疫グ
ロブリンの凝集体が示すとされる高い抗補体活性のため
、静脈内への投与は禁じられ、筋注が行なわれていた。
静脈内投与可能な免疫グロブリンを得る方法が多数考案
・報告され、一部は既に実用化されている。
・報告され、一部は既に実用化されている。
その中にはペプシンやプラスミン等の酵素で処理するこ
とによって、免疫グロブリンのFcフラグメントを除去
あるいは修飾することによって抗補体活性を低下させる
方法や、免疫グロブリン分子内のジスルフィド結合を化
学修飾(スルフオ化、還元アルキル化等)することによ
って、抗補体活性を低下させる方法等が報告されている
。
とによって、免疫グロブリンのFcフラグメントを除去
あるいは修飾することによって抗補体活性を低下させる
方法や、免疫グロブリン分子内のジスルフィド結合を化
学修飾(スルフオ化、還元アルキル化等)することによ
って、抗補体活性を低下させる方法等が報告されている
。
また免疫グロブリンの凝集体を除く方法として水溶性暇
合体、特にポリエチレングリコールを用いる方法につい
てもいくつか報告されている。例えば、 マイヤー・ルーイス・コーパルIri (% 開明53
−72816号)、血漿蛋白分画■等をアルブミンと2
%ポリエチレングリコール(以下PEGと略)を含む低
イオン強度の水で抽出し、PEG濃度を4.0V’t’
%にあげ、不純物を除き、さらにエタノール4−12%
で再度不純物を除き、p)l 7−8、PEG 1’O
−12W/V%、あるいはエタノール20〜30〜v/
/V%で沈澱する抗補体活性の低いガンマグロブリンを
得ている。
合体、特にポリエチレングリコールを用いる方法につい
てもいくつか報告されている。例えば、 マイヤー・ルーイス・コーパルIri (% 開明53
−72816号)、血漿蛋白分画■等をアルブミンと2
%ポリエチレングリコール(以下PEGと略)を含む低
イオン強度の水で抽出し、PEG濃度を4.0V’t’
%にあげ、不純物を除き、さらにエタノール4−12%
で再度不純物を除き、p)l 7−8、PEG 1’O
−12W/V%、あるいはエタノール20〜30〜v/
/V%で沈澱する抗補体活性の低いガンマグロブリンを
得ている。
ハルデマール・シュナイダーラ(%公明55−1200
1号)はpH3,5〜8.0(特にpf46.5〜6.
9)のヒドロキシエチルスターチ1〜30チ溶液にガン
マグロブリン溶液とPEGIO係溶液を加え、生じるガ
ンマグロブリン凝集体の沈澱を除いた後zo%PEGi
e液と混合して静注用ガンマグロブリンを得ている。
1号)はpH3,5〜8.0(特にpf46.5〜6.
9)のヒドロキシエチルスターチ1〜30チ溶液にガン
マグロブリン溶液とPEGIO係溶液を加え、生じるガ
ンマグロブリン凝集体の沈澱を除いた後zo%PEGi
e液と混合して静注用ガンマグロブリンを得ている。
シュナイダーらはまたPEG 4000による種々の血
漿蛋白質のJ、漬製を報告しているが(VoxSang
、al:141,1976及びF’olia )lae
m atologica103:938.1976)、
その中でPEGで精製した免疫グロブリンあるいはコー
ンの画分■溶液にヒドロキシエチルスターチ6−xos
、ベントナイト0.5−2.5 %加え凝集免疫グロブ
リンを除去し、pi(7,0、PEG 25襲で静注可
能な免疫グロブリンを得ている。
漿蛋白質のJ、漬製を報告しているが(VoxSang
、al:141,1976及びF’olia )lae
m atologica103:938.1976)、
その中でPEGで精製した免疫グロブリンあるいはコー
ンの画分■溶液にヒドロキシエチルスターチ6−xos
、ベントナイト0.5−2.5 %加え凝集免疫グロブ
リンを除去し、pi(7,0、PEG 25襲で静注可
能な免疫グロブリンを得ている。
マルタ・アクプルらは(特開昭55−47628号)免
疫グログリン溶液にPEGを6O−90f/A加え、沈
澱を除去後、PEG 70−1009/lとして静圧可
能なガンマグロブリンを沈澱として得ている。
疫グログリン溶液にPEGを6O−90f/A加え、沈
澱を除去後、PEG 70−1009/lとして静圧可
能なガンマグロブリンを沈澱として得ている。
アルフンソド・ボルンンらは(特公昭55−38932
月)、分子量6000のポリアルキレングリコール4〜
4.8係、pH45の条件で凝集体を除去し、免疫グロ
ブリンの純化を行なっている。
月)、分子量6000のポリアルキレングリコール4〜
4.8係、pH45の条件で凝集体を除去し、免疫グロ
ブリンの純化を行なっている。
加え、凝集体を除去した上清にPE06〜8係となるよ
う加え、免疫グロブリンを+fl製している。
う加え、免疫グロブリンを+fl製している。
ポセ・ベンサドン・ランド(%開明57−206625
号)は、ポリエチレンポリプロピレンクリコール系のポ
リマ−1ル3 の画分11の溶液に加え、活性炭を助剤として不溶性物
質を戸別し、抗補体活性を有しない免疫グロプリ/Gを
製造している。
号)は、ポリエチレンポリプロピレンクリコール系のポ
リマ−1ル3 の画分11の溶液に加え、活性炭を助剤として不溶性物
質を戸別し、抗補体活性を有しない免疫グロプリ/Gを
製造している。
本発明者らも、例えばコーンの両分Hのような粗免疫グ
ロブリンを原料として、PEG4000(日本薬局方で
マクロゴール4000に相当するもの)を用いて免疫グ
ロブリン凝集体を分離除去する方法について詳細に条件
を検討した結果、次の知見を得た。
ロブリンを原料として、PEG4000(日本薬局方で
マクロゴール4000に相当するもの)を用いて免疫グ
ロブリン凝集体を分離除去する方法について詳細に条件
を検討した結果、次の知見を得た。
粗免疫グロブリンからPEG 4 0 0 0を用いて
凝集体を除去する場合、その溶媒の組成及びpHが大き
な影響を及はすが、その分画工程中にアミン酢酸を共存
させることにより、免疫グロブリン凝集体が選択的に有
利に沈澱し効率よく静注可能な純化免疫グロブリンが得
られること。
凝集体を除去する場合、その溶媒の組成及びpHが大き
な影響を及はすが、その分画工程中にアミン酢酸を共存
させることにより、免疫グロブリン凝集体が選択的に有
利に沈澱し効率よく静注可能な純化免疫グロブリンが得
られること。
次いで陰イオン交換体で吸着処理することによって、さ
らに抗補体活性が低下すること。そのようにして得られ
た純化免疫グロブリンから混入するPEGを除去するに
は、・低温エタノール沈澱によって免疫グロブリンを沈
澱させるか、あるいは陽イオン交換体に吸着せしめた後
よく洗滌し、吸着された純化免疫グロブリンを塩濃度を
高めて溶出することによシ、静注可能な抗補体活性の極
めて低い高純度免疫グロブリンを効率よく製造できるこ
とを知り、この発明を考案した。
らに抗補体活性が低下すること。そのようにして得られ
た純化免疫グロブリンから混入するPEGを除去するに
は、・低温エタノール沈澱によって免疫グロブリンを沈
澱させるか、あるいは陽イオン交換体に吸着せしめた後
よく洗滌し、吸着された純化免疫グロブリンを塩濃度を
高めて溶出することによシ、静注可能な抗補体活性の極
めて低い高純度免疫グロブリンを効率よく製造できるこ
とを知り、この発明を考案した。
以下に本発明の詳細な説明する。
粗免疫グロブリン(例えばコーンの画分■)のペースト
あるいは凍結乾燥粉末をアミン酢酸加食塩水溶液にタン
パク濃度3.0〜5.0 wV%、pH6,0〜7.0
となるように溶解し、PEG4000を6゜0〜7.0
W/V %となるように加え、生じる免疫グロブリン
凝集体の沈澱を遠心分離によって除去する。
あるいは凍結乾燥粉末をアミン酢酸加食塩水溶液にタン
パク濃度3.0〜5.0 wV%、pH6,0〜7.0
となるように溶解し、PEG4000を6゜0〜7.0
W/V %となるように加え、生じる免疫グロブリン
凝集体の沈澱を遠心分離によって除去する。
この際のアミン酢酸の濃度は0.5〜2. OWlV係
、塩化ナトリウムの濃度は0.5〜1.5 W/V%で
あることが望ま、しい。特にアミン酢酸は0.5φ以下
では沈澱の分別生成の効果が不充分であり2.0%以上
にした場合も同様である。
、塩化ナトリウムの濃度は0.5〜1.5 W/V%で
あることが望ま、しい。特にアミン酢酸は0.5φ以下
では沈澱の分別生成の効果が不充分であり2.0%以上
にした場合も同様である。
次いで上清をpH7,0〜8.0とした後、PEG40
00を10.0〜15.0%となるように追加し生じた
沈澱(免疫グロブリン単数体が主成分)を遠心分離によ
って集める。
00を10.0〜15.0%となるように追加し生じた
沈澱(免疫グロブリン単数体が主成分)を遠心分離によ
って集める。
この沈澱を凍結乾燥の安定剤(例えば、グルコース2.
5〜p%)を含む0.9’%塩化ナトリウム溶液で溶解
(pH6,8〜7.2)t、、濾過除菌、凍結乾燥して
製剤を得ることが出来る。
5〜p%)を含む0.9’%塩化ナトリウム溶液で溶解
(pH6,8〜7.2)t、、濾過除菌、凍結乾燥して
製剤を得ることが出来る。
このようにして得られる免疫グロブリン製剤は抗補体活
性が低く静注可能であるが、さらに精製するためには、
この沈澱を0.03〜0.07Mの塩化ナトリウム溶液
又は0.OIMリン酸ナトナトリウム緩衝液加塩化ナト
リウム溶液、03〜0.06M)等にタンパク濃度5.
0〜10.0W/V%、pH7,0〜7.5となるよう
溶解し、同じ溶液で平衡化した陰イオン交換体(例えば
DEAEセファデックスAラス0.DEAEセファロー
ズCL−6B、QAEセファデックスラス50(いずれ
もスウェーデン国ファルマシア社製)。
性が低く静注可能であるが、さらに精製するためには、
この沈澱を0.03〜0.07Mの塩化ナトリウム溶液
又は0.OIMリン酸ナトナトリウム緩衝液加塩化ナト
リウム溶液、03〜0.06M)等にタンパク濃度5.
0〜10.0W/V%、pH7,0〜7.5となるよう
溶解し、同じ溶液で平衡化した陰イオン交換体(例えば
DEAEセファデックスAラス0.DEAEセファロー
ズCL−6B、QAEセファデックスラス50(いずれ
もスウェーデン国ファルマシア社製)。
DEAセルロファインA)l(生化学工業■社製)。
スフエロジルDEA (仏画ローヌフーラン11)等)
のカラムを通過させることによって抗補体活性をさらに
低下させることもできる。
のカラムを通過させることによって抗補体活性をさらに
低下させることもできる。
日本国内においては、抗補体活性は50 my/rrt
の免疫グロブリン溶液と100 CH50/ml の補
体溶液を等量混合して37℃1時間保温し、消費される
補体が20 CH50以下であればよいとされている。
の免疫グロブリン溶液と100 CH50/ml の補
体溶液を等量混合して37℃1時間保温し、消費される
補体が20 CH50以下であればよいとされている。
即ち0.4CH50/タンパクmy以下(生物学的製剤
基準)である。
基準)である。
そのため静注用免疫グロブリン製剤としては0、4 C
H50/my以下の抗補体活性がめられるが1.その値
は低い方がよいと考えられる。
H50/my以下の抗補体活性がめられるが1.その値
は低い方がよいと考えられる。
製剤中のPEG含量を減らすには、上述の如くにして得
られる免疫グロブリン溶液(PEG沈澱を溶解した溶液
あるいはその溶液の陰イオンカラム通過o、)にコーン
の方法に従って、低温でエタノールを25%となるよう
に加え、その沈澱を遠心分離によって集めることによっ
て可能である。
られる免疫グロブリン溶液(PEG沈澱を溶解した溶液
あるいはその溶液の陰イオンカラム通過o、)にコーン
の方法に従って、低温でエタノールを25%となるよう
に加え、その沈澱を遠心分離によって集めることによっ
て可能である。
あるいは0.03〜0.07Mの塩化ナトリウムあるい
はリン酸緩衝加塩化ナトリウム溶液に溶解した免疫グロ
ブリンをpH5,0〜6.0で陽イオン交換体く例えば
CM−セファデックスC−50゜CM−セファローズC
L−6B、SPセファデックスC−50(いずれもスウ
ェーデン国ファルマシア社製)、CMセルロファイ/A
H(生化学工業■社製)、スフエロジルC(仏画ローヌ
プーラン社製)等)のカラムに吸着させた後、カラムを
洗ってP E Gを除き、次いで0.15M塩化ナトリ
ウム液(PH7,0〜7,5)で免疫グロブリンを溶出
することによっても可能である。
はリン酸緩衝加塩化ナトリウム溶液に溶解した免疫グロ
ブリンをpH5,0〜6.0で陽イオン交換体く例えば
CM−セファデックスC−50゜CM−セファローズC
L−6B、SPセファデックスC−50(いずれもスウ
ェーデン国ファルマシア社製)、CMセルロファイ/A
H(生化学工業■社製)、スフエロジルC(仏画ローヌ
プーラン社製)等)のカラムに吸着させた後、カラムを
洗ってP E Gを除き、次いで0.15M塩化ナトリ
ウム液(PH7,0〜7,5)で免疫グロブリンを溶出
することによっても可能である。
本発明の実施例を以下に示す。
実施例1
コーンの低温エタノール分画法によって得られた画分■
(免疫グロブリン)ペースト3o。
(免疫グロブリン)ペースト3o。
2を0.9%塩化ナトリウム、0.5%アミノ酢酸水溶
液に溶解し、0.5N塩酸でpH6,0とした後100
0 mlとする。(蛋白濃度3.8%、抗補体活性千単
位/m2) この溶液をゆるやかに攪拌しながら4oφPEG溶液1
77tnlを滴下した。(PEG 6.0 % )生じ
た沈澱を遠心分離によって除去した上清に0.5N水酸
化ナトリウム溶液を加えてpH7,5とし、49%PE
G溶液260 mlを加え(PEG12%)、遠心分離
により沈澱を得た。この沈澱には免疫グロブリン凝集体
は含捷れず、0.9チ塩化ナトリウム、2.5チブドウ
糖溶液で溶解した時の抗補体活性は0.3単位/ my
であった。
液に溶解し、0.5N塩酸でpH6,0とした後100
0 mlとする。(蛋白濃度3.8%、抗補体活性千単
位/m2) この溶液をゆるやかに攪拌しながら4oφPEG溶液1
77tnlを滴下した。(PEG 6.0 % )生じ
た沈澱を遠心分離によって除去した上清に0.5N水酸
化ナトリウム溶液を加えてpH7,5とし、49%PE
G溶液260 mlを加え(PEG12%)、遠心分離
により沈澱を得た。この沈澱には免疫グロブリン凝集体
は含捷れず、0.9チ塩化ナトリウム、2.5チブドウ
糖溶液で溶解した時の抗補体活性は0.3単位/ my
であった。
この溶液を除菌濾過・凍結乾燥し、静脈内投与oJ能な
製剤を得だ。
製剤を得だ。
実施例2
コーン法によって得られた免疫グロブリン粉末1002
を0.9チ塩化ナトリウム、1.0チアミノ酢酸溶液に
溶解し、0.5N塩酸でpH6,5とした後、1010
0O!とした。(タンパク濃度3.9係、抗補体活性8
単位/■) この溶液をゆるやかに攪拌しながら、40係PEG溶液
194fn1.を滴下しくPEG6.5%)、生じる沈
澱を遠心分離によって除去して得た上清に0.5 N水
酸化ナトリウムを加えて、pH7,5とした後、40%
PEG溶液250−を加え(1)E013%)、遠心分
離によって沈澱を得た。
を0.9チ塩化ナトリウム、1.0チアミノ酢酸溶液に
溶解し、0.5N塩酸でpH6,5とした後、1010
0O!とした。(タンパク濃度3.9係、抗補体活性8
単位/■) この溶液をゆるやかに攪拌しながら、40係PEG溶液
194fn1.を滴下しくPEG6.5%)、生じる沈
澱を遠心分離によって除去して得た上清に0.5 N水
酸化ナトリウムを加えて、pH7,5とした後、40%
PEG溶液250−を加え(1)E013%)、遠心分
離によって沈澱を得た。
この沈澱を0.5%塩化ナトリウム、0.5%グリシン
溶液200 y+lに溶解しくpH7,2、抗補体活性
0゜3単位/my)、同じ溶液で平衡化したDEAEセ
ファデックスAラス0カラム(径5crn、長さ15
cm )を通過させた。この通過液を、タンパク濃度5
係、ブドウ糖2.5 % 、塩化ナトリウム0.9%に
調整しく抗補体活性0.2単位/mg)濾過除菌・凍結
乾燥して静注用製剤を得た。
溶液200 y+lに溶解しくpH7,2、抗補体活性
0゜3単位/my)、同じ溶液で平衡化したDEAEセ
ファデックスAラス0カラム(径5crn、長さ15
cm )を通過させた。この通過液を、タンパク濃度5
係、ブドウ糖2.5 % 、塩化ナトリウム0.9%に
調整しく抗補体活性0.2単位/mg)濾過除菌・凍結
乾燥して静注用製剤を得た。
実施例3
実施例2と同様の操作によって得られた免疫グロブリン
溶液を0.9多塩化ナトリウム溶液で600 mlにし
た後、冷却し、コーンの常法に従って53.3%エタノ
ール530−を滴下しくエタノール25%)、生じた沈
澱を遠心分離によって集め、グルコース2.5敷塩化ナ
トリウム0.9チ、タンパク濃度5.0係となるように
溶解した。
溶液を0.9多塩化ナトリウム溶液で600 mlにし
た後、冷却し、コーンの常法に従って53.3%エタノ
ール530−を滴下しくエタノール25%)、生じた沈
澱を遠心分離によって集め、グルコース2.5敷塩化ナ
トリウム0.9チ、タンパク濃度5.0係となるように
溶解した。
この溶液の抗補体活性は9単位/ meであった。
次いでこの溶液を済過除菌・凍結乾燥して静注用製剤を
得た。
得た。
また実施例1の操作によって得られた免疫グロブリン溶
液を用いて、前記と同様の操作を行なったところ、得ら
れた溶液の抗補体活性は14単位/ mlであった。
液を用いて、前記と同様の操作を行なったところ、得ら
れた溶液の抗補体活性は14単位/ mlであった。
実施例4
実施例2と同様の操作によって得られた免疫グロブリン
溶液を、塩化ナトリウム0.25%、グリシン0.25
%となるように希釈し、pH5,5とした。
溶液を、塩化ナトリウム0.25%、グリシン0.25
%となるように希釈し、pH5,5とした。
同じ組成の溶液で平衡化したCMセファローズCL−5
Bカラム(径5. OCIn、長さ15 cm )を通
過させ免疫グロブリンを吸着させた。カラムを平衡化し
た溶液でよく洗滌した後、0.9係塩化すトリウム、2
.5%グルコース溶液(T)H7,0)で吸着した免疫
グロブリンを溶出させる。
Bカラム(径5. OCIn、長さ15 cm )を通
過させ免疫グロブリンを吸着させた。カラムを平衡化し
た溶液でよく洗滌した後、0.9係塩化すトリウム、2
.5%グルコース溶液(T)H7,0)で吸着した免疫
グロブリンを溶出させる。
この溶液のタンパク濃度を5係としだ時抗補体活性は8
単位であった。溶液を濾過除菌後、凍結乾燥して静注用
製剤を得た。
単位であった。溶液を濾過除菌後、凍結乾燥して静注用
製剤を得た。
また実施例1の操作によって得られた免疫グロブリン溶
液を用いて、前記と同様の操作を行なったところ、肖ら
れた溶液の抗補体活性は13単位/mlであった。
液を用いて、前記と同様の操作を行なったところ、肖ら
れた溶液の抗補体活性は13単位/mlであった。
!I)バ1″庁1(信若杉和夫 殿
1 ・l l’l の 表 ンj;
j・f′lとの関イ、f 出 1ワ1′1 人4、代岬
人 イi: +すj 火工;・、都F代111区丸の内2J
T16番2υ丸の内式−17を洲L: ル3301 ′
11□ 袖 正 書 不j頭明y’!tl召中−ト記、卦項全面正いたします
。
人 イi: +すj 火工;・、都F代111区丸の内2J
T16番2υ丸の内式−17を洲L: ル3301 ′
11□ 袖 正 書 不j頭明y’!tl召中−ト記、卦項全面正いたします
。
記
1、第5頁12行目に
「加え、凝集体を」とめる全
「 木村篤介らは(0開昭55−20317号)コーク
の画分■溶液にI’EG40003〜4%加え、凝集体
金」と訂1Eする。
の画分■溶液にI’EG40003〜4%加え、凝集体
金」と訂1Eする。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 粗製免疫グロブリンをアミノ酢酸0.5〜2.0W
/V%の存在下、pH6,0〜7.0、タンパク濃度3
.0〜5.0 W/V %となるよう溶解し、この溶液
にポリエチレングリコール4000を6.0〜7、OW
/V %となるように加え、生じる免疫グロブリン凝集
体及び他の夾雑蛋白質の沈澱を除去し、上描をpH7,
0〜8.0とした後ポリエチレングリコール4000を
10.0〜15.0W/V%となるように加え、抗補体
活性の低い高純度免疫グロブリンを沈澱として採取する
:ことを特徴とする免疫グロブリンの製造方法。 2、特許請求の範囲第1項で得られた高純度免疫グロブ
リンの沈澱を溶解し、陰イオン交換体カラムを通過させ
ることにより、更に抗補体活性が低下した高純度免疫グ
ロブリンの製造方法。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項で得られた高純度
免疫グロブリンの溶液に低温でエタノールを加え生じた
沈澱を採取することによって、含有するポリエチレング
リコール濃度を減少せしめた高純度免疫グロブリンの製
造方法。 4 %許請求の範囲第1項又は第2項で得られた高純度
免疫グロブリンの溶液をpH5,Q〜6.0とし、陽イ
オン交換体に吸着させ、交換体を洗浄してポリエチレン
グリコールを除去した後、吸着された高純度免疫グロブ
リンを塩濃度の高い溶出液で溶出させることを特徴とす
る高純度免疫グロブリンの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14968883A JPS6042336A (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | 免疫グロブリンの製造方法 |
DE19843430320 DE3430320A1 (de) | 1983-08-18 | 1984-08-17 | Verfahren zur herstellung von immunglobulin-praeparaten mit verminderter komplementaktivitaet |
Applications Claiming Priority (1)
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