JPH07503636A - 搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 搬送装置 本発明は、請求の範囲独立項の冒頭で特定した方法と装置に係る。

様々な状況の下で、互いに物理的に分かれた２つの経路の間を単純な方法により 吊下げ荷重を受け渡せるようにする必要がある。ここで使用した用語「経路」は 、例えば、キャリッジに連係して配置されたキャリッジの走行する軌道を意味し ている。最も単純な装置構造では、キャリッジは、例えば、ブラケットに支軸し たホイールから構成されている。このブラケットには荷重を受け持つ装置が取り 付けられる。

具体的に説明すると、短期間または長期間にわたり自宅での看護を必要とする病 人や病弱者にとり、キャリヤを患者の后住するアパートの天井に配置した経路に 沿って動かすことにより、こうした患者をキャリヤに座らせたままの状態で搬送 または移動できるようにしておく必要がある。−人で住む軽度身体障害者もそで ある。このような形態の介護を比較的短期間のうちに繰り返して行なう必要があ るため建物の改造を必要とすることもあるが、天井に連続した経路を装着するの に要する改造は費用が嵩み、経済性の観点から必ずしも適切な方法とは言えない 。

簡単に指摘した前記要望を満足する発明が、請求の範囲独立項の特徴部分に記載 されている。

本発明によれば、キャリヤ装置の経路に沿って患者を搬送し、その後、この第１ の経路から物理的に分けられた別の経路にキャリヤ装置を連結することができる 。このような搬送作業は看護婦により操作したり、状況によっては患者自身で行 なうことができる。

本発明の好ましい実施例は、添付の請求の範囲の従属項に記載されている。

以下、添付図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。

第１図は、第１の経路から吊り下げられている装置を示している。

第２図は、第１の経路から吊り下がり且つ第２の経路に連絡した状態の装置を示 している。

第３図は、第１と第２の両方の経路を跨って吊り下げられている装置を示してい る。

第４図は、はぼ第２の経路により吊り下げられている装置を示している。

第５図は、第２の経路単独で吊り下げられている装置を示している。

第６図および第７図は、経路に沿って移動するキャリッジに一体化した装置を示 している。

第８図は、経路の一例を示す断面図である。

図面を参照する。天井ｌとドア開口部より上方の壁部分２が示されている。壁部 分の一方の側には第１の搬送経路３ａが配置され、壁部分の反対側には第２の搬 送経路３ｂが配置されている。図中では、搬送経路は溝１７を備えたレールとし て示されている。第８図は、下向きのスロット１８を備えた矩形断面の経路の一 例を示している。ホイールＩ３を備えたキャリッジ４ａ、４ｂは経路に沿って走 行する。これらキャリッジは各経路用のものとして独立している。以下の説明で は、キャリッジは第１のキャリッジ４ａと第２のキャリッジ４ｂのように使い分 けされている。図示した実施例のキャリッジは、スロット１８から突き出す支持 部材１９を備えている。技術に習熟した者には明らかなように、発明の範囲から 逸脱することな（、キャリッジの構造および外観は変更することができる。

各々のキャリッジ４ａ、４ｂは、例えばフックのようなキャリヤ部材１２を装着 した装置７に連結されている。キャリヤ部材には、患者８を載せることのできる 椅子、吊具または他の適当な手段が連結される。装置は２つの連結機９ａ、ＩＩ ａ；９ｂ、ｌｌｂを備えている。図示の実施例の各々の装置は、装置ハウジング １４から繰り出す連結機９ａ、９ｂを備えている。装置は、装置ハウジング１４ に対し少なくとも１つの連結機を引き込んだり送り出す駆動手段（図示せず）を 備えている。好ましい実施例の連結’Ｂ１９ａ、９ｂは、例えば、上端にフック のようなキャリッジ４ａ、４ｂに連結される連結機１１ａ、ｌｌｂを備えた帯、 チェーンまたはこれらに類似するものから構成することができる。第１図から第 ５図に示した実施例のキャリッジは、帯１０ａ、１０ｂからなる延長部分を備え ている。この帯はキャリッジから垂れ下がり、下端に連結機１１ａ、ｌｌｂを結 合する相互連結８１６ａ、６ｂを備えている。ＡおよびＢで示す位置で切り替わ るスイッチ５か設けられている。

装置は、装置ハウジング１４に対し連結ａ９ａ、ｌｌａ；９ｂ、ｌｌｂを引き込 んだり送り出す駆動手段（図示せず）を制御する、例えば、押しボタンのような 操作機１５．１６を備えている。連結機を引き込んだり送り出すことにより、キ ャリヤ部材１２とカップリング手段１１ａ、ｌｌｂの間の距離は変化し、キャリ ヤ部材１２とキャリジ４ａ、４ｂの間の距離も変化する。操作機１５．１６を作 動させる際、スイッチ５の位置により連結機を引き込むか繰り出すかが決まる。

一般には、連結機９ａ、９ｂは、装置ハウジング内にあってドラムに巻き付けら れる帯として装備されている。ドラムは駆動手段により回転されるが、駆動手段 の動きはスイッチ５の位置により選択さね、また駆動手段により操作機は作動さ れる。ドラムは、帯に荷重カーわる際、連結１１１９ａ、９ｂが制御不能な状態 で繰り出されるのを防ぐロック手段を備えている。以下の説明では、第１のキャ リッジ４ａと連動する連結機を称して第１の連結機９ａと呼び、また第２のキャ リッジ４ｂに連動する連結機を第２の連結機９ｂと称する。

第６図および第７図は、装置７をキャリッジ４ａ、４ｂに一体化した本発明の実 施例を示している。第７図は、移動運搬設備２０より患者を収容する方法を具体 的に示している。第６図および第７図に示す実施例では、連結機９ａ、ｌｌａ； ９ｂ、ｌｌｂは装置７から下向きに延びている。

本発明に係る装置を使用するにあたり、患者はベッド、車椅子等からキャリヤ部 材１２で吊した椅子、吊具等に移される。第１のキャリッジ４ａ（ｃｆ、第１図 ）は、下がった壁部分２に到達するまで搬送経路３ａに沿って移動される。

第２の連結機９ｂを装置ハウジング１４から引き出し、カップリング手段１１ｂ を用いて第２のキャリッジ４ｂの相互連結ａ６ｂにつなぐようにされる（ｃｆ、 第２図）。次いで、スイッチ５を位置Ｂにセットする（ｃｆ、第３図）。さらに 、連結機９ｂを取り込む操作機１５を作動させれば、この連結機は装置ハウジン グ１４内に引き込まれる。その結果、キャリヤ部材１２と第２のキャリッジ４ｂ の間の距離は狭まる。好ましい実施例では、第２の連結機９ｂを取り込むにあた り患者が上下に動かないようにするために、装置ハウジング１４から第１の連結 機９ａをほぼ同じように繰り出す操作が行なわれる。第２のキャリッジ４ｂとキ ャリヤ部材１２の距離か短縮するにつれて荷重は第２のキャリッジに徐々に移行 し、最終的には、この第２のキャリッジがほぼ全荷重を支持するようになる（ｃ ｆ、第４図）。そうした状況の下で、装置は第１のキャリッジ４ａから切り離さ れ、患者は第２のキャリッジに完全に移され、引き続き第２の搬送経路３ｂに沿 って搬送される（ｃｆ、第５図）。

図中には、スイッチ５と操作機１５．１６をハウジング１４に設置したように示 しているが、池の実施例において、これら要素をハウジングから吊り下げた手段 にできることは当業者にとり自明である。患者自身が吊り下げた手段を操って装 置を操作することもできる。

前述した詳細な説明は本発明の実施例の内の一部のものについてであり、当業者 であれば、本発明が請求の範囲から逸脱することのない他の多数の実施例を包含 していることは明らかである。

Ｆｉｇ、　１ Ｆｉｇ、４ Ｆｉｇ、　５ Ｆｉｇ、　６ Ｆｉｇ、　８ 補正書の写しく翻訳文）提出書（曲株組８４＆（０７ｍ’ｌ１組平成６年８月９ 日ｌ配 補正された請求の範囲 ［１９９３年７月２日（０２，０７，９３）に国際事務局により受領された：原 請求項１．３および７を補正；他の請求項は変更なしく２頁）］■、互いに分離 した２つの搬送経路（３ａ、３ｂ）の間でキャリヤ部材（１２）が支持した荷重 （８）を搬送する方法にして、キャリヤ部材は、第１の搬送経路（３ａ）を移動 可能な手段（４ａ）により吊り下げられた状態から第２の搬送経路（３ｂ）を移 動可能な手段（４ｂ）により吊り下げられた状態へと移行でき、キャリヤ部材（ １２）は、第１の連結機（９ａ１１１ａ）を経て第１の搬送経路（３ａ）の移動 可能な手段（４ａ）に吊り下げられるのと同時に、第２の連結機（９ｂ、１ｌｂ ）を経て第２の搬送経路（３ｂ）の移動可能な手段（４ｂ）に連結され、第２の 搬送経路（３ｂ）の移動可能な手段（４ｂ）で支持しながら荷重を搬送するため に、第２の連結機の長さは短縮され、またキャリヤ部材（１２）をほぼ完全に移 動させ第２の搬送経路（３ｂ）の移動可能な手段（４ｂ）により吊り下げられる 際、キャリヤ部材は第１の搬送経路（３ａ）の移動可能な手段（４ａ）との連結 関係を解かれることを特徴とする荷重の搬送方法。

２、請求項ｌに記載された方法において、第２の連結機（９ｂ、１ｌｂ）の長さ が減少していく時期の少なくとも一時期に、第１の連結機（９ａＳ　１ｌａ）の 長さを増加させることを特徴とする荷重の搬送方法。

３、荷重（８）を支持するキャリヤ部材（１２）を備えた荷重の搬送装置（７） にして、当該装置はこの装置の上方に位置する互いに分離した２つの搬送経路（ ３ａ、３ｂ）にキャリヤ部材（１２）を連結する連結機（９ａＳ　ｌｌａ；９ｂ 、１ｌｂ）を存し、また連結機が、搬送経路に沿って移動可能な手段（４ａ、４ ｂ）にこの装置を連結したり分離するカップリング手段（ｌｌａ、１ｌｂ）を備 え、連結機（９ａＳ　Ｉｌａ；９ｂ、１ｌｂ）は装置ハウジング（１４）から延 びる２つの連結機（９ａ、９ｂ）を備え、また当該装置は、ハウジングに対し少 なくとも１つの連結機を引き込んだり送り出してキャリヤ部材（１２）と移動可 能な手段（４ａ、４ｂ）の間の距離を変化させる駆動手段を備えていることを特 徴とする荷重の搬送装置。

４、請求項３に記載された装置（７）において、当該装置は２つのカップリング 位置の間で切替えのできるスイッチ装置（５）を備え、またそれぞれのカップリ ング位置において、カップリング手段は少なくとも１つの連結機の移動量を調節 して、キャリヤ部材（１２）と移動可能な手段（４ａ、４ｂ）の間の距離を変化 させることを特徴とする荷重の搬送装置。

５、請求項３または４の何れか１つに記載された装置（７）において、当該装置 は、少なくとも第２の連結機（９ｂ）を引き込んでいる途中に、ハウジング（１ ４）に対し一方の連結機（９ａ）を繰り出すのを制御する手段を備えていること を特徴とする荷重の搬送装ａ ６、請求項３から５の何れか１つに記載された装置（７）において、当該装置（ ７）は、キャリッジ（４ａ、４ｂ）に一体化された装置、またはこのキャリッジ に固定した装置として構成されていることを特徴とする荷重の搬送装置。

７、請求項３から６の何れか１つに記載された装置（７）において、搬送経路の 一方または両方が、相互連結機を備えた移動運搬設備（２０）から構成されてい ることを特徴とする荷重の運搬装置。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．互いに分離した２つの搬送経路（３ａ、３ｂ）の間でキャリヤ部材（１２） が支持した荷重（８）を搬送する方法にして、キャリヤ部材は、第１の搬送経路 （３ａ）を移動可能な手段（４ａ）により吊り下げられた状態から第２の搬送経 路（３ｂ）を移動可能な手段（４ｂ）により吊り下げられた状態へと移行でき、 キャリヤ部材（１２）は、第１の連結機（９ａ、１１ａ）を経て第１の搬送経路 （３ａ）の移動可能な手段（４ａ）に吊り下げられるのと同時に、第２の連結機 （９ｂ、１１ｂ）を経て第２の搬送経路（３ｂ）の移動可能な手段（４ｂ）に連 結され、第２の搬送経路（３ｂ）の移動可能な手段（４ｂ）で支持しながら荷重 を搬送するために、第２の連結機の長さは短縮され、またキャリヤ部材（１２） をほぼ完全に移動させ第２のコンベア経路（３ｂ）の移動可能な手段（４ｂ）に より吊り下げられる際、キャリヤ部材は第１のコンベア経路（３ａ）の移動可能 な手段（４ａ）との連結関係を解かれることを特徴とする荷重の搬送方法。
2. ２．請求項１に記載された方法において、第２の連結機（９ｂ、１１ｂ）の長さ が減少していく時期の少なくとも一時期に、第１の連結機（９ａ、１１ａ）の長 さを増加させることを特徴とする荷重の搬送方法。
3. ３．荷重（８）を支持するキャリヤ部材（１２）を備えた荷重の搬送装置（７） にして、当該装置はこの装置の上方に配直した搬送経路（３ａ、３ｂ）にキャリ ヤ部材（１２）を連結する連結機（９ａ、１１ａ；９ｂ、１１ｂ）を有し、また 連結機が、搬送経路に沿って移動可能な手段（４ａ、４ｂ）にこの装置を連結す るカップリング手段（１ｌａ、１１ｂ）を備えている荷重の搬送装置において、 連結機（９ａ、１１ａ；９ｂ、１１ｂ）は装置ハウジング（１４）から延びる２ つの連結機（９ａ、９ｂ）を備え、また当該装置は、ハウジングに対し少なくと も１つの連結機を引き込んだり送り出してキャリヤ部材（１２）と移動可能な手 段（４ａ、４ｂ）の間の距離を変化させる駆動手段を備えていることを特徴とす る荷重の搬送装置。
4. ４．請求項３に記載された装置（７）において、当該装置は２つのカップリング 位置の間で切替えのできるスイッチ装置（５）を備え、またそれぞれのカップリ ング位置において、カップリング手段は少なくとも１つの連結機の移動量を調節 して、キャリヤ部材（１２）と移動可能な手段（４ａ、４ｂ）の間の距離を変化 させることを特徴とする荷重の搬送装置。
5. ５．請求項３または４の何れか１つに記載された装置（７）において、当該装置 は、少なくとも第２の連結機（９ｂ）を引き込んでいる途中に、ハウジング（１ ４）に対し一方の連結機（９ａ）を繰り出すのを制御する手段を備えていること を特徴とする荷重の搬送装置。
6. ６．請求項３から５の何れか１つに記載された装置（７）において、当該装置（ ７）は、キャリッジ（４ａ、４ｂ）に一体化された装置、またはこのキャリッジ に固定した装置として構成されていることを特徴とする荷重の搬送装置。
7. ７．請求項３から６の何れか１つに記載された装置（７）において、コンベア経 路の一方または両方が、相互連結機を備えた移動運搬設備（２０）から構成され ていることを特徴とする荷重の運搬装置。