JPH07502906A - 手に障害のある者が使用する食事用具 - Google Patents

手に障害のある者が使用する食事用具

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JPH07502906A
JPH07502906A JP50142093A JP50142093A JPH07502906A JP H07502906 A JPH07502906 A JP H07502906A JP 50142093 A JP50142093 A JP 50142093A JP 50142093 A JP50142093 A JP 50142093A JP H07502906 A JPH07502906 A JP H07502906A
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Table Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 手に障害のある者が使用する食事用具 この発明は、手に障害者のある者が使用するための食事用具に関するものである 。この分野での専門家は、先天的なものであるが、後天的なものであるかを問わ ず、手の障害を持つ者が食事をしようとするときに直面するいろいろな問題を、 十分に承知している。
食物を口に持って来る場合の用具の使用について遭遇する間趙点をよりよく理解 するには、まず、手の形態、その運動と機能不全について、簡単に説明するのが 有用である。
図2に示すように、手には、前面、すなわち手掌l、後面、すなわち手の甲2、 内側縁3、外側114、および最後に末端縁5があり、この末端縁から指が出て いる。手車はその中央部で凹面となっており、わずかに突出する境界がある。最 も顕著な突出は、母指10の底部に認められる。この突出は、3個の筋の肉塊に よって決まり、伸張された肉状降起6を備え、大きい方の極は手首を向いている 。
反χ1側には、もう一つの、比較的顕著でない伸張された楕円形の突起7がある 。
これは図14で小指に相当する。手首に近いこれら2個の突起は、相互に接近し ていることが認められ、緩やかな陥凹8によってのみ、分離されている。手掌に は、M′O:r−形に配置された4個のヒダ、すなわち 母指ヒダ9a、指ヒダ 9b、縦ヒダ9C1および斜めヒダ9dがある。
手の背面は、全体として、骨格の形状を反映する。すなわち、横断方向ではわず かに凸状で、中手骨間の空間は背面骨間筋で満たされており、下部の上を指の伸 筋用が走っている。措の長さに関しては、母↑旨1oが最も短くて2個のみの指 節骨からなり、中指12が最も長く、他方、人さし指IIと薬指13は一般的に 同じ大きさでこれら2本の1旨の先端は、中指12の末端分節の中間点に達する 。小1旨14は、薬指13の第二指節間関節の点で終る。
指の運動に間しては、指の第一分節の屈曲は手の平面に関して直角に達すること ができ、使方、第二分節は直角をわずかに超えることができ、また末端分節は、 通常、直角屈曲に達することができないことを、fFi密な用飴で明確にするこ とが重要である。
指の左右差運動−各々の指を互いに寄集める方向に動かす運動と互いに分離する 運動−は、中手骨/指節骨が連結されている結果として起る。
母指には多様な伸展運動があるが、これらは、生根(大菱形骨)と、対応する中 手骨が連結されているために起るものであり、最も重要な運動は他の指に向かう 運動と他の指から離れる運動である。
たとえば、指の変形関節炎、その他の形態の関節炎と多発関節炎、拘縮、さらに 各種の形態の麻痺など、多種多様の病理が手の機能制限と関係を持っている。
先天的、後天的を問わず、すべての多様な形態の病理、不全麻痺、さらに神経弛 緩症は、指関節運動の困難を生じ、なかでも、複数の指と手の陥凹面部分との組 合せ動作で物体を保持することができない上に、精密な捕捉能力に制限を加える 。
患者が独力で食事を行うことを可能にする公知の用具は、すべて、下記のグルー プの一つに属する。
−そのうちの一つのグループは、在来の用具(たとえばフォークあるいはナイフ )を、手首に固定された背面支持体と、手の背面部に結合する。この支持体は用 具の支持体としてのみの使用が可能であって、他方では腕の回転運動に依存する 必要があり1手の機能性を少なくする。
−別のグループの基礎となっているのは、1本または複数の指をフックとして利 用する用具の使用であって、使用者が相当な把握力を働かす能力を持つことを要 求する。いずれにしても、多種多様な不便が現れることは非常に明白である。
手の回転動作に依存する用具によって利用できるのは、その用具を都合よく使用 するのに必要な複数機能の一部に限られる。たとえば、これらの用具を使う場合 、切断動作は不可能である。というのは、この動作の実行には、印加圧力の伝達 を行う手の内側ゾーンの関与が必要となるからである。
(フックとしての把握力に依存し、そのために2個の隣接する指の使用を最低限 必要とし、また把握力に相当な弾力性を必要とするこれらの用具に認められる別 の不便は)(特定の病理によって生ずる限界は、腕の筋、背面骨間筋、さらに指 の伸動に許すことがあるかも知れない)。上記で説明した用途向けの、従来技術 によるすべての用具に認められるさらに別の不便の原因は、複数の指を寄集める 運動と分離する運動よりなる、主要な横方向運動の実行能力を備える手を使用者 が持っていることを萌提とするからである。これは、常に可能とは限らない。と いうのは、ある種の病理では中手骨と指節骨の連結が不可能になるからである。
したがって、この発明の一つの目的は、手に障害を持つ患者のための、すべての 指の関節運動をその使用に必要とせず、かつ、有効な最小限の把握運動の回復を 可能とする食事用具を提供することである。
この発明の別の目的は、手掌の中央区域の凹面部分に納めることができ、しかも 用具の保持と方向変更のために外側縁と母指の3@の屈筋を利用する用具を開発 することである。
この発明のさらに別の目的は、使用者のニーズを満足すると同時に低コストでI t的牢産を可能にするために、構造が非常に単純な用具を提供することであるこ ねらの目的は、この発明によれば、機能的ヘッド部−なと久ばスプーン、フォー ク、あるいはナイフなど−と手掌による把握のためのハンドルで構成される食事 用已によって達成される。この食事用具は下記を含む。
−スプーンとして機能するときには陥凹ボウルの形、フォークとして機能すると きにはtinesの形、ナイフどして機能するときには刃の形を備える機能的ヘ ッド部 一食物を取込むツールを、その保持用のハンドルに連結する部分を構成するネッ ク結合部 一手掌の内側縁に(4着し、外側縁に到達し、人さし指を置くために末端縁に向 か−て斤−ぺが付(づられ、中指と薬指を置くためにさらに後部に向かってテー パが(t(」られたフレアウィング付握りハンドル。用具を把握するためには、 装置を・1\指とともに保持するF3指の3個の突出する卵形筋を使用するか、 あるいは、手掌またはE3指を月11]せずに複数の指をフックとして使用する 。
−手の後部の前面のわずかな陥凹を乗せるテール部によって方向変更と釣合を行 し1やすくする用具末端部 千のこの陥凹区域は、母指の底部の突出卵形塊と、小指に対応する、伸長形状を 備える突出部との間に、認められる。
この発明のよりよき理解を目的として、以下の開示は実施例を説明するが、この 実施例は、この発明を添付図面に示す実施または用途に限定する意図のない例と してのみ提示されるものである。以下の図面において図1は、用具を保持する時 の平面図である。
図2は、手掌の前面図である。
図3は、上記とは別の方法で用具を保持する時の平面図である。
図4は、用具の透視図である。
図5は、フォークとしての用具の平面図である。
図6は1図1に示すように図5の用具を保持する時の側面図である。
図7は、スプーンとしての用具の平面図である。
図8は、図7に示すように用具を保持する時の側面図である。
図9は、ナイフとしての用具の平面図である。
図10は、図9に示すように用具を保持する時の側面図である。
図1と図3から10に示すように、この発明による用具は、1ケの金属材料、プ ラスチック材料、あるいは天然材料で作られ、スタンプ加工、成形加工、鋳造加 工、あるいは手加工に適する。材料がどのようなものであっても、用具を構成す る3部分、すなわちヘッド20、ネック結合部30、およびハンドル40での均 一性と軽量性を材料は保証しなければならない。
ヘッド部20は、手に障害を持つ者のための食事用具を形成する目的で、フォー ク22、スプーン24、またはナイフ26で構成することができる。
図1.4.5.6における図示に従って、食物を取込むための複数のtines を備えるフォーク22は、2個の円弧32と34よりなる折返しS−曲線で形成 されるプロファイル断面33を備えるネック結合部を介して、ハンドル部40に 連結される。人さし指11が、その先端をとおして、用具を把握した手全体から 来る方向性の力を集中する場所は、ネック結合部30がハンドル部40に連結さ れる占の、末端部32の上部凹面部である。人さし指11は、正しい位置にあれ ば、陥凹部の終末部15を含む陥凹部32を備えるS−形ネツク結合部によって 描かれる折返し曲線に倣う。その後、人さし指はサドル形状16に倣い、さらに 手掌の縦ヒダ9cの近傍の区域17に入る。一方、中指12と薬指13は、曲線 32.35.36に倣って用具に乗っているだけであり、協同することもなく、 また把握機能、平衡機能、あるいは方向変更機能を働かす必要もない。
指12と13の最後の指節骨に対応する最前部18と19は、伸長位置に留まる 必要はないが1手車lに対して直角に達する点まで屈曲することができる。循1 1上の問題で手を動かす必要のある者は、末端縁5から始めて、手の全機能をい たわりながら自由に、そして生理学的に、jl12と13を動かすことができる 。
サドル形の縦方向のハンドル40は、32から35と36に向かう曲線に倣うが 、手の骨格の陥凹面を反映する。ここで筋と屈喫が自由な状態にあるときには、 手は弛緩状態にあると考えられる。図4.5.7、および9に示すように、ハン ドル40は、ネック結合部30に向かってテーバを施され、48から44までの 曲線部を持つ対称フレアウィング45と46を備えている。フレアウィングの形 状を与えることにより、前面と内側縁3を考慮すると、外側縁4まで、ハンドル が手′IE1の形状に倣うことが保証される。外側縁4は、末端縁が指の起点に 近いことを考えると、末端縁5で終る。ハンドルの輪郭は、はぼ区域42と43 でテーバが施されており、その結果、47か636までが人さし指1.1が乗る 区域を形成する。
図1と7が示すように、好ましい把握が行われるのは、テールゾーン50のハン ドル40の後面三分の−の区域から始まり、ネック結合部30に向かう区域であ る。把握動作を行うために、把握状態を維持する場合に協同的にあるいは個別的 に、母指10を使用する。母指lOは、卵形肉隆起6を構成する3個の筋を使っ て、51で概略定義されるゾーンに対して圧力を加λる。そして母指は、中手骨 と手根骨の関節を動かすことにより、小指14に対向して動き、把握動作を実行 する。小1旨は、ハンドルを掴もために、56から52の区域に沿って母指10 に向かって動くことができ、他方では、第二指節骨14aをわずかに屈曲し、そ して第三指節骨14bはさらに顕著に屈曲して薬指13の第二指節関節に達する 図3に示すように、たとえば被検者が、精密な捕捉と、手掌と母指との共調を行 う能力を十分に持ってない場合には、指11.12.13.14によるフック把 握が実行されて、別の種類の把握が行われる。これらの指は区域51と54によ って用具を把握し、テールゾーン50によって用具を平衡させるが、ここでは6 指と手車は決定的な機能は持たない。
把握が行われるハンドル内の区域は、まちまちで広範囲である。用具は、外側縁 に対応する51と54で把握することもできるし、あるいは、末端縁に対応する 55と58で把握されることもある。把握は、左右差運動の組合せ作用によって 、すなわち、中手骨/指節骨関節に要求される運動が最小限であるような、複数 の指を寄集める運動と分離する運動によって実現する。しかし、把握が上記で説 明した区域51.54.55.58の一つから始まることで十分であり、また、 母指が誘発する握締め運動で開始しても、あるいは小指のフック運動によって開 始してもよく、あるいは母指と他の指の屈曲によって手掌にM形パターンを生ず るヒダをまず使用することにより、あるいは、母指lOと人さし指11と組合せ で縦方向の屈曲または斜め屈曲を使用することにより、開始してもよい。
一旦把握が行われると、図4に示すように、ハンドルの主要部分は、テール区l ′Ii1!50によって代表される。この区域は、末端区域で手首の方向に置か れると、隆起した背部60の端部を代表する。この背部はフレア付、テーバ付ハ ンドル40の点35から出発し、軸41に沿って縦方向に走り、同時にその高さ は減少しながら最後には曲線の中に消える。背部は、サドル形曲線の最も高い点 で、ハンドル全長の約四分の三の長さがあり、機能の不完全な手で用具を使用す ることを考慮に入れて、用具に方向変更機能と平衡機能を付加するための、舵と しての機能を備える。
50として説明されるテール区域は、軽度の陥凹8の中に入っている。この陥凹 は、母指lOの突出肉塊6と、小指14に対応する突出楕円形7との間に位置す る手掌1の前面に認められる。手首と手の関節運動によって、区域50に印加さ れる力は、単独または人さし指11が区域32に印加する力と組合わされて、指 10.12.13.14の作用の組合せとは無関係に、すべての平衡運動を伝達 することができる。
したがって、障害を持つ手がすでに用具を把掴している場合を考えると、用具が 図1.5.6に示すようなフォークであると、tines 23が食物を取込む のは、50から30へと押す力の組合せによるものであり、また、食物を口に運 ぶのは、50がレバーとして使用され、51.54.55.58が把握動作に利 用されるつり上げ運動によるものである。
用具が図7と8に示すようなスプーンであり、27が周辺を、29が最前点を、 28が底を示す場所25に陥凹部のあるボウル状要素24を備える場合は、食物 を持上げ、それを口に運ぶことを可能にするのは、中心軸41を中心とする回転 と組合わされて、区1!1150に乗った手首によって促進されるてこ作用であ る。
用具が図9と10に示すようなナイフ26である場合は、用具は刃21を備える 。この刃は、軸41に沿う固定された、あるいは除去可能な手段によって、およ そ34か638の位置に配置、固定されている。言い換えれば、ネック結合部3 0が終わり、図6に示すようにハンドル40が32から35に向けて開始する場 所に配置、固定されている。半曲線折返しS形の形状を備え、その形状は2fi lの円弧32と34によって与えられる刃21の形状は、鈎の形状39である。
この形状を取ることにより、区11150のハンドルに誘導され、点51.54 .55.58の一つを通る力を利用し、人さし指11が手車全体lと協同して区 域15に印加する圧力によって、使用者は食物を容易に切断することができる。
精密に実行することが最も困難な動作の一つである切断動作の主たる源は、切断 力が印加される点が複数個存在すること、そして刃21のほぼ中点にある支点3 7を基準とする振動運動を伴いながら50から軸41に沿う並進運動の実行が容 易であること、である。上記の用具はフォーク22、スプーン24、およびナイ フ26として説明されているが、用具を全体として機能的に理解すべきであるこ とは明かである。
この発明が提供する利点は、関節運動と、機能障害者の手にとって負担となる把 握動作についての、能力の制約、あるいは場合によれば能力の不在との関連で考 博する必要がある。上記で説明した装置は、複数の可能性を持つ。すなわち。
基本的に、この装置は手によって把握することができ、そして、このことがその 他すべての機能の始まりとなるのである。さらに、この装置は、フォークとして 使用される場合の最も簡単な用途から、ナイフの構成で使用する場合にさらに多 くの関節能力を要求する用途まで、多様な可能性を持つ。障害の程度が高い者が 使用する最も基本的な用途から、比較的自由に使いこなせる被検者が行う複雑度 の高い運動まで、そして当然のことながらこの用具の使用に熟達した者を含め、 この装置の用途と全体的な機能を決めるのは、被検者の神経筋共調および関節共 調の程度であろう。
上記以外の利点は、この用具は機能的な側面と品位という側面を備えており、そ のため、この用具を特殊な用具ではあるが、手の使用によって屈辱感を与えない 用具と考える身体障害者によって、特に好意的に受入れられるという事実による ものである。
さらに別の利点は、この用具が低コストで生産され、広範囲に広められ、使用者 によって日常使用に受入れられ、使用に際しては特別なシ11練または技術を必 要とせず、そのため、自然に使用状態に入ることができるという事実に基づく。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記を含むことを特長とする、手に障害を持つ者の使用のための用具;食物 に突刺さり、食物を寄集め、切断する手段よりなるヘッド(20)、使用者の手 の指と手掌の組合わせ使用によって当該用具を把握するために、ヘッド(20) をハンドル(40)に連結する部分を構成するネック連結部(30)、用具を保 持するためのフレアウィングハンドル(45、46)であって、当該フレアウィ ングハンドル(45、46)は、当該ハンドルのテールゾーン(50)と把握ゾ ーン(51、54)において手掌に付着しており、手の内側縁はハンドルの中央 部のゾーン(36)に乗っており、手の外側縁はハンドルの末端縁(55、58 )に乗っており、当該末端縁(55、58)は、人さし指が乗っているハンドル の区域(47)における手の末端縁(5)に向かってテーパが施されているもの 、手首の近くの手掌の軽微な陥凹部(8)の区域に配置されたテールゾーンより なる、当該用具の方向変更と平衡のための端末部。 2.請求範囲1で定義される食事用具であって、その用具がフォーク(22)、 スプーン(24)、ナイフ(26)として使用可能にする手段を備え、当該手段 はヘッドに存在し、当該ヘッドをハンドルに連結するためにネック連結部を使用 し、ネック連結部の断面(31)は、折返しS−形曲線を形成するように接続さ れた2個の円弧(32)と(34)で形成されるプロファイル(33)を持つこ とを特長とするもの。 3.請求範囲1と2で定義される食事用具であって、縦方向のサドル形状を備え るハンドル(40)は、形状(35)ヒ(36)の2個の円弧(32)よりなる ネック連結部において連結された曲線で定義されること、点(32、35)から 点(36)までの曲線は、解剖学的に手の骨格の自然な陥凹形状に対応すること 、手の筋と屈筋腱が自由な状態にあるときには、手は弛緩位置にあると考えられ ることを特長とするもの。 4.請求範囲1と2で定義される食事用具であって、ハンドル(4)は、ヘッド と連結されたネック結合部に向かう曲線に倣ってテーパが施されていること、当 該フレアウィング形状は内側縁から外側線、末端縁まで手掌の形状に倣うこと( 36)から(32)の曲線上にあってこの曲線に倣う人さし指を乗せることがで きるように、ハンドル(40)がネック部(30)と合体する区域(42、43 )で輪郭がテーパ状になっていることを特長とするもの。 5.請求範囲1と2で定義される食事用具であって、ハンドルの把握が用具の後 面三分の一、すなわちテールゾーンからネック連結部までの区域と考えられる区 域から始まり、共同でまたは個別に母指と係合し、母指はハンドルの区域(51 )を押しながら小指に対向して運動し、小指はハンドルを(56)から(52) の周縁終末ゾーン内でクランプし、同時に、人さし指は、当該人さし指の終止部 (15)を含む陥凹部を備えるS−形ネック連結部が与える折返し曲線形状を帯 び、この人さし指は、サドル形状(16)に倣って曲がり、その後、手掌の縦ヒ ダ(9c)の近傍でゾーン(17)に乗り、これと同時に中指と薬指は用具に乗 っているが把握、平衡、あるいは方向変更などの機能に協同せずに、不活動状態 を維持し曲線(32)、(35)、(36)に倣うように、ヘッド、ネック連結 部、およびハンドルの組合せにより与えられる形状を有することを特長とするも の。 6.請求範囲1、2、3、4で定義される食事用具であって、この用具がテール ゾーンに向かう周縁外側線終末部(51)および(54)、あるいは周縁来端ゾ ーン(55)および(58)で多様な方法で把握できるように、ヘッド、ネック 連結部およびハンドルの組合せにより与えられる形状を有し、当該把握動作は、 複数の指の左右差運動の組合せ動作によって、あるいはハンドルの周縁外側線終 末部(54、58)における母指の握締め運動によって、あるいは(54)と( 58)における小指のフック運動を利用して、あるいは、その自然陥凹部と縦ヒ ダまたは斜めヒダを備える手のM−形ヒダを母指または人さし指とともに使用す ることにより、実行可能であり、また、当該把握動作はサドル形状フレアウィン グ形状との組合せによっても実現可能であることを特長とするもの。 7.請求範囲1、2、3、4で定義される食事用具であって、ハンドル上に隆起 背部(60)を備え、この背部は軸(41)に倣い、ハンドルの点(35)と( 36)に沿って縦方向に進み、当該背部はテーパ付フレアウィングハンドルのテ ールゾーンの終末においてその最高点に達し、ハンドルのサドル形状について、 曲線の最高点で消失するまで徐々に高さが低くなることを特長とするもの。 8.請求範囲1、2、3、4、7で定義される食事用具であり、かつ中央背部を 備えるものであって、中央背部(60)がテールゾーンからネック連結部に向か う延長部を備え、その長さがハンドル全長のほぼ四分の三であることを特長とす るもの。 9.請求範囲1、7、8で定義される食事用具であって、テールゾーン(50) は、周縁終末ゾーン(55、51)と(58、54)、およびハンドル幅中の最 高横断点で形成される端末区域(45)と(46)に連続する背部の端末終末部 を備え、そこから始まってフレアウィングは縦方向にテーパを付与され、用具の ヘッドに関して陥凹形であり、当該用具の縦軸に関して対称な軽度の曲線に合体 することを特長とするもの。 10.請求範囲1、7、8、10で定義される食事用具であって、当該用具が把 握されている間は、母指の突出肉塊と小指に対応する突出楕円部との間の手掌の 前面の反対形にテールゾーンが適合するような形状をテールゾーンが備え、当該 の形状が用具の方向変更と平衡動作のための舵の機能を果たすことを特長とする もの。 11.上記の請求範囲1、2、6、9、10で定義される食事用具であって、当 該用具がフォークである場合、食物を取込むための多数のtinesを備えるヘ ッドimplementを含み、食物を取込み口に運ぶ機能は、当該用具が把握 されている間、てことして使用され、外側周縁ゾーン(51、54、55、58 )では把握区域として使用されるテール区域によって実行されることを特長とす るもの。 12.上記の請求範囲1、2、6、9で定義される食事用具であって、当該用具 がスプーンである場合は、底部(28)と先端(29)を結合する周縁(27) を備える形状(25)によって定義される陥凹ボウル(24)を含み、食物を口 まで持上げる機能は、手首がテール区域に及ぼすてこ運動によって実現され、こ のてこ運動は、手掌の最後部終端に関して反対の形状を示す当該テール区域の形 状から生ずるもので、最低限の手首の関節運動によっても実現可能な縦軸につい ての回転と組合わされるものであることを特長とするもの。 13.上記の請求範囲1、2、6、9で定義される食事用具であって、当該用具 がナイフである場合は、固定された、あるいは除去可能な手段によって配置、固 定された刃(21)を、縦軸に沿って、ネック連結部が終止しハンドルが始まる 場所で始まる位置に配置し、ヘッドをハンドルに結合するネック連結部を形成す る2個の円弧によって与えられる半曲線の折返しS−形を用具と接触する側に置 き、反対側では、食物切断用の鈎形の刃を備え、切断機能はハンドルのサドル曲 線部の最前部区域における人さし指による圧力の印加により可能となり、当該人 さし指はハンドルの外側(51、54)または末端(55、58)把握縁のいず れかを通る力によって、手掌全体との協同関係で機能し、ハンドルのテールゾー ンによって方向を導かれ、縦軸に沿うテールゾーンの並進運動を、ほぼ刃の中点 に位置すると考えられる支点に加えられる振動運動と組合わせることを特長とす るもの。
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