JPH07502099A - 木，木工材料，又はプラスチックで作られた加工物を結合するための金属構造部材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 木、木工材料、又はプラスチックで作られた加工物を結合するための金属構造部 材 技術分野 本発明は結合技術、及びそこで使用される結合部材のさらなる発展、補充及び完 成に関する。

より詳細には、本発明はパーチクルボードや積層板等木や木工材料、又はプラス チックで作られ、さねはぎ継ぎに基づし）て加工物を結合するための金属構造部 材に関する。

背景技術 幾つかの加工物の組立のために多くの結合技術に基づく構造部材は、インテリア 装飾、及び建具、特に家具の製造におし１て知られている。概して、目的は、多 かれ少なかれ、隣接する個々の部分の平坦な表面を接合して全体構造を形成する ことである。そのような結合は脱着可能であり、または脱着不可能である。後者 の場合、特に接着剤を含んでいる。非常に頻繁に、基本的な形体（ま互１．ＮＧ こ突き合わせられ、又は直角に出会う平坦な２表面である。

公知のタイプの結合はさねはぎ継ぎの原理に基づくものである。

接合されるべき加工物は各々連続的な溝、又は個別の刃１の狭し１スロツトを備 え、その中に、中間部材、いわゆるタング力（挿入される。

原理的には、機械エンジニアリングがち知られるよう（こ、これ（まキー止めで ある。良好な非積極的な結合を生成するため（こ、概して結合されるべき加工物 の溝にタングを接着することが必要である。もう一つのタイプの結合はいわゆる クランピングアイロン、平坦なラグであり、これは穴を備え且つ端部に概略木ね じの形体のねじ付きボルトとなる。もう一つのタイプはいわゆるリンガースのブ ラケットであり、Ｕ形の円筒金属ロッドが棚支持（すなわち、本棚）として使用 される。

公知の結合部材は非常に不満足である。古典的なさねはぎ継ぎは概して比較的大 きな力の伝達のためには特に適していない。さらに、含まれるいずれかの部分を 破壊することなしには、脱着可能となることは少ない。クランピングアイロンは 人を引きつけず、属人を開けられなければならず、カバーを設けることが必要な らば、さらに追加の作業が含まれることになる。リンガースのブラケットは特別 の場合にのみ使用され、広く応用可能なものではない。

従って、インチアリデザインや、建具や、家事や、レジャーや趣味の分野ででき るだけ広く使用できる結合部材のさらなる発展が大きく必要とされていた。

下記の文献が従来技術として引用される。

クランピングアイロン（止め金アイロン）に関する小冊子結合パネル「ラメラエ 」に関する小冊子バーズ結合取りつけ部材に関する小冊子リンガースのブラケッ トに関する小冊子棚のブラケットに関する小冊子 発明の開示 本発明の目的は、破裂や破壊の危険なしに複数の加工物の非積極的な結合を保証 することのできる、木や木工材料、又はプラスチックで作られ、さねはぎ継ぎに 基づいて加工物を結合するための金属構造部材を提供することである。結合は加 工物に損傷を与えずにいつでも取り外しできる可能性を含む。結合部材は高価な 追加の工具を必要とせずに、単純であり、使用及びハンドリングが便利であるべ きである。構造部材は経済的な大量生産に適し、できるだけ広く応用できるべき である。

この目的は、当初に述べた金属構造部材が、溝又はスロットと横穴とを備えた第 １の加工物と非積極的な結合を提供する平坦な薄板部分と、長手穴を備えた第２ の加工物とねじ止め又はピン止めによって非積極的な結合を提供し且つその端面 が薄板部分に直角に載置されて該第２の加工物にしっかりと固定されるボルト状 部分とからなり、該薄板部分は、ボルト状部分の軸線に沿ったその中心部に薄板 の平面に直角に設けられ且つねし又はピンによって第１の加工物を固定するよう に意図された穴を備えている構成とすれば、達成される。

図面の簡単な説明 以下本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。

図１は構造部材の構成と結合されるべき加工物に対する配置とを原理的に示すた めの概略分解斜視図である。

図２は薄板部分と木ねじの形体のボルト状部分とを有する構造部材の基本的な実 施例を示す斜視図である。

図３は加工物のコーナ一部でコンパクトに使用されるための構造部材の特別な実 施例を示す斜視図である。

図４は円筒ねじ山を存するねじの形体のボルト状部分を有する構造部材の実施例 を示す斜視図である。

図５は金属円筒ねじ山を有するねじの形体のボルト状部分を有する構造部材の実 施例を示す斜視図である。

図６はねじ付きスリーブの形体のボルト状部分を有する構造部材の実施例を示す 斜視図である。

図７はピンの形体のボルト状部分を有する構造部材の実施例を示す斜視図である 。

図８はねじ締め工具の斜視図である。

図９はドリル用テンプレートの斜視図である。

発明を実施するための最良の形態 図１は構造部材の構成と結合されるべき加工物に対する配置とを原理的に示すた めの概略分解斜視図である。ｌは、その端面が精密に加工された垂直な木の板、 又は対応するパーチクルボードからなる第１の加工物である。２は、同じ材料で 、同様に垂直な第１の加工物を示す。第１及び第２の加工物ｌ、２は突き合わせ 接合によって互いに脱着可能に結合されるべきものである。この目的のために、 第１の加工物ｌは、長手縁部に平行に且つ中心部に設けられた円弧状の溝６と、 この円弧状の溝６を通る横穴７とを有する。

第２の加工物２は、その中心部に、横穴７の平面に、構造部材を受けるための長 手穴８を有する。構造部材は、金属材料で作られ、且つ、基本的に、円弧状の溝 ６に降下挿入される薄板部分３と、長手穴８を介して第２の加工物２と固い結合 を生成するボルト状部分４とからなる。よってこのボルト状部分４はねじ止めま たはピン止めを介して第２の加工物２と非積極的な結合を構成する。突き合わせ 接合によって第１の加工物ｌと同一面の結合をされる代わりに、第２の加工物２ はもちろん横面において直角に、あるいはあらゆる角度で結合されることができ る。

図２は薄板部分と木ねじの形体のボルト状部分とを有する構造部材の基本的な実 施例を示す斜視図である。図１に対して、構造部材は薄板部分に対して９０度向 回転て、その主軸線のまわりで９０度向回転て示されている。薄板部分３はその 外側輪郭に円弧状の形状９を備えたタブ状のウィングからなり、タブの端部に向 かってテーパー１２を備えている。薄板部分３はその内側輪郭に平坦なストップ １０を備え、ストップ１０に隣接して段部１１がある。その軸線が薄板部分３の 平面に垂直である穴５が、ボルト状部分４の軸線によって規定される構造部材の 対称平面内にある。薄板部分３の外側輪郭（円弧形状９）はねじ締め工具（図８ 参照）のビード１５を受けるために２つのノツチ１４を備える。これらのノツチ １４は構造部材を第２の加工物２に固定する間にねじ締め工具が横方向にすべり 落ちるのを防止するものである。ここでは、ボルト状部分４は円錐形のねじ山を 有する木ねじ１６の形体をしている。

図３は加工物のコーナーでコンパクトに使用されるための構造部材の特別な実施 例を示す斜視図である。これは基本的には図２の基本的な実施例と同様であるが 、薄板部分３がカットオフウィングとなっているものである。薄板部分３はこの 場合にもストップ１０１段部１１．穴５、及びノツチ１４を存する。薄板部分３ は円弧形の外側輪郭とはちがってほぼ矩形である。この場合にも、ボルト状部分 ４は木ねじ１６の形体をしている。

図４は円筒ねし山を有するねじの形体のボルト状部分を有する構造部材の実施例 を示す斜視図である。薄板部分３は図２のものと全く同じである。参照符合３． ５．９．１０．１１，１２．１４は図２のものと正確に対応している。ここでは 、ボルト状部分４は木や、パーチクルボードや、プラスチックや、だぼプラグ等 に予め穿孔された穴にねじ込むのに適した短い円筒ねじ山を有するねじ１７とし て構成される。

図５は金属円筒ねし山を有するねじの形体のボルト状部分を有する構造部材の実 施例を示す斜視図である。薄板部分３は図２のものと全（同じである。参照符合 ３．５．９．１Ｏ１ＩＬ１２．１４は図２のものと正確に対応している。ここで は、ボルト状部分４は金属やプラスチックのスリーブの適切な内ねじ、又は内ね じを備えたその他の部材、又はだぼプラグにねじ込むのに適した比較的に短い円 筒金属ねし山を有するねじ１８として構成される。

図６はねじ付きスリーブの形体のボルト状部分を有する構造部材の実施例を示す 斜視図である。薄板部分３は図２のものと全く同じである。参照符合３．５．９ ．１Ｏ１１１１２，１４は図２のものと正確に対応している。ここでは、ボルト 状部分４は第２の加工物２のねじ付きボルトの適切な外ねじにねじ込むのに適し たねじ付きスリーブ（金属内ねじ）１９として構成される。

図７はピンの形体のボルト状部分を有する構造部材の実施例を示す斜視図である 。薄板部分３は図２のものと全く同じである。参照符合３．５．９、ｉｏ、１１ ，１２．１４は図２のものと正確に対応している。ここでは、ボルト状部分４は 第２の加工物２の適切な円滑な穴に挿入するためのピン２０又は円滑な管として 構成される（プラグ結合）。

図８はねじ締め工具の斜視図である。ねじ締め工具は図２．３．４．５．６の実 施例の構造部材をねじ止めにより第２の加工物２に固定するのに使用される。ね じ締め工具は回転機械の／％ンドツール（例えば、ドリル）に挿入され、あるい はクランプされるのに適する。ねじ締め工具はハンドツールにクランプされるた めの、本実施例においては六角形の、シャフト２１と、ねじ止めされるべき構造 部材の薄板部分３を受けるための横溝２３を有するヘッド２２と、薄板部分３の ノツチ１４と係合するための横溝２３の底部に設けられた２つのビード１５とか らなる。ビード１５はねじ締め工程においてねじ締め工具が構造部材から横へ滑 り落ちるのを防止するために設けられる。シャフト２１はもちろん違った断面を もつようにすることもでき、例えば、あらゆる多角形又は円形とすることもでき る。

図９はドリル用テンプレートの斜視図である。このドリル用テンプレートは第１ の加工物ｌに穴７を作る間にドリルをガイドするために使用される。この目的の ために、それは前に切削加工された溝６内に同じ高さに配置される。ドリル用テ ンプレートは溝６に配置されるための板状円弧形状のテンプレート２４と、第１ の加工物１の端面に接して配置されるべきストップ部分２５と、カウンタープレ ート２６とからなる。少なくともカウンタープレート２６はドリルブツシュ２７ を有する。本実施例においては、円弧形状のテンプレート２４も第１の加工物ｌ のドリル切削を一度で行うためにドリルブツシュを有する。カットアウト２８が 、それを通してセンターマーク（矢印をもった垂直な線）が見えるように設けら れる。

例」工 図１及び図２参照 構造部材は図２に従ったものであり、製造の間に高い程度の冷間加工を許容する 低炭素鋼からなる。薄板部分３はパンチにより形成され、ボルト状部分４はワイ ヤロッドから冷間加工される。薄板部分３とボルト状部分４は突き合わせ溶接さ れ、粗仕上げされた部品はパリ取り、洗浄、加工、及び酸洗いされる。構造部材 の表面は腐食及び酸化の防止のためにクロムメッキされる。

寸法は、 薄板部分３　：Ｗ＝５７ｍｍ、Ｈ＝１２ｍｍ、Ｄ＝４ｍｍ。

ボルト状部分４　：　Ｌ＝５０ｍｍＳＤ＝５ｍｍである。

結合されるべき第１及び第２の加工物１．２は端面が２２ｍｍｘ１５０ｍｍの才 一りの木である。結合は図１に従った端面の突き合わせ接合である。第１の加工 物ｌの溝６は直径１００ｍｍの丸鋸で作られ、１３ｍｍの深さで、４ｍｍの幅で 切られた。第１の加工物ｌの横穴７は端面の中央部のストップサイドから貫通し てドリル切削され、直径５ｍｍを有する。長さ１８ｍｍ、直径５ｍｍの鋼製のね じが保持のために横穴７に設けられた。長さ４０ｍｍ、直径３ｍｍの長手穴８は 端面に垂直に設けられた（ボルト状部分４を受けるために予め穿孔された）。

構造部材は４．６ｍｍの幅の横溝２３を有するねじ締め工具（図８参照）によっ て第２の加工物２にねじ込まれた。この目的のために、ねじ締め工具はドリルに クランプされた。第１の加工物１の横穴７はドリル用テンプレート（図９参照） の助けで穿孔された。円弧形状のテンプレート２４の半径は５０ｍｍであり、ド リルブツシュ２７の内径は５．２ｒｎｍである。ストップ部分２５の内径は９ｍ ｍである。

第１及び第２の加工物１．２を結合するのに要する合計時間は約６分である。

例２ 図２参照 構造部材は例１に従って製造され、且つ図２に相当する寸法をもつ。図１と対照 的に、本例は棚を垂直な木の壁（角度つきジヨイント）に固定（脱着可能な結合 ）するものに関する。加工物は例１と同様にして加工される。最初に、長手穴８ が垂直な壁（第２の加工物２）に水平に予め穿孔され、構造部材の木ねじ１６（ ポルＩ・状部分）が同垂直な壁にねじ止めされた。溝６が水平に位置せしめられ るべき棚（第１の加工部材ｌ）の長手側に切削された。それから棚は構造部材の 薄板部分３に押され、ねじで横穴７に保持された。

木の棚を垂直な壁に不脱着可能に固定することはこの例の変形例としてここに述 べられる。垂直なは多数のダボプラグを存し、穴８がダボプラグに予め設けられ る。使用される構造部材は薄板部分３の粗くした（構造的な）側面を有するもの である。棚が挿入又は押し込みされる前に、接着剤が対応する溝６に付加された 。

直角で出会うあらゆる種類の垂直な壁の脱着可能な結合又は不脱着可能な結合は 、本例のさらなる変化例である（角度つきジヨイント）。

佐ユ 図３参照 構造部材は図３に従ったものであり、製造の間に高い程度の冷間加工性の低炭素 鋼からなる。ブランクはワイヤロッドからなり、高温アプセット、プレスによる 平坦化、冷間加工をされた。粗仕上げされた部品はパリ取り、洗浄、加工、及び 耐腐食性及び酸化への安定性を高めるためにクロムメッキされる。

寸法は、 薄板部分３（矩形１３）：Ｗ＝１７ｍｍＳＨ＝１５ｍｍ、Ｄ＝４ボルト状部状部 分水ねじＩ　６）：　Ｌ＝４０ｍｍ、Ｄ＝５ｍｍである。

結合されるべき第１及び第２の加工物１．２はクルミの木であり、第２の加工物 ２は家具の部材の隣接する直交する壁のコーナーを代表し、第１の加工物１は脱 着可能な棚を代表する（ダブル角度付きジヨイント）。処理は例１及び例２と同 様である。コーナーを形成する壁は各々構造不在のボルト状部分４（木ねじ１６ ）を受けるための長手穴を備えている。ねじ止めのためにねじ締め工具が使用さ れた。溝６が切削され、横穴７が端面に棚の長手側に穿孔された。棚は構造部材 の薄板部分上に押され、ねじで保持された。

図３による構造部材は、図２の広い、ウィング状の薄板部分３のだめのスペース のないところ、及び第１の加工物のための溝６を作る可能性又は必要がないとこ ろ、すなわち壁際や床上の家具のコーナや、脚部、コンソール、ベース等におい て、使用される。

佐工 図４参照 構造部材は図４に従ったものであり、低炭素鋼からなる。ブランクはストリップ からなり、熱間加工、及び室温でのプレスをされる（ボルト状部分として円筒ね じ山を有するねじ１７）。

寸法は、 薄板部分３　：Ｗ＝７０ｍｍ、Ｈ＝１３ｍｍＳＤ＝４ｍｍ。

ボルト状部分４　：　Ｌ＝１２ｍｍ、Ｄ＝４．５ｍｍである。

本例においては、第１の加工物１はカップボードの中間床に相当し、第２の加工 物２はカップボードの側壁に相当する。前者は薄板部分３をうけるための溝６を 有し、後者は円筒ねじ山を存するねじ１７の形体のボルト状部分４を受けるため の多数の穴を有する。その他、処理は例１と類似している。結合は中間床の横穴 を介してピンによって確保され、且ついつでも脱着することができる。

カップボードの中間床及びカップボードの側壁は原理的に同様にして作られる。

垂直な中間床（上端面に連続的な溝６及び下端面に同等物を有する第１の加工物 ｌ）、及びカップボードの床又は頂部（円筒長手穴８を有する第２の加工物２） は本例の変形例としてここで説明される。中間床は構造を備えた薄板部分３の上 を水平に挿入される。接着剤が図２の変形例と同様に付加される。

札 図５参照 構造部材は図５に従ったものであり、図４と原理的に同じ寸法を有する。円筒金 属ねじ山を有するねじ１８が精密加工される。その他、材料や製造は例４で説明 したデ・−夕に相当する。

例４と同様に、ここでの結合はカップボードの床をカップボードの側壁に、特に はコーナーのジヨイントの形体で脱着可能に固定することに関する。カップボー ドの側壁は円筒内ねじ山を有するねじ付きだぼプラグの挿入のために予めドリル 穿孔される。構造部材がそれから円筒金属ねじ山を有するねじ１８（第２の加工 物２）によってカップボードの側壁のだぼプラグにねじこまれる。カップボード の床（第１の加工物ｌ）は、その端面に薄板部分３を受けるための溝６とねじ、 ピンによって保持するための横穴７とを備えている。カップボードの床はそれか ら構造部材の薄板部分３の中に従来的な方法で押され、横穴７で横方向に保持さ れる。

同様の処理が一列として組立られる多部品カップボードの場合に採用される。カ ップボードの側壁にだぼプラグを使用する代わりに、貫通穴を穿孔し、内ねじを 有するねじ付きスリーブをその中に圧入する。これらは負側から同軸上のボルト 状部分としてねじ１８を存する構造部材を受ける。

例６ 図６参照 図６に従った形体の構造部材は低炭素鋼からなり、例１と同様にして製造される 。薄板部分３はパンチされ、ねじ付きスリーブの形体のボルト状部分４は内ねじ を存するチューブの一部から製造され、端面が薄板部分３に突き合わせ溶接され る。粗仕上げされた部分°　はバリ取りされ、洗浄され、加工され、酸洗いされ 、クロムメッキされる。

寸法は、例４のものとほぼ対応する。ここでは、ねじ付きスリーブ１９の外径は 約５．５ｍｍであり、内ねじはＭ４に相当する。

例５のように１．二二での結合はカップボードの床をカップボードの側壁に脱着 可能に固定することに関する。カップボードの側壁（第２の加工物２）はねじ付 きスリーブ１９の外径を有する貫通穴を備え、ねじ付きスリーブ１９は関連する 穴に挿入され、両側からねじボルトで保持される。カップボードの床（第１の加 工物ｌ）は例５の溝６と横穴７とを備え、構造部材の薄板部分３の中に押され、 保持される。

同様の処理が一列として組立られる多部品カップボードの場合に採用される。カ ップボードの側壁の貫通穴に挿入されるのはねじ付きボルトであり、後者は両側 で対向する構造部材のねじ付きスリーブ１９を受け、同じ平面にあるカップボー ドの床がその薄板部分３の上に押される。

皿ユ 図５及び図６参照 これは円筒金属ねじ山を有するねじを有する構造部材（図５）と同じねじ径のね じ付きスリーブ１９を有する構造部材（図６）との組み合わせた使用に関し、こ れらの構造部材は対を形成する。構造部材の材料、デザイン、寸法、及び製造は 図５及び図６のものと対応する。

脱着可能な結合においては、採用される処理は複数の床をカップボードの側壁に 固定するための例５のものと同様である。円筒ねじ付きスリーブ１９の外径の大 きさを有する穴はカップボードの側壁（第２の加工物２）にドリル穿孔され、該 ねじ付きスリーブは挿入され、ねじ１８の形体の対向する構造部材のボルト状部 分がねじ込まれ、保持される。その他の全ての処理は例５及び例６のものと同様 である。

図７参照 図７に従って形成される構造部材はクロムメッキされた低炭素鋼からなり、例１ と同様に製造される。薄板部分３はバンチされ、本例の場合ピン２０の形体のボ ルト状部分４は円筒ロッドの一部分から製造され、端面において薄板部分３に突 き合わせ溶接される。パリ取り、洗浄、加工、酸洗い、及びクロムメッキは前の 例のものと対応する。ここでは、ピン２０の直径は約５ｍｍである。

本例はカップボードの凹部に棚を配置すること及び落下を防止するために保持す ることに関する。穴の垂直な列がカップボードの側壁に同し高さに設けられる。

特定の構造部材のボルト状部分のピン２０が、薄板部分３がその表面が水平に載 置されるなるように設けられた穴に挿入される。棚は薄板部分３に単に置かれ、 そして必要であればねじによって穴５及び横穴７を介して保持され、落下するの を防止する。

棚の下面に円弧形状の凹部を（棚の水平面に平行に）存する、又は円弧形状の溝 ６を有する棚の構成は、この例の変形例であると考える。従って、棚はそれらの 所定の位置によりよく且つより安定的に保持され、家具の全体的な部材の剛性に 寄与する。

構造部材を第２の加工品２に取りつけるために図８によるねじ締め工具を取り扱 うこと、及び第１の加工品ｌに横穴７を生成するために図９によるドリル用テン プレートを取り扱うことは、当業者にとって分かりやすいことであるので、追加 の説明は必要ない。

本発明は実施例に限定されるものではない。

パーチクルボードや積層板笠木や木工材料、又はプラスチックで作られ、さねは ぎ継ぎに基づいて加工物Ｉ、２を結合するための金属構造部材は、溝６又はスロ ットと横穴７とを備えた第１の加工物ｌと非積極的な結合を提供する平坦な薄板 部分３と、長手穴８を備えた第２の加工物２とねじ止め又はピン止めによって非 積極的な結合を提供し且つその端面が薄板部分に直角に載置されて該第２の加工 物２にしっかりと固定されるボルト状部分４とからなり、該薄板部分３は、ボル ト状部分４の軸線に沿ったその中心部に薄板の平面に直角に設けられ且つねじ又 はピンによって第１の加工物ｌを固定するように意図された穴５を備えているも のである。好ましくは、薄板部分３は、第２の加工物にねじ込み又は挿入をする ための大きな便利を保証するために、その外端面に円弧形状９と、ボルト状部分 に隣接する端面に窪んだ段部１１をもった突出する平坦なストップ１０と、薄板 の平面の方向にテーパーした端部に向かって窪んだテーパー１２とを有する。特 別の実施例においては、薄板部分３は、その外端面に円弧形状９と矩形形状１３ とを有し、横方向の寸法がストップ１０の寸法よりも２０％越えない量だけ大き いようにした。

構造部材は好便には薄板部分３の外端面に溝１４を有し、政情１４は、ねじ締め 工程の間に横にすべり落ちるのを防止するために、対応するビード１５を備えた 機械的なねじ締め工具を受けるように意図される。

ボルト状部分４は、木、パーチクルボード、又は軟らかいプラスチック、又はだ ぼプラグへのねじ込みのための円筒ねじ山を有する木ねじ１６、又は木、パーチ クルボード、又はプラスチックの円筒穴へのねじ込みのための円筒ねじ山を有す るねじ１７、又はねじ付きスリーブ、ねじ付きだぼ、又はナツトへのねし込みの ための円筒金属ねじ山を有するねじ１８、又はねじ、又はねじ付きボルトへのね じ込みのためのねじ付きスリーブ１９、又はピン２０又は円滑な管、からなる。

特定の実施例においては、薄板部分３は、第１の加工物１に接着されるときに接 着性を改善するために、粗くされ、又はぎざぎざ、隆起、特定構造のパターンを 有し、表面積を増加する他の処理を施された側面を有する。

構造部材のためのねじ締め工具は、円筒又は多角形のシャフト２１と、円形の底 部及び側部ビード１５をもった横溝２３を有するヘッド２２とからなる。

構造部材のためのドリル用テンプレートは、第１の加工物１の溝形状に対応する プレート状の円弧形状のテンプレート２４と、深さ調節のためのストップ部分２ ５と、ドリルブツシュ２７及びセンターマーク２９をモニターするためのカット アウト２８を受けるためのカウンタープレート２６とを備えた、Ｕ形状の断面を もった部材からなる。

産業上の利用可能性 加工物間の結合は金属構造部材を取り外すことによっていつでも解除することが できる。

加工物非脱着の固い結合が望まれる場合には、これは薄板部分を溝のある加工物 に接着することによりデザイン及び処理を変化することなしに可能である。

構造部材を大量生産するのに適している。

あらゆる数の加工物の全てのタイプの接合及び組立のために構造部材を普遍的に 応用可能である。

特別の付加的な工具が必要でないこと。溝のカッター及びドリルは結合すべき加 工物を準備すれば十分である。

加工物を結合するのに要する時間が短い。従って、この方法は建具の大量生産に 適している。

高い荷重支持能力と、加工物の結合部に近い部分の材料の破裂や破壊の最小の危 険とをもって、機械的に非常に強い結合を達成することができる。

Ｆｉｇ、１

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. １．パーチクルボードや積層板等木や木工材料、又はプラスチックで作られ、さ ねはぎ継ぎに基づいて加工物を結合するための金属構造部材であって、溝又はス ロットと横穴とを備えた第１の加工物と非積極的な結合を提供する平坦な薄板部 分と、長手穴を備えた第２の加工物とねじ止め又はピン止めによって非積極的な 結合を提供し且つその端面が薄板部分に直角に載置されて該第２の加工物にしっ かりと固定されるボルト状部分とからなり、該薄板部分は、ボルト状部分の軸線 に沿ったその中心部に薄板の平面に直角に設けられ且つねじ又はビンによって第 １の加工物を固定するように意図された穴を備えていることを特徴とする構造部 材。
2. ２．薄板部分３は、第２の加工物にねじ込み又は挿入を容易にするために、その 外端面に円弧形状と、ボルト状部分に隣接する端面に窪んだ段部をもった突出す る平坦なストッブと、薄板の平面の方向にテーパーした端部に向かって設けられ た窪んだテーパーとを有することを特徴とする請求項１に記載の構造部材。
3. ３．薄板部分は、その外端面に円弧形状を有し、且つボルト状部分に隣接する端 面に窪んだ段部をもった突出する平坦なストップを有し、さらに矩形形状を有し 、横方向の寸法がストップの寸法よりも２０％越えない量だけ大きいようにした ことを特徴とする請求項１に記載の構造部材。
4. ４．薄板部分はねじ締め工程の間に横にすべり落ちるのを防止するために対応す るビードを備えた機械的なねじ締め工具を受けるために外端面にノッチを有する ことを特徴とする請求項１に記載の構造部材。
5. ５．ボルト状部分は、木、パーチクルボード、又は軟らかいプラスチック、又は だぼプラグヘのねじ込みのための円筒ねじ山を有する木ねじからなることを特徴 とする請求項１に記載の構造部材。
6. ６．ボルト状部分は、パーチクルボード、又はプラスチックの円筒穴へのねじ込 みのための円筒ねじ山を有するねじからなることを特徴とする請求項１に記載の 構造部材。
7. ７．ボルト状部分は、ねじ付きスリーブ、ねじ付きだぼ、又はナットヘのねじ込 みのための円筒金属ねじ山を有するねじからなることを特徴とする請求項１に記 載の構造部材。
8. ８．ボルト状部分は、ねじ又はねじ付きボルトヘのねじ込みのためのねじ付きス リーブからなることを特徴とする請求項１に記載の構造部材。
9. ９．ボルト状部分は、ピン又は円滑な管からなることを特徴とする請求項１に記 載の構造部材。
10. １０．薄板部分は、第１の加工物に接着されるときに接着性を改善するために、 粗くされ、又はぎざぎざ、隆起、特定構造のパターンを有し、表面積を増加する 他の処理を施された側面を有することを特徴とする請求項１に記載の構造部材。
11. １１．請求項１に記載の構造部材のためのねじ締め工具であって、円筒又は多角 形のシャフトと、円形の底部及び側部ビードをもった横溝を有するヘッドとから なることを特徴とするねじ締め工具。
12. １２．請求項１に記載の構造部材のためのドリル用テンプレートであって、第１ の加工物の溝形状に対応するプレート状の円弧形状のテンプレートと、深さ調節 のためのストップ部分と、ドリルプッシュを受けるためのカウンタープレートと を備えた、Ｕ形状の断面をもった部材からなることを特徴とするドリル用テンプ レート。