JPH07500083A - 軽質末端の品質を改良する方法 - Google Patents
軽質末端の品質を改良する方法Info
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- JPH07500083A JPH07500083A JP4510614A JP51061492A JPH07500083A JP H07500083 A JPH07500083 A JP H07500083A JP 4510614 A JP4510614 A JP 4510614A JP 51061492 A JP51061492 A JP 51061492A JP H07500083 A JPH07500083 A JP H07500083A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
軽質末端の品質を改良する方法
1、発明の分野
本発明は、炭化水素流れから不純物を除去する方法に関する。さらに詳細に述べ
ると、本発明は、炭化水素流れを、約10nf/g乃至約300rd/gの範囲
内の表面積及び約0.1.mL/ g乃至約1mL/gの細孔容積を有する改質
されたアルミナを含む化学的吸着剤と接触させて低減された量の不純物を含む精
製された炭化水素流れを得ることによって、炭化水素流れから不純物を除去する
方法に関する。
具体的には、本発明は、AsH3、Ph5C02、C03SH2Sのような不純
物の初期量を含むプロピレンのような軽質末端を、約1On(/g乃至約300
of/gの範囲内の表面積及び約0.1mL/g乃至約1mL/gの細孔容積を
有する改質されたアルミナを含む化学的吸着剤と、低減された量のそのような不
純物を含む精製されたプロピレン流れをもたらすのに有効な接触条件下で接触さ
せることによって、軽質末端からそのような不純物を除去することに関する。
2、背景及び文献情報の説明
炭化水素流れ、特にプロピレンのような軽質末端中に存在する不純物は、汚染及
びプロピレンの重合のような下流のプロセスにおいて触媒の利用効率及び製品の
品質に悪影響を与えるというような種々の問題を有してい−る。
従来的に、二酸化炭素のような特定の不純物を気体状流れから除去する方法が提
案されており、この方法はエタノールアミン、アンモニア、ソーダ、カーボネー
ト、及びあ< (lye)を含む溶液のような液体を使用することを含むが、プ
ロピレンの重合のような下流のプロセスにおける最も新しい世代の非常に選択的
な触媒に必要な極めて低い水準まで不純物を減少させることについては有効では
ない。
米国特許第3.141.729号には、酸化アルミニウムとの混合物中に分散さ
れたモレキュラーシーブ、酸化カルシウム、微粉砕ミクロ多孔質酸化銀のような
固体吸着剤物質、及び二価及び三価の金属の担持された共ゲル(cage l
)をそのような目的のために使用することを含むもう一つの方法が開示されてい
る。
米国特許第3.865.924号には、同様な目的のために、カーボネートとア
ルミナの相乗混合物を使用することが開示されているが、吸着反応が:
K 2CO3+ CO2+ H20→ 2KHCO3であるため、水の添加を必
要とする。
スロー(SLAUGH)らの米国特許第4.433.981号は、多孔質アルミ
ナを焼成時に分解可能なアルカリ金属又はアルカリ土類金属の酸化物又は塩で含
浸させ、その後含浸させたアルミナを約350℃〜700℃で焼成することによ
って調製した吸着剤に気体状流れを接触させることによって、気体状流れから二
酸化炭素を除去することに関する。
一般に、アルミナは、エチーレンなどのオレフィンの重合のような、多くの化学
的プロセスにおいて、水及び低濃度のメタノール、カルボニル含有化合物及び過
酸化物を除去するための公知の吸着剤である。しかしながら、を与える欠点を有
する。そのような欠点の一つは、例えば、低水準の濃度でCO□を含む気体状オ
レフィン含有流れからCO□を例えば1 ppmまで除去するための吸着剤とし
ては常に有効であるわけではないということである。
モレキュラーシーブはCO2用の吸着剤として使用されてきているが、幾つかの
例において、エチレンのような低分子量オレフィンを含む気体状流れからCO2
を除去するために使用されたとき効率的ではないことが判明した。
苛性スクラバー、又は塊状苛性スクラバーを気体状流れからCO2を除去するた
めの吸着剤として使用することが提案されているが、安全性の問題及び流れに水
を添加することを含む特定の欠点を有している。
米国特許第4.493.715号は、少なくとも1種の02〜C4オレフインを
含む気体状流れからCO2を除去するための方法に関するが、この方法は再生可
能な焼成されたアルカリ金属化合物で処理されたアルミナに流れを接触させるこ
とを含む。
スタウファー・ケミカル・カンパニー(5TAUFFERCHEIlICAL
COMPANY)の米国特許第4.614.729号は、液化したC2〜C30
アルケンのような炭化水素液体から、CO□、C05CO8,H2O,H2S、
02及びアセチレンのような触媒毒を除去することを開示している。この目的の
ために使用される触媒は、第■、■及び■族からの有機金属化合物で処理された
アルミナである。
フェアベウエルケ・ヘキスト(FERBEWERKE HOECtlST)の英
国特許第1.383.611号には、圧縮されたプロピレンをアルミナのような
無機吸着剤で処理することによってプロピレンから10ppm未満の水準で不純
物を除去することが開示されているが、吸着剤はまたNa2Oのような別の酸化
物も含むことができる。
ラボフィナ(LABOFINA)のベルイー特許第901.355号は、トリア
ルキルアルミニウムで処理されたアルミナ上にプロピレンを通すことによって低
濃度の不純物を除去することに関する。精製されたプロピレンは30ppm未満
のC08Lか含まないと開示されている。
ノクソ・コープ(NOISOC0RP、)の米国特許第4.798.711号に
は、アルカリ金属−アルミナ収着剤を使用することによって気体から酸化窒素及
び/又は酸化硫黄を除去する方法が記載されている。
カンパニ(Katalco) 59−3は、広告用刊行物、即ち、製品広告KA
T−59−3−1中において、脱塩素化触媒として開示されており、これは塩素
の除去用に特別に考案されたものである。記載されているように、カンパニ59
−3は、主に、天然ガス及びその他の炭化水素流れからの吸収による反応性塩素
化物の除去、水素処理触媒上における水素化に続く有機塩素化物の除去、及び組
み合わされた塩素化物/弗素化物炭化水素流れの脱ハロゲン化用に使用される。
カンパニ59−3は高い塩素化物容量を有すると記載されており、気体状流れの
塩素化物含有率を通常の検出水準以下まで減少させる。それが液体炭化水素と相
溶性であり、広範囲のプロセス条件にわたって作動することも開示されている。
CL−211−1という名称の製品広告文献中に広告されているように、カンパ
ニ59−3は気体状流れから塩素化物を除去するための固体化学吸着剤として記
載されている。腐食又は下流の装置のファイリング(filing)又はプロセ
ス触媒の失活を防ぐ必要のある全てのドライプロセス流れを精製するのに有用で
あるとも開示されている。
発明の要約
前述の努力にもかかわらず、ポリプロピレンの製造に使用される触媒は、CO2
、C081H2SSH20、及びアルシン、ホスフィンなどのような類似物のよ
うなプロピレン供給原料中の不純物に対して非常に敏感である。
プロピレン供給原料中のこのような不純物の存在による触媒の失活に関連する問
題を解決するための試みにおいて、プロピレン供給原料中のこれらの不純物の濃
度をより低くすることに依然として関心がもたれている。
従って、本発明は、プロピレン流れを本発明による試薬又は化学的吸着剤の床に
通すことによって、プロピレン流れ中の不純物を、100wppbの範囲のH2
S 、 1 wppmの範囲のCO2のような極めて低い濃度まで減少させるこ
とのできる方法の発見に基づくものである。
本発明によれば、C02、CO8,H2S1AsH3、及びH2O及び類似物の
ような不純物をプロピレンのような軽質末端から除去するのに予想外に有効な試
薬(本明細書中においては化学的吸着剤ともいう)が発見された。
本発明の目的、即ち、前述の不純物の除去に適する試薬、即ち、化学的吸着剤は
アルミナ上の含浸されたナトリウムである。本発明の目的に特に適する化学的吸
着剤は、約60rd/gの表面積及び約0.3mL/ gの細孔容積を有するの
が好ましく、さらに、約401b、 /ft”乃至約601b。
/ft3の範囲内の嵩密度を有するのがより好ましい。本発明による化学的吸着
剤は、上述の特徴を有する球状の改質アルミナであるのがより好ましく、これは
約1716インチ乃至約3716インチの範囲内の直径を有するのが好ましい。
本発明の目的に好ましい改質アルミナ化学的吸着剤は、リチウム、カリウム、ナ
トリウム、カルシウム、マグネシウム、及びバリウムから成る群から選択される
金属物質で含浸され、そしてこのアルミナはアルファアルミナ及びガンマアルミ
ナから成るアルミナの源から成る群から選択される。化学的吸着剤が、約60r
d/gの表面積、0.3mL/gの細孔容積、及び551b、/ft3の嵩密度
を有し、約1716インチの直径乃至約3716インチの直径の範囲内のサイズ
を有する球状形態であるのが最も好ましく、これはカタルコーコーポレーション
(Katalc。
Corporation)からカタルコ59−3として市販されている。
本発明は、また、炭化水素流れから不純物を除去する方法であって、初期量の不
純物を含む炭化水素流れを上述の化学的吸着剤と、減少した量の不純物を含む精
製された炭化水素流れを得るのに効果的な接触条件下に接触させることを含む方
法にも関する。
本発明によれば、除去される不純物はCO2、COS。
H2S5H20,AsH3、及びPH1から成る群並びにCO3,H2S、、H
2O1AsH,、及びPH,から成る群から選択される。
本発明によれば、炭化水素流れ中に存在する不純物、例えば、CO2を、炭化水
素供給物流れ中の不純物の初期量に基づいて約1.5%未満まで減少させること
ができる。
本発明の化学的吸着プロセスは、約10°F乃至約150°Fの範囲内、好まし
くは30°F乃至約120°Fの範囲内の温度、約50psig乃至約500p
sigの範囲内、好ましくは約150psig乃至約350psigノ範囲内の
圧力、及び約0.1VH3V乃至約25VH3V(7)範囲内、好ましくは約o
、 5vusv乃至約1vH3vノ範囲内の空間速度を含む接触条件で行われる
。
本発明のプロセスは、液体相の炭化水素流れから不純物を除去するために行うの
が好ましく、ここで炭化水素流れはオレフィン、飽和炭化水素、及びそれらの混
合物から成る群から選択される成分を含むのが好ましい。軽質末端オレフィンが
、C2のオレフィン及び飽和炭化水素、C3のオレフィン及び飽和炭化水素、C
3のオレフィン及び飽和炭化水素、及び02〜C4のオレフィン及び飽和炭化水
素の混合物から成る群から選択されるのがより好ましい。しかしながら、軽質末
端が、エタン、プロパン、ブタン、エチレン及びプロピレンから成る群から選択
されるのが最も好ましく、プロピレンが最も好ましい。
本発明によれば、改質アルミナ化学的吸着剤は、従来のアルミナ乾燥器の下流又
はそのような従来のアルミナ乾燥器の代わりに配置された吸着床中に充填される
。
図面の簡単な説明
第1図は後述の実施例1て生じた実験データを説明するグラフである。
第2図は実施例1で生した実験データのもう1つのグラフである。
第3図は実施例1て生じた実験データのもう1つのグラフである。
第4図は、本発明に従って軽質末端の品質を改善する方法の流れ図である。
第5図は、改質アルミナ吸着剤がアルミナ乾燥器の下流に配置された吸着床中に
充填されている本発明の方法の流れ図である。
第6図は、本発明に従って処理されたプロピレンを供給原料として使用するプロ
ピレンプロセスの流れ図である。
詳細な説明
CO2、C03SH2SSH20SA sH3、及びPH。
を含む不純物は、本発明による化学的吸着剤を使用して、液体オレフィン流れの
ような炭化水素流れから効果的に除去される。
本発明によれば、特定の化学的吸着剤が、オレフィン、例えばプロピレン、のよ
うな液体炭化水素流れから不純物を除去するのに特に有効であることが判明し、
プロピレン流れからそのような不純物を除去するのに特に有効である。
本発明の目的に対して最も好ましい化学的吸着剤は、約10rri/g乃至約3
0On(/ gの範囲内の表面積及び約0.1mL/g乃至約1mL/gの範囲
内の細孔容積を有する改質アルミナであり、そして約60rrl/gの表面積及
び約0.3fflL/g)細孔容積、並びに約401b、/ft3乃至約601
b、 /ft3の範囲内の嵩密度を有するのがより好ましく、嵩密度が約551
b、/ft3であるのが最も好ましいが、ここで、改質アルミナは約1716イ
ンチの直径乃至約3/16インチの直径の範囲内のサイズを有する球形であり、
例えば、リチウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、バリウム、及びナト
リウムから成る群から選択される金属でアルミナを含浸すること(又はリチウム
、カリウム、カルシウム、マグネシウム、バリウム、及びナトリウムから成る群
から選択される金属をアルミ゛すに施すこと)によって調製される。
本発明の目的に最も好ましい吸着剤は、アイ・シー・アイ・アメリカ(ICI
America)の1部門であるカタルコによってカタルコ59−3として市販
されている固体化学的吸着剤である。
本発明によれば、そのような化学的吸着剤は、比較的少量のそのような不純物を
除去して、本質的にそのような不純物を含まないプロピレン流れ、即ち、得られ
た精製炭化水素流れ中に約1.5%未満、より好ましくは約10ppb未満しか
不純物が存在しない流れを製造するのに特に効果的であることが判明した。
広告用の刊行物中にはカタルコ59−3は塩素化物の除去用に特別に配合された
脱塩素化触媒として開示されているので、このことは特に予想されなかった。こ
れに関して、カタルコ59=3は、主に、天然ガス及びその他の炭化水素流れか
らの吸収による反応性塩素化物の除去、水素処理触媒上における水素化に続く有
機塩素化物の除去、及び組み合わされた塩素化物/弗素化物炭化水素流れの脱ハ
ロゲン化用に使用されると記載されていた。カタルコ59−3は高い塩素化物容
量を有すると記載されており、気体状流れの塩素化物含有率を通常の検出水準以
下まで減少させる。カタルコ59−3はさらに気体流れから塩素化物を除去する
ための固体化学吸着剤として記載されている。それは、腐食又1′!下流の装置
のファイリング又はプロセス触媒の失活を防ぐ必要のある全てのドライプロセス
流れを精製するのに有用であるとも開示されている。カタルコ59−3は、塩化
アンモニウム及びHCIを含む接触改質装置のオフガスを精製してこれらの塩素
化物に関連する汚れの問題を防ぐのにも有用であると開示されている。カタルコ
59−3は、活性化アルミナのような別の生成物よりも5〜6倍高い吸収能力を
示す高容量吸着剤として記載されており、これに関連して、カタルコ59−3は
1ft3(立方フィート)当たり8.51b。
(ポンド)までの塩素化物を吸収すると開示されている。
カタルコ59−3は、特異な細孔構造と化学的に活性な表面積を有すると記載さ
れており、これは急速な塩素化物の吸収、飽和ゾーンにおいて理論的に100%
に近い塩素化物の吸収をもたらし、及び塩素化物のスリップをなくす。このよう
な開示にもかかわらず、本発明以前において、カタルコ59−3が本発明の目的
のために本明細書中で開示し請求した方法で使用されたとは信じられない。
本発明の目的に対して適する含浸用金属化合物には、リチウム、カリウム、ナト
リウム、カルシウム、マグネシウム、及びバリウムが含まれる。
本発明に従って化学的吸着剤を使用して炭化水素流れから不純物を除去する方法
は、第4図を参照すると、初期量の不純物を含む飽和炭化水素及び/又はオレフ
ィンを含む炭化水素流れ41を化学的吸着剤42と、減少した量の不純物を含む
精製されたオレフィン流れを得るのに効果的な接触条件下に、接触させることを
含む。化学的吸着剤は吸着剤床43、ゾーン、又はその他の適する容器中に含有
させるのが好ましく、好ましくはオレフィンを含む炭化水素流れは、吸着剤床と
プロセス系に適する条件下に、吸着剤床に供給される。所望により、少なくとも
1つの別の吸着剤床44(これは本質的に構造及び吸着剤含有量が同じでよい)
を設けて、吸着剤床43をラインから外す場合にそれと交換することができる。
適する接触条件には、約50乃至約500psigの範囲内、好ましくは約15
0〜350psigの圧力、約10°F乃至約150°Fの範囲内、好ましくは
30°F乃至約120°Fの範囲内の温度、及び約0.1乃至約25VtlSV
の範囲内、好ましくは約1乃至約15VH3Vの範囲内の空間速度が含まれる。
最も好ましくは液相のオレフィン流れは約5 V)ISV、約60°Fの温度、
300psigの圧力下に化学的吸着剤床に供給される。
ここで第5図を参照すると、本発明に従って化学的吸着剤を使用して不純物を除
去する方法の1つが流れ図として示されており、この流れ図は、改質されたアル
ミナ吸着剤42が少なくとも1つであるが好ましくは2つのアルミナ乾燥器55
.56の下流に配置された吸着剤床43.44中に充填されている実施態様を説
明する。所望により、スペアのアルミナ乾燥器57を設けて、アルミナ乾燥器5
5゜56の一方又は両方をラインから外すときそれらと交換してもよい。
本発明の目的に対して、実施例は気相のオレフィンを使用して行ったが、炭化水
素流れが気相ではな(液相であるとき、この試薬は同等かまたはそれ以上に有効
であると考えられる。さらに、本発明をプロピレンのようなオレフィン流れを処
理することに関して説明してきたが、実施例中で示したように、本発明の試薬は
ヘリウム及びプロピレンのような気体状流れから不純物を除去するのに有効であ
るから、本発明に従ってエチレンのような供給物も処理できる。上述したように
、液体炭化水素流れからこれらの不純物を除去することに関して、より効果的で
はないにしても、同等に有効であると予想される。
従って、本発明の試薬は液体及び気体の両方の炭化水素流れから不純物を除去す
るのに適している。
従って、一般に、本発明の方法は約106F乃至約150”Fの温度で行うこと
ができる。本発明の目的に対して使用された好ましい温度は約30°F乃至約1
20°Fの範囲内である。
同様に、本発明の化学的吸着プロセスが実施できる圧力は約50psig乃至約
500psigである。本発明の目的に対して使用され、好ましい圧力は約15
0psig乃至約350psigの範囲内に入る。
以下は、不純物を含むプロピレン流れを本発明に従って改質されたアルミナを含
む化学的吸着剤と、初期量の不純物が減少するように接触させた、本発明による
化学的吸着プロセスの詳細な説明である。
処理された軽質末端流れはポリマー級のプロピレンであった。流れの通常の分析
は以下の通りである:プロピレン: >99.5%;プロパン:<Q、5%;C
o2:< 2wppm; Co S : < 1wppm; A s H3:
<200曹ppb ;H2O:<10wpp110(ヘリウムキャリヤガス中で
)Co2とH2Sに関して行った実験は、カタルコ試薬がほとんど定量的にこれ
らの不純物を除去したこと、即ち、現在の測定技術を使用して検出可能な水準未
満まで不純物を除去したことを示した。かなりの量のCO8とAsH。
もカタルコ59−3によって除去される。
大幅に減少した量の不純物を含む精製された炭化水素流れ、即ち、軽質末端、最
も好ましくはプロピレンは、その後、例えば、ポリプロピレンを製造するための
重合プロセスにおいて処理することができ、そこではプロピレン供給原料中に存
在する不純物に対して非常に敏感な重合触媒が、プロピレン流れが本発明に従っ
て処理されていない場合よりもかなり長期間活性を保つ。
第6図を参照すると、これは、本発明に従って精製されたプロピレンが供給原料
として使用されたプロピレンプロセスを概略的に説明している。添付の図はポリ
プロピレンの製造に使用できる代表的プロセスの概略図である。
第6図においては本発明を具体化する特別な環境が描かれている。第6図におい
ては連続プロセスが示されているが、本発明は回分式の操作にも等しく適用可能
である。高純度のプロピレンの流九がライン11を通って反応器Aに供給され、
ここでプロピレンはライン12を通してチーグラー触媒とともに添加されるキシ
レンなどの希釈剤と一緒に攪拌されるが、チーグラー触媒は希釈剤中に3/1の
TiC1,/AlCl3とジエチルアルミニウムクロライドを含む。反応生成物
はライン】0を通して沈殿器(precipitator) Hに送られ、ここ
ではメタノールのような触媒失活剤がライン13を通して導入され、反応生成物
と混合されて触媒が失活される。沈殿器Bがらの混合物はライン14を通して脱
灰器(deasher) Cに送られ、ここでは接触が継続され、ここからライ
ン15を通してフィルターDに送られる。フィルター〇では、溶媒と触媒の大部
分がライン16を通して除去され、一方、濾過ケークはキシレンで再びスラリー
化され、ライン17によって中和タンクEに送られる。本発明の中和化溶液、即
ち、アルコールとアルカリ溶液、メタノールとNaメチラートはライン19を通
ってタンクEに入り、スラリー化されたポリマー粒子と攪拌され、これはその後
ライン2oを通してフィルターFに送られる。キシレン、メタノール、Naメチ
ラート、さらに触媒残渣はライン21を通して濾液とし2て除去され、脱灰され
中和されたポリプロピレンは湿った粉末として現れ、これは水洗(示されていな
い)され、その後乾燥(示されていない)されてもよい。
実 施 例
以下の実施例は本発明の詳細な説明するために与えるものであり、本発明の範囲
をこの目的のために実施例中に示した特定のものに限定するものではなく、その
ように解釈されるべきではない。
実施例1
本発明の化学的吸着剤の効果を測定するために実験を行った。ヘリウム中110
0vppのCO2を含むヘリウムを円柱状のプラスチック管に通したが、この管
は125mmの長さ、17!11111の直径を有し、球根状の端は30mmの
直径であり約32gのカタルコ59−3化学的吸着剤を含んでいた。この化学的
吸着剤は、約178インチ乃至約3/16インチの範囲内の直径、約60rrf
/gの表面積、約0.3mL/gの細孔容積、並びに約551b、/ft3の嵩
密度を有する球状形態の改質アルミナから成っていた。供給物、即ち、ヘリウム
及び流出物中のCO2含有率を、産業界で一般に使用されているフレーム・イオ
ナイゼーション・デテクター(Flame Ionization Detec
tor)に接続されたメタネーター(methanator)を含むガスクロマ
トグラフィー分析装置を使用して測定した。流出物は約1 vppmのCO2を
含んでいることが判明した。
添付の第1図乃至第3図に示されているように、本発明に従って使用された化学
的吸着剤は、He供供物物中CO□の99.5%より多くを除去したが、このと
き供給物中のCO2は145mvのシグナルであったが、流出物中のCO2は0
.7mvのシグナルであった。
本発明によれば、本発明に従って化学的吸着剤を使用して軽質末端から不純物を
除去する方法は、基礎的用途並びに応用的用途において価値があり、特に、プロ
ピレン、エチレンなどのような高純度オレフィンの製造プラントにおいて価値が
ある。
添付の図に示されているような高い能力と鋭いブレークスルー曲線は、本発明に
従って使用された化学的吸着剤が、プロセスの上流における混乱により不純物の
濃度が上昇しているときでさえも生成物の品質の一貫性を改善することを示して
いる。プロピレン中の不純物濃度を下げるために使用されている典型的処理技術
は、有機アミン及び/又は苛性溶液を使用する吸収プロセスとその後の分別及び
アルミナ乾燥器を使用する乾燥を含む。
しかしながら、そのような系は幾つかの欠点を有する。
これに関して、CO2、H2S及び類似物のような不純物は「検出不能」な水準
まで低下されない。また、上流で処理される吸収において混乱が生じた場合、不
純物の濃度がかなり上昇し、下流の処理で取り扱える容量を越えて、それにより
プロピレン生成物の品質を仕様以下にしてしまう。
これに反して、アルミナ乾燥器の下流又はそれの代わりに配置された吸着床中の
カタルコ59−3の使用は幾つかの利点を提供する。本発明によれば、カタルコ
59−3のそのような使用は、CO□及びH2Sのような特定の微量の不純物を
極めて低い水準まで減少させることによってプロピレンの品質を改善することが
判明した。さらに、カタルコ59−3は、上流の吸収処理における混乱に由来す
るより高い不純物濃度を取り扱えるかなり高い容量を有し、それによって製品品
質保証プロセスにかなりの貢献をすることが判明した。
本発明に従って化学的吸着剤を使用する炭化水素流れから不純物を除去する方法
を具体化する典型的高純度プロピレン操作においては、化学的吸着剤はアルミナ
乾燥器の下流又はそれの代わりに配置された吸着床中に充填ヘリウム中に9.2
vppmのH2Sを含む気体を、カタルコ59−3が新たに充填されている実施
例1と同じ管に通した。供給物と流出物中のH2S含有率をトレコアーアトラス
・トータル・硫黄分析機(Tracor−^tlas TotalSulfur
Analyzer)を使用して測定した。流出物中には検出可能なH2Sが発
見されず、即ち、< 0. lvppmであった。
実施例3
ヘリウム中に10.3vppmのCO8を含む気体を、実施例2で使用したのと
同じ管とカタルコ59−3に通した。供給物と流出物中のCO8含有率をトレコ
アーアトラス・トータル・硫黄分析機を使用して測定した。この実験は2日に分
けて行った。1日目には流出物は4.3vppmのCO8を含んでいることが判
明し、2日目には流出物は1、8vpplIlのCO8を含んでいることが判明
した。
実施例4
高純度のプロピレンのサンプルを蒸気化し、実施例3で使用したのと同じ管とカ
タルコ59−3に通した。供給物と流出物中のAsH3含有率をMDAアルシン
分析機(MDA Ar5ine Analyzer)を使用して測定した。供給
物は31wppbのAsH3を含み、流出物は13wppbのAsH,を含んで
いることが判明した。
本発明を特定の手段、材料、及び実施態様を参照しながら説明してきたが、これ
らから当業者は本発明の本質的な特徴を容易に確かめることができる。そして、
以下の請求の範囲に記載された本発明の精神及び範囲から離れることなく、種々
の用途及び条件に対して様々な変更及び改良を行うことができる。
、←
(社)
国
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(社)
φH
C)
(社)
・H
炭化水素流れ
手続補正書
平成5年10月 8日
1 事件の表示
国際出願番号 PCT/US921023922 発明の名称
軽質末端の品質を改良する方法
3 補正をする者
事件との関係 特許出願人
名 称 エクソン・ケミカル・パテンツ・インク4代理人
住 所 東京都千代田区永田町1丁目11番28号6 補正の対象
明細書中請求の範囲の欄を以下の通り訂正する。
「請求の範囲
1、炭化水素流れから不純物を除去する方法であって、初期量のAsH3又はP
H5不純物を含む炭化水素流れを、10乃至300rIi/gの表面積及び0.
1乃至1 ml/gの細孔容積を有する改質アルミナを含む化学的吸着剤と、減
少した量の不純物を含む精製された炭化水素流れを得るのに有効な接触条件下に
接触させることを含む、方法。
2、改質アルミナが60rd/gの表面積及び0.3ml/gの細孔容積を有す
る、請求項1の方法。
3、改質アルミナが640.6乃至960.9Kg/rI!(40乃至601b
、 /ft3)の範囲内、好ましくは880.8Kg/if (551b、 /
ft3)の嵩密度を有する、請求項1又は2の方法。
4、改質アルミナが球状であり、0.15875cm (1/16インチ)乃至
0.47625cm (3/8インチ)の直径を有する、請求項1乃至3のいず
れか1請求項の方法。
5、改質アルミナが、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシ
ウム、及びバリウム金属で含浸されている、請求項1乃至4のいずれか1請求項
の方法。
6、改質アルミナが、アルファアルミナ又はガンマアルミナを含む、請求項1乃
至5のいずれか1請求項の方法。
7、接触条件が、−12,2乃至65.6℃(10乃至150°F)、好ましく
は−1,1乃至48.9℃(30乃至120’F)の温度を含む、請求項1乃至
6のいずれか1請求項の方法。
8、接触条件が344.75乃至3447.5kPag (50乃至500pS
ig)、好ましくは1034.25乃至3413.25kPag (150乃至
350psig)の圧力を含む、請求項1乃至7のいずれか1請求項の方法。
9、接触条件が0.1乃至25VH3V、好ましくは0.5乃至1vusvの空
間速度を含む、請求項1乃至8のいずれか1請求項の方法。
10、炭化水素流れが液相である、請求項1乃至9のいずれか1請求項の方法。
11、炭化水素流れが、好ましくは2.3、又は4の炭素数を有するオレフィン
又は飽和炭化水素を含む、請求項1乃至10のいずれか1請求項の方法。
12、改質アルミナが、アルミナ乾燥器の下流の吸着剤床に充填される、請求項
f乃至11のいずれか1請求項の方法。
13、不純物が、C081H20、CO2、又はH2Sをさらに含む、請求項1
乃至12のいずれか1請求項の方法。」
国際調査報告
国際調査報告
us 9202392
S^ 59623
Claims (27)
- 1.炭化水素流れから不純物を除去する方法であって、初期量の不純物を含む炭 化水素流れを、約10m2/g乃至約300m2/gの範囲内の表面積及び約0 .1mL/g乃至約1mL/gの範囲内の細孔容積を有する改質アルミナを含む 化学的吸着剤と、減少した量の不純物を含む精製された炭化水素流れを得るのに 有効な接触条件下に接触させることを含む、方法。
- 2.不純物が、CO2、COS、H2S、H2O、及びAsH3及びPH3から 成る群から選択される、請求項1の方法。
- 3.不純物が、CO2、COS、及びH2Sから成る群から選択される、請求項 2の方法。
- 4.減少した後の不純物の量が不純物の初期量の約1.5%未満である、請求項 2の方法。
- 5.不純物がCO2である、請求項4の方法。
- 6.CO2の減少した後の量が約100wppb未満である、請求項4の方法。
- 7.改質アルミナが約60m2/gの表面積及び約0.3mL/gの細孔容積を 有する、請求項2の方法。
- 8.改質アルミナが約401b./ft3乃至約601b./ft3の範囲内の 嵩密度を有する、請求項7の方法。
- 9.嵩密度が約551b./ft3である、請求項10の方法。
- 10.改質アルミナが球形である、請求項9の方法。
- 11.改質アルミナが約1/16インチの直径乃至約3/8インチの直径の範囲 内のサイズを有する、請求項10の方法。
- 12.改質アルミナが、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネ シウム、及びバリウムから成る群から選択される金属で含浸されている、請求項 9の方法。
- 13.改質アルミナが、アルファアルミナ及びガンマアルミナから成る群から選 択されるアルミナを含む、請求項12の方法。
- 14.接触条件が約10°F乃至約150°Fの範囲内の温度を含む、請求項1 2の方法。
- 15.温度が30°F乃至約120°Fの範囲内である、請求項14の方法。
- 16.接触条件が約50psig乃至約500psigの範囲内の圧力を含む、 請求項13の方法。
- 17.圧力が約150psig乃至約350psigの範囲内である、請求項1 6の方法。
- 18.接触条件が約0.1VHSV乃至約25VHSVの範囲内空間速度を含む 、請求項13の方法。
- 19.空間速度が約0.5VHSV乃至約1VHSVの範囲内である、請求項1 8の方法。
- 20.炭化水素流れが液相である、請求項16の方法。
- 21.炭化水素流れがオレフィン及び飽和炭化水素から成る群から選択される成 分を含む、請求項14の方法。
- 22.オレフィンが、C2、C3、C4のオレフィン及び飽和物、及びC2〜C 4の混合物から成る群から選択される軽質末端である、請求項21の方法。
- 23.軽質末端が、エタン、ブタン、ブチレン、エチレン及びプロピレンから成 る群から選択される、請求項22の方法。
- 24.軽質末端がプロピレンである、請求項23の方法。
- 25.改質アルミナが、アルミナ乾燥器の下流の吸着剤床に充填される、請求項 24の方法。
- 26.COS及びH2Oから成る群から選択される不純物をアルミナ上でCO2 及びH2Sに転化すること、及び前記CO2及びH2Sを改質されたアルミナで 除去することを含む、請求項25の方法。
- 27.ポリプロピレンの製造方法であって、約0.5%未満の不純物を含むプロ ピレンを、重合反応を支持するのに適する条件下に、重合触媒上で重合すること を含む、方法。
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