JPH07500008A - 酵母プロモーター及びその利用 - Google Patents

酵母プロモーター及びその利用

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JPH07500008A
JPH07500008A JP5504150A JP50415093A JPH07500008A JP H07500008 A JPH07500008 A JP H07500008A JP 5504150 A JP5504150 A JP 5504150A JP 50415093 A JP50415093 A JP 50415093A JP H07500008 A JPH07500008 A JP H07500008A
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フアルコネ,クラウデイオ
フレール,ラインハルト
サリオラ,ミケレ
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ローン−プーラン・ロレ・ソシエテ・アノニム
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 13、組換え遺伝子の発現のための、請求の範囲1−9のいずれか1つに記載の DNA配列の利用。
14、プロモーターの各側に2つの反対の配向で挿入された組換え遺伝子の同時 発現のための、請求の範囲13に記載の利用。
15 薬剤又は農産物−食料品として興味深い蛋白質をコードする遺伝子の発現 のための、請求の範囲13及び14に記載の利用。
16 請求の範囲10−12のいずれか1つに記載の組換え細胞を培養し、生産 された蛋白質を回収する、組換え蛋白質の生産の方法。
17 薬剤又は農産物−食料品として興味深い蛋白質の生産のための、請求の範 囲16に記載の方法。
18 蛋白質が好ましくはヒト血清アルブミン又はその分子変異体の1つである 、請求の範囲17に記載の方法。
明 細 書 酵母プロモーター及びその利用 本発明は分子生物学の分野に関する。さらに具体的には、本発明は転写プロモー ター活性を有する新規DNA配列、この配列を含むベクターの発現及び異種蛋白 質などの組換え蛋白質の生産のためのその利用に関する。本発明は又、このDN A配列を含む組換え細胞に関する。
分子生物学の分野における進歩により、微生物が異種蛋白質を生産できるように それを改変することが可能になった。特に多数の遺伝的研究がE、コリ(E、c oli)バクテリアに集中した。しかしこれらの新規生産法の工業的用途は、特 にこれらの組換え微生物における遺伝子発現の効率の問題によりまだ限られてい る。かくしてこれらの生産系の性能を上げる目的で、多量の異種蛋白質の発現を 可能にする強いプロモーターを単離するための研究が行われてきた。E、コリの 場合、トリプトファン及びラクトースオペロンのプロモーターを特に挙げること ができる。
さらに最近になって、S、セレビシアエ(s、cerevisiae)酵母にお いて、解糖に関連する遺伝子由来のプロモーターに研究が集中した。特に3−ホ スホグリセレートキナーゼ、PGK遺伝子プロモーターに関する研究(Dobs on et al、、NucleicAcid Res、10,1982.26 25:Hitzemanet al、、Nucleic Ac1d Re5ea rch 1982.7791)、グリセルアルデヒド−3−ホスフエートデヒド ロゲナJ、Biol、Chem、254.1979,9839;Mustiet  al、、Gene 25,1983.133)、アルコールデヒドロゲナーゼ  1、ADH1遺伝子に関する研究(Bennentzeを挙げることができる 。
近年、組換え蛋白質の生産のための宿主細胞としてクルイベロミセス(Kluy veromyces)を用いるための遺伝的手段が開発された。K、ドロソフィ ラルム(K、droso hilarum)由来の2−ミクロン型プラスミド( プラスミドpKD1−欧州特許第241゜435号明細書)が示され、組換え蛋 白質の生産のための非常に有効な宿生/ベクター系を確立することが可能になっ た(欧州特許第361゜991号明細書)。しかしこの系で用いられるプロモー ターは最適化されていない。特に問題のプロモーターは基本的に異種のプロモー ター、すなわち特にS、セレビシアエなどの他の微生物由来のプロモーターであ る。この状況は種々の欠点を生じ、特に転写機構におけるある要素(例えばトラ ンスーアクチベーター)の不在によりプロモーター活性が制限され、調節の不在 のために宿主細胞に関するある程度の毒性が示され、あるいはベクターの安定性 に影響がある。
このような状況下で、クルイベロミセスにおける強い同種プロモーターの欠如は 、この発現系の工業的利用における制限因子となっている。
omyces 1actis)ゲノムにおける転写プロモーターを有する領域を 同定し、クローニングし、配列決定した(図1を参照)。さらに具体的には、こ の領域はアルコールデヒドロゲナーゼIVをコードするに、ラクチス ADH4 遺伝子(KIADH4)のプロモーターに対応する。この領域又はその誘導体あ るいはフラグメントは、クルイベロミセス属の酵母における組換え蛋白質の生産 のために非常に有効に用いることができる。この配列は他の宿主生物の場合にも 用いることができると理解される。
さらに得られたクルイベロミセスゲノムの領域の分析により二方向プロモーター 活性を示すことができた。この観察は、図1により示される領域の相補鎖も、他 の配向で作用するプロモーター活性を有することを示す。
さらに、得られたプロモーター活性のもうひとつの利点がその調節性にある。そ の結果、利用の条件に依存して(培地、株)、プロモーターの活性を調節するこ とができ、従って組換え遺伝子の発現を開始又は抑制することができる。
得られたプロモーター領域のもうひとつの利点はグルコースによる抑制の不在に ある。これはエタノールにより誘導され、グルコースにより抑制されないへ旦旦 遺伝子由来のプロモーターの最初の例を与えるので、この結果は驚(べき結果で ある。実際S、セレビシアエの場合、ADHl遺伝子が種々の非−発酵性炭素源 (グリセロール、エタノール、ラクトース、ピルビン酸塩)に対して発現される が、KIADH4と対照的にこの遺伝子の発現は培地にグルコースが添加される と非常に強く抑制(1981)355)。同様に、アスペルギルス ニズランス (Δ互2ergillus n1dulans)においてアルコールデヒドロゲ ナーゼ ■をコードするalcAの発現は、エタノールにより誘導されるがグル コースによる抑制に感受性である(Falenbok、J。
Biotechnol、よヱ(1991)11)。
従って本発明の主題は、図1に示す配列又はその相補鎖あるいはこれらの配列の 誘導体の全体又は一部を含み、転写プロモーター活性を有するDNA配列にある 。
本発明で用いられる意味において誘導体は、図1に示す配列から構造的改変(突 然変異、欠失、置換、付加、フラグメント化など)により得られ、プロモーター 活性を保持しているいずれの配列も意味すると理解する。特に突然変異は1個又 はそれより多いヌクレオチドを含むことができ、付加及び/又は置換は調節要素 あるいは“UAS”領域などのアクチベーター領域を含むことができる。
誘導体が製造される場合、その転写プロモーター活性は数通りの方法で示すこと ができ、特に耐性遺伝子又は相補性マーカーを研究中の配列の制御下に置くこと により示すことができる。当該技術分野において既知の他のいずれの方法もこの 目的に用いることができるのは明らかである。
本発明に従う誘導体の例としてさらに具体的には1、図2に配列を示す約500 −bpのSacI−BamHIフラグメント又は図3に配列を示す約700−b pのSa l 1−Hlnd T I 17ラグメント、あるいは図1に示す配 列に相補的な鎖のヌクレオチド1及び723により区切られるフラグメントに対 応する約700−bpのBglII−3ac■フラグメントを含むプロモーター を挙げることができる。
これらのプロモーターの構築は実施例に詳細に記載する。
図1に示す配列は、S、セレビシアエ ADH2構造遺伝子に由来する異種プロ ーブを用いてクルイベロミセス ラクチスの全ゲノムDNAをスクリーニングす ることにより得た約8−kbのBamHIフラグメントから得た。実際に出願人 は、S、セレビシアエ遺伝子に対応する異種プローブを用いたハイブリッド形成 によりクルイベロミセスにおけるプロモーター領域をクローニングすることが可 能であることを示した。
配列のクローニングの詳細は実施例に示す。その後本発明の誘導体を実施例に記 載の通りに、これらの配列から調製することができる。
この組換えDNAは、例えば図1に示すプロモーター配列又はその誘導体を含む ことができ、その中に制限部位が挿入され、“ポータプル”プロモーターとして この配列の利用を容易にする。
この組換えDNAはさらに1個又はそれより多い構造遺伝子を含むのが好ましい 。これらは特に薬剤又は農産物−食料品として興味のある蛋白質をコードする遺 伝子であることができる。例えば酵素(特にスーパーオキシドジスムターゼ、カ タラーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、アミダーゼ、キモシン等)、血液誘導体(血 清アルブミン、アルファー又はベーターグロブリン、因子VIII、因子IX、 フォンビルプラント因子、フィブロネクチン、アルファ1−アンチトリプシン等 )、インスリン及びその変異体、リンホカイン(インターロイキン、インターフ ェロン、コロニー刺激因子[G−C3F、GM C3F、M−C8F等]、TN F、TRF等)、成長因子(成長ホルモン、エリトロポイエチン、FGF、EG F、PDGF、、TGF等)アポリポ蛋白質、ワクチン生産のための抗原性ポリ ペプチド(肝炎、サイトメガロウィルス、エプスタイン−パール、ヘルペス等) 、あるいは別の場合、ポリペプチドの融合体、例えば特に安定化部分に融合され た活性部分を含む融合体(例えばアルブミン又はアルブミンフラグメントとウィ ルスレセプター又はウィルスレセプターの一部[CD4など]の間の融合体)を 挙げることができる。
組換えDNAは該構造遺伝子の発現産物の分泌を可能にするシグナルも含むのが さらに好ましい。これらのシグナルは問題の蛋白質の天然の分泌シグナルに対応 することができるが、異なる供給源からのものであることもできる。特に酵母属 に由来する分泌シグナル、例えばキラー毒素(Stark and Boycl 、 EMBOJ、 5 (1986)1995)又はアルファフエoモン(Ku r jan and Hersルを用いることができる。
本発明の特定の態様の場合、組換えDNAは発現プラスミドの一部を形成し、そ れは自律複製性又は組み込み性であることができる。
特に自律複製性ベクターは選ばれた宿主中で自律複製を行う配列を用いて得るこ とができる。特に酵母の場合、これらはプラスミド(p KDl、2μ等)又は 別の場合染色体配列(AR3)に由来する複製起点であることができる。
組み込みベクターは、特に宿主ゲノムのある領域に相同の配列を用い、相同的組 換えによるベクターの組み込みを可能にすることにより得ることができる。
本発明の他の主題は、上記で定義したDNA配列を含む組換え細胞に関する。
細胞は酵母から選ばれるのが有利であり、タルイベロミセス属の酵母から選ばれ るのがより好ましい。しかし本発明は本発明のプロモーター領域が活性であるす べての組換え細胞を含むと理解される。
これらの細胞は、異種DNAの細胞中への導入を可能にするいずれの方法によっ ても得ることができる。そのような方法は特に形質転換、エレクトロポレーショ ン又は当該技術における熟練者に既知の他のいずれの方法であることもできる。
本発明のもうひとつの主題は、上記で定義した配列の、組換え遺伝子発現のため の利用に関する。
実施例に示す通り、本発明のDNA配列は実際に多量の組換え蛋白質の生産を可 能にする。
さらに本発明の配列の二方向プロモーター活性により、特に有利な利用が可能に なる。特にこれらの配列を用いて数個の組換え遺伝子を、2つの反対の配向で同 時に発現することができる。
有利なことに本発明は、プロモーターの各側に挿入された2個の組換え遺伝子を 2つの反対の配向で同時に発現するための、上記で定義された配列の利用に関す る。
有利なことに本発明の配列は、薬剤又は!11産物−食料品として興味のある蛋 白質をコードする遺伝子の発現に用いることができる。例えば上記の蛋白質を挙 げることができる。
本発明は、その方法に従って上記で定義した組換え細胞を培養し、生産された蛋 白質を回収する組換え蛋白質の生産法の実行も可能にする。
蛋白質の例として上記の蛋白質を挙げることができる。
本発明の方法はヒト血清アルブミン又はその分子変異体の1つの生産に適用する のが好ましい。アルブミンの分子変異体は、アルブミンの多型性から得られる天 然の変異体、切断型又はアルブミンに基づくハイブリッド蛋白質を意味すると理 解される。
さらに本発明の特に有利な特徴は、プロモーターの活性を調節できることにある 。出願人は実際に、プロモーター活性がエタノールにより特異的に誘導されるこ とを示した。この目的の場合、誘導エタノールは培地に直接添加することができ 、あるいは培地中に導入される炭素源から発酵に関するその能力に従い宿主細胞 により細胞内で生産することもできる。従って調節はい(つかの条件下で得るこ とができるニーエタノールではなく、細胞によりエタノールに変換することがで きない炭素源を含む培地中で組換え細胞を培養することによる。この場合プロモ ーターの活性はエタノールを培地に添加することにより誘導される。
例えばに、ラクチス2359/152及びに、ラクチスMW98−8Cの場合、 細胞がグリセロールを含む培地上で培養されるとKIADH4プロモーターは不 活性であるが、エタノールの添加後に誘導される。
−又は発酵可能な炭素源(例えばグルコース)を含む培地中で、発酵代謝に関す る欠失を有し、その結果この炭素源からエタノールを生産することができない組 換え細胞を培養することによる。この場合、プロモーターの活性は培地へのエタ ノールの添加、又は欠失段階より下流の段階に関与し、該欠失にかかわらずエタ ノールへの代謝が可能な別の発酵性糖の添加により誘導される。例えばrag2 突然変異を有し、その結果ホスホグルコースイソメラーゼ活性を持たない株を用 いることができる。
この場合、KIADH4プロモーターはグルコース培地上で不活性であり、エタ ノール又はフルクトースの添加によりプロモーターの活性を誘導することができ る。
本発明の他の利点は、以下の実施例を読んで明らかになるであろう。
実施例は例示であり、制限ではないと考えるべきである。
bフラグメントのヌクレオチド配列。
図2=ベクターpP4−15Kab中の切断KIADH4プcrモー9−に対応 する約0.5−kbのSacI−BamHIフラグメントのヌクレオチド配列。
図3=ベクターpYG129及びpYG130中の切断KIADH4プロモータ ーに対応する約0.7−kbの5alI−HindIIIフラグメントのヌクレ オチド配列。
図4=プラスミドp6−4−98の線図及びプラスミドp6−2200−2及び pP4−33の構築。
図5=プラスミドpSK−Kan401の線図及びプラスミドpP4−Kan及 びpP4R−Kanの構築。
図6:プラスミドpP4−GUS及びpSK−GUSの構築及び図。
図7ニプラスミドpKan707の線図及びファージM13誘導体pYG64及 びpYG65の構築。
図8ニブラスミドpYG69及びpYG70の構築及び図。
図9ニブラスミドpYG72の構築及び図。
図10ニブラスミドpYG404の線図及びプラスミドpYG404△Hの構築 。
図11=プラスミドpYG128の構築及び図。
図12ニブラスミドpYG131及びpYG132の構築及び図。
図13=プラスミドpP4−15Kan及びpP4−60Kanの構築及び図。
図14・プラスミドpYG129及びpYG130の構築及び図。
図15 実施例7.1.2に記載の案に従って染色され、プラスミドpP4−G USを用いて形質転換された株MW98−8Cにおけるβ−グルクロニダーゼ活 性の発現を示す本来のポリアクリルアミドゲル(5%)(線1−6が6個の独立 したクローンに対応する)。プラスミドpSK−GUS (標準)を用いて形質 転換された株MW98−8Cから得た結果は線Cに示される。
図16=クーマシーブルーを用いて染色した後の、ベクターpYG132を用い て形質転換された株MW98−8Cからのヒト血清アルブミンの分泌を示す8. 5%5DS−ポリアクリルアミドゲル。列a−Cには、標準として用いたヒト血 漿(S i gma)から抽出されたアルブミンを濃度を増加させてスポットし た(列島たり0.5.1.0及び1.5μg)。他の列は実施例7、2.1に記 載の培地から得た25μmの培養上澄み液に対応する。Glu、グル:+ −7 ,: G 1 u/E t OH,グルコース/エタノール; G I M、グ リセロール;Gly/EtOH,グリセロール/エタノール。
図17・クーマン−ブルーを用いて染色した後の、ベクターpYG132を用い て形質転換された株CB5293.91からのヒト血清アルブミンの分泌を示す 8,5%5DS−ポリアクリルアミドゲル。列a−Cには、標準として用いたヒ ト血漿(S i gma)から抽出されたアルブミンを濃度を増加させてスポッ トした(列島たり0.5.10及び1.5μg)。他の列は実施例7、2.1に 記載の培地から得た25μlの培養上澄み液に対応する。Glu、グルコース;  G 1 u/E t OH,グルコース/エタノール; G I Y、グリセ ロール; G I Y/E t OH,グリセロール/エタノール。
図18:クーマシーブルーを用いて染色した後の、ベクターpYG130を用い て形質転換された株CB5293.91からのヒト血清アルブミンの分泌を示す 8,5%5DS−ポリアクリルアミドゲル。列a−Cには、標準として用いたヒ ト血漿(S i gma)から抽出されたアルブミンを濃度を増加させてスポッ トした(列島たり0.5.1,0及び1.5μg)。他の列は実施例7°2.1 に記載の培地から得た25μlの培養上澄み液に対応する。Glu、グルコース :G1u/EtOH,グルコース/エタノール。
表1:全KIADH4プロモーター(1,2−kbフラグメント、BgIII− BamHIフラグメントの形態[pP4−Kan、pP4R−Kan及びpP4 −GUSコ、又は5ail−HindIIIフラグメントの形態[pYG131 及びpYG132])を用いて行った種々の構築のまとめ。
0.5−kbのSacl−BamHIフラグメント[pP4−15Kan] ; 図1に示すヌクレオチド配列の位置1−723に対応する0、7−kbのBgl II−3acI7ラグメント[pP4−60Kan] ;図3にヌクレオチド配 列を示す0.67−kbの5alI−HindIIIフラグメント[pYG12 9及びpYG130] )を用いて行った種々の構築のまとめ。
表3・KIADH4遺伝子の発現の調節の研究。実施例5に記載の案に従って示 されるADHIV酵素活性の存在又は不在は、記号子又は−により示す。
一般的クローニング法 プラスミドDNAの塩化セシウム/エチジウムプロミド勾配遠心、制限酵素を用 いた消化、ゲル電気泳動、アガロースゲルからのDNAフラグメントの電気溶出 、E、コリ中における形質転換などの分子生物学の標準的方法は文献に記載され ている(Maniatis et al、。
”Mo1ecular Cloning:a LaboratoryManua l”、Co1d Spring Harbor Laboratory、 Co 1d Spring Harbor、 N、 Y、 、 1986:Au5ub el et al、、(eds、)、”CurrentProtocols i n Mo1ecular Biology+。
John Wiley & 5ons、New York 1987)。
オリゴヌクレオチド一部位特定試験管内突然変異誘発を、Tay ] 。
r et al、(Nucleic Ac1ds Res、1旦(1985)8 749−8764)に記載の方法に従い、Amershamから得たキットを用 いて行う。Sanger et al、(Proc。
Nat 1.Acad、Sci、USA、74 (1977)5463−546 7)に記載のジデオキシ法に従い、ヌクレオチド配列決定を行う。
特定のDNAフラグメントの酵素増幅は、Mullis and Faloon a (Meth、Enzym、、15旦(1987)335−350)及び5a iki et al (Science 23旦(1985)1350−135 4)に記載の条件下で“DNA熱サイクラ−”(Perkin Elmer C etus)を用い、製造者の勧告に従ったPCR反応(ポリメラーゼ−触媒連鎖 反応)により行う。
種々のクローニング段階及び発現ベクターの構築において以下のプラスミドを用 いた。
一置換ベクター ラムダ−L47:Loenen and Brammar、G ene 10(1980)249−259;−プラスミドpBR322(Pha rmac ia、Uppsa la。
Sweden)ニ ープラスミドpTZ19 (Pharmacia、Uppsala、Swede n)ニ ープラスミドpSK−Kan401:Chen and Fukuhara、G ene 69 (1988)181−192;−プラスミドpBI221 (C 1ontech Laboratories、Pa1o Alto、CA、US A)ニープラスミドpBCSK+/−(Stratag6ne、La J。
] 1 a、CA、USA): −プラスミドpYG404 (欧州特許第361.991号明細書)。
−プラスミドpKan707 (欧州特許第361.991号明細書)。
−バクテリオファージM13mp7:Messing et al、。
以下の株を本発明のプロモーターのクローニング、構築及び利用に用いた。
−K ラクチスCB52359/152 (No、CB5289.91)−K  ラクチスMW98−8C(No、CB5579.88)−に、ラクチスCB52 93.91゜ ルイベロミセス ラクチスCB52359/152の全ゲノムDNAのライブラ リをスクリーニングすることにより、図1に示す配列を得た。
さらに特定するとライブラリは、K、ラクチスCB52359/152DNAを 置換ベクターラムダ−L47のBamHI部位において酵素5au3Aを用いて 部分的に消化した生成物をクローニングすることにより得た。ハイブリッド形成 に用いたプローブは、最初の70bp以外のS、セレビシアエ ADH2構造遺 伝子のコード領域を含む980−bpのEcoRV−BamHIフラグメント( プローブA)である。このフラグメントはpBR322,ADR2,BSaと名 付けられたプラスミドから酵素的消化により得た(Williamson et  al、。
Ce11 23(1981)605−614;Ru5sell etal、、J 、Biol、Chem、258 (1983)605614;Ru5sell  et al、、J、Biol、Chem、258(1983)2674−268 2)。
それにより約8−kbフラグメントが単離され、それをプラスミドpBR322 のBamHI部位でサブクローニングし、プラスミドp6−4−98を生成する (図4)。このプラスミドに運ばれるBamHI挿入片をその後制限酵素を用い てマツピングし、プローブAならびにプラスミドpBR322,ADR2,BS aの約1100−bpのBamHI−EcoRVフラグメントに対応する第2の プローブ(プローブB)を用いた分別ハイブリッド形成(differen、t ial hybridisation)によりKIADH4遺伝子のプロモータ ー領域をこのフラグメント上で位置決定した。
第2段階で、プラスミドp6−4−98を酵素HindlIIで消化し、2.2 −kbフラグメントを単離した。その後このフラグメントを標準的方法により精 製し、プラスミドpTZ19のHind11部位でサブクローニングし、プラス ミドp6−2200−2を生成した(図4)。サブクローニングされたフラグメ ントの分析により、それがKIADH4遺伝子の最初の14コドン、ならびにそ の上流に位置する発現を調節する要素を含む領域を含むことが明らかにされる。
Bg111部位及びATG翻訳開始コドンにより区切られた部分(約1.2−k bフラグメント)を連鎖停止法(Sange r e t a 1.。
Proc、 Nat、 Acad/Sc i、 74 (1977) 5463 )を用いて配列決定した。このフラグメントの配列を図1に示す。
BamHI制限部位を、プラスミドp6−2200−2に存在する2、2−kb のHindlII7ラグメント中に、KIADH4遺伝子のATGコドンに対し て−16の位置で挿入することによりポータプルプロモーターを製造した。
この部位を挿入することにより、KIADH4プロモーター領域を排他的に含む 1.2−kbのBgl I I−BamHIフラグメントを生成することが可能 になる。それは又、発現することが望まれているいずれの遺伝子も、それによっ て得たプロモーターの下流に導入することができるようにする。
ダブルプライマー法(Sambrook、Fr1tsch、Maniatis、 Mo1ecular Cloning Laboratory Manual、 Co1d Spring Harbor LabPress、1989)を用い た特定部位の突然変異誘発により、KIADH4遺伝子の翻訳開始部位(ATG )に対して−16の位置にBamH1部位を導入した。この突然変異誘発に用い た合成オリゴデオキシヌクレオチドの配列を下記に示す。生成されたBamHI 部位に下線を施し、ATGをイタリックで示し、星印は最初の配列に対して改変 された塩基を示す。IS=最初の配列;MS=改変配列。
それにより得たプラスミドをpP4−33と呼ぶ(図4)。
表1はこの実施例に記載する構築をまとめたものである。
3.1.aph遺伝子の発現のためのベクターの構築ニブラスミドpP4−33 のDNA (実施例2を参照)をBglII及びBamHIで消化し、KIAD H4プロモーターを含む1.2−kbフラグメントを生成した。その後、発現さ れると酵母にジエネチシン(geneticin)耐性(G418)を与える( Jimenezand Davies、ref)アミノグリコシド3″−ホスホ トランスフェラーゼ(I)(Oka et al、、J、Mo1.Biol。
147 (1981)217)をコードする見且亘レポーター遺伝子の上流のそ れ自身のプロモーターの前で、プラスミドpSK−Kan401のBamHI部 位にこのフラグメントを導入する。E、コリ中で増幅した後、挿入片の配向が異 なる2個の組換えプラスミドを得る。プラスミドpP4−Kanの場合、1.2 −kbフラグメントは且且亘遺伝子に関してADH4の関係で観察された配向と 同一の配向であり、プラスミドpP4R−Kanの場合は反対の配向である(図 5を参照)。
3.2.GUS及びaph遺伝子の発現のためのベクターの構築ニブラスミドp P4R−Kanを用い、それぞれのプロモーターを奪われた2個の異種遺伝子が 1.2−kb KIADH4プロモーターの各側に置かれた発現ベクターを構築 した。さらに特定すると、用いた異種遺伝子はニ ーその発現がG418耐性を与えるaph遺伝子、及び−その発現を酵素反応に より示すことができるE、コリ β−グルクロニダーゼ遺伝子(GUS遺伝子) である。
この構築を行うために、プラスミドpP4R−KanをEcoRI及びBamH Iで消化した。別に、E、コリβ−グルクロニダーゼ遺伝子をプラスミドpBI 221から、2.1−kbのBamHI−EcoR■フラグメントの形態で単離 した。その後後者を、記載の通りにして直鎖化したプラスミドpP4R−Kan 中に連結により導入し、ブラスミを有するプラスミドpBI221に由来する2 、1−kbのBamHI−EcoRI7ラグメントを、前以てBamHI及びE coRIで消化したプラスミドpSK−Kan401中に挿入することにより、 標準プラスミドを製造した。それにより得たプラスミドをpSK−GUSと呼ぶ (図6)。この構築物は、1.2−k bのKIADH4プロモーターの不在に よってのみプラスミドpP4−GUSと異なる。
3.3.ヒト血清アルブミン(HSA)をコードする遺伝子の発現のためのベク ターの構築・ ヒト血清アルブミンの発現のための種々のベクターを構築するためにプラスミド pYG404 (欧州特許第361.991号明細書を参照)の誘導体を製造し 、それは 一酵母レプリコン(天然のプラスミドpKD1の実際の全配列)、A)をコード する遺伝子、HSAをコードする構造遺伝子の前にS。
セレビンアエ PGK遺伝子の直上流領域に対応する250ヌクレオチドの配列 がある、 一ジエネチシン(C;418)耐性を酵母に与えるaph遺伝子、及び−E コ リに関するレプリコン及び選択マーカー(アンビンリン耐性を与えるbla遺伝 子)を含む。
pYG404△Hと名付けられたこのプラスミドは、1遺伝子中に置かれたHi ndI I I部位が特定部位の突然変異誘発により破壊されたことによっての みpYG404と異なる。この改変によりプラスミドpYG404△H中に5a lI−HindIIIフラグメントの形態で存在するLAC4プロモーターを、 やはりSa l 1−Hlnd I Iフラグメントの形態でポータプルプロモ ーターとして構築されたKIADH4プロモーターの異なる変異体で置換するこ とが可能になる。
3、3.1.プラスミドpYG404△の構築(図7−10):クローニングベ クターpYG404中のHindl I 1部位の欠失を行うために、種々の段 階のサブクローニングを行い、中間構築物であるpYG72 (図9)を得た。
このベクターはプラスミドpKan70711部位と共に除去されている。この 部位に特定部位の突然変異誘発を行うために、aph遺伝子を有する1、3−k bのPstlフラグメントをプラスミドpKan707からバクテリオファージ M13mp7中にサブクローニングし、ベクターpYG64 (図7)を得た。
以下のオリゴデオキシヌクレオチド:5’−GAA ATG CAT AAGC TCTTG CCA TTCTCA CCG−3’を用いた特定部位の突然変異 誘発(一般的クローニング法を参照)によりHindIII部位を破壊し、ロイ シン185をコードするトリプレットCTTをトリプレットCTCで置換した。
この変更は得られる蛋白質配列を改変しない。得られたプラスミドはpYG65 と呼んだ(図7)。プラスミドpYG72の構築のために、ベクターpKan7 07のバクテリアレプリコンを含む部分を、酵素EcoRIを用いた消化及びT 4 DNAリガーゼを用いた再環状化により単離し、中間プラスミドpYG69 を生成した。後者に存在するaph遺伝子を含むPstIフラグメントを、その 後プラスミドpYG65に由来する突然変異した同等フラグメントにより置換し た。この構築物をpYG70と呼んだ(図8)。EcoRI及びSac 1部位 により結合されたpKDlの4.7−kb配列を、その後このベクターに導入し 、pYG72を得た(図9)。
ベクターpYG404△Hは、プラスミドpYG404 (欧州特許第361. 991号明細書)に由来する発現カセットを5alI−Sac■フラグメントの 形態でpYG72の対応する部位に挿入することにより得た(図10)。
3、3.2. ポータプルKIADH4プロモーター[5alI−HindIr I]の構築(図11)ニ プラスミドpP4−33 (実施例2)に由来するBgllI−BamHIフラ グメント上のKIADH4プロモーターを以下の方法で改変し、それをプラスミ ドpYG404△Hに由来する発現ベクターにおいて用いるために適応させた プラスミドpP4−33を酵素Bglll及びBamHIで消化し、続いてムン グビーンヌクレアーゼ(mung bean nuc I ease)で処理し 、末端を平滑化した後、KIADH4プロモーターを有するl、2−kbフラグ メントをアガロースゲルから単離し、前以て酵素CIaIで直鎖化し、ムングビ ーンヌクレアーゼならびにコラジアルカリ性ホスファターゼ(CI P)で処理 したベクターpBCSK+(Stratagene、La Jolla、CA、 USA)中にサブクローニングした。この方法で得たプラスミド(pYG128 、図11)は、KIADH4プロモーターを1.2−kbのSa I 1−Hl nd IIIフラグメントの形態で単離することを可能にする。
3、3.3.ベクターpYG131及びpYG132の構築(図12)発現ベク ターpYG404△H(実施例3.3.1. )を酵素5alI及びHindI IIで消化すると、LAC4プロモーターを上記のKIADH4プロモーターで 置換することができるようになる。
このクローニングを行うために、pKD1部分及び選択マーカーを含む8.7− kbのSal 1−HlndI I Iフラグメント、ならびにブレブローH5 Aをコードする遺伝子を有する1、9−kbのHindIr 1−HlndI  I IフラグメントをベクターpYG404ΔHから単離し、プラスミドpYG 128に由来し、KIADH4プロモーターを有する1、2−kbのSa l  1−Hlnd I I Iフラグメントの存在下で連結した。2個のプラスミド をこの方法で得たニーpYG131 (図12)、発現することが望まれている いずれの遺伝子もKIADH4プロモーターの制御下で1個のHindl 11 部位に挿入することを可能にするクローニングベクターに対応、及び−pYG1 32 (図12) 、Hind I I 1部位ニ導入すレタフレフローH5A 遺伝子を含む以外はプラスミドpYG131と同一。
表2はこの実施例に記載の構築をまとめたものである。
4.1.aph遺伝子の発現のためのベクターの構築プラスミドpP4−Kan 及びpP4R−Kan(実施例3.1. )を用い、縮小形態(reduced  form)のプロモーターを含む構築物を製造した。この目的のために、プラ スミドpP4−Kan及びpP4R−Kanを図3に記載の略図に従って酵素S ac Iで消化し、その後連結した。
この操作により以下が可能になった 一aph遺伝子の反対側に位置する約17−kbのSac Iフラグメントの、 プラスミドpP4−Kanからの切り出し。従って得られたプラスミド(pP4 −15Kan)において見且九遺伝子は、ADH4に関連して観察される配向と 同一の配向で、図2に配列を示す05−kbのSacI−BamHIフラグメン トに対応する縮小プロモーターの制御下にある。
−aph遺伝子の反対側に位置する約0.5−kbのSac Iフラグメントの 、プラスミドpP4R−Kanからの切り出し。従って得られたプラスミド(p P4−60Kan)においてaph遺伝子は、図1に示す配列の一部を形成する 0、7−kbのBgl I l−3acIフラグメント(ヌクレオチド1−72 3)に相補的な鎖に対応する縮小プロモーターの制御下にある。
4.2.プレプロ−H3A遺伝子の発現のためのベクターの構築=4、2.1. ポータプル切断KIADH4プロモーター[5all−HindIII]の構築 (図14)・ プラスミドpP4−33に由来し、全KIADH4プロモーターを有する1、  2−k bのBgl I I−BamHIフラグメントの切断誘導体を、図1に 示す配列の位置541のBsmA1部位とA D H4遺伝子のATGに関して −16の位置のBam81部位の間に位置するこのプロモーターの一部を酵素増 幅(PCR)することにより得た。PCR反応に用いたオリゴデオキシヌクレオ チドは以下であったー−5’−GGGGTCGACGCGAGACAACACT ATTGTGAG−3’、上記のBsmA1部位の直上流に5alI部位(下線 の配列)を導入、及び 一5’−GGGAAGCTTTGTGTTGTTGATGGGGGAG−3′、 構築物pP4−33中に存在するBamHI部位をHindIII部位(下線の 配列)で置換。
4、2.2.ベクターpYG129及びpYG130の構築:PCRによって得 た672−bpフラグメントを酵素5ail及びHindI I Iで消化し、 アガロースゲルから精製し、pKD1部分及びベクターpYG404△Hに由来 する選択マーカーを含む8.7−kbのSa I 1−HlndI I Iフラ グメントと連結した。この連結は、同ベクターから単離したプレプローHSAを コードする遺伝子を有する1、9−kbのHindll 1−HlndI I  Iフラグメントの存在下で行った。この方法で2つのフラグメントが得られたニ ーpYG129 (図14)、発現が望まれているいずれの遺伝子も、切断KI ADH4プロモーターの制御下で1個のHind111部位に挿入することを可 能にするクローニングベクターに対応、及び−pYG130 (図14)、それ がHindI I 1部位に導入されたブレプローH5A遺伝子を含む以外はプ ラスミドpYG129と同一。
に対応する約0.7−kbの5alI−Hindl I I7ラグメントのヌク レオチド配列を図3に示す。
5/ KIADH4遺伝子の発現の調節の研究この研究は、株に、ラクチスMW 98−8C及びに、ラクチス2359/152を用いて行った。
株MW98−8 Cは、ホスホグルコースイソメラーゼ(PC上)をコードする 遺伝子に関する突然変異(rag2)の故のRag2−表現型を有し、そのため グルコース培地上でエタノールを生産できない。株2359/152はRag2 +である。
Lutstorf及びMegnet (Archiv、Biochem。
Biophys、126 (1968)933)により記載の方法を用いてAD HIV活性を示すことにより、ADH4プロモーターの活性を種々の培養条件下 で測定した。得られた結果を表3にまとめる。
これらの結果は、KIADH4プロモーターの活性が特異的にエタノールにより 誘導され、グルコースの不在により抑制解除されないことを示す。実際に我々は 、驚くべきことにS セレビシアエ ADH2又は抑制されないことを見いだし た(表3)。誘導エタノールは培地に添加するか、又はグルコースあるいはフル クトースなどの炭素源の発酵により細胞内で生産することができる(表3)。
我々は、解糖に含まれる遺伝子が突然変異し、そのためにグルコースからエタノ ールを生産することができない株を、本発明のベクターの発現のための宿主とし て用いることが有利であることも示した。実際にホスホグルコースイソメラーゼ をコードする遺伝子が欠失しているMWすることにより行われる。
さらに我々は驚くべきことに、株CB52359/152及びMW98−8Cに おいて、単一の炭素源としてグリセロールを含む培地中でKIADH4プロモー ターが不活性であることを見いだした。この結果は、グリセロールを含む種々の 非−発酵性炭素源上で活性なS、セレビシアエ アルコールデヒドロゲナーゼI I遺伝子(ADH2)のプロモーターに関する知見と異なる。
従ってこれらの結果は、CB52359/152などのいくつかの株は、Rag ”表現型を有していても、KIADH4プロモーターの発現の調節を可能にする ことを示す。単一の炭素源としてグリセロールの存在下で培養される細胞は、そ の遺伝子がKIADH4プロモーター(非−誘導プロモーター)の制御下にある 蛋白質を生産しないが、培地にエタノールを添加することによりこの蛋白質の生 産を誘導することができる。
6/ クルイベロミセスの形質転換 DNAを酵母に導入することができる種々の方法を用いることができる。
用いる種々のクルイベロミセス株は、全細胞を酢酸リチウム及びポリエチレング リコールの存在下でIto et al、(J、Bacte処理することにより 形質転換するのが有利である。エチレングリコール及びジメチルスルホキシドを 用いるDurrens et al。
(Curr、Genet、1旦(1990)7)により記載の形質転換法も用い ることができる。例えばKarube et al、(FEBS Letter s 182 (1985)90)により記載の方法に従ってエレクトロポレーシ ョンにより酵母を形質転換することも可能である。
別の案も欧州特許出願第361.991号明細書に詳細に記載されている。
7/ 組換え蛋白質の生産のための発現ベクターの利用7.1.バクテリア蛋白 質の生産・ ?、1.1. アミノグリコノド3′−ホスホトランスフェラーゼ(I)の生産 : 発現プラスミドpp4−Kan及びpP4R−Kan (実施例3.1)及びク ローニングプラスミドpSK−Kan401 (標準)を用い、Kラクチス酵母 MW98−8Cを形質転換した。pP4−Kan及びpp4R−Kanを用いて 形質転換された細胞は、2%のエタノール及び200−400μg/mlの範囲 の投薬量のンエネチシンを含むYPD培地(酵母抽出物Log/l:ペブトン2 0g/l;グルコース20g/l)中でG418耐性を有するが、プラスミドp SK−Kan401を用いて形質転換された細胞はンエネチンンに感受性である 。
この結果は。
一プラスミドpP4−Kan及びpP4R−Kanを用いて形質転換さ1.2− kbフラグメントが実際に機能的プロモーター活性を有することを示し、 一見旦互遺伝子が両構築物中で、すなわちKIADH4プロモーターを含む1. 2−kbのBamHI−Bgl I Iフラグメントの配向に無関係に発現され たので、従ってこのフラグメントが実際に二方向プロモーター活性を有すること を示す。
形質転換の後、プラスミドpP4−15Kan及びpP4−60Kanは、2% のエタノール及び200μg/mlより多い投薬量のジエネチシンを含むYPD 培地中で培養された株MW98−8Cにジエネチシン耐性を与える。
この結果は、1.2−kbフラグメントにより運ばれるKIADH4プロモータ ーの活性誘導体がフラグメント化により得られたことを明確に示している。それ はこのプロモーターの二方向活性を確証している。
71.2 β−グルクロニダーゼの生産(図15)・プラスミドpP4−GUS 及びpSK−GUS (実施例3.2)を用いてに、ラクチス株MW98−8C (ura31ysA argA)を形質転換し、アルギニン(20mg/l)及 びリジン(30mg/l)を補足したSD合成培地(“酵母窒素ベースW10ア ミノ酸“領37%、グルコース2%)上でウラシルに関するプロトトロフィー( pr。
totrophy)に関して組換え細胞を選択した。
組換え細胞をYPD (10ml)中で定常期まで培養した。その後細胞を、E ppendOrf管中でガラスピーズを用いて破り(ruptured)、遠心 し、上澄み液を非−変性条件下でミニゲル(minige+)(5%アクリルア ミド)電気泳動により分析した。用いたケル及び緩衝液はWilliamson  et al、(Nature283 (1980)214−216)に記載さ れている。
20−40μgの蛋白質に相当する試料をアクリルアミドゲル(5%)電気泳動 により分離した。移動は4°Cで20mAの電流下にて60分間行った。
5mg/mlのジメチルホルムアミド中に50mM Na2HP○4pH7,0 及び50 u g/m Iの5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリルグルクロ ニド(X−Glu)を含む染色液中にゲルを浸すことにより、β−グルクoニダ ーゼ活性を示す(Jefferson R,A、。
ゲルはバンドが分離されるまでこの溶液中で37°Cに保った。
得られた結果を図15に示す。示されているゲルは、列1−6においてプラスミ ドpP4−GUSを用いて形質転換されたMW98−8C細胞に対応するバンド を明確に示し、本発明のプロモーター領域を含まないプラスミドpSK−GUS を用いて形質転換されたMW98−8C細胞に対応するノブナルは列Cに見られ ない。
さらに、プラスミドpP4−GUS及びpSK−GUSを用いて形質転換された 細胞をンエネチンン(200mg/I)を補足したYPD培地上でも培養した。
pP4−GUSを含む形質転換細胞はこの抗生物質に対する耐性を取得したが、 psK−GUSを含む標準株は感受性のままである。
これらの結果は12−kbフラグメントの二方向プロモーター活性4プロモータ ーの各側に2つの反対の配向で挿入された2個の異種遺伝子を同時に発現できる ことを示している。
7、2. @乳類蛋白質の生産ニ ア、2.1.全KIADH4プロモーターの制御下におけるプレプロ−ISA遺 伝子の発現(図16−17) ・発現プラスミドpYG132を用い、K、ラク チス酵母株MW98−8C(Rag2−、グルコースからエタノールを生産でき ない)及びCB5293.91 (Rag2“、グルコースを代謝してエタノー ルを生産)を形質転換した0ジエネチシン(200mg/l)を補足したYPD 培地上で組換え細胞を選択した後、3角フラスコ中の28℃にてグルコースの存 在下のM9EL10培地(10g/Iの酵母抽出物を補足したM9培地[Man iatis et al、、上記で引用])中で、撹拌しながら形質転換細胞を 約20時間予備培養した。その後この予備培養物を用い、10−3の希釈にて、 M9EL10培地(50ml)を含む300−m+の3角フラスコに種々の炭素 源の存在下で(グルコースのみ[20g/ Iコ、又はグルコース[20g/I ]及びエタノール[20g/l]、あるいはグリセロールのみ[20g/I]又 はグリセロール[:20g/]]及びエタノール[20g/+1)接種した。
組換え細胞を28℃で撹拌しながら5日間培養した後、各培養物の上澄み液の細 胞−非含有試料を回収し、等量のLaemmli 2X緩衝液(Laemml  i、Nature 227 [19701680)と混合した。96°Cに10 分間加熱した後、等量の25μmの上澄み液に含まれる蛋白質を85%5DS− ポリアクリルアミドゲル上で分離した(25mA)。その後ゲルをクーマシーブ ルーで染色することによりアルブミンの分泌を視覚化し、濃度測定により評価し た(ShimazuC3930デンソトメ−ター)。
図16は株MW98−8C/pYG132の場合に得られた結果を示し、その場 合、培地に添加されたエタノールの存在下で細胞を培養すると多量のアルブミン 分泌が観察される。対照的に細胞がグルコース又はグリセロールの存在下で培養 されると上澄み液中のH3Aは検出されない。
株MW98−8C/pYG132の場合に得られた結果と対照的に、形質転換細 胞CB5293.91/pYG132は上記の培養条件のすべてにおいてH5A を生産することができる(図17)。しかしエタノールが細胞代謝の産物である 培養と比較して、培地に添加されたエタノールが含まれる培養の場合にアルブミ ン生産は2−3倍高い。
これらの結果は、上記の実施例で記載した宿主/ベクター系の、誘導条件下でバ クテリア又は哺乳類由来の多量の組換え蛋白質を生産する能力を確証している。
例えばエタノールの存在下でグリセロール又はグルコースを含む培地中の株CB 5293.91/pYG132における3角フラスコ中のアルブミン生産は、濃 度測定により190−200mg/lと評価された(図17)。
アルブミン生産はグルコースの存在により減少しないので、これらの結果はKI ADH4プロモーターのグルコースによる抑制の不在も確証ローH3A遺伝子の 発現(図18) 発現プラスミドpYG130を用い、K、ラクチス株CB529391 (Ra g2’″)を形質転換した。ジエネチンン(200mg/I)を補足したYPD 培地の組換え細胞を選択した後、前実施例に記載の通りに形質転換細胞を予備培 養し、培養した。7.2.1.に記載の通りに培養上澄み液の試料の電気泳動に よりアルブミン分泌を評価した。KIADH4プロモーターの切断誘導体の場合 に得られた結果を図18に示す。宿主/ベクター系CB5293.91/pYG 130は明らかに組換えアルブミンを生産し、分泌することができる。プラスミ ドpYG132(全KIADH4プロモーター)の実施例の場合と同様に、アル ブミン生産は単一炭素源としてグルコースを含む培地中で観察されるが全プロモ ーターと比較して少量である。対照的にグルコース及びエタノールを含む培地中 の細胞の培養は、H3A生産を2−3倍に増加させる(図18)。
K、ラクチス株2359/152の試料を、ブタペスト条約の条件下で1991 年6月4日、Baarn、Ho11andのCentraalbureau v oor Schimmelkulturen(CBS)に番号CB5289.9 1として寄託した。K、ラクチス株CB5293.91は、ブタベスト条約の条 件に従って1991年6月11日に寄託された株CB51065に対応する。
表1 110 120 130 140 150 16c1141 A?CAA??G G? T〒丁フC??CC? C?C???CGC? ??’TC丁CCCCC ACCAACAACA CAAbATACJA 1200 m201 CACACGCAAT G 1211F詳誉1 181 テテ丁?テi丁丁フフ CテC丁C丁テCτ^ 入子GG^τC入入G CA丁C入C丁入Cτ 丁A丁CへC入A丁丁 丁へ丁Cへbτ丁T丁 240 241 ↑CCλ入τG入τG TTGCCλTテGCCCτ丁GテテGGCC 丁フCフCG入ACテ入GテCCGテCテ i丁C丁GG丁噬■■@300 301 ^C丁7GG丁GAG GGA^A??C?τ ^GCAC?GGAC 〒GCGCτG丁G八 τ入?(へへCCτG7 テ^λ入■e入了^入 36 0 361 CAAGGAGテca’rr丁丁丁Ck入〒T GACAATi7CT  TkTC人τ丁G丁C丁CテGGG入?CA Aτ丁GGH?丁丁丁 420 421 C丁TCC?CY(”? ncGcTTTTc ?CCCCCACCA  ACAACACAgg atcc 464110 120 130 140  1!10 160110 120 130 +40 150 1601 gtc gacGcGA GACAACAC?A ?TG?GAGAAA kGGcAc TchA AA^GCGM:CT CCG丁TA`TTG 60 ””” r+g’=−、e 4 Fig冒e6 遺伝子、A F名−re9 −U hd 、aPh …コ 一= pYG72 (δJ kbl 5acl PGKs、c bla l 7)hndll+ ζイ Id A IRl IRIPlelN c LAC4<・ 消化 万ミξ、8−一一う2.イ2! 5.1°5,5A Figure 11 O 01234C56 Figure 15 Figure 16 Figure 17 Figure 18 補正音の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8)平成6年2月21日

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.図1に示す配列又はその相補鎖、あるいはこれらの配列の誘導体の全体又は 一部を含み、転写プロモーター活性を有するDNA配列。
  2. 2.図2に示す約0.5−kbのSacI−BamHIフラグメント又は図3に 示す約0.7−kbのSalI−HindIIIフラグメントの全体又は一部を 含む、請求の範囲1に記載のDNA配列。
  3. 3.図1に示す配列に相補的な鎖のヌクレオチド1及び723により区切られた フラグメントに対応する約0.7−kbのBglII−Saclフラグメントの 全体又は一部を含む、請求の範囲1に記載のDNA配列。
  4. 4.請求の範囲1−3のいずれか1つに記載のDNA配列を含む組換えDNA。
  5. 5.さらに1個又はそれより多い構造遺伝子を含む、請求の範囲4に記載の組換 えDNA。
  6. 6.該構造遺伝子の発現産物の分泌を可能にするシグナルも含む、請求の範囲5 に記載の組換えDNA。
  7. 7.構造遺伝子が薬剤又は農産物一食料品として興味深い蛋白質をコードする、 請求の範囲5及び6に記載の組換えDNA。
  8. 8.構造遺伝子が酵素(特にスーパーオキシドジスムターゼ、カタラーゼ、アミ ラーゼ、リパーゼ、アミダーゼ、キモシン等)、血液誘導体(血清アルブミン、 アルファー又はベーターグロブリン、因子VIII、因子IX、フォンビルブラ ント因子、フィブロネクチン、アルファ1−アンチトリプシン等)、インスリン 及びその変異体、リンホカイン(インターロイキン、インターフェロン、コロニ ー刺激因子[G−CSF、GM−CSF、M−CSF等]、TNF、TRF等) 、成長因子(成長ホルモン、エリトロポイエチン、FGF、EGF、PDGF、 TGF等)アポリポ蛋白質、ワクチン生産のための抗原性ポリペプーチド(肝炎 、サイトメガロウイルス、エプスタインーバール、ヘルペス等)、あるいは別の 場合、ポリペプチドの融合体、例えば特に安定化部分に融合された活性部分を含 む融合体(例えばアルブミン又はアルブミンフラグメントとウィルスレセプター 又はウィルスレセプターの一部[CD4など]の間の融合体)から選ばれる蛋白 質をコードする、請求の範囲7に記載の組換えDNA。
  9. 9.自律複製性又は組み込み性であることができる発現プラスミドの一部を形成 する、請求の範囲4−8に記載の組換えDNA。
  10. 10.請求の範囲1−9のいずれか1つに記載のDNA配列又は組換えDNAを 含む組換え細胞。
  11. 11.酵母である、請求の範囲10に記載の組換え細胞。
  12. 12.クルイベロミセス属の酵母である、請求の範囲11に記載の組換え細胞。
  13. 13.組換え遺伝子の発現のための、請求の範囲1−9のいずれか1つに記載の DNA配列の利用。
  14. 14.プロモーターの各側に2つの反対の配向で挿入された組換え遺伝子の同時 発現のための、請求の範囲13に記載の利用。
  15. 15.薬剤又は農産物一食料品として興味深い蛋白質をコードする遺伝子の発現 のための、請求の範囲13及び14に記載の利用。
  16. 16.請求の範囲10−12のいずれか1つに記載の組換え細胞を培養し、生産 された蛋白質を回収する、組換え蛋白質の生産の方法。
  17. 17.薬剤又は農産物一食料品として興味深い蛋白質の生産のための、請求の範 囲16に記載の方法。
  18. 18.蛋白質が好ましくはヒト血清アルブミン又はその分子変異体の1つ線ある 、請求の範囲17に記載の方法。
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