JPH06509226A - 組み替え蛋白質の製造法及び用いられる宿主細胞 - Google Patents

組み替え蛋白質の製造法及び用いられる宿主細胞

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JPH06509226A
JPH06509226A JP5502002A JP50200293A JPH06509226A JP H06509226 A JPH06509226 A JP H06509226A JP 5502002 A JP5502002 A JP 5502002A JP 50200293 A JP50200293 A JP 50200293A JP H06509226 A JPH06509226 A JP H06509226A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 7、異種DNA断片がAR5型の染色体配列を含む、又はに、ドロソフィラルム (K、drosophilarum)のpKD1プラスミドあるいはS、セレビ シアエ(S、cerevisjae)の2μプラスミドから誘導された複製起源 の自律複製発現プラスミドの一部を形成することを特徴とする請求の範囲6に記 載の宿生細胞。
8、構造遺伝子が製薬学的に価値のある、又は農−食物産業において価値のある 蛋白質をコードすることを特徴とする請求の範囲1−7のいずれか1つに記載の 宿主細胞。
9 蛋白質が酵素(特lニジスムターゼスーパーオキシド、カダラーゼ、アミラ ーゼ、リパーゼ、アミダーゼ、キモシンなど)、血液誘導体(例えば血清アルジ ミン又はその分子変異型、アルファー又はベーターグロブリン、因子VNJ、因 子IX、Xオフビルプラント因子又はそのいくつかの断片、フィブロネタチン、 1−アルファーアンチトリプシン)、インスリン及びその変異型、リンホカイン [例えばインターロイキン、インターフェロン、コロニー刺激因子(G−C3F 、GM−C3F%M−CSF、、、) 、TNF、TRF、MIPsl) 、成 長因子(例えば成長ホルモン、エリトロポエチン、FGF、EGF、、PDGF STGFなど)、アポリポタンパク質、ワクチン製造のための抗原性ポリペプチ ド(肝炎、サイトメガロウィルス、エプスタイン−パール、ヘルペスなど)、ウ ィルスレセプター、又は別の場合ポリペプチドの融合体、例えば特に安定化部分 に融合した活性部分を含む融合体から選ばれることを特徴とする請求の範囲8に 記載の宿主細胞。
10、蛋白質がヒト血清アルブミン及びその分子変異体から選ばれることを特徴 とする請求の範囲9に記載の宿主細胞。
11、請求の範囲1−10のいずれか1つに記載の細胞を培養し、製造された蛋 白質を回収することを特徴とする組み替え蛋白質の製造法。
12、蛋白質が培地中に分泌されることを特徴とする請求の範囲11に記載の方 法。
13 請求の範囲9にて定義されている蛋白質の製造のための、請求の範囲11 又は12に記載の方法。
14、蛋白質がヒト血清アルブミン又はその分子変異体から選ばれることを特徴 とする請求の範囲13に記載の方法。
15、酵母に、ラクチス(K、Iactis)¥6i6 No、CB5294. 91゜ 明 細 書 組み替え蛋白質の製造法及び用いられる宿主細胞本発明は遺伝子工学により改変 された新規酵母株、それらの製造及び組み替え蛋白質の製造のためのそれらの利 用に関する。さらに特定すると本発明はクルイベロミセス(Kluyverom yces) 眞の新規酵母株に関する。
組み替え蛋白質の製造の目的で用いることができると思われる宿主生物として選 ばれるものは、例えば哺乳類細胞又は微生物など多数ある。
組み替えDNA法により改変された哺乳類細胞の利用は、生成物を天然起源の生 成物に非常に近づけるという利点を宵する。しかしこれらの細胞の培養は取り扱 いに(く、高価であり、限られた量でしか行うことができない。
バクテリアなどの微生物の利用は大規模の製造を可能にするが、ある場合には天 然起源の生成物と実質的に異なる生成物に導くという欠点を有する。かくして通 常ヒトの場合グリコジル化される蛋白質は一般にバクテリアによりグリコジル化 されない[P、Berman and L。
、A、La5key、Trends Biocbem、Sci、、(1985) 10.1)、51以下]。さらにE、コリー(E、coli)などのバクテリア 中で多量に発現されたヒトの蛋白質は多くの場合細胞内沈降(intracel lular precipitation)を伴う不自然な構造をとっているC R,G、5choner et al、。
Bio、Technol、(1985’、3. p、151以下:J MSch oemaker et at、、EMBOJ、<1985)。
4、p、775以下]。最後に、E、coliなどのバクテリア中で遺伝子を発 現することができるためには、成熟蛋白質のコード配列の前にメチオニンを形成 する開始コドンATGを置(ことが必須である。多(の場合この残基はE、co liのメチオニルアミノペプチダーゼにより切り出されない[P、H,Seeb urg et al、、1985゜3]。かくして得られる蛋白質は第1残基と して異常なアミノ酸を有し、それは生物学的活性に蛋白質の開始部分が含まれる 場合にその活性の立体的阻害を起こし得る。残基はその後の蛋白質の投与に不利 な免疫原性も有し得る。
酵母又はマツシュルームなどの真核微生物系の利用は、組み替え蛋白質の製造に 関してバクテリア宿主の利用の興味深い代替えとなる。実際にこれらの生物は、 哺乳類細胞などのもっと複雑な真核生物の構造的及び細胞的体制のすべての特徴 を有する。特に酵母は多数の蛋白質の活性に重要な転写後及び翻訳後修飾を行う ことができる。さらに酵母は工業的規模で周知であり、高細胞密度で培養するこ とができ、病原性でなく、内毒素を製造せず、非常に長い間食物産業で使用され てきた。
酵母はすでに組み替え蛋白質の製造のための宿主生物として用いられている(” Yeast Genetic Engineering”Barr et al 、’(Eds)、Butterworths。
Stoneham、1989を参照)。
特許第60057号を参照)、この酵母を用いた系は異種遺伝子を非常に多量に 発現することを可能にする。しかしS、セレビシアエの分泌能力がこの酵母の開 発における制限因子となっている。
酵母ピチア パストリル(Pichia pastoris)(欧州特許第40 2 847号)又はンゾサッカロミセス ボンベ(Schizosacchar omyces pombe)(欧州特許第385391号)を用いた他の製造系 が開発され、酵母シュワニオミセス(Schwanniomyces)(欧州特 許第394 538号)についての研究も行われた。
近年、クルイベロミセス属の酵母が組み替え蛋白質の製造のための宿主生物とし て用いられてきた。この酵母により製造される蛋白質は特にキモシン(欧州特許 第96 430号)、タウマチン(欧州特許第96910号)、アルブミン、イ ンターロイキン−1β、tPA及びTIMP(欧州特許第361 991号)な らびに治療機能を有するアルブミン誘導体く欧州特許第413 622号)であ る。
しかし比較的強力な発現ベクターがこの酵母の利用のために開発されたが、用い られる細胞本来の性能を向上させる目的の研究は行われてこなかった。特にクル イベロミセス属の酵母には多数の種があり、それらの種の中に多数の異なる株が ある。ここで出願人はこれらの異なる株が組み替え蛋白質の製造に関して非常に 異質な方法で挙動し、それらのいくつかは完全に使用できないことを示した。
本発明は、組み替え蛋白質の製造に特に有利な性質を有する種であるクルイベロ ミセス ラクチス(Kluyveromyces factかくして本発明は遺 伝子工学により改変され、大量に培養することができ、生物学的活性組み替え蛋 白質を有効に製造でき、場合により培地中に分泌することができる酵母株の製造 につき記載する。
従って本発明の特徴の1つは組み替え蛋白質の製造のだめの新規酵母株に関する 。さらに正確には、本発明の1つの主題は組み替え蛋白質の製造のための宿主細 胞に関し、該宿主細胞が構造遺伝子及びその発現を可能にするシグナルを含む異 種DNA断片を含む酵母に、ラクチスCB5293.91又はその誘導体あるい は突然変異体であることを特徴とする。
本発明の意味の場合誘導体又は突然変異体は、組み替え蛋白質の製造に用いるこ とができるに、ラクチス CB5293.91から得られるいずれの株でもある と理解される。特にそのような誘導体又は突然変異体は遺伝的修飾(DNAレベ ルでの改変)又は生化学的修飾により得ることができる。この目的のために、例 えば非特異的手段ニー物理的作因(X−線、紫外線など)又は−化学的作因(ア ルキル化又はジアルキル化試薬、挿入試薬など)あるいは特異的手段、例えばD NAを標的とした突然変異的挿入系(トランスポゾン、レトロトランスポゾン、 組み込みプラスミドなど)などの種々の突然変異誘発手段を用いることができる 。
そのような誘導体の1つの例は、URA3遺伝子のレベルにおける欠失により株 CB5293.91から得た株に、ラクチスY616である。
他の突然変異体はプロテアーゼ、特に小胞体により運ばれるプロテアーゼ、例え ばA及びBプロテアーゼ、カルボキンペプチダーゼY又はコンバーターゼ(特に Kexl)をコードする遺伝子のレベルにおける突然変異により得ることができ る。
異種DNA断片は種々の方法により細胞中に導入することができる。
一般に形質転換又はエレクトロポレーションが適しているが、本発明は特定の方 法に制限されていないことが理解される。
異種DNA断片は組み替え蛋白質の分泌を可能にするシグナルも含むのがさらに 好ましい。これらのシグナルは研究中の蛋白質の天然の分泌シグナルに対応する ことができるが、異なる起源であることもできる。
特に酵母遺伝子から誘導された分泌シグナル、例えばキラー毒素の遺伝子からの もの(Stark and Boyd、EMBOJ、5(1986)1995) 又はアルファフェロモンの遺伝子からのもの(Kurjan and Hers kowitz、Ce1l 3旦(1982)933:Brake et al、 、Yeast 4(1988)S436)を用いることができる。
本発明のさらに特定の具体化において、異種DNA断片は分泌マーカーも含む。
実際にこの種のマーカーは本発明の細胞を容易に同定できるようにする。関連す るマーカーは特に、抗生物質に対する耐性を与えるマーカー(例えばaph遺伝 子(Jimenez and Davies、Nature287 (1980 )869))、又は細胞にとって毒性の他の化合物(特に銅イオン)に対する耐 性を与えるマーカー、あるいは宿生細胞の栄養要求性を補足するマーカー(例え ばURA3遺伝子(De Louvencourt et al、、J、Bac teriol、154 (1983)737)) であルコとカテキル。
一般に構造遺伝子の発現を可能にするシグナルは転写プロモーター及びターミネ ータ−から選ばれる。これらのシグナルは構造遺伝子及び所望の結果に依存して 選ばれると理解される。特にある場合には制御可能なプロモーターを用い、宿主 の発育相及び遺伝子の発現の発育相が共役しないようにできるのが好ましい。同 様に強さ及び適合性の理由で、ある場合には構造遺伝子の天然のプロモーターの 使用が、そして他の場合には興なる起源のプロモーターの使用が好ましい。
用いられるプロモーターは酵母の遺伝子から誘導されるのが好ましく、酵母の解 糖遺伝子からがより好ましい。特に価値のあるプロモーターはサツカロミセス又 はクルイベロミセス属の酵母の解糖遺伝子から誘導されたプロモーターである。
特にホスホグリセレートキナーゼ(PGK)、グリセルアルデヒド3−リン酸塩 デヒドロゲナーゼ(GPD)、エノラーゼ(ENO)又はアルコールデヒドロゲ ナーゼ(ADH)をコードする遺伝子のプロモーターを挙げることができる。ラ クターゼ遺伝子(LAC4)、酸ホスファターゼ遺伝子(PH05)又は翻訳延 長因子(translation elongation factor)(T EF)などの強く発現される遺伝子から誘導されるプロモーターも挙げることが できる。
さらにこれらのプロモーター領域は突然変異誘発により、例えば補足転写調節要 素(supplementary transcription contro l elementL例えば特にUAS (上流活性化配列(Upstream  Activating 5equence))領域を加えることにより修飾す ることができる。例えばS、セレビンアエのPGK及びGAL1/GAL10遺 伝子のプロモーターの間のハイブリッドプロモーターは良い結果を与える。
本発明の好ましい具体化の場合、異種DNA断片は自律複製又は組み込み性であ ることができる発現プラスミドの一部を形成する。
自律複製ベクターに関し、これらはに、ラクチスCB5293.91又はその誘 導体あるいは突然変異体の自律複製配列を用いることにより得ることができる。
特に関連する配列は、例えばS、セレビシアエ(Stinchomb et a l、、Nature 282 (1979)39)又はに、ラクチス(Das  ancl Hollenberg。
Curr、Genet、6 (1982)123)を起源とする染色体配列(A RS)であることができる。ベクターは又プラスミド、例えばK。
ドロンフィラルム(K、droso hi Iarum)(欧州特許第3619 91号)のプラスミドpKD1又はS、セレビシアエの2μプラスミド(考察の ためにFutcher、Yeast 4 (1988)27を参照)から誘導さ れた複製起源であることもできる。
組み込みベクターに関し、これは一般に宿生mF&のゲノムのある領域と相同の 配列を用いて得られ、相同的組み替えによるプラスミドの組み込みを可能にする 。
本発明に従い構造遺伝子は、製薬学的に価値のある、又は農−食物産業において 価値のある蛋白質をコードするのが好ましい。例えば以下を挙げることができる :酵素(特にスーパーオキシドジスムターゼ、カタラーゼ、アミラーゼ、リパー ゼ、アミダーゼ、キモシンなど)、血液誘導体(例えば血清アルブミン又はその 分子変異型、アルファー又はベーターグロブリン、因子VI I I、因子IX 、Xオフビルプラント因子又はそのい(つかの断片、フィブロネクチン、1−ア ルファーアンチトリプシンなど)、インスリン及びその変異型、リンホカイン[ 例えばインターロイキン、インターフェロン、コロニー刺激因子(G−C3F、 GM−C3F、M−C3F、、’ 、) 、TNF、TRF、MI Psなど] 、成長因子(例えば成長ホルモン、エリトロポエチン、FGF、EGF。
PDGF、TGFなど)、アポリポタンパク質、ワクチン製造のための抗原性ポ リペプチド(肝炎、サイトメガロウィルス、エプスタイン−バール、ヘルペスな ど)、ウィルスレセプター、又は別の場合ポリペプチドの融合体、例えば特に安 定化部分に融合した活性部分を含む融合体(flfえばアルブミン又はアルブミ ン断片とレセプター又はウィルスレセプターの一部の間の融合体(CD4など) )。
構造遺伝子はヒトの血清アルブミン、その前駆体又はその分子変異体の1つをコ ードするのが好ましい。アルブミンの分子変異体は、アルブミンの多量から生ず る天然の変異体、アルブミン型の活性を有する構造的誘導体、アルブミンに基づ く不完全な形態又はいずれかのハイブリッド蛋白質であると理解される。
本発明の他の主題は組み替え蛋白質の製造の方法lこ関し、その方法に従って上 記で定義した組み替え細胞を培養し、製造された蛋白質を回収する。
実施例に示す通りこの方法は、驚くべきことに多量の組み替え蛋白質の製造の達 成を可能にする。
本発明の方法は組み替え蛋白質の培地中への分泌も可能にするのが有利である。
本発明の方法は製薬学的価値のある、又は農−食物産業において価値のある組み 替え蛋白質の大量の製造を可能にする。それは特にヒトの血清アルブミン又はそ の分子変異型の製造に適しているが、これに限られるわけではない。
本発明のさらに別の利点は以下の実施例を読むと明らかになるが、それは例示で あり、制限ではないと理解するべきである。
−ター:UAS=“上流活性化配列“。
里l:ベクターpYG401の構築の戦略及び提示。P=プロモーター、T=転 写ターミネータ−; b 1 a=アンピシリンに対する耐性を与える遺伝子; aph=ゲネチシン(geneticjn)に対する耐性を与える遺伝子(04 18)。
々の株におけるアルブミンの発現及び分泌。実施例に記載の条件下で得た培地上 澄み液(25μm)の、クーマシーブルーで染色した後の5DS−PAGE分析 (8,5%のアクリルアミド)。a及びb列は0.5及ヒ1.08gの標準アル ブミンに対応する。
履互:ヘクターpYG107により形質転換されたに、ラクチスの種々の株にお けるアルブミンの発現及び分泌。実施例に記載の条件下で得た培地上澄み液(2 5μm)の、クーマシーブルーで染色した後の5DS−PAGE分析(8,5% のアクリルアミド)。形質転換された細胞は2%のグルコース(G ] u)又 は2%のラクトース(Lac)の存在下のM9EL10培地(実施例参照)中で 培養した。a及びb列は0.5及び1.0μgの標準アルブミンに対応する。
区立−K、ラクチス CB52359のURA3遺伝子のクローニング戦略及び 修飾。
一般的クローニング法 分子生物学の従来の方法、例えば塩化センラム/エチジウムプロミド勾配を用い たプラスミドDNA遠心、制限酵素による消化、ゲル電気泳動、アガロースゲル からのDNA断片の電気溶出、E、coli甲の形質転換などは文献に記載され ている(Maniatis et al、。
”Mo1ecular Cloning:a LaboratoryManua 1″、Co1d Spring Harbor Laboratory、Co1 d’Spring Harbor、N、Y、、1986;Au5ubel et  al、、(eds、)、Current Protocols in Mo1 ecular Biology”、John Wiley & 5ons、Ne w York 1987)。
オリゴデオキシヌクレオチドによる試験管内における部位特異的突然変異誘発( directed mutagenesis)を、Taylor et al  (Nucleic Ac1ds Res、13(1985)8749−8764 )により開発された方法を用い、Amershamの供給によるキットを用いて 行う。Sanger et al(Proc、Nat 1.Acad、Sci、 USA、74 (1977)54.63−5467)により記載のジデオキシ法 を用いてヌクレオチド配列決定を行う。特定のDNA断片の酵素増幅を、“DN A熱サイクラ−(DNA thermal cycler)” (Perkin  Elmer Cetus)を用い、製造者の勧告に従い、Mullisand  Faloona (Meth、Enzym、、1旦旦(1987)335−3 50)及び5aiki et al、(Science旦旦旦(1985)1’ 350−1354)により記載の条件下のPCR(“ポリメラーゼ−触媒連鎖反 応“)により行う。
実施例 実施例1 組み替え蛋白質のための発現カセット及び/又はベクターの構築 1゜1.ヒトアルブミンのための発現ベクターの構築1゜1.1.PGK/GA Lハイブリッドプロモーターの制御下のアルブミン発現ベクターの構築 ヒト血清アルブミンの発現ベクターをプラスミドpYG19(欧州特許第361  991号)から製造した。後者は以下の要素を含むニー安定でクルイベロミセ ス属の酵母中で複製することができる多数のコピーを有するプラスミドをpYG 19から作るプラスミドpKD1配列(欧州特許第361 991号)、 −8,セレビシアエのPGK遺伝子のプロモーターの制御下でプレプロ形態をコ ードする構造遺伝子を含むヒト血清アルブミンのための発現カセット、 −バクテリアレブリコン及びバクテリア選択マーカー(アンピシリンヒト血清ア ルブミンのための発現カセットのレベルにおける修飾によりプラスミドpYG1 9からベクターpYG401を構築した。pYG−ターの制御下にある。このハ イブリッドプロモーターはPGKプロモーター(Stanway et al、 、Nucl: Ac1d、Res、15 (1987)6855)のUAS ( “上流活性化配列“)をGAL1/GALIOプロモーター(Johnston  and Davie7)のUAS領域で置換することにより得た。
このハイブリッドプロモーターは、以下の方法で構築した(図1を参−照)ニ プラスミドpYG29の構築は欧州特許出願筒361 991号に詳細に記載さ れている。このプラスミドは、プラスミド])YCl3から5all−Hind III断片の形態で単離され、バクテリオファージM13mp18中にクローニ ングされたS、セレビシアエのPGK遺伝子のプロモーターを含む。それをその 後特定の部位の突然変異誘発により修飾し、以下の制限部位を導入したニ ーATGに関して−25の位置に1個の補足HindlII部位。この部位の導 入は、種々のクローニング段階の後にATGに近接したヌクレオチド配列をPG Kプロモーターの天然の配列と同一に復帰させることを可能にする。実際にAT Gコドンの環境は真核遺伝子の翻訳の開始の効率に実質的影響を有することが知 られている(Ko z a k、 M、 。
Microbiol、Rev、47 (1983)1−45;Hami ]to n、R,,Nuc1.Ac1d、Res 15 (1987)3581−359 3)。
−UASの両側に2個のNot1部位。
GAL1/GAL10プロモーターのUASはMi ya j imaet a l、(Nucl、Ac1d、Res 12 (1984)6397−5414; Cloning Vectors、Pouwelset al、 、 Else vier (1985) Vl −B−ii−2)により記載のプラスミドpG 1から単離した。このプラスミドは、第37305号としてATCCに寄託した 。
プラスミドpG1はS6 セレビシアエのGAL1/GAL10プロモーターを 含む0.8−kb断片を含み、それはプラスミドpUC8のHind111部位 に挿入されており、そこからBamHI−PstI断片の形態で切り出すことが できる(図1)。
この断片をpGlから切り出し、精製し、その後切断部位がそれぞれUAS領域 の両側にある酵素RsaI及びAlulで消化した。その後電気溶出により14 3−bp断片を単離し、5’−GCGGCCGC−3′リンカ−を加えることに よりNotI断片の形態とした。その後この断片を、前にNotIで消化したプ ラスミドpYG29中にクローニングした。
得られたプラスミドをpYG32と命名する(図1)。
このハイブリッドプロモーターを含む発現ベクターを得るために、ハイブリッド プロモーターを含むSa 11−Hind I I I断片をpyc32から単 離し、以下の2つの相補的績を含む合成Hindlll−BstEIIアダプタ ーと連結した:5’−AGCTTT ACA ACA AAT ATA AAA  ACA ATG AAG TGG−3′及び5’ −GT TACCCA C TT CAT TGT TTTTAT ATT TGT TGT AA−3’  (転写を開始するコドンは太字で示す)。このアダプターは、S、セレビシアエ のPGK構造遺伝子の直上流に位置し、プレプロH3Aをコードする遺伝子の第 1コドンを含む22−bpを天然の遺伝子に存在するBstEII部位まで再構 築する(図1)。
かくして得、ハイブリッドプロモーター及びアルブミン構造遺伝子の5゛末端を 含む5alI−BstEI I断片を、プラスミドpYG19から単離され、ア ルブミン遺伝子の残り及びS、セレビシアエのPGK遺伝子のターミネータ−を 含むBs tEI l−3ac I断片と連結することによりヒトアルブミンの ための発現カセットを再構築した(図2)。
かくして得たカセットを用いてプラスミドpYG19に含まれる5a11−=S ac1発現カセットを置換した。
得られたベクターをpYG401と命名する(図2)。
1、 1. 2. K、ラクチスのLAC4プロモーターの制御下のアルブミン 発現ベクターの構築 本発明の製造系における誘導プロモーターLAC4の効率を調べるために、発現 ベクターpYG107を構築した。このベクターはpYG401ベクターと同一 でありそれは: (i)pKD1部分とバクテリアレプリコンの間の連結位置のEc。
RI部位が破壊されている。この破壊は、pYG401プラスミドをEcoRI で切断し、E、coliのDNAポリメラーゼのフレノウフラグメントを用いて 付着末端を充填し、再連結することにより得られる。
(i 1)G418に対する耐性を与えるaph遺伝子中に存在するHindI II部位が破壊されている:この修飾は、バクテリオファージM13mp7中へ のaph遺伝子のサブクローニングの後、Tayl。
r et al、(Nucleic、Ac1d、Res、13(1985)87 49)により記載の方法を用い、以下のオリゴデオキシヌクレオチド:5’−G AA ATG CAT AAG CTCTTG CCA TTCTCA CCG −3’を用いた特定部位の突然変位誘発により得た。このオリゴデオキシヌクレ オチドはロイシン185をコードするCTTコドンをCTCに変換する。この変 更は得られる蛋白質配列を改変しない。
修飾(1)及び(i i)は、単にその後のクローニング段階を容易にするため の小さな変更を生ずるが、それはベクターによる発現効率を妨げない。
(i i i)アルブミン発現カセット(Sa I l−8ac I断片)はプ ラスミドpYG404 (欧州特許第361 991号)を起源とする5alI −Saclカセットに置換され、それの場合ヒトアルブミン(プレプロ形態)を コードする遺伝子はに、ラクチスのLAC4プロモーターの制御下にある。
ベクターpYG107の構造を図3に示す。
酵母中へのDNA断片の導入を可能にする種々の方法を用いることができる。
用いられる種々のクルイベロミセス株は、全細胞を酢酸リチウム及びポリエチレ ングリコールの存在下でIto et al、(J、Bacteriol、15 3 (1983)i63−168)に記載の方法を用いて処理することにより形 質転換するのが有利である。
代わりとなる方法も欧州特許第361 991号に詳細に記載されている。
実施例3:クルイベロミセス属の種々の酵母における組み替え蛋白質の発現及び 分泌 この実施例は、本発明の遺伝的に改変された新規酵母の利用が組み替え蛋白質の 特に多量の製造及び分泌を可能にすることを示す。
3.1.ヒト血清アルブミン 3、 1. 1.実施例2に記載の方法を用い、以下のクルイベロミセス組み替 えアルブミン製造は、2%のゲネチシンの存在下のYPD培地(酵母抽出物10 g/l;ペプトン2C)g/]ニゲルコース20g/I)中で一定の撹拌をしな がら28℃で120時間の培養時間の後、欧州特許出願第361 991号に記 載の方法により決定した。続けて2回遠心しく400Orpmで5分、及びその 112.000rpmで10分)、すべての細胞汚染物を除去した後、培養上澄 み液を得た。その後0.5mlの試料を等体積の以下の緩衝液:0.125Mの トリス−HCl、20%のグリセロール、10%の2−メルカプトエタノール、 4.6%のナトリウムドデシルサルフェート(SDS)及び0,4%のブロモフ ェノールブルー(Laeml i 2x緩衝液、Laeml t、Nature  22ユ(1970)680))の存在下で95℃に15分間加熱し、得られた 溶液の50alを8.5%5DS−ポリアクリルアミドゲル上に置いた。移動さ せた後、クーマシーブルーを用いてゲルを視覚化した。
図4は以前に記載された最良の系の場合(欧州特許第361 991号)と比較 して、本発明の系において製造されるアルブミンの量が約200%増加すること を示す。
3、 1. 2.実施例2の方法を用い、以下のクルイベロミセス ラフ組み替 えアルブミン製造は、20g/Iのグルコース又は20 g/ 1のラクトース の存在下のM9EL10培地中で一定に撹拌しながら280Cにて120時間培 養した後、欧州特許出願第361 991号及び実施例3. 1. 1.に記載 の方法を用いて決定した。M9EL10培地は10g/lの酵母抽出物で補足し たM9培地(Maniatis etal、、上記)を含む。
図5は製造されるアルブミンの量が常に本発明の系において高いことを示す。そ れは又、グルコース培地よりラクトース(LAC4プロモーター誘導物質)を含 む培地中の製造が2−3倍多いことも示す。さらに最後に驚くべきことに、それ は株CB5293.91がLAC4プロモーターの制御下で組み替え蛋白質の製 造に関して半構成性であることを示している。
3.2 インターロイキン−1β 実施例2に記載の方法を用い、以下のクルイベロミセス ラクチス株をpsPH o−IL35ベクター(欧州特許第361 991号を参照)により形質転換し た。
構築 に、ラクチス CB5293.91からura3誘導体を製造した。
そのような誘導体は最初の株の性質を保持し、さらに選択マーカーとして用いる ことができるウラシルに関する栄養要求性を有する。復帰が起細胞の他のゲノム 領域を改変することができる非特異的突然変異誘発剤の利用を避けることも可能 にする。
4、 1. K ラクチス CB52359のURA3遺伝子のクローニング及 び修飾(図6) CB52359からのゲノムDNA抽出物から(Ro’se etall、Me thods in Yeast Genetics”Co1d Spring  Harbor LaboratoryPress、N、Y、、1990)以下の オリゴデオキシヌクレオチド: 5’−GGAAGCTTGGCTGCAGGAATTGTCGTTCATGGT GACAC−3’及び5’−CCGAATTCCCGGATCCCATAATG AAAGAGAGAGAGAGAAGCAAAC−3’を用いたPCR法(一般 的クローニング法を参照)を用いて1.2kbのBamHI−Ps t T断片 の形態でクローニングした。
得られた断片をその後pI C−20Hプラスミド(Marsh etal、、 Gene 32 (1984)481)のBamHI及びPst1部位にサブク ローニングし、プラスミドpYG1007を得た(図6)。このフラグメントを その後、5tyr部位の間に位置する286bpを含むURA3遺伝子の内部断 片の欠失、及びリガーゼの存在下における再連結により修飾した。この新規プラ スミドをpYGloloと命名する(図6)。
4.2 欠失URA3遺伝子によるK ラクチス CB5293.91の形質転 換 電気溶出によりプラスミドpYG1010から単離され、欠失URA3.91株 を形質転換した。温度を突然42℃に上げ(“熱ショック”)、水で連続2回洗 浄した後、600μJのYPD培地を加え、細胞を終夜インキュベートした。そ の後細胞を、ウラシル(100μg/ml)、ウリジン(100μg/ml)及 び15mMの5−フルオロオロテート(5FO)の存在下の合成最小SD培地( アミノ酸を含まない“バクトー酵母窒素ベース(bacto−yeast ni trogen base)” (Difco)6.7g;グルコース20g : バクトー寒天20g1蒸留水1.000m1)上で平板培養した。
クローンは4−5日の最後に現れた。それらをYPD培地上で継代培養し、単離 コロニーを得た。
第1の継代培養から、SD+5FO培地上に最初に現れたコロニーから得られた 3クローンをYPD培地上に再単離した(第2継代培養)。
その後第2継代培養から得られたクローンを、SD及びSD+ウラシル培地上へ の落下試験(drop test)を用い(Jundand Lacroute 、J、of Bact、102(1970)607−615;Bach and  Lacroute、Mol。
Gen、’Genet、115 (1972)126−130)、Ura3−表 現型に関して調べた。かくして得られたクローンのura3遺伝41、のクロー ニングの場合に記載したオリゴデオキシヌクレオチドを用いたPCR反応、 −K ラクチスにおけるura3栄養要求体を補う能力で知られている(De  Louvencourt、上記)S セレビシアエの無損傷URA3遺伝子を含 むpKan707ブラスミド(欧州特許第361991号)を用いた補足、及び −実施例4.1.で単離され、Feinberg and Vogeをプローブ として用いた、同定されたクローンのゲノムDNA上のサザンプロット法により 調べた。
選択されたura3突然変異体はに、ラクチス YCl3と命名する。
株に、ラクチス YCl3の試料を、1191年6月11日、ブタペスト条約の 条件下でCentraa、Ibureau voor Schimmelkul turen (CBS) in Baarn 1nthe Netherlan dsに番号CB5294.91として寄託した。株に、ラクチス CB5293 .91は、ブタベスト条約の条件下で1991年6月11日に再出願された株C B51065に対応する。
5jjl 内−Ill Bs+ε11 Figure 1 la Figure 2 Figure 3 φ 〉 フロントページの続き (51) Int、 C1,’ 識別記号 庁内整理番号C12R1:645) I

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.宿主細胞が構造遺伝子及びその発現を可能にするシグナルを含む異種DNA 断片を含む酵母K.ラクチス(K.lactis)CBS2.93.91又はそ の誘導体あるいは突然変異体であることを特徴とする、組み替え蛋白質の製造の ための宿主細胞。
  2. 2.異種DNA断片が組み替え蛋白質を分泌させるシグナルも含むことを特徴と する請求の範囲1に記載の宿主細胞。
  3. 3.異種DNA断片が選択マーカーも含むことを特徴とする請求の範囲1に記載 の宿主細胞。
  4. 4.構造遺伝子を発現させるシグナルが転写プロモーター及びターミネーターか ら選はれることを特徴とする請求の範囲1に記載の宿主細胞。
  5. 5.転写プロモーターが酵母遺伝子、好ましくは酸母解糖遺伝子又は強く発現さ れた酵母遺伝子のプロモーターから選ばれることを特徴とする請求の範囲4に記 載の宿主細胞。
  6. 6.異種DNA断片が自律複製又は組み込み発現プラスミドの一部を形成するこ とを特徴とする、請求の範囲1−5のいずれか1つに記載の宿主細胞。
  7. 7.異種DNA断片がARS型の染色体配列を含む、又はK、ドロソフィラルム (K.drosophilarum)のpKD1プラスミドあるいはS.セレビ シアエ(S.cerevisiae)の2μプラスミドから誘導された複製起源 の自律複製発現プラスミドの一部を形成することを特徴とする請求の範囲6に記 載の宿主細胞。
  8. 8.構造遺伝子が製薬学的に価値のある、又は農−食物産業において価値のある 蛋白質をコードすることを特徴とする、請求の範囲1〜7のいずれか1つに記載 の宿主細胞。
  9. 9.蛋白質が酵素(特にジスムターゼスーパーオキシド、カタラーゼ、アミラー ゼ、リパーゼ、アミダーゼ、キそシンなど)、血液誘導体(例えば血清アルブミ ン又はその分子変異型、アルファー又はベーターグロブリン、因子VIII、因 子IX、フォンビルブラント因子又はそのいくつかの断片、フィブロネクチン、 1−アルファーアンチトリプシン)、インスリン及びその変異型、リンホカイン 〔例えばインターロイキン、インターフェロン、コロニー刺激因子(G−CSF 、GM−CSF、M−CSF...)、TNF、TRF、MIPs]、成長因子 (例えば成長ホルモン、エリトロポエチン、FGF、EGF、PDGF、TGF など)、アポリボタンパク質、ワクチン製造のための抗原性ポリペプチド(肝炎 、サイトメガロウイルス、エプスタイン−バール、ヘルペスなど)、ウィルスレ セプター、又は別の場合ポリペプチドの融合体、例えば特に安定化部分に融合し た活性部分を含む融合体から選ばれることを特徴とする請求の範囲8に記載の宿 主細胞。
  10. 10.蛋白質がヒト血清アルブミン及びその分子変異体から選ばれることを特徴 とする請求の範囲9に記載の宿主細胞。
  11. 11.請求の範囲1−10のいずれか1つに記載の細胞を培養し、製造された蛋 白質を回収することを特徴とする絡み替え蛋白質の製造法。
  12. 12.蛋白質が培地中に分泌されることを特徴とする請求の範囲11に記載の方 法。
  13. 13.請求の範囲9にて定義されている蛋白質の製造のための、請求の範囲11 又は12に記載の方法。
  14. 14.蛋白質がヒト血清アルブミン又はその分子変異体から選ばれることを特徴 とする請求の範囲13に記載の方法。
  15. 15.酵母K.ラクチス(K.lactis)Y616No.CBS294.9 1。
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