JPH0749675A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH0749675A
JPH0749675A JP5194766A JP19476693A JPH0749675A JP H0749675 A JPH0749675 A JP H0749675A JP 5194766 A JP5194766 A JP 5194766A JP 19476693 A JP19476693 A JP 19476693A JP H0749675 A JPH0749675 A JP H0749675A
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JP
Japan
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data
output
video ram
parallel
display device
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Application number
JP5194766A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sugano
宏 菅野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1画素単位又は1ブロック単位での滑らかな
スクロールを実現する。 【構成】 画像データを並列に出力する複数のビデオR
AMIC5〜8と、複数のビデオRAMIC5〜8から
出力された画像データを並列/直列変換する並列/直列
変換器12との間に、レジスタ回路2に保持されたオフセ
ット値で制御される遅延手段14,15,16及び選択手段17を
設け、画素単位でのオフセットを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のビデオRAMを並
列に備えた画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオRAMを用いた画像表示装置はコ
ンピュータの表示装置、静止画像を表示可能とした映像
機器等に広く用いられており、特に精細な画像を扱う場
合にはビデオRAMに対するシリアルアクセス速度に応
えるべく、ビデオRAMを並列に配置したものが知られ
ている。
【0003】図12は従来の画像表示装置の構成を示すブ
ロック図であり、図中1,2はスクロールのためのオフ
セット値を保持するレジスタ回路、3,4はアドレスバ
ス9のデータ、即ち行アドレス,列アドレスにレジスタ
回路1,2からのオフセット値を加算する加算回路、
5,6〜8は並列配置されたビデオRAMIC、12は入
力された並列データを直列のディジタル信号に変換して
出力する並列/直列変換器を夫々示している。
【0004】ビデオRAMIC5〜8はデータバス11に
接続した一般的なRAMとしてのランダムアクセスポー
トDの他に、行アドレスで指定した1行分のメモリデー
タを高速に読み,書き可能とするためのシリアルポート
SOを備えた、所謂デュアルポートRAMで構成されてい
る。各ビデオRAMIC5〜8の行アドレス,列アドレ
スをそのまま表示装置の画素に対応させてあり、ランダ
ムアクセスポートDを通じて表示すべき画像データを書
込み、また表示の走査タイミングに併せてシリアルポー
トSOからこれを読出し得るようになっているが、各ビデ
オRAMIC5〜8を並列配置することで夫々の同一ア
ドレスで選択されるメモリセルには画像データにおける
隣接する4画素に対応するデータが夫々記憶され、表示
順序に合わせて読出されるようになっている。
【0005】レジスタ回路1,2はシリアルポートSOか
らの読出し制御時にはスクロールのためのオフセット
値、例えば「1」を夫々保持し、これ以外、例えばラン
ダムアクセスポートDからの書込み時等には数値「0」
を加算器3,4へ出力する。加算器3はアドレスバス9
を通じて入力される上位データである行アドレスにレジ
スタ回路1から入力されるオフセット値を加算して、ま
た加算器4は同じく上位データである列アドレスにレジ
スタ回路2から入力されるオフセット値を加算してビデ
オRAMIC5〜8へ出力する。
【0006】なお、またランダムアクセスポートDから
のデータ書込み時には各レジスタ回路1,2からの数値
は「0」であるから、アドレスバス9からの行アドレ
ス,列アドレスをそのままビデオRAMIC5〜8へ出
力することとなる。アドレスデコーダ10はアドレスバス
9から入力された下位2ビットのデータに基づきライト
イネーブル信号を各ビデオRAMIC5〜8へ選択的に
出力する。
【0007】これによって、例えばビデオRAMIC5
〜8の1チップが 512行× 512列×8ビットの構成で2
メガビットの容量を持つとすると、2048×512 の画素を
持つ表示装置に対応可能となる。またこの場合のアドレ
スバス9のビット構成は加算器3に入力する行アドレス
9ビット、加算器4へ入力する列アドレス9ビット、ア
ドレスデコーダ10へ入力する下位2ビットの20ビットと
なる。
【0008】図13は並列/直列変換器12の構成を示すブ
ロック図であり、図中61,62,63…は夫々4ビットのシフ
トレジスタ回路を示している。各シフトレジスタ回路6
1,62,63…は夫々フリップフロップ回路66,67,68,69 を
備え、夫々にはビット重みが同じデータが入力される。
各フリップフロップ回路66〜69はそのプリセット入力で
あるPD端子にビデオRAMIC5〜8が接続され、また
その各データ入力であるD端子には相隣するフリップフ
ロップ回路66〜69の出力端子であるQ端子が接続されて
いる。
【0009】このような並列/直列変換器12においては
各ビデオRAMIC5〜8からの読出しデータは図14
(a) に示す如きロードクロックの立上がりエッジでフリ
ップフロップのPD端子から取り込まれ、次のロードクロ
ック又はシフトクロックが入るまでこれを保持する。こ
れによって出力端子13からは先ずビデオRAMIC5か
らのデータが出力される。
【0010】次のシフトクロックが入力されると各フリ
ップフロップは夫々のD端子のデータを取り込み、次の
クロックが入るまで保持することとなり、出力端子13に
はビデオRAMIC6からのデータが出力される。以下
順次シフトクロックが入力される都度、出力端子13から
はビデオRAMIC7,8のデータが順次出力されてゆ
くこととなる。出力端子13からの信号をD/A 変換し、同
期信号を付加すればそのままビデオ信号となる。
【0011】次に動作を説明する。 (ランダムアクセスポートからの書込み動作)レジスタ
回路1,2はシリアルポートSOからの高速読出し制御時
以外は「0」を出力するから、アドレスバス9からの上
位データである行アドレス,列アドレスは加算器3,4
を経てそのまま各ビデオRAMIC5〜8へ出力され、
またアドレスバス9の下位データがアドレスデコーダ10
へ入力される。
【0012】従ってビデオRAMIC5〜8における所
定のメモリセルにデータを書込む場合、データをデータ
バス11へ、また対応するアドレスをアドレスバス9へ入
力する。これによって同じデータ及び同じアドレスが各
ビデオRAMIC5,6〜8へ入力されることとなる
が、下位2ビットをアドレスデコーダ10でデコードし、
対応するビデオRAMICにのみライトイネーブル信号
を出力することで、図14(c) に示す如く所定のメモリセ
ルにのみデータが書込まれることとなる。
【0013】(シリアルポートからの読出し)各ビデオ
RAMIC5〜8は夫々シリアルポートSO用の1行分の
データバッファを備えており、このデータバッファに指
定した1行分のデータを転送することでシリアルポート
SOからのデータの読出しが可能となる。転送する行の指
定は行アドレスによって、また行中の転送開始位置は列
アドレスで指定される。
【0014】レジスタ回路2からのオフセット値は
「1」であるから、行アドレス, 列アドレスに1を加え
た値に相当するアドレスが指定されるが、ビデオRAM
IC5〜8に対し行アドレス,列アドレス共、全て共通
となっているから、隣接する4画素分のデータが同時に
読出されることとなる。シリアルポートSOのデータバッ
ファへの転送を表示走査に合わせて行い、映像データの
1/4 レートのクロックを入力することで4画素並列のデ
ィジタル映像データが並列/直列変換器12へ出力され
る。
【0015】並列/直列変換器12はこの並列のディジタ
ル映像データを4倍レートの直列データに変換して出力
する。シリアルポートSOのデータバッファへ表示データ
の転送制御を行う際に、レジスタ回路1が保持している
値だけ縦方向へオフセットが加わり、レジスタ回路2が
保持している値だけ横方向へのオフセットが加わる。オ
フセット値が「1」の場合には図14(d) に示す如くのオ
フセットが加わる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような従
来の画像表示装置では、ビデオRAMIC5〜8から同
時に読み,書きされる4つの画素のデータが格納されて
いる各メモリのアドレスが同じであるから、アドレスに
オフセット値1を加えると図14(d) に示す如く4画素分
のオフセットが発生することとなり、オフセットは4画
素単位でしか加えることが出来ず、横方向のスクロール
に滑らかさを欠くという問題があった。本発明はかかる
事情に鑑みなされたものであって、その目的とするとこ
ろは、横方向に対しても1画素単位でのオフセットを可
能とし、行,列方向への滑らかなスクロールを実現出来
るようにした画像表示装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る画像表
示装置は、複数のビデオRAMICからn個分の画像デ
ータを同時に読出し、並列/直列変換器でn倍の高速画
像データ列を得るようにした画像表示装置において、前
記ビデオRAMICと並列/直列変換器との間に、n−
1個の夫々動作,非動作の切換え可能とした遅延手段
と、n個の画像データの並べ換えをする選択手段とを備
えたことを特徴とする。
【0018】第2の発明に係る画像表示装置は、複数の
ビデオRAMICからn個分の画像データを同時に読出
し、複数のフリップフロップ回路で構成された並列/直
列変換器でn倍の高速画像データ列を得るようにした画
像表示装置において、前記ビデオRAMICと並列/直
列変換器との間に、n−1個の夫々動作,非動作の切換
え可能とした遅延手段と、前記並列/直列変換器をルー
プ接続した複数のフリップフロップ回路と、各フリップ
フロップ回路の出力を入力とする選択手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0019】第3の発明に係る画像表示装置は、複数の
ビデオRAMICからn個分の画像データを同時に読出
し、フリップフロップ回路で構成された並列/直列変換
器でn倍の高速画像データ列を得るようにした画像表示
装置において、2n−1段のフリップフロップ回路を有
し、前記ビデオRAMICの出力を入力とするn段まで
の前記フリップフロップ回路と、nから2n−1段まで
の前記フリップフロップ回路夫々の出力を入力とするセ
レクタ回路とを備えたことを特徴とする。
【0020】
【作用】本発明にあってはこれによって、オフセット値
により制御されたセレクタ回路を備えるから、並列/直
列変換器の入力の入れ換えが可能で、ビデオRAMの読
出し単位よりも細かな横方向オフセットが可能となる。
【0021】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づき
具体的に説明する。 (実施例1)図1は本発明に係る画像表示装置の構成を
示すブロック図であり、図中1,2はレジスタ回路、
3,4は加算器、5〜8はビデオRAMIC、12は並列
/直列変換器を示している。
【0022】ビデオRAMIC5〜8は従来装置におけ
るのと同じデュアルポートRAMで構成され、データバ
ス11に接続したランダムアクセスポートDの他に、行ア
ドレスで指定した1行分のメモリデータを高速に読み,
書き可能とするシリアルポートSOを備え、各ビデオRA
MIC5〜8の行アドレス,列アドレスをそのまま表示
画素に対応させ、ランダムアクセスポートDから表示す
べき画像データを書込み、また表示の走査タイミングに
合せてシリアルポートSOから表示すべき画像データを読
出し得る外、各ビデオRAMIC5〜8を並列配置する
ことで夫々の同一アドレスで選択されるメモリセルには
表示装置における隣接する4画素に対応する画像データ
が個別に記憶されるようになっている。
【0023】レジスタ回路1,2はシリアルポートSOか
らの読出し制御時にはオフセット値、例えば「1〜3」
を夫々保持してこれを加算器3,4へ出力し、これ以
外、例えばランダムアクセスポートからの書込み時等に
は「0」を加算器3,4へ出力する。なお本発明装置に
あってはレジスタ回路2のビット数は2ビット分増大
し、この増大した2ビット分のデータが制御回路18及び
選択手段17へ出力されるようにしてある。
【0024】加算器3はアドレスバス9を通じて入力さ
れた行アドレスにレジスタ回路1からの入力値を加えた
値に相当する行アドレスを、、また加算器4はアドレス
バス9を通じて入力された列アドレスにレジスタ回路2
からの入力値を加えた値に相当する列アドレスを夫々ビ
デオRAMIC5〜8へ出力する。なおランダムアクセ
スポートDからのデータ書込み時等にはレジスタ回路
1,2から「0」が入力されるからアドレスバス9から
の行アドレス,列アドレスがそのままビデオRAMIC
5〜8へ出力されることとなる。更にアドレスデコーダ
10はアドレスバス9から入力される下位2ビットのデー
タに基づきライトイネーブル信号を各ビデオRAMIC
5〜8へ出力する。
【0025】そして本発明に係る画像表示装置にあって
は、ビデオRAMIC6,7,8のシリアルポートSOは
夫々途中にデータの伝送を遅延させる遅延手段14,15,1
6、データの並べ換えを行う選択手段17とを介在させて
並列/直列変換器12に接続されている。なおビデオRA
MIC5のシリアルポートSOは従来と同様に並列/直列
変換器12に接続されている。各遅延手段14〜16はビデオ
RAMIC6〜8のシリアルポートSOからの読出しデー
タを読出しクロック1周期分遅延させるように構成さ
れ、その動作,非動作は制御回路18によって制御され、
また制御回路18及び選択手段17の制御はレジスタ回路2
からの下位2ビットのデータにより行われるようになっ
ている。
【0026】遅延手段14〜16の構成は実質的に同じであ
り、遅延手段14についてその具体的構成を示すと図2に
示す如くである。図中22,23,24…は夫々遅延動作の制御
を可能とした夫々1ビット分の遅延回路を示している。
各遅延回路22〜24は夫々遅延要素であるフリップフロッ
プ回路20及びセレクタ回路21を備えており、制御回路18
からの信号が「1」のときはセレクタ回路21を“1”側
に切り換え、ビデオRAMIC6のシリアルポートSOか
らの映像データをフリップフロップ回路20にてクロック
1周期分遅延させて、また制御回路18からの信号が
「0」のときはセレクタ回路21を“0”側に切り換え、
ビデオRAMIC6のシリアルポートSOからの映像デー
タをそのまま選択手段17へ出力させる。
【0027】図3は制御回路18の回路図であり、AND ゲ
ート19a ,ORゲート19b を並列に備えており、その各入
力端にはレジスタ回路2からの下位2ビットのデータが
入力される。AND ゲート19a の出力端は遅延手段14へ、
またオアゲート19b の出力端は遅延手段16へ、そしてレ
ジスタ回路2から入力した2ビットの信号の上位側をそ
のまま遅延手段15へ夫々「1」又は「0」の信号を出力
するようにしてある。
【0028】具体的には制御回路18はレジスタ回路2の
オフセット値が「0」の場合に各遅延手段14〜16へ
「0」を出力してこれらを非動作状態とし、またレジス
タ回路2のオフセット値が「1」のときは遅延手段16へ
「1」を出力してこれを動作状態とし、またオフセット
値が「2」のときは遅延手段15,16 へ「1」を出力して
これらを動作状態とし、更にオフセット値が「3」のと
きは遅延手段14,15,16へ共に「1」を出力してこれらを
動作状態とするようにしてある。
【0029】図4は選択手段の構成を示すブロック図で
ある。選択手段17は、最上位ビット用の回路29,2ビッ
ト用の回路30,3ビット用の回路31…を備えており、ま
た各回路29〜31…は夫々セレクタ回路25〜28を備えてい
る。このような選択手段17はレジスタ回路2のオフセッ
ト値が「0」のとき、即ちオフセットがない場合にはビ
デオRAMIC5からのデータ出力をポート17a から、
また各遅延手段14,15,16からの出力を各ポート17b,17c,
17d から夫々並列/直列変換器12へ出力する。
【0030】またレジスタ回路2のオフセット値が
「1」の場合、ビデオRAMIC5からの出力をポート
17b から、遅延手段14,15,16からの出力を夫々ポート17
c,17d,17a から夫々並列/直列変換器12へ出力する。更
にレジスタ回路2のオフセット値が「2」の場合、ビデ
オRAMIC5からの出力をポート17c から、遅延手段
14,15,16の出力をポート17d,17a,17b から夫々出力し、
そしてレジスタ回路2のオフセット値が「3」の場合、
ビデオRAMIC5からの出力をポート17d から、また
遅延手段14,15,16の出力をポート17a,17b,17c から出力
することとなる。
【0031】並列/直列変換器12の構成は従来装置にお
けるそれと実質的に同じであり、選択手段17のポート17
a 〜17d からの並列出力をこの順序のシリアル映像デー
タとして出力端子13から出力するようになっている。
【0032】次に実施例1の動作を説明する。 (ランダムアクセス時の動作)これは図12, 図13に示し
た従来装置におけるそれと実質的に同じである。即ちラ
ンダムアクセス時にはレジスタ回路1,2からは「0」
が出力されるから、アドレスバス9からの上位データで
ある行アドレス,列アドレスは夫々加算器3,4を経て
そのまま各ビデオRAMIC5〜8へ出力され、またア
ドレスバス9の下位データがアドレスデコーダ10へ入力
される。
【0033】ビデオRAMIC5〜8における所定のメ
モリセルにデータを書込む場合、データをデータバス11
から、また対応するアドレスをアドレスバス9から入力
すれば、各ビデオRAMIC5〜8へは同じデータ、同
じアドレスが与えられるが、アドレスデコーダ10から出
力されるライトイネーブル信号にて所定のビデオRAM
IC5〜8のみが選択され、選択されたメモリセルのみ
に書込みが行われる。
【0034】ビデオRAMIC5〜8からデータを読出
す場合も同様にアドレスバス9からアドレスを入力して
メモリセルを指定することでデータはシリアルポートSO
から遅延手段14〜16、選択手段17を経て並列/直列変換
器12へ入力され、出力端子13から出力される。なお遅延
手段14〜16はレジスタ回路2からの出力が「0」のとき
制御回路18からの出力も「0」となって非動作となり、
また選択手段17も入力をそのまま各出力ポート17a 〜17
d から出力することとなる。
【0035】(シリアルポートからの読出し動作)従来
装置におけるのと同様に、各ビデオRAMIC5〜8は
夫々シリアルポートSO用の1行分のデータバッファを備
えており、このデータバッファに指定した1行分のデー
タを転送することでシリアルポートSOからのデータの読
出しが可能となる。転送する行の指定は行アドレスによ
って、また行中の転送開始位置は列アドレスで夫々指定
される。
【0036】次にレジスタ回路2のオフセット値が
「0」,「1」〜「3」夫々の場合について図5〜8に
基づき説明する。 (A) オフセット値が「0」の場合 オフセット値が「0」の場合には制御回路18から遅延手
段14〜16への出力は「0」となり、遅延手段14〜16は非
動作状態となる。また選択手段17はビデオRAMIC
5、遅延手段14〜16からの入力データを夫々対応するポ
ート17a 〜17d から出力する。
【0037】図5はレジスタ回路2のオフセット値が
「0」の場合における遅延手段14〜16、選択手段17の動
作説明図である。図5(a) 〜(d) に示す如く、ビデオR
AMIC5〜8からの相隣する各画素に対応する出力デ
ータ、即ち「1」,「2」〜「4」のデータが夫々選択
手段17へ出力され、選択手段17からは図5(e) 〜(h) に
示す如く、各対応するポート17a〜17d から「1」,
「2」〜「4」のデータが並列/直列変換器12へ出力さ
れる。従って並列/直列変換器12からは図5(i),図5
(j) に示すロードクロック、シフトクロックに従って図
5(k) に示す如く「1」,「2」〜「4」のデータがこ
の順序に並べられた直列映像信号として出力される。
【0038】「1」〜「4」に続くビデオRAMIC5
〜8からの各データ「5」,「6」〜「8」も図5(k)
に示す如く同じこの順序で並列/直列変換器12から出力
されることとなる。このときの出力端子13からのシリア
ル映像データを図9(a) に示す。
【0039】(B) オフセット値が「1」の場合 レジスタ回路2のオフセット値が「1」の場合には制御
回路18は遅延手段16に「1」を、また他の遅延手段14,1
5 には「0」を出力する。一方選択手段17はビデオRA
MIC5からの出力をポート17b から、また遅延手段1
4,15,16からの各出力をポート17c,17d,17a から夫々出
力する。
【0040】図6はレジスタ回路2のオフセット値が
「1」の場合における遅延手段14〜16、選択手段17の動
作説明図である。この場合遅延手段16は動作状態にあ
り、遅延手段16からのデータは図6(i) に示すロードク
ロックと等しい周期のビデオRAM読み出しクロック1
周期分遅れて出力されるから、ビデオRAMIC8から
のデータは1行前のデータの最後のデータ「0」となり
図6(a) 〜(d) に示す如く、ビデオRAMIC5、遅延
手段14,15,16から「1」〜「3」, 「0」のデータが選
択手段17へ出力され、一方選択手段17は図6(a) 〜(h)
に示す如く遅延手段16からのデータ「0」をポート17a
に、またビデオRAMIC5のポート5aからのデータ
「1」をポート17b へ、更に遅延手段14,15 からのデー
タ「2」,「3」をポート17c,17d へ変更して出力す
る。
【0041】従って並列/直列変換器12からは図6(k)
に示す如く「0」, 「1」, 「2」, 「3」の順序のシ
リアル映像データとして出力される。この結果、出力端
子13からの出力は図9(b) に示す如く図9(a) の場合に
比較して1画素分遅延した状態となり、横方向に1画素
分のオフセットが加えられたのと同じこととなる。
【0042】(C) オフセット値が「2」の場合 図7はレジスタ回路2のオフセット値が「2」の場合に
おける遅延手段14〜16、選択手段17の動作説明図であ
る。この場合遅延手段15,16 は動作状態にあり、遅延手
段15,16 からのデータは夫々ビデオRAMからの読み出
しクロックの1周期分遅れて出力されるから、ビデオR
AMIC7,8からのデータは1行前のデータの最後及
び最後から1つ前のデータ「0」,「−1」となり、図
7(a) 〜(d) に示す如くビデオRAMIC5、遅延手段
14〜16からは夫々「1」, 「2」, 「−1」, 「0」の
データが、選択手段17へ出力され、一方選択手段17は図
7(a) 〜(h) に示す如く遅延手段15,16 、ビデオRAM
IC5、遅延手段14のデータを夫々ポート17a 〜17d か
ら出力するよう順序を変更する。従って並列/直列変換
器12からは図7(k) に示す如くデータ「−1」,
「0」,「1」,「2」がこの順序のシリアル映像デー
タとして出力される。
【0043】この結果、出力端子13からの出力は図9
(c) に示す如く図9(a) の場合に比較して2画素分遅延
した状態となり、横方向に2画素分のオフセットが加え
られたのと同じこととなる。
【0044】(D) オフセット値が「3」の場合 図8はレジスタ回路2の出力が「3」の場合における遅
延手段14,15,16、選択手段17の動作説明図である。遅延
手段14,15,16は夫々動作状態にあり、遅延手段14,15,16
からのデータは夫々ビデオRAMからの読み出しクロッ
クの1周期分遅れて出力されるから、ビデオRAMIC
6,7,8からのデータは1行前のデータの最後のデー
タを含む3つのデータ「0」,「−1」,「−2」とな
り、図8(a) 〜(d) に示す如くビデオRAMIC5、遅
延手段14〜16から「1」, 「−2」, 「−1」, 「0」
のデータが選択手段17へ出力され、一方選択手段17は図
8(e) 〜(h) に示す如く、遅延手段14,15,16、ビデオR
AMIC5のデータを夫々ポート17a 〜17d から出力す
るよう順序を変更する。
【0045】従って並列/直列変換器12からはデータ
「−2」, 「−1」, 「0」, 「1」がこの順序で図8
(k) に示す如きシリアル映像データとして出力される。
この結果、出力端子13からの出力は図9(d) に示す如く
図9(a) の場合に比較して3画素分遅延した状態とな
り、横方向に3画素分のオフセットが加えられたのと同
じこととなる。
【0046】このような実施例1にあっては従来装置の
ビデオRAMIC5〜8と並列/直列変換器12の間に遅
延手段14〜16、選択手段17を追加すればよいので、並列
/直列変換器12が他の周辺回路と共にIC化された装置
にも容易に適用できる。
【0047】(実施例2)上記実施例1では選択手段17
で並列/直列変換器12へのデータ入力に先立ってデータ
の並べ換えを行う構成を示したが、この実施例2では図
10に示す如く並列/直列変換器12を構成するフリップフ
ロップ回路76〜79をループ接続し、これからの出力位置
をセレクタ回路80にて選択することにより、データの並
べ換えを行うこととしてある。
【0048】図10は本発明の他の実施例2の構成を示す
ブロック図である。図10において71,72,73…は各異なる
重みのビットデータが入力される回路であり、各回路7
1,72,73…はデータプリセット入力付のDフリップフロ
ップ回路76,77 〜79及びセレクタ回路80を備えている。
各Dフリップフロップ回路76〜79はロードクロックでビ
デオRAMIC5、遅延手段14,15,16の最上位ビット(M
SB) を入力し、次のシフトクロックでD端子入力のデー
タに変化するようになっている。
【0049】各D端子には隣合うDフリップフロップ回
路76〜79のQ端子の信号が入力される。これによってD
フリップフロップ回路79の出力にはビデオRAMIC5
のMSB がDフリップフロップ回路76を経て1クロック遅
れて現れ、Dフリップフロップ回路78の出力には2クロ
ック遅れて現れる。従ってレジスタ回路2のオフセット
値によりセレクタ回路80で出力位置を選択すると、オフ
セットしたMSB データが順次的に得られることとなる。
このような実施例2においても実施例1と同様の効果が
得られる。
【0050】(実施例3)図11は本発明の更に他の実施
例3における要部の構成を示すブロック図である。この
実施例3では実施例1の遅延手段14,15,16と、その制御
回路18並びに選択手段17,並列/直列変換器12を図11に
示す如き回路に置換した構成としてある。
【0051】図11において81,82,83…は各重みの異なる
ビットデータが入力される回路であり、各回路81〜83…
は並列/直列変換器を構成するデータプリセット入力付
のDフリップフロップ回路86〜89、同じくデータプリセ
ット入力付のDフリップフロップ回路で構成されたシフ
トクロック1周期分の遅延回路91,92,93及びセレクタ回
路90を備えている。例えばDフリップフロップ回路86〜
89のプリセットデータ入力がビデオRAMIC5のMSB
であるとすると、この出力89a は図12に示す従来の装置
における出力端子13のMSB と同じである。遅延回路91の
出力91a はビデオRAMIC5のMSB が、出力89a より
も1クロック遅れて現れ、遅延回路92の出力92a は2ク
ロック遅れて現れ、更に遅延回路93の出力93a は3クロ
ック遅れて現れる。
【0052】従ってセレクタ回路90にて出力89a,91a,92
a,93a を選択すると実施例1と全く同等の出力データが
得られる。なお各実施例1,2,3では、4画素並列と
した構成について説明したが、並列画素数nはいくつで
も良く、実施例1及び2における遅延手段14〜16は並列
画素数をnとするとn−1個で構成できる。また実施例
3では遅延回路91〜93が各重みビットにつきn−1個で
構成できる。セレクタ回路は当然n入力のものを用い
る。
【0053】また実施例1ではビデオRAMIC5〜8
のメモリ容量を 512×512 ×8の場合について説明した
が、容量及び構成はどんなものでも良く、1画面を輝度
と色差あるいはR,G,B等に分割した複数ブロックで
構成しても良く、1画素を構成するビット数も何ビット
でも良い。また、上記の実施例1〜3ではオフセットの
分解能を1画素としたが2画素以上でもよい。
【0054】
【発明の効果】以上の如く第1,第2,第3発明にあっ
ては、オフセット値により制御される遅延手段と選択手
段とを設けてあるから、1画素単位又は1ブロック単位
での横方向オフセットが可能となり、滑らかな横スクロ
ールが可能となる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像表示装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明に係る画像表示装置における遅延手段の
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る画像表示装置における遅延手段に
対する制御回路の構成を示す回路図である。
【図4】本発明に係る画像表示装置における選択手段の
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る画像表示装置における遅延手段,
選択手段,並列/直列変換器の動作説明図である。
【図6】本発明に係る画像表示装置における遅延手段,
選択手段,並列/直列変換器の動作説明図である。
【図7】本発明に係る画像表示装置における遅延手段,
選択手段,並列/直列変換器の動作説明図である。
【図8】本発明に係る画像表示装置における遅延手段,
選択手段,並列/直列変換器の動作説明図である。
【図9】本発明に係る画像表示装置の動作説明図であ
る。
【図10】本発明の他の実施例の主要部の構成を示すブ
ロック図である。
【図11】本発明の更に他の実施例の主要部の構成を示
すブロック図である。
【図12】従来の画像表示装置の構成を示すブロック図
である。
【図13】従来の画像表示装置における並列/直列変換
器の構成を示すブロック図である。
【図14】従来の画像表示装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1,2 レジスタ回路 3,4 加算器 5〜8 ビデオRAMIC 12 並列/直列変換器 14,15,16 遅延手段 17 選択手段 18 制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビデオRAMICからn個分の画
    像データを同時に読出し、並列/直列変換器でn倍の高
    速画像データ列を得るようにした画像表示装置におい
    て、前記ビデオRAMICと並列/直列変換器との間
    に、n−1個の夫々動作,非動作の切換え可能とした遅
    延手段と、n個の画像データの並べ換えをする選択手段
    とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 複数のビデオRAMICからn個分の画
    像データを同時に読出し、複数のフリップフロップ回路
    で構成された並列/直列変換器でn倍の高速画像データ
    列を得るようにした画像表示装置において、前記ビデオ
    RAMICと並列/直列変換器との間に、n−1個の夫
    々動作,非動作の切換え可能とした遅延手段と、前記並
    列/直列変換器をループ接続した複数のフリップフロッ
    プ回路と、各フリップフロップ回路の出力を入力とする
    選択手段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  3. 【請求項3】 複数のビデオRAMICからn個分の画
    像データを同時に読出し、フリップフロップ回路で構成
    された並列/直列変換器でn倍の高速画像データ列を得
    るようにした画像表示装置において、2n−1段のフリ
    ップフロップ回路を有し、前記ビデオRAMICの出力
    を入力とするn段までの前記フリップフロップ回路と、
    nから2n−1段までの前記フリップフロップ回路夫々
    の出力を入力とするセレクタ回路とを備えたことを特徴
    とする画像表示装置。
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