JPH0749383Y2 - 記録計におけるペンリフト機構 - Google Patents

記録計におけるペンリフト機構

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JPH0749383Y2
JPH0749383Y2 JP1989131404U JP13140489U JPH0749383Y2 JP H0749383 Y2 JPH0749383 Y2 JP H0749383Y2 JP 1989131404 U JP1989131404 U JP 1989131404U JP 13140489 U JP13140489 U JP 13140489U JP H0749383 Y2 JPH0749383 Y2 JP H0749383Y2
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JP
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pen
axis
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JP1989131404U
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健雄 中井
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日本電子科学株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、記録計装置におけるペンリフト機構に関す
るものである。
[従来の技術] 周知のように、記録計は、プラテンの軸線のまわりに記
録紙を走行させておき、該プラテンの軸線に対して平行
する軸線に沿ってペン部材を走行させ、前記ペン部材に
おけるペン先を前記記録紙の記録面側に選択的に接触さ
せ、当該記録紙の記録面上に所望のデータを記録するよ
うにした装置である。
従来、この種の記録計では、ペンを前記プラテンの軸線
に対して平行する軸線に沿って移動させるための手段と
して、ペンガイド機構が採られており、かつ前記ペン部
材におけるペン先を記録紙の記録面から離遠させる手段
としてペンリフト機構が採られている。記録計における
従来のペンガイド機構(41)、第4図及び第5図に示す
ように、前記プラテン(42)の軸線に対して平行する軸
線に沿って独自に配置したペンガイド軸(43)と、前記
ペンガイド軸(43)に対して摺動可能に装着してあり、
一端(44a)にペン部材(45)を直接的に支持するペン
台車(44)と、前記ペン台車(44)を前記ペンガイド軸
(43)に沿って軸方向に往復動させるための動力源(図
示せず)とによって構成されている。この種の記録計
は、前記ペンガイド機構(41)に関連して、前記ペンガ
イド軸(43)に対して平行に配置した直線ポテンショメ
ータ組立体(46)を備えており、その摺動素子(47)が
前記ペン台車(44)に機械的に連結されていて、ペン台
車(44)の駆動を制御するようになっている。
一方、記録計における従来のペンリフト機構(48)は、
前記プラテン(42)の軸線に対して平行する軸線に沿っ
て独自に配置したペンリフトバー(49)と、前記ペンガ
イド軸(43)に対して摺動可能に装着してあり、一端
(44a)にペン部材支持部(50)を備え、他端(44b)に
前記ペンリフトバー(49)に接触する連絡アーム部材
(51)を備えたペン台車(44)と、前記ペンリフトバー
(49)をその軸線のまわりに回転させ、前記連絡アーム
部材(51)を介して、前記ペン台車(44)を前記ペンガ
イド軸(43)のまわりに回動させて、前記ペン部材(4
5)のペン先を前記プラテン(42)における記録紙面上
から離遠させるように構成してある。
[考案が解決しようとする課題] 上記する従来の記録計におけるペンリフト機構は、ペン
部材のペン先を前記プラテンにおける記録紙面上から離
縁させる構成において、ペンリフトバー、ペン台車、及
びペン台車とペンリフトバーとの間を機械的に連絡する
連絡アーム部材とを必要とするものであって、多くの構
成部品を要し、構成が複雑である点、組み立てが煩雑で
ある点、組み立て精度が要求される点、各構成部品の占
める占有領域が広いため記録計自体が大型化する点等の
欠点を有していた。
そこで、この考案は、上記する従来の記録計におけるペ
ンリフト機構の構成中、ペンリフトバー、ペン台車、及
びペン台車とペンリフトバーとの間の連絡アーム部材等
の構成部品を削減して、構造を簡素化し、組み立て易く
するとともに精度の向上を図り、かつ装置の小型化に適
合するペンリフト機構を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記する目的を達成するにあたって、具体
的には、プラテンの軸線のまわりに記録紙を走行させて
おき、該プラテンの軸線に平行する軸線に沿ってペン部
材を走行させ、前記ペン部材におけるペン先を前記記録
紙の記録面側に選択的に接触させ、前記記録紙の記録面
上に所望のデータを記録するようにした記録計装置にお
いて、 前記ペン部材のペン先を前記プラテン面に沿って走行す
る記録紙の記録面から離遠させるためのペンリフト機構
が、前記プラテンの軸線に平行する軸線に沿って配置し
た直線ポテンショメータ組立体と、一端にペン部材支持
部を備え、他端に前記直線ポテンショメータ組立体に対
する摺動素子構成部を備え、前記直線ポテンショメータ
組立体に対して軸方向に摺動可能なように組み立てられ
たペン台車と、前記直線ポテンションメータ組立体を、
その軸線のまわりに回動させ、前記ペン台車を介して前
記ペン部材のペン先を前記プラテンにおける記録紙の記
録面から離遠させる動力手段とからなる記録計における
ペンリフト機構を構成する。
[実施例の説明] 以下、この考案になる記録計におけるペンリフト機構に
ついて、第1図、第2図及び第3図に示す具体的な実施
例にもとづいて詳細に説明する。
この考案の実施例になる記録計におけるペンリフト機構
(1)は、プラテン(2)の軸線に平行する軸線に沿っ
て直線ポテンショメータ組立体(3)を備えている。前
記直線ポテンショメータ組立体(3)は、軸方向に直線
状にのびる扁平板状の抵抗素子(4)と、抵抗素子
(4)を支持する絶縁基板(5)とを有していて、前記
抵抗素子(4)の頂面が平滑な摺動面(6)を構成する
ものからなっている。この板状抵抗素子(4)は、前記
絶縁基板(5)を介して、抵抗素子支持部材(7)の一
つの支持面(8)に取り付けてある。前記抵抗素子支持
部材(7)は、両側縁部分に長さ方向にのびる相対向し
て平行な一対の延出部分(9)、(9)を備えている。
前記延出部分(9)、(9)の背反する外面に、前記抵
抗素子(4)の摺動面(6)と平行してのびる一対のガ
イド手段(10)、(10)が設けてある。前記ガイド手段
(10)、(10)は、図に示すような一対の凹溝であって
もよいし、あるいは一対の凸条であってもよい。前記抵
抗素子支持部材(7)は、たとえばアルミニウム等の軽
金属材、あるいは適当な剛直性の合成樹脂材により形成
される。
前記直線ポテンショメータ組立体(3)は、長さ方向両
端に軸部(11a)、(11b)を備えていて、前記軸部(11
a)、(11b)を介して、機体フレーム部材(12)に回動
可能に軸支してある。前記一方の軸部(11a)には、ア
ーム(13)が設けてあり、前記アーム(13)と機体フレ
ーム部材(12)との間にスプリング(14)が架け橋して
ある。前記スプリング(14)は、前記直線ポテンショメ
ータ組立体(3)をその軸のまわりにおいて、第1図並
びに第2図に示す回動位置に付勢支持する。前記他方の
軸部(11b)には、レバー部材(15)が取り付けられて
いる。前記レバー部材(15)の自由端(15a)側は、ワ
イヤー(17)を介して、後述するペンリフト用動力手段
(16)に連結してある。前記ペンリフト用動力手段(1
6)は、前記機体フレーム部材(12)に取り付けてある
ソレノイド部材(18)によって構成される。前記ソレノ
イド部材(18)は、電気信号に応答して軸方向に差動す
る作動子(19)を備えている。前記ソレノイド部材(1
8)の作動子(19)の出力端(19a)と、前記レバー部材
(15)の自由端(15a)に前記ワイヤー(17)が架け渡
してある。前記ワイヤー(17)は、その中間部分におい
て前記機体フレーム部材(12)に取り付けてあるガイド
ローラ(20)によりガイド支持されている。この構成に
おいて、前記ペンリフト用動力手段であるソレノイド部
材(18)が、外部電気信号によって、励磁−非励磁に制
御されると、前記作動子(19)、ワイヤー(17)、及び
レバー部材(15)を介して前記直線ポテンショメータ組
立体(3)が、その軸線のまわりに回動するようになっ
ている。
一方、この考案の実施例になる記録計になるペンリフト
機構(1)は、前記直線ポテンショメータ組立体(3)
に対して直線的に組み立てられるペン台車(21)を備え
ている。前記ペン台車(21)は、一端(21a)にペン部
材(22)を脱着自在に装着支持するペン部材支持部(2
3)を備え、他端(21b)に前記直線ポテンショメータ組
立体(3)の摺動素子として機能する摺動素子構成部
(24)を備えている。前記ペン台車(21)における摺動
素子構成部(24)は、前記直線ポテンショメータ組立体
(3)における一対のガイド手段(10)、(10)に対し
て摺動可能に係合する一対のガイド手段(25)、(25)
を備えている。前記ペン台車(21)における摺動素子構
成部(24)は、上記係合状態において、前記直線ポテン
ショメータ組立体(3)の支持部材(7)に配した板状
抵抗素子(4)の摺動面(6)に対して摺動接触する導
電性ブラシ接触子(26)を備えている。前記ペン台車
(21)は、前記直線ポテンショメータ組立体(3)にお
ける支持部材(7)に装着した状態において、前記導電
性ブラシ接触子(26)が、前記抵抗素子(4)の摺動面
(6)に対して平行にかつ均等圧をもって移動接触する
ように構成されている。
さらに、この考案になる記録計におけるペンリフト機構
(1)は、前記ペン台車(21)を前記直線ポテンショメ
ータ組立体(3)に沿って軸方向に往復動させるための
動力手段(27)を備えている。すなわち、前記動力手段
(27)は、入力電気信号に応じて正回転及び回転する動
力源(28)と、前記モータ(28)の駆動プーリ(29)、
装置の一端側に配置してある一対のガイドプーリ(3
0)、(30)、装置の他端側に配置してあるガイドプー
リ(31)及び前記駆動プーリ(29)、ガイドプーリ(3
0)、(31)、(30)に架け渡されていて、一端(32a)
がペン台車(21)の一側部アーム(21A)に、他端(32
b)がペン台車(21)の他側部アーム(21B)に連結して
ある動力伝達ワイヤ(32)とからなっている。
上記する構成において、ペン部材を支持するペン台車
(21)が直線ポテンショメータ組立体(3)をガイド軸
として、その軸方向に移動可能にし、前記直線ポテンシ
ョメータ組み合わせたことにより、ソレノイド部材(1
8)を作動させて、ワイヤー(17)、レバー部材(1
5)、直線ポテンショメータ組立体(3)、ペン台車(2
1)を介してペン部材(22)の先端を、前記プラテン
(2)上の記録面に接触させ、あるいは離遠させること
ができる。
[考案の効果] 以上の構成になるこの考案の記録計におけるペンリフト
機構は、ペン台車の一部分に、直線ポテンショメータ組
立体に対する摺動素子として機能する摺動素子構成部を
一体的に設け、前記直線ポテンショメータ組立体をペン
台車のガイドレールとして構成し、前記ペンリフト用動
力手段を直線ポテンショメータ組立体に機械的に連結し
ておき、前記直線ポテンショメータ組立体自体を、その
軸線まわりに回動させて、前記ペン部材リフテイング操
作するようにしたことにより、従来の記録計ペンリフト
機構にみられるペンリフトバー、及びペン台車とペンリ
フトバーとの間の連絡アーム部材、さらにそれらのため
の組み立て部品を削減することができ、構造の簡素化に
ともなう組み立て作業の簡易化、精度の向上、並びに装
置の小型化を図ることができ、それらの点において極め
て有効に作用するものといえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案になる記録計におけるペンリフト機
構の具体例を示す概略的平面図、 第2図は、第1図におけるII−II線に沿った拡大断面
図、 第3図は、第1図における側面図、 第4図は、従来のペンリフト機構の一例を示す一部破断
平面図、 第5図は、第4図におけるIV−IV線断面図である。 (1)……ペンリフト機構 (2)……プラテン (3)……直線ポテンショメータ組立体 (4)……抵抗素子 (6)……摺動面 (7)……抵抗素子支持部材 (10)、(25)……ガイド手段 (11)……軸部 (16)……ペンリフト用動力手段 (18)……ソレノイド部材 (22)……ペン部材 (23)……ペン部材支持部 (24)……摺動素子構成部 (26)……ブラシ接触子 (27)……動力手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンの軸線のまわりに記録紙を走行さ
    せておき、該プラテンの軸線に平行する軸線に沿ってペ
    ン部材を走行させ、前記ペン部材におけるペン先を前記
    記録紙の記録面側に選択的に接触させ、前記記録紙の記
    録面上に所望のデータを記録するようにした記録計装置
    において、 前記ペン部材のペン先を前記プラテン面に沿って走行す
    る記録紙の記録面から離遠させるためのペンリフト機構
    が、前記プラテンの軸線に平行する軸線に沿って配置し
    た直線ポテンショメータ組立体と、一端にペン部材支持
    部を備え、他端に前記直線ポテンショメータ組立体に対
    する摺動素子構成部を備え、前記直線ポテンショメータ
    組立体に対して軸方向に摺動可能なように組み立てられ
    たペン台車と、前記直線ポテンショメータ組立体を、そ
    の軸線のまわりに回動させ、前記ペン台車を介して前記
    ペン部材のペン先を前記プラテンにおける記録紙の記録
    面から離遠させる動力手段とからなることを特徴とする
    記録計におけるペンリフト機構。
JP1989131404U 1989-11-08 1989-11-08 記録計におけるペンリフト機構 Expired - Lifetime JPH0749383Y2 (ja)

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JPS6051423U (ja) * 1983-09-17 1985-04-11 グラフテック株式会社 記録計の記録ペン摺動機構

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