JPH0749349B2 - 紙葉類堆積装置 - Google Patents

紙葉類堆積装置

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JPH0749349B2
JPH0749349B2 JP10024985A JP10024985A JPH0749349B2 JP H0749349 B2 JPH0749349 B2 JP H0749349B2 JP 10024985 A JP10024985 A JP 10024985A JP 10024985 A JP10024985 A JP 10024985A JP H0749349 B2 JPH0749349 B2 JP H0749349B2
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JP
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lift
accumulated
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paper sheets
pressure sensor
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JP10024985A
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順昭 小俣
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Omron Corp
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Omron Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)技術分野 この発明は自動取引処理装置の紙幣収納装置等の投入さ
れた紙葉類を堆積して収納する紙葉類堆積装置に関す
る。
(b)発明の概要 この発明に係る紙葉類堆積装置は、リフト上に堆積され
た紙葉類を、リフトを上昇させることによって一旦上方
に圧縮する。上方には圧力センサが設置されており前記
圧縮の過程で、この圧力センサが、第一の圧力値を検知
してから、前記第一の圧力値よりも大きい第二の圧力値
を検知するまでにリフトが上昇した距離を計測し、その
上昇距離に基づいてリフトを下降させ、紙葉類投入口か
らリフト上に堆積されている紙葉類までの落差を所定の
距離に保つ。
(c)従来技術とその欠点 自動取引処理装置等に用いられる紙幣収納装置を第4図
に示す。ケース2内で紙幣を堆積するリフト1は台部1
a,アーム1bによって構成され、このリフト1はベルト4
によってレール3に沿って駆動される。ケース2の上端
側方にはローラ7が配置されこのローラ7の駆動によっ
て紙幣が台部1a上に投入される。
ローラ7による紙幣の投入をエラーなく行うにはローラ
7から既に堆積されている紙幣の上端までの落差を適当
な長さに保つ必要がある。即ち、落差が少なすぎる場合
は、ローラ7によって放出されてくる紙幣の先端が、放
出途中で既に堆積されている紙幣と衝突し紙幣の詰まり
を起こしてしまうことがあり、また、落差が大きすぎる
場合には、落差距離が長いため放出されたきた紙幣が縦
向きになって落下し、この場合も紙幣の詰まりの原因に
なることがあった。
このため、ローラ7と既に堆積されている紙幣の上端と
の間に適当な落差を開けるため、紙幣を堆積する台をリ
フト1で構成して上下動可能にし、堆積されている紙幣
の高さに合わせて上下動させるように構成されている。
ここで、適切な制御を行おうとすれば、堆積されている
紙幣の上端の位置を正確に検知しなければならないが、
紙幣は使用されている間に折り目や皺等が生じ、堆積し
たときの厚みが一定では無くなっている。従って、堆積
されている紙幣の枚数からはその堆積の高さは正確に算
出することが出来ない。そのため、紙幣の上端の位置を
検知するために従来から以下の検知方式が提案されてい
た。
(1)リフトの上方に反射型の光学センサを設置し、堆
積されている紙幣の上端で反射されてくる光の強さによ
って上端の位置を検知する。
(2)ローラ7から適当な落差の位置でケース2を横切
る所定の位置に、透過型の光学センサを設置し、堆積さ
れた紙幣がこの光学センサを遮ったとき紙幣の上端が所
定の位置まできたことを検知する。
(3)紙幣の堆積によってオンされる機械的なスイッチ
を前記所定の位置に設置し、このスイッチがオンしたと
き紙幣の上端が所定の位置まできたことを検知する。
また、堆積された紙幣の上端の位置検知を行わずに、 (4)ケース2内に爪を設け、紙幣の投入毎にこの爪で
強制的にローラ7(投入部)と紙幣の上端との間に所定
の間隔を開ける。
しかし、(1),(2)の方式では光学センサ等を使用
しているため、紙粉,埃等により検知出力の信頼性に問
題があり、(3),(4)の機械的方式では、構造が複
雑になるため、機械的信頼性に問題があるとともに、コ
ストの上昇は免れ得なかった。
一方、上記の方式とは別に、リフト1の上方ローラ7と
同じ高さに接触センサを設置し、紙幣の投入毎にリフト
1を上昇させ、この上昇によって堆積された紙幣の上端
が前記接触センサに接した時にリフト1の上昇を停止さ
せ、そこから所定距離降下させてローラ7と紙幣の上端
との間隔を保つ方式も提案されている。しかし、堆積さ
れる紙幣は折り目,皺等によって波を打っているため接
触検知が不安定になり正確な上端検知を行うことが出来
ないうえ、リフト1を上昇させても堆積されている紙幣
を圧縮することがないため、ケース2内に収納できる枚
数を増やすことが出来なかった。
(d)発明の目的 この発明は上記欠点に鑑み、既に実用化されている紙幣
収納装置の機械的構成の変更を最小限にし、簡略な構成
で堆積された紙幣の上端と投入部とを最適な落差に保つ
ことができる紙葉類堆積装置を提供することを目的とす
る。
(e)発明の構成及び効果 この発明は、投入部から投入される紙葉類を堆積する上
下動可能なリフト、前記リフトの上方に設置された圧力
センサ、前記リフトを上昇させてリフト上に堆積されて
いる紙葉類を介して前記圧力センサを押し圧力センサが
第一の圧力値を検知してから、第一の圧力値よりも大き
い第二の圧力値を検知するまでの前記リフトの上昇距離
を計測する手段及び前記上昇距離に基づいて前記投入部
から前記リフト上に堆積されている紙葉類の上端までの
落差を所定の長さにする手段を有することを特徴とす
る。
以上の構成によって、この発明によれば、堆積されてい
る紙葉類を一旦上方へ圧縮し、この圧縮の工程で第一,
第二の圧力値間の圧縮距離を計測し、それに基づいてリ
フトを下降させる距離を決定する。これによって、堆積
されている紙葉類投入部と紙葉類の上端との落差を所定
の長さに保つことができる。また、この検知動作中に一
旦上方へ紙葉類を圧縮する動作を含んであるため、堆積
されている紙葉類は圧縮を解除されてもある程度圧縮さ
れたままになっており、堆積出来る紙葉類の枚数を増や
すことが出来る。
(f)実施例 第2図はこの発明の実施例である紙幣収納装置の概略構
造図である。この実施例において、第4図に示した紙幣
収納装置と異なる点は、リフト1の台部1aの上方、ロー
ラ7と同じ高さに圧縮板5及びこの圧縮板5に掛かる圧
力を検知する圧力センサ6を設置した点、及びベルト4
を駆動するモータにパルスモータ8′を用いた点であ
る。なお、圧力センサ6はセンサインターフェイス10を
介してマイクロコンピュータ9に接続されており、パル
スモータはモータ制御部11を介してマイクロコンピュー
タ9に接続されている。マイクロコンピュータ9はモー
タ制御部11にパルスモータ8′を駆動するためのパルス
を出力するとともにそのパルス数をカウントする。
前記圧力センサ6はリフト1が上昇して紙幣の上端が圧
縮板5に当たったときにその圧力Pを検知する。マイク
ロコンピュータ9には2段階の検知圧力P1,P2が設定さ
れており、圧力センサが検出する圧力Pが、P1,P2にな
ったとき所定の制御を行う。尚、P1=100gw,P2=500gw
程度が適当である。
第1図のフローチャートを参照してこの紙幣収納装置の
動作を説明する。ステップn1(以下、ステップniを単に
niと言う。)でPがP1以上であれば、堆積されている紙
幣の上端は既に圧縮板5に当たっていると判断して、P
がP1よりも小さくなるまでリフト1を降下させ(n2)、
検知動作を開始する。Pの値がP1になるまでリフト1を
上昇させ(n3,第3図(B))、ここからパルスモータ
8′の回転パルス数をカウントしながらリフト1を上昇
させる(n4)。Pの値がP2に等しくなれば(n5)、リフ
ト1の上昇を停止し、パルス数のカウントも終了する
(n6,第3図(C))。
このカウント値をS0とする。は堆積されている紙幣の折
り目,皺等による隙間,紙幣の枚数によって変化する。
ここで、S0が大きい程紙幣間の隙間が多いか又は紙幣の
枚数が多いということであるため、P=P1になるまでに
圧縮された距離は長いといえる。P=0からP=100gw
までに圧縮された距離をαとする。一方、P=P2になる
まで紙幣が圧縮されると、一旦圧縮された堆積紙幣はこ
の圧縮を解除してもある程度堆積高が減少したままにな
っている。この縮みの長さもS0が大きい方が大きいとい
える。この縮みをβとする。堆積されている紙幣の上端
とローラ7との理想的な落差をHとするとリフト1をP
=P2となるまで上昇させたのち落差がHとなるまで下降
させる距離H′は、 H′=H+S0+α−β となるが、 α=β となるようにP1,P2ほ設定すれば(この値は実験によっ
て容易に求めることができるが、P1=100gw,P2=500gw
前後である。)、リフト1の上下を H′=H+S0 に基づいて行えばよく、制御を容易にすることができ
る。
上記フローャートでn7でカウント値をS0として設定し、
n8でこれらに基づいてH′を算出する。n9でH′だけリ
フト1を下降させてやれば、堆積された紙幣の上端とロ
ーラ7間は最適の落差に保つことが出来る(第3図
(A))。n4がこの発明の上昇距離を計測する手段に対
応し、n8,n9が堆積された紙葉類の上端と紙葉類の投入
部との間を所定の落差にする手段に対応する。
このようにこの実施例によれば、従来の紙幣収納装置に
圧縮板5及び圧力センサ6を付加するのみで堆積の上端
の位置制御を行うことが出来るとともに、圧縮によって
堆積紙幣の高さが減少するため、収納出来る紙幣の枚数
を増やすことが出来る。
上記の実施例では、圧力センサ6に圧電素子を用いた
が、コイルスプリング,マイクロスイッチ等を用いた機
械的な構成のセンサであっても同様の効果を得ることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である紙幣収納装置の動作を
示すフローチャート、第2図は上記実施例の概略構成
図、第3図(A),(B),(C)は上記実施例の堆積
紙幣上端検知動作を示す図、第4図は従来の紙幣収納装
置の概略構成図である。 6……圧力センサ、8′……パルスモータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入部から投入される紙葉類を堆積する上
    下動可能なリフト、 前記リフトの上方に配置された圧力センサ、 前記リフトを上昇させてリフト上に堆積されている紙葉
    類を介して前記圧力センサを押し圧力センサが第一の圧
    力値を検知してから、第一の圧力値よりも大きい第二の
    圧力値を検知するまでの前記リフトの上昇距離を計測す
    る手段、 前記上昇距離に基づいて前記投入部から前記リフト上に
    堆積されている紙葉類の上端までの落差を所定の長さに
    する手段、 を有してなる紙葉類堆積装置。
JP10024985A 1985-05-09 1985-05-09 紙葉類堆積装置 Expired - Lifetime JPH0749349B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10024985A JPH0749349B2 (ja) 1985-05-09 1985-05-09 紙葉類堆積装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10024985A JPH0749349B2 (ja) 1985-05-09 1985-05-09 紙葉類堆積装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61256495A JPS61256495A (ja) 1986-11-14
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ID=14268953

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10024985A Expired - Lifetime JPH0749349B2 (ja) 1985-05-09 1985-05-09 紙葉類堆積装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4994055A (ja) * 1973-01-12 1974-09-06
JPS6056772A (ja) * 1983-09-02 1985-04-02 Omron Tateisi Electronics Co 紙幣類収納装置

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JPS61256495A (ja) 1986-11-14

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