JPH0749164Y2 - 開閉弁装置 - Google Patents
開閉弁装置Info
- Publication number
- JPH0749164Y2 JPH0749164Y2 JP1992082871U JP8287192U JPH0749164Y2 JP H0749164 Y2 JPH0749164 Y2 JP H0749164Y2 JP 1992082871 U JP1992082871 U JP 1992082871U JP 8287192 U JP8287192 U JP 8287192U JP H0749164 Y2 JPH0749164 Y2 JP H0749164Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- outlet port
- poppet
- port
- pilot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パワーショベルのアー
ムシリンダに圧油を供給する回路に設けられて再生機能
を持たせる等のための開閉弁装置に関する。
ムシリンダに圧油を供給する回路に設けられて再生機能
を持たせる等のための開閉弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パワーショベルのアームシリンダに圧油
を供給する回路としては再生機能を有するものが知られ
ている。例えば、アームシリンダのロッド室とボトム室
を接続する回路を開閉する開閉弁と、その開閉弁を開閉
作動するパイロットバルブより成る開閉弁装置を設け、
そのパイロットバルブを開放して開閉弁内に圧油を流通
させるとポペットが開放作動して開閉弁が開となってロ
ッド室内の圧油がボトム室に流入するようにしたものが
考えられる。
を供給する回路としては再生機能を有するものが知られ
ている。例えば、アームシリンダのロッド室とボトム室
を接続する回路を開閉する開閉弁と、その開閉弁を開閉
作動するパイロットバルブより成る開閉弁装置を設け、
そのパイロットバルブを開放して開閉弁内に圧油を流通
させるとポペットが開放作動して開閉弁が開となってロ
ッド室内の圧油がボトム室に流入するようにしたものが
考えられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】かかる開閉弁装置であ
ると、開閉弁のポペットの円錐面にアームシリンダのボ
トム室内の圧油が作用してそのポペットがアームシリン
ダのボトム室内の圧油で開放側に押されるので開閉弁の
開度をパイロットバルブの開口面積によって制御できな
くなる。
ると、開閉弁のポペットの円錐面にアームシリンダのボ
トム室内の圧油が作用してそのポペットがアームシリン
ダのボトム室内の圧油で開放側に押されるので開閉弁の
開度をパイロットバルブの開口面積によって制御できな
くなる。
【0004】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにした開閉弁装置を提供することを目的とする。
ようにした開閉弁装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の開閉弁装置は、
開閉弁41とパイロット弁より成る開閉弁装置におい
て、前記開閉弁41を、入口ポート43と主出口ポート
44を開閉するポペット45の円錐面75をスプリング
80でシート82に押しつけて閉じ位置に保持し、その
入口ポート43に常時連通した出口ポート46より圧油
が流出するとポペット45が開き位置となり、かつその
開口面積が出口ポート46より流出する流量に比例する
ようにし、前記ポペット45の円錐面75にロッド77
を介してシート82と同一径のピストン78を主出口ポ
ート44側に突出して設けて主出口ポート44の圧油が
円錐面75とピストン78に作用するようにし、前記出
口ポート46をパイロット弁を介してタンク側に連通し
たものである。
開閉弁41とパイロット弁より成る開閉弁装置におい
て、前記開閉弁41を、入口ポート43と主出口ポート
44を開閉するポペット45の円錐面75をスプリング
80でシート82に押しつけて閉じ位置に保持し、その
入口ポート43に常時連通した出口ポート46より圧油
が流出するとポペット45が開き位置となり、かつその
開口面積が出口ポート46より流出する流量に比例する
ようにし、前記ポペット45の円錐面75にロッド77
を介してシート82と同一径のピストン78を主出口ポ
ート44側に突出して設けて主出口ポート44の圧油が
円錐面75とピストン78に作用するようにし、前記出
口ポート46をパイロット弁を介してタンク側に連通し
たものである。
【0006】
【作 用】パイロット弁を開口すると入口ポート43
の圧油が出口ポート46よりタンクに流出し、ポペット
45が開き位置となり、そのポペット45の開口面積は
出口ポート46より流出する流量に比例するから、パイ
ロット弁の開口面積を増減することでポペット45の開
口面積を制御でき、しかも入口ポート43より主出口ポ
ート44に流入した圧油はポペット45の円錐面75と
ピストン78に作用してポペット45を開き方向に押す
ことがないので、これらが相俟ってパイロット弁の開口
面積によって開閉弁41の開度を精度良く制御できる。
の圧油が出口ポート46よりタンクに流出し、ポペット
45が開き位置となり、そのポペット45の開口面積は
出口ポート46より流出する流量に比例するから、パイ
ロット弁の開口面積を増減することでポペット45の開
口面積を制御でき、しかも入口ポート43より主出口ポ
ート44に流入した圧油はポペット45の円錐面75と
ピストン78に作用してポペット45を開き方向に押す
ことがないので、これらが相俟ってパイロット弁の開口
面積によって開閉弁41の開度を精度良く制御できる。
【0007】
【実 施 例】図1に示すように、パワーショベルのブ
ーム1に対してアーム2を上下揺動するアームシリンダ
ー3のボトム室3a、ヘッド室3bは第1、第2操作弁
41 ,42 でポンプの吐出側とタンク側に接続制御され
る。前記第1操作弁41 は弁本体5に、油通路6とポン
プポート7を通路・遮断する第1メータインバルブ8及
び油通路6とタンクポート9を連通・遮断する第1メー
タアウトバルブ10並びに第1パイロット弁11を設
け、第1パイロット弁11のソレノイド12を励磁する
とそのスプール13を押して入口ポート14と出口ポー
ト15を連通し、ポンプポート7の圧油を第1メータイ
ンバルブ8の受圧室16に供給してスプール17を移動
し、ポンプポート7の圧油をポペット18を押して油通
路6に供給するようにしてある。
ーム1に対してアーム2を上下揺動するアームシリンダ
ー3のボトム室3a、ヘッド室3bは第1、第2操作弁
41 ,42 でポンプの吐出側とタンク側に接続制御され
る。前記第1操作弁41 は弁本体5に、油通路6とポン
プポート7を通路・遮断する第1メータインバルブ8及
び油通路6とタンクポート9を連通・遮断する第1メー
タアウトバルブ10並びに第1パイロット弁11を設
け、第1パイロット弁11のソレノイド12を励磁する
とそのスプール13を押して入口ポート14と出口ポー
ト15を連通し、ポンプポート7の圧油を第1メータイ
ンバルブ8の受圧室16に供給してスプール17を移動
し、ポンプポート7の圧油をポペット18を押して油通
路6に供給するようにしてある。
【0008】前記第2操作弁42 は弁本体20に、油通
路21とポンプポート22を連通・遮断する第2メータ
インバルブ23及び油通路21とタンクポート24を連
通・遮断する第2メータアウトバルブ25並びに第2パ
イロット弁26を設け、第2パイロット弁26のソレノ
イド27を励磁するとそのスプール28を押して入口ポ
ート29と出口ポート30を連通し、ポンプポート22
の圧油を第2メータインバルブ22の受圧室31に供給
してスプール32を移動し、ポンプポート22の圧油を
ポペット33を押して油通路21に供給するようにして
ある。
路21とポンプポート22を連通・遮断する第2メータ
インバルブ23及び油通路21とタンクポート24を連
通・遮断する第2メータアウトバルブ25並びに第2パ
イロット弁26を設け、第2パイロット弁26のソレノ
イド27を励磁するとそのスプール28を押して入口ポ
ート29と出口ポート30を連通し、ポンプポート22
の圧油を第2メータインバルブ22の受圧室31に供給
してスプール32を移動し、ポンプポート22の圧油を
ポペット33を押して油通路21に供給するようにして
ある。
【0009】なお、第2パイロット弁26のソレノイド
27を励磁してスプール28を押すと第1ポート34と
パイロットタンクポート35が連通し、その第1ポート
34は第1メータアウトバルブ10の室36と連通して
ポペット37の前後に差圧が生じてポペット37が左方
に移動して油通路6がタンクポート9に連通するように
してあり、第2パイロット弁26のソレノイド27を励
磁した時にはポンプの吐出圧油がアームシリンダ3のヘ
ッド室3bに供給され、ボトム室3a内の圧油はタンク
ポート9に流出するようにしてある。
27を励磁してスプール28を押すと第1ポート34と
パイロットタンクポート35が連通し、その第1ポート
34は第1メータアウトバルブ10の室36と連通して
ポペット37の前後に差圧が生じてポペット37が左方
に移動して油通路6がタンクポート9に連通するように
してあり、第2パイロット弁26のソレノイド27を励
磁した時にはポンプの吐出圧油がアームシリンダ3のヘ
ッド室3bに供給され、ボトム室3a内の圧油はタンク
ポート9に流出するようにしてある。
【0010】前記第1操作弁41 の油通路6と第2操作
弁42 の油通路21は主回路40で連通し、この主回路
40には開閉弁41とロードチェック弁42が設けてあ
る。前記開閉弁41は入口ポート43と主出口ポート4
4を連通・遮断するポペット45を備え、該ポペット4
5は入口ポート43より出口ポート46に圧油が流れる
と圧力差が生じ、その圧力差によってポペット45が入
口ポート43と主出口ポート44を連通する位置に移動
するようになり、ロードチェック弁42は第1操作弁4
1 から第2操作弁42 への圧油流れを阻止するようにし
てある。
弁42 の油通路21は主回路40で連通し、この主回路
40には開閉弁41とロードチェック弁42が設けてあ
る。前記開閉弁41は入口ポート43と主出口ポート4
4を連通・遮断するポペット45を備え、該ポペット4
5は入口ポート43より出口ポート46に圧油が流れる
と圧力差が生じ、その圧力差によってポペット45が入
口ポート43と主出口ポート44を連通する位置に移動
するようになり、ロードチェック弁42は第1操作弁4
1 から第2操作弁42 への圧油流れを阻止するようにし
てある。
【0011】前記開閉弁41の出口ポート46はパイロ
ット回路47を介して第2操作弁42の弁体20に形成
したパイロットタンクポート48に連通し、このパイロ
ット回路47には手動再生停止弁49、自動再生停止弁
50、第3パイロット弁51が直列に設けてあり、この
第3パイロット弁51と開閉弁41で開閉弁装置を構成
している。
ット回路47を介して第2操作弁42の弁体20に形成
したパイロットタンクポート48に連通し、このパイロ
ット回路47には手動再生停止弁49、自動再生停止弁
50、第3パイロット弁51が直列に設けてあり、この
第3パイロット弁51と開閉弁41で開閉弁装置を構成
している。
【0012】前記手動再生停止弁49は入口ポート52
と出口ポート53をスプール54で連通・遮断するもの
で、そのスプール54はバネ55で連通位置に保持さ
れ、受圧室56のパイロット圧で遮断位置に移動し、こ
の受圧室56にはパイロットポンプ57の圧油が電磁切
換弁58で供給される。
と出口ポート53をスプール54で連通・遮断するもの
で、そのスプール54はバネ55で連通位置に保持さ
れ、受圧室56のパイロット圧で遮断位置に移動し、こ
の受圧室56にはパイロットポンプ57の圧油が電磁切
換弁58で供給される。
【0013】前記自動再生停止弁50は入口ポート59
と出口ポート60を連通・遮断するスプール61を備
え、このスプール61をバネ62で遮断位置に保持し、
受圧部63の圧力で連通位置に移動するようにしてあ
り、その受圧部63は前記主回路40の第1操作弁41
側に連通している。
と出口ポート60を連通・遮断するスプール61を備
え、このスプール61をバネ62で遮断位置に保持し、
受圧部63の圧力で連通位置に移動するようにしてあ
り、その受圧部63は前記主回路40の第1操作弁41
側に連通している。
【0014】前記第3パイロット弁51はソレノイド6
4を励磁することでポペット65を押して入口ポート6
6と出口ポート67を連通するもので、その出口ポート
67はパイロットタンクポート48に連通し、入口ポー
ト66は前記自動再生停止弁50の出口ポート60及び
前記第2メータアウトバルブ25の出口ポート68に連
通し、第2メータアウトバルブ25の入口ポート69と
出口ポート68に油が流れるとポペット70の前後に圧
力差が生じてポペット70を押して油通路21を入口ポ
ート69よりタンクポート24に連通するようにしてあ
る。該第2メータアウトバルブ25と前記開閉弁41は
ともに入口ポート69,43から出口ポート68,46
への圧油流れによりポペット70,45の前後に圧力差
を生じてポペット70,45を押すものであるが、開閉
弁41のポペット45が小さな圧力差で押され、第2メ
ータアウトバルブ25のポペット70は大きな圧力差で
押されるようにしてある。次に作動を説明する。第1パ
イロット弁11のソレノイド12に通電して第1メータ
インバルブ8を開作動させてポンプポート7の吐出圧油
を油通路6に供給すると同時に、第3パイロット51の
ソレノイド64に通電して入口ポート66を出口ポート
67に連通する。
4を励磁することでポペット65を押して入口ポート6
6と出口ポート67を連通するもので、その出口ポート
67はパイロットタンクポート48に連通し、入口ポー
ト66は前記自動再生停止弁50の出口ポート60及び
前記第2メータアウトバルブ25の出口ポート68に連
通し、第2メータアウトバルブ25の入口ポート69と
出口ポート68に油が流れるとポペット70の前後に圧
力差が生じてポペット70を押して油通路21を入口ポ
ート69よりタンクポート24に連通するようにしてあ
る。該第2メータアウトバルブ25と前記開閉弁41は
ともに入口ポート69,43から出口ポート68,46
への圧油流れによりポペット70,45の前後に圧力差
を生じてポペット70,45を押すものであるが、開閉
弁41のポペット45が小さな圧力差で押され、第2メ
ータアウトバルブ25のポペット70は大きな圧力差で
押されるようにしてある。次に作動を説明する。第1パ
イロット弁11のソレノイド12に通電して第1メータ
インバルブ8を開作動させてポンプポート7の吐出圧油
を油通路6に供給すると同時に、第3パイロット51の
ソレノイド64に通電して入口ポート66を出口ポート
67に連通する。
【0015】これにより、ポンプの吐出圧油はアームシ
リンダ3のボトム室3aに供給され、ヘッド室3b内の
圧油は油通路21及び主回路40に流れ、その圧油の一
部は開閉弁41の入口ポート43から出口ポート46に
流れ、パイロット回路47より第3パイロット弁51を
経てパイロットタンクポート48に流れるので、開閉弁
41のポペット45の前後に圧力差が生じ、ポペット4
5が押されて入口ポート43と主出口ポート44が連通
し、前記アームシリンダ3のヘッド室3b内の圧油はロ
ードチェック弁42を押し開いて主回路40に流れて油
通路6よりアームシリンダー3のボトム室3aの流入し
再生動作される。
リンダ3のボトム室3aに供給され、ヘッド室3b内の
圧油は油通路21及び主回路40に流れ、その圧油の一
部は開閉弁41の入口ポート43から出口ポート46に
流れ、パイロット回路47より第3パイロット弁51を
経てパイロットタンクポート48に流れるので、開閉弁
41のポペット45の前後に圧力差が生じ、ポペット4
5が押されて入口ポート43と主出口ポート44が連通
し、前記アームシリンダ3のヘッド室3b内の圧油はロ
ードチェック弁42を押し開いて主回路40に流れて油
通路6よりアームシリンダー3のボトム室3aの流入し
再生動作される。
【0016】この状態でアームシリンダー3のボトム室
3a内の圧力が設定圧力以上となると自動再生弁50の
受圧室63に高圧油が作用してスプール61が押され、
パイロット通路47からタンクに流れるパイロット流量
が増大し、パイロット通路47の圧力が降下する。この
結果、ヘッド室3bからタンクに通ずる弁、つまり第2
メータアウトバルブ25を作動する圧力となるので第2
メータアウトバルブ25が開き、ヘッド室3bの油はタ
ンクに流れ再生動作が停止される。
3a内の圧力が設定圧力以上となると自動再生弁50の
受圧室63に高圧油が作用してスプール61が押され、
パイロット通路47からタンクに流れるパイロット流量
が増大し、パイロット通路47の圧力が降下する。この
結果、ヘッド室3bからタンクに通ずる弁、つまり第2
メータアウトバルブ25を作動する圧力となるので第2
メータアウトバルブ25が開き、ヘッド室3bの油はタ
ンクに流れ再生動作が停止される。
【0017】また、前述の再生動作中に電磁切換弁58
のソレノイド58aを励磁するとパイロットポンプ57
の吐出圧油が手動再生停止弁49の受圧室56に供給さ
れ、スプール54を押して入口ポート52と出口ポート
53を遮断するので、前述のように再生動作が停止され
る。
のソレノイド58aを励磁するとパイロットポンプ57
の吐出圧油が手動再生停止弁49の受圧室56に供給さ
れ、スプール54を押して入口ポート52と出口ポート
53を遮断するので、前述のように再生動作が停止され
る。
【0020】次に開閉弁41の詳細を説明する。弁本体
70の孔71内にスリーブ72を嵌合し、このスリーブ
72の大径孔73に入口ポート43と出口ポート46、
小径孔74に主出口ポート44がそれぞれ形成され、そ
の大径孔73にポペット45が嵌挿されており、このポ
ペット45は円錐面75を有する本体76と、その円錐
面75に杆体77を介して一体的に設けたピストン78
より成り、そのポペット45内に嵌挿したロッド79が
スプリング80でプラグ81に押されて円錐面75がス
リーブ72の大径孔73と小径孔74との境界部、つま
りシート82に当接して入口ポート43と主出口ポート
44を遮断し、かつピストン78が小径孔74に嵌合
し、入口ポート43から出口ポート46に圧油が流れる
とポペット45がスプリング80に抗して右方に移動し
て円錐面75がシート82より離れて入口ポート43と
主出口ポート44が連通し、その開口面積は出口ポート
46より流出する流量に比例し、前記ピストン78が臨
む室83はタンクに連通している。
70の孔71内にスリーブ72を嵌合し、このスリーブ
72の大径孔73に入口ポート43と出口ポート46、
小径孔74に主出口ポート44がそれぞれ形成され、そ
の大径孔73にポペット45が嵌挿されており、このポ
ペット45は円錐面75を有する本体76と、その円錐
面75に杆体77を介して一体的に設けたピストン78
より成り、そのポペット45内に嵌挿したロッド79が
スプリング80でプラグ81に押されて円錐面75がス
リーブ72の大径孔73と小径孔74との境界部、つま
りシート82に当接して入口ポート43と主出口ポート
44を遮断し、かつピストン78が小径孔74に嵌合
し、入口ポート43から出口ポート46に圧油が流れる
とポペット45がスプリング80に抗して右方に移動し
て円錐面75がシート82より離れて入口ポート43と
主出口ポート44が連通し、その開口面積は出口ポート
46より流出する流量に比例し、前記ピストン78が臨
む室83はタンクに連通している。
【0021】このようであるから、開閉弁41の主出口
ポート44よりアームシリンダ3のボトム室3aの圧油
が作用した時に、その圧油はポペット45の円錐面75
とピストン78に作用してポペット45を開放側に押す
ことがない。
ポート44よりアームシリンダ3のボトム室3aの圧油
が作用した時に、その圧油はポペット45の円錐面75
とピストン78に作用してポペット45を開放側に押す
ことがない。
【0022】
【考案の効果】パイロット弁を開口すると入口ポート4
3の圧油が出口ポート46よりタンクに流出し、ポペッ
ト45が開き位置となり、そのポペット45の開口面積
は出口ポート46より流出する流量に比例するから、パ
イロット弁の開口面積を増減することでポペット45の
開口面積を制御でき、しかも入口ポート43より主出口
ポート44に流入した圧油はポペット45の円錐面75
とピストン78に作用してポペット45を開き方向に押
すことがないので、これらが相俟ってパイロット弁の開
口面積によって開閉弁41の開度を精度良く制御でき
る。
3の圧油が出口ポート46よりタンクに流出し、ポペッ
ト45が開き位置となり、そのポペット45の開口面積
は出口ポート46より流出する流量に比例するから、パ
イロット弁の開口面積を増減することでポペット45の
開口面積を制御でき、しかも入口ポート43より主出口
ポート44に流入した圧油はポペット45の円錐面75
とピストン78に作用してポペット45を開き方向に押
すことがないので、これらが相俟ってパイロット弁の開
口面積によって開閉弁41の開度を精度良く制御でき
る。
【図1】本考案の実施例を示す全体断面図である。
41…開閉弁、51…パイロットバルブ、43…入口ポ
ート、44…主出口ポート、45…ポペット、46…出
口ポート、75…円錐面、77…ロッド、78…ピスト
ン。
ート、44…主出口ポート、45…ポペット、46…出
口ポート、75…円錐面、77…ロッド、78…ピスト
ン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−194008(JP,A) 特開 昭60−196402(JP,A) 特開 昭62−220705(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 開閉弁41とパイロット弁より成る開閉
弁装置において、 前記開閉弁41を、入口ポート43と主出口ポート44
を開閉するポペット45の円錐面75をスプリング80
でシート82に押しつけて閉じ位置に保持し、その入口
ポート43に常時連通した出口ポート46より圧油が流
出するとポペット45が開き位置となり、かつその開口
面積が出口ポート46より流出する流量に比例するよう
にし、前記ポペット45の円錐面75にロッド77を介
してシート82と同一径のピストン78を主出口ポート
44側に突出して設けて主出口ポート44の圧油が円錐
面75とピストン78に作用するようにし、 前記出口ポート46をパイロット弁を介してタンク側に
連通したことを特徴とする開閉弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992082871U JPH0749164Y2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 開閉弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992082871U JPH0749164Y2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 開閉弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0592503U JPH0592503U (ja) | 1993-12-17 |
JPH0749164Y2 true JPH0749164Y2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=13786366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992082871U Expired - Lifetime JPH0749164Y2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 開閉弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749164Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60196402A (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-04 | Komatsu Ltd | 油圧制御装置 |
JPS62194008A (ja) * | 1986-02-15 | 1987-08-26 | Toyooki Kogyo Co Ltd | 流体制御装置 |
JPS62220705A (ja) * | 1986-03-18 | 1987-09-28 | Yutani Juko Kk | 油圧シリンダの可変式再生回路弁 |
-
1992
- 1992-12-01 JP JP1992082871U patent/JPH0749164Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0592503U (ja) | 1993-12-17 |
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