JPH0748389Y2 - 産業用ロボットのケーブルサポート - Google Patents

産業用ロボットのケーブルサポート

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JPH0748389Y2
JPH0748389Y2 JP4681891U JP4681891U JPH0748389Y2 JP H0748389 Y2 JPH0748389 Y2 JP H0748389Y2 JP 4681891 U JP4681891 U JP 4681891U JP 4681891 U JP4681891 U JP 4681891U JP H0748389 Y2 JPH0748389 Y2 JP H0748389Y2
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JP
Japan
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block
support
cable
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metal fitting
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智 末吉
一登 江崎
博治 片瀬
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、多関節形産業用ロボッ
トのケーブルを支持するケーブルサポートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多関節形産業用ロボットのケーブ
ルをロボットベース部からアームの駆動部やアームの先
端部に設けたエンドエフェクタなどのアクチュエータに
電線ケーブルや溶接のためのガスホースなどのケーブル
類を配設する場合、アームや関節部の要所に回転自在に
支持されたケーブルサポートを設けてケーブル類を支持
するものが開示されている(例えば、特開昭58−21
1888号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記構成で
は、関節に設けたケーブルサポートに支持した1本のケ
ーブルから異なる場所にケーブルを分岐する場合、アー
ムやエンドエフェクタの姿勢を変える度に、分岐点から
それぞれのアクチュエータまでの長さが変わるので、分
岐されたケーブルが互いこすり合ったり接触したりして
損傷を生じたり、ケーブルの動きが制約を受けたりする
という欠点があった。本考案は、分岐したケーブルが接
触しないように、かつ自由に姿勢が採れるように支持し
て、ケーブルに損傷が生じないようにすることを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、アームの先端
に設けられたエンドエフェクタに接続されるケーブルを
前記アームの途中で支持する産業用ロボットのケーブル
サポートにおいて、開閉し得るように相互に結合された
下部ブロックおよび上部ブロックと、前記下部ブロック
と上部ブロックとの合わせ面に設けた前記ケーブルを装
入固定する装入溝と、前記下部ブロックの装入溝の底部
に設けた固定穴と、前記固定穴に装入し前記下部ブロッ
クを回転自在に、かつ抜け出さないように固定部分に固
定するつば付き金具と、前記下部ブロックと前記上部ブ
ロックとを合わせ面で閉じて前記ケーブルを締めつけて
固定する締付け部とを備えて支持ブロックを形成し、複
数の前記支持ブロックを一方の支持ブロックの上部ブロ
ックと他方の支持ブロックの下部ブロックとを回転自在
に取りつけたものである。また、前記一方の支持ブロッ
クの前記上部ブロックに前記つば付き金具を前記下部ブ
ロックの前記固定穴と同軸に取りつける取りつけ穴を設
け、前記つば付き金具により他方の支持ブロックの下部
ブロックを前記一方の支持ブロックの上部ブロックに回
転自在に取りつけたものである。
【0005】
【作用】複数の支持ブロックを一つの軸の回りにそれぞ
れ独立して回転できるように支持してケーブルサポート
を形成してロボットアーム等に取りつけ、ロボットアー
ムの先端に固定された複数のエンドエフェクタ等に接続
されるケーブルをそれぞれ複数の支持ブロックに固定す
るようにしてあるので、複数のエンドエフェクタ等がそ
れぞれ独立して姿勢を変更しても、複数の支持ブロック
の間でつば付き金具を軸にして相対的に回転するので、
それぞれのケーブルは互いに制約を受けることなく変形
でき、無理な接触や摩擦は生じない。
【0006】
【実施例】本考案を図に示す実施例について説明する。
図1(a)は本考案の実施例を示す正面図で、支持ブロ
ック1は下部ブロック2と上部ブロック3に分割され、
蝶番4により合わせ面が開閉されるようにしてある。下
部ブロック2、上部ブロック3の合わせ面にはケーブル
5が装入固定される装入溝21、31がそれぞれ設けら
れている。また、下部ブロック2と上部ブロック3とは
ボルト11により合わせ面が閉じられ、ケーブル5を締
めつけて固定するようにした締付け部12が設けてあ
る。下部ブロック2の装入溝21の底部には段付部22
を有する固定穴23を設け、固定穴23にはつば付き金
具6を装入し、つば付き金具6を固定部7にボルト61
によって固定し、下部ブロック2がつば付き金具6の回
りに自由に回転し得るように、かつ抜け出さないように
固定してある。上部ブロック3にはつば付き金具6がボ
ルト61によって下部ブロック2の固定穴23と同軸に
取りつける取付け穴32が設けられている。このような
同じ構成の2個の支持ブロック1、1’をつば付き金具
6によって同軸に接続してケーブルサポート8を形成
し、それぞれケーブル4、4’を独立して回転し得るよ
うに支持してある。したがって、図2(a)に示すよう
に、ケーブルサポート8をロボットアーム9の固定部7
に取り付け、ロボットアーム9の先端に自由に回転し得
るように取りつけられた二つのエンドエフェクタ91、
92に接続されるケーブル5、5’を支持ブロック1、
1’により固定することにより、エンドエフェクタ9
1、92がそれぞれ独立して、図2(b)、(c)に示
すように姿勢を変更しても、支持ブロック1、1’の間
でつば付き金具6を軸にして相対的に回転するので、そ
れぞれのケーブルは互いに制約を受けることなく変形で
き、無理な接触や摩擦は生じない。なお、ケーブルサポ
ートは二つの支持ブロックに限るものではなく、二つ以
上の支持ブロックをそれぞれ自由に回転できるようにつ
ば付き金具によって接続することにより、2本以上のケ
ーブルを支持することができるケーブルサポートを形成
してもよい。また、図1(b)に示すように、一つの支
持ブロックに2本以上のケーブルをまとめて装入溝に入
れて収納し、ケーブルサポートとエンドエフェクタとの
間などの途中はクランプで結束するか、ビニールチュー
ブなどをかぶせてばらばらにならないようにしてもよ
い。また、締付け部12はボルト11に代えて、図1
(b)に示すように、バネフックによりワンタッチで締
めつけるようにしてもよい。また、締めつけ部12にボ
ルトを使用する場合は、蝶番4の代わりにボルトを使
い、下部、上部ブロックを締めつけてもよい。また、複
数の支持ブロックを結合した場合、最上部の上部ブロッ
クに設けた取り付け穴32は省略するか、プラグで栓を
してもよい。
【0007】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、ケ
ーブルサポートに支持された複数のケーブルは互いに制
約を受けることなく変形でき、無理な接触や摩擦は生じ
ないので、ケーブルの寿命を長くし、ロボットの作業性
を高めるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】本考案の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1、1’支持ブロック 11、61 ボ
ルト 12 締付け部 13 バネフッ
ク 2 下部ブロック 21、31 装
入溝 22 段付部 23 固定穴 3 上部ブロック 32 取付け穴 4 蝶番 5、5’ケーブ
ル 6 つば付き金具 7 固定部 8 ケーブルサポート 9 ロボットア
ーム 91、92 エンドエフェクタ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームの先端に設けられたエンドエフェ
    クタに接続されるケーブルを前記アームの途中で支持す
    る産業用ロボットのケーブルサポートにおいて、開閉し
    得るように相互に結合された下部ブロックおよび上部ブ
    ロックと、前記下部ブロックと上部ブロックとの合わせ
    面にそれぞれ設けた前記ケーブルを装入固定する装入溝
    と、前記下部ブロックの装入溝の底部に設けた固定穴
    と、前記固定穴に装入し前記下部ブロックを回転自在
    に、かつ抜け出さないように固定部分に固定するつば付
    き金具と、前記上部ブロックに前記つば付き金具を前記
    下部ブロックの前記固定穴と同軸に取りつける取りつけ
    穴と、前記下部ブロックと前記上部ブロックとを合わせ
    面で閉じて前記ケーブルを締めつけて固定する締付け部
    とを備えて支持ブロックを形成し、複数の前記支持ブロ
    ックを前記つば付き金具により一方の支持ブロックの上
    部ブロックと他方の支持ブロックの下部ブロックとを回
    転自在に取りつけたことを特徴とする産業用ロボットの
    ケーブルサポート。
  2. 【請求項2】 前記一方の支持ブロックの前記上部ブロ
    ックに前記つば付き金具を前記下部ブロックの前記固定
    穴と同軸に取りつける取りつけ穴を設け、前記つば付き
    金具により他方の支持ブロックの下部ブロックを前記一
    方の支持ブロックの上部ブロックに回転自在に取りつけ
    た請求項1記載の産業用ロボットのケーブルサポート。
JP4681891U 1991-05-24 1991-05-24 産業用ロボットのケーブルサポート Expired - Fee Related JPH0748389Y2 (ja)

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JPH04130192U JPH04130192U (ja) 1992-11-30
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JP6985309B2 (ja) 2019-01-24 2021-12-22 ファナック株式会社 ロボットの線条体処理構造および線条体増設用固定部材

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