JPH0748140Y2 - 仏 壇 - Google Patents
仏 壇Info
- Publication number
- JPH0748140Y2 JPH0748140Y2 JP6210993U JP6210993U JPH0748140Y2 JP H0748140 Y2 JPH0748140 Y2 JP H0748140Y2 JP 6210993 U JP6210993 U JP 6210993U JP 6210993 U JP6210993 U JP 6210993U JP H0748140 Y2 JPH0748140 Y2 JP H0748140Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- buddhist altar
- transponder
- plate
- buddhist
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Drawers Of Furniture (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一般家庭等において室
内に載置する仏壇に関する。
内に載置する仏壇に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家庭等において室内に載置さ
れた仏壇,仏具等は、第4図に示すように、仏壇40の前
側に経机41を置き、この経机41の右側にリンあるいは木
魚42を並べて載置されたものである。
れた仏壇,仏具等は、第4図に示すように、仏壇40の前
側に経机41を置き、この経机41の右側にリンあるいは木
魚42を並べて載置されたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記した従来の仏壇,
仏具は、仏壇40と経机41とが別々に形成されそれぞれの
載置に場所を取るため、狭い部屋に仏壇40を載置する
と、その前に置いた経机41が日常の生活において邪魔に
なり、部屋を有効利用できない問題点を有するものであ
った。
仏具は、仏壇40と経机41とが別々に形成されそれぞれの
載置に場所を取るため、狭い部屋に仏壇40を載置する
と、その前に置いた経机41が日常の生活において邪魔に
なり、部屋を有効利用できない問題点を有するものであ
った。
【0004】本考案は前記した問題点を解決するために
なされたもので、仏壇における台部に進退自在の経机を
設け、台部の上板に、その前側縁から後側へわたる開口
部を形成することにより、経机に仏具等を載置したまま
の状態でも、この仏具が台部の上板に邪魔にならず、経
机が台部の格納部の奥まで押し込むことができる仏壇を
提供することを目的としている。
なされたもので、仏壇における台部に進退自在の経机を
設け、台部の上板に、その前側縁から後側へわたる開口
部を形成することにより、経机に仏具等を載置したまま
の状態でも、この仏具が台部の上板に邪魔にならず、経
机が台部の格納部の奥まで押し込むことができる仏壇を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本考案の手段は、内部が格納部となるように空洞
状に形成し、前側を開口させた箱形の台部と、該台部の
上板上における後部に載置する仏壇本体と、前記台部の
底板上へ載置して、前記格納部に対してその開口より出
し入れ自在となる経机とからなる仏壇にあって、前記台
部の上板に、その前側縁から後側へわたる開口部を形成
した仏壇の構成にある。
ための本考案の手段は、内部が格納部となるように空洞
状に形成し、前側を開口させた箱形の台部と、該台部の
上板上における後部に載置する仏壇本体と、前記台部の
底板上へ載置して、前記格納部に対してその開口より出
し入れ自在となる経机とからなる仏壇にあって、前記台
部の上板に、その前側縁から後側へわたる開口部を形成
した仏壇の構成にある。
【0006】
【作用】前記のように構成される本考案の仏壇は以下に
述べる作用を奏する。
述べる作用を奏する。
【0007】図2に示す状態において、仏壇本体の下部
に設けた台部における格納部から、図3に示すように、
経机を前側へ引き出すと、該経机が台部より前部に現
れ、仏壇本体より突出して経典等を置く机が形成される
もので、通常の勤行等の準備ができる。
に設けた台部における格納部から、図3に示すように、
経机を前側へ引き出すと、該経机が台部より前部に現
れ、仏壇本体より突出して経典等を置く机が形成される
もので、通常の勤行等の準備ができる。
【0008】また、勤行等が終れば、経机を仏壇本体に
おける台部の格納部へ押し込むと、第2図に示すよう
に、該経机は収納されて台部の前縁が平らとなりこの面
に突出物がなくなるので、経机の位置していた部分が開
放される。
おける台部の格納部へ押し込むと、第2図に示すよう
に、該経机は収納されて台部の前縁が平らとなりこの面
に突出物がなくなるので、経机の位置していた部分が開
放される。
【0009】このとき、台部の上板が、その前側縁から
後側へわたっる開口部が形成されているので、経机に仏
具等を載置したままの状態でも、この仏具が台部の上板
に邪魔にならず、経机を台部の格納部の奥まで押し込ん
だり、引き出したりすることができるものであって、経
机上の仏具等は、常に載置状態に保持させておくことが
できる。
後側へわたっる開口部が形成されているので、経机に仏
具等を載置したままの状態でも、この仏具が台部の上板
に邪魔にならず、経机を台部の格納部の奥まで押し込ん
だり、引き出したりすることができるものであって、経
机上の仏具等は、常に載置状態に保持させておくことが
できる。
【0010】
【実施例】次に本考案に関する仏壇の一実施例を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0011】図1〜図3においてAは仏壇本体で、天板
1と、底板2と、背板3と、両側板4,4とにより箱形
に形成して、その内部に本尊や位牌あるいは仏像,掛け
軸,仏具等を祀るものであり、その前側開口部には両開
き扉5,5を開閉自在に蝶着してある。
1と、底板2と、背板3と、両側板4,4とにより箱形
に形成して、その内部に本尊や位牌あるいは仏像,掛け
軸,仏具等を祀るものであり、その前側開口部には両開
き扉5,5を開閉自在に蝶着してある。
【0012】6は仏壇本体Aにおいてその底板2の下部
に設けた台部で、内部が経机7や仏具等の格納部8とな
るように空洞状に形成し、前側の略全面を開口させた箱
形に成形してある。
に設けた台部で、内部が経机7や仏具等の格納部8とな
るように空洞状に形成し、前側の略全面を開口させた箱
形に成形してある。
【0013】そして、台部6の上部における上板6aの中
央部には、経机7の上面部が露出するように、該上板6a
の前側縁から後側へわたって凹状にえぐった開口部6bを
形成してある。
央部には、経机7の上面部が露出するように、該上板6a
の前側縁から後側へわたって凹状にえぐった開口部6bを
形成してある。
【0014】前記した経机7は、格納部8において台部
6の底板上に載置される摺動板9を介して進退自在に、
すなわち、引き出し自在に装着する。
6の底板上に載置される摺動板9を介して進退自在に、
すなわち、引き出し自在に装着する。
【0015】この摺動板9は、格納部8の略幅寸法と奥
行寸法、あるいは、任意寸法を有するように形成されて
いる。
行寸法、あるいは、任意寸法を有するように形成されて
いる。
【0016】経机7の構成は、この摺動板9上の中央
に、複数段の引出10を設けた框体11を取付け、この框体
11の上部に任意寸法の方形状の天板12を固定してある。
に、複数段の引出10を設けた框体11を取付け、この框体
11の上部に任意寸法の方形状の天板12を固定してある。
【0017】更に、格納部8において、框体11の両側部
と台部6の両内壁との間には、空間部18a,18b が形成さ
れるもので、一側の空間部18a には、小物の仏具等が収
納されるものであって、摺動板9上に、取り付けた受部
15(この受部15はなくてもよい。)に、仏具である線
香,ろうそく箱13やリン打ち受14等が乗せられる。
と台部6の両内壁との間には、空間部18a,18b が形成さ
れるもので、一側の空間部18a には、小物の仏具等が収
納されるものであって、摺動板9上に、取り付けた受部
15(この受部15はなくてもよい。)に、仏具である線
香,ろうそく箱13やリン打ち受14等が乗せられる。
【0018】また、他側の空間部18b には、比較的大き
いリン等の仏具等が収納されるものであって、摺動板9
上に、受板24が摺動台16を介して取り付けられていて、
この受板24上に仏具が載置される。
いリン等の仏具等が収納されるものであって、摺動板9
上に、受板24が摺動台16を介して取り付けられていて、
この受板24上に仏具が載置される。
【0019】なお、この摺動板9の下面には転子19を取
付けて、該摺動板9が円滑に進退できるようにしてあ
り、また、この後縁には台部のストッパー20に係合する
係止部材21を付設して経机7の押し込みを規制する。
付けて、該摺動板9が円滑に進退できるようにしてあ
り、また、この後縁には台部のストッパー20に係合する
係止部材21を付設して経机7の押し込みを規制する。
【0020】前記した経机7上において使用する仏具類
は、台部6の上板6aに設けた開口部6bにより、格納部8
へ経机7を収納した状態でも、上板6aに当たったりして
載置の邪魔にならず、常時、経机7上に載置使用できる
ものである。
は、台部6の上板6aに設けた開口部6bにより、格納部8
へ経机7を収納した状態でも、上板6aに当たったりして
載置の邪魔にならず、常時、経机7上に載置使用できる
ものである。
【0021】特に、前記した開口部6bは、台部6の上板
6aを凹状にえぐって形成してあるため、図3に示すよう
に、経机7を台部6の格納部8よりその奥行の半分程度
引き出しただけでも、収納時に遮蔽されていた経机7の
上面が該開口部6bから露出するので、この露出面へ仏具
等を載置することができ、経机7の引き出しスペースが
少なくて済む。
6aを凹状にえぐって形成してあるため、図3に示すよう
に、経机7を台部6の格納部8よりその奥行の半分程度
引き出しただけでも、収納時に遮蔽されていた経机7の
上面が該開口部6bから露出するので、この露出面へ仏具
等を載置することができ、経机7の引き出しスペースが
少なくて済む。
【0022】前記した摺動台16は 摺動板9の切欠17に
嵌合して、この切欠17内に設けた水平ガイド22へ該摺動
台16の支持駒23を進退自在に係合させてある。
嵌合して、この切欠17内に設けた水平ガイド22へ該摺動
台16の支持駒23を進退自在に係合させてある。
【0023】24は摺動台16に支軸25により支持させた受
板で、空間部18b における奥行と幅との寸法に相当する
方形状に形成して、前縁に設けた引出し縁により前後に
摺動させたり、側方へ回動させたりするものである。
板で、空間部18b における奥行と幅との寸法に相当する
方形状に形成して、前縁に設けた引出し縁により前後に
摺動させたり、側方へ回動させたりするものである。
【0024】そして、この上部に仏具である鉦鼓やリン
27を載置して、勤行時に用いるもので、この受板24を側
方へ回動すると、支軸25を中心としてリン27が経机7よ
り張り出すと共に、この経机7の前縁と受板24の前縁と
が一致して邪魔にならないものである。
27を載置して、勤行時に用いるもので、この受板24を側
方へ回動すると、支軸25を中心としてリン27が経机7よ
り張り出すと共に、この経机7の前縁と受板24の前縁と
が一致して邪魔にならないものである。
【0025】28は受板24の外側における後縁に立設させ
た遮蔽板で、該受板24を側方へ回動したとき、空間部18
b をこの遮蔽板28により閉塞するようにして、摺動板9
の切欠17や水平ガイド22が前面から見えないようにして
ある。
た遮蔽板で、該受板24を側方へ回動したとき、空間部18
b をこの遮蔽板28により閉塞するようにして、摺動板9
の切欠17や水平ガイド22が前面から見えないようにして
ある。
【0026】なお、この遮蔽板28は、仏壇本体Aにおけ
る空間部18b の側部が、壁等の障害物と比較的近接した
状態で載置されているときは、この障害物により摺動板
9の切欠17や水平ガイド22が前面から見え難くいから必
要ないものである。
る空間部18b の側部が、壁等の障害物と比較的近接した
状態で載置されているときは、この障害物により摺動板
9の切欠17や水平ガイド22が前面から見え難くいから必
要ないものである。
【0027】
【考案の効果】前述のように本考案に関する仏壇は、台
部の上板に、その前側縁から後側へわたる開口部が形成
されているので、経机上に仏具等を載置したままの状態
でも、この仏具が台部の上板に邪魔にならず、経机が台
部の格納部の奥まで押し込むことができるものであり、
したがって、経机上の仏具は、常に載置状態に保持させ
ておくことができるため、経机の台部からの出し入れに
際して、経机に載置するための仏具を、その都度降ろし
たり乗せたりすることがない。
部の上板に、その前側縁から後側へわたる開口部が形成
されているので、経机上に仏具等を載置したままの状態
でも、この仏具が台部の上板に邪魔にならず、経机が台
部の格納部の奥まで押し込むことができるものであり、
したがって、経机上の仏具は、常に載置状態に保持させ
ておくことができるため、経机の台部からの出し入れに
際して、経机に載置するための仏具を、その都度降ろし
たり乗せたりすることがない。
【0028】また、経机の格納部からの引き出しにあっ
ては、その全体を台部から引き出さない途中であって
も、経机の上面が開口部より露出するので、この部分に
他の仏具等も載置することができるので、仏壇の据え付
け位置に十分なスペースを有しないところでの経机の使
用が可能となる。等の特有の効果を奏するものである。
ては、その全体を台部から引き出さない途中であって
も、経机の上面が開口部より露出するので、この部分に
他の仏具等も載置することができるので、仏壇の据え付
け位置に十分なスペースを有しないところでの経机の使
用が可能となる。等の特有の効果を奏するものである。
【図1】本考案に関する仏壇の正面図である。
【図2】図1における仏壇において経机を格納した状態
を示す横断平面図である。
を示す横断平面図である。
【図3】図1における仏壇において経机を引き出した状
態を示す横断平面図である。
態を示す横断平面図である。
【図4】従来の仏壇および経机を示す側面図である。
A 仏壇本体 6 台部 6a 上板 6b 開口部 7 経机 8 格納部
Claims (1)
- 【請求項1】 内部が格納部となるように空洞状に形成
し、前側を開口させた箱形の台部と、該台部の上板上に
おける後部に載置する仏壇本体と、前記台部の底板上へ
載置して、前記格納部に対してその開口より出し入れ自
在となる経机とからなる仏壇にあって、前記台部の上板
に、その前側縁から後側へわたる開口部を形成したこと
を特徴とする仏壇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6210993U JPH0748140Y2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 仏 壇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6210993U JPH0748140Y2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 仏 壇 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0681383U JPH0681383U (ja) | 1994-11-22 |
JPH0748140Y2 true JPH0748140Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=13190566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6210993U Expired - Lifetime JPH0748140Y2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 仏 壇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748140Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP6210993U patent/JPH0748140Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0681383U (ja) | 1994-11-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |