JP3050785U - ペット用霊壇 - Google Patents

ペット用霊壇

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JP3050785U
JP3050785U JP1998000125U JP12598U JP3050785U JP 3050785 U JP3050785 U JP 3050785U JP 1998000125 U JP1998000125 U JP 1998000125U JP 12598 U JP12598 U JP 12598U JP 3050785 U JP3050785 U JP 3050785U
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pet
plate
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JP1998000125U
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Inventor
美知子 小黒
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美知子 小黒
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペット用霊壇の内部にペットの写真や霊具等
と骨箱とを効率的に収納して霊壇を小形化できるように
する。 【解決手段】 霊壇1内に形成する空間部6を中仕切り
板20によって前後に区画する。中仕切り板20は平板21に
前後の中心に対して偏心した位置に立設され、骨箱25が
収納される大収納室6Aとペットの写真を飾った写真立
て26を収納する小収納室6Bが形成される。そして、中
仕切り板20の位置によって骨箱25を前面開口部12に臨ま
せて収納するか中仕切り板20の裏面側に収納するかを選
択することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ペット用霊壇に関する。
【0002】
【従来の技術】
ペットは家族と同等な愛情を抱き、ペットの死に対して霊を供養する感情はと ても強い。このため、ペットの霊を供養するペット用の霊壇が知られているが、 この種の霊壇は、部屋のインテリアなどにも調和するように家具調に形成され、 かつ場所を取らないように比較的小型に形成されている。そして、霊壇の内部に 形成する空間部にペットの遺影を飾る写真立てや花を生ける花瓶、香炉などを収 容している。また、霊壇は前述したように場所を取らないように比較的小型に形 成されていることから、内部に写真スタンドや花瓶、香炉等の霊具が重なり合う ことなく載置できるように階段状の受棚を設けた構造のものが多い。ところで、 ペットを火葬する場合、その遺骨を一定の期間供養した後、霊園などに安置する が、従来のように霊壇の内部に複数の霊具を効率的に配置できるように階段状の 受棚を設けた構造では、霊壇の内部に遺骨を納めた骨箱を収容し、かつ、写真ス タンドや花瓶、香炉等の霊具を収納するだけのスペース的な余裕がない。しかし 、ペットの遺骨は、飼い主にとってペットの霊を供養するのに非常に重要であり 、霊園等に納骨するまでの間、霊壇内に骨箱が収容でき、しかも、写真スタンド や花瓶、香炉等の霊具も同時に載置できる霊壇が望まれているが、このように、 骨箱のみならず霊具も収容できるように霊壇を形成した場合、霊壇が大型化する という問題があった。
【0003】 本考案は、このような問題点を解決しようとするもので、霊壇を大型化するこ となく、霊壇の内部に骨箱と霊具を効率的に収容できるペット用霊壇を提供する ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 請求項1記載の考案は、前面を開口して内部に空間部を有する箱型のペット用 霊壇であって、前記空間部の底部に重ね合わせてスライドする平板を設け、この 平板に前記空間部を前後の収納室に区画する中仕切り板を立設したものである。
【0005】 この請求項1の構成によれば、中仕切り板を介在して霊壇の前後に収納室が形 成され、霊壇の内部に効率的に収納することが可能となる。
【0006】 請求項2記載の考案は、前記請求項1記載のペット用霊壇において、前記空間 部の前面開口部を観音開き式扉で開閉したものである。
【0007】 この請求項2の構成によれば、観音開き式扉を閉じれば室内のインテリアと違 和感なく調和する。
【0008】 請求項3の構成は、前記請求項2記載のペット用霊壇において、前記中仕切り 板を前記平板における前後の中心に対して偏心した位置に立設し、骨箱が収容可 能な大収納室と、この大収納室より狭い小収納室を区画形成したものである。
【0009】 この請求項3の構成によれば、ペットの遺骨を納めた骨箱を大収納室内に収納 し、一方、ペットの遺影を飾った写真立て等を小収納室内に収納することができ る。また、平板に立設する中仕切り板の位置を変えることによって骨箱あるいは いは写真立て等を霊壇の前面開口部に臨ませて収納することも中仕切り板の裏側 の密閉空間部分に収納できるから、ペットの死後、一定期間、ペットの遺骨を納 めた骨箱を霊壇の前面開口部に臨ませるようにして収納し、骨箱を霊園等に納骨 した後は、ペットの写真を霊壇の前面開口部に臨ませて配置することができる。
【0010】 請求項4の考案は、前記請求項3記載のペット用霊壇において、前記霊壇の内 部を上下に区画する中間板を設け、この中間板の上部に前記空間部を形成すると ともに、前記中間板の下部に引き出しを設けたものである。
【0011】 この請求項4の構成によれば、未使用時に線香用の香炉や線香台などの霊具を 引き出しの内部に収納することができる。
【0012】 請求項5の考案は、前記請求項4記載のペット用霊壇において、前記中間板と 前記引き出しの間に霊具類等を載置する引き出し自在な平板状のスライド板を設 けたものである。
【0013】 この請求項5の構成によれば、ペットの霊を供養する際、スライド板を引き出 し、そのスライド板に香炉や線香台などの霊具を載置することがきる。
【0014】
【考案の実施形態】
以下、本考案の実施例を図1〜図3を参照して説明する。本考案の霊壇1は、 天板1Aと左右の側板2,2と底板3及び背面板4とからなり、概ね高さ440 mm,幅260mm,奥行き300mmの縦長な箱型に形成されている。この霊 壇1の内部は中間板5により上下に区画され、中間板5の上部に空間部6が形成 され、中間板5の下部には、スライド自在な引き出し7が設けられている。また 、前記側板2,2の内面側には前記中間板5を嵌め入れるための溝8,8と前記 引き出し7を案内するレール9,9が相対向して設けられている。前記中間板5 は、前記底板3から略100mm離れた位置に形成され、この中間板5と前記引 き出し7の上端部との間に板厚がほぼ15mmのスライド板10がスライド自在に 設けられている。このスライド板10は、前記引き出し7のレール9,9と前記中 間板5によって案内される。すなわち、レール9は前記引き出し7とスライド板 10の双方を案内するものである。11,11は前記空間部6の前面開口部12を開閉す る観音開き式扉であり、ヒンジ部材13により前記側板2,2に回動自在に枢着さ れている。この観音開き式扉11,11と前記スライド板10及び引き出し7の前面板 7Aは面一となっており、これら観音開き式扉11,11と引き出し7の前面各コー ナ及び前記スライド板10の両側に金メッキした図示しない装飾板が設けられてい る。また、前記観音開き式扉11,11の前面側には回動自在な止金具16と、その止 金具16を係止する受具17が設けられ、さらに、前記引き出し7とスライド板10の 前面側には引き出す際の取手となる摘み18が固定されており、これら止金具16, 受具17及び摘み18も装飾板と同様、金メッキが施されている。
【0015】 20は前記空間部6の内部に設けた中仕切り板、21は中仕切り板20を固定する平 板である。この平板21は前記中間板5の上に重ね合わせて、中間板5に沿って前 後方向にスライド自在に設けられ、前記平板21の前後の縁部には、平板21を前方 に引き出す際に指を掛けるための凹部22がそれぞれ形成されている。また、平板 21に立設する中仕切り板20は、平板21の中心から略50mmずれた位置に立設さ れ、中仕切り板20により、前記空間部6の内部に大小の収納室6A,6Bを区画 形成する。なお、中仕切り板20を立設する平板21は前記中間板5と略同じ大きさ であり、また、中仕切り板20は、天板1Aと左右の側板2,2の内面にそれぞれ 沿わせる。そして、平板21の挿入方向を変えることにより、中仕切り板20の位置 が可変し、図3(a)に示すように中仕切り板20を平板21の中心より前側に位置 させれば、容積の大きな大収納室6Aは、仕切り板20と背面板4で囲まれて密閉 され、逆に中仕切り板20を平板21の中心より後側に位置させれば、図3(b)に 示すように大収納室6Aが前面開口部12と連通して開口する。なお、容積の大き な収納室6Aはペットの遺骨を納めた骨箱25が配置できるだけの容積を有してい る。
【0016】 以上のように構成される本考案の作用について説明する。まず、ペットの遺骨 を納めた骨箱25を容積の大きな大収納室6A内に収納するが、平板21に立設する 中仕切り板20の位置によって骨箱25の収納位置を選択することができる。すなわ ち、骨箱25を拝んで主にペットの霊を供養する場合、図3(a)に示すように、 中仕切り板20を平板21の中心より前側に位置させれば大収納室6Aが前面開口部 12と連通して開口し、直接骨箱25を見ながらペットの霊を供養することができる 。このとき、中仕切り板20と背面板4で囲まれて小収納室6B内に写真立て26を 収納する。また、中仕切り板20を一旦霊壇1から抜き取ってから、平板21を反転 させて空間部6内に挿入することにより、図3(b)に示すように、ペットの遺 影などを飾った写真立て26を前面側に配置し、骨箱25は、中仕切り板20と背面板 4で囲まれて大収納室6A内に収納できる。すなわち、必要に応じてペットの遺 骨を収納した骨箱25を拝んでペットの霊を供養することも、写真を拝んでペット の霊を供養することも可能となるが、ペットの写真を拝んでペットの霊を供養す る場合であっても、骨箱25を霊壇1の内部に収納することができる。さらに、ス ライド板10を引き出し、そのスライド板10の上に線香用の香炉や線香台などの霊 具27を載置するができ、その霊具27は、未使用時に引き出し7の内部に収納する ことができる。また、平板21の前後には指を掛ける凹部22が形成され、中仕切り 板20の出し入れも容易である。
【0017】 以上のように本考案は、中仕切り板20を平板21の中心からずれた位置に立設す ることにより、霊壇1の空間部6を骨箱25が収容可能な大収納室6Aと写真立て 26等を収納する小収納室6Bとに区画形成することができる。さらに、平板21の 挿入方向を変えて中仕切り板20を中心より後側に配置すれば骨箱25を拝みながら ペットの霊を供養することができる。また、中仕切り板20を中心より前側に配置 すれば中仕切り板20と背面板4で囲まれて密閉空間に骨箱25を格納することがで きる。このとき、中仕切り板20の前方に形成される小収納室6Bが開口し、ペッ トの写真を飾る写真立て26を小収納室6Bに配置することができる。すなわち、 平板21の挿入方向によって骨箱25あるいは写真立て26のいずれかを選択して外部 に露出させることができ、骨箱25あるいは写真立て26のいずれかを拝みながらペ ットの霊を供養することができる。また、普段は線香用の香炉や線香台などの霊 具27は引き出し7の内部に収納し、ペットの霊を供養するときにのみスライド板 10を引き出して霊具27を載置することができるから、霊壇1をコンパクトに小形 化し、かつ、常に骨箱25の収納スペースとペットの写真などを収納スペースとを 確保できる。さらに、観音開き式扉11を閉じれば室内のインテリアと違和感なく 調和する。
【0018】 以上、本考案の実施例について詳述したが、本考案は前記実施例に限定される ものではなく、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、 霊壇の形状や引き出しの数あるいは各部の寸法などは前記実施例に限定されるも のではない。また、前記実施例では、観音開き式扉で空間部を開閉した例を示し たが、扉の形状や構造等な適宜選定すればよく、さらに、扉は必ずしも必要では ない。
【0019】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、前面を開口して内部に空間部を有する箱型のペ ット用霊壇であって、前記空間部の底部に重ね合わせてスライドする平板を設け 、この平板に前記空間部を前後の収納室に区画する中仕切り板を立設したもので あるから、霊壇の内部に効率的に収納することができる。
【0020】 請求項2記載の考案によれば、前記請求項1記載のペット用霊壇において、前 記空間部の前面開口部を観音開き式扉で開閉したものであるから、観音開き式扉 を閉じれば室内のインテリアと違和感なく調和し、外観デザイン性を向上するこ とができる。
【0021】 請求項3の考案によれば、前記請求項2記載のペット用霊壇において、前記中 仕切り板を前記平板における前後の中心に対して偏心した位置に立設し、骨箱が 収容可能な大収納室と、この大収納室より狭い小収納室を区画形成したものであ るから、霊壇の内部にペットの遺骨を納めた骨箱やペットの写真を飾る写真立て 等とを効率的に収納して霊壇を小形化できる。また、仕切り板の位置によって骨 箱を前面開口部に臨ませた状態で収納するか仕切り板の裏面側の隠れた部分に収 納するかを選択することができる。
【0022】 請求項4の考案によれば、前記請求項3記載のペット用霊壇において、前記霊 壇の内部を上下に区画する中間板を設け、この中間板の上部に前記空間部を形成 するとともに、前記中間板の下部に引き出しを設けたものであるから、未使用時 に線香用の香炉や線香台などの霊具を引き出しに格納することができる。
【0023】 請求項5の考案によれば、前記請求項4記載のペット用霊壇において、前記中 間板と前記引き出しの間に霊具類等を載置する引き出し自在な平板状のスライド 板を設けたものであるから、線香用の香炉や線香台などの霊具を載置するスライ ド板を未使用時にコンパクトに格納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す霊壇の斜視図である。
【図2】同上霊壇の断面図である。
【図3】同上霊壇の断面図であり、図3(a)は骨箱の
前側に収納した状態を示し、図3(b)は、骨箱を後側
に収納した状態を示している。
【符号の説明】
1 霊壇 5 中間板 6 空間部 6A 大収納室 6B 小収納室 7 引き出し 10 スライド板 11 観音開き式扉 12 前面開口部 20 中仕切り板 21 平板

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面を開口して内部に空間部を有する箱
    型のペット用霊壇であって、前記空間部の底部に重ね合
    わせてスライドする平板を設け、この平板に前記空間部
    を前後の収納室に区画する中仕切り板を立設したことを
    特徴とするペット用霊壇。
  2. 【請求項2】 前記空間部の前面開口部を観音開き式扉
    で開閉したことを特徴とする請求項1記載のペット用霊
    壇。
  3. 【請求項3】 前記中仕切り板を前記平板における前後
    の中心に対して偏心した位置に立設し、骨箱が収容可能
    な大収納室と、この大収納室より狭い小収納室を区画形
    成した特徴とする請求項2記載のペット用霊壇。
  4. 【請求項4】 前記霊壇の内部を上下に区画する中間板
    を設け、この中間板の上部に前記空間部を形成するとと
    もに、前記中間板の下部に引き出しを設けたことを特徴
    とする請求項3記載のペット用霊壇。
  5. 【請求項5】 前記中間板と前記引き出しの間に霊具類
    等を載置する引き出し自在な平板状のスライド板を設け
    たことを特徴とする請求項4記載のペット用霊壇。
JP1998000125U 1998-01-22 1998-01-22 ペット用霊壇 Expired - Lifetime JP3050785U (ja)

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