JP3134008U - 仏壇 - Google Patents

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正文 米澤
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Abstract

【課題】比較的小ぶりな仏壇であっても仏壇本体内の有効空間を広くし同時にコスト低減を図る。
【解決手段】仏壇本体の中壇の両側に、本体側壁に沿って前方に張り出した脇棚を設けることにより、本体の前方空間域を制約することなく中壇としての利用効率を高め、併せて仏壇本体の二重前扉を一重とし、この一重扉で雨戸と障子戸の機能を兼用する構造を提供し、仏壇としての尊厳性を損なうことなく仏壇本体の開口空間をより広く利用でき、仏壇全体としてコスト低減と汎用性を向上させた。
【選択図】図2

Description

この考案は、主として一般家庭などで利用できるコンパクトタイプの仏壇に関するもので、特にあらゆる宗派の御仏に適用できる低コストの仏壇を提供するものである。
通常の仏壇は、ご本尊の仏像や仏軸・お位牌・過去帳など先祖の重要なものを安置する本体と、この本体を載置するとともに線香やその他の仏事用具を収容する物入れ室を備えた下台で構成されている。
通常の仏壇では前記本体1に図1に示すように、雨戸と呼ばれる外扉3、3’と障子戸と呼ばれる内扉4、4’とからなる二重の扉が本体の左右の柱に取り付けられており、本体内部には仏像や各宗派の軸や肖像などを飾るメインの祭壇(上壇5)と、その下方にお位牌や仏飯を置く中壇6が設けられており、本体1の下面には供花台や線香台が置けるようになっている。またこの中壇6の下部には戸袋7が設けられているものも多い。
これら仏壇は、ご先祖を末永くお祭りできるように耐久性のある高級な木材で構成され、またうるし塗りや金箔などで飾り付けられているのでコストもかかり高価なものとならざるを得ないものである。
従来の仏壇は図1に示したものが代表的であるが、他の特許文献として次のものが知られている。例えば、仏壇を載置する下台の部分に脇棚を設けたものもあるが(特許文献4、特許文献5)、仏壇本体の内部に脇棚を配置するという発想が開示されているものはない。またこれら従来の提案のものは、何れも構造的に複雑であり本考案者が狙いとする利便性の向上・コスト低減などの面において満足できるものではない。
特開2007−054100 特開2006−255222 特開2005−256521 特開2005−027906 特開2000−308566
本考案は、一般家庭において便利に利用できるよう比較的小型コンパクトであって、且つ仏壇としての耐久性・尊厳性を備えたお仏壇を低コストで提供することを目的とするものである。
本考案は以上の目的を達成するために、仏壇本体の中壇の前方空間部に、本体の側壁に沿って水平方向に延長された脇棚を設けたことが特徴であり、これによって小ぶりの仏壇であってもお位牌や仏飯をより多く安置できるなど利便性が向上する。
又本考案は、仏壇本体の前扉(雨戸)の内部に格子状の障子戸を着脱自在に組み付け、雨戸と障子戸を一体化することによって、仏壇本体の正面開口空間を大幅に広くし、飾り物などをより多く祀れるようにする、と同時にコストダウンを図ったものである。
さらに本考案は、本体を載置する下台の上框部に招来棚収容部を設け、下台から招来棚を引き出せるようにすることによって、招来棚がより広く活用できるようになり、仏壇本体が小ぶりになってもお供え物などの置き場所は十分確保できる等、仏壇としての使い易さも向上する。
本考案によれば、中壇の両側に、本体側壁に沿って前方に張り出した脇棚を設けたので、中壇の面積が実質的に広くなり、お位牌が多くなっても十分対応できる外、焼香壷や仏飯などもこの中壇に安置できるなど、仏壇としての利用価値がより向上する。
また仏壇本体の二重前扉を一重とし、この一重扉で雨戸と障子戸の機能を兼用する構造としたことにより、仏壇としての尊厳性を損なうことなく仏壇本体の開口空間をより広く利用できることになり、コスト低減と利便性が向上する。
以上本考案は、仏壇としての利用価値を高めると同時にコスト低減が可能となり、汎用性・実用性をより向上せしめたものである。
以下本考案の実施例について、従来一般に使用されている仏壇と対比しながら説明する。
図1は従来の仏壇の一例で、仏壇本体1とこれを載置する下台2とで構成され、本体1の両側の前柱に、雨戸と呼ばれる外扉3、3’とその内側に障子戸と呼ばれる内扉 4、4’とがそれぞれ別々に取り付けられており、二重の扉となっている。
5は仏壇本体の上壇で、各宗派のご本尊である仏像や軸像などが安置される。(図5の写真参照)
6は焼香台や仏飯・お位牌などが安置される中壇で、通常は上壇の下方位置に矩形の一枚板で構成されている。
この中壇6の下部には、引き戸7、7’を備えた物入れが設けられている。8は本体1の下框9に格納された招来棚である。
下台2は本体1と別体となっており、引き戸10を備えた物入れがあり、普通はこの中に花台や蝋燭台その他の仏具を収容する棚が設けられている。
図2は本考案の一実施例を示す斜視図で、仏壇本体1は両側壁11、天井部12、柱部13、底框14からなり、本体内部には上壇5、中壇6、引き戸7、下壇15が設けられている点は従来と特に変わりはない。
本実施例の特徴は、前記中壇6の両側部に本体の側壁11に沿って水平方向に延長された脇棚6’、6’’を設けた点であり、従来の矩形棚を凹形に形成し、仏壇中央の空間を十分広く確保しながら中壇の面積を実質上拡大し、お位牌や仏飯をより多く安置できるようにしたことである。
この延長された棚板6’、6’’は、従来の矩形の中壇6の両側前方に別体で取り付けてもよく、この場合中壇6と同一平面になるように取り付けるのが望ましいが、背の高い位牌などを置く場合は若干下方にずらせて設置しても良い。
更に本実施例では、両側の柱13、13’に折り畳み式に連なった一連の開き扉16、16’が蝶番(図4の写真h1、h2参照)を介して取り付けられる。この一枚扉の外側(表面)は従来の雨戸と同様のうるし塗り面17(図4の写真参照)となっており、内側に障子戸18が収容できる戸袋が形成されている。この戸袋の上部には図3に示すように障子戸18を縦向けに挿入できる開口19が設けられており、その内面側は枠部分を残して図のように広く開口されている。
従ってこの扉上部の挿入口19から障子戸18を差し込むことにより、扉を開いた状態では図4の写真の右側に見られるように格子状の桟を備えた障子戸の姿となり、扉を閉じた状態では写真の左側のように通常のうるし塗りの正面扉(雨戸17)の姿となる。
通常、雨戸の内面には金箔などの飾り付けが貼られているが、扉を開いて礼拝するときには障子戸18の桟を通してこの金箔飾りが映るので、一重扉であっても礼拝者には二重扉と同じ感覚を与え何ら違和感は生じない。
このように、雨戸の内側に障子戸を一体的に組み合わせて一重扉としたことにより、扉は柱13、13’の外側だけにヒンジ結合すればよく、仏壇正面の正面開口空間が広くなり、より多くの仏具を仏壇本体内に飾り付けることができる。又従来の二重扉に較べて製作コストも大幅に低減できることは明らかであり商品価値も向上する。
尚、仏壇本体1の天井部12の下方には縦格子20が設けられているので、本体の天井板を外しその天井空間部に照明灯などを配置すれば、本体内部空間全体を柔らかい光で照らすことも可能である。このようにすれば本体内部全体が明るくなりご本尊等が浮き上がって荘厳な感じを作りだすことができる。
また本実施例では下台2の上框部21に引き出し式の招来棚8を設けたことも一つの特徴である。
通常の仏壇では図1に示されるように、本体1の下框9に招来棚8が設けられているが、図2の実施例のようにこれを下台2の上框21に設けることにより招来棚の横幅をより広くすることができ、祭事に際してより多くの仏具を飾ることができる。
又通常の仏壇ではこの上框21の下部に物入れ空間があり、中に棚板が配置されており、引き戸(図1の符号10)が設けられているのが普通であるが、本実施例では棚板をなくし、併せて下台の物入れ空間をより広く開口できるよう、戸22を手前に開く開き戸とした。(22’参照)。
このようにすることにより、焼香台や木魚・花台など大きな仏具でも余裕をもって収納できるようになり、全体が小ぶりであっても使い勝手がよく機能性の高い仏壇となる。
以上本考案実施例のものは、従来の仏壇のイメージ尊厳性を何ら損なうことなく全体としての利便性・機能性をより高め、同時に低コスト化を達成したもので、商品としての実用的効果は極めて大きい。
従来汎用的に使用されている仏壇の正面図 本考案実施例の仏壇の正面から見た斜視図 仏壇正面の扉部分の構造・動作説明図 正面扉の一方を閉じ、他方の扉を開いた状態を示す図面代用写真 仏壇本体内の上段、中壇及び下台の招来棚に仏具を安置した状態の一例を示す図面代用写真
符号の説明
1 仏壇本体
2 本体を載置する下台
3 従来の雨戸
4 従来の障子戸
5 ご本尊や仏像を安置する上壇
6 お位牌などを安置する中壇
6’ 左脇棚
6’’ 右脇棚
8 招来棚
11 仏壇本体の側壁
12 本体の天井部
13 仏壇本体の前柱
14 本体の下框
15 仏壇本体の下壇
16 仏壇本体の正面扉
17 扉正面(雨戸)
18 障子戸
19 戸袋の障子戸挿入口
20 仏壇天井部の格子部(明かり採り)
21 下台の上框部
22 下台の物入れの開き戸

Claims (3)

  1. 仏壇本体内部の中壇の両側部前方に、本体の側壁に沿って水平方向に延びる脇棚を設けたことを特徴とする仏壇。
  2. 仏壇本体の正面扉を構成する雨戸の内側に、障子戸を着脱可能に収容する戸袋を設けこの戸袋の内側を広く開口することにより、一重の扉で外側は雨戸として機能し、内側は障子戸として機能するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の仏壇。
  3. 請求項1に記載の仏壇本体を載置する下台の上框部に出し入れ可能な招来棚を設け、その下段に観音開きの扉を備えた物入れ室を構成したことを特徴とする仏壇。
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