JPH074808U - 内燃機関のデコンプ装置 - Google Patents

内燃機関のデコンプ装置

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JPH074808U
JPH074808U JP3688393U JP3688393U JPH074808U JP H074808 U JPH074808 U JP H074808U JP 3688393 U JP3688393 U JP 3688393U JP 3688393 U JP3688393 U JP 3688393U JP H074808 U JPH074808 U JP H074808U
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧抜き孔に目詰りが生じることがなく、機関
始動が常に有効に行われること。 【構成】 シリンダ6の燃焼室20に設けられた圧抜き
孔17側に往復動して圧抜き通路23を開閉する弁体2
5の前記圧抜き孔17側先端部に、前記弁体25の前記
圧抜き孔17側への移動時に該圧抜き孔17へ挿通され
る針状突部25aを設けてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種の小型作業機械等に動力源として搭載される内燃機関のデコン プ装置に関し、圧抜き孔の目詰まりを防止して、機関始動が常に有効に行えるこ とを特徴とする。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に使用されている各種の小型作業機械等は、空冷2サイクル形式の 内燃機関を動力源として搭載し、該内燃機関をリコイル式の手動式始動器等によ って始動させていた。
【0003】 そして、前記手動式始動器等を作動させる際に、内燃機関を構成するシリンダ の燃焼室内を減圧し、機関始動を容易にするデコンプ装置を設けている(実公平 3ー55815号公報、実開平4−132458号公報等)。
【0004】 該従来のデコンプ装置は、シリンダの燃焼室に設けられた圧抜き孔部に弁を設 け、該弁を往復動させて圧抜き孔を開閉する構成になっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、動力源として前記内燃機関を長期間使用すると、シリンダの燃 焼室内に発生したカーボン等が前記圧抜き孔部に付着堆積し、圧抜き孔が目詰り し、次の機関始動が有効に行われない場合があった。すなわち、デコンプ装置が 機能しなくなり、機関始動に手数を要する場合があった。
【0006】 本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、長期間使用しても圧抜き孔の目詰 りが生じることがなく、機関始動が常に有効に行われるデコンプ装置を提供する ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案は、シリンダの燃焼室に設けられた圧抜き孔 側に往復動して圧抜き通路を開閉する弁体の前記圧抜き孔側先端部に、前記弁体 の前記圧抜き孔側への移動時に該圧抜き孔へ挿通される針状突部を設けた構成と したものである。
【0008】
【作用】
内燃機関の始動に際して、作業者が可撓性キャップ31を指先で押圧すると、 該可撓性キャップ31を介して作動部が27が押圧され、従来と同様に弁体25 が圧抜き孔17側に移動させられて弁本体22から離され、圧抜き通路23が開 放され、シリンダ6の燃焼室20内の圧縮混合気の一部が前記圧抜き孔17、圧 抜き通路23及び排気孔29を通って外部へ排出され、シリンダ6の燃焼室20 内が減圧されて機関始動が容易となる。
【0009】 本考案では、前記弁体25の圧抜き孔17側への移動時に弁体25の前記圧抜 き孔17側先端に設けた針状突部25aが圧抜き孔17へ挿通される。したがっ て、圧抜き孔17内にシリンダ6の燃焼室20内で発生したカ−ボン等が付着堆 積しにくい。
【0010】 また、仮に圧抜き孔17内にカ−ボン等が付着堆積したとしても、前記針状突 部25aにより突き崩され、目詰まりが生じることがなく、デコンプ装置として の機能が確保されるため、機関始動に手数を要することなく、機関始動を常に有 効に行うことができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1は本考案のデコンプ装置の一実施例縦断面図、図2はその始動操作時を示 す縦断面図、図3は圧抜き孔に挿通される針状突部の他の実施例を示す断面図、 図4は従来例を示し、内燃機関の要部断面図である。
【0013】 小型作業機の一例としてのチェ−ンソ−は、たとえば、図4に示されているよ うに、一般にその本体部1に動力源としての空冷2サイクル形式の内燃機関2が 、その周囲をカバー3で覆われて搭載されるとともに、作業者が把持しやすい前 部ハンドル4が前記カバー3の上方及び側部の外側を取り巻く形状で前記本体部 1に取り付けられている。
【0014】 さらに、前記内燃機関2は、ピストン5を往復動可能に設けたシリンダ6と、 該シリンダ6の下方に設けられ且つクランク軸7を回転可能に支持するクランク ケース8とを有して構成され、前記ピストン5とクランク軸7は連接棒9によっ て連結されている。
【0015】 そして、前記クランクケース8から突出した前記クランク軸7の一端に冷却フ アン10が取り付けられるとともに、前記カバー3の内側に手動式始動器11が 前記クランク軸7と同軸状に設けられている。
【0016】 図4に示された前記手動式始動器11は通常のリコイル式の始動器であり、そ の回転ドラム12が前記冷却フアン10に設けられた遠心ラチエット13を介し て前記冷却フアン10すなわちクランク軸7へ連結されている。
【0017】 さらに、前記回転ドラム12はその背後に設けられたゼンマイ14に連結され るとともに、その周溝15内にリコイルロープ16の内端部を固定して巻回し、 外端部(図示せず)が前記カバー3から上方外部へ突出する形状で配置されてい る。
【0018】 前記内燃機関2の始動時には、作業者が前記リコイルロープ16の外端部を引 っ張ることによって回転ドラム12が回転させられると、該回転ドラム12の回 転力が遠心ラチエット13を介してクランク軸7を回転させ、前記ピストン5を 往復動させて内燃機関2を始動せしめるように構成されている。
【0019】 なお、前記のごとく内燃機関2の始動時に作業者によって引っ張られたリコイ ルロープ16は、作業者が手を離すと該リコイルロープ16の引っ張り時に前記 ゼンマイ14に蓄積されたバネ力によって前記回転ドラム12が逆回転させられ て前記リコイルロープ16を自動的に前記回転ドラム12の周溝15内に巻き戻 すことができるように構成されている。
【0020】 さらに、前記内燃機関2のシリンダ6の上部適位置に圧抜き孔17が形成され 、該圧抜き孔17にデコンプ装置18が取り付けられている。本考案はこのデコ ンプ装置18の改良に関するもので、以下において詳細に説明する。
【0021】 前記圧抜き孔17は、前記ピストン5の上死点よりも下方の、内燃機関2のア イドル運転に支障をきたさない適宜の位置に設けられ、該圧抜き孔17部に前記 デコンプ装置18が設けられている。
【0022】 すなわち、前記圧抜き孔17部に圧抜き通路23を有する弁本体22を取り付 け、該弁本体22の前記圧抜き通路23に弁体25を嵌挿し、該弁体25を前記 圧抜き孔17側に往復動させることにより圧抜き通路23が開閉される構成とな っている。
【0023】 図中、27は作動部、28は前記弁体25を復帰させる圧縮コイルばね、29 は前記弁本体22に設けた排気孔、31は前記カバー3に嵌着された前記作動部 27を覆う可撓性キャップ、そして30は前記弁体25を、図2に示すごとく、 始動時の開位置に仮止めするためのスプリングリングである。
【0024】 前記構成において、作業者が指先で前記可撓性キャップ31を介して前記作動 部27を前記圧縮コイルばね28に抗して押圧することにより、前記圧抜き通路 23が開放され、前記排気孔29よりシリンダ6の燃焼室20内の圧縮混合気の 一部が外部へ排出され、前記燃焼室20内が減圧される構成となっている。
【0025】 本考案では、前記圧抜き孔17側に往復動して圧抜き通路23を開閉する弁体 25の前記圧抜き孔17側先端部に、前記弁体25の前記圧抜き孔17側への移 動時に該圧抜き孔17へ挿通される針状突部25aを設けたことを特徴とするも のである。
【0026】 なお、本考案で言う針状突部25aとは、図1、図2に示すように前記圧抜き 孔17に挿通した際に該圧抜き孔17をを閉じることのない形状、すなわち、圧 抜き孔17よりも細径であり、前記燃焼室20内へ突出することのない形状のも のであることを意味する。
【0027】 もっとも、必ずしも単純な形状の針状に限定されるものではなく、前記圧抜き 孔17を完全に閉じてしまわない形状であれば、たとえば、図3に示すような十 文字形状であっても、その他の形状であってもよい。
【0028】 なお、図3に示した十文字形状の針状突部25aの場合には、単純な針状形状 の場合よりも通気面積を大きくすることができるとともに、優れた目詰まり防止 効果を得ることができる。
【0029】 すなわち、指先による弁体25の押圧移動時及び復帰時等に、弁体25が自然 回動することを利用して、例えば、十文字形状とすると該十文字形状部が圧抜き 孔17内で自然回動する際に、該圧抜き孔17の内周全面の堆積物を削り落とし 、目詰まりを一層効果的に防止する。
【0030】
【考案の効果】
本考案によれば、圧抜き孔に目詰まりが生じることがないため、機関始動を常 に有効に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のデコンプ装置の一実施例縦断面図であ
る。
【図2】その始動操作時を示す縦断面図である。
【図3】圧抜き孔に挿通される針状突部の他の実施例を
示す断面図である。
【図4】従来例を示し、内燃機関の要部断面図である。
【符号の説明】
6 シリンダ 17 圧抜き孔 20 燃焼室 23 圧抜き通路 25 弁体 25a 針状突部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ6の燃焼室20に設けられた圧
    抜き孔17側に往復動して圧抜き通路23を開閉する弁
    体25の前記圧抜き孔17側先端部に、前記弁体25の
    前記圧抜き孔17側への移動時に該圧抜き孔17へ挿通
    される針状突部25aを設けたことを特徴とする内燃機
    関のデコンプ装置。
JP3688393U 1993-06-11 1993-06-11 内燃機関のデコンプ装置 Expired - Fee Related JP2593800Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5271769U (ja) * 1975-11-20 1977-05-28
JPS5653461U (ja) * 1979-10-02 1981-05-11
JP2014516393A (ja) * 2011-02-23 2014-07-10 アカーテース パワー,インク. エンジンブレーキ付き2ストローク対向ピストンエンジン

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DE4420195A1 (de) 1994-12-15
DE4420195C2 (de) 1996-09-05
SE9401983D0 (sv) 1994-06-08
SE507967C2 (sv) 1998-08-03

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