JPH0747820Y2 - シールドコネクタ - Google Patents

シールドコネクタ

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JPH0747820Y2
JPH0747820Y2 JP6203890U JP6203890U JPH0747820Y2 JP H0747820 Y2 JPH0747820 Y2 JP H0747820Y2 JP 6203890 U JP6203890 U JP 6203890U JP 6203890 U JP6203890 U JP 6203890U JP H0747820 Y2 JPH0747820 Y2 JP H0747820Y2
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JP
Japan
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connector
cable
lead wire
insulating resin
shield
Prior art date
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Application number
JP6203890U
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JPH0421080U (ja
Inventor
英裕 岩瀬
Original Assignee
東芝ケミカル株式会社
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は電磁波シールド性能を有するシールドコネクタ
に関する。
(従来の技術) 従来から、電磁波をシールドすることのできるシールド
コネクタとしては、第5図(a)に示すように外側をメ
タルカバー1で覆われた絶縁性樹脂成形体2内を複数の
コネクタピン3が貫通し、このコネクタピン3の露出し
ている一端とケーブルのそれぞれのリード線4とを半田
5により電気的に結合させるとともにケーブルのシール
ド編組6を引出して撚合わせ、メタルカバー1に半田5
付けしてケーブルシールド編組6とメタルカバー1とを
電気的に結合させ、これら本体の外層に、第5図(b)
に示すような内側に導電性塗料7を塗布したコネクタカ
バー8を被せることにより、前記ケーブルのリード線部
のシールドを行うようにした構造のものが知られてい
る。
(考案が解決しようとする課題) このようなシールドコネクタにおいては、ケーブルのシ
ールド編組とメタルカバーとの電気的結合を、ケーブル
のシールド編組をわざわざ引出し、撚合わせてメタルカ
バーに半田付けすることにより行い、またケーブルのリ
ード線部のシールドをコネクタカバーの内側に導電性塗
料を塗布することにより行っているため製造工程が複雑
になり、またシールド性能が十分でないいう問題があっ
た。
本考案はこのような問題を解決するためなされたもの
で、容易に製造でき、しかもシールド性能の良好なシー
ルドコネクタを提供することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、ケーブルのシールド編組とメタルカバーとの
電気的結合およびケーブルのリード線部のシールドを導
電性樹脂のインサート成形により行い、それに伴って必
要とされるケーブルのリード線の絶縁封止を、コネクタ
カバーの成形と同時に絶縁性樹脂をインサート成形する
ことにより行うようにしたものである。
すなわち、本考案のシールドコネクタは、外側をメタル
カバーで覆われた絶縁性樹脂成形体内を所定の間隔をあ
けて貫通している複数のコネクタピンの、一方の端をケ
ーブルのそれぞれのリード線に半田付けするとともに、
前記コネクタピンとリード線をインサート成形により絶
縁性樹脂で封止し、さらにこの絶縁性樹脂の外周に導電
性樹脂の層を設けてケーブルのリード線部をシールドす
るとともにケーブルのシールド編組と前記メタルカバー
とを電気的に結合させ、最外層に、前記絶縁性樹脂と同
時に成形しておいたコネクタカバーを被せてなることを
特徴としている。
(作用) このようにケーブルのシールド編組とメタルカバーとの
電気的結合およびケーブルリード線部のシールドを導電
性樹脂のインサート成形によって一工程で行うことがで
き、従来の半田付け工程や導電性塗料の塗布工程が不要
となり、しかもシールド効果が向上する。また、ケーブ
ルリード線の絶縁封止はコネクタカバーの成形と同時に
行うことができるので、成形工程を増やすことなく製造
することができる。
(実施例) 次に、本考案の一実施例について図面を用いて説明す
る。
第1図(a)は本考案の一実施例を示すシールドコネク
タの断面図、第1図(b)は第1図(a)のI−I線に
沿って切断した断面図、第2図、第3図(a)、(b)
および第4図(a)、(b)は本考案のシールドコネク
タの製造方法を説明するための図である。
本考案においては、第1図(a)に示すように外側をメ
タルカバー11で覆われた絶縁性樹脂成形体12内を複数の
コネクタピン13が所定の間隔をあけて貫通し、このコネ
クタピン13の露出している一端とケーブルのそれぞれの
リード線14とが半田15により電気的に結合してコネクタ
本体を構成している。このコネクタ本体のコネクタピン
とリード線の外周は絶縁性樹脂19のインサート成形によ
り絶縁封止され、さらにこの絶縁性樹脂19の外周には導
電性樹脂17の層がケーブルのシールド編組16からメタル
カバー11にまたがって形成されている。そして、この導
電性樹脂17の層の外側には第1図(b)に示すように一
対のコネクタカバー18a、18bがその端部で嵌合するよう
に被さって最外層を形成している。
このようなシールドコネクタを製造するには、まず第2
図に示すように外側をメタルカバー11で覆われた絶縁性
樹脂成形体12内を所定間隔あけて貫通する複数のコネク
タピン13の一端をケーブルのリード線14にそれぞれ半田
15付してコネクタ本体を製造する。次に、このコネクタ
本体を金型にインサートして第3図(a)に示すように
コネクタピン13とリード線14の外周を絶縁性樹脂で覆っ
て封止するとともに、同じ金型で最外層を構成すること
になる一対のコネクタカバー18a、18bを第3図(b)に
示すようにそれぞれ表側と裏側を向けて、かつ端縁部で
嵌合するよう段差を設けて成形しておく。次いで、この
絶縁性樹脂で封止されたコネクタ本体を導電性樹脂用金
型にインサートし、第4図(a)に示すように導電性樹
脂17をケーブルのシールド編組16とメタルカバー11にま
たがって絶縁性樹脂19の外周に形成してケーブルのシー
ルド編組16とメタルカバー11とが電気的に結合するよう
にする。第4図(a)のI−I線に沿って切断した断面
図である第4図(b)によるとコネクタピン13の外周に
は順次絶縁性樹脂19、メタルカバー11、導電性樹脂17が
形成されることになる。そして、第4図(a)、(b)
におけるコネクタカバー18a、18bを端部で嵌合するよう
にコネクタ本体に被せると組立てが完了し、第1図
(a)、(b)に示すようなシールドコネクタが得られ
る。このような構造のシールドコネクタはケーブルリー
ド線のシールド効果も高く、製造も容易に行うことがで
きる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案のシールドコネクタにおいて
は、ケーブルのシールド編組とメタルカバーとの電気的
結合およびケーブルのリード線部のシールドを導電性樹
脂のインサート成形により一工程で行うので、ケーブル
のシールド編組とメタルカバーとの半田付けやコネクタ
カバーへの導電性塗料の塗布工程が不要になり、工程が
簡易なものとなるうえ、ケーブルリード線部のシールド
効果も向上する。また、ケーブルリード線の絶縁封止を
コネクタカバーの成形と同時に行うことができるので、
成形工程を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)は本考案の一実施例を示すシールドコネク
タの断面図、第1図(b)は第1図(a)におけるI−
I線に沿って切断した断面図、第2図、第3図(a)、
(b)および第4図(a)、(b)は本考案のシールド
コネクタを製造する方法を説明するための図で、第2
図、第3図(a)、第4図(a)はシールドコネクタの
断面図、第3図(b)、第4図(b)はそれぞれ第3図
(a)、第4図(a)におけるI−I線に沿って切断し
た断面図、第5図(a)は従来例を示すシールドコネク
タの断面図、第5図(b)は一部切断して内側を露出さ
せた従来のコネクタカバーの平面図である。 1、11……メタルカバー 2、12……絶縁性樹脂成形体 3、13……コネクタピン 4、14……リード線 5、15……半田 6、16……シールド編組 7……導電性塗料 8、18a、18b……コネクタカバー 17……導電性樹脂 19……絶縁性樹脂

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外側をメタルカバーで覆われた絶縁性樹脂
    成形体内を所定の間隔をあけて貫通している複数のコネ
    クタピンの、一方の端をケーブルのそれぞれのリード線
    に半田付けするとともに、前記コネクタピンとリード線
    をインサート成形により絶縁性樹脂で封止し、さらにこ
    の絶縁性樹脂の外周に導電性樹脂の層を設けてケーブル
    のリード線部をシールドするとともにケーブルのシール
    ド編組と前記メタルカバーとを電気的に結合させ、最外
    層に、前記絶縁性樹脂と同時に成形しておいたコネクタ
    カバーを被せてなることを特徴とするシールドコネク
    タ。
JP6203890U 1990-06-11 1990-06-11 シールドコネクタ Expired - Lifetime JPH0747820Y2 (ja)

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JP6203890U JPH0747820Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11 シールドコネクタ

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JP6203890U JPH0747820Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11 シールドコネクタ

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Publication Number Publication Date
JPH0421080U JPH0421080U (ja) 1992-02-21
JPH0747820Y2 true JPH0747820Y2 (ja) 1995-11-01

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ID=31590827

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JP6203890U Expired - Lifetime JPH0747820Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11 シールドコネクタ

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KR20180005019A (ko) * 2016-07-05 2018-01-15 주식회사 만도 전장기기의 쉴드와이어 접지 구조

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JPH0421080U (ja) 1992-02-21

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